JP2005081499A - 多関節ロボットの移動システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 デッドスペースの少ない状態でかつ高い自由度でもって、多関節ロボットを作業場の床面で移動できるようにし、それにより、多関節ロボットを用いた各種作業をきわめて効率的に行うことを可能とする。
【解決手段】 一方端にハンドEを、他方端に給電ユニット60を備えた基部50を持ち、アームに備えたモータにより旋回軸を移動できるようにした多関節ロボット本体10を床面上で移動するに際し、床面に複数個の第1ベースGと第2ベースPを設置する。移動に際し、ハンドEで第2ベースPを把持して固定点とし、その状態でモータを作動して旋回軸を移動する操作をロボットに与え、その移動により基部50を別の第1ベースG2まで移動し、該第1ベースG2に基部50を保持固定して、次工程の作業を行う。
【選択図】 図2

Description

本発明は、例えば自動車用部品の生産ラインなどで用いられる多関節ロボットが作業場で移動するときの自由度を大きくできるようにした多関節ロボットの移動システムに関する。
自動車用部品の生産ラインなどにおいて、部品の移動や組み付け作業に多関節ロボットが用いられる。いくつかの作業を1台のロボットで行うような場合、ロボット本体の位置を床面内で移動させることが必要となることがある。そのような場合、アームの旋回軸に加えて走行用の軸を別途付加し移動させるか、別の可動ベースの上にロボットを置くようにしている。可動ベースを用いる場合には、作業場の床面に例えば直線状の(あるいは曲線部を持つ)走行レールが敷かれ、その上を移動する可動ベースに多関節ロボットが載せられる。走行レールに沿うようにして複数個の工作機械が配置され、一作業を終えると、多関節ロボットは走行レールに沿い次の工作機械に向けて移動する。
このように走行レールを床面に敷設する態様は、多関節ロボットの移動の自由度を制限するばかりでなく、ロボットが移動する途中の空間および平面がデッドスペースとなる。また、作業内容の変更により工作機械の配置や数を変える必要が出てきたときは、走行レールを敷き直すことが必要となる。従来の走行レールをそのまま用いようとすると、工作機械の配置や数は制限を受ける。ロボットに走行軸を追加する場合も同様であり、この場合にはさらに、走行軸のための別の制御システムが必要となる。
多関節ロボットの床面における移動の自由度を高める手段として、ロボットを自走式の移動台車に乗せたものが、特許文献1(特開平11−114857号公報)、特許文献2(特開2001−341085号公報)などに記載されている。
特開平11−114857号公報 特開2001−341085号公報
特許文献1、2に記載されるような自走式台車にロボットを乗せたものは、走行レールに沿って移動するものと比較すれば、移動の自由度は高い。しかし、自走用の駆動装置や車輪あるいは移動制御機構などを移動台車内に配置することが必要であり移動台車は大きなものとなり、床面を移動するのにかなりのスペースを必要とする。そのスペースは床面にけるデッドスペースとなる。また、多関節ロボット自体は狭い空間内で必要な作業を行い得るものであっても、移動台車が占めるスペースが大きいために、多数の多関節ロボットを密接して配置することができず、ロボットの作業面からも制約を受ける。さらに、移動台車の走行とその制御を安定したものとするために、床面は均一な平面としておく必要があり、床面の造成に慎重な作業が求められる。
本発明は上記のような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、デッドスペースの少ない状態でかつ高い自由度でもって、多関節ロボットを作業場の床面で移動できるようにし、それにより、多関節ロボットを用いた各種作業をきわめて効率的に行うことを可能とする、多関節ロボットの新規な移動システムを提供することにある。
本発明による多関節ロボットの移動システムは、一方端にツール取り付け部を他方端に給電ユニットを備えた基部を持ちアームに備えたモータにより旋回軸を移動できるようにした多関節ロボット本体と、多関節ロボット本体を床面に保持するために床面に設けられた2個以上の第1ベースとを備え、多関節ロボット本体の基部と第1ベースとは保持と開放とが切り換え可能とされており、いずれか1つの第1ベースに基部を保持した状態で1つの作業を行い、該第1ベースとの保持を開放した後、モータを作動して旋回軸を移動するみずからの操作により、基部を他のいずれかの第1ベースに保持させ、その状態で次作業を行うことを反復できるようにされているこを特徴とする。
