JP2002039133A - 取付部材の着脱装置 - Google Patents

取付部材の着脱装置

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JP2002039133A
JP2002039133A JP2000222502A JP2000222502A JP2002039133A JP 2002039133 A JP2002039133 A JP 2002039133A JP 2000222502 A JP2000222502 A JP 2000222502A JP 2000222502 A JP2000222502 A JP 2000222502A JP 2002039133 A JP2002039133 A JP 2002039133A
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義守 杉田
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拓己 前島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取付部材を簡単に着脱することのできる着脱
装置を提供する。 【解決手段】 取付部材が備えられた取付基板2の裏面
には取付穴11に係合する係止爪部33を備えた係合部
材3を突設するとともに、この係止爪部33を後方から
押圧することにより縮幅する傾斜カム部43を備えた係
合解除部材4を、前記係合部材3にスライド自在に取付
けて一体の着脱装置とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機におい
て、取付部材を遊技板等の被取付部材に着脱するための
取付部材の着脱装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機の遊技板には、幾つかのラン
プや装飾品が取付けられて、遊技者の遊興効果を盛り上
げているが、このランプや装飾品等の取付部材は遊技盤
に固定された取付基板に取付られている。従来、この取
付部材が備えられた取付基板はねじ等により螺着されて
いたり、装着部材を介して取付けられていた。近年の地
球環境の保護、資源の有効利用の機運の高まりに連れ
て、パチンコ機の遊技板においても部材を簡単に解体す
ることのできる構造が求められている。しかしながら、
取付基板がねじ等により螺着されている場合には、いち
いちねじを緩める必要があり、また、装着部材を介して
取付けられている場合には、装着部材が取付部材の取外
しを考慮した構造になっていなかったために、その取外
しは非常に工数のかかる厄介な作業であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
の問題点を解決し、取付部材を簡単に着脱することので
きる取付部材の着脱装置を提供するためになされたもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明の取付部材の着脱装置は、取付基板
を備えた取付部材を、取付穴を備えた被取付部材に着脱
するための取付部材の着脱装置であって、取付基板の裏
面には取付穴に係合する係止爪部を備えた係合部材を突
設するとともに、この係止爪部を後方から押圧すること
により縮幅する傾斜カム部を備えた係合解除部材を、前
記係合部材にスライド自在に取付けたことを特徴とする
ものである。
【0005】なお、係合部材が、基台部と、基台部から
上方に延設されて取付基板を被取付部材に固定するため
の固着部と、基台部から下方に延設されて被取付部材に
係合する係止爪部とにより構成することができ、係合部
材の係止爪部が、基台部から下方に支柱を延設して、支
柱の先端に被取付部材の取付け穴より狭幅の爪支持部を
設け、その爪支持部の両端に逆八の字形に可撓性を有す
る一対の弾性片部を取付け穴より広幅に延設したうえ、
弾性片部の先端から係止片部を被取付部材の一角に当接
するように内側に折り曲げて延設し、さらに、係止片部
の先端に弾性片部の可撓方向に垂直に突起部を設けたも
のとすることができ、係合解除部材が、その基部から上
方に延設された板状の胴部の内側に、胴部の上端から下
方に向かって縮幅された傾斜カム部が形成されたものと
することができる。
【0006】また、係合部材の基台部から下方に延設さ
れた支柱の先端方部を二股に分けて分岐部を形成し、該
分岐部の内側に左右一対の段差部を設けるとともに、係
合解除部材の基部に鈎状凸部を設けて、この鈎状凸部を
段差部間に挿入することにより鈎止めして、係合解除部
