JP2002036361A - フッ素樹脂製チューブ被覆ベルトの製造方法 - Google Patents
フッ素樹脂製チューブ被覆ベルトの製造方法Info
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Abstract
いフッ素樹脂製チューブ被覆ベルトの製造方法を提供す
ることである。 【構成】エンドレス状のベルト基体10を用意する第1
の工程と、このベルト基体10内に、緊密に中子12を
挿入して被挿入体14を構成する第2の工程と、被挿入
体14の外周面に接着剤20を塗布する第3の工程と、
被挿入体14の外周に、少なくとも径方向に沿う弾性を
有するフッ素樹脂製チューブ22を緊密に被覆する第4
の工程と、被挿入体14の外径よりも径小な口径を有す
る扱きリング36を、被挿入体14の外周に被覆された
フッ素樹脂製チューブ22の外周の一端に嵌合させ、扱
きリング36を被挿入体14の軸方向に沿って他端に向
けて移動させて、第3の工程で塗布した接着剤20を被
挿入体14とこのフッ素樹脂製チューブ22との間で扱
く第5の工程と、中子12をベルト基体10から取り出
す第6の工程と、接着剤20を硬化させる第7の工程と
を具備することを特徴としている。
Description
ューブを被覆したエンドレスベルトの製造方法に関し、
特に、電子写真装置用の定着装置に使用される定着ベル
トの製造方法に関する。
ては、ベルト基体の周囲にゴム等の弾性体層を設け、こ
の弾性体層の外周にフッ素樹脂被覆を施した定着ベルト
が用いられ始めている。このようなゴム弾性層を有する
ロールの外周面にフッ素樹脂を被覆する方法としては、
以下のような方法が従来採用されていた。
周にフッ素樹脂の粉体又は液体の塗料を塗布し、この後
に焼成してフッ素樹脂被覆層を形成する方法が知られて
おり、また、第2の方法としては、ゴム弾性層の外周面
に接着剤を塗布し、この後にフッ素樹脂製の熱収縮性チ
ューブを被せ、ドライヤー等でこの熱収縮性チューブを
加熱して収縮せしめると共にゴム弾性層と接着させる方
法が知られている。
金型内に、予めフッ素樹脂製チューブと外周にゴム弾性
層を設けたベルト基体とを同心的に取り付けており、チ
ューブとベルト基体との間にゴム材料を注入して硬化さ
せる方法が知られており、また、第4の方法として、挿
入パイプの内周面に予めフッ素樹脂製チューブを取り付
けておき、この中に、外周にゴム弾性層を設けたベルト
基体を圧入する方法が知られている。
た第1の方法では、フッ素樹脂の焼成温度を例えば36
0℃以上というような高温とする必要があり、このよう
な高温に弾性層を構成するゴムがさらされることによ
り、ゴムが劣化してしまう問題点が指摘されている。
脂製チューブとして厚さの厚いもの、例えば、0.5m
m以上の厚さを有するものでないと、加熱したときの収
縮力が不足して、接着剤層の厚さが不均一となり、外径
精度が低下するという問題点や、ベルト基体とフッ素樹
脂製チューブとの間に空気が混入してしまう問題点が指
摘されている。
けてゴム材料の注入を行うために、電鋳ベルトの両端の
径に差がついて金型に忠実な成形が難しかったり、フッ
素樹脂製チューブに皺が入りやすいという問題点が残る
ものである。
トの圧入時にフッ素樹脂製チューブが無理に引っ張られ
て、部分的に伸びる状態が発生し、これにより、フッ素
樹脂製チューブの厚さが不均一になる問題点が指摘され
ている。
もので、この発明の主たる目的は、ゴムの劣化を招くよ
うな高温処理を必要としないフッ素樹脂製チューブ被覆
ベルトの製造方法を提供することである。
樹脂製チューブを被覆することの出来るフッ素樹脂製チ
ューブ被覆ベルトの製造方法を提供することである。
製チューブの厚さを均一に維持した状態で成形すること
が出来るフッ素樹脂製チューブ被覆ベルトの製造方法を
提供することである。
目的を達成するため、この発明に係わるフッ素樹脂製チ
ューブ被覆ベルトの製造方法は、請求項1の記載によれ
