JP2583678B2 - マルチナットランナー - Google Patents

マルチナットランナー

Info

Publication number
JP2583678B2
JP2583678B2 JP3049318A JP4931891A JP2583678B2 JP 2583678 B2 JP2583678 B2 JP 2583678B2 JP 3049318 A JP3049318 A JP 3049318A JP 4931891 A JP4931891 A JP 4931891A JP 2583678 B2 JP2583678 B2 JP 2583678B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drive shaft
tightening
moving
tightening drive
specific
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3049318A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04289035A (ja
Inventor
順一 山永
誠 浦野
彰 宮▲ざき▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP3049318A priority Critical patent/JP2583678B2/ja
Publication of JPH04289035A publication Critical patent/JPH04289035A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2583678B2 publication Critical patent/JP2583678B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、円周方向に間隔を存し
て配設された複数の締付駆動軸を備え、その締付作動に
関与する締付駆動軸の本数と、各締付駆動軸間のピッチ
を可変としたマルチナットランナーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のマルチナットランナーと
しては、例えば特公昭63−27131号広報に開示さ
れているものが知られている。
【0003】このマルチナットランナーは、自動車の複
数のハブナットを締付けるためのものであり、所定半径
の円周に沿って例えば5本の締付駆動軸を該円周の周方
向に等間隔で配設する一方、該締付駆動軸のうち、その
一つを除いた4本の締付駆動軸を、それぞれ各締付駆動
軸の外方にこれと平行に設けた公転軸の回りに公転可能
とし、その4本の締付駆動軸をそれぞれ各公転軸の回り
に所定角度、公転させることにより、該4本の締付駆動
軸を前記円周の半径と異なる半径の円周に沿ってその周
方向に等間隔で配設するようにしたものである。
【0004】そして、このマルチナットランナーにおい
ては、5本の締付駆動軸を同一円周上に配設した状態
で、該円周の半径に対応するピッチ円半径を有する5個
のハブナットを各締付駆動軸により同時に締付けるよう
にし、また、前記4本の締付駆動軸を同一円周上に配設
した状態で、該円周の半径に対応するピッチ円半径を有
する4個のハブナットを各締付駆動軸により同時に締付
けるようにし、これによって、ハブナットの締付に関与
する締付駆動軸の本数を可変とすると共に、ピッチ円半
径を可変としている。
【0005】一方、自動車においては、異なる車種であ
っても、ハブナットのピッチ円半径が同一で、且つ、そ
の個数が異なる場合や、あるいは、ハブナットの個数が
同一で、且つ、そのピッチ円半径が異なる場合もある。
【0006】しかしながら、前記のマルチナットランナ
ーにおいては、締付駆動軸の本数を変更すると、これと
同時にピッチ円半径も変更されるため、上記のような場
合に対応することができないという不都合があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる不都合
を解消し、同一円周上に配設される複数の締付駆動軸の
本数と、各締付駆動軸間のピッチとをそれぞれ独立に且
つ効率よく変更することができ、複数種のピッチ円半径
及び複数種の個数を有するナットやボルト等の締付を行
うことができるマルチナットランナーを提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる目的を達
成するために、基台に円周方向に間隔を存して配設され
ると共に該円周方向に移動自在に設けられ、且つ、該円
周の中心に向かって径方向に移動自在に設けられた複数
の締付駆動軸と、該締付駆動軸の、互いに周方向に隣接
する一組の締付駆動軸の間の位置に向かって該径方向に
進退自在に設けられた特定締付駆動軸とを備え、該特定
締付駆動軸以外の各締付駆動軸を円周方向に所定量移動
可能とし、かつ径方向に所定量移動させるカム溝が形成
されたカムプレートに各締付駆動軸を係合させると共
に、他の締付駆動軸が円周方向に移動するように、該特
定締付駆動軸を他の締付駆動軸と更に締付駆動軸間をリ
ンク部材で連結し、該カムプレートに接続された第1駆
動源と該特定締付駆動軸を進退させる第2駆動源の一方
又は両方を該特定締付駆動軸の進退位置に応じて作動さ
せて、該特定締付駆動軸以外の各締付駆動軸を前記カム
プレートのカム溝形状に従って円周方向又は径方向に移
動させるようにしたことを特徴とする。 また、前記特定