材の係合部材からの脱落を防止して一体に組立てること
ができる。
【0007】本発明の取付部材の着脱装置は、取付部材
の取付基板に固定される係合部材に係止爪部を設け、こ
の係止爪部を被取付部材の取付穴と係合させることによ
り、簡単に取付部材を被取付部材に装着することができ
る。一方、係合部材にスライド自在に装着した係合解除
部材を後方から、即ち被取付部材の裏側から表側に向け
て押圧することにより、係合解除部材に設けられたた傾
斜カム部が係止爪部を縮幅して、係合部材と取付穴との
係合を解除して取付部材を着脱装置とともに簡単に取外
すことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照しつつ本発明の
好ましい実施形態を示す。図1〜4は本発明の第1の実
施形態を示す図であって、1は遊技板等の被取付部材、
2はランプや装飾品等の取付部材が備えられた取付基
板、3は取付基板2を被取付部材1に固定するための係
合部材、4は被取付部材1と係合部材3の係合を解除す
るための係合解除部材である。係合部材3は、基台部3
1と、基台部31上方に延設されて取付基板2を基台部
31に固定するための固着部32と、基台部31下方に
延設されて被取付部材1に係合する係止爪部33とによ
り構成されており、係合解除部材4には、係止爪部33
の横幅を縮幅する傾斜カム部43が設けられている。
【0009】係止爪部33は、基台部31から下方に延
設された支柱34の先端に、被取付部材1の取付穴11
より狭幅の爪支持部35が設けられ、その爪支持部35
の両端には逆八の字形に可撓性を有する一対の弾性片部
331が取付穴11より広幅に延設されたうえ、弾性片
部331の先端から係止片部332が被取付部材1の一
角に当接するように内側に折り曲げて延設されており、
さらに係止片部332の先端には弾性片部331の可撓
方向に垂直に突起部333が設けられている。また、係
合解除部材4は、基部41から上方に板状の胴部42が
延設され、胴部42の内側には、胴部42の上端から下
方に向かって縮幅された傾斜カム部43が形成されてい
る。
【0010】図1に示すように、係合部材3の支柱34
の先端方部は二股に分けられて分岐部36が形成され、
この分岐部36の内側には左右に一対の段差部37が設
けられており、一方、係合解除部材4の基部41には鈎
状凸起44が設けられていて、この鈎状凸起44を段差
部37間に挿入することにより鈎止めして、係合解除部
材4の係合部材3からの脱落を防止して、係合解除部材
4を係合部材3に一体に組付けることができる。
【0011】なお、図1に示した係合解除部材4を係合
部材3に一体に結合する実施形態に代えて、図9〜10
に示すように、係合部材3の基台部31から下方に支柱
34に平行に一対の係止鈎片311を設け、この係止鈎
片311を係合解除部材4に設けた係止片45に係合さ
せることによっても、係合解除部材4の係合部材3から
の脱落を防止して、係合解除部材4を係合部材3に一体
に組付けることができる。
【0012】また、図1の実施形態においては、被取付
部材1の取付穴11の内面には段差部12が設けられて
おり、この段差部12の角に係合部材3の係止片部33
2を係合させることにより、取付基板2を被取付部材1
に堅固に取付けることができる。なお、取付基板2には
差し込み部22が被取付部材1の穴部に差し込まれて固
定されている。
【0013】また、係合部材3と係合解除部材4を一体
に組立てた時に、係合部材3の基台部31上面から係合
解除部材4の基部41下面までの寸法を、被取付部材1
の厚み以下として、取付基板2の着脱構造が被取付部材
部材1の裏側にはみ出すことのないように形成してあ
る。
【0014】基台部31及び爪支持部35及び基部41
の横寸法を取付穴11の寸法の範囲内とし、且つ、弾性
片部331を取付け穴11の寸法の範囲からはみ出すよ
うに逆八の字形に弾性片部331の幅を拡げることによ
り、取付基板2の装着部材をスムーズに取付穴11に挿
入させて、係止片部332を被取付部材1と係止させる
ことができる。
【0015】なお、取付基板2を被取付部材1に取り付
けるための固着部32が、基台部31から上方に延設さ
れた支柱38の先端部から下方に向けて八の字状に弾性
片部39が設けられ、該弾性片部39の先端には取付穴
21の内周に当接する平面部391が形成されており、
これにより取付基板2が被取付部材1に固定されてい
る。取付穴21の内周に当接する平面部391を設ける
代わりに弾性片部39の先端に取付基板2の取付穴21
