JP2002039267A - 防振部材及び防振装置 - Google Patents
防振部材及び防振装置Info
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- B27—WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
- B27B—SAWS FOR WOOD OR SIMILAR MATERIAL; COMPONENTS OR ACCESSORIES THEREFOR
- B27B17/00—Chain saws; Equipment therefor
- B27B17/0033—Devices for attenuation of vibrations
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F1/00—Springs
- F16F1/36—Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers
- F16F1/373—Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers characterised by having a particular shape
- F16F1/3732—Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers characterised by having a particular shape having an annular or the like shape, e.g. grommet-type resilient mountings
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F2230/00—Purpose; Design features
- F16F2230/0047—Measuring, indicating
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- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Forests & Forestry (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
- Springs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 部品点数、コストの削減及び組立ての容易化
とともに、高い減衰効率を有する防振部材及び防振装置
を提供する。 【解決手段】 弾性部材からなり、中心に設けられた取
付孔２の一方端部２ａに拡径部３が形成され、該拡径部
３の外周位置に凹溝４が形成されてなる防振部材１、及
び該防振部材１の前記拡径部３及び凹溝４にそれぞれ振
動源側部材７，８が適合させられて、前記防振部材１の
一方端部１ａが取着され、さらに前記防振部材１の前記
拡径部３から挿入された取付部材９により、前記防振部
材１の他方端部１ｂが受振側部材１１に固定されてなる
防振装置。
とともに、高い減衰効率を有する防振部材及び防振装置
を提供する。 【解決手段】 弾性部材からなり、中心に設けられた取
付孔２の一方端部２ａに拡径部３が形成され、該拡径部
３の外周位置に凹溝４が形成されてなる防振部材１、及
び該防振部材１の前記拡径部３及び凹溝４にそれぞれ振
動源側部材７，８が適合させられて、前記防振部材１の
一方端部１ａが取着され、さらに前記防振部材１の前記
拡径部３から挿入された取付部材９により、前記防振部
材１の他方端部１ｂが受振側部材１１に固定されてなる
防振装置。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、動力作業機から発
生し、作業者に伝わる振動を減衰させる防振部材及び防
振装置に関する。
生し、作業者に伝わる振動を減衰させる防振部材及び防
振装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】本件出願人は、動力作業機から発生する
振動を減衰させる装置として、これまでに各種の防振装
置を提案している（実公昭６１−２１６２７号公報、実
公平７−７５８号公報等参照）。
振動を減衰させる装置として、これまでに各種の防振装
置を提案している（実公昭６１−２１６２７号公報、実
公平７−７５８号公報等参照）。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、部品及びコ
ストの削減、さらに組立ての容易化とともに、振動の減
