JP2002032993A - 半導体記憶回路 - Google Patents

半導体記憶回路

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JP2002032993A JP2000213610A JP2000213610A JP2002032993A JP 2002032993 A JP2002032993 A JP 2002032993A JP 2000213610 A JP2000213610 A JP 2000213610A JP 2000213610 A JP2000213610 A JP 2000213610A JP 2002032993 A JP2002032993 A JP 2002032993A
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    • G11C17/08Read-only memories programmable only once; Semi-permanent stores, e.g. manually-replaceable information cards using semiconductor devices, e.g. bipolar elements
    • G11C17/10Read-only memories programmable only once; Semi-permanent stores, e.g. manually-replaceable information cards using semiconductor devices, e.g. bipolar elements in which contents are determined during manufacturing by a predetermined arrangement of coupling elements, e.g. mask-programmable ROM
    • G11C17/12Read-only memories programmable only once; Semi-permanent stores, e.g. manually-replaceable information cards using semiconductor devices, e.g. bipolar elements in which contents are determined during manufacturing by a predetermined arrangement of coupling elements, e.g. mask-programmable ROM using field-effect devices

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、メモリセルに対するデータ書込み
時間の増大を抑えながらも、誤書込みについても効果的
に抑制することができる半導体記憶回路を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 本発明は、交互に配置された複数のセレ
クト線及びビット線と、セレクト線及びビット線にほぼ
直交して配置された複数のワード線と、セレクト線に接
続された第1の電極と、ビット線に接続された第2の電
極と、ワード線に接続された制御電極を有した、メモリ
セルを構成する複数のMOSトランジスタと、第1の電
極に対して第1の電圧を供給し、セレクト線に接続され
た第1の電圧供給回路と、第2の電極に対して第1の電
圧の変化に追従して変化する第2の電圧を供給し、ビッ
ト線及びセレクト線に接続された第2の電圧供給回路と
を有する半導体記憶回路である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体記憶回路、
特に読出し専用メモリ(Read Only Memory;以下、ROM
とする。)におけるデータ書込み回路に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来におけるROM回路のメモリセルアレ
イを構成する複数のメモリセルは、例えば、浮遊(フロ
ーティング)ゲート電極を有するMOS(Metal Oxide Sem
iconductor)トランジスタ等の不揮発性MOSトランジス
タによって構成されている。これら複数のメモリセルを
構成しているMOSトランジスタのドレイン電極はセレク
ト線に接続されており、ソース電極はビット線に接続さ
れている。セレクト線及びビット線は交互に配置され
て、複数の列ラインを構成している。また、各MOSトラ
ンジスタの制御ゲート電極(コントロールゲート)は、
行ラインを構成する複数のワード線に接続されている。
【0003】次に、上述したようなROM回路におけるメ
モリセルに対するデータの書込み動作について説明す
る。上述の列ラインのうち、MOSトランジスタのドレイ
ン電極に接続された各セレクト線は、セレクト線選択ト
ランジスタを介してドレイン電圧供給回路に接続されて
いる。このドレイン電圧供給回路は、メモリセルへのデ
ータ書込み時に、選択されたセレクト線に対して例えば
4.5Vの電圧を供給するものである。一方、上述の列
ラインのうち、MOSトランジスタのソース電極に接続さ
れた各ビット線に対しては、ビット線選択トランジスタ
を介してデータ書込み回路が接続されている。このデー
タ書込み回路は、メモリセルに“0”データを書き込む
(メモリセルを構成するMOSトランジスタのフローティ
ングゲート電極に電子を注入する)場合には、選択され
たビット線を接地電位とし、一方、メモリセルに“1”
データを書き込む(メモリセルを構成するMOSトランジ
スタのフローティングゲート電極に電子を注入しない)
場合には、選択されたビット線に対して例えば3Vの電
圧を供給するものである。データ書込み動作において
は、データ書込みの対象となるメモリセルに接続されて
いるワード線に対して、例えば約8Vの電圧が印加さ
れ、かつ、同メモリセルに接続されているセレクト線選
択トランジスタ及びビット線選択トランジスタが導通状
態となる。そして、メモリセルを構成するMOSトランジ