の一角に当接する斜面を設けても同様に取付基板2を被
取付部材1に固定することができる。
【0016】取付部材を被取付部材1に取付るときは、
取付基板2を係合部材3に固定するとともに係合解除部
材4と係合部材3とを一体に組合せ、この一体に組合わ
せた着脱部材を、被取付部材1の表側から取付穴11に
挿入して、係合部材3の係止爪部33に設けられた係止
片部332を、取付穴11の段差12に係合させること
により、取付基板2を被取付部材1に取付ることができ
る。また、取付基板2を所要位置に配置したのち、被取
付部材1の裏側から係合解除部材4が装着された係合部
材3の固着部32を、取付穴11に挿入してさらに取付
基板2の取付穴21から突出させることによっても、取
付部材を被取付部材1に取付ることができる。
【0017】次に、取付部材を被取付部材1から取り外
す時の状態を図5〜8により説明する。図5は取付部材
を備えた取付基板2が被取付部材1に係合部材3により
固定された状態を示す図であって、係合部材3には係合
解除部材4が装着されている。係合解除部材4を後方か
ら、即ち被取付部材1の裏側から表側に向けて押圧する
ことにより傾斜カム部43が一対の突起部333の間隔
を狭めるように作用して、弾性片部331を撓ませる。
(図6)さらに、押圧を継続すると突起部333は傾斜
カム下側の平行面部431に入り係止片部332の横幅
は取付穴11の横幅以下に縮幅されて、係止片部332
と取付穴11の段差部12との係止が解除され(図
7)、図8に示すように、取付基板2を係合部材3及び
係合解除部材4とともに、被取付部材1から簡単に取外
すことができる。
【0018】取付基板2を基台部31に取り付けるため
の固着部32として、図1に示した実施形態に代えて、
図11に示すように、基台部31の代わりに支柱38の
先端方部を二股に分けて分岐部381を設け、該分岐部
381の外側に逆止鈎382を設けて、この分岐部38
1を取付基板2の取付穴21に挿入することにより取付
基板2と係合部材3とを一体に構成することができる。
【0019】また、図12に示すように、取付基板2の
裏側に、外側に逆止鈎23を有する二股状フック24を
設けるとともに、基台部31に穴部312を設けて、こ
の穴部312に二股状フック24を挿入することによっ
ても、取付基板2と係合部材3とを一体に構成すること
ができる。
【0020】また、図13に示すように、取付基板2の
表側に、可撓性を有する八の字状のフック部25を設け
るとともに、基台部31から上方に延設した支柱38の
先端に、フック部25に係合する係止突片313を設け
て、八の字状のフック部25に係止突片313を係合さ
せることによっても、取付基板2と係合部材3とを一体
に構成することができる。
【0021】また、図14に示すように、取付基板2の
取付穴21を所要の長さに形成し、その取付穴21近傍
に2条の溝26を取付穴21に平行に形成して取付穴2
1に可撓性を付与するとともに、基台部31から上方に
延設した支柱38の先端に、取付穴21に係合する鈎状
突部314を設けて、取付穴21に鈎状突部314を挿
入することによっても、取付基板2と係合部材3とを一
体に構成することができる。
【0022】また、図15に示すように、係合部材3の
基台部31上方にTの字形の突片315を延設するとと
もに、取付基板2の取付穴21に広幅部211と狭幅部
212を形成して、Tの字形の突片315を広幅部21
1に挿入したのち狭幅部212にスライドさせることに
よっても、取付基板2と係合部材3とを一体に構成する
ことができる。なお、13は凸片315の広幅部211
への逆行を防止するための可撓性を有する係止片であ
る。
【0023】また、図16に示すように、係合部材3の
基台部31上方に支柱38を延設するとともに、取付基
板2に形成した取付穴21周部に逆動防止片27を配設
して、取付穴21に支柱38を挿入して支柱38を逆動
防止片27により係止することによっても、取付基板2
と係合部材3とを一体に構成することができる。
【0024】また、図17〜18に示すように、取付基
板2にねじ挿通穴を、係合部材3に連通するねじ下穴2
32を設けたうえに、このねじ下穴232に取付ねじ2
31をねじ込むことによっても、取付基板2と係合部材
3とを一体に構成することができる。図17においては
取付ねじ231は丸頭ねじであり、図18においては皿
頭ねじである。
【0025】また、図19に示すように、係合部材3の
基台部31上面と取付部材2下面とを接着剤により接着
することによっても、或いは、熱を加えて接合面を溶融
軟化させて溶着することによっても、取付基板2と係合
