JP2000512217A - 工作物保持台のための急速据付および解放作動装置 - Google Patents

工作物保持台のための急速据付および解放作動装置

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Abstract

(57)【要約】 固定位置に管状工作物(24)を保持するため軸方向に移動可能な締付具と協働するための急速据付および解放作動装置(10)は、工作機械(20)のハウジングに関して固定される固設部材(12)と、回動装着される運搬具部材(38)により運搬される推力部材(42)とを具備し、その運搬具部材(38)は、固設部材(12)に向うように、またそれから離れるように回動し、推力部材(42)を複数の分割片からなるコレット(26)の末端壁(44)と係合するよう駆動させ、工作機械(20)に保持される工作物(24)の外面と係合するため、コレット(26)をその分割片支承面(30)に沿って前進させる。推力部材(42)は、運搬具(38)の回動連接部(48)により回動装着されるとよく、それにより運搬具(38)がコレットの末端壁(44)と正確に平行でない時でさえ、推力部材(42)は、コレット(26)の末端壁(44)とそれ自体一直線に並ぶ。

Description

【発明の詳細な説明】 工作物保持台のための急速据付および解放作動装置 発明の分野 本発明は、管状工作物を工作機械またはそれに類するものに保持するため、工 作物保持用締付具を締付位置に駆動するための作動装置に関する。 関係情報および一般的議論 機械加工、または切断作業を工作物に行うため設計された工作機械の締付位置 に、工作物、詳しくは管状工作物を保持するため、多くの実施態様の締付具を使 用することは、誰でもよく知っている。割りコレット締付具(split collet chuc k)を、テ−パ付き支承面またはそれに類するものとともに使用する時、コレット 分割片およびそれらの支承面の相対的軸方向運動は、締付具の設計により、コレ ット分割片を半径方向の内側または外側へ駆動させ、コレットの中心孔を通って 軸方向にまたはコレット分割片の周囲の回りに延在する管状工作物の隣接する外 面または周囲を締付ける。そのようなコレットは、それらがコレット分割片とそ れらの支承面との間の相対的軸運動に応じて、工作物と係合して駆動するという 点で、軸方向作動と考えることができる。 そのような軸方向作動のコレット形式の締付具では、工作物を締付ける効果を 出すため、軸方向運動をコレット装置に加えるというある種の手段を設けなけれ ばならない。コレットにある工作物を締付けるために、回転螺刻はめ輪(thimble ),レバ−、推力ナット要素およびそれらに類するものを使用することは、誰で もよく知っており、それらは、機械または手動で動かされ、軸方向推力をコレッ ト装置に対して加える。そのようなコレットの実施態様は、例えば米国特許第48 9,933号-Conradson;第658,473号-Smith他;第123,197号-Pinton他;第425,224 号-Hartness;第1,400,306号-Miller;第2,460,149号-Schoensiegel;第2,517,346 号-Queitzsch;第2,735,689号-Madsen;および第4,319,503号-Saine他で知ること ができる。 割りコレット工作物保持台は、急速据付および解放の実施態様で作動されるこ とが非常に望ましく、その急速据付および解放の実施態様は、工作機械にある工 作物を急速に固着および解放することができ、工作機械による高度の生産性を可 能にする。上記で述べた幾多の従来技術の発明は、そのような急速据付および解 放機構を具備している。しかしながら、それらは一般に、簡素性と、低価格と、 コレットを急速に交換し異なる寸法の工作物に適応する能力とに欠けている。ま た、多くの従来技術のコレット作動装置は、やや複雑で比較的重い構造の実施態 様を必要とし、その実施態様は、コレット駆動機構をコレット装置に対して平行 に維持し、それによりコレット分割片をすべて締付位置に対し均一的に駆動し、 それにより工作物の中心が、コレットの中心孔にくるように維持している。 発明の簡単な要約 本発明は、管状工作物を保持するため、軸方向に移動可能な締付具と協働する ための急速据付および解放作動装置を提供する。本作動装置は、固設部材と、そ の固設部材に向うようにまたそれから離れるように回動可能な推力部材運搬具と ;その運搬具とともに回動運動するため運搬具に装着される少なくとも1個の推 力部材と;また運搬具および推力部材を前進回動位置に固定するため且つ固設部 材から離れる運搬具および推力部材の回動運動を防止するための固定装置とを具 備する。 1実施例の本作動装置は、割りコレット装置に隣接して装着されており、それ により、運搬具が固設部材に向って回動すると、推力部材がコレット分割片と係 合し、テ−パ付きコレット支承面に関してコレット分割片を前進駆動させ、コレ ットが、コレットの中心孔を通って延在する管状工作物のまわりを締め付けるよ うになる。 