JP5357794B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents

パチンコ遊技機 Download PDF

Info

Publication number
JP5357794B2
JP5357794B2 JP2010021201A JP2010021201A JP5357794B2 JP 5357794 B2 JP5357794 B2 JP 5357794B2 JP 2010021201 A JP2010021201 A JP 2010021201A JP 2010021201 A JP2010021201 A JP 2010021201A JP 5357794 B2 JP5357794 B2 JP 5357794B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
certificate
holding member
certificate paper
metal connecting
peripheral
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010021201A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011156210A (ja
Inventor
直広 鈴木
Original Assignee
マルホン工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by マルホン工業株式会社 filed Critical マルホン工業株式会社
Priority to JP2010021201A priority Critical patent/JP5357794B2/ja
Publication of JP2011156210A publication Critical patent/JP2011156210A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5357794B2 publication Critical patent/JP5357794B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Description

本発明は、遊技盤の前面側に証紙貼付面部を備えるパチンコ遊技機に関する。
従来のパチンコ遊技機は、遊技盤の前面側に各種の証紙を貼付する証紙貼付面部が設けられる。証紙は、通常、粘着剤層を裏面に備えた粘着シールとして供給され、剥離紙から剥がして証紙貼付面部に一枚ずつ貼付される。ここで、こうした証紙は貼り替えを防止するために、証紙貼付面部に一度貼付したら剥離困難となるように、引張りに弱い基材と強力な粘着剤とで構成されているため、貼付作業で失敗すると、貼り直しが難しく、貴重な証紙が無駄となってしまうことが多い。
このような不具合を解消するために、近年では、まず、証紙を板状の証紙保持部材に貼付した後に、該証紙保持部材を遊技盤の前面側に係合させるようにしている(特許文献1参照)。すなわち、従来のパチンコ遊技機1aでは、図7(A)に示すように、遊技盤5の前面中央に形成される遊技領域9の周囲に各種の周辺部材16,17,18が固定されており、その中の一つの周辺部材16に証紙保持部材20Cを取り付ける取付部28が配設される。そして、証紙保持部材20Cは、図7(B)に示すように、取付部28と係合する係合爪21,22が形成された板状部材であり、その前面に設けられた証紙貼付面部24に証紙19を貼付するようになっている。かかる構成にあっては、作業台の上などで、証紙19を証紙保持部材20Cに貼付する作業を集中的に行えるため、組立て済みのパチンコ遊技機1aに証紙19を直接貼付するよりも失敗が少なく、貼付ミスによる証紙のロスを低減でき、また、作業時間も短縮できる。
特開2005−329029号公報
ところで、上記証紙19は、証紙の付け替えを防止するために、一般的に、引張りに弱い基材と強力な粘着剤とで構成されて、剥離しようとすると証紙19が破損するようになっている。しかしながら、上記従来構成では、証紙19が貼付される証紙保持部材20Cは、係止爪21,22によって周辺部材16と係合しているだけであり、証紙保持部材20Cを周辺部材16から取り外せば、証紙19を剥離・破損させることなく簡単に付け替えできるため、証紙19の不正使用を助長し易いものとなっているという問題点があった。
本発明は、かかる現状に鑑みてなされたものであり、証紙保持部材の取り外しを不能とすることによって、証紙の付け替えを防止し得るパチンコ遊技機の提供を目的とする。
