JP2000288810A - ドリル及びドライバー用チャック - Google Patents
ドリル及びドライバー用チャックInfo
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- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B31/00—Chucks; Expansion mandrels; Adaptations thereof for remote control
- B23B31/02—Chucks
- B23B31/10—Chucks characterised by the retaining or gripping devices or their immediate operating means
- B23B31/12—Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable
- B23B31/1207—Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable moving obliquely to the axis of the chuck in a plane containing this axis
- B23B31/1253—Jaws movement actuated by an axially movable member
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B2231/00—Details of chucks, toolholder shanks or tool shanks
- B23B2231/06—Chucks for handtools having means for opening and closing the jaws using the driving motor of the handtool
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B2231/00—Details of chucks, toolholder shanks or tool shanks
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- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T408/00—Cutting by use of rotating axially moving tool
- Y10T408/94—Tool-support
- Y10T408/95—Tool-support with tool-retaining means
- Y10T408/953—Clamping jaws
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Gripping On Spindles (AREA)
- Drilling Tools (AREA)
- Drilling And Boring (AREA)
- Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
- Saccharide Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 中心軸に沿ったボア4を備えたドリル及びド
ライバー用チャック機構を提供する。 【解決手段】 複数の別のボア6が、中心軸に沿ったボ
ア4に対して傾斜し、各、別のボア6と連結するジョー
8が、ジョーアクチュエーター10により動く。ジョー
ロック部材32〜60が、ジョーアクチュエーター10
に連結する。ジョー8は、中心軸線に沿ったボア4の中
にジョー8の先端がどの程度突出しているかどうかに関
わらず各ボア6内にロックされるように、ジョーロック
部材が、開いた状態と閉じた状態の間を動く。
ライバー用チャック機構を提供する。 【解決手段】 複数の別のボア6が、中心軸に沿ったボ
ア4に対して傾斜し、各、別のボア6と連結するジョー
8が、ジョーアクチュエーター10により動く。ジョー
ロック部材32〜60が、ジョーアクチュエーター10
に連結する。ジョー8は、中心軸線に沿ったボア4の中
にジョー8の先端がどの程度突出しているかどうかに関
わらず各ボア6内にロックされるように、ジョーロック
部材が、開いた状態と閉じた状態の間を動く。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドリル及びドライ
バー用チャックの機構と、このようなチャックを含むド
リル及びドライバーとに関する。本発明は、限定はしな
いが、特に日曜大工用品のようなものに使用するチャッ
クに関する。
バー用チャックの機構と、このようなチャックを含むド
リル及びドライバーとに関する。本発明は、限定はしな
いが、特に日曜大工用品のようなものに使用するチャッ
クに関する。
【0002】
【従来の技術】ドリルまたはドライバーを把持するチャ
ックは、従前より知られている。日曜大工市場におい
て、通常、このようなチャックは、複数のジョーを角度
をもって保持する内側が円筒状の中空コアを備えてい
る。このジョーは、中空コアに出入りし、それにより中
空コアの中で工具を締め付ける。ジョーを出入りさせる
ために、ジョーはネジ部を有する。このネジ部は、ネジ
山付コレット部と協働するようにされており、このコレ
ット部は、 通常、 ジョーの周囲に把持され自由に回動で
き軸線方向に固定される。従って、 コレット部を回動さ
せることにより、ネジ部材はジョーを出入りさせる。
ックは、従前より知られている。日曜大工市場におい
て、通常、このようなチャックは、複数のジョーを角度
をもって保持する内側が円筒状の中空コアを備えてい
る。このジョーは、中空コアに出入りし、それにより中
空コアの中で工具を締め付ける。ジョーを出入りさせる
ために、ジョーはネジ部を有する。このネジ部は、ネジ
山付コレット部と協働するようにされており、このコレ
ット部は、 通常、 ジョーの周囲に把持され自由に回動で
き軸線方向に固定される。従って、 コレット部を回動さ
せることにより、ネジ部材はジョーを出入りさせる。
【0003】上述のジョーの出入り動作は、通常、許容
できるものであるが、なお、いくつかの欠点がある。チ
ャックが、異なる直径の工具に保持するためには、これ
らの異なる直径の工具をつかむようにジョーの出入りの
程度が変化する。さらに、大きな直径の工具では、定位
置で工具をつかむために、ジョーをより長距離後退させ
ることが必要であるが、特に長距離前進はさせない。逆
