JP2002037418A - 農産物管理方法 - Google Patents
農産物管理方法Info
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Abstract
て、常に好適に対処できる農産物管理方法を提供する。 【解決手段】 ケース2,3に収納している農産物の検
査、選別を行う入荷ライン11A〜11Fを複数設け
た。入荷ラインで検査、選別済みのケースを、仕分けラ
イン21A〜21Dと仮置き部34のいずれか一方に搬
送する。仕分けラインでは、複数の積み付けライン22
A〜22Fに対して、同一品目の農産物を収納している
ケースを積み付けライン毎に仕分けて搬入する。仮置き
部では、ケースを一旦、保管しておき、同一品目の農産
物を収納しているケースを仕分けて積み付けライン側に
搬入する。積み付けラインでは、同一品目の農産物を収
納しているケース毎にパレット4に載置したのち、所定
数のケースを載置したパレットを出荷側に搬出する。
Description
菜、きのこなど、多品目の農産物を取り扱う農産物管理
方法に関するものである。
特許第2954399号に見られる集出荷施設が提供さ
れている。この従来構成は、生産者側から持ち込まれた
(入荷された)多数の平箱を複数の荷受け用コンベヤ上
に載置して搬送し、等階級判定部を通過時に検査員が、
平箱に収納された生産物の等階級を判定し、その判定に
基づいて平箱の一側面に等階級バーコードを貼付したの
ち、平箱を所定段数に積重ねて荷箱としている。そし
て、荷受け量検知機において平箱の積重ね段数または積
重ね重量を検知するとともに、バーコードリーダによっ
て平箱の等階級データおよび生産者データを読取り、所
定段数に満たない端数分の荷箱を、箱振分け機によって
端量用コンベヤに移載している。
る。この梱包用コンベヤの部分では、所定段数に積重ね
られた荷箱の最上面に上蓋被せ機によって上蓋を被せた
のち、第1バンド掛け機によって荷箱の上面縦方向にバ
ンドを巻回し、そして方向転換機によって荷箱の向きを
90度方向転換したのち、第2バンド掛け機および第3
バンド掛け機によって荷箱の上面横方向にバンドを巻回
する。
上げ機によって上段側または下段側の周回コンベヤに移
載し、そして分配コンベヤによって品種別および等階級
別に分配処理したのち、箱送りコンベヤや積込み用コン
ベヤなどを介して、荷貯留室の貯留用コンベヤ群に振分
けて一時貯留する。この貯留中の荷箱は、積出し用コン
ベヤや集合用コンベヤを介して出荷用コンベヤに出荷す
る。
小箱を荷受け用コンベヤ上に載置して搬送し、小箱に貼
付された生産者データや等階級データをデータ入力部で
入力する。そして仕分け用コンベヤにおいて、荷受け量
検知機によって小箱の通過箱数を検知するとともに、第
1マーキング機および第2マーキング機によって特定の
小箱に等階級マークをマーキングし、次いで箱収納作業
部において、所定箱数の小箱を荷箱に収納したのち、荷
箱の一側面に等階級バーコードを貼付する。その後に荷
箱を周回コンベヤに移載し、前述した梱包済みとなった
荷箱と同様に取り扱う。
構成によると、梱包済みの荷箱や、小箱群を収納した荷
箱のいずれも、必ず荷貯留室にて一時貯留し、そして、
積出し用コンベヤや集合用コンベヤを介して出荷用コン
ベヤに出荷することから、たとえば、生産者側から持ち
込まれて、検査員が、収納された生産物の等階級などを
判定、検査したのち、この生産物を直ちに出荷しようと
しても、荷貯留室での一時貯留によって迅速に出荷する
ことができない。特に生産物が旬のもので、その入荷量
ならびに出荷量が多量のときには、対処できないことに
なる。
は、農産物の入荷量ならびに出荷量の状況に応じて、常
に好適に対処し得る農産物管理方法を提供することを目
的としたものである。
ために、本発明のうちで請求項1記載の農産物管理方法
は、多品目の農産物を取り扱う農産物管理方法であっ
て、ケースに収納されている農産物の検査、選別を行う