本発明は、遊技盤面に、遊技球が転動流下する遊技領域が形成されるとともに、該遊技領域の周辺部に周辺部材が固定されてなるパチンコ遊技機にあって、証紙がその裏面に設けられた粘着剤層を介して貼付される証紙貼付面部を前面に備えた板状の証紙保持部材に、該証紙保持部材の裏面から突出する塑性変形可能な筒状部を備えた複数の金属製連結部材が配設される一方、周辺部材の、証紙保持部材が取り付けられる所定部位に、前記各金属製連結部材の筒状部を夫々挿通可能な挿通孔が形成されてなり、各挿通孔に挿通させた金属製連結部材の筒状部の先端部を周辺部材の裏面側で外径方向に拡開するように塑性変形させることにより、証紙保持部材を周辺部材に離脱不能に取り付けるようにしたことを特徴とするパチンコ遊技機である。
ここで、筒状部の先端部は成形用金型を用いて外径方向に拡開するように塑性変形させ得る。該成形用金型は、筒状部の先端部が外嵌される位置決め突部と、該位置決め突部を囲繞するようにして形成された断面円弧状に窪む成形溝部とを備えており、筒状部の先端部を位置決め突部に外嵌した状態で、該筒状部を成形用金型に押圧することにより、成形溝部によって筒状部の先端部を外径方向に拡開させることができる。また、上記周辺部材としては、主として、遊技領域を区画するレール部材や、装飾目的で配設される装飾部材などが挙げられるが、これらに限定されるものではなく、遊技盤の前面にあって、遊技領域の周囲に固定される部材であればよい。また、証紙保持部材と周辺部材は過激な力が加えられると破損する合成樹脂によって形成され得る。
上記パチンコ遊技機にあって、金属製連結部材の筒状部の後端に板状フランジ部が設けられる一方、証紙保持部材の証紙貼付面部に、前記板状フランジが証紙貼付面部と略面一となる状態で嵌入される嵌合凹部が形成され、証紙保持部材に該嵌合凹部と連通し、金属製連結部材の筒状部が挿通される透孔が形成されている構成が提案される。
また、金属製連結部材の筒状部の側周部に軸線方向に沿う細溝が周方向に複数形成されている構成が提案される。
本発明は、上述したように、証紙がその裏面に設けられた粘着剤層を介して貼付される証紙貼付面部を前面に備えた板状の証紙保持部材に、該証紙保持部材の裏面から突出する塑性変形可能な筒状部を備えた複数の金属製連結部材が配設される一方、周辺部材の、証紙保持部材が取り付けられる所定部位に、前記各金属製連結部材の筒状部を夫々挿通可能な挿通孔が形成されてなり、各挿通孔に挿通させた金属製連結部材の筒状部の先端部を周辺部材の裏面側で外径方向に拡開するように塑性変形させることにより、証紙保持部材を周辺部材に離脱不能に取り付けるようにしたから、先ず、証紙貼付面部に証紙を貼付し、しかる後、証紙保持部材の裏面から突出された金属製連結部材の筒状部を、周辺部材の挿通孔に挿通させた状態で、その先端部を周辺部材の裏面側で外径方向に拡開するように塑性変形させることによって、証紙が証紙貼付面部に貼付された証紙保持部材を周辺部材に取り付けることができる。ここで、周辺部材の裏面側で先端部が外径方向に拡開するように塑性変形された筒状部によって証紙保持部材が周辺部材に連結されていることによって、証紙保持部材の取り外しが不能となり、無理に分離させると、証紙保持部材や周辺部材が破損することとなる。これにより、証紙を証紙保持部材ごと他のパチンコ遊技機に付け替えて使用する不正使用を確実に防止することができる。
また、金属製連結部材の筒状部の後端に板状フランジ部が設けられる一方、証紙保持部材の証紙貼付面部に、前記板状フランジが証紙貼付面部と略面一となる状態で嵌入される嵌合凹部が形成され、証紙保持部材に該嵌合凹部と連通し、金属製連結部材の筒状部が挿通される透孔が形成されている構成にあっては、証紙貼付面部の嵌合凹部に金属製連結部材の板状フランジ部を嵌入し、かつ証紙保持部材の透孔に金属製連結部材の筒状部を挿通した状態で、証紙貼付面部と板状フランジとに亘って証紙を貼付し、しかる後、周辺部材の挿通孔に挿通させた金属製連結部材の筒状部の先端部を周辺部材の裏面側で外径方向に拡開するように塑性変形させることにより、証紙が貼付された証紙保持部材を周辺部材に離脱不能に取り付けることができる。ここで、板状の証紙保持部材は、嵌合凹部が形成されている部分の板厚が他の部分に比して薄く、強度が低下していることにより、証紙保持部材を周辺部材から無理に分離させると、強度が低い嵌合凹部の板厚部分が破壊されて金属製連結部材とともに周辺部材側に残留する状態となり、この時、該金属製連結部材の板状フランジ部と証紙保持部材の証紙貼付面部とに亘って貼付されていた証紙が破断することとなる。これにより、証紙の再使用を確実に防止することができる。
また、金属製連結部材の筒状部の側周部に軸線方向に沿う細溝が周方向に複数形成されている構成にあっては、筒状部の先端部に、外径方向に拡開する塑性変形を容易に生じさせることができる。
第一実施例にかかるパチンコ遊技機1の斜視図である。 (A)は周辺部材16の下部と証紙保持部材20Aの分離状態の斜視図、(B)は金属製連結部材25Aを備えた証紙保持部材20Aの裏面側の斜視図である。 (A)は証紙保持部材20Aに証紙19を貼付した状態の横断面図、(B)は証紙19を貼付した証紙保持部材20Aを周辺部材16に取り付けた状態の横断面図である。 金属製連結部材25Aの他の保持手段を示す要部の横断面図である。 (A)は第二実施例にかかる証紙保持部材20Bと金属製連結部材25Bの構成を示す横断面図、(B)は証紙保持部材20Bに証紙19を貼付した状態の横断面図である。 (A)は証紙19を貼付した証紙保持部材20Bを周辺部材16に取り付けた状態の横断面図、(B)は証紙保持部材20Bを周辺部材16から無理に分離させた時の作用状態の説明図である。 (A)は従来の証紙保持部材20Cを備えたパチンコ遊技機1aの斜視図、(B)は(A)のX部分の拡大図である。
