JP2002036043A - 多軸締付装置 - Google Patents

多軸締付装置

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JP2002036043A
JP2002036043A JP2000220831A JP2000220831A JP2002036043A JP 2002036043 A JP2002036043 A JP 2002036043A JP 2000220831 A JP2000220831 A JP 2000220831A JP 2000220831 A JP2000220831 A JP 2000220831A JP 2002036043 A JP2002036043 A JP 2002036043A
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JP
Japan
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nut
nut runner
diameter
tightening device
nuts
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000220831A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakatsu Nakano
雅勝 中野
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Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シリンダー数を減少させて装置の製作コスト
を削減する。 【解決手段】 第2ナットランナー2を円周移動可能に
支持させてPCDの切替えに対応するようにした。第2
ナットランナー2を回動可能な回動アーム5の一端に取
付けるとともに、当該回動アーム5の他端に作動シリン
ダー7を連結し、当該作動シリンダー7により回動アー
ム5を回動させて第2ナットランナー2を円周移動させ
るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のナットラン
ナーでナットまたはボルトを同時に締め付ける多軸締付
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車の組立ラインにおいて車軸ハブに
車輪を取り付ける場合、複数のナットを同時に締め付け
て作業性を向上させるために、複数のナットランナーを
組み合わせた多軸締付装置を用いている。
【0003】ところで、自動車の車輪には車種に応じて
例えば4個のナットを締め付けるもの(4軸仕様)と5
個のナットを締め付けるもの(5軸仕様)とがあり、そ
れらナットが配置されるピッチ円径(以下「PCD」と
称す)も車種に応じて異なる。
【0004】そこで、軸数およびPCDの異なる複数の
車輪に対して共通対応可能なように、各ナットランナー
を独立変位可能な構造とした多軸締付装置がある。
【0005】従来のこの種の多軸締付装置は、例えば図
3に示すように、1つの第1ナットランナー11と4つ
の第2ナットランナー12,12・・・を備え、これら
の第1ナットランナー11および第2ナットランナー1
2,12・・・を円筒状の装置本体13の前面部13a
の同一円周上に等間隔に配設する。第1ナットランナー
11は装置本体13の前面部13aに対して軸線方向に
進退可能に支持され、各第2ナットランナー12,12
・・・は装置本体13の前面部13aに対して左右方向
および上下方向に移動可能に支持される。そして、第1
ナットランナー11を前後方向に進退させることで軸数
の4軸と5軸の切替えを行うようにしており、各第2ナ
ットランナー12,12・・・を左右方向および上下方
向に移動させることでPCDの例えば114.3mm
(大径)と100mm(小径)の切替えを行うようにし
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の多軸締付装置で
は、各第2ナットランナー12,12・・・を左右方向
および上下方向にそれぞれ直線移動させてPCDの大径
と小径の切替えを行っている。このため、第2ナットラ
ンナー12毎に左右方向に直線移動させるための作動シ
リンダーと上下方向に直線移動させるための作動シリン
ダーの合せて2本の作動シリンダーが必要であり、装置
全体では作動シリンダー数が多くなって装置の製作コス
トが嵩むとともに、作動シリンダー数が多いことにより
装置が複雑かつ大型化するという問題もある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明は、複数のナットランナーを同一円周上に配
