JP5628377B1 - 回転伝達アダプタおよびネジ部材同時回転道具 - Google Patents
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Abstract
【課題】間隔の異なる回転対象物でも同時回転させることができる、汎用性の高いネジ部材同時回転道具を提供すること。【解決手段】1つの入力軸11に入力された回転力を第1、第2の出力軸12、13に伝達して、その第1、第2の出力軸を同時回転させる回転伝達アダプタ10を備えるネジ部材同時回転道具であって、入力軸および第1、第2の出力軸は、それぞれ回転ギヤ21〜23に一体回転するように連結されて、回転ギヤ21の回転は回転ギヤ24、25を介して回転ギヤ22、23に伝達するギヤ列を備えており、第1、第2の出力軸は案内ガイド32a〜33bにより回転ギヤ24、25周りをスライド移動させることで入力軸からの離隔距離を可変させて回転自在に位置決め保持し、入力軸には手動作業工具を、また、第1、第2の出力軸にはドライバビットを一体回転させるように取り付ける。【選択図】図2
Description
本発明は、回転伝達アダプタおよびネジ部材同時回転道具に関し、詳しくは、回転対象物を同時に回転させる作業を実現するものに関する。
確実な接続状態を確保する必要があるコネクタには、両側にネジ止め箇所を設置して均等に締め付ける構造を採用することが行われている。
例えば、通信機器やコンピュータ関係のモニタ用ケーブルのコネクタには、両側にネジを配置して、接続箇所の相手側コネクタの両側にそのネジをネジ止めする受け構造を設置しておく、所謂、D−subコネクタを使用される場合がある。
例えば、通信機器やコンピュータ関係のモニタ用ケーブルのコネクタには、両側にネジを配置して、接続箇所の相手側コネクタの両側にそのネジをネジ止めする受け構造を設置しておく、所謂、D−subコネクタを使用される場合がある。
この両側一対のネジ構造を回転させる装置として、特許文献1に締付装置が提案されている。
この締付装置では、ドリル等に利用する電動回転工具の駆動軸を連結させて回転させる部材の両側に回転自在に回転軸を配置しており、その回転軸の先端をボルトやナットなどの回転対象物に連結させる構造とすることにより、一対の回転対象物を同時に回転させることを実現している。
この締付装置では、ドリル等に利用する電動回転工具の駆動軸を連結させて回転させる部材の両側に回転自在に回転軸を配置しており、その回転軸の先端をボルトやナットなどの回転対象物に連結させる構造とすることにより、一対の回転対象物を同時に回転させることを実現している。
しかしながら、このD−subコネクタのような連結機構にあっては、離れた位置にボルトやナットなどの回転対象物があることから、手動で締付作業を行う場合には、少しずつ交互に回転させる必要があり、均等に締め付けるのが難しいとともに、その作業が煩わしいという問題があった。
また、上記の特許文献1に記載の締付装置にあっては、電動回転工具の駆動軸で回転させる回転部材の両側の回転軸の間隔が固定であることから、締付作業の回転対象物の間隔毎に対応する機種を準備する必要があり、多種多様な種別がある場合に準備することは難しい。
そこで、本発明は、間隔の異なる回転対象物でも同時回転させることができる、汎用性の高い回転伝達構造を提供することを目的としている。
そこで、本発明は、間隔の異なる回転対象物でも同時回転させることができる、汎用性の高い回転伝達構造を提供することを目的としている。
本発明の一態様は、1つの入力軸に入力された回転力を第1、第2の出力軸に伝達して前記第1、第2の出力軸を同時回転させる回転伝達アダプタであって、前記入力軸および前記第1、第2の出力軸は、直接または間接的に互いに噛み合って相対回転する複数個の回転ギヤからなるギヤ列を備えており、前記第1、第2の出力軸の前記入力軸からの離隔距離を可変させて回転自在に位置決め保持する調整部を備えることを特徴とするものである。
このように本発明の一態様によれば、入力軸に回転力を入力して回転ギヤ列を介して回転させる第1、第2の出力軸の間隔を回転対象物の離隔間隔に応じて調整することができる。したがって、回転対象物の離隔間隔毎に装置を準備する必要がなく、異なる離隔間隔の回転対象物でも汎用性高く同時回転させる作業を行うことができる。