に、小さなドリルは、ドリルを掴む前に中空の円筒で比
較的長い距離を前進するジョーが必要となる。また同様
に、小さなドリルを把持する場合には、ドリルを取り外
すために特に長距離ジョーを後退させる必要はない。
できるものであるが、なお、いくつかの欠点がある。チ
ャックが、異なる直径の工具に保持するためには、これ
らの異なる直径の工具をつかむようにジョーの出入りの
程度が変化する。さらに、大きな直径の工具では、定位
置で工具をつかむために、ジョーをより長距離後退させ
ることが必要であるが、特に長距離前進はさせない。逆
に、小さなドリルは、ドリルを掴む前に中空の円筒で比
較的長い距離を前進するジョーが必要となる。また同様
に、小さなドリルを把持する場合には、ドリルを取り外
すために特に長距離ジョーを後退させる必要はない。
【0004】通常、チャック機構の使用者は、ジョーに
ついて、掴む工具の直径に応じた適切な距離を出入りさ
せる必要がある。
ついて、掴む工具の直径に応じた適切な距離を出入りさ
せる必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ジョーの出
入りの程度を自動的に補正し、ジョーが工具を掴む力が
ジョーの出入りによってばらつかないドリル及びドライ
バー用チャック機構を提供することにより、上述の欠点
を是正することを目的とする。
入りの程度を自動的に補正し、ジョーが工具を掴む力が
ジョーの出入りによってばらつかないドリル及びドライ
バー用チャック機構を提供することにより、上述の欠点
を是正することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、以下のもの
を含んだドリル及びドライバー用チャック機構が提供さ
れる。すなわち、中心軸線に沿ったボアと、複数の別の
ボアとを有し、この複数の別のボアは、円筒状部材の中
心軸線に対し傾斜し、中心軸線に沿ったボアと協動す
る、円筒状部材と、前記別のボアのそれぞれの該ボア内
部で動くことができる複数のジョーと、前記それぞれの
別のボア内でジョーが動くことができるように複数のそ
れぞれのジョーに連結するジョーアクチュエータと、前
記各ボア内の所定の位置にジョーをロックするよう配置
されたジョーのロック部材と、を備えたドリル及びドラ
イバー用チャック機構であって、前記ジョーのロック部
材は、開位置と閉位置を有し、開位置においてジョー
は、前記各ボア内で後退した状態により、中心軸線に沿
ったボア内に突出せず、閉位置においてジョーは中心軸
線に沿ったボア内への中に突出の程度に関わらず、前記
それぞれの別のボア内でロックされることを特徴とする
チャック機構を備えたドリル及びドライバー用チャック
機構である。
を含んだドリル及びドライバー用チャック機構が提供さ
れる。すなわち、中心軸線に沿ったボアと、複数の別の
ボアとを有し、この複数の別のボアは、円筒状部材の中
心軸線に対し傾斜し、中心軸線に沿ったボアと協動す
る、円筒状部材と、前記別のボアのそれぞれの該ボア内
部で動くことができる複数のジョーと、前記それぞれの
別のボア内でジョーが動くことができるように複数のそ
れぞれのジョーに連結するジョーアクチュエータと、前
記各ボア内の所定の位置にジョーをロックするよう配置
されたジョーのロック部材と、を備えたドリル及びドラ
イバー用チャック機構であって、前記ジョーのロック部
材は、開位置と閉位置を有し、開位置においてジョー
は、前記各ボア内で後退した状態により、中心軸線に沿
ったボア内に突出せず、閉位置においてジョーは中心軸
線に沿ったボア内への中に突出の程度に関わらず、前記
それぞれの別のボア内でロックされることを特徴とする
チャック機構を備えたドリル及びドライバー用チャック
機構である。
【0007】好ましくは、ジョーのロック部材は、ジョ
ーの開位置と閉位置の間で動かせるようにハンドルを備
えている。これは、日曜大工ファン用のチャック機構と
しての使用以外にも活用できる。
ーの開位置と閉位置の間で動かせるようにハンドルを備
えている。これは、日曜大工ファン用のチャック機構と
しての使用以外にも活用できる。
【0008】上記に加えてまたは上記に代えて、ジョー
のロック部材は、ジョーアクチュエータに連結し、アク
チュエータがジョーの開位置と閉位置の間で動くときに
は、このアクチュエータを円筒状部材の中心軸線に沿っ
て動かすことができる。また、中心軸線に沿ったボアを
いっさい回動させずに、ジョーを真っ直ぐに出入りさす
ことができる。
のロック部材は、ジョーアクチュエータに連結し、アク
チュエータがジョーの開位置と閉位置の間で動くときに
は、このアクチュエータを円筒状部材の中心軸線に沿っ
て動かすことができる。また、中心軸線に沿ったボアを
いっさい回動させずに、ジョーを真っ直ぐに出入りさす
ことができる。
【0009】好適には、上述のハンドルは、ジョーの開
位置と閉位置の間で、ハンドルを動かすことによって回
動可能なアクチュエータであって、該回動によって、そ
れぞれの別のボアの中にジョーを出入りさせる、回動可
能なアクチュエータに連結される。さらに、回動可能な
アクチュエータが、ジョーアクチュエータを軸線方向に
動かしても良い。
位置と閉位置の間で、ハンドルを動かすことによって回
動可能なアクチュエータであって、該回動によって、そ
れぞれの別のボアの中にジョーを出入りさせる、回動可
能なアクチュエータに連結される。さらに、回動可能な
アクチュエータが、ジョーアクチュエータを軸線方向に
動かしても良い。
【0010】好ましくは、ジョーのロック部材は、オー
バーセンターロックをする構造(剛体部材において、ジ
ョーが閉じ、互いに接触した状態を超えて、さらにジョ
ーが前進していると仮想される状態。)がされている。
これにより、工具をジョーが固く締め付ける。
バーセンターロックをする構造(剛体部材において、ジ
ョーが閉じ、互いに接触した状態を超えて、さらにジョ
ーが前進していると仮想される状態。)がされている。
これにより、工具をジョーが固く締め付ける。
【0011】また、好適には、ジョーのロック部材は、
中心軸線に沿ったボア内でのジョーの突出量を定めるバ
イアス部材を含んでいる。さらに、ジョーのロック部材
は、互いにロックできる、一対の協働するウェッジ部材
を含んでもよい。
中心軸線に沿ったボア内でのジョーの突出量を定めるバ
イアス部材を含んでいる。さらに、ジョーのロック部材
は、互いにロックできる、一対の協働するウェッジ部材
を含んでもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】図1〜5を参照すると、本発明の
一つの実施形態によるドリル及びドライバー用チャック