入荷ラインが複数設けられ、これら入荷ラインで検査、
選別済みのケースを、仕分けラインと仮置き部とのいず
れか一方に搬送し、仕分けラインでは、複数の積み付け
ラインに対して、同一品目の農産物が収納されているケ
ースを積み付けライン毎に仕分けて搬入し、仮置き部で
は、ケースを一旦、保管しておき、同一品目の農産物が
収納されているケースを仕分けて積み付けライン側に搬
入し、各積み付けラインでは、同一品目の農産物が収納
されているケース毎にパレットに載置したのち、所定数
のケースが載置されたパレットを出荷側に搬出すること
を特徴としたものである。
品目など、大量入荷の品目を優先して仕分けライン側に
搬送し得、そして仮置き部では、比較的に量の少ない農
産物が収納されているケースを一旦、保管しておき、同
一品目の農産物が収納されているケースの量が或る程度
に貯まったときに積み付けライン側に搬入し得、しか
も、この農産物管理設備を多品目の農産物を取り扱う設
備に使用(兼用)し得る。
法は、上記した請求項1記載の構成において、入荷ライ
ンで検査、選別済みのケースのうち、所定数に至らない
端数のケースを一旦、仮置き部で保管しておき、所定数
に達した状態で積み付けライン側に搬入させることを特
徴としたものである。
外れの品目や、元々入荷や出荷の少ない農産物を収納し
ている端数のケースの所定数への数合わせを、仕分けラ
イン側の仕分け作業を乱すことなく行える。
方法は、上記した請求項1または2記載の構成におい
て、複数の積み付けラインのうち、特定の積み付けライ
ンに対して、仮置き部からケース群が搬入されることを
特徴としたものである。
入荷の品目のケース群を仕分けて積み付ける作業を乱す
ことなく、所定数に数合わせしたケースの積み付ける作
業を行える。
方法は、上記した請求項1〜3のいずれかに記載の構成
において、複数の積み付けラインでは、それぞれ自動積
み付け手段により、同一品目の農産物が収納されている
ケース毎にパレットに載置させることを特徴としたもの
である。
ットに対してケースを、能率よくかつ常に安定した姿勢
で積み付け得る。しかも本発明の請求項5記載の農産物
管理方法は、上記した請求項1〜4のいずれかに記載の
構成において、仮置き部では、自動倉庫によりケースの
保管と仕分けとを行うことを特徴としたものである。
スの保管と仕分けは常に精度よくかつ容易に行える。
に基づいて説明する。農産物管理設備1は、入荷ゾーン
10と、仕分けゾーン20と、仮置きゾーン30と、出
荷ゾーン40などにより構成されている。そして農産物
管理設備1では、多品目かつ多等級の農産物がケースに
収納されて取り扱われ、その際にケースは、段ボール製
ケース2や発泡樹脂製ケース3などからなる。なお、以
下に述べる種々のラインは、たとえば駆動ローラ形式や
駆動ベルト形式のコンベヤなどにより構成されている。
収納されている農産物の検査、選別を行う複数の入荷ラ
イン、たとえば第1入荷ライン11Aと、第2入荷ライ
ン11Bと、第3入荷ライン11Cと、第4入荷ライン
11Dと、第5入荷ライン11Eと、第6入荷ライン1
1Fとが設けられている。これら入荷ライン11A〜1
1Fには、適宜に、検査、選別部12A,12B,12
C,12D,12E,12Fや、ラベル発行貼付け部1
3A,13B,13C,13Eなどが設けられている。
C,12E,12Fは主として検査を行うもので、入荷
されたケース2,3内の農産物を検査し、その品目や等
級などが申告通りであるか否かを確認したりする。また
一部の検査、選別部12Dは主として選別を行うもの
で、入荷されたケース2,3内の農産物の品目が申告通
りであるか否かを検査し、そして等級などの選別を行
う。その際に、段ボール製ケース2では蓋相当部が開か
れる(図4参照)。
1Bとは、それぞれ同一品目、同一等級毎に仕分ける仕
分け部14A,14Bなどを介して、共通の搬送ライン
15に接続されている。また第3入荷ライン11Cは第
2入荷ライン11Bに合流接続されている。そして第4