本発明の実施形態の一態様としては、1つの入力軸に入力された回転力を第1、第2の出力軸に伝達して前記第1、第2の出力軸を同時回転させる回転伝達アダプタであって、前記入力軸および前記第1、第2の出力軸は、直接または間接的に互いに噛み合って相対回転する複数個の回転ギヤからなるギヤ列を備えており、前記第1、第2の出力軸の前記入力軸からの離隔距離を可変させて回転自在に位置決め保持する調整部を備える構成に加えて、次の構成を備えてもよい。
第1の他の態様としては、前記調整部として、前記入力軸の回転力で回転する前記回転ギヤの軸心を中心にする円弧形状の案内ガイドを備えて、前記第1、第2の出力軸は、前記案内ガイドに回転自在に案内されて位置決めされていてもよい。
この態様では、回転力を伝達する回転ギヤ周りに、第1、第2の出力軸を案内ガイドで案内しつつ移動させることができ、その第1、第2の出力軸を任意の間隔になるように近接・離隔させることができる。したがって、第1、第2の出力軸の離隔間隔を容易に調整することができる。
この態様では、回転力を伝達する回転ギヤ周りに、第1、第2の出力軸を案内ガイドで案内しつつ移動させることができ、その第1、第2の出力軸を任意の間隔になるように近接・離隔させることができる。したがって、第1、第2の出力軸の離隔間隔を容易に調整することができる。
第2の他の態様としては、前記ギヤ列は、前記第1、第2の出力軸の前記回転ギヤのそれぞれに同数の前記回転ギヤが伝達ギヤとして介在して、前記入力軸の前記回転ギヤに噛み合って構築されていてもよい。
この態様では、同数の回転ギヤを介して第1、第2の出力軸に入力軸から回転力を伝達することができ、第1、第2の出力軸を同一方向に回転させることができる。したがって、回転対象物を同一方向に同時回転させて締付・解除作業を行うことができる。例えば、奇数個の回転ギヤを介在させる場合には、入力軸と第1、第2の出力軸とを同一方向に回転させることができ、偶数個の回転ギヤを介在させる場合には、入力軸と第1、第2の出力軸とを逆方向に回転させることができる。
この態様では、同数の回転ギヤを介して第1、第2の出力軸に入力軸から回転力を伝達することができ、第1、第2の出力軸を同一方向に回転させることができる。したがって、回転対象物を同一方向に同時回転させて締付・解除作業を行うことができる。例えば、奇数個の回転ギヤを介在させる場合には、入力軸と第1、第2の出力軸とを同一方向に回転させることができ、偶数個の回転ギヤを介在させる場合には、入力軸と第1、第2の出力軸とを逆方向に回転させることができる。
第3の他の態様としては、前記入力軸および前記第1、第2の出力軸は、回転させて機能させる回転部材の一端側に準備されている嵌め合い部を嵌め合わせて連結する連結部が前記回転部材と同軸回転させるように設けられていてもよい。
この態様では、入力軸には回転力を発生する回転部材を嵌め合わせて連結することによりその回転力を入力することができ、第1、第2の出力軸には回転力を出力する回転部材を嵌め合わせて連結することにより回転対象物をその回転部材で回転させる作業を行うことができる。したがって、入力軸や第1、第2の出力軸にそれぞれ嵌め合わせ可能な回転部材を準備するだけで、回転対象物を同時回転させる作業をすることができる。
この態様では、入力軸には回転力を発生する回転部材を嵌め合わせて連結することによりその回転力を入力することができ、第1、第2の出力軸には回転力を出力する回転部材を嵌め合わせて連結することにより回転対象物をその回転部材で回転させる作業を行うことができる。したがって、入力軸や第1、第2の出力軸にそれぞれ嵌め合わせ可能な回転部材を準備するだけで、回転対象物を同時回転させる作業をすることができる。
第4の他の態様としては、上記のいずれか1つの回転伝達アダプタを備えて、前記第1、第2出力軸には、ネジ部材に準備されている嵌め合い部に嵌め合わせて一体回転させる回転部材が同軸回転させるように固定状態あるいは着脱自在に設けられていることを特徴とするネジ部材同時回転道具としてもよい。
この態様では、離隔する回転対象物のネジ部材を同時回転させる回転部材を固定または着脱自在に回転伝達アダプタに備えさせているネジ部材同時回転道具を提供することができる。