本発明では、多関節ロボット本体と、作業中に当該多関節ロボット本体を床面に安定的に保持するためのベース(第1ベース)とは、本質的に別部材として構成され、床面の適宜の箇所に2個以上の第1ベースが設置される。第1ベースは多関節ロボット本体を安定した状態に保持できればよく、それ自体で移動することを要しないので、小さくかつ簡単に設置することができる。一方、多関節ロボット本体は、一方端にツール取り付け部を持ち、他方端に給電ユニットを備えた基部を持ち、かつ、アームに備えたモータを駆動することにより、その旋回軸を個々に移動できるようにした形態のものである。
床スペースに必要な工作機械を配置し、多関節ロボット本体のアームの移動軌跡を考慮して適数の第1ベースを床面に設ける。作業順に従い、いずれか1つの第1ベースに多関節ロボット本体の基部を固定して保持状態とする。基部と第1ベースとの間には、作業中は多関節ロボット本体を安定して保持しておくことができ、移動時には容易に保持を開放できる適宜の着脱機構が設けられる。
多関節ロボット本体の他端側にはツール取り付け部を介して作業に必要なツール(ハンドなど)を取り付ける。他方端である基部は給電ユニットを備えており、そこに制御盤からのモータ駆動用の電力および制御用の信号が、直接あるいは他の給電ユニットを介して送られる。入力する制御信号に応じて多関節ロボットは所要の旋回軸の移動を行い、1つの工作機械に対する所要の作業を行う。
一工程の作業が終了したときに、多関節ロボット本体の一部を適宜の手段により固定した状態とする。固定した状態とするロボットの部位およびその態様は任意であり、場合によっては、工作機械側にハンドを固定することにより固定状態を得るようにしてもよい。その状態で着脱機構を操作してロボット本体の基部と第1ベースとの保持を開放する。制御盤からの制御信号により、アームに備えたモータを作動して所要の旋回軸の移動を行い、ロボット本体の基部を他のいずれかの第1ベースにまで移動させる。そこで、当該第1ベースに対して基部を保持する作業を行う。次に、制御盤からの信号でモータを作動しロボット本体の他端側、すなわちハンド側を次の工作機械に対向する位置まで移動して所要の作業を行う。以下、必要なだけこのサイクルを反復する。
上記のように、本発明による多関節ロボットの移動システムでは、従来のように、走行軸や走行レール上を走る可動ベースを必要とせず、また自走式の台車を用いることなく、ロボット本体を床面上で移動させることができる。移動は床面に設けた2個以上の第1ベースを多関節ロボット本体の自らの動きにより選択しながら適宜移動できるので、移動の自由度は大きい。それにより工作機械の配置パターンも多様化することができる。前記のように、第1ベースは多関節ロボット本体を安定的に保持できるものであればよく、スポット的に設けることができるので、床面でのデッドスペースは、走行レールや自走式台車を用いる場合と比較してきわめて少なくなる。また、大きな自走式台車も走行レールも必要としないので、多数の多関節ロボットを近接して床面に配置することが可能となり、狭いスペース内で多くの作業をロボットに委ねることも可能となる。第1ベースの床面での高さが個々に異なっていても、その違いをロボットの制御機構にティーチすることにより、容易に克服することができる。
本発明による多関節ロボットの移動システムにおける他の態様では、多関節ロボット本体の移動時に、基部でない他の一部を固定しかつ開放する手段として、床面に1個以上の第2ベースを備える。いずれか1つの第1ベースに基部を保持した状態で1つの作業を行った後に、アーム内のモータを作動して旋回軸を移動するみずからの操作にり、前記基部以外の他の一部を第2ベースに保持させる。その後、基部と第1ベースとの保持状態を開放し、前記と同様にして基部を他のいずれかの第1ベースに移動しそこに保持させる。そして、第2ベースと前記ロボットの他の一部との開放を行い、以下、異動先での工作機械に対してロボットの作業を行うようにする。なお、第2ベースは、1個でもよく2個以上でもよい。
多関節ロボット本体における前記第2ベースとの保持と開放が切り換えできるようにされている箇所は、多関節ロボット本体のツール取り付け部に取り付けたハンドそのものであってもよい。その場合に、第2ベースはハンドが把持できるようにされた床面上の単なる突起や支柱であってよい。ロボット本体が持つハンドの形状や工作機械の配置環境などを考慮して、第2ベースの形状や数を適宜設定すればよい。
