JP2005246515A - ねじ部材締結装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明では、ボルトのピッチが異なる製品や、ボルトの本数が異なる製品を製造することができるねじ部材締結装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 ねじ部材締結装置1は、複数のナットランナ2と、複数のナットランナ2を水平面内において移動自在に支持する基台31と、基台31を昇降させるための昇降装置4を備えている。また、ねじ部材締結装置1は、各ナットランナ2の間に回動自在に設けられ、かつナットランナ2に非円形となる外周面がスライド板52を介して当接することで各ナットランナ2間の距離を変更させる横ピッチ変更カム54と、複数のナットランナ2のうち、外側のナットランナ2を水平方向に移動させる移動体用シリンダ57と、移動体用シリンダ57で外側に移動させたナットランナ2と当接することで、ナットランナ2を所定の位置に位置決めさせる非円形な外側カム58を備えている。
【選択図】 図4
【解決手段】 ねじ部材締結装置1は、複数のナットランナ2と、複数のナットランナ2を水平面内において移動自在に支持する基台31と、基台31を昇降させるための昇降装置4を備えている。また、ねじ部材締結装置1は、各ナットランナ2の間に回動自在に設けられ、かつナットランナ2に非円形となる外周面がスライド板52を介して当接することで各ナットランナ2間の距離を変更させる横ピッチ変更カム54と、複数のナットランナ2のうち、外側のナットランナ2を水平方向に移動させる移動体用シリンダ57と、移動体用シリンダ57で外側に移動させたナットランナ2と当接することで、ナットランナ2を所定の位置に位置決めさせる非円形な外側カム58を備えている。
【選択図】 図4
Description
本発明は、複数のボルトを同時に締結するためのねじ部材締結装置に関するものである。
一般に、エンジン部品であるシリンダブロックにシリンダヘッドやロアブロックなどの部品を複数のボルトで結合させるためには、複数のボルトを同時に締結するための複数のナットランナを備えたボルト締結装置が利用されている。このようなボルト締結装置では、通常、複数のボルトに係合する複数のソケット(ナットランナの先端部)が、一つの製品に応じた一定のピッチで配設されるため、異なる製品を同一のライン上で流すことができないといった問題があった。そこで、このような問題を解消するボルト締結装置としては、従来、以下のような技術が知られている。
第一の技術としては、水平方向に移動自在となる複数のソケットと、これらのソケットに応じた数の長孔を有する固定板と、この固定板に対して移動自在であり、かつ前記ソケットを前記固定板の長孔に沿って移動させるために各ソケットと係合する長孔を有するスライド板とを有するものがある(特許文献1参照)。この技術によれば、スライド板の移動によって固定板の各長孔の一端部または他端部に各ソケットを位置させることで、複数のソケットのピッチを二つのパターンで切り替えることが可能となるので、一つのラインで二種類の製品を流すことが可能となっている。
第二の技術としては、同一円周上に配設され、かつその径方向に移動自在な複数のソケットと、各ソケットに係合し、かつ各ソケットとともに前記径方向に移動自在なスライドプレートと、これらのスライドプレートの内側に設けられ、かつソケットの軸方向に移動することで各スライドプレートを外側に押圧して前記各ソケットのピッチを変更するカムとを有するものがある(特許文献2参照)。この技術によれば、カムが停止する位置によって各ソケットの径方向におけるピッチを多段階に切り替えることが可能となるので、径方向においてボルトのピッチが異なる製品に関しては、どのような種類であっても一つのラインで製造することが可能となっている。
しかしながら、前記二つの技術では、各ソケットのピッチを変更することはできるが、各ソケットに対応した本数のボルトしか締結できないので、ボルトの本数が異なる製品を一つのラインで製造することができないといった問題があった。