手動操作のレバ−およびレバ−に連接するカムが、機械的拡大率を得ることが できるように設けられ、運搬具を、コレット分割片と係合する推力部材とともに 、その前進最終回動位置まで駆動させ、推力部材をコレットに接して固定し、コ レットを工作物と締付け係合して固着する。 固設部材を、適切な方法で工作機械に固定し、または協働させるように配置し 、それにより、固設部材は、作動装置の操作の間中、工作機械ハウジングに関し て固定されたままである。運搬具は、急速解除ピンで回動装着され、その急速解 除ピンは、運搬具を固設部材に隣接する位置から急速に移動させることができ、 工 作機械のコレットを急速に交換することができる。 本発明の1実施例の推力部材は、運搬具に回動装着され、それにより、推力部 材は、コレットに向う運搬具の前進回動運動に当たってコレット分割片と係合す るように、運搬具に関して独立して回転可能である。これにより、推力部材は、 コレット分割片に関して平行な位置を維持することができ、したがって、コレッ トが締付位置へ作動する間中、コレット分割片すべてを均一的に駆動させる。 本発明のこの実施例では、推力部材の回動軸は、運搬具の回動軸を含む面と同 一平面に置かれ、そして推力部材の回動軸は、運搬具の回動軸と平行に延在する ことが好ましい。 本発明のもう1つの実施例では、円いピンからなる一対の推力部材が運搬具に 装着され、それにより、運搬具がその前進回動位置に向かって回動する時、一対 の推力部材は、コレット装置に向かって移動させられる。本発明のこの実施例に よれば、円い推力部材が、推力伝達スペーサとともに使用され、その推力伝達ス ペ−サは、コレット孔と平行に延在する軸方向開口部に誘導される。 図面の簡単な説明 図1は、工具に装着される本発明の好ましい1実施例に基づき造られた急速据 付および解放作動装置を持つ管端部が直角になっている可搬式工作機械の側面図 である; 図2は、図1の平面図である; 図3は、図1の正面図である; 図4は、図2の線IV−IVで切断した縦断面図である; 図5は、本発明に基づいて造られた急速据付および解放作動装置のもう1つの 実施例を図示している; 図6は、図5に図示した急速据付および解放作動装置の実施例を開放位置で示 している。 本発明の好ましい実施例の詳細な説明 図1ないし3に示すように、本発明に基づく急速据付および解放作動装置の模 範的な実施例が、10に示されており、この例によれば、その装置は、留め具1 5でともに保持される部分13および部分14を持つ上部部分13および下部部 分14を具備する分離した板状体からなる固設部材12を具備する。その固設部 材12は、中心螺刻孔16(図4参照)を具備し、その螺刻孔16は、雄ねじ固 定具18に捩じ込まれ、その固定具18は、管仕上げの可搬式工作機械20の端 部を形成し、その型の例が、米国特許第4,319,503号に示されている。また、固 設部材12を、単一部材としてまたは複数部材組立品の別の型として造ることが できる。 工作機械20は、カッタ−22を具備し、そのカッタ−22は、駆動モ−タ( 図示せず)で回転し、通常、割りコレット26(図4参照)により、工作機械2 0のハウジングに関して締付け関係で保持される管状工作物24の端部と係合し 切断する。管状工作物24の端部がカッタ−22と隣接するようにコレット26 内の管状工作物24を締付けると、ハンドル28(図2および3参照)を操作す ることにより、回転駆動カッタ−が前進できるようになり、管状工作物24の端 部と向き合い、またはその端部を直角にする。 コレットの前進方向に内側へテ−パを付けられたコレット支承面30内で、コ レット26を軸方向に前進させて、コレット26を管状工作物24の周囲と係合 するように、通常、作動させ、それにより、コレット26が図4に示すように左 へ前進するので、コレットの分離した両半分が内方へ縮小し、そして軸33に沿 って延在するコレット26の中心孔32の中に配置されている管状工作物24の 周囲と係合するようになる。コレットにかかる軸方向圧力が解放された後、適切 な拡張スプリング34およびエラストマ−製のバンド36が、コレット26を開 放するようにする。また、管状工作物24をコレット26について右へ軸方向に 引っ込めることにより、コレットの両半分を、次の工作物を受容するための位置 まで開放することができるようなる。適切な機構を設け、コレット26が工作機 械20の末端部分18から完全に分離されることを防止する。コレット26が、 2つの分割片として描かれているが、同時にコレットを、コレット構造の公知の 原理に基づき任意の数の分割片で造ることができることを理解すべきである。 コレット26の急速据付および解放を可能にするため、作動装置10は、推力 部材運搬具38を具備し、その推力部材運搬具38は、その運搬具38がピン4 0のまわりで回動可能であるように、横に延在するピン40で、固設部材12に 関し回動運動するため回動連接され、それにより、運搬具が前方および後方へ回 動運動する少なくとも一部の間、運搬具が、固設部材12に近づいたり、またそ れから離れるように後退したりする。この実施例におけるピン40は、固設部材 12の下部部分14に連接される。しかしながら、ピン40を、他の位置に配置 することもでき、それによりピン40を、固設部材12について相対的に固定し て、運搬具を上述の方法で回動させることができる。 