JP2002032918A - 光ディスク再生方法および光ディスク記録再生装置 - Google Patents

光ディスク再生方法および光ディスク記録再生装置

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JP2002032918A
JP2002032918A JP2000216243A JP2000216243A JP2002032918A JP 2002032918 A JP2002032918 A JP 2002032918A JP 2000216243 A JP2000216243 A JP 2000216243A JP 2000216243 A JP2000216243 A JP 2000216243A JP 2002032918 A JP2002032918 A JP 2002032918A
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signal
light receiving
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lpp
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JP2000216243A
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Ryuichi Sunakawa
隆一 砂川
Chikao Sekiguchi
慎生 関口
Hiroo Shimizu
宏郎 清水
Isao Matsuda
勲 松田
Hironobu Shimizu
洋信 清水
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Taiyo Yuden Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Yuden Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録後の光ディスクにおけるLPP信号、R
F信号間のクロストークを低減する。 【解決手段】 少なくともプリグルーブの接線方向と光
学的に平行な分割線で2分割された受光素子の各領域か
らの出力信号のプリグルーブに垂直な方向の差分信号で
あってLPP信号を担うプッシュプル信号を、かかる受
光素子の各領域から出力される信号の和であるRF信号
で除算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光記憶媒体にお
ける再生信号およびランドプリピット(LPP)信号間
のクロストークを低減する光ディスク再生方法および光
ディスク記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、盛んに開発が進められているDV
D−R(Digital Versatile Disc - Recordable)には、
所望の情報がピットとして記録されるプリグルーブ間の
ランド部(以下、ランドトラックと称す)に、予めアド
レス情報等が設定されたプリピット(以下、ランドプリ
ピット:LPPと称す)が記録されている。
【0003】また、プリグルーブは、DVD−Rの回転
制御に用いられる基準クロックに基づいた周波数でディ
スクの半径方向に微少量蛇行(ウォブリング)してお
り、DVD−Rの回転制御を行う際には、このウォブリ
ング周波数(ウォブル信号)を検出し、検出したウォブ
リング周波数が上記基準クロックの周波数と合致するよ
うに制御している。
【0004】さて、通常、レーザビームがDVD−Rの
記録面に形成するビームスポットのスポット径はプリグ
ルーブのグルーブ幅よりも大きいため、プリグルーブに
隣接するランドトラックにもかかるビームスポットの一
部が漏れ込む。
【0005】これにより、DVD−Rを照射するレーザ
ビームの反射光には、プリグルーブからの情報成分(以
下、RF信号と称す)と、プリグルーブの隣接ランドト
ラックに形成されたLPPからの情報成分(以下、LP
P信号と称す)とが含まれることとなる。
【0006】そこで、光ディスクに照射したレーザビー
ムの反射光を、少なくともプリグルーブの接線方向と光
学的に平行な分割線で2分割された受光素子にて受光
し、この受光素子の各領域からの出力信号のプリグルー
ブに垂直な方向の差分を演算し、この差分信号(プッシ
ュプル信号)を所定の閾値により2値化することによ
り、LPP信号が検出される。
【0007】なお、LPP信号は、ウォブル信号と所定
の位相関係をもって記録されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図3に示す
ように、LPPの真横のプリグルーブにピットが存在す
る場合、LPP信号に対してRF信号が雑音として作用
するため、LPP信号の振幅が減少してLPP信号を高
精度で検出することが困難となる場合が考えられる。
【0009】また、これとは逆に、RF信号に対してL
PP信号が雑音として作用し、プリグルーブに記録され
た情報を高精度で検出することが困難となる場合が考え
られる。
【0010】この発明は、上記の問題に鑑み、RF信
号、LPP信号間のクロストークを低減して、高密度に
記録された情報の再生を高精度かつ安定に実現し得る光
ディスク再生方法および光ディスク記録再生装置を提供
することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、この発明は、プリグルーブ間のランド部に予めア
ドレス等の各種情報が設定されたプリピットが形成され
ている光ディスクの所望のプリグルーブにレーザビーム
を照射し、前記レーザビームの前記光ディスクからの反
射光を少なくとも前記プリグルーブの接線方向と光学的
に平行な分割線で第1および第2の受光領域に2分割さ
れた受光素子にて受光し、前記第1および前記第2の受
光領域からそれぞれに出力される信号の差分信号を所定
の閾値と比較して前記プリピットに対応する情報を再生
し、前記第1および前記第2の受光領域から出力される
信号の和信号より前記プリグルーブに記録された情報を
再生する光ディスク再生方法において、前記プリピット
に対応する情報を再生する際には前記差分信号を前記和
信号で除算し、前記プリグルーブに記録された情報を再
生する際には前記和信号を前記差分信号で除算すること
を特徴とする。