衰効率を高めた防振部材及び防振装置を提供することを
目的とする。
ストの削減、さらに組立ての容易化とともに、振動の減
衰効率を高めた防振部材及び防振装置を提供することを
目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】請求項１に示す本発明の
防振部材は、弾性部材からなり、中心に設けられた取付
孔の一方端部に拡径部が形成され、該拡径部の外周位置
に凹溝が形成されてなることを特徴とする。
防振部材は、弾性部材からなり、中心に設けられた取付
孔の一方端部に拡径部が形成され、該拡径部の外周位置
に凹溝が形成されてなることを特徴とする。
【０００５】この請求項１によれば、防振部材の端部の
取り付けに特別の部品を準備する必要がなく、前記取付
孔の一方端部に形成された前記拡径部及び該拡径部の外
周位置に形成された前記凹溝を利用して取着される。
取り付けに特別の部品を準備する必要がなく、前記取付
孔の一方端部に形成された前記拡径部及び該拡径部の外
周位置に形成された前記凹溝を利用して取着される。
【０００６】すなわち、前記防振部材の一方端部が取り
付けられる、例えば、振動源側部材を、予め、前記拡径
部及び前記凹溝に適合する形状に形成しておくことによ
り、前記防振部材の前記拡径部と前記凹溝間を前記振動
源側部材によって挟持させることができ、さらに前記凹
溝の形成によって前記防振部材の一方端部に形成された
フランジ部により防振部材の抜け出しが確実に防止され
て取着される。
付けられる、例えば、振動源側部材を、予め、前記拡径
部及び前記凹溝に適合する形状に形成しておくことによ
り、前記防振部材の前記拡径部と前記凹溝間を前記振動
源側部材によって挟持させることができ、さらに前記凹
溝の形成によって前記防振部材の一方端部に形成された
フランジ部により防振部材の抜け出しが確実に防止され
て取着される。
【０００７】請求項２に示す本発明の防振装置は、防振
部材の中心に設けられた取付孔の一方端部に拡径部が形
成され、該拡径部の外周位置に凹溝が形成されてなり、
前記防振部材の前記拡径部及び前記凹溝にそれぞれ振動
源側部材又は受振側部材が適合せしめられるとともに、
前記防振部材の端部が前記受振側部材又は前記振動源側
部材に前記防振部材の前記拡径部から挿入された取付部
材により固定されてなる防振装置である。
部材の中心に設けられた取付孔の一方端部に拡径部が形
成され、該拡径部の外周位置に凹溝が形成されてなり、
前記防振部材の前記拡径部及び前記凹溝にそれぞれ振動
源側部材又は受振側部材が適合せしめられるとともに、
前記防振部材の端部が前記受振側部材又は前記振動源側
部材に前記防振部材の前記拡径部から挿入された取付部
材により固定されてなる防振装置である。
【０００８】なお、前記防振部材の両端部が取り付けら
れる相手側部材の称呼は相対的であり、いずれが振動源
側部材で、いずれが受振側部材であるかを特定するもの
ではない。
れる相手側部材の称呼は相対的であり、いずれが振動源
側部材で、いずれが受振側部材であるかを特定するもの
ではない。
【０００９】この請求項２によれば、機体の組立て時
に、前記防振部材の取付孔の一方端部に形成された拡径
部及び該拡径部の外周位置に形成された凹溝に、それぞ
れ機体側部材が適合させられて前記防振部材の一方端部
が取着される。すなわち、前記防振部材の一方端部の取
り付けが機体組立てと同時に行われ、取り付けのための
特別部品を準備する必要がなく、部品点数及びコストの
削減を図ることができるとともに、前記防振部材端部の
弾性を損ねることがなく、弾性を有効に保持した取着方
法であるため、振動に対して高い減衰効率が得られる。
に、前記防振部材の取付孔の一方端部に形成された拡径
部及び該拡径部の外周位置に形成された凹溝に、それぞ
れ機体側部材が適合させられて前記防振部材の一方端部
が取着される。すなわち、前記防振部材の一方端部の取
り付けが機体組立てと同時に行われ、取り付けのための
特別部品を準備する必要がなく、部品点数及びコストの
削減を図ることができるとともに、前記防振部材端部の
弾性を損ねることがなく、弾性を有効に保持した取着方
法であるため、振動に対して高い減衰効率が得られる。
【００１０】さらに、前記防振部材の一方端部の相手側
部材への取着とともに、前記防振部材の前記取付孔を利
用して前記拡径部から取付部材を挿入し、前記防振部材
の他方端部を相手側部材に固定することができ、組立作
業も容易である。
部材への取着とともに、前記防振部材の前記取付孔を利
用して前記拡径部から取付部材を挿入し、前記防振部材
の他方端部を相手側部材に固定することができ、組立作
業も容易である。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の一形態を