運搬具38は、推力部材42を末端壁すなわちコレット26の壁44と係合す るために運搬する。運搬具38が、コレット26に向かって前方回動方向でコレ ット26に近づくにつれて、推力部材42の前端部46は、コレット26の末端 壁44と係合して、コレット26を前進させ且つ支承面30に沿ってコレット2 6の内方への運動を生じさせ、その結果、コレットの孔32内に配置されている 工作物の周囲でコレットの分割片26の縮小を引き起こす。 推力部材42は、横に延在する回動ピン48で運搬具38に回動連設され、そ の回動ピン48により、推力部材42が、回動ピン48を通って中心に延在する 横軸のまわりで回動できる。ピン48を通って延在する推力部材42の回動運動 軸が、運搬具38がまわりで回動する下部回動ピン40の中心軸を含む面と同一 平面49に在り、また好ましい本実施例によれば、推力部材42の回動運動の横 軸が、運搬具38が回動連接されるピン40で定められる回動軸と平行に延在す ることは、図4で明らかである。推力部材42を運搬具38に回動装着するので 、運搬具38が、末端壁44と正確に平行でなくても、推力壁42がコレット2 6の末端壁44とそれ自体一直線に並ぶことができ、それによりそのコレットは 、コレットの締付位置に向かって均一的に軸方向に動かされる。 作動装置のレバ−50が、運搬具38の巧妙な操作を可能にし、固設部材12 に隣接するピン40のまわりで明確な最終回動運動を生じさせるために設けられ る。レバ−50は、固設部材12の隣接面と係合するカム52を具備するか、ま たはそれに連接される。レバ−50はまた、横ピン56で推力伝達螺刻棒すなわ ち部材54に回動連接され、それにより、レバ−50が回転すると、図1で分か るように、カム52が固設部材12の上半分13に接して係合され、その結果、 カム52の湾曲部のために、レバ−50を反時計回りに回転させるにつれて図1 に示すように推力伝達棒54が左の方向に引き寄せられることになる。 推力伝達レバ−54は、運搬具38の開口部55を通って延在し、ナット58 の形状をした推力反動材に連接され、そのナット58は、推力伝達棒54の螺刻 部分にねじ止めされる。その推力ナット58は、図面に示されるように、運搬具 38の上部壁面と係合し、ピン56とナット58との間の距離は、ナット58を 回転させることによって変更可能で、それにより、ナット58を望ましい位置に 配置し、運搬具38の最終回動運動に当たって、下述するような方法でコレット 26を作動させる。 図1ないし3に示す実施例の操作において、ナット58は、推力伝達棒54で 調節され、それにより、レバ−50が上に向かう位置、すなわち「コレット非締 付」位置にあるレバ−50で、運搬具38は、ピン40まわりで反時計回りの方 向に回転することができ、コレット26を、解放位置すなわち「コレット非締付 」位置に配置することができる。そのような「コレット非締付」位置において、 推力部材42は、コレット26の末端壁44に隣接する位置から離れるように動 かされ、工作物を受容または解放するため、コレット26の分割片を充分に開放 することができる。 次に、管状工作物24がカッタ−22に関して望ましい位置に配置されるまで 、管状工作物24は、推力部材42及びコレット26の制御孔を通って軸方向に 挿入され、それにより、カッタ−が前進すると、管状工作物の端部が係合され、 管状工作物の末端壁の一部が除去され、それにより工作物の端部が直角または他 の状態に形づくられる。 次に、レバ−50を図1に示すように反時計回りに回転させ、それにより、カ ム52が、固設部材12と係合し、そして図1で見るように、ピン56が左に引 寄せられることとなり、それにより、また推力伝達棒54を左に引き、そしてな おその上、ナット58により反時計回りの方向に運搬具38の最終回動運動が生 じ、推力部材52が、コレット26の末端壁44に係合し、コレット26が、そ の支承面30に沿って、内側に駆動させられ、それにより、管状工作物24の外 側を締付けるようになる。レバ−50が、カム52と固設部材12とピン56と の間の「オ−バ−センタ−(overcenter)」関係のために適所に残されるよう意図 されており、それにより、コレット26は前進した「コレット締付」位置に固定 される。次に、管状工作物24の端部の切断作業が、その工作物24を解放する ことが望ましくなるまで、工作機械20で行われる。その工作物の解放は、図1 で見るように、レバ−を時計回りに上方へ回転させることにより、簡単に行われ 、それにより、運搬具38および推力部材42をコレット26の末端壁44から 離れるように回転させ、それにより、コレット26は解放され、そしてコレット が、「コレット非締付」位置まで動くことができる。 運搬具38を、固設部材12と隣接する位置から容易に移転させ、取り外すこ とを可能にするために、ピン40を、当業界で公知の急速解放ピンの形状で作る とよい。さらに詳しくは、急速解放ピン40を、移動止め機構(例えば、急速移 動可能ボ−ル要素)でその位置に保持し、且つピンまたはレバ−を簡単に押すこ とで運搬具38から容易に取り除き、移動止めが、ピンをそれが設置された孔か ら解放する。