【0012】また、この発明は、プリグルーブ間のラン
ド部に予めアドレス等の各種情報が設定されたプリピッ
トが形成されている光ディスクの所望のプリグルーブに
レーザビームを照射し、前記レーザビームの前記光ディ
スクからの反射光を少なくとも前記プリグルーブの接線
方向と光学的に平行な分割線で第1および第2の受光領
域に2分割された受光素子にて受光し、前記第1および
前記第2の受光領域からそれぞれに出力される信号の差
分信号を所定の閾値と比較して前記プリピットに対応す
る情報を再生し、前記第1および前記第2の受光領域か
ら出力される信号の和信号より前記プリグルーブに記録
された情報を再生する光ディスク記録再生装置におい
て、前記差分信号から前記和信号を除算する手段と、前
記和信号から前記差分信号を除算する手段とを具備する
ことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る光ディスク
再生方法および光ディスク記録再生装置の実施の形態を
添付図面を参照して詳細に説明する。
【0014】図1は、光ディスク記録再生装置の概略構
成を示したブロック図である。
【0015】図1において、光ディスク記録再生装置
は、光ピックアップ1、LPP信号補正回路21、RF
信号補正回路22、信号抽出回路3を少なくとも具備し
て構成される。
【0016】光ピックアップ11は、回転駆動された光
ディスク9の記録面に対して再生用レーザビームを照射
するとともに、照射した再生用レーザビームの上記記録
面からの反射光を、少なくとも光ディスク上のプリグル
ーブの接線方向に対して光学的に平行な分割線で第1及
び第2の受光領域に2分割されたフォトディテクタで受
光し、受光した反射光の光量に応じてこれら第1及び第
2の受光領域がそれぞれに出力する信号の差分を演算し
てプッシュプル信号(PP)を得、上記各受光領域がそ
れぞれに出力する信号の和を演算してRF信号を得る。
【0017】光ピックアップ11から出力されるプッシ
ュプル信号(PP)は、ウォブル信号(WO)、LPP
信号(LPP)、そしてトラッキングエラー信号が重畳
した復号信号であるが、ここでは、この発明の要旨を曖
昧にしないために、トラッキングエラー信号についての
説明は省略し、光ピックアップ11から出力されるプッ
シュプル信号(PP)は、ウォブル信号(WO)および
LPP信号(LPP)のみを担うものとする。
【0018】LPP信号補正回路21には、光ピックア
ップ11から出力されたプッシュプル信号(PP)およ
びRF信号(RF)が入力され、後述する方法により、
プッシュプル信号(PP)が担うLPP信号の振幅をR
F信号(RF)によって補正する。
【0019】LPP信号補正回路21から出力された信
号は、信号抽出回路3に入力され、ウォブル信号(W
O)とLPP信号(LPP)が抽出される。なお、抽出
されたウォブル信号(WO)は、光ディスク9を線速度
一定で回転させるための回転制御に用いられる。
【0020】信号抽出回路3から出力されたLPP信号
(LPP)は、図示しないCPU等の演算回路に入力さ
れてアドレス情報再生等に用いられるとともに、RF信
号補正回路22に入力される。
【0021】RF信号補正回路22では、入力されたR
F信号の振幅がLPP信号により補正され、光ディスク
9に記録された所望の情報の再生信号Sが出力される。
【0022】次に、この発明に係る光ディスク再生方法
の原理を説明する。
【0023】図2は、プッシュプル信号(PP)および
RF信号(RF)を示す図である。
【0024】上述したように、LPP信号はウォブル信
号と所定の位相関係をもって記録されており、通常は図
2(a)に示すように、ベースライン電圧となるウォブ
ル信号の最大振幅の位置にLPP信号が重畳するように
記録される。
【0025】したがって、このプッシュプル信号を所定
のスライスレベルで2値化することにより、LPP信号
が検出される。
【0026】さて、図3に示すように、LPPの真横の
グルーブにピットが存在する場合、LPP信号とRF信
号とが相互に干渉して、LPP信号の振幅およびRF信
号の振幅がそれぞれに減少する。
【0027】そこで、プッシュプル信号をRF信号で除
算すると、LPP信号の振幅が改善される。
【0028】つまり、図2において、例えばRF信号の
ランドに対応する部分の電圧を1V、ピットに対応する
部分の電圧を0.3Vとすると、このRF信号でプッシ
ュプル信号を除算することにより、RF信号のピット部
に対応する部分のプッシュプル信号が他の部分に対して
10/3(=3.33…)倍増幅されることになる。
【0029】したがって、RF信号の干渉によって振幅
が減少したLPP信号だけが増幅され、LPP信号の品
質が改善される。
【0030】同様の原理により、RF信号を上述の方法
により検出されたLPP信号で除算すると、RF信号の
振幅が改善する。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、プッシュプル信号をRF信号で除算することで、か
かるRF信号からのクロストークによって振幅の減少し
たLPP信号のみが増幅され、高精度にLPP信号を検
出することができる。
【0032】同様に、RF信号をLPP信号で除算する
ことで、かかるLPP信号からのクロストークによって
振幅の減少したRF信号のみが増幅され、精度の良い再
生信号を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる光ディスク記録再生装置の一
実施例の概略構成ブロック図である。
【図2】プッシュプル信号とRF信号との関係を示す図
である。
【図3】記録ピットおよびランドプリピットが形成され
た光ディスクの記録面の様子を示す図である。
【符号の説明】
3 号抽出回路 9 光ディスク 11 光ピックアップ 21 LPP信号補正回路 22 RF信号補正回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 宏郎 東京都台東区上野6丁目16番20号 太陽誘 電株式会社内 (72)発明者 松田 勲 東京都台東区上野6丁目16番20号 太陽誘 電株式会社内 (72)発明者 清水 洋信 東京都台東区上野6丁目16番20号 太陽誘 電株式会社内 Fターム(参考) 5D090 AA01 BB04 CC04 FF02 FF45 GG03 GG10 GG27 HH01 LL05 5D119 AA13 BA01 BB03 DA05 EA02 KA17