締付駆動軸以外の締付駆動軸と独立して該特定締付駆動
軸のみを径方向に移動させる第3の駆動源を有すること
を特徴とする。
【0009】
【作用】本発明の請求項1によれば、前記第2駆動源に
より前記特定締付駆動軸を進退させると、その進退に応
じて、前記リンク部材を介して該特定締付駆動軸と連結
された他の締付駆動軸が円周方向に移動するので、円周
方向に配列する締付駆動軸の本数が各締付駆動軸の径方
向の位置を変えることなく変更される。また、第1駆動
源により前記カムプレートを移動させると、該カムプレ
ートに係合された前記特定締付駆動軸以外の各締付駆動
軸は、該カムプレートの移動位置に応じた定量だけ径
方向に移動するので、該特定締付駆動軸以外の締付駆動
軸の径方向の位置のみが一括して変更される。
【0010】また、本発明の請求項2によれば、請求項
1の発明において、第1、第2駆動源によりリンク部材
及びカムプレートを動作させ、更に、第3駆動源により
特定締付駆動軸のみを進退させると、特定締付駆動軸と
他の締付駆動軸との円周方向における位置が変更され、
更にこれらの全ての締付駆動軸の径方向の位置も変更さ
れる。
【0011】
【実施例】本発明のマルチナットランナーの一例を図1
乃至図5に従って説明する。
【0012】図1は該マルチナットランナーの正面図、
図2は図1のII−II線断面図、図3乃至図5はその
作動説明図である。
【0013】図1及び図2で、1はマルチナットランナ
ーのケース状の本体部2の先端部に固設された環状基
台、3は環状基台1上にその周方向に移動自在に支承さ
れた複数の周方向移動部、4は各周方向移動部3に環状
基台1の中心軸Cに向かってその径方向に移動自在に設
けられた径方向移動部、5は各径方向移動部4に中心軸
Cと平行な姿勢で支持された締付駆動軸、6は締付駆動
軸5のうち、環状基台1の周方向に隣接する一対の締付
駆動軸5a,5aの間の位置に向かってこれらの外方か
ら環状基台1の径方向に進退自在に設けられた特定締付
駆動軸、7は該特定締付駆動軸6を進退動させるための
進退動手段、8は特定締付駆動軸6の進退動に協働させ
て各周方向移動部3を環状基台1の周方向に移動させる
ための周方向移動手段、9は各径方向移動部4を協働さ
せて環状基台1の径方向に移動させるための径方向移動
手段である。
【0014】この場合、図1に示すように、周方向移動
部3、径方向移動部4及び締付駆動軸5は例えば4個づ
つ設けられており、これらは、環状基台1の周方向に等
間隔で配設されている。そして、各締付駆動軸5は、環
状基台1の内側で、中心軸Cからの距離がいずれも同一
距離Rとなる位置に、すなわち、中心軸Cを中心とする
半径R(以下、ピッチ円半径Rという)のピッチ円周X
上に配設されている。
【0015】図1及び図2に示すように、各周方向移動
部3は、環状基台1の内周縁部及び外周縁部にそれぞれ
一対のガイドローラ10,10を介して係合され、これ
らのガイドローラ10が環状基台1の内周縁部及び外周
縁部を転動することにより、該環状基台1上を周方向に
移動自在とされている。そして、各周方向移動部3上に
は、中心軸Cに向かって径方向に延在するガイドレール
11が敷設されており、前記各径方向移動部4は、この
ガイドレール11上にこれに沿って移動自在に支承され
ている。かかる構成により、各径方向移動部4は、該周
方向移動部3上を中心軸Cに向かって径方向に移動自在
とされ、また、該周方向移動部3と一体に周方向に移動
自在とされている。
【0016】また、各締付駆動軸5は、各周方向移動部
3の中心軸C寄りの先端部に軸受部12を介して回動自
在に支持され、かかる構成により、該径方向移動部4と
一体に径方向に移動自在とされると共に、該径方向移動
部4及び周方向移動部3と共に周方向に移動自在とされ
ている。
【0017】この場合、図2に示すように、各締付駆動
軸5は、本体部2の先端部の位置か環状基台1の内部を
通って本体部2の前方に向かって中心軸Cと平行に延在
し、その先端部には、締付ソケット13が同心に装着さ
れている。そして、各締付駆動軸5は、その後端部が、
本体部2の内部において等速継手14及び回転伝達軸1
5等を介して図示しない駆動モータに連結されており、
該駆動モータから回転伝達軸15及び等速継手14を介
して回転駆動力を伝達することにより締付ソケット13
と共に回動される。
【0018】図1に示すように、締付駆動軸5のうち、
図中、上側の左右一対の締付駆動軸5a,5a、径方向
移動部4a,4a及び周方向移動部3a,3aの間の箇
所においては、環状基台1に切断箇所1aが形成されて
おり、その切断箇所1aには、図2に示すように、本体
部2の先端部に中心軸cに向かって径方向に延在するガ
イドレール16が敷設され、さらに、該ガイドレール1
6上には、第1移動基台17が中心軸Cに向かって径方
向に移動自在に支承されている。
【0019】また、該第1移動基台17上には、その中
心軸C寄りの前部に中心軸Cに向かって径方向に延在す
るガイドレール18が敷設され、さらに、該ガイドレー
ル18上には、第2移動基台19が中心軸Cに向かって
径方向に移動自在に支承されている。
【0020】そして、前記特定締付駆動軸6は、前記ピ
ッチ円周Xの外側で、第2移動基台19の先端部に軸受
部19aを介して回動自在に支持され、かかる構成によ
り、第1移動基台17及び第2移動基台19と一体に締
付駆動軸5a,5aの間の位置に向かって径方向に進退
自在とされると共に、さらに、第2移動基台19と一体
に中心軸Cに向かって径方向に進退自在とされている。
【0021】この場合、図2に示すように、特定締付駆