第2ベースとの保持と開放が切り換えできるようにされるロボット本体の箇所は、いずれかの(好ましくは、ツール取り付け部に最も近い側の)アームであってもよい。その場合に、該アームには基部に備えた給電ユニットと同様な給電ユニットを備えることは望ましい。第2ベースに適宜の給電機構、例えば、制御盤に接続した別置き給電ユニットを備えておき、当該アームを第2ベースに保持するときに、双方の給電ユニットを接続する。この態様では、第2ベース側から移動時に必要な電源と制御信号を送ることができるので、移動時に基部に備えた第1給電ユニットと制御盤との接続を解除することが可能となる。それにより、それぞれの第1ベースに制御盤からの給電部を備えておくことにより、基部に配線(電力線や信号線)が接続しない状態で多関節ロボットの移動を行うことが可能となり、移動時のデッドスペースは一層小さくなる。
本発明によるもう一つの多関節ロボットの移動システムは、先端側と基部側に本体側給電ユニットを備えかつアームに備えたモータにより旋回軸を移動できるようにした多関節ロボット本体と、多関節ロボット本体を床面に保持するために床面に設けられた2個以上の第1ベースとを備え、各第1ベースは各本体側給電ユニットに接続および開放可能な第2給電ユニットを有し、基部側の本体側給電ユニットがいずれかの第1ベースの第2給電ユニットに接続しているときには、先端側の本体側給電ユニットには第3給電ユニットを介してツールが接続しており、その状態で1つの作業を行い、作業終了後に先端側の本体側給電ユニットから第3給電ユニットおよびツールを取り外した後、開放された先端側の本体側給電ユニットをモータを作動して旋回軸を移動するみずからの操作により他の第1ベースの第2給電ユニットに接続し、その後、基部側の本体側給電ユニットと第1給電ユニットとの接続を開放し、モータを作動して旋回軸を移動するみずからの操作により、開放された基部側の本体側給電ユニットを同じあるいは別個のツールを装着した第3給電ユニットに接続して次作業を行うことを反復できるようにされているこを特徴とする。
この態様では、各工程でハンドの形状が異なる場合、あるいはツールそのものが異なる場合でも、それに適切に対応しながら、多関節ロボット本体の移動を行うことができる。この態様では、作業時に床面の第1ベースに支持される側が、基部と先端側とに交互に入れ替わるので、多関節ロボット本体は基部側と先端側とが形状および重さに大きな違いのない形態のものを用いることが推奨される。また、当然に、いずれの端部が第1ベースに保持されている場合でも、他端側に装着したツールが所要の作業を行うことができるように、信号系や電力供給系に配慮することは必要である。この態様において、本体側給電ユニットとして例えば従来知られた雄形ツールチェンジャーを用い、第2と第3の給電ユニットとして該雄形ツールチェンジャーと組み合うことのできる雌形ツールチェンジャーを用いることは効果的である。
本発明において、多関節ロボット本体の構成や形状に特に制限はないが、移動操作の容易性を考慮すると、アーム同士が第1の旋回軸を介して接続している第1関節部と、該第1の旋回軸の軸心線に傾斜した軸心線を持つ第2の旋回軸を介して接続している第2関節部とをそれぞれ少なくとも1箇所以上有しており、各旋回軸を駆動するモータおよび減速機構は各旋回軸ごとに配置されるようにされている多関節ロボットは好適である。
上記の多間接ロボット本体は、例えば水平旋回軸である第1の旋回軸により接続されたアームと、第1の旋回軸の軸心線に傾斜した軸心線を持つ第2の旋回軸(傾斜旋回軸)により接続されたアームとが、好ましくは交互に複数個が連接してアーム全体を構成するようにされており、従来の形態のロボットと比較して、デッドスペースを小さくすることができる。そのために、多数のロボットを近接して配置することが可能となり、ロボットの使用環境に対する自由度はさらに大きくなる。
本発明による多関節ロボットの移動システムを用いることにより、デッドスペースの少ない状態でかつ高い自由度でもって、多関節ロボットを作業場の床面内で移動させることができ、多関節ロボットを用いた各種作業環境をきわめて効率的することができる。
以下、実施の形態により本発明を説明する。図1および図2は、本発明による多関節ロボットの移動システムの第1形態を説明する図であり、図1は多関節ロボットの作業中の状態を示し、図2はその移動時での各ステップを説明している。