入荷ライン11Dは、テープ封函部14Dなどを介して
第5入荷ライン11Eに合流接続され、この第5入荷ラ
イン11Eは第6入荷ライン11Fに合流接続されてい
る。さらに搬送ライン15と第6入荷ライン11Fと
は、合流部16を介して中継ライン17に接続されてい
る。以上の11A〜17などによって入荷ゾーン10の
一例が構成される。
別済みのケース2,3を、仕分けラインと仮置き部との
いずれか一方に搬送するように構成されている。そのた
めに、前記中継ライン17に合流部18を介して接続さ
れる循環ライン19が設けられている。
けラインに対して、同一品目の農産物が収納されている
ケース2,3を積み付けライン毎に仕分けて搬入する複
数の仕分けライン、たとえば第1仕分けライン21A
と、第2仕分けライン21Bと、第3仕分けライン21
Cと、第4仕分けライン21Dとが並行されて設けられ
ている。これら仕分けライン21A〜21Dは、その始
端部分が前記循環ライン19から分岐される状態で配設
されている。
て、それぞれ積み付けライン、たとえば第1積み付けラ
イン22Aと、第2積み付けライン22Bと、第3積み
付けライン22Cと、第4積み付けライン22Dとが並
行されて設けられている。さらに、これら積み付けライ
ン22A〜22D群に並行されて、第5積み付けライン
22Eと、第6積み付けライン22Fとが設けられてい
る。そして積み付けライン22A〜22Fの始端部分間
に直交状としてパレット搬送ライン23が配設されると
ともに、このパレット搬送ライン23の始端部分に直交
状としてパレット供給ライン24が配設されている。
2Dは、その始端部分が仕分けライン21A〜21Dの
終端部分の下方に位置されるとともに、ライン方向が仕
分けライン21A〜21Dと同方向として配設されてい
る。またパレット供給ライン24の部分には空パレット
段ばらし手段25が設けられている。
すなわち第1積み付けライン22Aと第2積み付けライ
ン22Bとの間、第3積み付けライン22Cと第4積み
付けライン22Dとの間、第5積み付けライン22Eと
第6積み付けライン22Fとの間には、同一品目の農産
物が収納されているケース2,3毎にパレット4に載置
させるための自動積み付け手段26,27,28が設け
られている。以上の21A〜28などによって仕分けゾ
ーン20の一例が構成される。
ン19からの分岐ライン31に接続されるケース入庫ラ
イン32が配設され、このケース入庫ライン32の下方
にケース出庫ライン33が配設されている。そして、こ
れらケース入庫ライン32やケース出庫ライン33の両
側に振分けて、それぞれ複数の仮置き部34が設けられ
ている。これら仮置き部34は、たとえば自動倉庫形式
であって、ケース2,3の保管と仕分けとを行うように
構成されている。
の棚装置35と、これら棚装置35間に位置される出し
入れ装置36などにより構成されている。ここで棚装置
35は、上下方向ならびに横方向に多数の仮置き空間3
5aを形成して構成されている。また出し入れ装置36
はクレーン形式であって、ケース入庫ライン32におけ
る荷捌き場のケース2,3を目的とする仮置き空間35
aに入庫し、目的とする仮置き空間35aのケース2,
3をケース出庫ライン33における荷捌き場に出庫する
ように構成されている。以上の31〜36などによって
仮置きゾーン30の一例が構成される。
のうち、特定の積み付けライン、たとえば第5積み付け
ライン22Eと第6積み付けライン22Fに対して、仮
置き部34からケース2,3群が搬入されるように構成
されている。そのために、前記ケース出庫ライン33の
中間から分岐された供給ライン37の終端部分が、第5
積み付けライン22Eと第6積み付けライン22Fとの
始端部分間に位置され、そして自動積み付け手段28に
対向されている。
41が設けられている。このパレット待機手段41は、
たとえば自動倉庫形式であって、一対の棚装置42と、
これら棚装置42間に位置される出し入れ装置43など