動軸6は、前記各締付駆動軸5と平行に延在し、その先
端部には、該締付駆動軸5と同様に、締付ソケット13
が同心に装着されている。そして、該特定締付駆動軸6
は、前記締付駆動軸5と同様に、図示しない駆動モータ
から回転伝達軸15及び等速継手14を介して回転駆動
力を伝達することにより締付ソケット13と共に回動さ
れるようになっている。
【0022】前記進退動手段7は、図1及び図2に示す
ように、第1移動基台17の後部に固設された第1進退
動シリンダ20と、第2移動基台19上に固設された第
2進退動シリンダ21とを備え、これらは、径方向で外
方に向けて配設されている。
【0023】そして、第1進退動シリンダ20は、その
ピストンロッド20aが本体部2から第1移動基台17
の後端部に向かって延設された結合部22に結合され、
該ピストンロッド20aを伸縮させることにより、第1
移動基台17を第2移動基台19及び特定締付駆動軸6
と共にガイドレール16に沿って径方向に進退動させ
る。
【0024】また、第2進退動シリンダ21は、そのピ
ストンロッド21aが第1移動基台17から第2移動基
台19の後端部に向かって延設された結合部23に結合
され、該ピストンロッド21aを伸縮させることによ
り、第2移動基台19を特定締付駆動軸6と共にガイド
レール18に沿って径方向に進退動させる。
【0025】この場合、図1実線示の状態では、両進退
動シリンダ20,21のピストンロッド20a,21a
はいずれも短縮状態とされており、この状態から第1進
退動シリンダ20のピストンロッド20aを伸長させた
時には、特定締付駆動軸6が前記ピッチ円周X上に達す
る位置まで第1移動基台17が第2移動基台19及び特
定締付駆動軸6と共に前進され、さらに、この前進状態
から、第2進退動シリンダ21のピストンロッド21a
が伸長された時には、後述するように、特定締付駆動軸
6が前記ピッチ円周X上からさらに中心軸Cに近づく位
置まで第2移動基台19が特定締付駆動軸6と共に前進
される。
【0026】尚、特定締付駆動軸6は、その中間部にお
いて伸縮可能に形成されており、その伸縮を行うための
シリンダ24が第2進退動シリンダ21の側部に該特定
締付駆動軸6と平行な姿勢で固設されている。このシリ
ンダ24は、図2に示すように、そのピストンロッド2
4aが結合部25を介して特定締付駆動軸6に結合さ
れ、該ピストンロッド24aを伸縮させるとにより、特
定締付駆動軸6を伸縮させる。
【0027】前記周方向移動手段8は、図1に示すよう
に、前記第1移動基台17、図中、右上の周方向移動部
3a及び図中、右下の周方向移動部3bを相互に連結・
係合するリンク群8Rと、第1移動基台17、図中、左
上の周方向移動部3a及び図中、左下の周方向移動部3
bを相互に連結・係合するリンク群8Lとから成り、こ
れらのリンク群8R,8Lは、第1移動基台17及び特
定締付駆動軸6等の両側に配設され、左右対称の同一構
成とされている。
【0028】すなわち、図3に示すように、例えば、右
側のリンク群8Rは、第1移動基台17の右側部から側
方に向かって延設されたアーム片26と、右上の周方向
移動部3aの第1移動基台17側の側部から揺動自在に
延設された揺動片27と、これらのアーム片26及び揺
動片27を連結する略くの字形状に屈曲された第1リン
ク片28と、該周方向移動部3aと右下の周方向移動部
3bとを連結する第2リンク片29とを備えている。
【0029】この場合、第1リンク片28は、その一端
部が長孔28aを介してアーム片26の先端部に設けら
れた支軸26aに枢支されると共に他端部が揺動片27
の先端部に枢着され、さらに、その中間部の屈曲箇所に
おいて支軸30を介して本体部2に回動自在に枢支され
ている。
【0030】また、第2リンク片29は、周方向移動部
3a,3b間に環状基台1の周方向に延在して半円弧状
に形成されたものであり、その一端部は周方向移動部3
aの側部に枢着され、他端部は当該周方向に延在する長
孔29aを介して周方向移動部3bの側部に設けられた
支軸31に枢支されている。
【0031】そして、左側のリンク群8Lも、右側のリ
ンク群8Rと全く同様に、アーム片26、揺動片27、
第1リンク片28及び第2リンク片29を備え、これら
により、第1移動基台17、左上の周方向移動部3a及
び左下の周方向移動部3bを相互に連結・係合してい
る。
【0032】かかるリンク群8R,8Lは、詳細は後述
するが、特定締付駆動軸6が前記ピッチ円周X上に達す
る位置まで第1移動基台17が中心軸C側に向かって前
進された時に、アーム片26、第1リンク片28及び揺
動片27を介して、右側の周方向移動部3a及び左側の
周方向移動部3aをそれぞれ図中、時計回り及び反時計
回りに所定量、周方向に移動させ、さらに、第2リンク
片29を介して右側の周方向移動部3b及び左側の周方
向移動部3bをそれぞれ図中、時計回り及び反時計回り
に所定量、周方向に移動させ、これにより、特定締付駆
動軸6がピッチ円周X上に達した時に、各締付駆動軸5
を該特定締付駆動軸6と併せてピッチ円周X上に等間隔
で配列される位置に移動させる。
【0033】尚、右下及び左下の周方向移動部3b,3
bのそれぞれの両側には、それぞれ該周方向移動部3b
の周方向への移動位置を規制するための一対のストッパ
32a,32bが環状基台1上に固設されており、該周
方向移動部3bは、これらのストッパ32a,32bの
間で周方向に移動自在とされている。この場合、該周方
向移動部3bは、4個の締付駆動軸5がピッチ円周X上
に等間隔で配列されている状態では、周方向移動部3a