図1に示す多関節ロボット本体10は、複数本のアームA(A1〜A6)とアームとアームを繋ぐ複数の関節B(B1〜B5)とを備えており、先端のアームA6には手首機構Dを介してツールとしてのハンドEが取り付けてある。最下端のアームA1は基部50に連接しており、基部50には信号線と動力線を備えた給電ユニット60が取り付けてある。必要な場合には、基部50にもモータが配置し、基部50とアームA1との間に軸回転を生じさせてもよい。
給電ユニット60は、ロボット制御盤70とケーブル71を介して接続しており、制御盤70からの各モータへの駆動電力と制御信号が送られる。基部50は、床面Fに固定的に設けられた第1ベースGに着脱自在に取り付けてあり、適宜の着脱機構80で締め付けることにより、基部50(すなわち多関節ロボット本体10)は第1ベースGに保持されて安定的に支持された状態となり、着脱機構80を開放することにより、前記保持状態は開放される。
この例において、各アームは、後に図3を用いて1つの例を詳述するような駆動系に構成されている。すなわち、各アームA1〜A6は、アーム同士が第1の旋回軸(図では垂直方向の旋回軸)を介して接続している第1関節部と、該第1の旋回軸の軸心線に傾斜した軸心線を持つ第2の旋回軸を介して接続している第2関節部とをそれぞれ少なくとも1箇所以上有して接続している。そして、各旋回軸を駆動するモータが各旋回軸ごとに配置されていて、制御盤からの信号により、各モータが選択的かつ制御された量だけ回転することにより、各旋回軸は所望量だけ回転移動し、結果として、多関節ロボット本体は、その全体姿勢を所望の姿勢にみずから変えることができる。図1に示すものにおいて、関節B4は「第1関節部」に相当し、他の関節B1,B2,B3,B5は「第2関節部」に相当するものとして示しているが、これは1つの例であって、「第1関節部」と「第2関節部」の数や順序は任意であってよい。
図3において、第1のアームA11は駆動源としてのモータM1を備える。モータM1はエンコーダとブレーキ装置を内蔵した形式のものであり、この例では、回転駆動軸12を水平方向に向け、その先端にベベルギア13を取り付けている。もちろん回転駆動軸12を垂直方向に向けて取り付けてもよく、その場合にはベベルギア13を要しない。
第1のアームA11には中空の固定軸14が垂直方向に立設しており、該軸14に外嵌合するように水平旋回軸(前記「第1の旋回軸」に相当する)15が装着されている。水平旋回軸15の下端にはベベルギア16が取り付けてあり、モータM1の回転駆動軸12に取り付けたベベルギア13と噛み合っている。なお、ベベルギア13とベベルギア16との噛み合いは1つの減速機構を形成している。第1のアームA11の上端面には、中空の固定軸14の軸心線L1(同時に水平旋回軸15の軸心線でもある)と同心円上に、ベアリングBのアウターレースB1が固定されている。一方、水平旋回軸15側にはベアリングBのインナーレースB2が適宜の手段を介して固定されると共に、その上端には、スラストベアリング17などを介して円筒形状である第2のアームA21の下端面21が固定されている。従って、モータM1が回転駆動すると、その回転はベベルギア13およびベベルギア16を介して水平旋回軸15に伝えられ、第2のアームA21は360度の範囲で回転する。この水平旋回軸15の部分は前記した「第1関節部」を構成する。
第2のアームA21は円筒形であり、上端面はその軸心線(軸心線L1と一致している)に対して45度で傾斜した傾斜面22とされている。第2のアームA21の上には、下端面がその軸心線に対して45度で傾斜した傾斜面31とされた円筒形の第3のアームA31が位置している。第2のアームA21と第3のアームA31とは、その傾斜面22と傾斜面31とが、軸心線L1に対して45度で傾斜しかつ軸心線L1と交差する軸心線L2を持つ傾斜旋回軸(前記「第2の旋回軸」に相当する)32により相対回転可能に連接されている。
すなわち、第2のアームA21の傾斜面22には軸心線L2を中心線とする開口25が形成され、また、軸心線L2の同心円上には、上記したベアリングBと同様のベアリングBのインナーレースB2が固定されている。一方、第3のアームA31の傾斜面31には、前記軸心線L2を中心線とする中空の固定軸33が傾斜面31に対して垂直方向に取り付けてあり、該固定軸33は第2のアームA21の前記空間24に達している。固定軸33に外嵌合するようにして傾斜旋回軸32が装着されており、その上端(第3のアームA31側)には歯車34が取り付けられる。傾斜旋回軸32の外周部は、第3のアームA31の傾斜面31に固定された前記ベアリングBのアウターレースB1と適宜の手段を介して一体化している。