ば、エンドレス状のベルト基体を用意する第1の工程
と、このベルト基体内に、緊密に中子を挿入して被挿入
体を構成する第2の工程と、前記被挿入体の外周面に接
着剤を塗布する第3の工程と、前記被挿入体の外周に、
少なくとも径方向に沿う弾性を有するフッ素樹脂製チュ
ーブを緊密に被覆する第4の工程と、前記被挿入体の外
径よりも径小な口径を有する扱きリングを、該被挿入体
の外周に被覆された前記フッ素樹脂製チューブの外周の
一端に嵌合させ、該扱きリングを該被挿入体の軸方向に
沿って他端に向けて移動させて、前記第3の工程で塗布
した接着剤を該被挿入体と該フッ素樹脂製チューブとの
間で扱く第5の工程と、前記中子を前記ベルト基体から
取り出す第6の工程と、前記接着剤を硬化させる第7の
工程とを具備することを特徴としている。
ーブ被覆ベルトの製造方法は、請求項2の記載によれ
ば、エンドレス状のベルト基体を用意する第1の工程
と、このベルト基体内に、緊密に中子を挿入して被挿入
体を構成する第2の工程と、前記被挿入体の少なくとも
一端部に保護治具を取り外し自在に取り付け、該被挿入
体の外周面に接着剤を塗布する第3の工程と、前記被挿
入体及び保護治具の外周に、少なくとも径方向に沿う弾
性を有するフッ素樹脂製チューブを緊密に被覆する第4
の工程と、前記被挿入体の外径よりも径小な口径を有す
る扱きリングを、該保護治具の外周に密着した前記フッ
素樹脂製チューブの外周に嵌合させ、該扱きリングを該
被挿入体の軸方向に沿って反対側まで移動させて、前記
第3の工程で塗布した接着剤を該被挿入体の外周面と前
記フッ素樹脂製チューブの内周面との間で扱く第5の工
程と、前記保護治具を前記被挿入体より取り外、前記中
子を前記ベルト基体より取り出す第6の工程と、前記被
挿入体とフッ素樹脂製チューブとの間で前記接着剤を硬
化させる第7の工程とを具備することを特徴としてい
る。
ーブ被覆ベルトの製造方法は、請求項3の記載によれ
ば、エンドレス状のベルト基体を用意する第1の工程
と、このベルト基体の外周面に接着剤を塗布する第2の
工程と、このベルト基体内に、緊密に中子を挿入して被
挿入体を構成する第3の工程と、前記被挿入体の外周
に、少なくとも径方向に沿う弾性を有するフッ素樹脂製
チューブを緊密に被覆する第4の工程と、前記被挿入体
の外径よりも径小な口径を有する扱きリングを、該被挿
入体の外周に被覆された前記フッ素樹脂製チューブの外
周の一端に嵌合させ、該扱きリングを該被挿入体の軸方
向に沿って他端に向けて移動させて、前記第3の工程で
塗布した接着剤を該被挿入体と該フッ素樹脂製チューブ
との間で扱く第5の工程と、前記中子を前記ベルト基体
から取り出す第6の工程と、前記接着剤を硬化させる第
7の工程とを具備することを特徴としている。
ーブ被覆ベルトの製造方法は、請求項4の記載によれ
ば、エンドレス状のベルト基体を用意する第1の工程
と、このベルト基体の外周面に接着剤を塗布する第2の
工程と、このベルト基体内に、緊密に中子を挿入して被
挿入体を構成し、該被挿入体の少なくとも一端部に保護
治具を取り外し自在に取り付ける第3の工程と、前記被
挿入体及び保護治具の外周に、少なくとも径方向に沿う
弾性を有するフッ素樹脂製チューブを緊密に被覆する第
4の工程と、前記被挿入体の外径よりも径小な口径を有
する扱きリングを、該保護治具の外周に密着した前記フ
ッ素樹脂製チューブの外周に嵌合させ、該扱きリングを
該被挿入体の軸方向に沿って反対側まで移動させて、前
記第3の工程で塗布した接着剤を該被挿入体の外周面と
前記フッ素樹脂製チューブの内周面との間で扱く第5の
工程と、前記保護治具を前記被挿入体より取り外、前記
中子を前記ベルト基体より取り出す第6の工程と、前記
被挿入体とフッ素樹脂製チューブとの間で前記接着剤を
硬化させる第7の工程とを具備することを特徴としてい
る。
ーブ被覆ベルトの製造方法は、請求項3の記載によれ
ば、前記ベルト基体は、ニッケル電鋳製のベルトである
ことを特徴としている。
ーブ被覆ベルトの製造方法は、請求項4の記載によれ