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリグルーブ間のランド部に予めアドレ
    ス等の各種情報が設定されたプリピットが形成されてい
    る光ディスクの所望のプリグルーブにレーザビームを照
    射し、前記レーザビームの前記光ディスクからの反射光
    を少なくとも前記プリグルーブの接線方向と光学的に平
    行な分割線で第1および第2の受光領域に2分割された
    受光素子にて受光し、前記第1および前記第2の受光領
    域からそれぞれに出力される信号の差分信号を所定の閾
    値と比較して前記プリピットに対応する情報を再生し、
    前記第1および前記第2の受光領域から出力される信号
    の和信号より前記プリグルーブに記録された情報を再生
    する光ディスク再生方法において、 前記プリピットに対応する情報を再生する際には前記差
    分信号を前記和信号で除算し、 前記プリグルーブに記録された情報を再生する際には前
    記和信号を前記差分信号で除算することを特徴とする光
    ディスク再生方法。
  2. 【請求項2】 プリグルーブ間のランド部に予めアドレ
    ス等の各種情報が設定されたプリピットが形成されてい
    る光ディスクの所望のプリグルーブにレーザビームを照
    射し、前記レーザビームの前記光ディスクからの反射光
    を少なくとも前記プリグルーブの接線方向と光学的に平
    行な分割線で第1および第2の受光領域に2分割された
    受光素子にて受光し、前記第1および前記第2の受光領
    域からそれぞれに出力される信号の差分信号を所定の閾
    値と比較して前記プリピットに対応する情報を再生し、
    前記第1および前記第2の受光領域から出力される信号
    の和信号より前記プリグルーブに記録された情報を再生
    する光ディスク記録再生装置において、 前記差分信号から前記和信号を除算する手段と、 前記和信号から前記差分信号を除算する手段とを具備す
    ることを特徴とする光ディスク記録再生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005244147A (ja) * 2004-01-29 2005-09-08 Kyocera Corp 発光装置およびその製造方法ならびに照明装置
WO2012096167A1 (ja) 2011-01-12 2012-07-19 パナソニック株式会社 光ディスクアレイ装置

Cited By (3)

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