また、ナット58を、棒54から取り除くことができ、その上にさ らに、運搬具38を運搬具38に隣接するその位置から完全に自由し、それによ り次にコレット26を、容易に取り除くことができ、希望する時に異なるコレッ トと入れ替えることができる、。異なるコレットを、同じ工作機械に用い、その 工作機械を異なる寸法の工作物に使用することができる。典型的には、コレット 26を、運搬具38の方向に支承面30の大きな方の端部を通して取り除く。か くして、運搬具38をコレット26から離れるように急速に且つ簡単に取り除き 、コレット38を支承部材から取り除くためのどのような妨害をも排除する能力 が、本発明の利点を構成する。 図示するようなこの発明の実施例は、単に例示的なものであり、また、ほぼ同 じ操作方法で同じ機能を果たさせるため、また本発明のこの実施例と同じ原理を 用いて、構造要素の異なった実施態様を利用できることを理解すべきである。 例えば、カム52が固設部材12の代わりに運搬装置38に対して働くように 、レバ−およびナット58を反転させてもよい。また、好ましい実施例として、 図示する方法と異なる方法で、固設部材12を工作機械に固着してもよい。例え ば、固設部材12を、工作機械の工作物保持コレットと一直線に並ぶ中心孔を持 つ工作機械の固定ハウジングにボルト締めすることもできる。また、推力部材4 2が、 コレット26の末端壁44と直接係合するように示されているが、コレット26 と推力部材42との間に空間が在る時、コレット26と推力部材42との間にス ペ−サ要素を利用し、推力部材42とコレット26の末端壁44との間で推力を 伝達することもできる。 回動ピン40の実施態様は、本発明の精神と範囲から離れることなく変更でき ることを、また理解すべきである。例えば、固設部材12が、工作機械のハウジ ングの部品を構成するか、または工作機械のハウジングに統合される時、回動ピ ン40は、工作機械のハウジングに配置され、固設部材12に隣接する運搬具3 8のための回動取付具を提供することもできる。また、異なる構造体を使用する ことにより、推力部材42を運搬具38に装着するための回動ピン48を、変更 することもでき、その異なる構造体も、やはり、運搬具38に関して推力部材4 2が望ましい回動運動をすることを可能にする。 図1ないし3に図示されているカム42の形状も同様に、例示的なものであり 、カムの形状を変更して、最終回動位置にある運搬具38に力を加えることにつ いての要望に適合させることもでき、その最終回動位置では、カム42が軸方向 駆動力を推力部材42を通じてコレット26に対して及ぼす。また、コレット2 6の構造を、特定の必要条件に適合するように変更することもできる。例えば、 ピンを工作物に対して急速に内側へ駆動させるためのカムの実施態様を、コレッ ト26およびその支承面のために取り替えることもでき、また、運搬具38の回 動運動の結果生じる概ね軸方向に加えられる推力で締付具を作動させることがで きる限り、多くの他の型の工作物保持用締付具を利用することができる。 勿論、コレット分割片が、内部支承面に沿って進むように、コレット26を逆 転することもでき、それによりコレット分割片が中空の工作物と係合するため、 公知の原理に従って外側へ拡張する。また、コレット26を作動させる軸方向推 力を支承面30に加え、同時に、コレット部分26を工作機械ハウジングに関し て固定的に保持し、コレット26の締付作用を成し遂げることもできる。 急速据付および解放作動装置10を、多くの工作機械ハウジングに一般的にま たは特別に装着し、運搬具38で軸方向力を締付具に伝達することにより工作物 保持用締付具が作動するので、種々の形式の締付け実施態様を利用することがで きる。推力伝達棒54が、この好ましい実施例に基づいて、運搬具38の開口部 55を通って延在すると同時に、開口部55を、運搬具38の中で溝形状で半径 方向に外に向かって延在させ、また同じような開口部を固設部材12にも設け、 それにより、少なくとも推力伝達棒54を、その溝を通って運搬具38から離れ るように外に向かってピン56のまわりで回動させることができる。これにより 、推力伝達棒54およびナット58が、運搬具38から急速に解放され、運搬具 38をコレットから離れるように回動させ、あるいは取り除くことができる。 図5および6は、本発明に基づく急速据付および解放作動装置の別の実施例を 示している。この実施例では、工作機械60は、ハウジング62を具備し、その ハウジングには、固設部材64と運搬具66とを固着させる。固設部材64は、 工作機械60のハウジング62に固定して固着され、それに対して運搬具66は 、回動ピン68でハウジング62に回動連接され、その回動ピン68は、コレッ ト72を通って延在する架空軸71に沿って位置する中心孔70に関して横断的 に延在し、そのコレット72は、工作機械60の中の管状工作物(図示せず)を 締付けるために使用される。 運搬具66を、運搬具66と協働するカム74を動かすレバ−で、ピン68の まわりで回動させる。図5に示すように、カム74を時計回りに運搬するレバ− 76が回転すると、レバ−76で運搬されるピン78と、螺刻推力伝達棒80と 、固設部材64に接して作用する推力反動ナット82とにより、最終回動位置に 向かってカム作用が運搬具66に生じる。