ば、前記ベルト基体は、外周にゴム弾性層がコーティン
グされたニッケル電鋳製のベルトであることを特徴とし
ている。
ーブ被覆ベルトの製造方法は、請求項5の記載によれ
ば、前記ベルト基体は、円筒形状を呈する状態におい
て、所定の内径及び厚さを有するように形成され、前記
フッ素樹脂製チューブは、前記ベルト基体の外径よりも
径小な外径を有して形成されていることを特徴としてい
る。
ーブ被覆ベルトの製造方法は、請求項6の記載によれ
ば、前記第4の工程は、前記フッ素樹脂製チューブを、
前記被挿入体の外径よりも径大な内径を有する円筒状の
キャビティが形成された挿入パイプの前記キャビティ内
に挿入する第1のサブ工程と、前記フッ素樹脂製チュー
ブを前記キャビティの内周面に吸引する第2のサブ工程
と、前記被挿入体を前記フッ素樹脂製チューブ内に挿入
する第3のサブ工程と、前記吸引を解除して、前記フッ
素樹脂製チューブを前記被挿入体の外周に密着させる第
4のサブ工程とを備えることを特徴としている。
ーブ被覆ベルトの製造方法は、請求項7の記載によれ
ば、前記第2のサブ工程においては、前記フッ素樹脂製
チューブの両端を少なくとも前記キャビティの内径より
も拡径させ、該両端を前記挿入パイプに夫々固定した後
に、該フッ素樹脂製チューブを吸引することを特徴とし
ている。
ーブ被覆ベルトの製造方法は、請求項8の記載によれ
ば、前記第1のサブ工程において、前記キャビティは、
その中心軸線が鉛直方向に沿うように設定され、前記フ
ッ素樹脂製チューブの一端が、上端となるように挿入す
ることを特徴としている。
ーブ被覆ベルトの製造方法は、請求項9の記載によれ
ば、前記被挿入体は、前記フッ素樹脂チューブにこれの
上方から押し入れられることを特徴としている。
ーブ被覆ベルトの製造方法は、請求項10の記載によれ
ば、前記第5の工程において、前記扱きリングは、前記
被挿入体の前記一端部から他端部に向けて該被挿入体の
全長に渡り移動されることを特徴としている。
ーブ被覆ベルトの製造方法は、請求項11の記載によれ
ば、前記第6の工程に先立ち、前記被挿入体と保護治具
との境界において、前記フッ素樹脂チューブを切断する
ことを特徴としている。
素樹脂製チューブ被覆ベルトの製造方法の一実施例の構
成を、添付図面を参照して以下に詳細に説明する。
ベルト基体10として、ニッケル電鋳製のエンドレスベ
ルト(以下、電鋳ベルトと呼ぶ。)10Aの外周面に、
厚さ200μmでコーティングされたゴム層10Bを有
するエンドレス状のベルトを用意する。ここで、この電
鋳ベルト10Aは、周知のものであるためここでの説明
を省略するが、これが円筒形状を呈する状態において直
径40mm、軸方向長さ360mm、厚さ50μmを有
するように予め形成されている。
2を緊密に(即ち、径方向のがたつきが実質的に無い状
態に)挿入してする。ここで、この中子12は、図2に
示すように、外径寸法をベルト基体10内に緊密に挿入
可能に設定された円柱状の中子本体12Aと、この中子
本体12Aの図中下端に同軸に一体形成され、ベルト基
体10の外径と実質的に同一に設定されたフランジ部1
2Bと、中子本体12Aの上面に同軸状に一体形成さ
れ、上方に向けて突出する一方の軸部12Cと、このフ
ランジ部12Bの下面に同軸状に一体形成され、下方に
向けて突出する他方の軸部12Dとを備えて形成されて
いる。
フランジ部12Bが下方に位置するように起立させた状
態で、ベルト基体10を中子本体12Aの外周に、上方
から緊密に嵌め込む。即ち、ベルト基体10の中に、中
子12を挿入する。このようにして、全体としてリジッ
ドになされた、即ち、少なくとも半径方向に沿う変形が
阻止された被挿入体14が構成されることになる。
を構成する中子12の両端に夫々取り外し自在に取り付
ける保護治具16,18を用意する。ここで、被挿入体
14を鉛直方向に沿うように起立させた状態で、上方に
位置する保護治具16には、対応する軸部12Cが嵌合
する嵌合孔16Aが、下端面に形成されている。