第3のアームA31内にはモータM2が備えられており、モータM2の回転駆動軸に取り付けた歯車35と歯車34は噛み合っている。従って、モータM2が回転駆動すると、その回転は歯車35および歯車34を介して傾斜旋回軸32に伝えられ、それにより、第3のアームA31は第2のアームA21に対して相対的に360度の範囲で回転することができる。この傾斜旋回軸32の部分が前記した「第2関節部」を構成する。
第3のアームA31の上端面は水平面36となっており、そこには、前記第1のアームA11の上端面におけると実質的に同じようにして水平旋回軸15Aが装着される。すなわち、水平面36の中心には開口37が形成されており、その中心線は図示のようにロボット全体が垂直姿勢となったときに、前記軸心線L1と一致するようにされる。前記開口37の軸心線を中心線とする中空の固定軸14Aが垂直方向に固定され、該固定軸14Aに外嵌合するように水平旋回軸15Aが装着される。
水平旋回軸15Aの下端には歯車16Aが取り付けてあり、第3のアームA31内に装着されたモータM3の回転駆動軸に取り付けた歯車(図3には示されない)と噛み合っている。第3のアームA31の上端水平面36には、固定軸14Aの軸心線と同心円上にベアリングBのアウターレースB1が固定され、水平旋回軸15Aの外周部にはベアリングBのインナーレースB2が適宜の手段を介して固定される。そして、水平旋回軸15Aのの上端には、スラストベアリング17Aなどを介して、前記第2のアームA21と同じ構成の第4のアームA41が同様にして固定される。従って、モータM3が回転駆動すると、その回転はその歯車と歯車16Aを介して水平旋回軸15Aに伝えられ、第4のアームA41を第3のアームA31に対して相対的に360度の範囲で回転させる。この水平旋回軸15Aの部分も前記した「第1関節部」を構成する。
上記した「第1関節部」の構成と「第2関節部」の構成とが適宜組み合わされて、図1に示したような多関節ロボット本体10が構成されている。なお、図3において、Cは多関節ロボット本体10の操作に必要な電力線や信号線などのケーブルであり、その端部は前記した給電ユニット60に接続すると共に、各アーム内の空間および各旋回軸に形成した中空部を通して、必要とされる箇所まで案内される。この形態の多関節ロボットでは各旋回軸(関節部)ごとにモータを配置するようにしたので、ロボット全体(基部から先端までを)をほぼ同じ径のものとして製造することができ、本発明のような移動システムに用いる多関節ロボット本体として特に好適となる。
前記したように、図1に示す多関節ロボット本体10においては、最上位のアームA6には手首機構Dを介してハンドEが取り付けられ、最下段のアームA1は(必要な場合には「第1関節部」を介して)基部50に接続している。この多関節ロボット本体10を用いて作業を行うに際して、最初に、床面Fに必要な数だけ設置されている第1ベースGのいずれかに基部50を着脱機構80を用いて安定的に保持させると共に、制御盤70からのケーブル71を給電ユニット60に接続する。図1はその状態を示しており、ケーブル71を介して送られる電力と制御信号とにより、多関節ロボット本体10は所定の所定の作業を行う。1ステップの作業を終了した後、図2に示す工程により、多関節ロボット本体10を次の工作機械に向けて移動させる。
図2に示すように、この例では、床面Fには第1ベースG(G1〜Gn)に加えて、1個以上の第2ベースP(図2では1個のみをが示される)が設置してある。最初に、多関節ロボット本体10のアームに備えたモータを制御盤からの信号により制御してロボットの姿勢制御(旋回軸移動)を行い、手首機構Dに取り付けたハンドEで床面Fに固定した第2ベースPを把持させる(図2a)。その姿勢で、第1ベースG1の着脱機構80を操作して第1ベースG1と基部50との保持を開放する(図2b)。解放後、モータを駆動制御し、第2ベースPを固定点として多関節ロボットみずからの姿勢制御(旋回軸移動)を行い、次の第1ベースG2上に基部50を位置させる(図2c)。着脱機構80を用いて基部50を次の第1ベースG2に安定的に保持させた後、ハンドEと第2ベースPとの固定状態を開放し、多関節ロボット本体10を次の工作機械(不図示)に対して作業できる位置と姿勢とする(図2d)。