図面に基づいて説明する。図１は、本発明の実施の一形
態に係る防振部材の断面図、図２は、図１の防振部材を
使用した背負形式動力送風作業機の防振装置部を示す要
部断面図、図３は、図２のＡ部拡大断面図、図４は、図
２のＢ部拡大断面図である。
図面に基づいて説明する。図１は、本発明の実施の一形
態に係る防振部材の断面図、図２は、図１の防振部材を
使用した背負形式動力送風作業機の防振装置部を示す要
部断面図、図３は、図２のＡ部拡大断面図、図４は、図
２のＢ部拡大断面図である。
【００１２】本発明の実施の一形態に係る防振部材１
は、適宜の弾性を有するゴム等からなり、中心に円形の
取付孔２が設けられた筒体形状からなる。図１に示す実
施の一形態では、全体外形が裁頭円錐形状に形成されて
いる。
は、適宜の弾性を有するゴム等からなり、中心に円形の
取付孔２が設けられた筒体形状からなる。図１に示す実
施の一形態では、全体外形が裁頭円錐形状に形成されて
いる。
【００１３】前記取付孔２の一方端部２ａに、前記取付
孔２の内径より大きい径を有する拡径部３が形成され、
さらに、該拡径部３の外周位置に凹溝４が形成される。
孔２の内径より大きい径を有する拡径部３が形成され、
さらに、該拡径部３の外周位置に凹溝４が形成される。
【００１４】図中、５は、前記凹溝４の形成により前記
防振部材１の端部１ａ、すなわち、前記拡径部３側端部
に形成されたフランジ、図中、６は、前記取付孔２の前
記一方端部２ａと反対側の他方端部２ｂの前記取付孔２
の底部に焼付けられたカップ状金属座金であり、その中
央部には、後に述べるボルト等の取付部材９が貫通する
透孔６ａが形成されている。
防振部材１の端部１ａ、すなわち、前記拡径部３側端部
に形成されたフランジ、図中、６は、前記取付孔２の前
記一方端部２ａと反対側の他方端部２ｂの前記取付孔２
の底部に焼付けられたカップ状金属座金であり、その中
央部には、後に述べるボルト等の取付部材９が貫通する
透孔６ａが形成されている。
【００１５】前記構成の防振部材１は、前記拡径部３
に、例えば、振動源側部材７の円筒状部７ａを挿入適合
させ、前記凹溝４に、例えば、振動源側部材８の透孔形
成部８ａを外嵌適合させることにより、前記両部７ａ及
び８ａにより、前記防振部材１の前記拡径部３と凹溝４
間が挟持され、さらに前記フランジ５の存在によってそ
の抜け出しが確実に防止されて取着される。
に、例えば、振動源側部材７の円筒状部７ａを挿入適合
させ、前記凹溝４に、例えば、振動源側部材８の透孔形
成部８ａを外嵌適合させることにより、前記両部７ａ及
び８ａにより、前記防振部材１の前記拡径部３と凹溝４
間が挟持され、さらに前記フランジ５の存在によってそ
の抜け出しが確実に防止されて取着される。
【００１６】しかも、前記振動源側部材７及び８で、前
記防振部材１の前記一方端部１ａの弾性を損ねることな
く挟持し、弾性を有効に保持した取着方法であるため、
高い振動減衰効率を得ることができる。
記防振部材１の前記一方端部１ａの弾性を損ねることな
く挟持し、弾性を有効に保持した取着方法であるため、
高い振動減衰効率を得ることができる。
【００１７】図２には、前記本発明の防振部材１を使用
した背負式動力送風作業機の要部断面図が示されてい
る。すなわち、例えば、受振側部材１１となる作業者が
背負う背負架台１０と、例えば、前記振動源側部材７及
び８となる、背負式動力送風作業機の本体Ｍとの間に、
前記防振部材１が介在させられている。
した背負式動力送風作業機の要部断面図が示されてい
る。すなわち、例えば、受振側部材１１となる作業者が
背負う背負架台１０と、例えば、前記振動源側部材７及
び８となる、背負式動力送風作業機の本体Ｍとの間に、
前記防振部材１が介在させられている。
【００１８】図２において、前記振動源側部材７及び８
は、前記本体Ｍの一部であり、該本体Ｍは、動力源とし
ての空冷２サイクルエンジン等の内燃機関１２、該内燃
機関１２に隣接して遠心式送風機１３が設けられ、該遠
心式送風機１３が前記内燃機関１２によって駆動させら
れるようになっている。その他、明示していないが、燃
料タンク、各種操作レバー等が組み付けられている。
は、前記本体Ｍの一部であり、該本体Ｍは、動力源とし
ての空冷２サイクルエンジン等の内燃機関１２、該内燃
機関１２に隣接して遠心式送風機１３が設けられ、該遠
心式送風機１３が前記内燃機関１２によって駆動させら
れるようになっている。その他、明示していないが、燃
料タンク、各種操作レバー等が組み付けられている。
【００１９】前記構成において、前記防振部材１を使用
した防振装置は、前記のごとく、前記背負架台１０と前
記本体Ｍ間、具体的には、前記背負架台１０と前記本体