スタのドレイン電極とソース電極との間に4.5Vの電
圧が印加される場合にはメモリセルに対して“0”デー
タが書き込まれ、1.5V以下の電圧が印加される場合には
メモリセルに対して“1”データが書き込まれる。
【0004】その後、データが書き込まれたメモリセル
において、所望のデータが書き込まれているかどうかを
確認するために、ワード線における電位下降を伴いなが
ら、ドレイン電圧供給回路及びデータ書込み回路によっ
てセレクト線及びビット線における電位を接地電位とし
て、ベリファイ動作が行われる。このような動作を行う
ことによって、例えば、ビット線における残留電荷によ
るメモリセルへのデータ誤書込みが生じているかどうか
が確認される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のROM回路においては、例えば、メモリセルに対して
“1”データの書込み動作を開始又は終了する場合に、
メモリセルを構成するMOSトランジスタのドレイン電極
及びソース電極に印加される電圧を、別々の回路、つま
り、ドレイン電圧供給回路と書き込み回路とによって上
昇あるいは下降させていた。しかし、このような“1”
データの書込み動作の際、電圧上昇時においてドレイン
電極に供給される電圧よりもソース電極に供給される電
圧の方が高くなってしまったり、あるいは、電圧降下時
においてドレイン電極に印加される電圧とソース電極に
印加される電圧との差が大きくなり過ぎてしまう(例え
ば、1.5V以上の差が生じてしまう)と、メモリセルに対
して誤ったデータが書き込まれてしまう可能性が考えら
れる。
【0006】このようなデータ誤書込みを抑制するに
は、“1”データ書込み動作を開始する際に、メモリセ
ルを構成するMOSトランジスタのドレイン電極及びソー
ス電極に印加される電圧が十分に安定した後に、あるい
は、ドレイン電極に印加される電圧の方がソース電極に
印加される電圧よりも高くなった後に、ワード線への電
圧供給を開始する方法が考えられる。一方、“1”デー
タ書込み動作を終了する際には、ドレイン電極に印加さ
れる電圧とソース電極に印加される電圧との差が大きく
なる前に、ワード線における電位を下降させる方法が考
えられる。
【0007】しかし、このような“1”データ書込み動
作開始時において、ワード線に対する電圧供給の開始を
遅らせると、メモリセルに対して“1”データを書き込
むに要する時間が増大してしまう。また、“1”データ
書込み動作終了時においては、ワード線における電位下
降を早くすると、メモリセルに対するデータの書込みが
十分に行われず、結果的にデータの誤書込みが生じる可
能性がある。
【0008】従って、ROM回路においては、上述のよう
なメモリセルに対して“1”データを書き込むに要する
時間の増大を抑制できる一方で、メモリセルへの“1”
データ書込み開始時及び終了時における誤書込みの可能
性を効果的に抑制することが要求されていた。
【0009】本発明は、上記の課題を解決し、メモリセ
ルに対するデータ書込み時間の増大を抑えながらも、誤
書込みについても効果的に抑制することができる半導体
記憶回路を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、交互に配置さ
れた複数のセレクト線及びビット線と、セレクト線及び
ビット線にほぼ直交して配置された複数のワード線と、
セレクト線に接続された第1の電極と、ビット線に接続
された第2の電極と、ワード線に接続された制御電極を
有した、メモリセルを構成する複数のMOSトランジス
タと、第1の電極に対して第1の電圧を供給し、セレク
ト線に接続された第1の電圧供給回路と、第2の電極に
対して第1の電圧の変化に追従して変化する第2の電圧
を供給し、ビット線及びセレクト線に接続された第2の
電圧供給回路とを有する半導体記憶回路を提供すること
により、メモリセルに対するデータ書込み動作におい
て、誤書込みを効果的に抑制することできるものであ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明における実施の形
態を図面を参照しながら説明する。
【0012】図1は本発明の第1の実施の形態に係る半
導体記憶回路の構成を示した図である。図1に示される
本発明のROM回路は主に、データを記憶するメモリセ
ルMCmn(m、n=1,2,…)がマトリクス状に配
置されたメモリセルアレイ10と、各メモリセルMCm
nに接続された複数のワード線WL1〜WLmと、各ワ
ード線WL1〜WLmにほぼ直交するように配置され、
かつ各メモリセルMCmnに接続されたセレクト線SL
1,SL2,…及びビット線BL1,BL2,…と、複
数のワード線WL1〜WLmのうち1本のワード線を選
択する行アドレスデコーダ300と、ビット線選択信号
YB1,YB2,…を出力する列アドレスデコーダ40
0と、複数のビット線BL1,BL2,…のうち1本の
ビット線をビット線選択信号YB1,YB2,…によっ
て選択するマルチプレクサ500と、このマルチプレク
サ500に接続された第2の電圧供給回路としての書込
回路200と、複数のセレクト線SL1,SL2,…に
接続された第1の電圧供給回路としてのドレイン電圧供
給回路100とで構成されている。
【0013】まず初めに、上述した本発明の第1の実施
の形態におけるROM回路の各構成について具体的に説
明する。メモリセルアレイ10を構成するマトリクス状
に配置された複数のメモリセルMCmnはそれぞれフロ
ーティングゲート電極を有するMOSトランジスタによ
って構成されており、各々の制御ゲート電極(コントロ
ールゲート電極)はワード線WL1〜WLmに接続され
ている。また、複数のワード線WL1〜WLmは、NA
NDやインバータ等から構成された行アドレスデコーダ
300によってそれらのうちの1本のワード線が選択さ
れる。行アドレスデコーダ300は、第1のプログラム
信号PGMYBとほぼ同じ動作波形を示す第2のプログ
ラム信号PGMXBによって制御される。各MOSトラ
ンジスタのドレイン電極は複数のセレクト線SL1,S
L2,…のうち1本のセレクト線に接続されており、一
方、各MOSトランジスタのソース電極は複数のビット
線BL1,BL2,…のうち1本のビット線に接続され