以下、同じ工程を、第1ベースG3,・・・Gnに向けて順次反復することにより、デッドスペースのない状態で、多関節ロボット本体10を床面F内の任意の位置に移動させることができる。それにより、工作機械の配置にも大きな自由度を与えることが可能となり、床面Fの有効利用と共に作業の効率化も可能となる。
図4〜図6は、本発明による移動システムの他の態様を示している。この態様では、図4に示すように、制御盤70からのケーブル71はカップラー72を備え、カップラー72は基部50に取り付けた給電ユニット60に対して着脱できるようになっている。さらに、図5に示すように、複数個設置される第1ベースG1・・Gnのすべてに制御盤70からのケーブル71が分配器72aを介して分配されており、制御盤70はいずれか1つのケーブル71に選択的に電力と信号を送るようにされている。さらに、手首機構Dを接続するアームA6は基部側給電ユニット60と同様な補助的給電ユニット61も備え、そこにアーム内を走るケーブルC(図3参照)が接続している。この多関節ロボット本体10Aが1つの第1ベースGに基部50を固定して作業を行う態様は、図1、図2に基づき説明した多関節ロボット本体10の場合と同様であり、同じ機能を奏する部材には同じ符号を付して、説明は省略する。
この例において、第2ベースP1は前記補助的給電ユニット61に接続する給電機構73を備えており、図5に示すよう、給電機構73はケーブル74を介して分配器72aに接続している。そして、1ステップの作業を終了した後、図6に示す工程により、多関節ロボット本体10Aは次の工作機械に向けて移動する。すなわち、制御盤70からの信号をケーブル71を介して取り込み、補助的給電ユニット61と給電機構73とを接続した状態で、アームA6を第2ベースP1に固定する(図6a)。その姿勢で、第1ベースG1の着脱機構80を操作して第1ベースG1と基部50との保持を開放する。それにより、カップラー72は給電ユニット60から離脱し、給電ユニット60すなわち基部50はケーブル71からフリーとなる。それと同時に、制御盤70からの電力と信号とをケーブル74を介して給電機構73に送り込む(図6b)。
ケーブル74、給電機構73および補助的給電ユニット61を介して送られてくる電力と制御信号によりモータを適宜制御し、第2ベースP1を固定点として多関節ロボットみずからの姿勢制御(旋回軸移動)を行い、次の第1ベースG2上に基部50を位置させる(図6c)。そして、着脱機構80を用いて基部50を当該第1ベースG2に安定的に保持させると同時に、そこに分配してあるケーブル71のカップラー72を給電ユニット60に接続する。また、補助的給電ユニット61と給電機構73との接続を解除してアームA6と第2ベースP1と固定状態を開放する。その後、ケーブル71を介して給電ユニット60に送られてくる電力と信号により多関節ロボット本体10Aの姿勢制御を行い、次の工作機械(不図示)に対して作業できる位置と姿勢とする(図6d)。
以下、同じ工程を第1ベースG3,・・・Gnに向けて順次反復して行うことは、図1、図2に示したものと同様である。図4〜図6に示す態様では、ロボットの基部50が1つの第1ベースG1から次の第1ベースG2に移動するときに、制御盤70からのケーブル71を引きずることがないので、移動時のデッドスペースをさらに小さいものとすることができる。
図7〜図9は、本発明による移動システムのさらに他の態様を示している。この態様で使用する多関節ロボット本体10Bは、基部50はその下端側に本体側給電ユニット63を備え、最上位のアームA6はその先端部に同様な本体側給電ユニット64を備える。また、床面Fに設置する第1ベースGは前記本体側給電ユニット63、64と接続可能な第2給電ユニット77を備える。図示しないが、本体側給電ユニット63、64と第2給電ユニット77との接続状態を安定させるために図1に示したと同様な着脱手段80も備えられる。第2給電ユニット77は機能的には図4に示した形態で用いたカップラー72と同様なものでよく、そこにケーブル71を介して制御盤70からの電力と信号が送られる。本体側給電ユニット63、64は、前記第2給電ユニット77に接続して電力と信号と受け渡しができるものであればよく、本体側給電ユニット63、64のアーム側には図3に示したケーブルCが接続している。