この態様では、離隔する回転対象物のネジ部材を同時回転させる回転部材を固定または着脱自在に回転伝達アダプタに備えさせているネジ部材同時回転道具を提供することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明する。図1〜図5は本発明の一実施形態に係る回転伝達アダプタを備えるネジ部材同時回転道具を示す図である。
図1および図2において、ネジ部材同時回転道具100は、回転対象の図4に示すネジ部材Sのヘッド部Shに形成されているネジ溝Sdに、先端部111を嵌め合わせて回転操作する2本1組のドライバビット(回転部材)110を回転伝達アダプタ10に相対回転不能な状態に着脱自在に取り付けるようになっている。
図1および図2において、ネジ部材同時回転道具100は、回転対象の図4に示すネジ部材Sのヘッド部Shに形成されているネジ溝Sdに、先端部111を嵌め合わせて回転操作する2本1組のドライバビット(回転部材)110を回転伝達アダプタ10に相対回転不能な状態に着脱自在に取り付けるようになっている。
ここで、ネジ部材Sは、例えば、図3に示す通信機器やコンピュータ関係の本体装置H側の本体側コネクタChの両側に配置されている雌ネジ孔Hfに噛み合い連結させるように、図4に示すように、その接続相手のモニタ用ケーブルCaの接続側コネクタCdの両側に雄ネジ部材として回転自在に取り付け支持されている。この接続側コネクタCdと一対の両側ネジ部材Sとで、所謂、D−subコネクタCdとして作製されている。なお、ネジ部材Sのネジ溝Sdは、例えば、+形状溝に形成されている、所謂、プラスネジであり、ドライバビット110の先端部111は、そのネジ溝Sdに嵌め合わせる、所謂、プラスドライバの先端形状に形成されている。
このD−subコネクタCdは、一般的には、両側の2本1組のネジ部材Sに対してドライバによる回転作業を交互に行って本体側コネクタCh両側の雌ネジ孔Hfに噛み合い連結させる締付作業を行うことにより、本体側コネクタChとの高品質な接続を確保・維持するようになっている。
このD−subコネクタCdは、一般的には、両側の2本1組のネジ部材Sに対してドライバによる回転作業を交互に行って本体側コネクタCh両側の雌ネジ孔Hfに噛み合い連結させる締付作業を行うことにより、本体側コネクタChとの高品質な接続を確保・維持するようになっている。
回転伝達アダプタ10は、入力軸11と、2つ1組の第1、第2の出力軸12、13と、を備えている。
入力軸11は、例えば、電動あるいは手動の作業工具Tの先端部に形成されている嵌め込み部Tfを一体回転させるように嵌め合わせる入力側凹部15が形成されている。
出力軸12、13にも、それぞれ入力軸11の入力側凹部15と同様に、ドライバビット110の基端部に形成されている嵌め込み部112を一体回転させるように嵌め合わせる出力側凹部16が形成されている。
これら入力軸11と出力軸12、13には、一体に同軸回転する回転ギヤ21、22、23がそれぞれ連結軸11s、12s、13sを介して連結固定されている。
入力軸11は、例えば、電動あるいは手動の作業工具Tの先端部に形成されている嵌め込み部Tfを一体回転させるように嵌め合わせる入力側凹部15が形成されている。
出力軸12、13にも、それぞれ入力軸11の入力側凹部15と同様に、ドライバビット110の基端部に形成されている嵌め込み部112を一体回転させるように嵌め合わせる出力側凹部16が形成されている。
これら入力軸11と出力軸12、13には、一体に同軸回転する回転ギヤ21、22、23がそれぞれ連結軸11s、12s、13sを介して連結固定されている。
回転ギヤ21、22、23は、それぞれの間に同様の形状に形成されている中継用の回転ギヤ24、25が介在して直列に噛み合って連動回転するギヤ列構造に形成されており、これら回転ギヤ21〜25は、ギヤ厚程度に離隔する対向板27、28の間に挟まれる形態で回転自在に支持されている。
回転ギヤ21、24、25は、回転ギヤ24、25が回転ギヤ21の両側に位置して直線的な配置になるように位置決めされて回転自在に対向板27、28に取り付けられており、回転ギヤ21は連結軸11sが対向板28を貫通して入力軸11が一体回転するように連結されている。