ている。このような複数のメモリセルMCmnにおい
て、“0”データを書き込む場合、つまりフローティン
グゲート電極に電子を注入する場合は、例えば、ドレイ
ン電極に4.5Vの電圧を、ソース電極に0Vの電圧を
それぞれ供給することによってドレイン電極とソース電
極との間の電位差を4.5Vにする。一方、“1”デー
タを書き込む場合、つまり、フローティングゲート電極
から電子を消去する場合は、例えば、ドレイン電極に
4.5Vの電圧を、ソース電極に3Vの電圧をそれぞれ
供給することによってドレイン電極とソース電極との間
の電位差を1.5Vにする。ドレイン電極とソース電極との
間の電位差が1.5V以下であれば、メモリセルに対して
“1”データが書き込まれる。
【0014】セレクト線SL1,SL2,…には、それ
ぞれセレクト線選択信号YS1,YS2,…によって制
御されるセレクト線選択トランジスタ601,602,
…が接続されている。これらのセレクト線選択トランジ
スタ601,602,…は、Nチャンネル型MOSトラ
ンジスタ(以下、NMOSトランジスタとする。)から
構成されている。そして、全てのセレクト線SL1,S
L2,…には、セレクト線選択トランジスタ601,6
02,…を介して第1の電圧供給回路としてのドレイン
電圧供給回路100が接続されている。
【0015】ドレイン電圧供給回路100は、例えば第
2の電源電位Vcc2(例えば、8V)と第1の電源電
位Vcc1(例えば、4V)との間に直列に接続された抵
抗R1及びR2と、抵抗R1及びR2の間のノードN1
00と接地電位Vssとの間に接続されたキャパシタC
及びNMOSトランジスタ101と、第2の電源電位V
cc2とドレイン電圧供給回路100の出力端子SLT
との間に直列に接続されたNMOSトランジスタ102
及び103と、出力端子SLTと接地電位Vssとの間に
接続されたNMOSトランジスタ104から構成されて
いる。NMOSトランジスタ101及び104は共に、
そのゲート電極に入力される第1のプログラム信号PG
MYBによって制御される。NMOSトランジスタ10
2の基板電位は第1の電源電位Vcc1となっているの
で、NMOSトランジスタ102はダイオードと同様の
機能を有する。NMOSトランジスタ103は、そのゲ
ート電極がNMOSトランジスタ101に接続されてお
り、そのソース電極がドレイン電圧供給回路100の出
力端子SLTとなっている。また、ドレイン電圧供給回
路100の駆動能力を向上させるために、NMOSトラ
ンジスタ103のサイズは他のNMOSトランジスタ1
01及び102よりも大きくなっている。このような構
成を有するドレイン電圧供給回路101では、第1のプ
ログラム信号PGMYBが“L”レベルの時にNMOS
トランジスタ101及び104が非導通状態となるの
で、ノードN100に現れる電圧がNMOSトランジス
タ103のゲート電極に印加され、出力端子SLTに所
望の出力電圧(例えば、4.5V)が現れる。一方、第
1のプログラム信号PGMYBが“H”レベルの時に
は、NMOSトランジスタ101及び104が導通状態
となるので、ノードN100における電位が接地電位V
ssとなり、出力端子SLTには0Vの電圧が出力され
る。
【0016】複数のメモリセルMCmnの各ソース電極
に接続されたビット線BL1,BL2,…は、列アドレ
スデコーダ400から出力されるビット線選択信号YB
1,YB2,…を用いてマルチプレクサ500によって
それらのうちの1本のビット線が選択される。その選択
された1本のビット線に対して、第2の電圧供給回路と
しての書込回路200によって所望の電圧が供給され
る。
【0017】ここで、第2の電圧供給回路である書込回
路200の構成について説明する。この書込回路200
内にはラッチ回路201が含まれており、まず、このラ
ッチ回路201の構成について説明する。このラッチ回
路201は、互いの入力端子が互いの出力端子に接続さ
れたインバータ210及び211と、インバータ211
の入力端子(インバータ210の出力端子)と接地電位
Vssとの間に直列に接続されたNMOSトランジスタ
206及び207と、インバータ210の入力端子(イ
ンバータ211の出力端子)と接地電位Vssとの間に
接続されたNMOSトランジスタ205とから構成され
ている。NMOSトランジスタ205のゲート電極には
第1のプログラム信号PGMYBが入力され、メモリセ
ルMCmnへの“1”データ書込時には、第1のプログ
ラム信号PGMYBが“L”レベルとなるので、NMO
Sトランジスタ205は非導通状態となる。NMOSト
ランジスタ206はラッチ回路201を選択するための
スイッチ手段であり、そのゲート電極にはラッチ回路選
択信号LSELが入力され、ラッチ回路201が選択され
る場合、ラッチ回路選択信号LSELは“H”レベルとな
る。NMOSトランジスタ207のゲート電極にはデー
タ信号DATAが入力される。このデータ信号DATA
は、メモリセルMCmnに対して“1”データを書き込
む場合には“L”レベルとなり、“0”データを書き込
む場合には“H”レベルとなる。ラッチ回路201にお
いてラッチされたデータは、ラッチ回路201の出力端
子であるノードN200に現れる。
【0018】次に、書込回路200内のラッチ回路20
1以外の回路構成について説明する。ノード200は、
NMOSトランジスタ204のゲート電極と、インバー
タ209を介してNMOSトランジスタ202のゲート
電極とに接続されている。NMOSトランジスタ202
のソース電極及びNMOSトランジスタ204のドレイ
ン電極は共に書込回路201の出力端子BLTに接続さ
れている。NMOSトランジスタ202のドレイン電極
とドレイン電圧供給回路100の出力端子SLTとの間
には、第1のプログラム信号PGMYBによって制御さ
れるPチャンネル型MOSトランジスタ(以下、PMO
Sトランジスタとする。)208が接続されている。ま
た、NMOSトランジスタ204のドレイン電極(書込
回路200の出力端子BLT)とドレイン電圧供給回路
100の出力端子SLTとの間には、リセット信号RS
Tによって制御されるNMOSトランジスタ203が接
続されている。このリセット信号RSTは、第1のプロ
グラム信号PGMYBが“L”レベルから“H”レベル