そこで、本発明では、ボルトのピッチが異なる製品を製造することができるとともに、ボルトの本数が異なる製品をも製造することができるねじ部材締結装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決する本発明のうち、請求項1に記載の発明は、先端係合部がねじ部材に係合して回転することで、前記ねじ部材を締結する複数のナットランナと、前記複数のナットランナを水平面内において移動自在に支持する基台と、前記基台を上下に移動させるための昇降装置とを備えたねじ部材締結装置であって、前記ナットランナの間に回動自在に設けられ、かつ前記ナットランナに非円形となる外周面が当接することで各ナットランナ間の距離を変更させる内側カムと、前記複数のナットランナのうち、外側のナットランナを水平方向に移動させる水平移動装置と、前記水平移動装置で外側に移動させた前記ナットランナと当接可能な位置に回動自在に設けられることで、前記ナットランナを所定の位置に位置決めさせる非円形な外側カムと、を備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、ナットランナよりも多い数のボルトをワークに締結する際には、まず、複数のボルトのうち内側にあるボルトと、ナットランナの先端係合部を合わせるべく、内側カムを駆動させることでナットランナのピッチを内側のボルトのピッチに合わせる。そして、昇降装置により基台を下降させ、ナットランナで内側のボルトを締め付ける。その後、昇降装置により基台を上昇させ、水平移動装置によって外側のナットランナを外側カムまで移動させ、この外側カムに当接させる。この際、外側カムは、複数のボルトのうち外側にあるボルトと、移動させてきたナットランナとが合うように適宜調整されている。そして、再度昇降装置により基台を下降させ、ナットランナで外側のボルトを締め付けることにより、ナットランナよりも多い数のボルトがワークに締結されることとなる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のねじ部材締結装置であって、前記ナットランナは、水平面内における縦方向に二本、横方向に三本、マトリックス状に並べられることで合計六本設けられ、前記内側カムは、横方向に並べられた前記三本のナットランナの間に回動自在に設けられ、かつ外側の二本のナットランナに非円形となる外周面が当接することで各ナットランナ間の横方向における距離を変更する横ピッチ変更カムと、縦方向に並べられた前記二本のナットランナの間と、その外側とに回動自在に設けられ、かつ各ナットランナに非円形となる外周面が当接することで各ナットランナ間の縦方向における距離を変更する縦ピッチ変更カムと、で構成され、前記水平移動装置は、横方向において外側に位置する前記ナットランナを横方向に移動させることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、所定のピッチで配設された六本のボルトをワークに締結する際には、横ピッチ変更カムや縦ピッチ変更カムを適宜調整することで、六本のナットランナと六本のボルトとの位置を合わせ、良好にボルトの締結を行うことができる。また、十本のボルトをワークに締結する際には、まず、内側の六本のボルトに六本のナットランナを合わせて、内側の六本のボルトをワークに締結する。その後、基台を上昇させることで内側の六本のボルトからナットランナを外し、水平移動装置で外側に二本ずつ配設されたナットランナ(計四本)を外側に移動させ、適宜調整された外側カムに当接させる。そして、再度基台を下降させることで、十本のうち外側に二本ずつ配設されたボルトが、外側に二本ずつ配設されたナットランナによってワークに締め付けられ、十本のボルトの締結が完了することとなる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のねじ部材締結装置であって、前記横方向において外側に位置する前記ナットランナのみを上下に昇降させるナットランナ昇降装置を設けたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、十本のボルトをワークに締結する際には、まず、内側の六本のボルトに六本のナットランナを合わせて、内側の六本のボルトをワークに締結する。その後、ナットランナ昇降装置によって、外側に二本ずつ配設されたナットランナのみを上昇させ、真中の二本のナットランナは締結したボルトに係合させたままにしておく。そして、水平移動装置で、外側に二本ずつ配設されたナットランナを外側カムに当接させた後、これらのナットランナをナットランナ昇降装置によって下降させて、残りの外側のボルトをワークに締結させる。