側のストッパ32aに当接し、締付駆動軸5及び特定締
付駆動軸6がピッチ円周X上に等間隔で配列されている
状態では、他方のストッパ32bに当接する。
【0034】前記径方向移動手段9は、図1に示すよう
に、右上の径方向移動部4a上から右下の径方向移動部
4b上にかけて環状基台1に沿って延在する円弧状のカ
ムプレート9Rと、このカムプレート9Rと左右対称的
に左上の径方向移動部4a上から左下の径方向移動部4
b上にかけて環状基台1に沿って延在する円弧状のカム
プレート9Lと、環状基台1の外側に前記特定締付駆動
軸6と対向する位置で本体部1から延設された取付部3
3に中心軸Cに向けて固設されたピッチ変更シリンダ3
4とを備えている。
【0035】各カムプレート9R,9Lは、その内周縁
部及び外周縁部に複数のガイドローラ35が当接・係合
され、これらのガイドローラ35に案内されて周方向に
移動自在とされている。
【0036】尚、この場合、これらのガイドローラ35
は本体部2あるいは環状基台1に設けられた図示しない
ブラケット等に回動自在に枢着されており、各カムプレ
ート9R,9Lは、該ガイドローラ35を介して本体部
2あるいは環状基台1に支承される。
【0037】図4に示すように、各カムプレート9R,
9Lには、それぞれ右側及び左側の径方向移動部4a,
4bに対応する箇所に、略周方向に延在して湾曲形成さ
れたカム溝36a,36bが形成されており、これらの
カム溝36a,36bには、それぞれ径方向移動部4
a,4b上に突設されたピン37,37が嵌挿されてい
る。
【0038】これらのカム溝36a,36bは、各カム
プレート9R,9Lが周方向に移動された時に、各径方
向移動部4a,4bを締付駆動軸5a,5bと共に、中
心軸Cに向かって径方向に移動させるべくピン37,3
7を介して各径方向移動部4a,4bを案内するもので
あり、例えば、図1において、各カムプレート9R,9
Lがそれぞれ反時計回り及び時計回りに移動された時に
は、各径方向移動部4a,4bを締付駆動軸5a,5b
と共に中心軸Cに向かって径方向に同量づつ移動させる
ようにように形成されている。
【0039】ピッチ変更シリンダ34は、両カムプレー
ト9R,9Lの間で中心軸Cに向かって径方向に伸縮自
在なピストンロッド34aを有し、該ピストンロッド3
4aの先端部には、ピッチ変更シリンダ34の本体側か
ら中心軸Cに向かって互いに徐々に接近するように傾斜
された一対のカム溝38,38を有するカムプレート3
9が、該ピストンロッド34aの伸縮に伴って径方向に
移動自在に固設されている。そして、カム溝38,38
には、それぞれカムプレート9R,9Lのピッチ変更シ
リンダ34側の端部に突設されたピン40,40が嵌挿
されている。
【0040】かかるカムプレート39は、そのピッチ変
更シリンダ34の作動下における径方向への移動によ
り、両カムプレート9R,9Lを周方向に移動させるも
のであり、例えば、図4において、カムプレート39が
ピッチ変更シリンダ34により中心軸Cから離反する方
向に後退された時には、両カムプレート9R,9Lのピ
ン40,40がカム溝38,38により案内された互い
に接近し、これによって、カムプレート9R,9Lがそ
れぞれ、図中、時計回り及び反時計回りに移動される。
【0041】次に、かかるマルチナットランナーにおい
て、ボルトやナット(図示しない)の締付に関与する締
付駆動軸5,6の本数を変更する場合の作動について図
1乃至図3に従って説明する。
【0042】まず、図1において、例えば、ピッチ円周
Xに沿って(ピッチ円半径Rで)周方向に等間隔で4個
のボルトあるいはナット(図示しない)の締付を行う場
合には、同図示のように4個の締付駆動軸5のみがピッ
チ円周X上に配列され、且つ特定締付駆動軸6がピッチ
円周Xの外方に後退された状態で、これらの締付駆動軸
5が回転駆動され、各ボルトあるいはナットが一斉に前
記締付ソケット13(図2参照)を介して締付けられ
る。
【0043】尚、この場合、特定締付駆動軸6は、この
締付時に、邪魔にならないように、前記シリンダ24に
より、本体部2側に短縮される。
【0044】また、例えば、ピッチ円周Xに沿って(ピ
ッチ円半径Rで)周方向に等間隔で5個のボルトあるい
はナット(図示しない)の締付を行う場合には、図3に
示すように、特定締付駆動軸6が締付駆動軸5a,5a
の間の位置に向かって前進され、該特定締付駆動軸6及
び各締付駆動軸5がピッチ円周X上に等間隔で配列され
る。
【0045】さらに詳細には、この場合、前記進退動手
段7の第2進退動シリンダ21のピストンロッド21a
が短縮された状態で、第1進退動シリンダ20のピスト
ンロッド20aが伸長され、これによって、特定締付駆
動軸6が第1移動基台17及び第2移動基台19と共に
中心軸Cに向かって前進される。
【0046】この時、前記周方向移動手段8の両リンク
群8R,8Lは、以下に説明するように第1移動基台1
7の前進に協働して作動する。
【0047】すなわち、例えば、右側のリンク群8Rに
おいては、アーム片26が第1移動基台17と一体に前
進し、この時、第1リンク片28が、その長孔28aに
係合されたアーム片26の支軸26aを介して第1リン
ク片28の支軸30の回りに、図中、反時計回りに回動
され、該第1リンク片28の揺動片27側の端部が右上
の周方向移動部3aに接近する。そして、このように第
1リンク片28の端部が周方向移動部3aに接近する
と、揺動片27を介して該周方向移動部3aが右下の周
方向移動部3b側に向かって周方向・時計回りに押送さ
れ、これによって、右上の締付駆動軸5aが該周方向移