体14の外径と同一に設定されており、換言すれば、保
護治具16の外周面と、ローラ体14の外周面とは、保
護治具16がローラ体14に取り付けられた状態で、面
一になるように設定されている。尚、この保護治具16
の軸方向に沿う厚さは、25mmに設定されている。
尚、保護治具16の外径は、ローラ体14の外径と同一
であることに限定されず、ローラ体14の外径よりも僅
かに径小であっても良い。
対応する軸部12Dが嵌合する嵌合孔18Aが上端面に
形成されている。また、この保護治具18の外径は、ロ
ーラ体14に隣接する部分で、ローラ体14の外径と同
一に設定され、ローラ体14とは反対側に向かうにつれ
てその外径を徐々に径小となるように設定されている。
換言すれば、保護治具18の外周面と、ローラ体14の
外周面とは、保護治具18がローラ体14に取り付けら
れた状態で、その接合位置に置いては面一になるように
設定され、保護治具18の外周面は、ローラ体14から
離れるにつれて(即ち、先端に向かうにつれて)先細状
の円錐面となるように設定されている。
は、47mmに設定されている。ここで、保護治具18
の外径は、ローラ体14の外径と同一であることに限定
されず、ローラ体14の外径よりも僅かに径大であって
も良い。
の被挿入体14の上部に、一方の保護治具16を、これ
の嵌合孔16Aに対応する軸部12Cが嵌合するように
取り付け、また、他方の保護治具18を、これの嵌合孔
18Aに対応する軸部12Dが嵌合するように取り付け
る。
6,18が取り付けられた被挿入体14の外周面に、ブ
レード塗装により液状のシリコーンゴム接着剤(以下、
単に接着剤と呼ぶ。)20を塗布する。ここで、塗布さ
れた接着剤20の膜厚は、図6に示すように、概略30
μmになるように設定されている。
剤としては、自己接着性を有するシリコーンゴムを用い
ることが好ましい。自己接着性を有するシリコーンゴム
接着剤としては、脱アセトン型、脱オキシム型、脱アル
コール型、脱酢酸型、付加型(付加反応硬化型)を使用
することが出来るが、脱アセトン型、脱オキシム型、脱
アルコール型、脱酢酸型は、硬化時に副生成物が発生す
るのと、空気中の水分と反応して硬化するため、作業上
取り扱いにくい問題点がある。このため、副生成物の発
生がなく、100℃以上の加熱で硬化する付加型の自己
接着性を有するシリコーンゴム接着剤が好適するもので
ある。
的に開放された挿入パイプ24を用意する。この挿入パ
イプ24の内部には、均一な内周面を有するキャビティ
30が形成されており、このキャビティ30の内径は、
被挿入体14の外径よりも僅かに大きい41mmに設定
されている。また、挿入パイプ24の全長は、390m
mに設定されている。尚、キャビティ30の内周面に
は、図示しない真空ポンプに接続された複数の吸引孔3
0Bが開口している。
に、図8に示すように、フッ素樹脂製チューブ22を、
その下端が挿入パイプ24から下方に突出するように挿
入する。ここで、このフッ素樹脂製チューブ22は、膜
厚が50μmに設定されており、少なくとも径方向に沿
って所定の弾性を有している。尚、フッ素樹脂製チュー
ブ22の内径は、被挿入体14の外径よりも径小の3
8.4mmに設定され、軸方向長さは、挿入パイプ24
の全長(390mm)よりも十分に長い434mmに設
定されている。
4の下部開口から下方に突出した部分を、径方向外方に
拡径させながら、挿入パイプ24の外周面に折り返すよ
うにする。この後、この状態を維持したままで、挿入パ
イプ24の下部を基台26上にセットする。この結果、
図10に示すように、フッ素樹脂製チューブ22の下部
が挿入パイプ24と基台26との間で密封状態で固定さ
れることになる。
28が上下に貫通した状態で形成されており、詳細は後
述するが、挿入パイプ24内に、内部に被挿入体として
の被挿入体14が挿入される際に、この挿入パイプ24
内の圧力を圧抜き孔28から逃がし、挿入パイプ24内
の圧力が増大しないようになされている。