請求項1に記載の発明によれば、内側カムや外側カムによってナットランナのピッチを適宜変更することでボルトのピッチが異なる製品を製造することができ、さらに、水平移動装置でナットランナを移動させることで、ボルトの本数が異なる製品をも製造することができる。
請求項2に記載の発明によれば、ボルトの本数が六本となる製品や、ボルトの本数が十本となる製品を、一つのねじ部材締結装置によって、良好に製造することができる。
請求項3に記載の発明によれば、水平移動装置によるナットランナの移動中、真中の二本のナットランナで基台が支持されることとなるので、水平移動装置でナットランナを移動させることによる基台の揺れを防止することができる。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。参照する図面において、図1は本実施形態に係るねじ部材締結装置を示す斜視図であり、図2はシリンダブロックを反転する反転装置を示す斜視図である。図3は図1のナットランナを示す断面図であり、図4は図1の基台を示す斜視図である。図5は図4の基台の中央部分を示す分解斜視図であり、図6は図4の移動体を示す分解斜視図であり、図7は図6の昇降用シリンダを示す側面図である。
図1に示すように、ねじ部材締結装置1は、シリンダブロックSBの上面にシリンダヘッドSHを取り付け、またはシリンダブロックSBの下面にロアブロックLBを取り付けるために、シリンダヘッドSHまたはロアブロックLBに仮付けされた十本のボルトBを締め付けるものである。なお、シリンダブロックSBは、図2に示すような反転装置RMによって、反転自在に支持されており、本実施形態においては、反転装置RMは最初の段階においてシリンダブロックSBの上面が上方を向くようにシリンダブロックSBを支持しており、その上面にシリンダヘッドSHが固定された後、シリンダブロックSBの下面が上方を向くようにシリンダブロックSBを反転するようになっている。
図1に示すように、ねじ部材締結装置1は、主に六本のナットランナ2と、ナットランナ2を収容するための昇降機体3と、この昇降機体3を上下に移動させるための昇降装置4とを、主に備えている。なお、図1では、昇降機体3をチェーンCのみで昇降装置4から吊下げているが、必要に応じて、昇降機体3は図示せぬガイド機構によって上下方向にのみ移動可能となり、水平方向には動かないように構成される。また、昇降装置4は、図示せぬレールに沿って水平方向に移動自在な構造となっている。
図3に示すように、ナットランナ2は、大径部21、ガイド筒22、ロッド23、ハウジング24および先端係合部25を主に備えている。大径部21は、ガイド筒22よりも大きな径となるように形成されており、後記するスライド板52(図4参照)上に固定されている。
ガイド筒22は、その内部に形成される大径孔部22aと、この大径孔部22aよりも小さな径となる小径孔部22bとを有する筒体である。ロッド23は、ガイド筒22の小径孔部22bに対して摺動する本体部23aと、この本体部23aの上端に設けられる鍔状のフランジ23bと、本体部23aの下端に設けられる鍔状のスプリング係止部23cとを備えている。フランジ23bは、ガイド筒22の大径孔部22aと小径孔部22bとの境界の段差面に係合することで、ロッド23の抜け止めとして機能している。また、スプリング係止部23cと、ガイド筒22の下端面との間には、縮められた状態のスプリングSが設けられている。
ハウジング24の内部には、高速高トルク型のACサーボモータ24aと、このACサーボモータ24aに接続される回転軸24bとが設けられている。そして、この回転軸24bの下端に、ボルトBの頭部に回転不能に係合する先端係合部25が設けられている。
図1に示すように、昇降機体3は、六本のナットランナ2を水平面内において移動自在に支持する基台31と、この基台31で支持されたナットランナ2を覆うように基台31に接合されるケース部32とで主に構成されている。
図4に示すように、基台31は、基台本体5と、この基台本体5に対して移動自在に設けられる二つの移動体6とで主に構成されている。ここで、基台31に配設される六本のナットランナ2は、基台本体5の短手方向(縦方向)に二本、長手方向(横方向)に三本、となるように、すなわち二行三列の配列で並べられている。より詳しく言うと、縦方向に並べられた二本のナットランナ2の組が、横方向に三組設けられ、これら三組のうち真中に位置する組が基台本体5に設けられ、外側に位置する二組がそれぞれ二つの移動体6に設けられている。なお、以下においては、便宜上、前記縦方向を前後方向、前記横方向を左右方向として説明する。