に変化した直後に、一定期間、“H”レベルとなる信号
である。リセット信号が“H”レベルとなっている期間
は、メモリセルMCmnへの“1”データの書込みが終
了した後にビット線の電位を接地電位Vssまで引き下
げるのに十分な期間として設定される。
【0019】次に、以上のように構成された本発明の第
1の実施の形態に係るROM回路において、メモリセル
に対して“1”データを書き込む場合の動作について図
2を参照しながら説明する。
【0020】図2は、図1に示されたROM回路におけ
る動作タイミングチャートである。ここでは、例として
メモリセルMC22に対する“1”データの書込み動作
を説明する。MC22に対する“1”データ書込み動作
を開始する前において、図2(a)及び図2(b)に示
すように、第1及び第2のプログラム信号PGMYB及
びPGMXBは共に“H”レベルとなっている。この
時、ワード線WL1〜WLmはいずれも選択されていな
い状態であるので、“L”レベル(ここでは、4V)とな
っている。また、ドレイン電圧供給回路100において
は、第1のプログラム信号PGMYBが“H”レベルと
なっているので、NMOSトランジスタ101が導通状
態となる。その結果、ノードN100における電位が接
地電位Vssとなるので、NMOSトランジスタ103
が非導通状態となる。また、この時、“H”レベルの第
1のプログラム信号PGMYBによってNMOSトラン
ジスタ104が導通状態となるので、ドレイン電圧供給
回路100の出力端子SLTにおける電位は接地電位V
ssとなる。
【0021】一方、書込回路200においては、第1の
プログラム信号PGMYBが“H”レベルとなっている
ので、NMOSトランジスタ205が導通状態となり、
ノードN200が接地電位Vssとなっている(図2
(e)参照)。つまり、NMOSトランジスタ204の
ゲート電極の電位が“L”レベルとなっており、NMO
Sトランジスタ204が非導通状態となっている。ま
た、PMOSトランジスタ208のゲート電極には
“H”レベルが入力され、PMOSトランジスタ208
も非導通状態となる。従って、書込回路200の出力端
子BLTには出力電位が現れない。
【0022】この後、図2(a)及び図2(b)に示す
ように第1及び第2のプログラム信号PGMYB及びP
GMXBが“H”レベルから“L”レベルに変化し、メ
モリセルMC22に対する“1”データの書込み動作が
開始される場合のROM回路の動作について説明する。
【0023】まず、第2のプログラム信号PGMXBが
“H”レベルから“L”レベルに変化すると、図2
(f)に示すように、複数のワード線WL1〜WLmの
うち行アドレスデコーダ300によって、メモリセルM
C22のコントロールゲート電極に接続されたワード線
WL2における電位が“L”レベル(4V)から“H”
レベル(8V)へと上昇していく。また、メモリセルM
C22のドレイン電極に接続されたセレクト線SL2に
おいては、“H”レベルのセレクト線選択信号YS2が
セレクト線選択トランジスタ602のゲート電極に入力
され、セレクト線選択トランジスタ602が導通状態と
なる。つまり、ドレイン電圧供給回路100の出力端子
SLTとメモリセルMC22のドレイン電極とが電気的
に接続可能な状態となる。
【0024】また、第1のプログラム信号PGMYBが
“H”レベルから“L”レベルに変化すると、ドレイン
電圧供給回路100においては、NMOSトランジスタ
101及び104が非導通状態となり、抵抗R1及びR
2によってノードN100に現れた分圧電圧がNMOS
トランジスタ103のゲート電極に印加される。する
と、NMOSトランジスタ103が導通状態となり、ド
レイン電圧供給回路100の出力端子SLTにおける電
位が上昇し始める。その結果、図2(g)に示すよう
に、セレクト線SL2における電位、つまり、“1”デ
ータを書き込む対象となっているメモリセルMC22の
ドレイン電極における電位が4.5Vに向けて上昇を開
始する。
【0025】一方、メモリセルMC22のソース電極に
接続されたビット線BL1が、列アドレスデコーダ40
0から出力されたビット線選択信号YB1がマルチプレ
クサ500に入力されることによって選択される。つま
り、書込回路200の出力端子BLTとメモリセルMC
22のソース電極とが電気的に接続可能な状態となる。
【0026】ここで、書込回路200における動作につ
いて説明する。書込み動作の開始時において、図2
(b)及び図2(c)に示すように第1のプログラム信
号PGMYB及びリセット信号RSTは “L”レベル
となるため、NMOSトランジスタ203及びNMOS
トランジスタ205が非導通状態に、PMOSトランジ
スタ208が導通状態になる。また、この時、図2
(d)に示すように、データ信号DATAは“L”レベ
ルとなっているので、NMOSトランジスタ207も非
導通状態となる。従って、ラッチ回路201におけるイ
ンバータ210の出力端子及びインバータ211の入力
端子の電位は“H”レベル、インバータ210の入力端
子及びインバータ211の出力端子の電位、つまり、ノ
ードN200における電位は“L”レベルとなる(図2
(e)参照)。ノードN200における電位が“L”レ
ベルの時、NMOSトランジスタ204は非導通状態に
なり、一方、インバータ209の出力電位が“H”レベ
ルとなるので、NMOSトランジスタ202は導通状態
となる。すなわち、書込回路200の出力端子BLT
は、ドレイン電圧供給回路100の出力端子SLTとP
MOSトランジスタ208及びNMOSトランジスタ2
02を介して電気的に接続可能な状態となる。
【0027】従って、図2(g)に示すように、セレク
ト線SL2における電位、つまり、ドレイン電圧供給回
路100の出力端子SLTにおける電位が上昇すると、
書込回路200の出力端子BLTにおける電位もその変
化に追従して上昇していく。この時、書込回路200の
出力端子BLTにおける出力電位は、ドレイン電圧供給
回路100の出力端子SLTにおける出力電位からPM
OSトランジスタ208及びNMOSトランジスタ20
2の閾値電位分だけ差し引いた値、例えば、3Vに向け
て上昇する。すなわち、メモリセルMC22のソース電