ッ素樹脂製チューブ22の、挿入パイプ24の上部開口
から上方に突出した部分を、径方向外方に拡径させなが
ら、挿入パイプ24の外周面に折り返すようにする。そ
して、図12に示すように、挿入パイプ24の上端にキ
ャップ34を嵌め込んで、このキャップ34と挿入パイ
プ24との間でフッ素樹脂製チューブ22を強固に挟持
して固定する。尚、このキャップ34には、被挿入体1
4が挿通される中心孔34Aが形成されている。
て、吸引孔30Bを介してフッ素樹脂製チューブ22を
吸引する。ここで、フッ素樹脂製チューブ22の上下両
端は、夫々、挿入パイプ24の上下端部に対して密閉さ
れた状態となっている。この結果、フッ素樹脂製チュー
ブ22は、吸引により拡径されて、図13に示すよう
に、キャビティ30の内周面に密着する事になる。即
ち、フッ素樹脂製チューブ22の内径は、キャビティ3
0の内径と実質的に同径、つまり、被挿入体14の外径
よりも径大に拡径されることになる。
着剤20が塗布された被挿入体14を上方から、保護治
具18を先頭にして挿入パイプ24内に挿入する。ここ
で、この挿入動作に伴い、挿入パイプ24内の圧力が増
大する方向となるが、基台26には圧抜き孔28が形成
されているので、増大した圧力は、この圧抜き孔28か
ら抜けて、結果として、挿入パイプ24内の圧力は増大
しないことになる。このようにして、被挿入体14は挿
入パイプ24にセットされたフッ素樹脂製チューブ22
内にスムーズに挿入されることなる。
0が塗布されているが、フッ素樹脂製チューブ22は、
被挿入体14の外径よりも径大に拡径されているので、
被挿入体14は、問題なく、フッ素樹脂製チューブ22
内に挿入されていくことになる。
め、フッ素樹脂製チューブ22をこれの外径が被挿入体
14の外径よりも径大となるように拡径させておくこと
により、被挿入体14の挿入時にフッ素樹脂製チューブ
22に余分なストレスを生じさせることなく、ストレス
に基づく肉厚の変化を効果的に防止することが出来る効
果を特有に奏することが出来ることになる。
素樹脂製チューブ22内に挿入された時点で、真空ポン
プの起動を停止する。この結果、フッ素樹脂製チューブ
22は、自信の弾性に基づいて、径方向に収縮すること
となる。即ち、図15に示すように、被挿入体14及び
両保護治具16,18の外周に、フッ素樹脂製チューブ
22が間に接着剤20を介した状態で、密着した状態で
被覆されることになる。
6,18の外周にフッ素樹脂製チューブ22を緊密に被
覆させた後、挿入パイプ24から取り出し、図16に示
すように、下方に位置する保護治具18の外周に、下方
から扱きリング36を嵌め込む。ここで、この扱きリン
グ36は、O−リングから構成されており、JISB
2401で規定される呼び番号「P40」に準拠して形
成されたものが用いられている。そして、この扱きリン
グ36を、上述した保護治具18の外周に位置する状態
に止めておく。
36を詳細は図示していないが移動機構の押上部材38
を介して反対側の保護治具16に向けて、被挿入体14
の軸方向に沿って、例えば15cm/minの速度で押
上移動させる。このような扱きリング36の移動に伴
い、予め塗布されていた接着剤20は、被挿入体14の
外周面とフッ素樹脂製チューブ22の内周面との間を扱
き出され、両面の間の全域に渡り、均一な層厚を有して
押し出されることになる。即ち、図18に示すように、
被挿入体14の外周面とフッ素樹脂製チューブ22の内
周面との間に、薄くて均一な接着剤20の層が形成され
ることになる。
4と上方の保護治具16との境界においてフッ素樹脂製
チューブ22を切断し、保護治具16を被挿入体14か
ら上方に取り外す。一方、被挿入体14と下方の保護治
具18との境界においてフッ素樹脂製チューブ22を切
断し、保護治具18を被挿入体14から下方に取り外
す。このようにして、被挿入体14をこれの外周にフッ
素樹脂製チューブ22を被覆した状態で単独に分離す
る。
が被覆された状態で分離されたベルト基体10から中子