設させた多軸締付装置において、前記複数のナットラン
ナーのうちの少なくとも1つのナットランナーを軸線方
向に進退可能に支持させて軸数の切替えに対応するとと
もに、残りのナットランナーを円周移動可能に支持させ
てピッチ円径の切替えに対応するようにしたことを特徴
とする。
【0008】前記ナットランナーを回動可能な回動アー
ムの一端に取付けるとともに、当該回動アームの他端に
作動シリンダーを連結して前記円周移動可能なナットラ
ンナーを構成している。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施形態を図面
に基づき説明する。
【0010】本実施形態の多軸締付装置は、3種の車
輪、例えば図1に円形印で示すように、大径(例えば1
14.3mm)のPCD21上に72°間隔で等配置さ
れた5個のナット22を締め付ける車輪(大径5軸仕
様)、図1に四角形印で示すように大径のPCD23上
に90°間隔で等配置された4個のナット24を締め付
ける車輪(大径4軸仕様)および図1に三角形印で示す
ように小径(例えば100mm)のPCD25上に90
°間隔で等配置された4個のナット26を締め付ける車
輪(小径4軸仕様)に対して適用される。この3種の車
輪の各々のナット同士(図1に示す円形印、四角形印お
よび三角形印同士)は、点aを中心とする同一半径円周
上に位置するように配置されている。
【0011】上記多軸締付装置は、図2に示すように、
1個の第1ナットランナー1と4個の第2ナットランナ
ー2,2・・・を備え、これらの第1ナットランナー1
および第2ナットランナー2,2・・・を装置本体3の
前面部3aの同一円周上に等間隔に配設する。ここでは
大径5軸仕様の車輪のナット配置位置(図1に円形印で
示す配置位置)に対応して配設する。第1ナットランナ
ー1および第2ナットランナー2,2・・・は、先端に
ナットに嵌合させるソケット(図示せず)をそれぞれ備
え、これらのソケットを装置本体3内に設けたモーター
等の回転駆動手段(図示せず)により同一方向に回転す
ることができる。
【0012】第1ナットランナー1は、装置本体3の前
面部3aに対して軸線方向に進退可能に支持され、装置
本体3内に設けた作動シリンダー等の進退駆動手段(図
示せず)により装置本体3の前面部3aに対して軸線方
向に進退することができる。
【0013】第2ナットランナー2は、装置本体3内に
設けた円周移動機構4によって装置本体3の前面部3a
に円周移動可能に支持され、円周移動機構4によって装
置本体3の前面部3aで円周移動することができる。
【0014】円周移動機構4は、回動アーム5の長手方
向略中央を枢軸6によって装置本体3に枢支させ、か
つ、回動アーム5の先端側に第2ナットランナー2を取
り付けるとともに、回動アーム5の後端側に作動シリン
ダー7のピストンロッド7aを連結させており、作動シ
リンダー7のピストンロッド7aを伸縮操作させて回動
アーム5を枢軸6を中心として回動させることにより、
第2ナットランナー2を装置本体3の前面部3aで円周
移動させる。枢軸6は、図1に示す点aに対応するよう
に軸支されており、回動アーム5を枢軸6を中心として
回動させれば、第2ナットランナー2を図1に示す点a
を中心とする同一半径円周上に配置された3種の車輪の
各ナット配置位置(図1に円形印、四角形印、三角形印
で示す配置位置)に円周移動させることができる。
【0015】次に、上記構成を備えた本実施形態の作用
について説明する。
【0016】図2に示す状態は、第1ナットランナー1
が前進位置に突出されており、かつ、第1ナットランナ
ー1および第2ナットランナー2,2・・・が大径のP
CD21上に72°間隔で等配置されており、大径5軸
仕様の車輪に対応することができる。この状態におい
て、図1に円形印に示すように配置されたナット22に
ソケットを嵌合させて第1ナットランナー1および第2
ナットランナー2,2・・・を駆動させれば、5個のナ
ット22が同時に締め付けられて大径5軸仕様の車輪を
車軸ハブに取り付けることができる。
【0017】次に、大径5軸仕様の車輪に対応する状態
において大径4軸仕様の車輪を車軸ハブに取り付ける場
合には、第1ナットランナー1を後退させるとともに、
第2ナットランナー2,2・・・を円周移動機構4,4
・・・によって図1に示す点aを中心とする半径円周上
を円形印の位置から四角形印の位置にそれぞれ円周移動
させる。その結果、第1ナットランナー1が後退位置に
退避された状態になり、かつ、第2ナットランナー2,
2・・・が大径のPCD23上に90°間隔で等配置さ
れた状態になり、大径4軸仕様の車輪に対応することが
できる。この状態において、図1に四角形印に示すよう