ツール取り付け部は、前記最上位のアームA6の先端部に取り付けた本体側給電ユニット64に着脱自在であり接続した状態で電力と信号と受け渡しができる第3給電ユニット78と、適宜の手首機構D1を備え、該手首機構D1にはハンドEのような適宜のツールが取り付けられる。第3給電ユニット78は本体側給電ユニット64を介して制御盤70から送られてくる電力と信号を受け、それによりハンドEは操作される。この態様において、本体側給電ユニット63、64として例えば従来知られた雄形ツールチェンジャーのようなものを用いることができ、第2給電ユニット77と第3給電ユニット78として該雄形ツールチェンジャーと組み合うことのできる雌形ツールチェンジャーのようなものを用いることは効果的である。
この多関節ロボット本体10Bは、図7に示すように、基部50に取り付けた本体側給電ユニット63を1つの第1ベースGに取り付けた第2給電ユニット77に接続し、最上位のアームA6の先端部に取り付けた本体側給電ユニット64にハンドEを備えた第3給電ユニット78を接続した状態で、制御盤70からの電力と信号を受けながら、図1、図2に基づき説明した多関節ロボット本体10と同様にして作業を行う。
移動時の手順を図9を参照して説明する。なお、この態様では、前記した第2ベースP、P1に相当するものを必要としない。図8に示すように、すべての第1ベースG、・・Gnには制御盤70からのケーブル71が分配器72aを介して配線され、その第2給電ユニット77にそれぞれ接続している。さらに、床面Fの適所には適数のツール受け具90が配置してある。図9aは、図7に示した状態で1つの工作機械に対するワークの供給作業を行っている状態を示す。この作業工程を終えた後、制御盤70からの信号がケーブル71を介して送られ、多関節ロボット10Bは、ツール受け具90にハンドEを置くと共に、第3給電ユニット78と本体側給電ユニット64との接続を開放する(図9b)。
解放後、送られてくる制御信号によりモータを適宜制御して多関節ロボットみずからの姿勢制御(旋回軸移動)を行い、アームA6先端側の本体側給電ユニット64を次の第1ベースG2上に位置させ、該第1ベースG2に取り付けてある第2給電ユニット77に接続する(図9c)。第1ベースG1の第2給電ユニット77と基部50に設けた本体側給電ユニット63との接続を開放した後、モータを適宜制御して多関節ロボットみずからの姿勢制御(旋回軸移動)を行う(図9d)。そして、基部50の下端部に取り付けた本体側給電ユニット63を別のハンドE1を置いている第2のツール受け具90aの上に移動させた後、その本体側給電ユニット63とハンドE1を備えた第3給電ユニット78とを接続する(図9e)。以下、制御盤70から第1ベースG2に取り付けた第2給電ユニット77に送られてくる電力と信号により、次の工作機械(不図示)に対するロボット作業を行う(図9f)。
以下、同じ工程を第1ベースG3,・・・Gnに向けて順次反復して行うことは、上記した形態のものと同様である。図7〜図9に示す態様では、ワークの供給に異なるツールを必要とする工作機械が連続するような作業場の環境においても、デッドスペースのない状態でロボットを移動させながら、作業を継続して行うことが可能となる。
なお、多関節ロボット本体におけるアームと関節(旋回軸)の構成例の一例を図3に示したが、図3の例において、アームA31にその上下端に配置した水平旋回軸および傾斜旋回軸のための2個の駆動モータ(M2とM3)を収容し、アームA21,A41内には駆動モータを収容しないようにしたのは、同じ関節数でありながら、個々のアームに駆動モータを配置する場合よりもロボットの全長を短縮することができるからであり、長さに制限のないロボットの場合には、各アームにそれぞれ1つのモータを配置するようにしてもよい。
本発明による多関節ロボットの移動システムの第1形態における多関節ロボットの作業中の状態を示す図。 図1に示す多関節ロボットが移動するときの手順を説明する図。 多関節ロボットのアームと旋回軸の関係の一例を説明する図。 本発明による多関節ロボットの移動システムの第2形態における多関節ロボットの作業中の状態を示す図。 図4に示す多関節ロボットと制御盤との関係を示す図。 図4に示す多関節ロボットが移動するときの手順を説明する図。 本発明による多関節ロボットの移動システムの第3形態における多関節ロボットの作業中の状態を示す図。 図7に示す多関節ロボットと制御盤との関係を示す図。 図7に示す多関節ロボットが移動するときの手順を説明する図。
符号の説明