極における電位が3Vに向けて上昇し始める。
【0028】以上のように、第1のプログラム信号PG
MYBが“H”レベルから“L”レベルに変化すると、
ワード線WL2が8Vに向けて、図2(g)に示すよう
に、セレクト線SL2(メモリセルMC22のドレイン
電極)における電位が4.5Vに向けて、ビット線BL
1(メモリセルMC22のソース電極)における電位が
3Vに向けてそれぞれ上昇し始め、メモリセルMC22
に対する“1”データの書込み動作が開始される。この
時、上述したようにメモリセルMC22のソース電極
(ビット線BL1)における電位は、ドレイン電極(セ
レクト線SL2)における電位に追従しながら上昇して
いくので、図2(g)に示すように、メモリセルMC2
2に対する“1”データの書込み動作中に、メモリセル
MC22のソース電極における電位がそのドレイン電極
における電位よりも大きくなったり、両者の電位の差が
大きくなり過ぎることを抑制することができる。その結
果、メモリセルMC22に対する書込み動作に要する時
間の増大を抑制しながら、メモリセルMC22に対する
“1”データ書込動作中における誤書込みを効果的に抑
制することが可能となる。
【0029】次に、図2(a)及び図2(b)に示すよ
うに第1及び第2のプログラム信号PGMYB及びPG
MXBが“L”レベルから“H”レベルに変化し、メモ
リセルMC22に対する“1”データの書込み動作が終
了する場合のROM回路の動作について説明する。
【0030】まず、第2のプログラム信号PGMXBが
“L”レベルから“H”レベルに変化すると、図2
(f)に示すように、ワード線WL2における電位が
“H”レベル(8V)から“L”レベル(4V)へと下
降し始める。一方で、第1のプログラム信号PGMYB
が“L”レベルから“H”レベルに変化した時のドレイ
ン電圧供給回路100及び書込回路200における動作
について以下に説明する。
【0031】まず、ドレイン電圧供給回路100におい
ては、“H”レベルの第1のプログラム信号PGMYB
によってNMOSトランジスタ101が導通状態とな
り、NMOSトランジスタ103のゲート電極における
電位は接地電位Vssとなる。従って、NMOSトラン
ジスタ103が非導通状態となる。また、第1のプログ
ラム信号PGMYBが“H”レベルになると、NMOS
トランジスタ104が導通状態になるので、図2(g)
に示すように、4.5Vの電圧を出力していたドレイン
電圧供給回路100の出力端子SLTにおける電位が0
V(接地電位Vss)、つまり、“L”レベルに向けて
下降を開始する。
【0032】一方、書込回路200においては、“H”
レベルの第1のプログラム信号PGMYBによって、P
MOSトランジスタ208が非導通状態に、ラッチ回路
201のNMOSトランジスタ205が導通状態にな
る。その結果、ラッチ回路201の出力端子であるノー
ドN200における電位は図2(e)に示すように
“L”レベルとなり、NMOSトランジスタ204が非
導通状態となる。また、第1のプログラム信号PGMY
Bが“L”レベルから“H”レベルに変化した直後に、
図2(c)に示すように、リセット信号RSTが“L”
レベルから“H”レベルに変化するので、NMOSトラ
ンジスタ203が導通状態となる。すなわち、書込回路
200の出力端子BLTは、ドレイン電圧供給回路10
0の出力端子SLTとNMOSトランジスタ203を介
して電気的に接続可能な状態となる。その結果、上述し
たようにドレイン電圧供給回路100の出力端子SLT
(メモリセルMC22のドレイン電極)における電位が
“L”レベルに向けて下降し始めると、図2(g)に示
すように、それに追従して書込回路200の出力端子B
LT(メモリセルMC22のソース電極)もNMOSト
ランジスタ103を介して“L”レベルに向けて下降し
始める。従って、メモリセルMC22に対する“1”デ
ータの書込み動作が終了した後において、メモリセルM
C22のソース電極における電位がそのドレイン電極に
おける電位よりも大きくなったり、両者の電位の差が大
きくなり過ぎることを抑制することができる。すなわ
ち、メモリセルMC22に対する“1”データ書込み動作
が終了した後、メモリセルMC22に対してデータが正
しく書き込まれているかどうかを確認するベリファイ動
作に移行する際におけるデータの誤書込みを効果的に抑
制することが可能となる。
【0033】以上に説明したように、本発明の第1の実
施の形態における半導体記憶回路によれば、データを書
き込む対象となっているメモリセルに接続されたワード
線へ電圧を供給を開始すると共に、ドレイン電圧供給回
路100の出力端子SLTを、書込回路200の出力端
子BLTに対して、PMOSトランジスタ208及びN
MOSトランジスタ202、あるいはNMOSトランジ
スタ203を介して電気的に接続させるので、ROM回
路のメモリセルを構成するMOSトランジスタのソース
電極に供給する電圧を、そのドレイン電極に供給する電
圧に追従して変化させることができる。その結果、メモ
リセルに対するデータ書込み動作に関して、データ書込
時間の増大を抑制しながら、メモリセルのソース電極に
供給される電圧がそのドレイン電極に供給される電圧よ
りも大きくなることによる、あるいは、両者の電位の差
が大きくなり過ぎることによるメモリセルに対するデー
タの誤書込みを効果的に抑制することができる。
【0034】次に、本発明における第2の実施の形態に
係る半導体記憶回路について説明する。図3は、第2の
実施の形態に係る半導体記憶回路における書込回路70
0の構成を示した図である。第2の実施の形態における
半導体記憶回路の書込回路700以外の回路構成は、第
1の実施の形態における半導体記憶回路の回路構成と同
一であるので、ここでは、主に書込回路700の構成及
び動作について説明する。
【0035】まず、第2の実施の形態における書込回路
700の構成について説明する。この書込回路700内
には第1の実施の形態の場合と同様にラッチ回路201
が含まれており、このラッチ回路の構成は、第1の実施
の形態におけるラッチ回路の構成と同一であるので、こ
こでのラッチ回路201の構成に関する説明は省略し、
書込回路700内のラッチ回路201以外の回路構成に
ついて説明する。