基台本体5は、その左右方向における中央部に上方へ突出する突出部51が形成されるとともに、この突出部51を境に左右対称となる構造となっている。なお、以下の説明では、前記したように基台本体5が左右対称の構造となっていることから、中央部にある突出部51と、この突出部51の右側の部分のみを説明し、左側の部分の説明は省略することとする。
図5に示すように、突出部51には、二枚のスライド板52と、二つのガイド53と、四つの横ピッチ変更カム54と、三つのカム(縦ピッチ変更カム)55A,55B,55Cで構成される縦ピッチ変更機構55とが主に設けられている。スライド板52は、その上面で支持したナットランナ2(図4参照)を突出部51の上面に沿ってスライドさせるための板であり、その左右に設けられる二つのガイド53によって前後方向にのみ移動自在となっている。なお、このスライド板52の中央部には、ナットランナ2の大径部21(図3参照)が引っ掛かるようにナットランナ2のガイド筒22と略同じ径の挿通孔52aが形成され、突出部51には、スライド板52から垂下するナットランナ2を下側へ突出させるための貫通孔51aが適所に形成されている。
ガイド53は、上下方向に延びる縦壁部53aと、左右方向(スライド板52側)に延びる横壁部53bとで断面視略L字型に形成されている。そして、このガイド53は、その縦壁部53aでスライド板52の左右方向への移動を規制するとともに、その横壁部53bでスライド板52の上方への移動を規制している。
横ピッチ変更カム54は、円柱部材の周面の一部が径方向外側に突出するように形成される非円形のカムであり、カム駆動装置54Aによって突出した部分の向きが上方または水平方向(スライド板52の反対側)に切り替えられるようになっている。すなわち、前側または後側に位置する二つの横ピッチ変更カム54は、左右方向に並べられた三本のナットランナ2(図4参照)の間に回動自在に設けられ、かつ外側の二本のナットランナ2に非円形となる外周面がスライド板52を介して当接することで各ナットランナ2の左右方向におけるピッチを変更するように機能している。
言い換えると、四つの横ピッチ変更カム54は、左右方向に並んだ二つの横ピッチ変更カム54で構成される組を前後方向に二つ並べるような配置となっており、各組を構成する二つの横ピッチ変更カム54は、それぞれその周面がスライド板52に当接するようになっている。なお、カム駆動装置54A(後記するカム駆動装置55D,58A)としては、横ピッチ変更カム54を90°の範囲で往復動(回動)させるステッピングモータなどを採用することができる。また、突出部51には、横ピッチ変更カム54との干渉を避けるための逃げ溝51bが適所に形成されている。
縦ピッチ変更機構55は、前記した横ピッチ変更カム54と略同様の構造となる二つのカム55A,55C(以下、「前側カム55A、後側カム55C」ともいう)と、円柱部材の周面のうち対向する二個所が径方向外側に突出するような略ひし形状に形成されるカム55B(以下、「真中カム55B」ともいう)とで主に構成されている。前側カム55Aおよび後側カム55Cは、それぞれカム駆動装置55Dによって突出した部分の向きが上方または水平方向(スライド板52側)に切り替えられるようになっている。
また、真中カム55Bは、カム駆動装置55Dによって突出した部分の向きが上下方向または水平方向に切り替えられるようになっている。すなわち、前側カム55A、真中カム55B、後側カム55Cは、それぞれ前後方向に並べられた二本のナットランナ2の間と、その外側に回動自在に設けられ、かつ各ナットランナ2に非円形となる外周面がスライド板52を介して当接することで各ナットランナ2の前後方向におけるピッチを変更するように機能している。なお、突出部51には、各カム55A,55B,55Cとの干渉を避けるための逃げ溝51cが適所に形成されている。
図4に示すように、基台本体5の右側の部分には、二つのレール56と、移動体用シリンダ(水平移動装置)57と、二つの外側カム58とが主に設けられている。二つのレール56は、移動体6を左右方向へ移動自在に支持するものであり、基台本体5の前後端側においてそれぞれ左右方向に延在している。なお、二つのレール56の間には、左右方向に移動する移動体6から垂下する二つのナットランナ2および後記する昇降用シリンダ63を下側へ突出させるための逃げ孔5a(図6参照)が形成されている。