12を抜き出し、中子12が抜き出されたベルト基体1
0を、図示しない加熱槽に入れて加熱して、接着剤20
を硬化させ、フッ素樹脂製チューブ22とベルト基体1
0とを接着剤20を介して接着する。
的となる外周にフッ素樹脂製チューブ22を被覆したベ
ルト基体10(フッ素樹脂被覆弾性ベルト)を得ること
が出来ることになる。
は、外周をゴム弾性層10Bで被覆された電鋳ベルト1
0Aにより構成されるベルト基体10の外周面に、流動
性のある接着剤20を塗布し、この後、フッ素樹脂製チ
ューブ22を緊密に被覆した後、扱きリング36を介し
てフッ素樹脂製チューブ22を外周を軸方向の全長に渡
り扱くことにより、塗布した接着剤20をベルト基体1
0とフッ素樹脂製チューブ22との間に薄く押し出し、
この接着剤20を硬化させることにより、ベルト基体1
0とフッ素樹脂製チューブ22とを接着剤20を介して
接着するようにしているので、ゴムの劣化を招くような
高温処理を必要とせず、高価な金型を用いることなく寸
法精度の高いフッ素樹脂被覆ベルトを容易に且つ安価に
製造することが出来、また、フッ素樹脂製チューブの厚
さを均一に維持した状態で成形することが出来ることに
なる。
となく、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可
能であることは言うまでもない。
ト基体10が挿通された中子12の両端に保護治具1
6,18を取り付けるように説明したが、この発明はこ
のような構成に限定されることなく、保護治具を用いる
ことなく、中子12に挿通されたベルト基体10を(即
ち、被挿入体14を)、直接にフッ素樹脂製チューブ2
2内に挿入するように構成しても良いものである。
作を1回実施するように説明したが、この発明は、この
ような回数に限定されることなく、複数回に渡り扱き動
作を実施するようにしても良いことは言うまでもない。
特に、接着剤層の厚さが厚く設定されていて、この為に
接着剤20の量が多い場合には、複数回に渡り扱き動作
を分けることにより、より均一に接着剤を押し広めるこ
とが出来て有利である。
具16,18を中子12から取り外した後に、接着剤2
0を硬化させて、ベルト基体10の外周面とフッ素樹脂
製チューブ22の内周面とを接着させるように説明した
が、この発明は、このような手順に限定されることな
く、接着剤20を硬化させてから、保護治具16,18
を中子12から取り外すようにしても良いことは言うま
でもない。
基体10として、外周にゴム弾性層10Bがコーティン
グされた電鋳ベルト10Aを用いるように説明したが、
この発明は、このような適用に限定されることなく、例
えば、電鋳ベルトではなく、SUS等の異なる種類の金
属を用いることも出来るし、また、ポリイミド等の合成
樹脂を用いることも出来ることは言うまでもない。
基体10は、外周にゴム弾性層10Bがコーティングさ
れた電鋳ベルト10Aから構成されるように説明した
が、この発明は、このような構成に限定されることな
く、図21に他の実施例として示すように、ベルト基体
10は、電鋳ベルトそのものから構成されるように、換
言すれば、ゴム弾性層が外周にコーティングされていな
い電鋳ベルト10Aから直接的に構成されるようにして
も良いことは言うまでもない。このように図21に示す
ベルト基体10に、上述した製造方法を適用しても、図
22に示すように、フッ素樹脂製チューブ22が被覆さ
れたベルト10が製造されるものである。
2は金属から形成れるように説明したが、この発明は、
このような構成に限定されることなく、例えば、合成樹
脂製の中子を用いることが出来ることは言うまでもな
い。
基体10に中子12を挿入して、先ず、被挿入体14を
構成し、この後に、被挿入体14の外周面を規定するベ
ルト基体10の外周面に接着剤20を塗布するように説
明したが、この発明は、このような手順に限定されるこ
となく、ベルト基体10の外周面に接着剤20を塗布し
た後に、中子12を挿入して、被挿入体14を構成する