Ｍを構成する前記遠心式送風機１３のボリュートケース
１４との間に介装され、図中に、Ａ部及びＢ部として示
されている。
した防振装置は、前記のごとく、前記背負架台１０と前
記本体Ｍ間、具体的には、前記背負架台１０と前記本体
Ｍを構成する前記遠心式送風機１３のボリュートケース
１４との間に介装され、図中に、Ａ部及びＢ部として示
されている。
【００２０】なお、前記ボリュートケース１４は、その
製作の便宜上、縦方向に前後二分割されたケーシング前
半体１４ａ及びケーシング後半体１４ｂからなり、その
周囲の適数個所をボルト、ナット等１５により結合して
構成されている。
製作の便宜上、縦方向に前後二分割されたケーシング前
半体１４ａ及びケーシング後半体１４ｂからなり、その
周囲の適数個所をボルト、ナット等１５により結合して
構成されている。
【００２１】まず、下側取り付け部である前記Ａ部につ
いて説明する。下側左右二個所に配設された前記Ａ部に
おいては、前記防振部材１の前記一方端部１ａに形成さ
れた前記凹溝４に、前記振動源側部材８として、前記遠
心式送風機１３を構成する前記ボリュートケース１４の
前記ケーシング前半体１４ａに予め形成した透孔形成部
１４ｃが適合させられている。
いて説明する。下側左右二個所に配設された前記Ａ部に
おいては、前記防振部材１の前記一方端部１ａに形成さ
れた前記凹溝４に、前記振動源側部材８として、前記遠
心式送風機１３を構成する前記ボリュートケース１４の
前記ケーシング前半体１４ａに予め形成した透孔形成部
１４ｃが適合させられている。
【００２２】つぎに、前記防振部材１の前記取付孔２の
一方端部２ａに形成された拡径部３に、前記振動源側部
材７として、前記遠心式送風機１３を構成する前記ボリ
ュートケース１４の前記ケーシング後半体１４ｂに予め
形成した円筒状部１４ｄが適合させられ、同時に、前記
両ケーシング半体１４ａ及び１４ｂが、前記ボルト、ナ
ット等１５によって一体化される。
一方端部２ａに形成された拡径部３に、前記振動源側部
材７として、前記遠心式送風機１３を構成する前記ボリ
ュートケース１４の前記ケーシング後半体１４ｂに予め
形成した円筒状部１４ｄが適合させられ、同時に、前記
両ケーシング半体１４ａ及び１４ｂが、前記ボルト、ナ
ット等１５によって一体化される。
【００２３】前記Ａ部においては、前記ボリュートケー
ス１４の組立て時に、前記防振部材１の前記一方端部１
ａの前記凹溝４及び前記拡径部３間が、前記ボリュート
ケース１４を構成する前記ケーシング前半体１４ａの前
記透孔形成部１４ｃ及び前記ケーシング後半体１４ｂの
前記円筒状部１４ｄによって挟持され、さらに前記フラ
ンジ５により、抜け出しが確実に防止されて取着されて
いる。したがって、前記防振部材１の前記一方端部１ａ
の取り付けのために、特別な部品を用意する必要がな
い。
ス１４の組立て時に、前記防振部材１の前記一方端部１
ａの前記凹溝４及び前記拡径部３間が、前記ボリュート
ケース１４を構成する前記ケーシング前半体１４ａの前
記透孔形成部１４ｃ及び前記ケーシング後半体１４ｂの
前記円筒状部１４ｄによって挟持され、さらに前記フラ
ンジ５により、抜け出しが確実に防止されて取着されて
いる。したがって、前記防振部材１の前記一方端部１ａ
の取り付けのために、特別な部品を用意する必要がな
い。
【００２４】前記防振部材１の他方端部１ｂは、前記拡
径部３から挿入した前記ボルト等の取付部材９によっ
て、受振側部材１１、すなわち、図面実施の一形態で
は、前記背負架台１０の背面に予め一体成形された突出
部１０ａに固定される。
径部３から挿入した前記ボルト等の取付部材９によっ
て、受振側部材１１、すなわち、図面実施の一形態で
は、前記背負架台１０の背面に予め一体成形された突出
部１０ａに固定される。
【００２５】なお、前記Ａ部においては、抜け止め式ナ
ット部材２２と前記取付部材９による前記受振側部材１
１に対する固定に、前記防振部材１の取付孔２の他方端
部（底部）２ｂに焼付けた金属座金６と前記取付部材９
の頭部９ａが利用されている。
ット部材２２と前記取付部材９による前記受振側部材１
１に対する固定に、前記防振部材１の取付孔２の他方端
部（底部）２ｂに焼付けた金属座金６と前記取付部材９
の頭部９ａが利用されている。
【００２６】つぎに、上側取り付け部である、Ｂ部につ
いて説明する。上側中央一個所に配設された前記Ｂ部に
は、一体化された前記ボリュートケース１４と前記背負
架台１０間に、前記Ａ部に用いたものと同じ防振部材１
が逆向きに配設されている。なお、同部において、前記
Ａ部と同一部分には、同一符号が付されている。
いて説明する。上側中央一個所に配設された前記Ｂ部に
は、一体化された前記ボリュートケース１４と前記背負