部材3とを一体に構成することができる。
【0026】さらに、図20に示すように、取付基板2
をもって基台部31となし、この取付基板2から下方に
支柱34を延設し、その支柱34の先端方部に係止爪部
33を設けることによっても、取付基板2と係合部材3
とを一体に形成することができて係合部材に取付基板を
固定することができる。なお、図11、12、18〜2
0の実施形態においては、取付基板2から上方に結合手
段が突出しない利点がある。
【0027】なお、取付基板2、係合部材3、係合解除
部材4の材質として、可撓性を有するエンジニアリング
プラスチックを用いるのが望ましい。可撓性を有するエ
ンジニアリングプラスチックを用いることによって、弾
性片部331、係止鈎片311等を撓ませることができ
て部材同士を係合することができる。
【0028】本発明の取付部材の着脱装置は、取付部材
の取付基板に固定される係合部材に係止爪部を設け、こ
の係止爪部を被取付部材の取付穴と係合させることによ
り、簡単に取付部材を被取付部材に装着することができ
る。一方、係合部材にスライド自在に装着した係合解除
部材を後方から、即ち被取付部材の裏側から表側に向け
て押圧することにより、係合解除部材に設けられたた傾
斜カム部が係止爪部を縮幅して、係合部材と取付穴との
係合を解除して取付部材を着脱装置とともに簡単に取外
すことができる。
【0029】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の取付部
材の着脱装置によれば、取付基板に備えられたランプや
装飾品等の取付部材を遊技板等の被取付部材に簡単に装
着することができるとともに、パチンコ機を解体すると
きにも取付部材を着脱装置とともに簡単に取外すことが
できて、従来よりも組み付け、解体作業を簡素化して必
要経費を削減することのできる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態である取付部材の着脱装置の断
面図である。
【図2】図1のA−A部における断面図である。
【図3】図1のB−B部における断面図である。
【図4】第1の実施形態である取付部材の着脱装置の分
解斜視図である。
【図5】取付基板を被取付部材に装着した状態を示す断
面図である。
【図6】係合解除部材を後方から押圧を開始した状態を
示す断面図である。
【図7】係合解除部材を後方から完全に押し込んだ状態
を示す断面図である。
【図8】取付基板を取外す状態を示す断面図である。
【図9】第2の実施形態である取付部材の着脱装置の断
面図である。
【図10】第2の実施形態である取付部材の着脱装置の
分解斜視図である。
【図11】第3の実施形態である取付部材の着脱装置の
断面図である。
【図12】第4の実施形態である取付部材の着脱装置の
断面図である。
【図13】第5の実施形態である取付部材の着脱装置の
断面図である。
【図14】第6の実施形態である取付部材の着脱装置の
断面図と平面図である。
【図15】第7の実施形態である取付部材の着脱装置の
断面図と平面図である。
【図16】第8の実施形態である取付部材の着脱装置の
断面図である。
【図17】第9の実施形態である取付部材の着脱装置の
断面図である。
【図18】第9の実施形態である取付部材の着脱装置の
断面図である。
【図19】第10の実施形態である取付部材の着脱装置
の断面図である。
【図20】第11の実施形態である取付部材の着脱装置
の断面図である。
【符号の説明】
1 被取付部材 11 取付穴 12 段差部 13 ガイド 2 取付基板 21 取付穴 211 広幅部 212 狭幅部 23 逆止鈎 231 取付ねじ 232 雌ねじ 24 二股状フック 25 八の字状のフック部 26 溝 27 逆動防止片 3 係合部材 31 基台部 311 係止鈎片 312 穴部 313 係止突片 314 鈎状突部 315 Tの字形の突片 32 固着部 33 係止爪部 331 弾性片部 332 係止片部 333 突起部 34 支柱 35 爪支持部 36 分岐部 37 段差部 38 支柱 381 分岐部 382 逆止鈎 39 弾性片部 391 平面部 4 係合解除部材 41 基部 42 胴部 43 傾斜カム部 431 平行面部 44 鈎状凸起 45 係止片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C088 DA07 DA13 EA02 EA25 3J001 FA02 GA06 GB01 HA02 JC03 JC13 JD25 KA19 3J036 AA03 BA01 BB02 BB06 DA01 DB04 DB06 3J037 AA02 BA02 BB02 DA02 DB02 DC04