により構成されている。ここで棚装置42は、上下方向
ならびに横方向に多数の区画空間42aを形成して構成
されている。そして一部の区画空間42aに対して、前
記積み付けライン22A〜22Fの終端部分やパレット
供給ライン24の始端部分が突入して位置するように構
成されている。
って、前記積み付けライン22A〜22Fの終端部分に
達したパレット4を、荷捌き場を介してパレット出荷ラ
イン44に出荷したり、目的とする区画空間42aに入
庫したりし、目的とする区画空間42aのパレット3
を、荷捌き場を介してパレット出荷ライン44に出荷し
たり、さらに段積みした空パレット群をパレット供給ラ
イン24の始端部分に供給するように構成されている。
40の一例が構成される。なお、パレット出荷ライン4
4上のパレット4は輸送車両に積込まれるのであるが、
出荷ゾーン40に隣接して保冷ゾーンを設けたときに
は、必要とする品目に対して、必要な期間、パレット単
位で保冷し得る。また、前記ケース出庫ライン33の終
端部分からはケース2,3を出荷可能に構成されてい
る。
別のケース出庫ライン46が設けられ、また仕分けライ
ン21A〜21Dの箇所を始端部分としたケース戻しラ
イン47が、合流部48を介して循環ライン19に接続
されている。
を説明する。生産された農産物は、基本的には品目別か
つ等級別としてケース2,3に収納された状態で、生産
者によって入荷ゾーン10に運び込まれる。そして入荷
ゾーン10では、予め決められた入荷ライン11A〜1
1Fに対して、または任意な入荷ライン11A〜11F
に対して、ケース2,3が1個ずつ載置(入荷)され
る。なおケース2,3は、品目別に使い分けられるが、
主として段ボール製ケース2が使用される。
では、検査、選別部12A〜12C,12Eにおいて入
荷されたケース2,3内の農産物を検査し、その品目や
等級などが申告通りであるか否かを確認する。そしてラ
ベル発行貼付け部13A,13B,13C,13Eでラ
ベル(バーコードなど)を発行して、ケース2,3の所
定箇所に貼付ける。その際に、申告に誤りがあるときに
は、入荷データの補正などを行った状態で正しいラベル
を発行するか、あるいはケース2,3をライン外に取り
出す。
に入荷されたケース2,3内の農産物を検査、選別部1
2Fにおいて検査し、その品目や等級などが申告通りで
あるか否かのみを確認する。さらに別の品目によって
は、別の入荷ライン11Dの検査、選別部12Dにおい
て、入荷されたケース2,3内の農産物の品目が申告通
りであるか否かを検査し、そして等級などの選別を行
う。
は、段ボール製ケース2が入荷された際に蓋相当部が開
かれて(図4参照。)農産物の検査を行い、その後に適
宜の箇所において封函などが行われる。
別としては、各入荷ライン11A〜11Fの一部または
全部において、農産物の種類(たとえば果物)に応じ
て、段ボール製ケース2で入荷し、一旦、段ボール製ケ
ース2から取り出して選果機にて等級別に選別したの
ち、等級別に段ボール製ケース2に分け入れて封函など
が行われることも含むものである。
が行われたのち、第1入荷ライン11Aと第2入荷ライ
ン11Bのケース2,3は、仕分け部14A,14Bに
おいて、それぞれ同一品目、同一等級毎に仕分けられ
る。そして仕分け部14A,14Bから、所定数のグル
ープとして、あるいは任意の数が、共通の搬送ライン1
5に切り出される。そして搬送ライン15上のケース
2,3は、合流部16、中継ライン17、合流部18を
介して循環ライン19に供給される。
は、第2入荷ライン11Bに合流されたのち、上述と同
様にして循環ライン19に供給される。さらに第4入荷
ライン11Dのケース2,3は、テープ封函部14Dで
封函処理などされたのち第5入荷ライン11Eに合流さ
れ、そして第5入荷ライン11Eのケース2,3ととも
に第6入荷ライン11Fに合流されたのち、第6入荷ラ
イン11Fのケース2,3とともに合流部16に至り、
上述と同様にして循環ライン19に供給される。