動部3a及び径方向移動部4aと共に特定締付駆動軸6
から離反するようにピッチ円周X上を時計回りに移動す
る。
【0048】また、この時、リンク群8Rの第2リンク
片29は、周方向移動部3bと共に時計回りに移動し、
その移動においては、該第2リンク片29の長孔29a
と右下の周方向移動部3bの支軸31との係合により、
該長孔29aの周方向移動部3a側の端部が支軸31に
当接するまでは、該周方向移動部3bを移動させること
なく時計回りに移動する。そして、長孔29aの端部に
支軸31が当接した後には、第2リンク片29は、周方
向移動部3aの移動に伴って周方向移動部3bを時計回
りに移動させる。
【0049】また、左側のリンク群8Lにおいても、右
側のリンク群8Rと全く同様の作動により、第1移動基
台17の前進に伴って、左上の周方向移動部3a及び左
下の周方向移動部3bが順次、反時計回りに移動され
る。
【0050】そして、かかる作動において、最終的に、
特定締付駆動軸6がピッチ円周X上の位置まで前進され
た時には、各周方向移動部3は、下側の周方向移動部3
b,3bがそれぞれ前記ストッパ32b,32bに当接
する位置まで周方向に移動され、この時、各締付駆動軸
5は、特定締付駆動軸6と併せて、同図仮想線示のよう
にピッチ円周X上で周方向に等間隔で配列される。
【0051】次いで、このように各締付駆動軸5及び特
定締付駆動軸6がピッチ円周X上に配列された後には、
これらの締付駆動軸5,6が回転駆動され、各ボルトあ
るいはナットが、ピッチ円半径Rのピッチ円周Xに沿っ
て一斉に前記締付ソケット13(図2参照)を介して締
付けられる。
【0052】尚、この場合、特定締付駆動軸6は、この
締付時に、その締付ソケット13が各締付駆動軸5の締
付ソケット13と本体部2から同一の高さをなる位置
に、前記シリンダ24により伸長される。
【0053】また、締付駆動軸5及び特定締付駆動軸6
がピッチ円周X上に配列された状態から、特定締付駆動
軸6を上記と逆に後退させた時には、両リンク群8R,
8Lの上記と逆の作動により、再び、締付駆動軸5のみ
がピッチ円周X上に配列される。
【0054】次に、かかるマルチナットランナーにおい
て、締付駆動軸5,6のピッチ円半径を変更する場合の
作動について図4及び図5に従って説明する。
【0055】図4において、例えば、ピッチ円半径Rの
ピッチ円周X上に4個の締付駆動軸5のみが配列された
状態(図1に示す状態)で、該ピッチ円半径Rよりも小
さいピッチ円半径rのピッチ円周Y上にこれらの締付駆
動軸5を配列する場合、すなわち、締付駆動軸5のピッ
チ円半径を縮小する場合には、前記径方向移動手段9の
ピッチ変更シリンダ34により、前記カムプレート39
が中心軸Cから離反する側に径方向で後退され、この
時、前記したように、両カムプレート9R,9Lのピッ
チ変更シリンダ34側の端部が互いに接近するように、
両カムプレート9R,9Lがそれぞれ周方向・時計回り
及び周方向・反時計回りに移動される。
【0056】この場合、両カムプレート9R,9Lの移
動は、上側の径方向移動部4a,4aのピン37,37
がそれぞれカム溝36a,36aの特定締付駆動軸6側
の端部に当接する位置まで移動され、この時、カムプレ
ート39は、両カムプレート9R,9Lのピン40,4
0が該カムプレート39のカム溝38,38の略中央位
置に達した状態で停止される。
【0057】このように両カムプレート9R,9Lが移
動されると、前記したように各径方向移動部4は、その
ピン37が各カムプレート9R,9Lのカム溝36a,
36aにより案内されて中心軸Cに向かって径方向に各
締付駆動軸5と共に前進され、最終的に両カムプレート
9R,9Lの移動が停止された時には、各締付駆動軸5
が同図仮想線示のようにピッチ円半径rのピッチ円周Y
上に周方向に等間隔で配列される。
【0058】そして、このように各締付駆動軸5がピッ
チ円周Y上に配列された後には、前記の場合と同様に、
4個のボルトあるいはナット(図示しない)を、ピッチ
円半径rのピッチ円周Yに沿って締付けることが可能と
なる。
【0059】また、この状態から、上記と逆にピッチ変
更シリンダ34によりカムプレート39を中心軸Cに向
かって前進させれば、両カムプレート9R,9L等の上
記と逆の作動により、各締付駆動軸5が再びピッチ円周
X上に配列される。
【0060】次に、図4において、例えば、ピッチ円半
径Rのピッチ円周X上に締付駆動軸5及び特定締付駆動
軸6が配列された状態(図3仮想線示の状態)で、前記
ピッチ円半径rのピッチ円周Y上にこれらの締付駆動軸
5を配列する場合には、上記の場合と同様に、カムプレ
ート39を後退させることにより両カムプレート9R,
9Lそれぞれ周方向・時計回り及び周方向・反時計回り
に移動させ、これによって、各径方向移動部4を各締付
駆動軸5と共に中心軸Cに向かって径方向に前進させ
る。
【0061】この場合、各径方向移動部4は、特定締付
駆動軸6と併せてピッチ円周X上に配列されたことによ
り、ピッチ変更シリンダ34側に互いに接近するように
周方向に移動されており、このため、各径方向移動部4
のピン37も、各カムプレート9R,9L内でピッチ変
更シリンダ34側に移動されている。そして、この場
合、両カムプレート9R,9Lの周方向への移動は、両
カムプレート9R,9Lのピン40,40がカムプレー
ト39のカム溝38,38の中心軸C側の端部に当接す
るまで行われ、この時、各径方向移動部4は、そのピン
37が各カムプレート9R,9Lのカム溝36a,36
aにより案内されて中心軸Cに向かって径方向に各締付