以下に、本発明の第一実施例を、図1〜図3に基づいて説明する。
パチンコ遊技機1は、図1に示すように、遊技島(図示省略)に起立状に取り付けられる木製で長方形状の外枠2と、この外枠2の前面開口部分を覆うように配設される遊技機本体3とを備えてなる。また、遊技機本体3の前面部には前扉6が枢支されている。
遊技機本体3は、略矩形状のアルミ製枠体からなる内枠4を主体とするものであり、外枠2と内枠4とに配設された上下一対のヒンジ部材8によって外枠2の左側縁に脱着可能に枢支されている。
内枠4には、上部から中央部にかけて略矩形の開口部が形成されており、該開口部に略矩形状の遊技盤5が取り付けられている。また、内枠4の前面下部には、遊技球を貯留可能な下皿部材11が設けられている。下皿部材11の右隣には、発射ハンドル13が設けられている。
また、遊技機本体3の前面部に枢支される前扉6は、合成樹脂製の方形状板体であり、前記ヒンジ部材8を介して遊技機本体3の左側縁に枢支されている。前扉6の中央には、透明板10が装着された略円形の開口部15が形成されており、該開口部15を介して、遊技者は遊技盤5を視認できるようになっている。また、開口部15の下部前面には上皿部材(図示省略)が配設されている。
遊技盤5は合板からなり、その前面の遊技盤面7には遊技球が転動流下することとなる略円形の遊技領域9が中央部に形成されている。該遊技領域9内には遊技釘や入賞装置、液晶装置等の遊技部品が配設され、また、遊技領域9の周囲には、遊技領域9を区画する周辺部材16,17,18が複数配設されている。
かかるパチンコ遊技機1にあって、証紙19は、遊技盤5の前面側右下部に貼付されることとなる。詳述すると、遊技領域9の右側には、遊技領域9の右側を区画する略円弧状の周辺部材16が配設されており、この周辺部材16の前面下部に、証紙19を貼付した板状の証紙保持部材20Aを取り付けるように構成されている。尚、この周辺部材16は、隣接する周辺部材17,18に組み付けられた状態で釘止め等によって遊技盤5に強固に止着されている。また、証紙19は、引張りに弱い紙基材の裏面に強力な粘着剤が塗布された構成となっている。
証紙保持部材20Aは、図2(A)に示すように、矩形平板状に形成されており、その前面に証紙19が貼付される矩形の証紙貼付面部24を備えている。証紙保持部材20Aは合成樹脂からなり、該証紙保持部材20Aには複数の金属製連結部材25Aが配設されている。この金属製連結部材25Aは、図2(B)に示すように、塑性変形可能な筒状部26と、該筒状部26の一端に連成されたフランジ部27とを備えている。フランジ部27は、証紙保持部材20Aの成形時に一体形成された係合溝部36に側方から係合されており、これによって筒状部26が証紙保持部材20Aの裏面から突出されている。また、この筒状部26の側周部には、軸線に沿う細溝29が周方向に複数形成されており、該細溝29によって筒状部26の先端部に、外径方向に拡開する塑性変形を容易に生じさせることができるようにしている。尚、該細溝29は、必ずしも必要ではなく、未形成にすることも可能である。
一方、周辺部材16は合成樹脂からなり、図2(A)に示すように、その下部前面には、証紙保持部材20Aを取り付ける矩形状の取付部28が設けられている。この取付部28には、前記各筒状部26に対応する位置に表裏方向に貫通する挿通孔30が夫々形成されており、該挿通孔30に筒状部26を夫々挿通し得るようになっている。また、挿通孔30は、その前部が径大に形成されており、この径大部30aに証紙保持部材20Aの係合溝部36が嵌入されるようになっている。
取付部28の裏面側には、図3に示すように、成形用金型31が各挿通孔30の開口端に臨ませて夫々配設されている。該成形用金型31は、筒状部26の先端部を外嵌可能な位置決め突部32と、該位置決め突部32を囲繞するようにして形成された断面円弧状に窪む成形溝部33とを備えており、取付部28の裏面から突設された固定用爪部34に嵌合された状態で接着剤や両面テープによって取付部28の裏面に移動不能に固着されている。また、各成形用金型31の後端部は遊技盤5の前面に当接されており、これによって、筒状部26の先端部の塑性変形時に、成形用金型31に作用する後方への押圧力を遊技盤5で支持し得るようになっている。