ケース2,3の処理搬送が行われるのであるが、その際
にライン間での合流順位や、合流時間の割合など、すな
わち、最終的には循環ライン19に対する品目別、等級
別の供給量は、入荷量などに応じて集中制御される。つ
まり、旬の品目など、大量入荷の品目を優先して循環ラ
イン19へ供給することもできる。
手段(図示せず。)がラベルを検出することなどによっ
て、仕分けライン21A〜21Dに同一品目、同一等級
毎に仕分けて供給される。その際に仕分けライン21A
〜21Dでは、所定数など或る数がストレージ状とな
る。なお、仕分けライン21A〜21Dのうちの目的と
するライン部分が満杯のときには、ケース2,3は仕分
けられることなく循環ライン19上で循環搬送される。
た積み付けライン22A〜22Dの始端部分には、空の
パレット4が位置されている。すなわち、たとえばパレ
ット待機手段41の区画空間42aを利用して格納され
ている段積み空パレットは、出し入れ装置36によって
パレット供給ライン24に取り出され、そして空パレッ
ト段ばらし手段25によって段ばらしされたのち、空の
パレット4が一枚ずつ、パレット搬送ライン23を介し
て積み付けライン22A〜22Dに供給されている。
D上にストレージ状にあるケース2,3は、自動積み付
け手段26,27の作動によって、目的とするパレット
4上に積み付けられる。これにより各積み付けライン2
2A〜22Dでは、同一品目、同一等級の農産物が収納
されているケース2,3毎にパレット4に載置し得る。
そして、所定数のケース2,3が載置されたパレット4
を出荷側に搬出し得る。
ト4上に所定段数でかつ所定の形態で安定して載置し得
る数(たとえば、図4参照)を上限としているが、入荷
数や出荷先の希望数などによっては、この上限の数より
も少ない数を所定数として、作業員が任意に設定し得る
ものである。
置されたパレット4は、積み付けライン22A〜22D
の終端部分から、パレット待機手段41の出し入れ装置
43によって取り出されてパレット出荷ライン44に移
される。そして、パレット出荷ライン44から、たとえ
ばフォークリフトにより取り出されて、運送車両に積込
まれる。
送車両が到着していない場合などにおいては、積み付け
ライン22A〜22Dの終端部分から出し入れ装置43
によって取り出されたケース2,3は区画空間42aに
格納され、以て運送車両が到着するまでの間、待機され
る。
れているケース2,3のうち、所定数に至らない端数の
ケース2,3や、直ちに仕分けライン21A〜21Dに
仕分けて供給する必要のないケース2,3は、仮置きゾ
ーン30の分岐ライン31に分岐される。次いでケース
2,3は、分岐ライン31からケース入庫ライン32に
移され、そして、目的とする(指定された)仮置き部3
4の出し入れ装置36によって、棚装置35の目的とす
る仮置き空間35aに入庫されて仮置きされ、以て一
旦、ケース2,3の単位で保管される。
目、同一等級の農産物が収納されているケース2,3を
仕分け制御している。そして仮置き部34において保管
されているケース2,3は、同一品目、同一等級の農産
物が収納されているケース2,3が所定数に達した状態
で搬出させたり、出荷希望に応じて個々に搬出させる。
目、同一等級の農産物が収納されているケース2,3が
所定数に達しとき、その目的とする仮置き空間35aの
ケース2,3が出し入れ装置36によって取り出され、
ケース出庫ライン33における荷捌き場に出庫される。
ン37へ分岐されたのち、特定の積み付けライン、すな
わち、第5積み付けライン22Eと第6積み付けライン
22Fに対応して位置される。このようにして、供給ラ
イン37上にストレージ状にあるケース2,3は、自動
積み付け手段28の作動によって、第5積み付けライン
22Eまたは第6積み付けライン22Fの目的とするパ
レット4上に積み付けられる。その後、所定数のケース
2,3が載置されたパレット4は、前述と同様にして出
荷側に搬出される。
3が仮置き部34から出し入れ装置36によって取り出