移動体用シリンダ57は、ブラケットBRを介して基台本体5の右端側の略中央部に固定されており、移動体6に接合されたロッド57aを左右方向に往復動させることにより移動体6を左右方向へ移動させている。すなわち、この移動体用シリンダ57は、六本のナットランナ2のうち右側(外側)に位置する二本のナットランナ2を左右方向に移動させている。
二つの外側カム58は、二つのレール56の右端近傍に、カム駆動装置58Aを介して配設されている。すなわち、外側カム58は、移動体用シリンダ57で右側に移動させたナットランナ2(詳しくは、ナットランナ2を支持するスライド板52)と当接可能な位置に回動自在に設けられることで、ナットランナ2を所定の位置に位置決めさせるように機能している。また、外側カム58は、円柱部材の周面のうち一部が径方向外側に突出するような形状に形成されるカムであり、カム駆動装置58Aによって突出した部分の向きが上方向または水平方向(移動体6側)に切り替えられるようになっている。
移動体6は、図6に示すように、平面視略十字形に形成される移動本体61と、この移動本体61上に設けられる前記と同様のスライド板52、ガイド53および縦ピッチ変更機構55と、移動本体61の下面に設けられるガイド部材62および昇降用シリンダ(ナットランナ昇降装置)63とで主に構成されている。移動本体61は、前後に延在する前後延在部61aと、この前後延在部61aの略中央部から左側に突出する左側突出部61bと、前後延在部61aの略中央部から右側に突出する右側突出部61cとによって平面視略十字形に形成されている。
前後延在部61aは、その幅がスライド板52と略同じ幅となるように形成されている。これにより、ナットランナ2を支持するスライド板52が、図4に示す横ピッチ変更カム54や、外側カム58に当接するようになっている。また、前後延在部61aの適所には、各スライド板52から垂下するナットランナ2を下側へ突出させるための貫通孔61dと、縦ピッチ変更機構55を構成するカム55A,55B,55Cとの干渉を避けるための逃げ溝61eとが形成されている。
左側突出部61bは、ガイド53を固定させるための部分であり、ガイド53の縦壁部53aの幅と略同じ大きさで左側に突出している。右側突出部61cには、その上面における左側にガイド53が固定されるとともに、その下面に昇降用シリンダ63が固定されている。また、この右側突出部61cの右端部には、前記した移動体用シリンダ57のロッド57a(図4参照)の先端が固定されている。
ガイド部材62は、断面視略U字形に形成される部材であり、その開口が下を向いた状態で前後延在部61aの下面の適所にそれぞれ固定されている。なお、このガイド部材62を介してレール56(図4参照)上に載置される移動本体61の上面は、基台本体5の中央部に形成される突出部51(図4参照)の上面と同じ高さに位置するようになっている。
昇降用シリンダ63は、移動本体61上に配設されるナットランナ2の先端係合部25を上下に昇降させるための装置である。具体的には、図7に示すように、昇降用シリンダ63は、上下方向に往復動するロッド63aと、このロッド63aの先端に基端部が結合され、かつ先端がナットランナ2のスプリング係止部23cの下面に係合するブラケット63bとを備えている。そして、この昇降用シリンダ63は、ロッド63aを上方に後退させることによって、ナットランナ2の先端係合部25をハウジング24およびロッド23とともにスプリングSの付勢力に抗して上昇させ、ロッド63aを下方に前進させることによって、ナットランナ2の先端係合部25をスプリングSの付勢力によって下降させている。
次に、ねじ部材締結装置1によるシリンダブロックSBへのシリンダヘッドSHまたはロアブロックLBの組付方法について説明する。なお、最初の段階においては、各カムの状態は図4に示すような状態となっている。すなわち、横ピッチ変更カム54、前側カム55Aおよび後側カム55Cは、全て縦向き(突出部が上方に向いた状態)となり、真中カム55Bおよび外側カム58は、全て横向き(突出部が水平方向に向いた状態)となっている。また、六本のナットランナ2は、中央に寄った状態、すなわち、各ナットランナ2を支持する各スライド板52が中央にある横ピッチ変更カム54にそれぞれ当接した状態となっている。