勿論、ナット82は、螺刻棒80にね じ込まれ、それにより、運搬具66の最終位置について優れた調節が行われる。 運搬具66と、コレット72の後面83との間に間隔を取るため、推力伝達スペ −サ86が設けられ、推力部材84とコレット72の後面との間で推力を伝達す る。推力伝達スペ−サ86は、架空軸71に沿って延在する孔87内で軸方向に 移動可能であり、コレット72の孔91と概ね同心である孔89を具備する。 図6に示すように、ハウジング62にあるピン68の位置によって、ナット8 2が固設部材64との接触から解放されると、運搬具66がコレット72の区域 から離れるように回動運動をすることができ、スペ−サ86の交換およびコレッ ト支承面88にあるコレット72の交換をすることができる。ナット82を固設 部材64から自由にするため、ピン78のまわりで推力伝達棒80が上方への回 動運動をすることができるように、溝90が固設部材64の上端部に設けられ、 ナット82が推力伝達棒に対して緩められた時、その溝90により、推力伝達棒 80が、固設部材64から離れるように、上方への旋回運動をすることができる ようになる。図6では、推力伝達スペ−サ86が組立品から取り除かれている。 本発明の実施例によれば、運搬具66は孔84を具備し、その孔84は、運搬 具66をコレットに向って最終回動位置へ回動させる時、コレット72の孔91 と概ね同心である。円みがある、または円い端部を有する一対の推力部材85が 、孔84について全く対向する両側に設けられ、またその推力部材85は、例え ば、運搬具66に穿孔した孔の中にに推力部材85を押し込んで取り付けられ、 運搬具66の上記の位置に固着される。推力部材85を運搬装置66に固着する ために、任意の適当な実施態様を設けてもよい。推力部材85は、ほぼ架空軸7 1を含む横断面にあり、孔84について全く対向する両側の関係で横に間隔をお いて配置される。したがって、運搬具66の最終回動運動に当たって、推進部材 85の丸い先端部は、推力伝達スペ−サ86の後面93と係合し、図5に示すよ うに、左へ軸方向転位を生じ、したがって、コレット分割片72をコレットの締 付位置に向って、軸方向転位させる。推力部材85の丸い先端部は、たとえ運搬 具66がその最終回動位置において推力伝達スペ−サ86の後面93と平行でな くても、推力伝達スペ−サ86の後面93と確実に適切な接触をする。推力部材 85の係合面および後面93は、作動装置の使用の間中の過度の摩耗を避けるた め、適度に硬くされる。 本発明の両方の実施例において、運搬具66は、運搬具66がコレットの孔に 対して横断的に延在する横軸のまわりで、それぞれ固設部材に向うように、また 各固設部材から離れるように回動装着されている。本作動装置をまた、概ね水平 面で操作可能な作動レバ−で、コレット孔の1側面に配置される垂直軸のまわり で回動運動をさせるため、配置できることを理解すべきである。かくして、本発 明は、作動装置の運搬具についての回動軸の特定の向きに制約されないし、操作 の間中、作動装置のレバ−を便利に巧妙に操作できる任意の望ましい位置に、入 口を配置することも可能である。図5および6に示す本発明の実施例において、 ピン68で定められる回動軸を、垂直または他の方向を向けた時、推力部材85 は、それらが孔84の全く対向する両側面の適当な位置に置かれるように配置さ れ、運搬具66の最終回動運動の間中、推力部材85は、推力伝達スペ−サ86 の後面84の全く対向する区域と係合し、推力伝達スペ−サ86を、確実に、コ レット72に向って軸方向に均一的に駆動させる。多くの他の形式の推進部材8 5を、図示した実施例とおなじような方法で機能するよう設けて利用してもよい 、 本明細書で説明した本発明の実施例は、単に例示のつもりであり、本発明は、 下記の請求の範囲の範囲でのみ制約されるものである。
【手続補正書】 【提出日】平成11年4月5日(1999.4.5) 【補正内容】 請求の範囲 1. 管状工作物(24)のため軸方向に移動可能な締付具(26)と協働する ための急速据付および解放作動装置(10)であって: 固設部材(12)と; 作動通路のまわりで、その固設部材に関して前方および後方へ回動運動するた め回動装着される推力部材運搬具(38)であって、それにより、その運搬具が 、前方および後方へそれぞれ回動運動する少なくとも一部の間に、その推力部材 運搬具が固設部材に近づきまたそれから遠ざかる推力部材運搬具(38)と; 推力部材運搬具から分離してその運搬具に装着される少なくとも1個の推力部 材(42)であって、そしてその推力部材が、運搬具の前方および後方への回動 運動に当たって、固設部材に向うように、またそれから離れるように運搬具とと もに移動可能であり、前記推力部材が前記運搬具に関して相対的に移動可能であ るように装着される推力部材(42)と;また、 推力部材運搬具を前進回動位置で固着するため、且つ前記前進回動位置で固設 部材から離れようとする運搬具の回動運動を防止するための固定装置(50、5 8)と からなる急速据付および解放作動装置(10)。 2. 前記固定装置が、固設部材に向って回動する運搬具を明確に駆動さすため の推力作動装置(52)を具備する請求項1に記載の急速据付および解放作動装 置。 3. 