機構には、円筒状部材、すなわち中心軸線に沿ったボア
が内部を貫通するチャック胴2を含むことを示されてい
る。中心軸線に沿ったボア4は、中心軸線5に沿って形
成されている。また、チャック胴2は、チャック胴2の
中で形成された複数の別のボア6を有している。これら
のボアそれ自体は、真っ直ぐに伸びているが、中心軸線
に沿ったボア4に対しては傾斜している。このことは、
図3と図4で明らかにされている。
一つの実施形態によるドリル及びドライバー用チャック
機構には、円筒状部材、すなわち中心軸線に沿ったボア
が内部を貫通するチャック胴2を含むことを示されてい
る。中心軸線に沿ったボア4は、中心軸線5に沿って形
成されている。また、チャック胴2は、チャック胴2の
中で形成された複数の別のボア6を有している。これら
のボアそれ自体は、真っ直ぐに伸びているが、中心軸線
に沿ったボア4に対しては傾斜している。このことは、
図3と図4で明らかにされている。
【0013】上記それぞれの別のボアは、複数のチャッ
クジョー8のそれぞれ1つと互いに協働することができ
る。別のボア6は3つあり、従って、チャックのジョー
は3本あることが理解されよう。チャックの各ジョー
は、それぞれの別のボア6内で動くことができ、出入り
できるようにされている。各ジョーは個々に出入り可能
であるが、ここで示される実施形態においては、ジョー
は全体として同時に出入りする。これらのジョーの互い
に連動した動きは、各ジョー8とジョーアクチュエータ
10とが協動することによって達成される。
クジョー8のそれぞれ1つと互いに協働することができ
る。別のボア6は3つあり、従って、チャックのジョー
は3本あることが理解されよう。チャックの各ジョー
は、それぞれの別のボア6内で動くことができ、出入り
できるようにされている。各ジョーは個々に出入り可能
であるが、ここで示される実施形態においては、ジョー
は全体として同時に出入りする。これらのジョーの互い
に連動した動きは、各ジョー8とジョーアクチュエータ
10とが協動することによって達成される。
【0014】特に図1から、ジョーアクチュエータは、
その中に複数の半径方向に延びたチャンネル12を有す
ることが理解されよう。実際に、この例においては、こ
のような3つのチャンネル12が存在する(ジョー 8が
3本存在するからである)。各ジョー8は、各ジョー8
の後部に形成される長手方向平坦面14によって、それ
ぞれのチャンネル12と協動する。この長手方向平坦面
14の長手方向の両側とも、ジョーの最大直径と同じで
あり、長手方向平坦面14はジョー8の端まで続いてお
らず、ジョー8とジョーアクチュエータ10の間で、ジ
ョーの長手方向のいかなる相対的な動き(実際には、中
心軸線5に沿った動き)をもさせないようにしている。
すなわち、ジョー8がアクチュエータ10から抜ること
はない。
その中に複数の半径方向に延びたチャンネル12を有す
ることが理解されよう。実際に、この例においては、こ
のような3つのチャンネル12が存在する(ジョー 8が
3本存在するからである)。各ジョー8は、各ジョー8
の後部に形成される長手方向平坦面14によって、それ
ぞれのチャンネル12と協動する。この長手方向平坦面
14の長手方向の両側とも、ジョーの最大直径と同じで
あり、長手方向平坦面14はジョー8の端まで続いてお
らず、ジョー8とジョーアクチュエータ10の間で、ジ
ョーの長手方向のいかなる相対的な動き(実際には、中
心軸線5に沿った動き)をもさせないようにしている。
すなわち、ジョー8がアクチュエータ10から抜ること
はない。
【0015】しかし、各ジョー8が、各チャンネル12
の中でジョーアクチュエータ10に対して半径方向に動
くことができることが、図1から理解できよう。これ
は、長手方向平坦面14が、チャンネル12の中で、半
径方向に往復運動できることによる。この運動について
は、後述する。
の中でジョーアクチュエータ10に対して半径方向に動
くことができることが、図1から理解できよう。これ
は、長手方向平坦面14が、チャンネル12の中で、半
径方向に往復運動できることによる。この運動について
は、後述する。
【0016】さらに、本発明の、別の長所としては、ス
ラストプレート16を含むことである。スラストプレー
ト16は、図示されているが本発明の目的達成のための
必須構成要件ではない。スラストプレート16の目的
は、 スラストプレート16に働く力をジョーアクチュエ
ータ10を動かす力に変えることである。このスラスト
プレート16は、後述される目的のスピゴット(spigot
s)18を含む。
ラストプレート16を含むことである。スラストプレー
ト16は、図示されているが本発明の目的達成のための
必須構成要件ではない。スラストプレート16の目的
は、 スラストプレート16に働く力をジョーアクチュエ
ータ10を動かす力に変えることである。このスラスト
プレート16は、後述される目的のスピゴット(spigot
s)18を含む。
【0017】次に図6と7を参照して、チャックの動き
を説明する(明示のため、図6と7のどちらにもスラス
トプレート16は示していない)。図6は、ジョー8
が、それぞれの別のボア6内に前進した状態を示し、図
7は、ジョー8が、それぞれの別のボア6内に後退した
状態を示している。
を説明する(明示のため、図6と7のどちらにもスラス
トプレート16は示していない)。図6は、ジョー8
が、それぞれの別のボア6内に前進した状態を示し、図
7は、ジョー8が、それぞれの別のボア6内に後退した
状態を示している。
【0018】ジョーが後退した状態の図7から説明する
と、図7は、ジョー8の左側端部が、チャック胴2の前
方外側に突出していない状態が示されている。従って、
この状態において、ジョーは中心軸線に沿ったボア(以
下「中心ボア」と呼ぶ)4の中には全く出ていない。こ
れは、ドライバーやドリルをチャック胴2の中心ボア4
の中に挿入しても良い状態であることを意味している。
使用者は、この状態から、ジョー8が傾斜されたボア6
の中を通って前進し、最終的にはチャック胴2の外で工
具と接触するように各ボア6の中にジョー8を前進させ
るためにジョーアクチュエータ10を前進させる必要が
ある。この事は、 図5に、より明確に示されている。す
なわち、図5から、ジョー8が、ボア4の軸線方向で、
かつ半径方向内側に前進することが理解できる。
と、図7は、ジョー8の左側端部が、チャック胴2の前
方外側に突出していない状態が示されている。従って、
この状態において、ジョーは中心軸線に沿ったボア(以
下「中心ボア」と呼ぶ)4の中には全く出ていない。こ
れは、ドライバーやドリルをチャック胴2の中心ボア4
の中に挿入しても良い状態であることを意味している。