図8(a)に示すように、まず、基台31全体を図1に示す昇降装置4によって下降させていき、シリンダヘッドSHに仮付けされた十本のボルトBのうち中央にある六本のボルトB(手前の三本のみ図示)の頭部にナットランナ2の先端係合部25を係合させる。そして、図8(b)に示すように、各ナットランナ2を駆動させることで、ボルトBとともに先端係合部25を回転させつつ下降させて、六本のボルトBをシリンダヘッドSHおよびシリンダブロックSBに締結させる。
続いて、図8(c)に示すように、各ナットランナ2の駆動を停止させた後、昇降用シリンダ63を駆動させることで外側に位置するナットランナ2の先端係合部25のみを上昇させる。その後、図8(d)に示すように、移動体用シリンダ57を駆動させることで、外側に位置するナットランナ2を移動体6とともに外側に移動させる。このとき、真中に位置するナットランナ2がボルトBと係合したままになることにより、基台31が揺れることなく外側のナットランナ2が良好に移動することとなる。そして、このように外側に移動するナットランナ2は、スライド板52を介して外側カム58に当接することで、十本のうち外側に位置する四本のボルトB(手前の二本のみ図示)の上方に位置することとなり、その後、昇降用シリンダ63で先端係合部25を下降させることで、先端係合部25がボルトBの頭部に係合することとなる。
続いて、図8(e)に示すように、外側に位置するナットランナ2のみを駆動させて、四本のボルトBをシリンダヘッドSHおよびシリンダブロックSBに締結させる。その後は、図1に示す昇降装置4によって基台31全体を上昇させることで、図8(f)に示すように、ナットランナ2がシリンダヘッドSHから離れて、シリンダヘッドSHのシリンダブロックSBへの組み付けが完了することとなる。
このようにシリンダヘッドSHの組み付けが完了したら、図2に示す反転装置RMによって、シリンダブロックSBを反転させることにより、シリンダブロックSBの下面を上方に向ける。そして、このシリンダブロックSBの下面にロアブロックLB(図1参照)を十本のボルトBで仮付けする。
ボルトBの仮付けが終わったら、図9(a)に示すように、縦向きとなっている前側カム55Aおよび後側カム55Cと、横向きとなっている真中カム55Bとを、同時に回動させることで、図9(b)に示すように、前側カム55Aおよび後側カム55Cを横向きに、真中カム55Bを縦向きにさせる。これにより、二つのナットランナ2のピッチが狭くなり、ロアブロックLBに仮付けされたボルトBのピッチと同じピッチとなる。その後は、前記したような図8(a)〜(f)に示す動作を行うことにより、ロアブロックLBのシリンダブロックSBへの組み付けが完了することとなる。
次に、種類の異なるシリンダヘッドSHおよびシリンダブロックSB、具体的には左右方向におけるボルトBのピッチが異なるシリンダヘッドSHおよびシリンダブロックSBを、一つのねじ部材締結装置1で組み付ける方法について説明する。なお、最初の段階においては、各カムの状態は前記と同様に図4に示すような状態となっている。また、六本のナットランナ2は、中央に寄った状態、すなわち、各ナットランナ2を支持する各スライド板52が中央にある横ピッチ変更カム54にそれぞれ当接した状態となっている。
まず、図8(a)に示すように、横ピッチ変更カム54が縦向き、外側カム58が横向きとなっている状態において、前記したような図8(a)〜(f)に示す動作を行うことによって、一種類目のシリンダヘッドSHとシリンダブロックSBとが十本のボルトBで締結されることとなる。そして、二種類目のシリンダヘッドSHとシリンダブロックSBが前工程から流れてきたら、図10(a)に示すように、横ピッチ変更カム54を回動させて横向きにさせ、一種類目のシリンダヘッドSHの組み付けが完了したままの状態、すなわち外側カム58に当接した状態となっている外側のナットランナ2(図8(f)参照)を内側に移動させる。そして、内側に移動させたナットランナ2がスライド板52を介して横向きになった横ピッチ変更カム54に当接することで、ナットランナ2の左右方向におけるピッチが前回よりも広いピッチとなる。