推力作動装置(52)が、カムを操作するレバ−と、そのカムと協働する 推力反動部材(52)とであり、前記カムが、固設部材(12)または運搬具( 38)のうちの1つに連接され、前記推力反動部材(52)が、固設部材および 運搬具のうちのその他に接して係合可能である請求項2に記載の急速据付および 解放作動装置。 4. 前記固定装置が、前記推力部材の1側面に向かってて配置され、前記運搬 具(38)が、運搬具の回動運動軸を画定する運搬具回動連接部(40)で回動 装着され、前記運搬具回動連接部が、前記固定装置が配置されている側面の反対 側の前記推力部材の側面に向うように、且つ前記推力部材から離隔するように配 置される請求項1に記載の急速据付および解放作動装置。 5. 前記運搬具回動連接部(40)が、運搬具を固設部材に回動連接する請求 項4に記載の急速据付および解放作動装置。 6. 前記固定装置が、固設部材に向って回動する運搬具を明確に駆動させるた めの推力作動装置(50、52)を具備する請求項4に記載の急速据付および解 放作動装置。 7. 推力作動装置が、カムを操作するレバ−と、推力伝達螺刻棒(13)でカ ムに連接される推力反動部材(52)とであり、前記カムが、固設部材または運 搬具(12、38)のうちの1つに連接され、前記推力反動部材が、固設部材お よび運搬具のうちのその他のに接して係合可能であり、また前記推力伝達棒が、 カムと推力反動部材との間に延在する請求項4に記載の急速据付および解放作動 装置。 8. 前記推力部材(42)が、工作物受容孔を具備し、また前記推力部材が運 搬具に回動連接され;またさらに、前記推力部材の回動運動軸を画定する推力部 材回動連接部(48)を具備し、前述の前記軸が、運搬具回動連接部を含む面と 同一平面に在る請求項4に記載の急速据付および解放作動装置。 9. 前記運搬具回動連接部がさらに、前記運搬具の回動運動軸を画定し、且つ 推力部材の前記回動運動軸が、運搬具の回動運動軸に平行に延在する請求項8に 記載の急速据付および解放作動装置。 10. 前記固定装置が、固設部材に向って回動する運搬具を明確に駆動させる ための推力作動装置(50、52)を具備する請求項9に記載の急速据付および 解放作動装置。 11. 推力作動装置が、カムを操作するレバ−と、そのカムと協働する推力反 動部材(52)とであり、前記カムが、固設部材または運搬装置のうちの1つに 連接され、前記推力反動部材が、固設部材および運搬装置のうちのその他の1つ に接して係合可能である請求項10に記載の急速据付および解放作動装置。 12. 前記運搬具をその回動装着部から解放するための急速解放機構(40) を具備する請求項1に記載の急速据付および解放作動装置。 13. 少なくとも1個の推力部材が、運搬具に関して回動運動するために装着 される請求項1に記載の急速据付および解放作動装置。 14. 管状工作物のため保持用締付具と協働するための急速据付および解放作 動装置であって: 管状工作物と係合するための保持用締付具(72)であって、且つ,半径方向 に移動するため配置された少なくとも1個の半径方向に移動可能な分割片を具備 し、それにより、支承面に関する分割片の軸運動に当たって、分割片が、隣接す る工作物を締付具に関する固定された位置に係合しまた保持する保持用締付具( 72)と; 締付具に隣接し、相対的に固定された位置に配置される固設部材(12、64 )と; 作動通路のまわりで、その固設部材に関し前方および後方へ回動運動するため 運搬具回動連接部(40、68)に回動装着される推力部材運搬具(38、66 )であって、それによりその運搬具が、前方および後方へそれぞれ回動運動する 少なくとも1部の間に、運搬具が固設部材に近づきまたそれから遠ざかる推力部 材運搬具(38、66)と; 推力部材運搬具から分離して且つ運搬具に装着される少なくとも1個の推力部 材(42、85)であって、そしてその推力部材が、運搬具の前方および後方へ の回動運動に当たって、固設部材に向うようにまたそれから離れるように運搬具 とともに移動可能であり、前記推力部材が、駆動する軸方向力を締付具に加える ように配置され、締付具の分割片を運搬具の前記前進回動位置にある工作物係合 位置に向って駆動させる推力部材(42、85)と; 運搬具を前進回動位置に固着するため、且つ前記前進回動位置で固設部材から 離れようとする運搬具の回動運動を防止するための固定装置(50、54、58 、76、80、82)からなり;また、 前記固定装置が、前記推力部材の1側面に配置され、且つ前記運搬具回動連結 部が、前記固定装置が配置されている側面の反対側の前記推力部材の側面に配置 される、 急速据付および解放作動装置。 15. 前記固定装置が、固設部材に向って回動する運搬具を明確に駆動させる ための推力作動装置(50、76)を具備する請求項14に記載の急速据付およ び解放作動装置。 16. 推力作動装置が、カム(52、74)を操作するレバ−と、カムと協働 する推力反動部材(58、82)とであり、前記カムが、固設部材または運搬具 のうちの1つに連接され、前記推力反動部材が、固設部材および運搬具のうちの その他に接して係合可能である請求項15に記載の急速据付および解放作動装置 。 17. 