され、ケース出庫ライン33における荷捌き場に出庫さ
れ、そして運送車両に積込まれる。さらに同様にして、
循環ライン19上で搬送されているケース2,3のう
ち、出荷希望に応じて個々のケース2,3も、この循環
ライン19からケース出庫ライン46に分岐され、そし
て運送車両に積込まれる。
けられたが、数が不足しているなど何らかの事情で直ち
に出荷する必要のないケース2,3は、ケース戻しライ
ン47に戻されたのち、循環ライン19に合流される。
そして、この循環ライン19において循環搬送される
か、あるいは前述したように仮置きゾーン30の分岐ラ
イン31に分岐される。
〜11Fで検査、選別済みのケース2,3を、仕分けラ
イン21A〜21Dと仮置き部34とのいずれか一方に
搬送し、仕分けライン21A〜21Dでは、複数の積み
付けライン22A〜22Dに対して、同一品目の農産物
が収納されているケース2,3を積み付けライン22A
〜22D毎に仕分けて搬入し、仮置き部34では、ケー
ス2,3を一旦、保管しておき、同一品目の農産物が収
納されているケース2,3を仕分けて積み付けライン2
2E,22F側に搬入し、各積み付けライン22A〜2
2Fでは、同一品目の農産物が収納されているケース
2,3毎にパレット4に載置したのち、所定数のケース
2,3が載置されたパレット4を出荷側に搬出すること
によって、旬の品目など、大量入荷の品目を優先して仕
分けライン21A〜21D側に搬送することで、農産物
の処理を効率よく行え、しかも、この農産物管理設備1
を多品目の農産物を取り扱う設備に使用(兼用)し得る
とともに、全季節において常に稼働率よく運転し得る。
選別済みのケース2,3のうち、所定数に至らない端数
のケース2,3を一旦、仮置き部34で保管しておき、
所定数に達した状態で積み付けライン22E,22F側
に搬入させることによって、季節外れの品目や、元々入
荷や出荷の少ない農産物を収納している端数のケース
2,3の所定数への数合わせを、仕分けライン21A〜
21D側の仕分け作業を乱すことなく行える。
2Fのうち、特定の積み付けライン22E,22Fに対
して、仮置き部34からケース2,3群が搬入されるこ
とによって、大量入荷の品目のケース2,3群を仕分け
て積み付ける作業を乱すことなく、所定数に数合わせし
たケース2,3の積み付ける作業を行える。
2Fでは、それぞれ自動積み付け手段26〜28によ
り、同一品目の農産物が収納されているケース2,3毎
にパレット4に載置させることによって、パレット4に
対してケース2,3を、能率よくかつ常に安定した姿勢
で積み付け得る。
りケース2,3の保管と仕分けとを行うことによって、
その保管と仕分けは常に精度よくかつ容易に行える。上
記した実施の形態では、同一品目、同一等級の農産物が
収納されているケース2,3の単位で管理しているが、
これは品目によって等級は不要の場合もあり、かかると
きには同一品目の農産物が収納されているケース2,3
の単位で管理される。
おいて、同一品目、同一等級の農産物が収納されている
ケース2,3が所定数に達しとき、ケース出庫ライン3
3から供給ライン37を介して特定の積み付けライン2
2E,22F側に対応して積み付けているが、これは他
の任意な積み付けライン22A〜22D側に積み付けて
もよい。さらには、ケース出庫ライン33から循環ライ
ン19に戻すようにしてもよい。
の品目など、大量入荷の品目を優先して仕分けライン側
に搬送することで、農産物の処理を効率よく行うことが
でき、そして仮置き部では、比較的に量の少ない農産物
が収納されているケースを一旦、保管しておき、同一品
目の農産物が収納されているケースの量が或る程度に貯
まったときに積み付けライン側に搬入でき、以て農産物
の入荷量ならびに出荷量の状況に応じて、常に好適に対
処できる。しかも、農産物管理設備を多品目の農産物を
取り扱う設備に使用(兼用)できるとともに、全季節に
おいて常に稼働率よく運転できる。
季節外れの品目や、元々入荷や出荷の少ない農産物を収