駆動軸5と共に前進される。そして、最終的に、両カム
プレート9R,9L及びカムプレート39の移動が停止
された時には、各締付駆動軸5が同図仮想線示のように
ピッチ円半径rのピッチ円周Y上に達する。
【0062】一方、これと並行して、前記進退動手段7
の第2進退動シリンダ21のピストンロッド21aが伸
長され、これによって、特定締付駆動軸6が第2移動基
台19と共に中心軸Cに向かって前進され、最終的に、
ピッチ円周Y上に達する。この時、前記第1移動基台1
7は移動されないので、前記両リンク群8R,8L(図
1参照)は作動せず、前記周方向移動部5(図1参照)
も周方向に移動することはない。
【0063】そして、このように、各締付駆動軸5及び
特定締付駆動軸6がピッチ円周Y上の位置まで前進され
ると、これらの締付駆動軸5,6はピッチ円周Y上に周
方向に等間隔で配列され、前記の場合と同様に、5個の
ボルトあるいはナット(図示しない)を、ピッチ円半径
rのピッチ円周Yに沿って締付けることが可能となる。
【0064】また、この状態から、上記と逆にピッチ変
更シリンダ34によりカムプレート39を後退させ、ま
た、第2進退動シリンダ21により特定締付駆動軸6を
後退させれば、上記と逆の作動により、各締付駆動軸5
及び特定締付駆動軸6は再びピッチ円周X上に配列され
る。
【0065】このように、かかるマルチナットランナー
によれば、ボルトあるいはナットの締付に関与する締付
駆動軸5,6の本数の変更と、そのピッチ円半径の変更
とがそれぞれ独立して行われ、ボルトあるいはナットの
締付を複数種の個数及びピッチ円半径で行うことができ
る。
【0066】次に、本発明のマルチナットランナーの他
の例を図6及び図7に従って説明する。
【0067】図6及び図7において、このマルチナット
ランナーは、基本的構成は前記実施例のマルチナットラ
ンナーと同一であり、本体部2の先端部に中心軸Cの回
りに配設された4個の締付駆動軸5、各締付駆動軸5を
周方向に移動自在とすべく中心軸Cの周囲に周方向に移
動自在に配設された4個の周方向移動部3、各締付駆動
軸5を径方向に移動自在とすべく各周方向移動部3に径
方向に移動自在に設けられた径方向移動部4、締付駆動
軸5のうち、図6中、上側の締付駆動軸5a,5bの間
の位置に向かって径方向に進退自在な特定締付駆動軸6
と、該特定締付駆動軸6の進退動を行わしめる第1及び
第2進退動シリンダ20,21を有する進退動手段7、
特定締付駆動軸6の進退動に協働させて各周方向移動手
段3を各締付駆動軸5と共に周方向に移動せしめるリン
ク群8R,8Lを有する周方向移動手段8、並びに、締
付駆動軸5のピッチ円半径を変更すべく各径方向移動部
4を径方向に移動させるカムプレート9R,9L,39
及びピッチ変更シリンダ34等を有する径方向移動手段
9等を備え、これらは、本体部2の先端部にその内部を
略閉塞するように形成された基台41に設けられてい
る。
【0068】この場合、各締付駆動軸5は、その後端部
が基台41に穿設された貫通穴42を介して周方向及び
径方向に移動可能に挿入され、前記のマルチナットラン
ナーと同様に等速継手14及び回転伝達軸15(図7に
示す)を図示しないモータに連結されている。
【0069】また、特定締付駆動軸6も、その後端部が
基台41に穿設された貫通穴43を介して径方向に移動
可能に挿入され、締付駆動軸5と同様に等速継手14及
び回転伝達軸15(図7に示す)を図示しないモータに
連結されている。
【0070】一方、このマルチナットランナーにおいて
は、以下に説明するように、周方向移動部3を周方向に
移動自在とする構成が前記のマルチナットランナーと異
なる構成とされている。
【0071】すなわち、基台41上には、中心軸Cを軸
心とする支軸44が突設されており、各周方向移動部3
は、図7に示すように、その中心軸C側の先端部から支
軸42に向かって延設された延出部45を介して支軸4
4に回動自在に枢支され、その回動により周方向に移動
自在とされている。
【0072】尚、各径方向移動部4は、各周方向移動部
3に前記のマルチナットランナーと同一の構成で中心軸
Cに向かって径方向に移動自在に設けられ、各締付駆動
軸5は、各径方向移動部4に前記のマルチナットランナ
ーと同一の構成で支持され、これによって、各締付駆動
軸5は周方向及び径方向に移動自在とされている。
【0073】また、前記進退動手段7、周方向移動手段
8及び径方向移動手段9も、前記のマルチナットランナ
ーと同一の構成とされている。
【0074】かかるマルチナットランナーにおいては、
明らかに、基本的には、前記のマルチナットランナーと
同一の作動となる。
【0075】すなわち、図6に示すようにピッチ半径R
のピッチ円周X上に締付駆動軸5が等間隔で配列された
状態で、前記進退動手段7の第1進退動シリンダ20に
より特定締付駆動軸6を前進させれば、これに協働して
周方向移動手段8の両リンク群8R,8Lが前記したよ
うに作動して、各締付駆動軸5及び特定締付駆動軸6が
ピッチ円周X上に等間隔で配列される。そして、この配
列状態から、逆に特定締付駆動軸6を第1進退動シリン
ダ20により後退させれば、再び、締付駆動軸5のみが
ピッチ円周X上に配列される。
【0076】また、ピッチ半径Rのピッチ円周X上に締
付駆動軸5が等間隔で配列された状態で、径方向移動手
段9のピッチ変更シリンダ34によりカムプレート39
を後退させれば、両カムプレート9R,9Lを介して径
方向移動部4及び締付駆動軸5が中心軸Cに向かって前
進されて、前記図4仮想線示のように、締付駆動軸5が
ピッチ円半径rのピッチ円周Y上に配列される。
