JP3110108U - 画鋲 - Google Patents

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Abstract

【課題】 貼り紙類を壁面に長期にわたって貼っていても貼り紙類の跡がほとんど残らないようにした画鋲を提供する。
【解決手段】 画鋲(10)を受け鋲(30)と押さえ盤(20)とから構成する。受け鋲は受け盤(31)の裏面に壁面(50)に差し込まれる鋲(32)を立設して構成する一方、押さえ盤は受け盤に着脱可能に取付けられて受け盤との間に貼り紙類を挟持するように設け、貼り紙類と壁面との間には受け盤の厚みの空間を形成して空気を流通させる。押さえ盤はその裏面に短鋲(21)を立設し、受け盤は凹状となし、その凹状内部には押さえ盤の短鋲が差込み可能でかつ差し込まれた短鋲を保持し得る受け部材(34)を充填して構成することができる。また、受け盤及び押さえ盤の少なくとも一方には他方を磁着し得る磁石(35)を設けて構成することもできる。
【選択図】 図2

Description

本考案は画鋲に関し、特に貼り紙類を壁面に長期にわたって貼っていても貼り紙類の跡がほとんど残らないようにした画鋲に関する。
例えば、室内や掲示板等の壁面(以下、単に「壁面」ともいう)に貼り紙やポスター(以下、単に「貼り紙類」という)を貼る場合、粘着テープを用いると粘着剤によって壁面に汚れが付着しやすいことから、画鋲を用いることが多い。
通常、この種の画鋲は押さえ盤の裏面中央に鋲を立設し、貼り紙類に鋲を挿通して壁面まで押し込み、押さえ盤によって貼り紙類を壁面に保持するようになっている(特許文献1、特許文献2、特許文献3)。
特開平08−90996号公報 実用新案登録第3065969号公報 実開平06−81799号公報
ところで、壁面に貼り紙類を長期にわたって貼っていた場合、貼り紙類を剥がすと、壁面に貼り紙類の跡がくっきりと残ってしまうことがある。
上述の貼り紙類の跡は一般的には紫外線による壁面の変色に起因すると考えられるが、本件考案者らが実験を繰り返したところ、画鋲によって貼り紙類を壁面にピッタリと密着させると、貼り紙類の周囲には室内の空気流が接し、その部分には空気流中の汚れが付着する一方、貼り紙類と壁面との間には空気が流れず、壁面があまり汚れないで残ることが貼り紙類の跡の原因となっていることを知見するに至った。
本考案はかかる知見に基づき、貼り紙類を壁面に長期にわたって貼っていても貼り紙類の跡がほとんど残らないようにした画鋲を提供することを課題とする。
そこで、本考案に係る画鋲は、貼り紙類を壁面に取付けるための画鋲であって、受け鋲と押さえ盤とから構成され、上記受け鋲は受け盤の裏面に上記壁面に差し込まれる鋲を立設して構成されている一方、上記押さえ盤は上記受け盤に着脱可能に取付けられて上記受け盤との間に貼り紙類を挟持するように設けられ、上記貼り紙類と壁面との間には受け盤の厚みの空間が形成されて空気が流通するようになっていることを特徴とする。
本考案の特徴の1つは画鋲を受け鋲と押さえ盤の2つに分割してその間に貼り紙類を挟持する一方、受け鋲の鋲を壁面に差し込み、受け鋲の受け盤の厚みによって貼り紙類と壁面との間に空気を流通させるようにした点にある。
これにより、壁面の貼り紙類で覆われた部分にも空気流が接し、貼り紙類周囲の壁面と同様に空気流中の汚れが付着するので、貼り紙類を剥がした後に目立つような跡が残ることはない。
受け鋲と押さえ盤は相互に着脱可能に取付けることができればどのような形態であってもよい。例えば、押さえ盤はその裏面に短鋲を立設する一方、受け盤は凹状となし、その凹状内部には押さえ盤の短鋲が差込み可能でかつ差し込まれた短鋲を保持し得る受け部材を充填して構成することができる。
受け部材は押さえ盤の短鋲が差込み可能でかつ差し込まれた短鋲を保持し得る部材であればよく、例えばコルク、ゴム、合成樹脂材料等を用いることができる。
また、短鋲と受け部材との組合せではなく、磁石を用いて受け鋲と押さえ盤とを着脱可能に取付けるようにしてもよい。即ち、受け盤及び押さえ盤の少なくとも一方には相互に他方を磁着し得る磁石を設けて構成することもできる。
また、受け鋲の受け盤裏面を壁面に密着させるようにしてもよいが、受け鋲を対象面に強く押し込むと、受け盤の跡が残るおそれがある。そこで、鋲と受け盤との間には基部に比して先端が細くなった当たり部を形成すると、受け鋲を壁面に強く押し込んだときに壁面に残る跡を目立たない程度に小さくできる。