使用者は、この状態から、ジョー8が傾斜されたボア6
の中を通って前進し、最終的にはチャック胴2の外で工
具と接触するように各ボア6の中にジョー8を前進させ
るためにジョーアクチュエータ10を前進させる必要が
ある。この事は、 図5に、より明確に示されている。す
なわち、図5から、ジョー8が、ボア4の軸線方向で、
かつ半径方向内側に前進することが理解できる。
【0019】もちろん、ジョー8を別のボア6に沿って
前進させると同時に、ドリルやドライバーを、中心ボア
4の中に挿入したとしても、最終的には、ジョー8はド
リルやドライバー(図示せず)を把持し、それゆえ、図
6に示されたようにジョーが合流してしまった状態には
ならない。このことは、当業者は容易に理解するであろ
う。
前進させると同時に、ドリルやドライバーを、中心ボア
4の中に挿入したとしても、最終的には、ジョー8はド
リルやドライバー(図示せず)を把持し、それゆえ、図
6に示されたようにジョーが合流してしまった状態には
ならない。このことは、当業者は容易に理解するであろ
う。
【0020】図5は、中心ボア4に対してジョー8が傾
斜していることにより、ジョー8は、軸線方向に動くだ
けでなく、中心軸線5に対して半径方向にも動くこと方
法を示しているが、図3と4を参照することによりジョ
ーが出入りするときの半径方向の動きがより明確にな
る。図3において、ジョーアクチュエータ10は前進
し、その結果、ジョー8は、それぞれの別のボア6の中
に前進し、その後、ジョー8は中心ボア4の外で接触す
る(図5に示すように)。従って、図3は、各ジョー8
の後部が中心軸線5に向かって半径方向に動いた状態を
示している。これは、それぞれのジョー8の各長手方向
平坦面14が、ジョーアクチュエータ10の中の溝(半
径方向に延びたチャンネル)12を通り中心軸線5に向
かって半径方向に動かされたということが理解されるで
あろう。
斜していることにより、ジョー8は、軸線方向に動くだ
けでなく、中心軸線5に対して半径方向にも動くこと方
法を示しているが、図3と4を参照することによりジョ
ーが出入りするときの半径方向の動きがより明確にな
る。図3において、ジョーアクチュエータ10は前進
し、その結果、ジョー8は、それぞれの別のボア6の中
に前進し、その後、ジョー8は中心ボア4の外で接触す
る(図5に示すように)。従って、図3は、各ジョー8
の後部が中心軸線5に向かって半径方向に動いた状態を
示している。これは、それぞれのジョー8の各長手方向
平坦面14が、ジョーアクチュエータ10の中の溝(半
径方向に延びたチャンネル)12を通り中心軸線5に向
かって半径方向に動かされたということが理解されるで
あろう。
【0021】しかし、 逆に図4を参照すると、ジョーア
クチュエータ10が後退することにし、各ジョー8がそ
れぞれの別のボア6の中で後退するにつれて、各ジョー
8が、中心から外に向かって半径方向に動かされた状態
が示されている。
クチュエータ10が後退することにし、各ジョー8がそ
れぞれの別のボア6の中で後退するにつれて、各ジョー
8が、中心から外に向かって半径方向に動かされた状態
が示されている。
【0022】さらに、図5を参照すると、ジョーアクチ
ュエータの形状は、基本的に円錐形が選択されることが
示されている。実際には、ジョー8は、各ジョー8の動
作方向に沿う別のボア8の中心軸線7がジョーアクチュ
エータ10の表側面に対して直角であるように、溝12
と長手方向平坦面14によりジョーアクチュエータ10
に対し把持される。図5は、ジョーアクチュエータ10
の表面9が、ジョー8の中心軸線に対して垂直な状態が
示されている。
ュエータの形状は、基本的に円錐形が選択されることが
示されている。実際には、ジョー8は、各ジョー8の動
作方向に沿う別のボア8の中心軸線7がジョーアクチュ
エータ10の表側面に対して直角であるように、溝12
と長手方向平坦面14によりジョーアクチュエータ10
に対し把持される。図5は、ジョーアクチュエータ10
の表面9が、ジョー8の中心軸線に対して垂直な状態が
示されている。
【0023】また、別のボア6内の各ジョー8の位置に
かかわらず、中心軸線5と中心軸線7の間の角度は、1
5度に保たれることが理解される(ゆえに、ジョーアク
チュエータ10は、シャフト20に沿って装着され、中
心軸線7方向の位置にかかわらず上述の角度は15度に
保たれる)。この実施形態において15度が選択されて
いるとは言え、ジョーとジョーアクチュエータの動きが
終始同じ角度を維持するならば、いかなる適当な角度で
も差し支えない。
かかわらず、中心軸線5と中心軸線7の間の角度は、1
5度に保たれることが理解される(ゆえに、ジョーアク
チュエータ10は、シャフト20に沿って装着され、中
心軸線7方向の位置にかかわらず上述の角度は15度に
保たれる)。この実施形態において15度が選択されて
いるとは言え、ジョーとジョーアクチュエータの動きが
終始同じ角度を維持するならば、いかなる適当な角度で
も差し支えない。
【0024】また、 図8と9を参照しつつ、スラストプ
レート16を追加することでジョー8の出入りが実際に
どのように簡単になされるかを記載する。スラストプレ
ート16は、ジョーアクチュエータ10の一部であるコ
レット部26の後方に位置する。後部シャフト20は、
チャック胴2と一体化して形成されても良く、されなく
ても良い。実際には、 チャック胴2の中心ボア4は、後
方シャフト20の中にまで伸びていても良く、伸びてい
なくても良い。いずれにしても、スラストプレート16
は、中心ボア4の中心軸線5を共通する同心円であるこ
とが判る。それゆえ、このように、スラストプレート1
6は、シャフト20に沿って軸方向のどちら側にも滑動
可能である。好ましくは、スラストプレート16に対し
チャック胴2とジョー8とジョーアクチュエータ10と
が相対的に回動できるようにするために、スラストベア
リングがジョーアクチュエータ10とスラストプレート
16の間に含まれる。また、スラストプレート16は、
スラストプレート16とジョーアクチュエータ10の間
の軸受け面としての役割をするブッシュ(内筒)22を
含むことが好ましい。
レート16を追加することでジョー8の出入りが実際に
どのように簡単になされるかを記載する。スラストプレ
ート16は、ジョーアクチュエータ10の一部であるコ
レット部26の後方に位置する。後部シャフト20は、
チャック胴2と一体化して形成されても良く、されなく
ても良い。実際には、 チャック胴2の中心ボア4は、後
方シャフト20の中にまで伸びていても良く、伸びてい
なくても良い。いずれにしても、スラストプレート16
は、中心ボア4の中心軸線5を共通する同心円であるこ
とが判る。それゆえ、このように、スラストプレート1