回転ギヤ21、24、25は、回転ギヤ24、25が回転ギヤ21の両側に位置して直線的な配置になるように位置決めされて回転自在に対向板27、28に取り付けられており、回転ギヤ21は連結軸11sが対向板28を貫通して入力軸11が一体回転するように連結されている。
回転ギヤ22、23は、回転ギヤ24、25の軸心を中心にする円弧に沿うスリット形状で対向板27に開口するように形成されている案内ガイド32a、33a内を連結軸12s、13sが貫通して出力軸12、13と一体に回転自在に支持されている。
この回転ギヤ22、23は、連結軸12s、13sの背面側に回転軸22s、23sが同軸回転自在に連結されており、回転軸22s、23sは、対向板27の案内ガイド32a、33aに対面して円弧形状の中心線が一致するように対向板28に開口形成されている案内ガイド32b、33b内を貫通している。
この回転軸22s、23sは、先端側を雄ネジ形状に形成されて対向板28の外部に突出し、その雄ネジ形状に嵌め合い結合する雌ネジ形状孔を有する蝶ネジ35をワッシャ36を介在させてネジ止め固定するようになっている。
この回転ギヤ22、23は、連結軸12s、13sの背面側に回転軸22s、23sが同軸回転自在に連結されており、回転軸22s、23sは、対向板27の案内ガイド32a、33aに対面して円弧形状の中心線が一致するように対向板28に開口形成されている案内ガイド32b、33b内を貫通している。
この回転軸22s、23sは、先端側を雄ネジ形状に形成されて対向板28の外部に突出し、その雄ネジ形状に嵌め合い結合する雌ネジ形状孔を有する蝶ネジ35をワッシャ36を介在させてネジ止め固定するようになっている。
これにより、出力軸12、13と回転ギヤ22、23は、連結軸12s、13sと回転軸22s、23sを対向板27、28の案内ガイド32a、32b、33a、33b内を任意の位置にスライド移動させて、回転軸22s、23sに蝶ネジ35を嵌め合い結合させて締め付けることにより、回転ギヤ22、23が回転ギヤ24、25を介して回転ギヤ21に連動回転できるように噛み合い状態を維持しつつ、その回転ギヤ24、25周りを移動させてギヤ列の並び形状を変更することができる。
このため、出力軸12、13は、互いの離隔間隔を調整して一体回転自在に位置決め固定することができ、例えば、回転ギヤ21〜25を直線的に並べて入力軸11から最も離隔させた状態や、回転ギヤ22、23を対向板27、28の同一の長辺側に寄せるように回転ギヤ24、25周りを移動させて入力軸11(回転ギヤ21)に最も接近させた状態までを任意に調整して位置決め固定することができる。
また、出力軸12、13は、回転ギヤ22、23のそれぞれが1つという同数で奇数個の回転ギヤ24または回転ギヤ25を介して回転ギヤ21に連動回転可能に噛み合うことから、入力軸11の回転力で、その入力軸11とも同一方向に回転させることができる。なお、ここで、この中継用の回転ギヤ24、25は1つに限らず、2個以上の同数であってもよく、また、なくして直接回転ギヤ21〜23が直接噛み合い連結する状態にしてもよい。この中継用の回転ギヤ24、25を偶数個に下場合には、入力軸11に対して出力軸12、13を逆方向の同一方向に回転させることができる。
また、出力軸12、13は、回転ギヤ22、23のそれぞれが1つという同数で奇数個の回転ギヤ24または回転ギヤ25を介して回転ギヤ21に連動回転可能に噛み合うことから、入力軸11の回転力で、その入力軸11とも同一方向に回転させることができる。なお、ここで、この中継用の回転ギヤ24、25は1つに限らず、2個以上の同数であってもよく、また、なくして直接回転ギヤ21〜23が直接噛み合い連結する状態にしてもよい。この中継用の回転ギヤ24、25を偶数個に下場合には、入力軸11に対して出力軸12、13を逆方向の同一方向に回転させることができる。
したがって、ネジ部材同時回転道具100は、例えば、入力軸11の入力側凹部15に手動作業工具Tの先端部の嵌め込み部Tfを嵌め合わせて取り付けるとともに、出力軸12、13の出力側凹部16にドライバビット110の嵌め込み部112を嵌め合わせて取り付けて容易に組み立てることができる。
このネジ部材同時回転道具100は、D−subコネクタCdのネジ部材Sのヘッド部Shの間隔にドライバビット110の先端部111の間隔が一致するように、出力軸12、13の離隔間隔を調整するだけで、そのネジ部材Sのヘッド部Shのネジ溝Sdにドライバビット110の先端部111を容易に嵌め合わせることができる。