前記推力部材(42)が、前記運搬具(38)に回動連接され;且つ運 搬具に関する前記推力部材の回動運動軸を画定する推力部材回動連接部(48) を具備し、前述の前記軸が、運搬具の回動運動軸(40)を含む面と同一平面に 在る請求項14に記載の急速据付および解放作動装置。 18. 前記運搬具の回動連接部の軸(40)が、推力部材(42)の1側面に 向かうように、且つそれから離隔するように配置される請求項17に記載の急速 据付および解放作動装置。 19. 前記推力部材(38)が、運搬具に関する推力部材の回動運動軸を画定 する推力部材回動連接部(48)により運搬具に回動装着され、その推力部材の 回動運動軸が、運搬具の回動軸と平行に延在する請求項14に記載の急速据付お よび解放作動装置。 20. 工作機械と協働する相対的に固定されたハウジングを有する工作機械( 20)を具備し、前記固設部材および締付具が前記工作機械のハウジングに固着 される請求項14に記載の急速据付および解放作動装置。 21. 前記締付具およびハウジングが、工作物を受容するため同軸の孔(87 、91)を具備し;推力伝達スペ−サ部材(86)が、前記コレットに隣接する ハウジングのその孔の中に配置されており;前記推力部材が、前記コレットの移 動可能分割片に向うようにまたそれから離れるようにハウジングのその孔の中に 軸方向移動可能に配置されており、前記推力伝達スペ−サ部材をコレット分割片 に向うようにまたそれに接するように移動させる時、前記推力伝達スペ−サ部材 が、前記コレット分割片と駆動して係合し、且つ分割片を工作物固定位置に向っ て移動させ;前記運搬具が、工作物を受容する運搬具の孔(84)を具備し;前 記推力部材が、円い端面を有し、運搬具の孔(91)の全く対向する両側面で間 隔を 置いた一対の推力要索(85)からなる請求項14に記載の急速据付および解放 作動装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マーシャル、マーク・エー アメリカ合衆国、カリフォルニア州 95827、サクラメント、ユマ・サークル 2613 (72)発明者 スタンリー、ドナルド・ティー アメリカ合衆国、カリフォルニア州 95648、リンカーン、バーネット・ロード 4565 (72)発明者 トリンブリー、クレメント アメリカ合衆国、カリフォルニア州 95610、シトラス・ハイツ、ハーシュバー ガー・コート 7012

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 管状工作物のため軸方向に移動可能な締付具と協働するための急速据付 および解放作動装置であって: 固設部材と; 作動通路のまわりで、その固設部材に関して前方および後方へ回動運動するた め回動装着される推力部材運搬具であって、それにより、その運搬具が、前方お よび後方へそれぞれ回動運動する少なくとも一部の間に、その運搬具が固設部材 に近づきまたそれから遠ざかる推力部材運搬具と; 運搬具に装着される少なくとも1個の推力部材であって、そしてその推力部材 が、運搬具の前方および後方への回動運動に当たって、固設部材に向うように、 またそれから離れるように運搬具とともに移動可能な推力部材と;また、 運搬具を前進回動位置で固着するため、且つ前記前進回動位置で固設部材から 離れようとする運搬具の回動運動を防止するための固定装置と からなる急速据付および解放作動装置。 2. 前記固定装置が、固設部材に向って回動する運搬具を明確に駆動さすた めの推力作動装置を具備する請求項1に記載の急速据付および解放作動装置。 3. 推力作動装置が、カムを操作するレバ−と、そのカムと協働する推力反 動部材とであり、前記カムが、固設部材または運搬具のうちの1つに連接され、 前記推力反動部材が、固設部材および運搬具のうちのその他に接して係合可能で ある請求項2に記載の急速据付および解放作動装置。 4. 前記運搬具が、運搬具の回動運動軸を画定する運搬具回動連接部で回動 装着され、前記運搬具回動連接部が、前記推力部材の1側面に向うように、且つ それから離隔するように配置される請求項1に記載の急速据付および解放作動装 置。 5. 前記運搬具回動連接部が、運搬具を固設部材に回動連接する請求項4に 記載の急速据付および解放作動装置。 6. 前記固定装置が、固設部材に向って回動する運搬具を明確に駆動させる ための推力作動装置を具備する請求項4に記載の急速据付および解放作動装置。 7. 推進作動装置が、カムを操作するレバ−と、推力伝達螺刻棒でカムに連 接される推力反動部材とであり、前記カムが、固設部材または運搬具のうちの1 つに連接され、前記推力反動部材が、固設部材および運搬具のうちのその他のに 接して係合可能であり、また前記推力伝達棒が、カムと推力反動部材との間に延 在する請求項4に記載の急速据付および解放作動装置。 8. 前記推力部材が、工作物受容孔を具備し、また前記推力部材が運搬具に 回動連接され;またさらに、前記推力部材の回動運動軸を画定する推力部材回動 連接部を具備し、前述の前記軸が、運搬具回動連接部を含む面と同一平面に在る 請求項4に記載の急速据付および解放作動装置。 9. 前記運搬具回動連接部がさらに、前記運搬具の回動運動軸を画定し、且 つ推力部材の前記回動運動軸が、運搬具の回動運動軸に平行に延在する請求項8 に記載の急速据付および解放作動装置。 