A1〜A6…アーム、B1〜B5…関節、C…多関節ロボット本体内を走るケーブル、D,D1…手首機構、E,E1…ツールとしてのハンド、F…床面、G(G1〜Gn)…第1ベース、M…モータ、P,P1…第2ベース、10、10A,10B…多関節ロボット本体、15…第1の旋回軸(第1関節部)、32…第2の旋回軸(第2関節部)、50…基部、60…給電ユニット、61…補助的給電ユニット、63,64…本体側給電ユニット、70…ロボット制御盤、71…ケーブル、72…カップラー、72a…分配器、73…補助的給電ユニットに接続する給電機構、74…ケーブル、77…第2給電ユニット、78…第3給電ユニット、80…着脱機構、90、90a…ツール受け具

Claims (6)

  1. 一方端にツール取り付け部を他方端に給電ユニットを備えた基部を持ちアームに備えたモータにより旋回軸を移動できるようにした多関節ロボット本体と、多関節ロボット本体を床面に保持するために床面に設けられた2個以上の第1ベースとを備え、多関節ロボット本体の基部と第1ベースとは保持と開放とが切り換え可能とされており、いずれか1つの第1ベースに基部を保持した状態で1つの作業を行い、該第1ベースとの保持を開放した後、モータを作動して旋回軸を移動するみずからの操作により、基部を他のいずれかの第1ベースに保持させ、その状態で次作業を行うことを反復できるようにされているこを特徴とする多関節ロボットの移動システム。
  2. さらに、床面に1個以上の第2ベースを有し、多関節ロボットは基部以外の箇所で第2ベースとの保持と開放とが切り換え可能とされており、いずれか1つの第1ベースに基部を保持した状態で1つの作業を行った後、モータを作動して旋回軸を移動するみずからの操作により前記基部以外の箇所を第2ベースに保持させ、その後、基部と第1ベースとの保持状態を開放し、開放された基部をモータを作動して旋回軸を移動するみずからの操作により他のいずれかの第1ベースに保持させ、かつ、第2ベースとの開放を行い、その状態で次作業を行うことを反復できるようにされているこを特徴とする請求項1に記載の多関節ロボットの移動システム。
  3. 多関節ロボットにおける前記第2ベースとの保持と開放が切り換え可能とされている箇所は、多関節ロボットのツール取り付け部に取り付けたハンド部分であることを特徴とする請求項2に記載の多関節ロボットの移動システム。
  4. 多関節ロボットにおける前記第2ベースとの保持と開放が切り換え可能とされている箇所は、いずれかの1つのアームであり、該アームは給電ユニットを備えており、かつ、第2ベースは該アームに設けた給電ユニットへの給電機構を備えることを特徴とする請求項2に記載の多関節ロボットの移動システム。
  5. 先端側と基部側に本体側給電ユニットを備えかつアームに備えたモータにより旋回軸を移動できるようにした多関節ロボット本体と、多関節ロボット本体を床面に保持するために床面に設けられた2個以上の第1ベースとを備え、各第1ベースは各本体側給電ユニットに接続および開放可能な第2給電ユニットを有し、基部側の本体側給電ユニットが第1ベースの第2給電ユニットに接続しているときは、先端側の本体側給電ユニットには第3給電ユニットを介してツールが接続しており、その状態で1つの作業を行い、作業終了後に先端側の本体側給電ユニットから第3給電ユニットおよびツールを取り外した後、開放された先端側の本体側給電ユニットをモータを作動して旋回軸を移動するみずからの操作により他の第1ベースの第2給電ユニットに接続し、その後、基部側の本体側給電ユニットと第1給電ユニットとの接続を開放し、モータを作動して旋回軸を移動するみずからの操作により、開放された基部側の第1給電ユニットを同じあるいは別個のツールを装着した第3給電ユニットに接続して次作業を行うことを反復できるようにされているこを特徴とする多関節ロボットの移動システム。
  6. 多関節ロボットが、アーム同士が第1の旋回軸を介して接続している第1関節部と、該第1の旋回軸の軸心線に傾斜した軸心線を持つ第2の旋回軸を介して接続している第2関節部とをそれぞれ少なくとも1箇所以上有しており、各旋回軸を駆動するモータは各旋回軸ごとに配置されるようにされている形態の多関節ロボットであることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の多関節ロボットの移動システム。
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