以下、本考案を図面に示す具体例に基づいて詳細に説明する。図1及び図2は本考案に係る画鋲の好ましい実施形態を示す。本例の画鋲10は押さえ盤20と受け鋲30とから構成され、押さえ盤20は円板状をなし、押さえ盤20の裏面中央には短鋲21が立設されている。
受け鋲30は受け盤31の裏面中央に鋲32を立設して構成され、受け盤31と鋲32との間には鋲32よりも大径でかつ基部に比して先端が細くなった当たり部33が形成されている。受け盤31は凹状をなし、その凹状内部にはコルク(受け部材)34が充填され、コルク34は押さえ盤20の短鋲21が差込み可能でかつ差し込まれた短鋲21を保持し得るようになっている。
押さえ盤20及び受け鋲30はその全部を金属材料又は合成樹脂材料を用いて製作することができ、又それらを組み合わせて製作することもできる。例えば、押さえ盤20は合成樹脂材料で、短鋲21は金属材料で製作することができ、又受け鋲30は受け盤31を合成樹脂材料で、鋲32及び当たり部33は金属材料で製作することができる。
貼り紙40を壁面50に貼る場合、図2に示されるように、受け鋲30の鋲32をその当たり部33の先端が壁面50に当たるまで壁面50に差し込み、受け鋲30の受け盤31の上に貼り紙40を重ねて手で押さえておく。次に、貼り紙40の上から押さえ盤20の短鋲21を受け鋲30の受け盤31に向けて挿通し、さらに受け盤31のコルク34に押し込み、押さえ盤20と受け鋲30の受け盤31との間で貼り紙40を挟持する。
このとき、受け盤31内にはコルク34が充填されているので、押さえ盤20の短鋲21を受け盤31のコルク34に軽く押し込むことができ、しかも押さえ盤20の短鋲21は受け盤31のコルク34によって確実に保持されるので、貼り紙40を押さえ盤20と受け鋲30の受け盤31との間に確実に、しかも安定に挟んでおくことができる。
また、貼り紙40と壁面50との間には図2に矢印Aで示されるように、室内の空気流Aが流通するので、貼り紙40を長期にわたって貼った後にこれを剥がしても壁面50に貼り紙40の跡がくっきりと残ることはない。
なお、上記の例では受け部材にコルク34を用いたが、他の材料、例えばゴム、軟質のプラスチック等を用いることもできる。
図3は第2の実施形態を示し、図において図1及び図2と同一符号は同一又は相当部分を示す。本例では受け鋲30の受け盤31内には磁石35が内蔵されている一方、押さえ盤20は磁石35に磁着され得る金属材料で製作されている。
貼り紙を壁面に貼る場合、第1の実施形態と同様に、受け鋲30の鋲32をその当たり部33の先端が壁面に当たるまで壁面に差し込み、受け鋲30の受け盤31の上に貼り紙を重ね、その上から押さえ盤20を受け鋲30の受け盤31上に重ならせると、押さえ盤20が受け鋲30の磁石35に磁着されるので、押さえ盤20と受け鋲30の受け盤31との間で貼り紙を挟持することができる。
なお、上記の例では受け鋲30に磁石を設けるようにしたが、押さえ盤20を磁石で製作し、あるいは押さえ盤20に磁石を内蔵させ、受け鋲30を磁石に磁着される材料で製作してもよく、又受け鋲30及び押さえ盤20を磁石で製作し、あるいは受け鋲30及び押さえ盤20に磁石を内蔵させるようにしてもよい。
本考案に係る画鋲の好ましい実施形態の全体構成及び断面構成を示す図である。 上記実施形態における使用状態の例を示す図である。 第2の実施形態を示す断面構成図である。
符号の説明
10 画鋲
20 押さえ盤
21 短鋲
30 受け鋲
31 受け盤
32 鋲
33 当たり部
34 コルク(受け部材)
35 磁石
40 貼り紙(貼り紙類)
50 壁面

Claims (4)

  1. 貼り紙類を壁面に取付けるための画鋲であって、
    受け鋲と押さえ盤とから構成され、
    上記受け鋲は受け盤の裏面に上記壁面に差し込まれる鋲を立設して構成されている一方、上記押さえ盤は上記受け盤に着脱可能に取付けられて上記受け盤との間に貼り紙類を挟持するように設けられ、
    上記貼り紙類と壁面との間には受け盤の厚みの空間が形成されて空気が流通するようになっていることを特徴とする画鋲。
  2. 上記押さえ盤はその裏面に短鋲が立設されている一方、上記受け盤は凹状をなし、その凹状内部には上記押さえ盤の短鋲が差込み可能でかつ差し込まれた短鋲を保持し得る受け部材が充填されている請求項1記載の画鋲。
  3. 上記受け盤及び押さえ盤の少なくとも一方には他方を磁着し得る磁石が設けられている請求項1記載の画鋲。
  4. 上記鋲と受け盤との間には基部に比して先端が細くなった当たり部が形成されている請求項1記載の画鋲。
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