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付基板(2) を備えた取付部材を、取付
    穴(11)を備えた被取付部材(1) に着脱するための取付部
    材の着脱装置であって、取付基板(2) の裏面には取付穴
    (11)に係合する係止爪部(33)を備えた係合部材(3) を突
    設するとともに、この係止爪部(33)を後方から押圧する
    ことにより縮幅する傾斜カム部(43)を備えた係合解除部
    材(4) を、前記係合部材(3) にスライド自在に取付けた
    ことを特徴とする取付部材の着脱装置。
  2. 【請求項2】 係合部材(3) が、基台部(31)と、基台部
    (31)から上方に延設されて取付基板(2) を基台部(31)に
    固定するための固着部(32)と、基台部(31)から下方に延
    設されて被取付部材(1) に係合する係止爪部(33)とによ
    り構成されたものであることを特徴とする請求項1記載
    の取付部材の着脱装置。
  3. 【請求項3】 係合部材(3) の係止爪部(33)が、基台部
    (31)から下方に支柱(34)を延設して、支柱(34)の先端に
    被取付部材(1) の取付け穴(11)より狭幅の爪支持部(35)
    を設け、その爪支持部(35)の両端に逆八の字形に可撓性
    を有する一対の弾性片部(331) を取付け穴(11)より広幅
    に延設したうえ、弾性片部(331) の先端から係止片部(3
    32) を被取付部材(1) の一角に当接するように内側に折
    り曲げて延設し、さらに、係止片部(332) の先端に弾性
    片部(331) の可撓方向に垂直に突起部(333) を設けたも
    のであることを特徴とする請求項1または2記載の取付
    部材の着脱装置。
  4. 【請求項4】 係合解除部材(4) が、その基部(41)から
    上方に延設された板状の胴部(42)の内側に、胴部(42)の
    上端から下方に向かって縮幅された傾斜カム部(43)が形
    成されたものであることを特徴とする請求項1〜3何れ
    か記載の取付部材の着脱装置。
  5. 【請求項5】 係合部材(3) の基台部(31)から下方に延
    設された支柱(34)の先端方部を二股に分けて分岐部(36)
    を形成し、該分岐部(36)の内側に左右一対の段差部(37)
    を設けるとともに、係合解除部材(4) の基部(41)に鈎状
    凸部(44)を設けて、この鈎状凸部(44)を段差部(37)間に
    挿入することにより鈎止めして、係合解除部材(4) の係
    合部材(3) からの脱落を防止して一体に組立てたことを
    特徴とする請求項1〜4何れか記載の取付部材の着脱装
    置。
  6. 【請求項6】 係合部材(3) の基台部(31)から下方に支
    柱(34)に平行に一対の係止鈎片(311) を設け、この係止
    鈎片(311) を係合解除部材(4) に設けた係止片(45)に係
    合させることにより、係合解除部材(4) の係合部材(3)
    からの脱落を防止して一体に組立てたことを特徴とする
    請求項1〜5何れか記載の取付部材の着脱装置。
  7. 【請求項7】 被取付部材(1) の取付け穴(11)内面に設
    けた段差部(12)に、係合部材(3) の係止片部(332) を係
    止させることにより、取付基板(2) を被取付部材(1) に
    固定することを特徴とする請求項1〜6何れか記載の取
    付部材の着脱装置。
  8. 【請求項8】 係合部材(3) の基台部(31)上面から係合
    解除部材(4) の基部(41)下面までの寸法が、被取付部材
    (1) の厚み以下であることを特徴とする請求項1〜7何
    れか記載の取付部材の着脱装置。
  9. 【請求項9】 基台部(31)及び爪支持部(35)及び基部(4
    1)の横寸法を取付穴(11)寸法の範囲内とし、且つ、弾性
    片部(331) を取付け穴(11)寸法の範囲を超える幅に設け
    て、係止片部(332) を被取付部材(1) に係合させること
    を特徴とする請求項1〜8何れか記載の取付部材の着脱
    装置。
  10. 【請求項10】 係合部材(3) が取付基板(2) を固定す
    る固着部(32)を有し、該固着部(32)が、基台部(31)から