このようにナットランナ2のピッチを広げた後は、図8(a)〜(c)に示す動作を行うことで十本のボルトBのうち中央にある六本のボルトBをシリンダヘッドSHおよびシリンダブロックSBに締結させる。その後は、図10(b)に示すように、外側カム58を回動させて縦向きにさせてから、外側のナットランナ2を外側に移動させる。そして、外側に移動させたナットランナ2は、スライド板52を介して縦向きになった外側カム58に当接することで、十本のボルトBのうち外側にある四本のボルトB(図8(d)参照)の上方に位置することとなる。
なお、本実施形態では、図8(c)に示す動作の後に、外側カム58を回動させることとしたが、本発明はこれに限定されず、図8(a)〜(c)に示す動作中に外側カム58を回動させておいてもよい。このようにすれば、作業時間が短縮されることとなる。
このようにナットランナ2を外側に移動させた後は、図8(d)〜(f)に示す動作を行うことで、外側にある四本のボルトBがシリンダヘッドSHおよびシリンダブロックSBに締結されることとなり、二種類目のシリンダヘッドSHの組み付けが完了することとなる。
以上によれば、本実施形態において、次のような効果を得ることができる。
カム54,55A,55B,55C,58によってナットランナ2のピッチを適宜変更することができるので、ボルトBのピッチが異なる製品を製造することができる。さらに、移動体用シリンダ57で外側に位置するナットランナ2を移動させることができるので、ボルトBの本数が異なる製品をも製造することができる。
カム54,55A,55B,55C,58によってナットランナ2のピッチを適宜変更することができるので、ボルトBのピッチが異なる製品を製造することができる。さらに、移動体用シリンダ57で外側に位置するナットランナ2を移動させることができるので、ボルトBの本数が異なる製品をも製造することができる。
移動体用シリンダ57によるナットランナ2の移動中、真中の二本のナットランナ2で基台31が支持されることとなるので、移動体用シリンダ57でナットランナ2を移動させることによる基台31の揺れを防止することができる。
以上、本発明は、前記実施形態に限定されることなく、様々な形態で実施される。
本実施形態では、ねじ部材としてボルトBを採用したが、本発明はこれに限定されず、例えばナットなどを採用してもよい。
本実施形態では、スライド板52を間に挟むことで、ナットランナ2をカム54,55A,55B,55C,58に間接的に当接させたが、本発明はこれに限定されず、ナットランナ2をカム54,55A,55B,55C,58に直に当接させてもよい。
本実施形態では、外側のナットランナ2を外側に動かすことで、十本のボルトBを締結するようにしたが、例えば十二本(二行六列)のボルトBを締結する場合には、片側半分の六本のボルトBを締結した後、基台31全体をずらして残りの六本のボルトBを締結するようにしてもよい。
本実施形態では、ねじ部材としてボルトBを採用したが、本発明はこれに限定されず、例えばナットなどを採用してもよい。
本実施形態では、スライド板52を間に挟むことで、ナットランナ2をカム54,55A,55B,55C,58に間接的に当接させたが、本発明はこれに限定されず、ナットランナ2をカム54,55A,55B,55C,58に直に当接させてもよい。
本実施形態では、外側のナットランナ2を外側に動かすことで、十本のボルトBを締結するようにしたが、例えば十二本(二行六列)のボルトBを締結する場合には、片側半分の六本のボルトBを締結した後、基台31全体をずらして残りの六本のボルトBを締結するようにしてもよい。
本実施形態では、カム54,55A,55B,55C,58を縦向き、横向きに適宜切り替えることによって、ナットランナ2のピッチを二つのパターンで切り替えるようにしたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、本実施形態におけるカム54,55A,55B,55C,58を縦向きと横向きの間となる任意な角度で止めたり、また、カム54,55A,55B,55C,58の形状を例えば略五角形(回転中心と各頂点との距離がそれぞれ異なる五角形)などの任意な形状に変更することで、ナットランナ2のピッチを様々なパターンで切り替えるようにしてもよい。
1 ねじ部材締結装置
2 ナットランナ
25 先端係合部
3 昇降機体
4 昇降装置
5 基台本体
6 移動体
31 基台
32 ケース部
51 突出部
52 スライド板
53 ガイド
54 横ピッチ変更カム
55 縦ピッチ変更機構
55A 前側カム
55B 真中カム
55C 後側カム