ようにしても良いことは言うまでもない。
ば、ゴムの劣化を招くような高温処理を必要としないフ
ッ素樹脂製チューブ被覆ベルトの製造方法が提供される
ことになる。
製チューブを被覆することの出来るフッ素樹脂製チュー
ブ被覆ベルトの製造方法が提供されることになる。
ューブの厚さを均一に維持した状態で成形することが出
来るフッ素樹脂製チューブ被覆ベルトの製造方法が提供
されることになる。
る。
挿入体の構成を示す断面図である。
の状態を示す断面図である。
態を示す断面図である。
す断面図である。
る。
状態を示す断面図である。
端外周に折り返した状態を示す断面図である。
図である。
上端外周に折り返した状態を示す断面図である。
り固定した状態を示す断面図である。
引して密着させた状態で示す断面図である。
挿入している状態を示す断面図である。
密に被覆した状態を示す断面図である。
ある。
を示す断面図である。
を示す断面図である。
す断面図である。
て断面図である。
構成を示す断面図である。
る製造方法を適用して製造したフッ素製樹脂チューブ被
覆ベルトの構成を示す断面図である。
Claims (13)
- 【請求項1】エンドレス状のベルト基体を用意する第1
の工程と、 このベルト基体内に、緊密に中子を挿入して被挿入体を
構成する第2の工程と、 前記被挿入体の外周面に接着剤を塗布する第3の工程
と、 前記被挿入体の外周に、少なくとも径方向に沿う弾性を
有するフッ素樹脂製チューブを緊密に被覆する第4の工
程と、 前記被挿入体の外径よりも径小な口径を有する扱きリン
グを、該被挿入体の外周に被覆された前記フッ素樹脂製
チューブの外周の一端に嵌合させ、該扱きリングを該被
挿入体の軸方向に沿って他端に向けて移動させて、前記
第3の工程で塗布した接着剤を該被挿入体と該フッ素樹
脂製チューブとの間で扱く第5の工程と、 前記中子を前記ベルト基体から取り出す第6の工程と、 前記接着剤を硬化させる第7の工程と、を具備すること
を特徴とするフッ素樹脂製チューブ被覆ベルトの製造方
法。 - 【請求項2】エンドレス状のベルト基体を用意する第1
の工程と、 このベルト基体内に、緊密に中子を挿入して被挿入体を
構成する第2の工程と、 前記被挿入体の少なくとも一端部に保護治具を取り外し
自在に取り付け、該被挿入体の外周面に接着剤を塗布す
る第3の工程と、 前記被挿入体及び保護治具の外周に、少なくとも径方向
に沿う弾性を有するフッ素樹脂製チューブを緊密に被覆
する第4の工程と、 前記被挿入体の外径よりも径小な口径を有する扱きリン
グを、該保護治具の外周に密着した前記フッ素樹脂製チ
ューブの外周に嵌合させ、該扱きリングを該被挿入体の
軸方向に沿って反対側まで移動させて、前記第3の工程
で塗布した接着剤を該被挿入体の外周面と前記フッ素樹
脂製チューブの内周面との間で扱く第5の工程と、 前記保護治具を前記被挿入体より取り外、前記中子を前
記ベルト基体より取り出す第6の工程と、 前記被挿入体とフッ素樹脂製チューブとの間で前記接着
剤を硬化させる第7の工程と、を具備することを特徴と
するフッ素樹脂製チューブ被覆ベルトの製造方法。 - 【請求項3】エンドレス状のベルト基体を用意する第1
の工程と、 このベルト基体の外周面に接着剤を塗布する第2の工程
と、 このベルト基体内に、緊密に中子を挿入して被挿入体を
構成する第3の工程と、 前記被挿入体の外周に、少なくとも径方向に沿う弾性を
有するフッ素樹脂製チューブを緊密に被覆する第4の工
程と、 前記被挿入体の外径よりも径小な口径を有する扱きリン
グを、該被挿入体の外周に被覆された前記フッ素樹脂製
チューブの外周の一端に嵌合させ、該扱きリングを該被
挿入体の軸方向に沿って他端に向けて移動させて、前記
第3の工程で塗布した接着剤を該被挿入体と該フッ素樹
脂製チューブとの間で扱く第5の工程と、 前記中子を前記ベルト基体から取り出す第6の工程と、 前記接着剤を硬化させる第7の工程と、を具備すること
を特徴とするフッ素樹脂製チューブ被覆ベルトの製造方