架台１０間に、前記Ａ部に用いたものと同じ防振部材１
が逆向きに配設されている。なお、同部において、前記
Ａ部と同一部分には、同一符号が付されている。
【００２７】前記Ｂ部が、前記Ａ部と異なる点は、前記
防振部材１の前記取付孔２の前記一方端部２ａの前記拡
径部３には、前記受振側部材１１として、前記背負架台
１０に形成された円筒状部１０ｂが適合させられ、前記
拡径部３の外周位置に形成された凹溝４には、前記背負
架台１０側に設けられたリング状係止部材１６が適合さ
れている点、及びボルト等の取付部材９が、その頭部９
ａに抜け止め用大径ワッシャ１７を介して間筒９ｃとと
もに前記背負架台１０に貫通させられ、その先端の雄ね
じ部９ｂを、直接前記ボリュートケース１４の前記ケー
シング前半体１４ａに形成された雌ねじ孔１４ｅに螺合
し、万一前記防振部材１が破断しても、前記本体Ｍが脱
落せぬようにしている点である。
防振部材１の前記取付孔２の前記一方端部２ａの前記拡
径部３には、前記受振側部材１１として、前記背負架台
１０に形成された円筒状部１０ｂが適合させられ、前記
拡径部３の外周位置に形成された凹溝４には、前記背負
架台１０側に設けられたリング状係止部材１６が適合さ
れている点、及びボルト等の取付部材９が、その頭部９
ａに抜け止め用大径ワッシャ１７を介して間筒９ｃとと
もに前記背負架台１０に貫通させられ、その先端の雄ね
じ部９ｂを、直接前記ボリュートケース１４の前記ケー
シング前半体１４ａに形成された雌ねじ孔１４ｅに螺合
し、万一前記防振部材１が破断しても、前記本体Ｍが脱
落せぬようにしている点である。
【００２８】なお、図２中、１８は、前記背負架台１０
の底部、１９は、背及び腰当てクッション、２０は、背
負いバンド、２１は、携帯用グリップ、２２は、前記内
燃機関１２により駆動される送風用ファン、２３は、多
数の吸気孔２３ａを有するインテークグリドである。
の底部、１９は、背及び腰当てクッション、２０は、背
負いバンド、２１は、携帯用グリップ、２２は、前記内
燃機関１２により駆動される送風用ファン、２３は、多
数の吸気孔２３ａを有するインテークグリドである。
【００２９】
【発明の効果】前記本発明の防振部材及び防振装置によ
れば、部品点数及びコストの削減、さらに組立ての容易
化とともに、作業者に伝わる振動を効果的に減衰させる
ことができる。
れば、部品点数及びコストの削減、さらに組立ての容易
化とともに、作業者に伝わる振動を効果的に減衰させる
ことができる。
【図１】本発明の実施の一形態に係る防振部材の断面図
である。
である。
【図２】図１の防振部材を使用した背負式動力送風作業
機の防振装置部を示す要部断面図である。
機の防振装置部を示す要部断面図である。
【図３】図２のＡ部拡大断面図である。
【図４】図２のＢ部拡大断面図である。
１ 防振部材 １ｂ 端部 ２ 取付孔 ３ 拡径部 ４ 凹溝 ７、８ 振動源側部材 ９ 取付部材 １１ 受振側部材
Claims (2)
- 【請求項１】 弾性部材からなり、中心に設けられた取
付孔（２）の一方端部（２ａ）に拡径部（３）が形成さ
れ、該拡径部（３）の外周位置に凹溝（４）が形成され
てなることを特徴とする防振部材。 - 【請求項２】 防振部材（１）の中心に設けられた取付
孔（２）の一方端部（２ａ）に拡径部（３）が形成さ
れ、該拡径部（３）の外周位置に凹溝（４）が形成され
てなり、前記防振部材（１）の前記拡径部（３）及び前
記凹溝（４）にそれぞれ振動源側部材（７，８）又は受
振側部材（１１）が適合せしめられるとともに、前記防
振部材（１）の端部（１ｂ）が前記受振側部材（１１）
又は前記振動源側部材（７，８）に前記防振部材（１）
の前記拡径部（３）から挿入させられた取付部材（９）
により固定されてなることを特徴とする防振装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000230489A JP2002039267A (ja) | 2000-07-31 | 2000-07-31 | 防振部材及び防振装置 |
| US09/915,478 US6619409B2 (en) | 2000-07-31 | 2001-07-27 | Vibration-isolating member and vibration-isolating device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000230489A JP2002039267A (ja) | 2000-07-31 | 2000-07-31 | 防振部材及び防振装置 |
Publications (1)
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