【0036】ラッチ回路201の出力端子であるNノー
ド200は、書込回路700の出力端子BLTと接地電
位Vssとの間に接続されたNMOSトランジスタ21
5のゲート電極に接続されている。ノードN701と書
込回路700の出力端子BLTとの間には、ビット線プ
ルアップ信号BL−PULLによって制御されるNMO
Sトランジスタ214が接続されている。このビット線
プルアップ信号BL−PULLは、データ信号DATA
が“L”レベル、かつ第1のプログラム信号PGMAB
が“L”レベルの時に“H”レベルとなって、NMOS
トランジスタ214を導通状態にする信号である。ノー
ドN701とドレイン電圧供給回路100の出力端子S
LTとの間には、リセット信号RSTによって制御され
るNMOSトランジスタ213が接続されている。この
リセット信号RSTは、第1の実施の形態の場合と同様
に、第1のプログラム信号PGMYBが“L”レベルか
ら“H”レベルに変化した直後に、一定期間、“H”レ
ベルとなる信号であり、リセット信号が“H”レベルと
なっている期間は、メモリセルMCmnへの“1”デー
タの書込みが終了した後にビット線の電位を接地電位V
ssまで引き下げるのに十分な期間として設定される。
【0037】また、ドレイン電圧供給回路100の出力
端子SLTと接地電位Vssとの間には、PMOSトラ
ンジスタ216及び217、NMOSトランジスタ21
8〜220が直列に接続されている。PMOSトランジ
スタ216のゲート電極は第3のプログラム信号PGM
ABが入力され、その基板はドレイン電圧供給回路10
0の出力端子SLTに接続されている。この第3のプロ
グラム信号PGMABは、図4(f)に示すように、第
1のプログラム信号PGMYBが“L”レベル、あるい
はリセット信号RSTが“H”レベルの時に“L”レベ
ルとなる信号である。PMOSトランジスタ217のゲ
ート電極はノードN701及び自身のドレイン電極に接
続されており、その基板は自身のソース電極に接続され
ている。NMOSトランジスタ218のゲート電極に
は、電源電位Vcc1(例えば、4V)と接地電位Vs
sとの間に直列接続された抵抗R3及びR4によって分
圧された電圧が印加される。NMOSトランジスタ21
9のゲート電極はノードN701に接続に接続されてい
る。NMOSトランジスタ220のゲート電極には、第
3のプログラム信号PGMABがインバータ212を介
して入力される。抵抗R3と電源電位Vcc1との間に
はPMOSトランジスタ221が接続されており、PM
OSトランジスタ221のゲート電極には第3のプログ
ラム信号PGMABが入力される。
【0038】次に、以上のような書込回路を備えた本発
明の第2の実施の形態に係るROM回路において、例え
ばメモリセルMC22に対して“1”データを書き込む
場合の動作について、図4を参照しながら、書込回路7
00の動作を主として説明する。
【0039】図4は、図3に示されたROM回路におけ
る動作タイミングチャートである。MC22に対する
“1”データ書込み動作を開始する前においては、図4
(a)及び図4(b)に示すように、第1及び第2のプ
ログラム信号PGMYB及びPGMXBは共に“H”レ
ベルとなっており、第1の実施の形態の場合と同様に、
ワード線WL1〜WLmはいずれも選択されていない状
態であり、ドレイン電圧供給回路100の出力端子SL
Tには出力電位は現れない。また、書込回路700にお
いては、図4(g)に示すようにビット線プルアップ信
号BL−PULLが“L”レベルとなっているのでNM
OSトランジスタ214は非導通状態となっている。ま
た、第1のプログラム信号PGMYBが“H”レベルと
なっているのでNMOSトランジスタ205が非導通状
態となっており、それに伴ってノードN200が“L”
レベルとなるので、NMOSトランジスタ215も非導
通状態となる。従って、書込回路700の出力端子BL
Tには出力電位が現れない。
【0040】次に、図4(a)及び図4(b)に示すよ
うに、第1及び第2のプログラム信号PGMYB及びP
GMXBが“H”レベルから“L”レベルに変化し、メ
モリセルMC22に対する“1”データの書込み動作が
開始される場合のROM回路の動作について説明する。
【0041】まず、第2のプログラム信号PGMXBが
“H”レベルから“L”レベルに変化すると、図4
(h)に示すように、第1の実施の形態の場合と同様、
メモリセルMC22のコントロールゲート電極に接続さ
れたワード線WL2における電位が“L”レベル(4
V)から“H” レベル(8V)へと上昇していき、メ
モリセルMC22のドレイン電極に接続されたセレクト
線SL2におけるセレクト線選択トランジスタ602が
導通状態となる。ここで、第1のプログラム信号PGM
YBも“H”レベルから“L”レベルに変化するので、
第1の実施の形態の場合と同様、図2(i)に示すよう
に、セレクト線SL2における電位、つまり、“1”デ
ータを書き込む対象となっているメモリセルMC22の
ドレイン電極における電位が4.5Vに向けて上昇を開
始する。
【0042】一方、メモリセルMC22のソース電極に
接続されたビット線BL1が、列アドレスデコーダ40
0から出力されたビット線選択信号YB1がマルチプレ
クサ500に入力されることによって選択される。つま
り、書込回路700の出力端子BLTとメモリセルMC
22のソース電極とが電気的に接続可能な状態となる。
【0043】ここで、書込回路700における動作につ
いて説明する。書込み動作の開始時において、第4図
(b)に示すように、第1のプログラム信号PGMYB
が“L”レベルになると、NMOSトランジスタ205
が非導通状態になる。また、この時、図4(d)に示す
ように、データ信号DATAは“L”レベルとなってい
るので、NMOSトランジスタ207も非導通状態とな
る。従って、ラッチ回路201におけるインバータ21
0の出力端子及びインバータ211の入力端子の電位は
“H”レベル、インバータ210の入力端子及びインバ
ータ211の出力端子の電位、つまり、ノードN200
における電位は図4(e)に示すように“L”レベルと
なる。ノードN200における電位が“L”レベルの
時、NMOSトランジスタ215は非導通状態となる。