6は、シャフト20に沿って軸方向のどちら側にも滑動
可能である。好ましくは、スラストプレート16に対し
チャック胴2とジョー8とジョーアクチュエータ10と
が相対的に回動できるようにするために、スラストベア
リングがジョーアクチュエータ10とスラストプレート
16の間に含まれる。また、スラストプレート16は、
スラストプレート16とジョーアクチュエータ10の間
の軸受け面としての役割をするブッシュ(内筒)22を
含むことが好ましい。
【0025】スラストプレート16は、いずれかの適切
な方法により、ジョーアクチュエータ10に連結され
る。図示した例では、ジョーアクチュエータ10は、コ
レット部26表面に形成された環状溝24を有してお
り、スラストプレート16が環状溝24を越えてコレッ
ト部26に押し込まれ、その後、サークリップ(circli
p)28が環状溝24の周囲にスナップ嵌めされ(パチン
と嵌め込む)、コレット部26表面の定位置でスラスト
プレート16を把持するようにされている。もちろん、
当業者は、コレット部26が直接に後方シャフト20に
接するので、内部にブッシュを設けるようにすることも
可能であることを理解するであろう。また、スラストプ
レート16が、それ自身で直接後方シャフト20に接触
し、他の方法を用いて簡単にジョーアクチュエータ10
を進退させることも可能である。
な方法により、ジョーアクチュエータ10に連結され
る。図示した例では、ジョーアクチュエータ10は、コ
レット部26表面に形成された環状溝24を有してお
り、スラストプレート16が環状溝24を越えてコレッ
ト部26に押し込まれ、その後、サークリップ(circli
p)28が環状溝24の周囲にスナップ嵌めされ(パチン
と嵌め込む)、コレット部26表面の定位置でスラスト
プレート16を把持するようにされている。もちろん、
当業者は、コレット部26が直接に後方シャフト20に
接するので、内部にブッシュを設けるようにすることも
可能であることを理解するであろう。また、スラストプ
レート16が、それ自身で直接後方シャフト20に接触
し、他の方法を用いて簡単にジョーアクチュエータ10
を進退させることも可能である。
【0026】図8と9を比較すると、図8はジョー8が
チャック胴2内から後退した状態を示しており、 それに
対し、図9は、チャック胴2の内に前進した状態(チャ
ック胴2の外で接触している状態)を示している。図8
と7のチャックの外観の違いは、図8ではジョーアクチ
ュエータ10を後方シャフト20の右側に動かし、逆に
図9では後方シャフト20の左側に動かしていることで
得られたことは明らかであろう。これは、図8では、ジ
ョーアクチュエータ10は、ジョー8がそれぞれの別の
ボアの中に後退するようにジョー8を引き寄せ、逆に図
9では、ジョーアクチュエータ10は、ジョー8がそれ
ぞれの別のボア内に前進するようにジョー8を押し出し
ていることを意味している。
チャック胴2内から後退した状態を示しており、 それに
対し、図9は、チャック胴2の内に前進した状態(チャ
ック胴2の外で接触している状態)を示している。図8
と7のチャックの外観の違いは、図8ではジョーアクチ
ュエータ10を後方シャフト20の右側に動かし、逆に
図9では後方シャフト20の左側に動かしていることで
得られたことは明らかであろう。これは、図8では、ジ
ョーアクチュエータ10は、ジョー8がそれぞれの別の
ボアの中に後退するようにジョー8を引き寄せ、逆に図
9では、ジョーアクチュエータ10は、ジョー8がそれ
ぞれの別のボア内に前進するようにジョー8を押し出し
ていることを意味している。
【0027】この実施形態によると、ジョーアクチュエ
ータ10の進退運動(図8、9では、後方シャフト20
に沿って左右に動くこと)は、スラストプレート16に
装着されたスピゴット18と回動するレバーの機構32
〜60を備えたジョーのロック部材との協働により達成
される。スラストプレート16に作用する力によりジョ
ーアクチュエータ10を進退させるためには、いかなる
手段を講じてもよいので、図面中に示したレバー機構3
2〜60は単にジョーアクチュエータ10を進退させる
多くの手段のうちの一例を示したにもの過ぎない。
ータ10の進退運動(図8、9では、後方シャフト20
に沿って左右に動くこと)は、スラストプレート16に
装着されたスピゴット18と回動するレバーの機構32
〜60を備えたジョーのロック部材との協働により達成
される。スラストプレート16に作用する力によりジョ
ーアクチュエータ10を進退させるためには、いかなる
手段を講じてもよいので、図面中に示したレバー機構3
2〜60は単にジョーアクチュエータ10を進退させる
多くの手段のうちの一例を示したにもの過ぎない。
【0028】回動するレバー機構は、アクチュエータプ
レート34と、36として略示されたロックウェッジ機
構とに回動できるよう連結された第一ハンドル32を備
えている(詳細は後述する)。
レート34と、36として略示されたロックウェッジ機
構とに回動できるよう連結された第一ハンドル32を備
えている(詳細は後述する)。
【0029】図8と9を比較すると、図8ではハンドル
32が開位置にあり、この状態よりアクチュエータプレ
ート34は第一回動中心38を中心に時計回りに回動
し、その結果、ジョーアクチュエータ10とジョー8は
前進し、逆に、図9では、ハンドル32が閉位置にあ
り、この状態よりアクチュエータプレート34は第一回
動中心38を中心に反時計回りに回動し、その結果、ジ
ョーアクチュエータ10とジョー8は後退することが示
されている。
32が開位置にあり、この状態よりアクチュエータプレ
ート34は第一回動中心38を中心に時計回りに回動
し、その結果、ジョーアクチュエータ10とジョー8は
前進し、逆に、図9では、ハンドル32が閉位置にあ
り、この状態よりアクチュエータプレート34は第一回
動中心38を中心に反時計回りに回動し、その結果、ジ
ョーアクチュエータ10とジョー8は後退することが示
されている。
【0030】図8と9で示されるジョーのロック機構の
重要な点は、中心ボア4に挿入された工具が、一旦、ジ
ョーに届いたらジョー8の前進は止まり、ジョー8がど
の程度前進したかに関わらず、締め付ける力がジョーに
働くことである。これは、各中心ボア4の中にジョー8
がどの程度入り込んでいるかに関わらず、それぞれの別
のボア6の中でロックされても良いことを意味してい
る。また、これは、工具の直径に関わらず、ジョー8が
中心ボア4の中に挿入された工具を効果的に、かつに自
動的に締め付け、また、工具の直径に関わらず、所定の
力で締め付けると言う重要な長所を提供する。この機構
の作用は以下に記載する。