かかる構成にあって、図3(A)に示すように、証紙19を裏面の粘着剤層35によって証紙保持部材20Aの証紙貼付面部24に貼付した後、証紙保持部材20Aの裏面から突出されている各筒状部26を、周辺部材16の取付部28に形成された各挿通孔30に挿通させて、各筒状部26の先端を成形用金型31の位置決め突部32に外嵌させる。この状態で、各金属製連結部材25Aの位置に対応する証紙保持部材20Aの前面部分をハンマーで叩打することにより、図3(B)に示すように、筒状部26の先端部が断面円弧状の成形溝部33に沿って外径方向に拡開して塑性変形する。これにより、筒状部26が挿通孔30から抜けなくなり、証紙保持部材20Aを周辺部材16の取付部28に強固に取り付けることができる。ここで、筒状部26の側周部に軸線に沿う細溝29(図2(B)参照)が周方向に複数形成されている場合には、筒状部26の先端部を外径方向に拡開させる塑性変形を容易に生じさせることができる。尚、証紙保持部材20Aの前面部分をハンマーで叩打する場合には、証紙19の破損を防止するために、ゴム板を介在させたり、ゴムヘッドを備えたハンマーを用いることが好ましい。
そして、このように、周辺部材16の裏面側で先端部が外径方向に拡開するように塑性変形された筒状部26によって証紙保持部材20Aが周辺部材16に連結された状態にあっては、証紙保持部材20Aの取り外しが不能となり、無理に分離させると、証紙保持部材20Aや周辺部材16が破損するため、証紙19を証紙保持部材20Aごと他のパチンコ遊技機に付け替えて使用する不正使用を確実に防止することができる。
尚、上述した第一実施例では、金属製連結部材25Aのフランジ部27を証紙保持部材20Aに一体形成された係合溝部36に側方から係合することによって、金属製連結部材25Aを証紙保持部材20Aに保持させて、筒状部26を証紙保持部材20Aの裏面から突出させるようにしているが、金属製連結部材25Aの保持手段はこれに限定されるものではなく、図4に示すように、証紙保持部材20Aの裏面にフランジ部27を嵌入し得る凹陥部37を設けて、該凹陥部37に嵌入したフランジ部27を接着剤や両面テープで凹陥部37に固着することにより、金属製連結部材25Aを証紙保持部材20Aに保持させるようにすることも可能である。
図5,図6は第二実施例を示し、この第二実施例における金属製連結部材25Bは、図5(A)に示すように、筒状部26の後端に板状フランジ部27aが設けられている。一方、証紙保持部材20Bの証紙貼付面部24には、前記板状フランジ27aを証紙貼付面部24の前面と略面一となる状態で嵌入し得る嵌合凹部38が形成されており、さらに、証紙保持部材20Bには、前記嵌合凹部38と連通し、金属製連結部材25Bの筒状部26が挿通される透孔39が形成されている。そして、図5(B)に示すように、証紙保持部材20Bの透孔39に金属製連結部材25Bの筒状部26が挿通されて、該筒状部26が証紙保持部材20Bの裏面に突出されるとともに、金属製連結部材25Bの板状フランジ27aが証紙貼付面部24の前面と略面一となる状態で嵌合凹部38に嵌入される。尚、証紙保持部材20Bに対する金属製連結部材25Bの保持は、板状フランジ27aを接着剤や両面テープで嵌合凹部38に固着したり、証紙貼付面部24に貼付される証紙19によって金属製連結部材25Bを保持させることができる。その他、第一実施例と同一の構成要素には、第一実施例と同一の符号を付して重複説明を省略する。
かかる構成にあって、図5(B)に示すように、証紙19を裏面の粘着剤層35によって証紙保持部材20Bの証紙貼付面部24に貼付する。この時、証紙貼付面部24に形成された嵌合凹部38に板状フランジ27aが証紙貼付面部24の前面と略面一の状態で嵌入されていることにより、板状フランジ27aの前面にも粘着剤層35によって証紙19が貼付されることとなる。しかる後、証紙保持部材20Bの裏面から突出されている各筒状部26を、周辺部材16の取付部28に形成された各挿通孔30に挿通させる。次いで、各筒状部26の先端を成形用金型31の位置決め突部32に外嵌させた状態で、各金属製連結部材25Bの位置に対応する証紙保持部材20Bの前面部分をハンマーで叩打することにより、図6(A)に示すように、筒状部26の先端部が断面円弧状の成形溝部33に沿って外径方向に拡開して塑性変形する。これにより、筒状部26が挿通孔30から抜けなくなり、証紙保持部材20Bを周辺部材16の取付部28に強固に取り付けることができる。
ここで、板状の証紙保持部材20Bは、嵌合凹部38が形成されている板厚部分38a(図5(A)参照)が他の部分に比して薄く、強度が低下していることにより、上記のように、証紙保持部材20Bを周辺部材16に強固に取り付けた状態において、証紙保持部材20Bを周辺部材16から無理に分離させると、図6(B)に示すように、強度が低い嵌合凹部38の板厚部分38aが破壊されて金属製連結部材25Bとともに周辺部材16側に残留する状態となり、この時、板状フランジ部27aと証紙貼付面部24とに亘って貼付されていた証紙19が破断することとなる。これにより、証紙19の再使用を確実に防止することができる。
1 パチンコ遊技機
7 遊技盤面
9 遊技領域
16 周辺部材
19 証紙
20A,20B 証紙保持部材
24 証紙貼付面部
25A,25B 金属製連結部材
26 筒状部
27a 板状フランジ部
29 細溝
30 挿通孔
35 粘着剤層
38 嵌合凹部
39 透孔