ネジ部材同時回転道具100は、この状態で手動作業工具Tを回転させるだけで入力軸11を介して出力軸12、13を同一方向に一体回転させて、本体装置H側の本体側コネクタCh両側の雌ネジ孔Hfに対する噛み合い量を均等にしつつネジ部材Sを相対回転させることができ、高品質に締付固定することができる。
このネジ部材同時回転道具100は、D−subコネクタCdのネジ部材Sのヘッド部Shの間隔にドライバビット110の先端部111の間隔が一致するように、出力軸12、13の離隔間隔を調整するだけで、そのネジ部材Sのヘッド部Shのネジ溝Sdにドライバビット110の先端部111を容易に嵌め合わせることができる。
ネジ部材同時回転道具100は、この状態で手動作業工具Tを回転させるだけで入力軸11を介して出力軸12、13を同一方向に一体回転させて、本体装置H側の本体側コネクタCh両側の雌ネジ孔Hfに対する噛み合い量を均等にしつつネジ部材Sを相対回転させることができ、高品質に締付固定することができる。
ここで、本実施形態では、回転伝達アダプタ10の入力軸11と出力軸12、13にそれぞれ着脱自在に手動作業工具Tやドライバビット110を取り付ける場合を一例にして説明するが、これに限るものではなく、これらの手動作業工具Tとドライバビット110の一方または双方を一体に連結状態に固定する形態であってもよいことは言うまでもない。
本発明の範囲は、図示され記載された例示的な実施形態に限定されるものではなく、本発明が目的とするものと均等な効果をもたらすすべての実施形態をも含む。さらに、本発明の範囲は、各請求項により画される発明の特徴の組み合わせに限定されるものではなく、すべての開示されたそれぞれの特徴のうち特定の特徴のあらゆる所望する組み合わせによって画され得る。
10 回転伝達アダプタ
11 入力軸
12、13 出力軸
15 入力側凹部
16 出力側凹部
21〜25 回転ギヤ
27、28 対向板
32a〜33b 案内ガイド
35 蝶ネジ
100 ネジ部材同時回転道具
110 ドライバビット
Cd 接続側コネクタ
Ch 本体側コネクタ
Hf 雌ネジ孔
S ネジ部材
Sd ネジ溝
Sh ヘッド部
T 手動作業工具
11 入力軸
12、13 出力軸
15 入力側凹部
16 出力側凹部
21〜25 回転ギヤ
27、28 対向板
32a〜33b 案内ガイド
35 蝶ネジ
100 ネジ部材同時回転道具
110 ドライバビット
Cd 接続側コネクタ
Ch 本体側コネクタ
Hf 雌ネジ孔
S ネジ部材
Sd ネジ溝
Sh ヘッド部
T 手動作業工具
Claims (4)
- 1つの入力軸に入力された回転力を第1、第2の出力軸に伝達して前記第1、第2の出力軸を同時回転させる回転伝達アダプタであって、
前記入力軸および前記第1、第2の出力軸は、直接または間接的に互いに噛み合って相対回転する複数個の回転ギヤからなるギヤ列を備えており、
前記第1、第2の出力軸の前記入力軸からの離隔距離を可変させて回転自在に位置決め保持する調整部として、前記入力軸の回転力で回転する前記回転ギヤの軸心を中心にする円弧形状の案内ガイドを備えて、
前記第1、第2の出力軸は、前記案内ガイドに回転自在に案内されて位置決めされることを特徴とする回転伝達アダプタ。 - 前記ギヤ列は、前記第1、第2の出力軸の前記回転ギヤのそれぞれに同数の前記回転ギヤが伝達ギヤとして介在して、前記入力軸の前記回転ギヤに噛み合って構築されていることを特徴とする請求項1に記載の回転伝達アダプタ。
- 前記入力軸および前記第1、第2の出力軸は、回転させて機能させる回転部材の一端側に準備されている嵌め合い部を嵌め合わせて連結する連結部が前記回転部材と同軸回転させるように設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の回転伝達アダプタ。
- 上記請求項1から3のいずれか1項に記載の回転伝達アダプタを備えて、
前記第1、第2出力軸には、ネジ部材に準備されている嵌め合い部に嵌め合わせて一体回転させる回転部材が同軸回転させるように固定状態あるいは着脱自在に設けられていることを特徴とするネジ部材同時回転道具。
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