納している端数のケースの所定数への数合わせを、仕分
けライン側の仕分け作業を乱すことなく行うことができ
る。
と、大量入荷の品目のケース群を仕分けて積み付ける作
業を乱すことなく、所定数に数合わせしたケースの積み
付ける作業を行うことができる。
と、パレットに対してケースを、能率よくかつ常に安定
した姿勢で積み付けることができる。しかも上記した本
発明の請求項5によると、ケースの保管と仕分けを常に
精度よくかつ容易に行うことができる。
設備の平面図である。
平面図である。
概略斜視図である。
トの斜視図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 多品目の農産物を取り扱う農産物管理方
法であって、ケースに収納されている農産物の検査、選
別を行う入荷ラインが複数設けられ、これら入荷ライン
で検査、選別済みのケースを、仕分けラインと仮置き部
とのいずれか一方に搬送し、仕分けラインでは、複数の
積み付けラインに対して、同一品目の農産物が収納され
ているケースを積み付けライン毎に仕分けて搬入し、仮
置き部では、ケースを一旦、保管しておき、同一品目の
農産物が収納されているケースを仕分けて積み付けライ
ン側に搬入し、各積み付けラインでは、同一品目の農産
物が収納されているケース毎にパレットに載置したの
ち、所定数のケースが載置されたパレットを出荷側に搬
出することを特徴とする農産物管理方法。 - 【請求項2】 入荷ラインで検査、選別済みのケースの
うち、所定数に至らない端数のケースを一旦、仮置き部
で保管しておき、所定数に達した状態で積み付けライン
側に搬入させることを特徴とする請求項1記載の農産物
管理方法。 - 【請求項3】 複数の積み付けラインのうち、特定の積
み付けラインに対して、仮置き部からケース群が搬入さ
れることを特徴とする請求項1または2記載の農産物管
理方法。 - 【請求項4】 複数の積み付けラインでは、それぞれ自
動積み付け手段により、同一品目の農産物が収納されて
いるケース毎にパレットに載置させることを特徴とする
請求項1〜3のいずれかに記載の農産物管理方法。 - 【請求項5】 仮置き部では、自動倉庫によりケースの
保管と仕分けとを行うことを特徴とする請求項1〜4の
いずれかに記載の農産物管理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000224684A JP2002037418A (ja) | 2000-07-26 | 2000-07-26 | 農産物管理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2000224684A JP2002037418A (ja) | 2000-07-26 | 2000-07-26 | 農産物管理方法 |
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---|---|
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ID=18718602
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Country | Link |
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JP (1) | JP2002037418A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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- 2000-07-26 JP JP2000224684A patent/JP2002037418A/ja active Pending
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