Claims (2)

  1. 遊技盤面に、遊技球が転動流下する遊技領域が形成されるとともに、該遊技領域の周辺部に周辺部材が固定されてなるパチンコ遊技機にあって、
    証紙がその裏面に設けられた粘着剤層を介して貼付される証紙貼付面部を前面に備えた板状の証紙保持部材に、該証紙保持部材の裏面から突出する塑性変形可能な筒状部を備えた複数の金属製連結部材が配設される一方、周辺部材の、証紙保持部材が取り付けられる所定部位に、前記各金属製連結部材の筒状部を夫々挿通可能な挿通孔が形成されてなり、各挿通孔に挿通させた金属製連結部材の筒状部の先端部を周辺部材の裏面側で外径方向に拡開するように塑性変形させることにより、証紙保持部材を周辺部材に離脱不能に取り付けるようにしたものであって、
    金属製連結部材の筒状部の後端に板状フランジ部が設けられる一方、
    証紙保持部材の証紙貼付面部に、前記板状フランジが証紙貼付面部と略面一となる状態で嵌入される嵌合凹部が形成されて、嵌合凹部が形成されている部分の板厚が、証紙保持部材を周辺部材から無理に分離させると嵌合凹部の板厚部分が破壊される程度に、他の部分の板厚に比して薄くなっており、
    かつ証紙保持部材に該嵌合凹部と連通し、金属製連結部材の筒状部が挿通される透孔が形成されていることを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 金属製連結部材の筒状部の側周部に軸線方向に沿う細溝が周方向に複数形成されていることを特徴とする請求項1記載のパチンコ遊技機。
JP2010021201A 2010-02-02 2010-02-02 パチンコ遊技機 Expired - Fee Related JP5357794B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010021201A JP5357794B2 (ja) 2010-02-02 2010-02-02 パチンコ遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010021201A JP5357794B2 (ja) 2010-02-02 2010-02-02 パチンコ遊技機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011156210A JP2011156210A (ja) 2011-08-18
JP5357794B2 true JP5357794B2 (ja) 2013-12-04