56 レール
57 移動体用シリンダ
58 外側カム
61 移動本体
61a 前後延在部
61b 左側突出部
61c 右側突出部
62 ガイド部材
63 昇降用シリンダ
B ボルト
SB シリンダブロック
SH シリンダヘッド
LB ロアブロック
2 ナットランナ
25 先端係合部
3 昇降機体
4 昇降装置
5 基台本体
6 移動体
31 基台
32 ケース部
51 突出部
52 スライド板
53 ガイド
54 横ピッチ変更カム
55 縦ピッチ変更機構
55A 前側カム
55B 真中カム
55C 後側カム
56 レール
57 移動体用シリンダ
58 外側カム
61 移動本体
61a 前後延在部
61b 左側突出部
61c 右側突出部
62 ガイド部材
63 昇降用シリンダ
B ボルト
SB シリンダブロック
SH シリンダヘッド
LB ロアブロック
Claims (3)
- 先端係合部がねじ部材に係合して回転することで、前記ねじ部材を締結する複数のナットランナと、
前記複数のナットランナを水平面内において移動自在に支持する基台と、
前記基台を上下に移動させるための昇降装置とを備えたねじ部材締結装置であって、
前記ナットランナの間に回動自在に設けられ、かつ前記ナットランナに非円形となる外周面が当接することで各ナットランナ間の距離を変更させる内側カムと、
前記複数のナットランナのうち、外側のナットランナを水平方向に移動させる水平移動装置と、
前記水平移動装置で外側に移動させた前記ナットランナと当接可能な位置に回動自在に設けられることで、前記ナットランナを所定の位置に位置決めさせる非円形な外側カムと、を備えることを特徴とするねじ部材締結装置。 - 請求項1に記載のねじ部材締結装置であって、
前記ナットランナは、水平面内における縦方向に二本、横方向に三本、マトリックス状に並べられることで合計六本設けられ、
前記内側カムは、
横方向に並べられた前記三本のナットランナの間に回動自在に設けられ、かつ外側の二本のナットランナに非円形となる外周面が当接することで各ナットランナ間の横方向における距離を変更する横ピッチ変更カムと、
縦方向に並べられた前記二本のナットランナの間と、その外側とに回動自在に設けられ、かつ各ナットランナに非円形となる外周面が当接することで各ナットランナ間の縦方向における距離を変更する縦ピッチ変更カムと、で構成され、
前記水平移動装置は、横方向において外側に位置する前記ナットランナを横方向に移動させることを特徴とするねじ部材締結装置。 - 請求項2に記載のねじ部材締結装置であって、
前記横方向において外側に位置する前記ナットランナのみを上下に昇降させるナットランナ昇降装置を設けたことを特徴とするねじ部材締結装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004057677A JP2005246515A (ja) | 2004-03-02 | 2004-03-02 | ねじ部材締結装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2004057677A JP2005246515A (ja) | 2004-03-02 | 2004-03-02 | ねじ部材締結装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2005246515A true JP2005246515A (ja) | 2005-09-15 |
Family
ID=35027493
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2004057677A Withdrawn JP2005246515A (ja) | 2004-03-02 | 2004-03-02 | ねじ部材締結装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2005246515A (ja) |
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-
2004
- 2004-03-02 JP JP2004057677A patent/JP2005246515A/ja not_active Withdrawn
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