    上方に延設された支柱(38)の先端部から下方に向けて八
    の字状に弾性片部(39)が設けられ、該弾性片部(39)の先
    端に取付け部材(2) の取付け穴(21)の一角に当接する斜
    面または取付け穴(21)の内面に当接する平面が形成され
    たものであることを特徴とする請求項1〜9何れか記載
    の取付部材の着脱装置。
  11. 【請求項11】 係合部材(3) が取付基板(2) を固定す
    る固着部(32)を有し、該固着部(32)が、支柱(38)の先端
    方部を二股に分けて分岐部(381) を設け、該分岐部(38
    1) の外側に逆止鈎(382) を形成したものであることを
    特徴とする請求項1〜9何れか記載の取付部材の着脱装
    置。
  12. 【請求項12】 取付基板(2) の裏側に、逆止鈎(23)を
    有する二股状フック(24)を設けるとともに、基台部(31)
    に設けた穴部(312) に二股状フック(24)を挿入すること
    により、取付基板(2) を係合部材(3) に固定することを
    特徴とする請求項1〜9何れか記載の取付部材の着脱装
    置。
  13. 【請求項13】 取付基板(2) の表側に、可撓性を有す
    る八の字状のフック部(25)を設けるとともに、基台部(3
    1)から上方に延設した支柱(38)の先端に係止突片(313)
    を設けて、前記フック部(25)に係合させることにより、
    取付基板(2) を係合部材(3) に固定することを特徴とす
    る請求項1〜9何れか記載の取付部材の着脱装置。
  14. 【請求項14】 取付基板(2) の取付穴(21)を所要の長
    さに形成し、その取付穴(21)近傍に取付穴(21)に平行に
    2条の溝(26)を形成して取付穴(21)に可撓性を付与する
    とともに、基台部(31)から上方に延設した支柱(38)の先
    端に鈎状突部(314) を設けて、前記取付穴(21)と係合さ
    せることにより、取付基板(2) を係合部材(3) に固定す
    ることを特徴とする請求項1〜9何れか記載の取付部材
    の着脱装置。
  15. 【請求項15】 係合部材(3) の基台部(31)上方にTの
    字形の突片(315) を延設するとともに、取付基板(2) の
    取付穴(21)に広幅部(211) と狭幅部(212) を形成して、
    Tの字形の突片(315) を広幅部(211) に挿入したのち狭
    幅部にスライドさせることにより、取付基板(2) を係合
    部材(3) に固定することを特徴とする請求項1〜9何れ
    か記載の取付部材の着脱装置。
  16. 【請求項16】 係合部材(3) の基台部(31)上方に支柱
    (38)を延設するとともに、取付基板(2) に形成した円形
    の取付穴(21)周部に逆動防止片(27)を配設して、取付穴
    (21)に前記支柱(38)を挿入して支柱(38)と逆動防止片(2
    7)とを係合させることにより、取付基板(2) を係合部材
    (3) に固定することを特徴とする請求項1〜9何れか記
    載の取付部材の着脱装置。
  17. 【請求項17】 係合部材(3) が、基台部(31)に取付部
    材(2) が螺着されており、基台部(31)から下方に被取付
    部材(1) に係合する係止爪部(33)が延設されたものであ
    ることを特徴とする請求項1記載の取付部材の着脱装
    置。
  18. 【請求項18】 係合部材(3) が、基台部(31)上面に取
    付部材(2) が接着、又は溶着されており、基台部(31)か
    ら下方に被取付部材(1) に係合する係止爪部(33)が延設
    されたものであることを特徴とする請求項1記載の取付
    部材の着脱装置。
  19. 【請求項19】 係合部材(3) が、取付基板(2) から下
    方に支柱(34)を延設し、その支柱(34)の先端方部に係止
    爪部(33)を設けたものであることを特徴とする請求項1
    記載の取付部材の着脱装置。
  20. 【請求項20】 取付基板(2) 及び係合部材(3) 及び係
    合解除部材(4) を、可撓性を有するエンジニアリングプ
    ラスチックにより形成したことを特徴とする請求項1〜
    19何れか記載の取付部材の着脱装置。
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