重要な点は、中心ボア4に挿入された工具が、一旦、ジ
ョーに届いたらジョー8の前進は止まり、ジョー8がど
の程度前進したかに関わらず、締め付ける力がジョーに
働くことである。これは、各中心ボア4の中にジョー8
がどの程度入り込んでいるかに関わらず、それぞれの別
のボア6の中でロックされても良いことを意味してい
る。また、これは、工具の直径に関わらず、ジョー8が
中心ボア4の中に挿入された工具を効果的に、かつに自
動的に締め付け、また、工具の直径に関わらず、所定の
力で締め付けると言う重要な長所を提供する。この機構
の作用は以下に記載する。
【0031】ジョー8が開位置にある図8から説明する
と、ジョー8を閉じるために、ハンドル32は矢印Aで
示すように反時計回りに回動中心40と87を中心とし
て回動するように動かされる。この結果、アクチュエー
タプレート34は第一回動中心38を中心として上記に
説明したように反時計回りに回動する。スラストプレー
ト16がジョーアクチュエータ10を、中心ボアに挿入
された工具がジョー8に固着されるまで押し込んだ時点
で、アクチュエータプレート34は、これ以上第一回動
中心38を中心とした動きをできなくなる。しかし、そ
こからさらに矢印Aの方向にハンドル32を動かすと、
ハンドルに作用する力は第二回動中心40を経て連接棒
42に伝達され、そしてこの力は第三回動中心46を経
て第一ウェッジ部材44に伝達される。実際には、こ
の”超過荷重(over-force) ”とも呼ばれる力により、
第一ウェッジ部材44は図8に矢印Cで示す方向に移動
する。第二ウェッジ部材48は、第一ウェッジ部材同様
に別のハンドル50に装着される。また、一旦、第一ウ
ェッジ部材44と第二ウェッジ部材48が係合すると、
第二ウェッジ部材48は第一ウェッジ部材44と互いに
ロックするようにされている。また、この例では、後述
する理由により、滑動プレート52が2つのウェッジ4
4と48の間に挿入される。
と、ジョー8を閉じるために、ハンドル32は矢印Aで
示すように反時計回りに回動中心40と87を中心とし
て回動するように動かされる。この結果、アクチュエー
タプレート34は第一回動中心38を中心として上記に
説明したように反時計回りに回動する。スラストプレー
ト16がジョーアクチュエータ10を、中心ボアに挿入
された工具がジョー8に固着されるまで押し込んだ時点
で、アクチュエータプレート34は、これ以上第一回動
中心38を中心とした動きをできなくなる。しかし、そ
こからさらに矢印Aの方向にハンドル32を動かすと、
ハンドルに作用する力は第二回動中心40を経て連接棒
42に伝達され、そしてこの力は第三回動中心46を経
て第一ウェッジ部材44に伝達される。実際には、こ
の”超過荷重(over-force) ”とも呼ばれる力により、
第一ウェッジ部材44は図8に矢印Cで示す方向に移動
する。第二ウェッジ部材48は、第一ウェッジ部材同様
に別のハンドル50に装着される。また、一旦、第一ウ
ェッジ部材44と第二ウェッジ部材48が係合すると、
第二ウェッジ部材48は第一ウェッジ部材44と互いに
ロックするようにされている。また、この例では、後述
する理由により、滑動プレート52が2つのウェッジ4
4と48の間に挿入される。
【0032】第二ウェッジ48は、引張りバネ58によ
ってドリル胴56と連結された調節ネジ部材54に連結
される。引張りバネ58の張力により、第一ウェッジ部
材44は、第二ウェッジ部材48を第一ウェッジ部材4
4とは逆の方向に押している。ハンドル50の中にある
第二ウェッジ部材48の位置により、2つのウェッジ4
4、48が互いにロックする位置が決定される。2つの
ウェッジ部材44、48が互いにロックする位置は、調
節ネジ部材54により調節される。
ってドリル胴56と連結された調節ネジ部材54に連結
される。引張りバネ58の張力により、第一ウェッジ部
材44は、第二ウェッジ部材48を第一ウェッジ部材4
4とは逆の方向に押している。ハンドル50の中にある
第二ウェッジ部材48の位置により、2つのウェッジ4
4、48が互いにロックする位置が決定される。2つの
ウェッジ部材44、48が互いにロックする位置は、調
節ネジ部材54により調節される。
【0033】ウェッジ部材44、48が互いにロックす
る位置を決定する理由は、ハンドル32を動かすことで
アクチュエータプレート34を回動させることにより、
スラストプレート16に作用する締め付け力を設定する
ためである。第二ウェッジ48が別のハンドル50の中
の上方で位置決めされたときは、第二ウェッジ44は、
矢印Cの方向のあまり下方までは移動しない。これは、
一旦2つのウェッジ44、48がロックされると、連接
棒42は動かなくなることを意味する。さらに、ハンド
ル32を矢印A方向に動かすと、ハンドルに保持される
連接棒42に上述の超過荷重による圧縮力がかかり、連
接棒42は変形し、外形が歪む。実際には、これにより
ロック機構は完全にオーバーセンター状態になり、その
結果として非常に高い締め付け力をジョーに与える。オ
ーバーセンター状態になる位置は、第二ウェッジ48の
位置により決定される。
る位置を決定する理由は、ハンドル32を動かすことで
アクチュエータプレート34を回動させることにより、
スラストプレート16に作用する締め付け力を設定する
ためである。第二ウェッジ48が別のハンドル50の中
の上方で位置決めされたときは、第二ウェッジ44は、
矢印Cの方向のあまり下方までは移動しない。これは、
一旦2つのウェッジ44、48がロックされると、連接
棒42は動かなくなることを意味する。さらに、ハンド
ル32を矢印A方向に動かすと、ハンドルに保持される
連接棒42に上述の超過荷重による圧縮力がかかり、連
接棒42は変形し、外形が歪む。実際には、これにより
ロック機構は完全にオーバーセンター状態になり、その
結果として非常に高い締め付け力をジョーに与える。オ
ーバーセンター状態になる位置は、第二ウェッジ48の
位置により決定される。
【0034】また、図9を参照すると、ロック機構が閉
位置にあり、 オーバーセンター状態が生じていることを
示している。この例においては、オーバーセンター状態
は、3つの回動中心87、40、46が一直線上に整列
しないときに生じる。そのような、オーバーセンターメ
カニズムは当業者には公知であろう。実際には、オーバ
ーセンター状態は、回動中心40が一直線上に連結され
た回動中心87と46を結ぶ直線(図10参照)の右側
にあるときに(図9のような場合)、生じる。
位置にあり、 オーバーセンター状態が生じていることを
示している。この例においては、オーバーセンター状態
は、3つの回動中心87、40、46が一直線上に整列
しないときに生じる。そのような、オーバーセンターメ