【0044】また、この時、図4(c)及び図4(f)
に示すように、リセット信号RST及び第3のプログラ
ム信号PGMABが共に“L”レベルとなっているた
め、NMOSトランジスタ213が非導通状態に、NM
OSトランジスタ220、PMOSトランジスタ216
及び221が導通状態となる。PMOSトランジスタ2
16及びNMOSトランジスタ220が導通状態になる
と、PMOSトランジスタ217のソース電極に対し
て、ドレイン電圧供給回路100の出力端子SLTにお
ける出力電圧からPMOSトランジスタ216の閾値電
圧を引いた分の電圧が印加され、一方、NMOSトラン
ジスタ219のソース電極における電位は接地電位Vs
sとなる。また、PMOSトランジスタ221が導通状
態になると、ノードN702において抵抗R3及びR4
によって分圧された電圧が現れ、この電圧がNMOSト
ランジスタ218のゲート電極に印加される。
【0045】これらの結果、PMOSトランジスタ21
7とNMOSトランジスタ218及び219が導通状態
となり、ノードN701において所望の電圧、つまり、
メモリセルMC22に“1”データを書き込むために必
要な電圧(例えば、3V)が現れる。この電圧は、ドレ
イン電圧供給回路100の出力端子SLTにおける出力
電圧からPMOSトランジスタ217の閾値電圧を引い
た分の電圧以下であり、また、NMOSトランジスタ2
18〜220、抵抗R1及びR2によって制御される電
圧でもある。そして、前述したように、メモリセルに対
して“1”データを書き込む場合には、データ信号DA
TAが“L”レベルに、第3のプログラム信号PGMA
Bが“L”レベルになるので、ビット線プルアップ信号
BL−PULLが“H”レベルとなり、NMOSトラン
ジスタ214が導通状態となる。その結果、前述したよ
うなメモリセルMC22に“1”データを書き込むため
に必要な電圧(3V)が、書込回路700の出力端子B
LTに現れる。すなわち、図4(i)に示すように、セ
レクト線SL2における電位、つまり、ドレイン電圧供
給回路100の出力端子SLTにおける電位が上昇する
と、書込回路700の出力端子BLTにおける電位もそ
の変化に追従して上昇していく。よって、メモリセルM
C22のソース電極における電位が3Vに向けて上昇し
始める。
【0046】以上のように、第1のプログラム信号PG
MYBが“H”レベルから“L”レベルに変化すると、
図4(h)に示すようにワード線WL2が8Vに向け
て、図4(i)に示すようにセレクト線SL2(メモリ
セルMC22のドレイン電極)における電位が4.5V
に向けて、ビット線BL1(メモリセルMC22のソー
ス電極)における電位が3Vに向けてそれぞれ上昇し始
め、メモリセルMC22に対する“1”データの書込み
動作が開始される。この時、上述したようにメモリセル
MC22のソース電極(ビット線BL1)における電位
は、ドレイン電極(セレクト線SL2)における電位に
追従しながら上昇していくので、図2(i)に示すよう
に、メモリセルMC22に対する“1”データの書込み
動作中に、メモリセルMC22のソース電極における電
位がそのドレイン電極における電位よりも大きくなった
り、両者の電位の差が大きくなり過ぎることを抑制する
ことができる。その結果、メモリセルMC22に対する
書込み動作に要する時間の増大を抑制しながら、メモリ
セルMC22に対する“1”データ書込動作中における
誤書込みを効果的に抑制することが可能となる。
【0047】次に、図4(a)及び図4(b)に示すよ
うに、第1及び第2のプログラム信号PGMYB及びP
GMXBが“L”レベルから“H”レベルに変化し、メ
モリセルMC22に対する“1”データの書込み動作が
終了する場合のROM回路の動作について説明する。
【0048】まず、第2のプログラム信号PGMXBが
“L”レベルから“H”レベルに変化すると、図2
(h)に示すように、ワード線WL2における電位が
“H”レベル(8V)から“L”レベル(4V)へと下
降し始める。一方で、第1のプログラム信号PGMYB
が“L”レベルから“H”レベルに変化した時のドレイ
ン電圧供給回路100及び書込回路700における動作
について以下に説明する。
【0049】ドレイン電圧供給回路100においては、
“H”レベルの第1のプログラム信号PGMYBによっ
てNMOSトランジスタ101が導通状態となる。それ
に伴い、NMOSトランジスタ103のゲート電極が接
地電位Vssとなり、NMOSトランジスタ103が非
導通状態となる。また、この時、“H”レベルの第1の
プログラム信号PGMYBによってNMOSトランジス
タ104が導通状態となるので、図2(i)に示すよう
に、4 5Vの電圧を出力していたドレイン電圧供給回
路100の出力端子SLTにおける電位が0V(接地電
位Vss)、つまり、“L”レベル(0V)に向けて下
降を開始する。
【0050】一方、書込回路700においては、“H”
レベルの第1のプログラム信号PGMYBによってラッ
チ回路201のNMOSトランジスタ205が導通状態
になり、ラッチ回路201の出力端子であるノードN2
00における電位は“L”レベルとなるが、これによっ
てNMOSトランジスタ215は非導通状態となるの
で、NMOSトランジスタ215を介して書込回路70
0の出力端子BLTが接地電位Vssとはならない。し
かし、この時、図4(c)に示すように、リセット信号
RSTは“H”レベルとなっているので、NMOSトラ
ンジスタ213が導通状態となる。また、ビット線プル
アップ信号BL−PULLが図4(g)に示すように
“H”レベルとなっているので、NMOSトランジスタ
214も導通状態となる。すなわち、ドレイン電圧供給
回路100の出力端子SLTが、書込回路700の出力
端子BLTと電気的に接続可能な状態となる。従って、
上述したようにドレイン電圧供給回路100の出力端子
SLT(メモリセルMC22のドレイン電極)における
電位が“L”レベルに向けて下降し始めると、図2
(i)に示すように、それに追従して書込回路700の
出力端子BLT(メモリセルMC22のソース電極)も
“L”レベルに向けて下降し始める。
【0051】従って、メモリセルMC22に対する
“1”データの書込み動作が終了した後において、メモ