10. 前記固定装置が、固設部材に向って回動する運搬具を明確に駆動させる ための推力作動装置を具備する請求項9に記載の急速据付および解放作動装置。 11. 推力作動装置が、カムを操作するレバ−と、そのカムと協働する推力反 動部材とであり、前記カムが、固設部材または運搬装置のうちの1つに連接され 、前記推力反動部材が、固設部材および運搬装置のうちのその他の1つに接して 係合可能である請求項10に記載の急速据付および解放作動装置。 12. 前記運搬具をその回動装着部から解放するための急速解放機構を具備す る請求項1に記載の急速据付および解放作動装置。 13. 少なくとも1個の推力部材が、運搬具に関して回動運動するために装着 される請求項1に記載の急速据付および解放作動装置。 14. 前記推力部材と協働するように適合させられた推力伝達部材を具備し、 前記運搬具が工作物を受容するための孔を具備し;前記推力部材が、前記推力伝 達部材と係合するように適合させられた円い端面を有する少なくとも1個の推力 要素からなり、前記少なくとも1個の推力要素が、前記孔の1面にある請求項1 に記載の急速据付および解放作動装置。 15. 管状工作物のため保持用締付具と協働するための急速据付および解放作 動装置であって: 管状工作物と係合するための保持用締付具であって、且つ,半径方向に移動す るため配置された少なくとも1個の半径方向に移動可能な分割片を具備し、それ により、支承面に関する分割片の軸運動に当たって、分割片が、隣接する工作物 を締付具に関する固定された位置に係合しまた保持する保持用締付具と; 締付具に隣接し、相対的に固定された位置に配置される固設部材と; 作動通路のまわりで、その固設部材に関し前方および後方へ回動運動するため 運搬具回動連接部に回動装着される推力部材運搬具であって、それによりその運 搬具が、前方および後方へそれぞれ回動運動する少なくとも1部の間に、運搬具 が固設部材に近づきまたそれから遠ざかる推力部材運搬具と; 運搬具に装着される少なくとも1個の推力部材であって、そしてその推力部材 が、運搬具の前方および後方への回動運動に当たって、固設部材に向うようにま たそれから離れるように運搬具とともに移動可能であり、前記推力部材が、駆動 する軸方向力を締付具に加えるように配置され、締付具の分割片を運搬具の前記 前進回動位置にある工作物係合位置に向って駆動させる推力部材と; 運搬具を前進回動位置に固着するため、且つ前記前進回動位置で固設部材から 離れようとする運搬具の回動運動を防止するための固定装置と からなる急速据付および解放作動装置。 16. 前記固定装置が、固設部材に向って回動する運搬具を明確に駆動させる ための推力作動装置を具備する請求項15に記載の急速据付および解放作動装置 。 17. 推力作動装置が、カムを操作するレバ−と、カムと協働する推力反動部 材とであり、前記カムが、固設部材または運搬具のうちの1つに連接され、前記 推力反動部材が、固設部材および運搬具のうちのその他に接して係合可能である 請求項16に記載の急速据付および解放作動装置。 18. 前記運搬具回動連接部が、運搬具の回動運動軸を画定し、前記運搬具回 動連接部が、前記推力部材の1面に向かうように、またそれから離隔するように 配置される請求項15に記載の急速据付および解放作動装置。 19. 前記推力部材が、前記運搬具に回動連接され、且つ運搬具に関する前記 推力部材の回動運動軸を画定する推力部材回動連接部を具備し、前述の前記軸が 、運搬具の回動運動軸を含む面と同一平面に在る請求項15に記載の急速据付お よび解放作動装置。 20. 前記運搬具の回動連接部の軸が、推力部材の1側面に向かうように、且 つそれから離隔するように配置される請求項19に記載の急速据付および解放作 動装置。 21. 前記推力部材が、運搬具に関する推力部材の回動運動軸を画定する推力 部材回動連接部により運搬具に回動装着され、その推力部材の回動運動軸が、運 搬具の回動軸と平行に延在する請求項20に記載の急速据付および解放作動装置 。 22. 工作機械と協働する相対的に固定されたハウジングを有する工作機械を 具備し、前記固設部材および締付具が前記工作機械のハウジングに固着される請 求項15に記載の急速据付および解放作動装置。 23. 前記締付具およびハウジングが、工作物を受容するため同軸の孔を具備 し;推力伝達スペ−サ部材が、前記コレットに隣接するハウジングのその孔の中 に配置されており;前記推力部材が、前記コレットの移動可能分割片に向うよう にまたそれから離れるようにハウジングのその孔の中に軸方向移動可能に配置さ れており、前記推力伝達スペ−サ部材をコレット分割片に向うようにまたそれに 接するように移動させる時、前記推力伝達スペ−サ部材が、前記コレット分割片 と駆動して係合し、且つ分割片を工作物固定位置に向って移動させ;前記運搬具 が、工作物を受容する運搬具の孔を具備し;前記推力部材が、円い端面を有し、 運搬具の孔の全く対向する両側面で間隔を置いた一対の推力要素からなる請求項 15に記載の急速据付および解放作動装置。
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