カニズムは当業者には公知であろう。実際には、オーバ
ーセンター状態は、回動中心40が一直線上に連結され
た回動中心87と46を結ぶ直線(図10参照)の右側
にあるときに(図9のような場合)、生じる。
【0035】図9においては、第一ウェッジ44が、別
のハンドル50の中で図8で示した位置よりも下方に移
動していることがわかる。
のハンドル50の中で図8で示した位置よりも下方に移
動していることがわかる。
【0036】ジョー8を弛めるために、ユーザーは、図
9に示された矢印Dの方向にハンドル32を動かすこと
によってハンドル32を開く必要がある。これにより、
まず第一に連接棒42が元の位置にはね戻される(ばね
の荷重を除いたときのような状態)。これは、もはや、
ロック機構がオーバーセンター状態になく、連接棒42
に蓄えられたポテンシャルエネルギーが放出されたこと
を意味している。従って、上述したと同様に、これは、
ハンドル32の矢印D方向の動きにより、アクチュエー
タプレート34を第一回動中心38を中心に時計回りに
回動することを可能とし、その結果、図8とは逆にジョ
ーを後退させることを意味している。
9に示された矢印Dの方向にハンドル32を動かすこと
によってハンドル32を開く必要がある。これにより、
まず第一に連接棒42が元の位置にはね戻される(ばね
の荷重を除いたときのような状態)。これは、もはや、
ロック機構がオーバーセンター状態になく、連接棒42
に蓄えられたポテンシャルエネルギーが放出されたこと
を意味している。従って、上述したと同様に、これは、
ハンドル32の矢印D方向の動きにより、アクチュエー
タプレート34を第一回動中心38を中心に時計回りに
回動することを可能とし、その結果、図8とは逆にジョ
ーを後退させることを意味している。
【0037】前述したように、滑動プレート52は、2
つのウェッジ部材44、48の間に挿入される。このプ
レート52は、ジョーのロック機構が開位置から閉位置
に移るときに、2つのウェッジ部材44、48が分離す
ることを容易にする。本実施形態においては、滑動プレ
ート52は、ウェッジ48に対しウェッジ44を容易に
滑動させるようにクロムめっき鋼から成る。この実施形
態においては、滑動プレート52は、両ウェッジ48、
44の移動方向に対しては固定をした位置にある。しか
し、滑動プレート52は、別のハンドル50の中に形成
される溝60内で滑動できる。これは、別のハンドル5
0の中でのウェッジ48の位置にかかわらずウェッジ4
4、48に関し、滑動プレート52を正しい姿勢に持っ
て行くために必要なものである。
つのウェッジ部材44、48の間に挿入される。このプ
レート52は、ジョーのロック機構が開位置から閉位置
に移るときに、2つのウェッジ部材44、48が分離す
ることを容易にする。本実施形態においては、滑動プレ
ート52は、ウェッジ48に対しウェッジ44を容易に
滑動させるようにクロムめっき鋼から成る。この実施形
態においては、滑動プレート52は、両ウェッジ48、
44の移動方向に対しては固定をした位置にある。しか
し、滑動プレート52は、別のハンドル50の中に形成
される溝60内で滑動できる。これは、別のハンドル5
0の中でのウェッジ48の位置にかかわらずウェッジ4
4、48に関し、滑動プレート52を正しい姿勢に持っ
て行くために必要なものである。
【0038】図11と12を参照すると、全体を62で
示すドリル及びドライバー用チャックがいかにして上述
のチャック機構を組み込まれるかが示されている。実際
には、図示されたドリル及びドライバーは、胴体ケーシ
ング56を有するドリルである。ドリルは、ギア機構6
6を介してシャフト20に結合された電気モーター64
を含んでいる。ドリル62は、バッテリー接点70と電
気配線72を介して電気モーター68に接続された電池
68によって動力が与えられている。電気配線72によ
るバッテリー68のモーター64への接続は、トリガー
スイッチにより行われる。
示すドリル及びドライバー用チャックがいかにして上述
のチャック機構を組み込まれるかが示されている。実際
には、図示されたドリル及びドライバーは、胴体ケーシ
ング56を有するドリルである。ドリルは、ギア機構6
6を介してシャフト20に結合された電気モーター64
を含んでいる。ドリル62は、バッテリー接点70と電
気配線72を介して電気モーター68に接続された電池
68によって動力が与えられている。電気配線72によ
るバッテリー68のモーター64への接続は、トリガー
スイッチにより行われる。
【0039】当業者は、ギア機構66は違うドリル及び
ドライバー加工ができるように、選択ギアによりトルク
及び速度を決定できることがわかるであろう。このた
め、ギアセレクター76によるギアボックス66への連
結は、胴体ケーシング56の開口78により行われる。
ドライバー加工ができるように、選択ギアによりトルク
及び速度を決定できることがわかるであろう。このた
め、ギアセレクター76によるギアボックス66への連
結は、胴体ケーシング56の開口78により行われる。
【0040】図11と12の相違点は、図11ではハン
ドル32が開位置にあり、それによってジョー8が後退
しており、一方、図12ではハンドル32が閉位置にあ
り、それによってジョー8が前進していると言う点のみ
であることが理解できるであろう。
ドル32が開位置にあり、それによってジョー8が後退
しており、一方、図12ではハンドル32が閉位置にあ
り、それによってジョー8が前進していると言う点のみ
であることが理解できるであろう。
【0041】図13を参照すると、本発明の実施形態に
使用する回路を示したものである。ドリル工具(図示せ
ず)が、中心ボア4の中でジョー8により固く把持され
ていることと仮定して、図12に示した状態から以下、
説明を始める。すなわち、まずセンサー80が、スラス
トプレート16のドリル62胴部上にある固定部分82
に対する軸線方向変位を検知する。このセンサー80
は、シャフト20の必要回動速度を決定するためにポテ
ンシオメーター84と帰還回路86と協働する。
使用する回路を示したものである。ドリル工具(図示せ
ず)が、中心ボア4の中でジョー8により固く把持され
ていることと仮定して、図12に示した状態から以下、
説明を始める。すなわち、まずセンサー80が、スラス
トプレート16のドリル62胴部上にある固定部分82
に対する軸線方向変位を検知する。このセンサー80
は、シャフト20の必要回動速度を決定するためにポテ
ンシオメーター84と帰還回路86と協働する。
【0042】一定の状況下での、ドリル工具の回動速度
は、ドリルの直径に関係することは周知である。また、
ジョー8により大きな工具を把持すると、固定部分82