リセルMC22のソース電極における電位がそのドレイ
ン電極における電位よりも大きくなったり、両者の電位
の差が大きくなり過ぎることを抑制することができる。
その結果、メモリセルMC22に対する“1”データ書込
み動作が終了した後、つまり、メモリセルMC22に対
してデータが正しく書き込まれているかどうかを確認す
るベリファイ動作に移行する際におけるデータの誤書込
みを効果的に抑制することが可能となる。
【0052】以上に説明したように、本発明の第2の実
施の形態における半導体記憶回路によれば、データを書
き込む対象となっているメモリセルに接続されたワード
線へ電圧を供給を開始すると共に、ドレイン電圧供給回
路100の出力端子SLTを、書込回路700の出力端
子BLTに対して、PMOSトランジスタ216及び2
17、あるいはNMOSトランジスタ213を介して電
気的に接続させるので、ROM回路のメモリセルを構成
するMOSトランジスタのソース電極に供給する電圧
を、そのドレイン電極に供給する電圧に追従して変化さ
せることができる。その結果、メモリセルに対するデー
タ書込み動作に関して、データ書込時間の増大を抑制し
ながら、メモリセルのソース電極に供給される電圧がそ
のドレイン電極に供給される電圧よりも大きくなること
による、あるいは、両者の電位の差が大きくなり過ぎる
ことによるメモリセルに対するデータの誤書込みを効果
的に抑制することができる。
【0053】
【発明の効果】本発明における半導体集積回路装置によ
れば、ROM回路内のメモリセルへのデータ書込み動作
を行う際に、データを書き込む対象となっているメモリ
セルに接続されたワード線に対して所定電圧の供給を開
始すると共に、メモリセルを構成するMOSトランジス
タの第1の電極に対して第1の電圧を供給し、かつMO
Sトランジスタの第2の電極に対しては第1の電圧の変
化に追従して変化する第2の電圧を供給するので、メモ
リセルの第2の電極に供給される第2の電圧が第1の電
極に供給される第1の電圧よりも大きくなること、ある
いは、両者の電圧の差が大きくなり過ぎることを抑制す
ることができる。その結果、メモリセルに対するデータ
書込み動作において、データ書込み動作に要する時間の
増大を抑制しながら、データ誤書込みを効果的に抑制す
ることできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る半導体記憶回
路の構成を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る半導体記憶回
路におけるタイミングチャートである。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る半導体記憶回
路における書込回路の構成を示す図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る半導体記憶回
路におけるタイミングチャートである。
【符号の説明】
10:メモリセルアレイ 100:ドレイン電圧供給回路 101〜104,202〜207,213〜215,2
18〜220:NMOSトランジスタ 200,700:書込回路 201:ラッチ回路 208,216,217,221:PMOSトランジス
タ 209〜212:インバータ 300:行アドレスデコーダ 400:列アドレスデコーダ 500:マルチプレクサ 601,602,…:セレクト線選択トランジスタ(N
MOSトランジスタ) PGMYB:第1のプログラム信号 PGMXB:第2のプログラム信号 PGMAB:第3のプログラム信号 RST:リセット信号 DATA:データ信号

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交互に配置された複数のセレクト線及び
    ビット線と、 前記セレクト線及び前記ビット線にほぼ直交して配置さ
    れた複数のワード線と、 前記セレクト線に接続された第1の電極と、前記ビット
    線に接続された第2の電極と、前記ワード線に接続され
    た制御電極を有した、メモリセルを構成する複数のMO
    Sトランジスタと、 前記第1の電極に対して第1の電圧を供給し、前記セレ
    クト線に接続された第1の電圧供給回路と、 前記第2の電極に対して前記第1の電圧の変化に追従し
    て変化する第2の電圧を供給し、前記ビット線及び前記
    セレクト線に接続された第2の電圧供給回路とを有する
    ことを特徴とする半導体記憶回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体記憶回路におい
    て、 前記第1の電圧供給回路は、第1のMOSトランジスタ
    を介して前記第2の電圧供給回路に接続されていること
    を特徴とする半導体記憶回路。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の半導体記憶回路は、 前記第1の電圧供給回路と前記第2の電圧供給回路との
    間に、前記第1のMOSトランジスタに並列に接続され
    た第2のMOSトランジスタを有することを特徴とする
    半導体記憶回路。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の半導体記憶回路におい
    て、 前記第1のMOSトランジスタは前記メモリセルに対し
    てデータの書込み動作の場合に導通状態となり、前記第
    2のMOSトランジスタは前記メモリセルに対する前記
    データの書込み動作が終了した後に導通状態となること
    を特徴とする半導体記憶回路。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の半導体記憶回路におい
    て、 前記第1及び第2の電極における電位を上昇させる場合
    には前記第1のMOSトランジスタが導通状態となり、
    前記第1及び第2の電極における電位を下降させる場合
    には前記第2のMOSトランジスタが導通状態となるこ
    とを特徴とする半導体記憶回路。
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