Family

ID=44588730

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010021201A Expired - Fee Related JP5357794B2 (ja) 2010-02-02 2010-02-02 パチンコ遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5357794B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6340508B2 (ja) * 2014-01-24 2018-06-13 株式会社ソフイア 遊技機
JP6467286B2 (ja) * 2015-05-14 2019-02-13 オイレス工業株式会社 スライドユニット

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06244555A (ja) * 1993-02-18 1994-09-02 Matsushita Electric Works Ltd 多層積層板の製造方法
JP2592909Y2 (ja) * 1993-06-07 1999-03-31 株式会社足立ライト工業所 パチンコ機
JPH0727863U (ja) * 1993-10-29 1995-05-23 ぺんてる株式会社 ハトメによる紙束綴じ装置
JP3051133U (ja) * 1998-02-03 1998-08-11 株式会社ニューテラジマ 表示枠装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011156210A (ja) 2011-08-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005535849A (ja) 自己固定接着アタッチメント
JP5357794B2 (ja) パチンコ遊技機
JP2008002646A (ja) クリップを用いた取付構造
JP2011052503A (ja) 誘導鋲
JP2007268248A (ja) 吊下フック
JP2010268896A (ja) パチンコ遊技機
JP2009039789A (ja) 動力式回転工具用アタッチメント
JP5267547B2 (ja) 衝撃エネルギー吸収材成形用金型の衝撃エネルギー吸収材取付用クリップ保持構造及び衝撃エネルギー吸収材取付用クリップ
JP5312363B2 (ja) パチンコ遊技機
JP2004076868A (ja) 部品の取付構造
JP4918434B2 (ja) 被覆板の固定構造
JP2005245716A (ja) 遊技機における装着部品座板等の固着構造
JP2002065980A (ja) 取付部材の着脱装置
JP3161296U (ja) グラウンドゴルフ用スタートマット及びそれに用いるボールスタンド
JP4188868B2 (ja) 道路標識柱
JP6000092B2 (ja) 留め具
JP2008194878A (ja) パッチ貼着器
KR200265710Y1 (ko) 자동차용 파스너
KR200414865Y1 (ko) 정위치에 접착되어지는 스티커를 갖는 의류용 메달 텍
KR200414862Y1 (ko) 정위치에 접착되어지는 스티커를 갖는 의류용 메달 텍
JP2008080836A (ja) 物品取付具及び物品取付具の取り外し方法
JP3682279B2 (ja) 手摺りの連結構造
KR200414864Y1 (ko) 정위치에 접착되어지는 스티커를 갖는 의류용 메달 텍
JP3110108U (ja) 画鋲
KR200355162Y1 (ko) 비닐제 벽보 첩부(貼付)용 부착구

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120405

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130619

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130628

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130807

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130827

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130830

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees