JP2002254259A - 2軸同時締付工具 - Google Patents

2軸同時締付工具

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JP2002254259A
JP2002254259A JP2001056167A JP2001056167A JP2002254259A JP 2002254259 A JP2002254259 A JP 2002254259A JP 2001056167 A JP2001056167 A JP 2001056167A JP 2001056167 A JP2001056167 A JP 2001056167A JP 2002254259 A JP2002254259 A JP 2002254259A
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shaft
tightening
plate
pair
main shaft
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Eiji Okuda
栄次 奥田
Hideki Yusa
秀樹 遊佐
Takahisa Sonoda
高久 園田
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2軸を同時に締め付ける工具において、2軸
間のピッチ変更を簡単な操作で行えるようにし、また、
工具のコンパクト化を図る。 【解決手段】 第1プレート7と第2プレート8に対し
て、主軸3を回動自在に挿通させ、第1プレート7に回
転可能に支持される第1被動ギヤ9と、第2プレート8
に回転可能に支持される第2被動ギヤ10とを、主軸3
に連結した駆動ギヤ11に噛合させ、第1被動ギヤ9に
第1クラッチ機構12を介して第1締付軸5を連結する
とともに、第2被動ギヤ10に第2クラッチ機構13を
介して第2締付軸6を連結する。そして、主軸3周りに
第1プレート7と第2プレート8を相対回動させ、スト
ッパ機構18で位置固定することで、第1締付軸5と第
2締付軸6の軸間ピッチを変更可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動二輪車
のエンジン本体にエキゾーストパイプを組み付ける際に
使用される締付工具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動二輪車のエンジン本体に対し
て二ヶ所の締付ボルトでエキゾーストパイプを組み付け
る作業において、排気量やボディ形状の違い等によって
締付ボルトのピッチに差があるため、単一の締付工具で
全ての機種のエキゾーストパイプを締め付けることが出
来ず、通常のインパクトレンチ等を使用して各締付ボル
トごと締付作業を行っていた。一方、作業効率を高める
ため、多数のボルト等を同時に締め付けるような工具と
して、例えば特開昭62−213929号や特開平6−
262454号等の技術が知られており、前者は、自在
継手によりソケット軸とボルト軸の軸芯合わせが行われ
るような技術を提案しており、後者は、一つの駆動モー
タで多数のボルト等を締め付け出来る装置を安価に構成
するような技術を提案している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前者の特開
昭62−213929号の技術は、ボルトのピッチに合
わせて事前に締付軸のピッチを変更するような技術構成
ではなく、また、後者の特開平6−262454号の場
合も締付軸のピッチを変更することが出来なかった。ま
た、一般的に締付軸のピッチを可変にした同時締付工具
は装置が複雑で大型化しやすかった。
【0004】そこで本発明は、2軸のピッチ変更を簡単
な操作で行えるようにし、また、コンパクト化された同
時締付工具を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、主軸を回動可能に貫通せしめ且つ主軸周りに
所定角度回動させることでお互いの相対姿勢を変化させ
得る少なくとも一対のプレートと、主軸に取付けられる
駆動ギヤと、一対のプレートのそれぞれに回動可能に支
持され且つ駆動ギヤに噛合する一対の被動ギヤと、各被
動ギヤにクラッチ機構を介して連結される一対の締付軸
と、一対のプレートの姿勢変化を複数段階で位置固定す
るストッパ機構を設け、各被動ギアを駆動ギヤに噛合さ
せたまま一対のプレートの相対姿勢を変化させることに
より、締付軸のピッチを可変にした。
【0006】すなわち、主軸を回動可能に挿通せしめる
少なくとも一対のプレートを主軸周りに所定角度回動さ
せることにより、一対のプレートの相対姿勢を変更すれ
ば、各プレートに支持される各被動ギヤの相対位置が変
化し、各被動ギヤに連結される締付軸のピッチ間隔を変
更出来る。そして予め定められるピッチ間隔に調整した
時点で、ストッパ機構により相対位置を固定し、主軸を
回転駆動すれば、各被動ギヤを通じて主軸の駆動力が被
動各締付軸に伝達され、2軸を同時に回転させることが
出来る。すなわち、ボルト等のピッチが異なる場合でも
1台の締付工具のピッチ間隔を簡単に調整して締め付け
ることが可能となる。
【0007】また本発明では、主軸を回動可能に挿通せ
しめ且つ主軸周りに所定角度回動させることでお互いの
相対姿勢を変化させ得る少なくとも一対のプレートと、
主軸に取付けられる駆動ギヤと、一対のプレートのそれ
ぞれに回動可能に支持され且つ駆動ギヤに噛合する一対
の被動ギヤと、各被動ギヤにクラッチ機構を介して連結
される一対の締付軸と、一対のプレートの姿勢変化を複
数段階で位置固定するストッパ機構を設け、クラッチ機
構として、締付軸の側方から軸を押圧して締付軸と係合
し、締付トルクが一定以上になると締付軸との係合が外
れる押圧部材を設けるようにした。
【0008】すなわち、締付軸等のトルク制御機構の一
般的な形態は、押圧部材によって軸方向に押圧するクラ
ッチタイプのものが多いが、軸方向に押圧するクラッチ
タイプのものでは軸方向にスペースを要し、工具が長尺
化しやすい。そこで、駆動ギヤや被動ギヤ等によって軸
の横方向に空きのスペースが生じているのを有効利用す
べく、押圧部材を締付軸の側方に設け、軸を横方向に押
圧するクラッチ機構にすれば、装置のコンパクト化が図
れる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について添付
した図面に基づき説明する。ここで図1は本発明に係る
2軸同時締付工具の全体図、図2は締付ユニットの分解
斜視図、図3は締付ユニットの組立状態の平面図、図
4、図5は締付ユニットの正面図で、軸間距離を変化さ
せる場合の説明図、図6はクラッチ機構の説明図、図7
は従来のクラッチ機構の説明図である。
【0010】本発明に係る2軸同時締付工具は、例えば
自動二輪車のエキゾーストパイプをエンジン本体に取り
付ける際、二ヶ所のボルトを同時に締め付けるような工
具として開発され、機種の違い等によりボルトのピッチ
が異なる場合でも、締付軸のピッチ変更を簡単な操作で
行えるようにされており、また、工具のコンパクト化が
図られている。
【0011】すなわち、図1に示すように、本2軸同時
締付工具1は、インパクトレンチ等の工具本体2と、こ
の工具本体2の主軸3に回転可能に連結される締付ユニ
ット4を備えており、この締付ユニット4には、第1、
第2締付軸5、6が設けられるとともに、これら第1、
第2締付軸5、6には、主軸3の回転駆動力が伝達可能
にされ、また第1、第2締付軸5、6の軸間ピッチは変
更可能にされている。また、第1締付軸5と第2締付軸
6の先端には、それぞれソケット5s、6sが設けられ
ている。
【0012】締付ユニット4は、図2にも示すように、
主軸3を回動可能に挿通せしめる一対の第1、第2プレ
ート7、8と、第1プレート7に対して回動自在に支持
される第1被動ギヤ9と、第2プレート8に回動自在に
支持される第2被動ギヤ10と、主軸3のスプライン部
3sにスプライン嵌合する駆動ギヤ11を備えており、
前記第1被動ギヤ9に隣接して第1クラッチ機構12が
配設されるとともに、この第1クラッチ機構12から前
方に向けて第1軸16が延出している。また、前記第2
被動ギヤ10n隣接して第2クラッチ機構13が配設さ
れ、この第2クラッチ機構13から前方に向けて第2軸
17が延出している。
【0013】また、第1クラッチ機構12と第2クラッ
チ機構13の前面側には、前記第1プレート7とほぼ同
様の形態の第3プレート14、及び第2プレート8とほ
ぼ同様な形態の第4プレート15が配設され、第3プレ
ート14には、第1クラッチ機構12から延出する第1
軸16を回転可能に支持する軸受jが設けられ、また第
4プレート15には、第2クラッチ機構13から延出す
る第2軸17を回転可能に支持する軸受jが設けられて
いる。そして、第1軸16の先端に、前記第1締付軸5
が連結自在にされ、第2軸17の先端に、前記第2締付
軸6が連結自在にされている。
【0014】前記第1プレート7と第3プレート14は
同様な形態であるため、以下、第3プレート14を代表
にして説明すると、第3プレート14は、前記軸受jを
備えた切欠き円板プレート14aに対して、穴明き状の
リングプレート14bの一部が重合する段付形状の一体
化物であり、リングプレート14bの外周部には、略半
円に亘って複数の切込み部kが形成されている。
【0015】また、前記第2プレート8と第4プレート
15は同様な形態であるため、以下、第4プレート15
を代表にして説明すると、第4プレート15は、前記軸
受jを備えた楕円形プレート15aに、軸受リング凸部
15bが重合する一体化物であり、軸受リング凸部15
bの中心部と、この位置に対応する楕円形プレート15
aには、主軸3を回転可能に挿通せしめるための軸受孔
が貫通孔として形成されるとともに、軸受リング凸部1
5bの外径は、前記第3プレート14のリングプレート
14bの内径に概略一致して、両者が嵌合可能とされ、
両者を嵌合状態にすると、相互に回動し得るようにして
いる。
【0016】尚、前記第1プレート7は、第3プレート
14とほぼ同様の構成であり、図3にも示すように、切
欠き円板プレート7aとリングプレート7bの一部が重
合する段付状の一体化物であり、また、第2プレート8
は、第4プレート15とほぼ同様の構成で、前記第1プ
レート7のリングプレート7bに回動可能に嵌合する不
図示の軸受リング凸部を備えている。
【0017】また、第4プレート15の前面には、第3
プレート14と第4プレート15の相対位置を規制する
ストッパ機構18が設けられている。このストッパ機構
18は、第4プレート15の前面に突設される枢支ピン
20と、この枢支ピン20に揺動自在に枢支されるスト
ッパピン21と、このストッパピン21を時計回り方向
に付勢するバネ22を備えており、前記ストッパピン2
1に先端に、前記リングプレート14b外周の切込み部
kに係合可能な係止突起21tが設けられている。
【0018】そして、第3プレート14と第4プレート
15を、例えば図4に示すような位置関係にして、スト
ッパ機構18で位置決めすれば、第1軸16と第2軸1
7の軸間ピッチを最大にすることが出来、また、図5に
しめすような角度位置で位置決めすれば、第1軸16と
第2軸17の軸間ピッチを最小にすることが出来る。ま
た、その間で、複数段階の軸間ピッチで調整することが
出来る。
【0019】前記第1クラッチ機構12と第2クラッチ
機構13は、第1軸16と第2軸17のトルクが一定以
上に高まると、第1締付軸5や第2締付軸6への駆動力
伝達が遮断されるようにされ、両者とも同じ構成であ
る。以下、各クラッチ機構12、13について説明する
が、その前に、このようなタイプの工具の従来一般のク
ラッチ機構51について、図7に基づき説明する。
【0020】従来のクラッチ機構51は、図7に示すよ
うに、軸52の基端側端面にクラッチ部53を設け、通
常時は、駆動ギヤ54から被動ギヤ55を通じて軸52
に駆動力を伝達するとともに、軸52のトルクが一定以
上に高まると、クラッチ部53が外れて被動ギヤ54側
だけが空回りし、軸52に対する回転駆動力が遮断され
るような構造が一般的である。
【0021】ところが、このようなクラッチ機構51
は、軸方向の長さが長尺となり、工具のコンパクト化が
図れない。
【0022】そこで本発明では、駆動ギヤ11や各被動
ギヤ9、10によって軸方向の側方に空間部が生じるの
を利用して、長さ方向に大型化するのを防止するため、
図6に示すように、各被動ギヤ9、10と一体に回転す
るケース25の軸中心孔に第1軸16、第2軸17を回
転可能に挿通せしめるとともに、半径方向に対してバネ
収納孔を設け、このバネ収納孔に内装したバネ26と押
圧部材23を盲ネジ28で止め付けることで、第1軸1
6、第2軸17を側方から押圧するようにし、また、第
1軸16、第2軸17の側面にクラッチ係合凹部16
d、17dを設けている。そして、第1軸16や第2軸
17のトルクが低い間は、押圧部材23が各係合凹部1
6d、17dに係合して一体的に回転し、第1軸16や
第2軸17のトルクが一定以上に高まると、図6(b)
に示すように、各係合凹部16d、17dと押圧部材2
3の係合が外れてケース25側が空回りするようにし、
第1軸16や第2軸17への駆動力伝達が遮断されるよ
うにしている。
【0023】また、第1プレート7と第3プレート14
の間、及び第2プレート8と第4プレート15の間に
は、図2に示すような複数の連結バー24を設け、一体
的に連結するようにしている。
【0024】以上のような2軸同時締付工具1の作用等
について説明する。第1プレート7のリングプレート7
bと、第2プレート8の不図示の軸受リング凸部を嵌合
させ、中心部の軸受孔を通して主軸3を挿通させた後、
主軸3のスプライン部3sに駆動ギヤ11をスプライン
嵌合させ、更に、主軸3の先端を第3プレート14のリ
ングプレート14bと第4プレート15の軸受リング凸
部15bの中心の軸受孔に挿入する。そして、第1プレ
ート7と第3プレート14間で、第1被動ギヤ9と第1
クラッチ機構12を回転可能に支持するとともに、第1
被動ギヤ9を駆動ギヤ11に噛合させ、また第2プレー
ト8と第4プレート15間で、第2被動ギヤ10と第2
クラッチ機構13を回転可能に支持し、第2被動ギヤ1
0を駆動ギヤ11に噛合させる。そして、各プレート
7、8、14、15間を複数の連結バー24で連結し、
一体化する。
【0025】そして、第1プレート7の軸受jを通して
前方に突出する第1軸16に第1締付軸5を結合し、第
2プレート8の軸受jを通して前方に突出する第2軸1
7に第2締付軸6を結合する。
【0026】以上のような締付工具1において、第1プ
レート7、第1被動ギヤ9、第1クラッチ機構12、第
3プレート14、第1締付軸5の結合体と、第2プレー
ト8、第2被動ギヤ10、第2クラッチ機構13、第4
プレート15、第2締付軸6の結合体とは、それぞれ、
主軸3周りに一定角度回動可能になり、両者の相対姿勢
は、ストッパ機構18により固定される。
【0027】このため、第1締付軸5と第2締付軸6の
軸間ピッチは、任意のピッチに容易に変更可能である
が、この間、第1被動ギヤ9と第2被動ギヤ10は駆動
ギヤ11に噛合した状態を維持しているため、常に2軸
に駆動力を伝達することが出来る。
【0028】また、締付時等において、締付トルクが一
定以上になると、各クラッチ機構12、13により回転
駆動力の伝達が遮断されるが、このクラッチ機構12、
13は各軸16、17を軸の側方から押圧する押圧部材
23を備えているため、無駄になっているスペースを有
効利用して工具のコンパクト化が図られる。
【0029】尚、本発明は以上のような実施形態に限定
されるものではない。本発明の特許請求の範囲に記載し
た事項と実質的に同一の構成を有し、同一の作用効果を
奏するものは本発明の技術的範囲に属する。例えば、本
2軸同時締付工具1の用途等は任意であり、また、スト
ッパ機構18は、第1、第2プレート7、8側に設ける
ようにしても良い。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明に係る2軸同時締付
工具は、主軸周りに所定角度回動させることでお互いの
相対姿勢を変化させ得る一対のプレートによって各被動
ギヤを支持し、この被動ギヤを、主軸に取付けられる駆
動ギヤに噛合させるとともに、各被動ギヤに一対の締付
軸を連結し、一対のプレートの相対姿勢を変化させるこ
とにより、締付軸のピッチを可変にしたため、2軸間の
ピッチを容易に変更することが出来る。また各被動ギヤ
と締付軸との間に介装されるクラッチ機構として、締付
軸の側方から軸を押圧して締付軸に係合する押圧部材を
設ければ、工具の長尺化を防止してコンパクト化を図る
ことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る2軸同時締付工具の全体図
【図2】締付ユニットの分解斜視図
【図3】締付ユニットの組立状態の平面図
【図4】締付ユニットの正面図で軸間距離を最大にした
状態の説明図
【図5】締付ユニットの正面図で軸間距離を最小にした
状態の説明図
【図6】クラッチ機構の説明図で、(a)は押圧部材と
軸が係合している状態図、(b)は軸トルクが一定以上
に高まって押圧部材が空回りしている状態図
【図7】従来のクラッチ機構の説明図
【符号の説明】 1…2軸同時締付工具、3…主軸、4…締付ユニット、
5…第1締付軸、6…第2締付軸、7…第1プレート、
8…第2プレート、9…第1被動ギヤ、10…第2被動
ギヤ、11…駆動ギヤ、12…第1クラッチ機構、13
…第2クラッチ機構、14…第3プレート、15…第4
プレート、18…ストッパ機構、23…押圧部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 園田 高久 熊本県菊池郡大津町平川1500 本田技研工 業株式会社熊本製作所内 Fターム(参考) 3C038 AA01 BC02 CD01 EA05 EA06

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主軸を回動可能に挿通せしめ且つ主軸周
    りに所定角度回動させることでお互いの相対姿勢を変化
    させ得る少なくとも一対のプレートと、前記主軸に取付
    けられる駆動ギヤと、前記一対のプレートのそれぞれに
    回動可能に支持され且つ前記駆動ギヤに噛合する一対の
    被動ギヤと、各被動ギヤにクラッチ機構を介して連結さ
    れる一対の締付軸と、前記一対のプレートの姿勢変化を
    複数段階で位置固定するストッパ機構を備え、前記各被
    動ギアを駆動ギヤに噛合させたまま一対のプレートの相
    対姿勢を変化させることにより、前記締付軸のピッチを
    可変にしたことを特徴とする2軸同時締付治具。
  2. 【請求項2】 主軸を回動可能に貫通せしめ且つ主軸周
    りに所定角度回動させることでお互いの相対姿勢を変化
    させ得る少なくとも一対のプレートと、前記主軸に取付
    けられる駆動ギヤと、前記一対のプレートのそれぞれに
    回動可能に支持され且つ前記駆動ギヤに噛合する一対の
    被動ギヤと、各被動ギヤにクラッチ機構を介して連結さ
    れる一対の締付軸と、前記一対のプレートの姿勢変化を
    複数段階で位置固定するストッパ機構を備え、前記クラ
    ッチ機構は、締付軸の側方から軸を押圧して締付軸と係
    合し、締付トルクが一定以上になると締付軸との係合が
    外れる押圧部材を備えたことを特徴とする2軸同時締付
    治具。
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