に配置されたナット24にソケットを嵌合させて第2ナ
ットランナー2,2・・・を駆動させれば、4個のナッ
ト24が同時に締め付けられて大径4軸仕様の車輪を車
軸ハブに取り付けることができる。
【0018】次に、大径4軸仕様の車輪に対応する状態
において小径4軸仕様の車輪を車軸ハブに取り付ける場
合には、第2ナットランナー2,2・・・を円周移動機
構4,4・・・によって図1に示す点aを中心とする半
径円周上を四角形印の位置から三角形印の位置に円周移
動させる。その結果、第2ナットランナー2,2・・・
が小径のPCD25上に90°間隔で等配置された状態
になり、小径4軸仕様の車輪に対応することができる。
この状態において、図1に三角形印に示すように配置さ
れたナット26にソケットを嵌合させて第2ナットラン
ナー2,2・・・を駆動させれば、4個のナット26が
同時に締め付けられて小径4軸仕様の車輪を車軸ハブに
取り付けることができる。
【0019】上述したように、本実施形態によれば、第
2ナットランナー2を回動可能な回動アーム5の先端側
に取り付け、回動アーム5の後端側に連結した作動シリ
ンダー7で当該回動アーム5を回動させることにより、
第2ナットランナー2を円周移動させてPCDの切替え
を行うことができ、従来の装置においてはPCDの切替
えに1つの第2ナットランナー2に対して2本の作動シ
リンダーが必要であったが、1本の作動シリンダー7で
第2ナットランナー2のPCDの切替えを行なうことが
できるから、1つの第2ナットランナー2に必要な作動
シリンダー数を減少させることができる。
【0020】以上、本発明の一実施形態について述べた
が、本発明はこのような実施形態に限定されるものでは
ない。例えば、上記実施形態では、5軸と4軸とに切替
えを行うように構成したが、4軸と3軸或いは6軸と5
軸等の適宜の軸数に切替えを行うように構成することも
可能であり、また、軸数の切替えを行わずにPCDのみ
の切替えを行うように構成することも可能である。ま
た、ナットを締め付ける場合だけでなく、ボルトを締め
付ける場合にも使用可能なことは勿論である。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の多軸締付
装置によれば、第2ナットランナーを回動可能な回動ア
ームの一端に取り付け、回動アームの他端に連結した作
動シリンダーで当該回動アームを回動させることによ
り、第2ナットランナーを円周移動させてPCDの切替
えを行うようにしたので、1個の第2ナットランナーに
必要な作動シリンダー数を減少させることができ、装置
全体で作動シリンダー数を減らして装置の製作コストを
削減できるとともに、作動シリンダー数が減少した分だ
け構造が簡単になってコンパクト化が図れる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多軸締付装置の実施形態に対応可能な
3種の車輪のナット配置位置の説明図。
【図2】本発明の多軸締付装置の実施形態の概略正面
図。
【図3】従来の多軸締付装置の概略斜視図。
【符号の説明】
1 第1ナットランナー 2 第2ナットランナー 3 装置本体 4 円周移動機構 5 回動アーム 6 枢軸 7 作動シリンダー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のナットランナーを同一円周上に配
    設させた多軸締付装置において、 前記複数のナットランナーのうちの少なくとも1つのナ
    ットランナーを軸線方向に進退可能に支持させて軸数の
    切替えに対応するとともに、 残りのナットランナーを円周移動可能に支持させてピッ
    チ円径の切替えに対応するようにしたことを特徴とする
    多軸締付装置。
JP2000220831A 2000-07-21 2000-07-21 多軸締付装置 Pending JP2002036043A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101300477B1 (ko) 2013-02-13 2013-09-02 (주)디케이엔지 차량용 휠 체결 설비

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101300477B1 (ko) 2013-02-13 2013-09-02 (주)디케이엔지 차량용 휠 체결 설비

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Effective date: 20050825

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