【0077】さらに、ピッチ半径Rのピッチ円周X上に
締付駆動軸5及び特定締付駆動軸6が等間隔で配列され
た状態で、径方向移動手段9のピッチ変更シリンダ34
によりカムプレート39を後退させ、且つ、進退動手段
7の第2進退動シリンダ21により特定締付駆動軸6を
前進させれば、前記図5仮想線示のように、締付駆動軸
5及び特定締付駆動軸6がピッチ円半径rのピッチ円周
Y上に配列される。
【0078】従って、このマルチナットランナーにおい
ても、ボルトあるいはナットの締付に関与する締付駆動
軸5,6の本数の変更と、そのピッチ円半径の変更とが
それぞれ独立して行われ、ボルトあるいはナットの締付
を複数種の個数及びピッチ円半径で行うことができる。
【0079】尚、以上説明した実施例においては、締付
駆動軸5の個数を4個としたが、これに限られるもので
はなく、締付駆動軸5の個数を種々の個数とすることが
可能であることはもちろんである。
【0080】
【発明の効果】上記の説明から明らかなように、本発明
の請求項1によれば、第2駆動源によりリンク部材を介
して特定締付駆動軸の進退に協働させて他の締付駆動軸
を周方向に移動させることにより、該締付駆動軸をその
径方向の位置を変化させることなく特定締付駆動軸と一
致させて円周方向に配列するように変更することができ
る。従って、使用する締付駆動軸の本数を径方向の位置
を変えることなく変更することができる。また、特定締
付駆動軸以外の締付駆動軸のみを使用するとき、第1駆
動源により、カムプレートを動作させることによって、
特定締付駆動軸以外の締付駆動軸のみを径方向に移動さ
せてこれらの位置を変更することができる。 また、本発
明の請求項2によれば、第1、第2駆動源によりリンク
部材及びカムプレートを動作させ、更に前記第3駆動源
によって前記特定駆動締付軸のみを進退させることによ
り、該特定締付駆動軸と他の締付駆動軸との円周方向に
おける位置を変更できるだけでなく、これらの全ての締
付駆動軸の径方向の位置も変更することができる。従っ
て、使用する締付駆動軸の本数の変更と各締付駆動軸の
径方向の位置の変更を同時に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマルチナットランナの一例の正面図
【図2】図1のII−II線断面図
【図3】該マルチナットランナーの作動説明図
【図4】該マルチナットランナーの作動説明図
【図5】該マルチナットランナーの作動説明図
【図6】本発明のマルチナットランナの他の例の正面図
【図7】図6のVI−VI線断面図
【符号の説明】
1,41…基台 5…締付駆動軸 6…特定締付駆動軸

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基台に円周方向に間隔を存して配設される
    と共に該円周方向に移動自在に設けられ、且つ、該円周
    の中心に向かって径方向に移動自在に設けられた複数の
    締付駆動軸と、該締付駆動軸の、互いに周方向に隣接す
    る一組の締付駆動軸の間の位置に向かって該径方向に進
    退自在に設けられた特定締付駆動軸とを備え、該特定締
    付駆動軸以外の各締付駆動軸を円周方向に所定量移動可
    能とし、かつ径方向に所定量移動させるカム溝が形成さ
    れたカムプレートに各締付駆動軸を係合させると共に、
    他の締付駆動軸が円周方向に移動するように、該特定締
    付駆動軸を他の締付駆動軸と更に締付駆動軸間をリンク
    部材で連結し、該カムプレートに接続された第1駆動源
    と該特定締付駆動軸を進退させる第2駆動源の一方又は
    両方を該特定締付駆動軸の進退位置に応じて作動させ
    て、該特定締付駆動軸以外の各締付駆動軸を前記カムプ
    レートのカム溝形状に従って円周方向又は径方向に移動
    させるようにしたことを特徴とするマルチナットランナ
    ー。
  2. 【請求項2】前記特定締付駆動軸以外の締付駆動軸と独
    立して該特定締付駆動軸のみを径方向に移動させる第3
    の駆動源を有することを特徴とする請求項1記載のマル
    チナットランナー。
JP3049318A 1991-03-14 1991-03-14 マルチナットランナー Expired - Fee Related JP2583678B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3049318A JP2583678B2 (ja) 1991-03-14 1991-03-14 マルチナットランナー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3049318A JP2583678B2 (ja) 1991-03-14 1991-03-14 マルチナットランナー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04289035A JPH04289035A (ja) 1992-10-14
JP2583678B2 true JP2583678B2 (ja) 1997-02-19

Family

ID=12827620

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3049318A Expired - Fee Related JP2583678B2 (ja) 1991-03-14 1991-03-14 マルチナットランナー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2583678B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102416562A (zh) * 2011-12-09 2012-04-18 安徽巨一自动化装备有限公司 多轴拧紧机中心距调节机构