法。 - 【請求項4】エンドレス状のベルト基体を用意する第1
の工程と、 このベルト基体の外周面に接着剤を塗布する第2の工程
と、 このベルト基体内に、緊密に中子を挿入して被挿入体を
構成し、該被挿入体の少なくとも一端部に保護治具を取
り外し自在に取り付ける第3の工程と、 前記被挿入体及び保護治具の外周に、少なくとも径方向
に沿う弾性を有するフッ素樹脂製チューブを緊密に被覆
する第4の工程と、 前記被挿入体の外径よりも径小な口径を有する扱きリン
グを、該保護治具の外周に密着した前記フッ素樹脂製チ
ューブの外周に嵌合させ、該扱きリングを該被挿入体の
軸方向に沿って反対側まで移動させて、前記第3の工程
で塗布した接着剤を該被挿入体の外周面と前記フッ素樹
脂製チューブの内周面との間で扱く第5の工程と、 前記保護治具を前記被挿入体より取り外、前記中子を前
記ベルト基体より取り出す第6の工程と、 前記被挿入体とフッ素樹脂製チューブとの間で前記接着
剤を硬化させる第7の工程と、を具備することを特徴と
するフッ素樹脂製チューブ被覆ベルトの製造方法。 - 【請求項5】前記ベルト基体は、ニッケル電鋳製のベル
トであることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項
に記載のフッ素樹脂製チューブ被覆ベルトの製造方法。 - 【請求項6】前記ベルト基体は、外周にゴム弾性層がコ
ーティングされたニッケル電鋳製のベルトであることを
特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のフッ素
樹脂製チューブ被覆ベルトの製造方法。 - 【請求項7】前記ベルト基体は、円筒形状を呈する状態
において、所定の内径及び厚さを有するように形成さ
れ、 前記フッ素樹脂製チューブは、前記ベルト基体の外径よ
りも径小な外径を有して形成されていることを特徴とす
る請求項1乃至6の何れか1項に記載のフッ素樹脂製チ
ューブ被覆ベルトの製造方法。 - 【請求項8】前記第4の工程は、 前記フッ素樹脂製チューブを、前記被挿入体の外径より
も径大な内径を有する円筒状のキャビティが形成された
挿入パイプの前記キャビティ内に挿入する第1のサブ工
程と、 前記フッ素樹脂製チューブを前記キャビティの内周面に
吸引する第2のサブ工程と、 前記被挿入体を前記フッ素樹脂製チューブ内に挿入する
第3のサブ工程と、 前記吸引を解除して、前記フッ素樹脂製チューブを前記
被挿入体の外周に密着させる第4のサブ工程と、 を備えることを特徴とする請求項8に記載のフッ素樹脂
製チューブ被覆ベルトの製造方法。 - 【請求項9】前記第2のサブ工程においては、前記フッ
素樹脂製チューブの両端を少なくとも前記キャビティの
内径よりも拡径させ、該両端を前記挿入パイプに夫々固
定した後に、該フッ素樹脂製チューブを吸引することを
特徴とする請求項8に記載のフッ素樹脂製チューブ被覆
ベルトの製造方法。 - 【請求項10】前記第1のサブ工程において、前記キャ
ビティは、その中心軸線が鉛直方向に沿うように設定さ
れ、 前記フッ素樹脂製チューブの一端が、上端となるように
挿入することを特徴とする請求項8に記載のフッ素樹脂
製チューブ被覆ベルトの製造方法。 - 【請求項11】前記被挿入体は、前記フッ素樹脂チュー
ブにこれの上方から押し入れられることを特徴とする請
求項10に記載のフッ素樹脂製チューブ被覆ベルトの製
造方法。 - 【請求項12】前記第5の工程において、前記扱きリン
グは、前記被挿入体の前記一端部から他端部に向けて該
被挿入体の全長に渡り移動されることを特徴とする請求
項1乃至4の何れか1項に記載のフッ素樹脂製チューブ
被覆ベルトの製造方法。 - 【請求項13】前記第6の工程に先立ち、前記被挿入体
と保護治具との境界において、前記フッ素樹脂チューブ
を切断することを特徴とする請求項2又は4に記載のフ
ッ素樹脂製チューブ被覆ベルトの製造方法。
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