とスラストプレート16の間隔が狭くなることは明らか
である。センサー80はこの点を検知する。逆に言え
ば、非常に小さな工具を把持すると、固定部分82とス
ラストプレート16との間隔が狭くなることが、センサ
ー80により検知される。従って、この方法において、
センサーがジョー8に把持される工具の直径を検知する
ことにより、ギア機構66の出力軸回転速度を自動的に
決定することも可能である。
は、ドリルの直径に関係することは周知である。また、
ジョー8により大きな工具を把持すると、固定部分82
とスラストプレート16の間隔が狭くなることは明らか
である。センサー80はこの点を検知する。逆に言え
ば、非常に小さな工具を把持すると、固定部分82とス
ラストプレート16との間隔が狭くなることが、センサ
ー80により検知される。従って、この方法において、
センサーがジョー8に把持される工具の直径を検知する
ことにより、ギア機構66の出力軸回転速度を自動的に
決定することも可能である。
【図1】本発明の一つの実施形態におけるチャックの代
表部品の分解斜視図である。
表部品の分解斜視図である。
【図2】図1 の構成部品を組立てた状態を示す図であ
る。
る。
【図3】図1と2のチャック胴の背面略示図である。
【図4】図1と2のチャック胴の背面略示図である。
【図5】ラインx−xに沿って図2を示した図である。
【図6】本発明におけるジョーが前進した状態の各チャ
ックを示す図である。
ックを示す図である。
【図7】本発明におけるジョーが後退した状態の各チャ
ックを示す図である。
ックを示す図である。
【図8】後退したジョーを備えた手動アクチュエータ手
段に結合された図 4と5 のチャックを示した図である。
段に結合された図 4と5 のチャックを示した図である。
【図9】前進したジョーを備えた手動アクチュエータに
結合された図 4と 5のチャックを示した図である。
結合された図 4と 5のチャックを示した図である。
【図10】ジョーのロック部材のオーバーセンターロッ
クをする構造の概念を示した図である。
クをする構造の概念を示した図である。
【図11】ジョーが前進した状態での本発明の実施形態
におけるチャックを含んだドリルとドライバーの略示図
である。
におけるチャックを含んだドリルとドライバーの略示図
である。
【図12】ジョーが後退した状態での本発明の実施形態
におけるチャックを含んだドリルとドライバーの略示図
である。
におけるチャックを含んだドリルとドライバーの略示図
である。
【図13】本発明の実施形態に使用する略示回路図であ
る。
る。
2…チャック胴 4…中心ボア 5…中心軸線 6…別のボア 7…別のボアの中心軸線 8…ジョー 9…アクチュエーター表面 10…ジョーアクチュエータ 12…チャンネル 14…長手方向平坦面 16…スラストプレート 18…スピゴット 20…シャフト 22…ブッシュ 24…環状溝 26…コレット部 32…第一ハンドル 34…アクチュエータプレート 36…ロックウェッジ 38…第一回動中心 40…第二回動中心 42…連接棒 46…第三回動中心 50…別のハンドル 52…滑動プレート 54…調節ネジ 56…ドリル胴体ケーシング 58…引っ張りバネ 60…溝 62…ドリル 64…電気モーター 66…ギアボックス材料 68…電池 70…バッテリー接点 72…電気配線 74…トリガースイッチ 76…ギアセレクター 78…開口 80…センサー 82…固定部分 84…ポテンシオメーター 86…帰還回路
Claims (10)
- 【請求項1】 中心軸線に沿ったボア(4)と、複数の
別のボア(6)とを有し、前記複数の別のボア(6)
は、円筒状部材(2)の中心軸線に対し傾斜し、中心軸
線に沿ったボア(4)と協動する、円筒状部材(2)
と、 前記別のボアのそれぞれの内部で動くことができる複数
のジョー(8)と、 前記それぞれの別のボア内でジョーが動くことができる
ように複数のそれぞれのジョーに連結されたジョーアク
チュエータ(10)と、 前記各ボア内の所定の位置にジョーをロックするよう配
置されたジョーのロック部材(34〜60)とを備えた
ドリル及びドライバー用チャック機構であって、 前記ジョーのロック部材(34〜60)は、開位置と閉
位置を有し、開位置においてジョー(8)は、前記各ボ
ア(6)内で後退した状態になり、中心軸線に沿ったボ
ア(4)内に突出せず、閉位置においてジョー(8)は
中心軸線に沿ったボア(4)内への中に突出の程度に関
わらず、前記それぞれの別のボア(6)内でロックされ
ることを特徴とするチャック機構を備えたドリル及びド
ライバー用チャック機構。 - 【請求項2】 前記ジョーのロック部材が、該ロック部
材を開位置と閉位置の間で動かすためのハンドル(3
2)を備えた請求項1に記載のドリル及びドライバー用
チャック。 - 【請求項3】 前記ジョーのロック部材が、ジョーアク
チュエータ(10)と作用上連結され、該ジョーのロッ
ク部材が、開位置と閉位置の間で動かされるときにジョ
ーアクチュエータ(10)を円筒状部材の中心軸線に沿
って動かす請求項1または2に記載のドリル及びドライ
バー用チャック機構。 - 【請求項4】 前記ハンドル(32)は、回動可能なア
クチュエータに連結され、該アクチュエータは、開位置
と閉位置の間を動く前記ハンドルの動作に従って回動
し、それにより各ボア内でジョー(8)を進退させる、
請求項2に記載のドリル及びドライバー用チャック機
構。 - 【請求項5】 前記ハンドル(32)は、回動可能なア
クチュエータに連結され、該アクチュエータは、開位置
と閉位置の間を動く前記ハンドルの動作に従って回動
し、それにより各ボア内でジョー(8)を進退させる、
請求項3に記載のドリル及びドライバー用チャック機
構。 - 【請求項6】 前記回動可能なアクチュエータがジョー
アクチュエータを軸線方向に動かす請求項5に記載のド
リル及びドライバー用チャック機構。 - 【請求項7】 前記ジョーのロック部材(34〜60)
は、オーバーセンターロックをする構造を有した前記請
求項1から5のいずれか1項に記載のドリル及びドライ
バー用チャック。 - 【請求項8】 前記ジョーのロック部材は、中心軸線に
沿ったボア内でのジョーの突出量を定めるバイアス部材
を含む前記請求項1〜7のいずれか1項に記載のドリル
及びドライバー用チャック。 - 【請求項9】 前記ジョーのロック部材は、向かい合っ
てロックできる一対の協動するウェッジ部材を含む請求
項8に記載のドリル及びドライバー用チャック。 - 【請求項10】 前記請求項1〜9のいずれか1項に記
載のチャックを含むドリル及びドライバー。
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