KR101802782B1 (ko) * 2016-05-17 2017-11-28 넥센타이어 주식회사 타이어 시험용 휠 피시디 변환장치
CN109732335A (zh) * 2019-03-19 2019-05-10 格力电器(郑州)有限公司 打螺母机构及具有其的自动打螺母装置

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE20114662U1 (de) * 2001-09-05 2003-01-23 Cooper Power Tools Gmbh & Co Schraubsystem
JP5628377B1 (ja) * 2013-05-10 2014-11-19 中国電力株式会社 回転伝達アダプタおよびネジ部材同時回転道具
JP2015112699A (ja) * 2013-12-13 2015-06-22 トヨタ自動車株式会社 多軸ねじ締付け装置
CN105081752B (zh) * 2014-05-09 2018-06-05 东风德纳车桥有限公司 多轴自动转位变距拧紧机
CN104384910A (zh) * 2014-09-26 2015-03-04 安徽巨一自动化装备有限公司 拧紧轴多自由度变距机构

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61192423A (ja) * 1985-02-19 1986-08-27 Mazda Motor Corp 複数工具の軸間距離調整位置決め装置
JPS6327131A (ja) * 1986-07-21 1988-02-04 General Res Obu Erekutoronitsukusu:Kk 通信装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102416562A (zh) * 2011-12-09 2012-04-18 安徽巨一自动化装备有限公司 多轴拧紧机中心距调节机构
KR101802782B1 (ko) * 2016-05-17 2017-11-28 넥센타이어 주식회사 타이어 시험용 휠 피시디 변환장치
CN109732335A (zh) * 2019-03-19 2019-05-10 格力电器(郑州)有限公司 打螺母机构及具有其的自动打螺母装置
CN109732335B (zh) * 2019-03-19 2020-06-26 格力电器(郑州)有限公司 打螺母机构及具有其的自动打螺母装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04289035A (ja) 1992-10-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2922201B1 (ja) スピニング加工法とその装置
JP2583678B2 (ja) マルチナットランナー
JP4157995B2 (ja) タイヤ装着用ハブナット締結装置
JPH0441047B2 (ja)
JPH1029125A (ja) 回転割出し装置
WO2001026837A1 (fr) Dispositif de mise en rotation
JP2000210824A (ja) タイヤ組み付け装置
US3972538A (en) Vehicle steering mechanism
CN1070813C (zh) 产品操纵系统
JP2001047162A (ja) スピニング加工装置
JP4456208B2 (ja) スピニング加工装置
JP2678894B2 (ja) シールド掘進機のセグメント組立装置
JPH11514594A (ja) 回転ヘッドを備える切削装置
JPH0790475B2 (ja) 関節型産業用ロボット
JP3563208B2 (ja) マルチナットランナー
JPH0623437Y2 (ja) 工業用ロボットの作業アーム
JPS5850815B2 (ja) シヤリンイチギメソウチ
JP2515822Y2 (ja) マルチナットランナー
JP2535294B2 (ja) トランスファ―リング
CN220312264U (zh) 一种汽车消音器焊接固定夹具
RU2250383C2 (ru) Поворотное осесимметричное сопло турбореактивного двигателя
JPH0530861Y2 (ja)
JP3648970B2 (ja) 自動車のペダル操作用アクチュエータ
JP3233549B2 (ja) 溶接治具
JP3437250B2 (ja) 把持装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071121

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081121

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081121

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091121

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees