JP2000021024A - 記録型光ディスク - Google Patents

記録型光ディスク

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JP2000021024A
JP2000021024A JP10189189A JP18918998A JP2000021024A JP 2000021024 A JP2000021024 A JP 2000021024A JP 10189189 A JP10189189 A JP 10189189A JP 18918998 A JP18918998 A JP 18918998A JP 2000021024 A JP2000021024 A JP 2000021024A
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Japan
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meandering
depth
preformatted
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JP10189189A
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Masahiko Nakayama
昌彦 中山
Hiroshi Koide
博 小出
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蛇行した案内溝を有する場合に、ウォブル信
号の品質を落とさずに、プリフォーマットしておくこと
ができる記録型光ディスクを提供する。 【解決手段】 書込み可能な案内溝Gを有する記録型光
ディスクにおいて、案内溝Gの深さdとは深さDを変え
て所定の情報、例えば、ランダムアクセスファイルシス
テムとするための情報、つまり、CD−UDF用の情報
を基板の射出成形時に予めプリフォーマットしておくこ
とで、案内溝G自身の役目を損なうことなく、ディスク
購入後、フォーマッティングを要せず、すぐにランダム
アクセス記録することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、書込み可能な案内
溝を有する記録型光ディスクに関する。
【0002】
【従来の技術】書込み可能なCD(Compact Disk)と
して、CD−R(CD−Recordable)が広く普及して
いる。このCD-Rは、1回だけ記録可能な記録膜が形
成されており、オレンジブックPart2と呼ばれる規格
で定義されている。記録膜は有機色素で、高パワーレー
ザによりピットを形成することで記録される。記録後は
再生専用のCDと完全互換となり、CDプレーヤやCD
−ROM装置で読取り可能とされている。
【0003】また、最近では何回も書換え可能なCD−
RW(CD−Rewritable)が普及しつつある。CD−
RWの記録方式は、相変化(Phase Change)と呼ばれ
る方式で、オレンジブックPart3と呼ばれる規格で定義
されている。CD−RWの反射率はCD及びCD−Rが
0.7以上であるのに対して0.2程度であるが、プレ
ーヤの再生特性の小変更、具体的には、AGC回路の追
加で再生可能になる。即ち、いわゆるマルチリード(M
ultiRead)と呼ばれる規格に基づいて開発された装置
でCD−RWの再生が可能となる。
【0004】これらの記録可能なCD、即ち、CD−R
やCD−RWに記録を行なう際には、用途に応じて様々
な方法がある。例えば、音楽CDを作成する際には音楽
CDに即したフォーマットで記録、CD−ROMを作成
するにはISO9660フォーマットに基づき記録を行なう
ようにしている。これらの記録方式は再生用のファイル
フォーマットとして以前から用いられてきたものである
が、記録可能なCD用のファイルフォーマットとしてC
D−UDF(Universal Disk Format)と呼ばれるラ
ンダムアクセスが可能なフォーマットが出現している。
特に、CD−RWにおいてCD−UDFの固定長パケッ
ト方式を用いると完全にランダムな書換えメディアとし
て扱うことができるため、汎用のリムーバブル補助記憶
装置用のメディアとして大きな期待が寄せられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、現在のCD
−UDFのフォーマットはCD−R、CD−RWを購入
したユーザが各自のパソコンとCD−R/RWドライブ
装置を用いて、ランダムアクセスファイルとして使うた
めのフォーマッティングを通常、1時間程度の長い時間
を要して行なう必要があり、より一層の普及を図る上で
妨げとなっている。
【0006】また、CD−R/RWの案内溝であるグル
ーブGは図11に示すように半径方向に微小量蛇行させ
て形成されている。Lはランドである。このように蛇行
したグルーブG(案内溝)から得られるプッシュプル信
号はウォブル信号と称される。このウォブル信号は光デ
ィスクを標準速度で回転させたとき、中心周波数が2
2.05kHz±1kHzでFM変調されている。この
中心周波数が22.05kHzとなるようにスピンドル
モータの回転を制御すると、丁度、レッドブックが規定
する線速度1.2m/s〜1.4m/sで回転するよう
になる。このFM変調により重畳されている情報はディ
スク上の絶対時間情報である。これは、CD−ROMで
はサブコードQチャンネルにエンコードされているが、
記録前のディスクではこの情報が得られないので、ウォ
ブル信号にエンコードされている。この手法をATIP
(Absolute Time In Pregroove)という。なお、A
TIPには時間情報以外に、Special Informationと
して、記録レーザパワー設定情報もエンコードされてい
る。このようなウォブル信号はCD−R/RWドライブ
装置にとって、正確に検出することが非常に難しい信号
として知られており、その対応策が要望されている。
【0007】そこで、本発明は、CD−UDFフォーマ
ットに従ったランダムアクセスファイルとするためフォ
ーマッティングをユーザに要求することがなくプリフォ
ーマットしておくことて、購入後、すぐにランダムアク
セス記録可能な記録型光ディスクを提供することを目的
とする。
【0008】さらには、本発明は、蛇行した案内溝を有
する場合に、ウォブル信号の品質を落とさずに、プリフ
ォーマットしておくことができる記録型光ディスクを提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
書込み可能な案内溝を有する記録型光ディスクにおい
て、前記案内溝の深さを変えて所定の情報がプリフォー
マットされている。従って、案内溝とは深さを変えて所
定の情報、例えば、請求項2記載の発明のように、ラン
ダムアクセスファイルシステムとするための情報、つま
り、CD−UDF用の情報を基板の射出成形時に予めプ
リフォーマットしておくことで、案内溝自身の役目を損
なうことなく、ディスク購入後、フォーマッティングを
要せず、すぐにランダムアクセス記録可能となる。
【0010】請求項3記載の発明は、書込み可能な蛇行
した案内溝を有する記録型光ディスクにおいて、前記案
内溝の深さを変えて所定の情報がプリフォーマットされ
ている。従って、案内溝とは深さを変えて所定の情報、
例えば、請求項4記載の発明のように、ランダムアクセ
スファイルシステムとするための情報、つまり、CD−
UDF用の情報を基板の射出成形時に予めプリフォーマ
ットしておくことで、案内溝自身の役目を損なうことな
く、ディスク購入後、フォーマッティングを要せず、す
ぐにランダムアクセス記録可能となる。
【0011】請求項5記載の発明は、請求項3又は4記
載の記録型光ディスクにおいて、蛇行した前記案内溝の
深さをd、記録するためのレーザ光の波長をλ、所定の
整数をnとしたとき、プリフォーマットされるピットの
深さDを、 D≒(0.25−d+0.5n)・λ とした。従って、蛇行した案内溝から得られるウォブル
信号の振幅とプリフォーマットされるピットから得られ
るウォブル信号の振幅とが略一致するので、ウォブル信
号の品質を落とさずに予めプリフォーマットしておけ
る。
【0012】請求項6記載の発明は、請求項3又は4記
載の記録型光ディスクにおいて、記録するためのレーザ
光の波長をλとしたとき、蛇行した前記案内溝の深さを
0.04〜0.07λ、プリフォーマットされるピット
の深さを0.18〜0.21λとした。従って、情報再
生信号、ウォブル信号、トラッキング信号、フォーカシ
ング信号等を何れも良好に検出できる。
【0013】請求項7記載の発明は、請求項3又は4記
載の記録型光ディスクにおいて、所定の情報がプリフォ
ーマットされる前記案内溝部分の蛇行量が、蛇行したこ
の案内溝から得られるウォブル信号の振幅を一定に維持
すように調整されている。従って、相変化型光ディスク
等の記録特性に合ったプリフォーマット信号にすること
ができる。例えば、相変化型光ディスクの再生信号が小
さいときにはプリフォーマット信号も小さくしておくこ
とで再生信号へのプリフォーマット信号のクロストーク
を抑えることができる。
【0014】請求項8記載の発明は、書込み可能な蛇行
した案内溝を有する記録型光ディスクにおいて、所定の
情報が前記案内溝とは別個に蛇行したピット列でプリフ
ォーマットされている。従って、案内溝とは別個に蛇行
したピット列で所定の情報、例えば、請求項9記載の発
明のように、ランダムアクセスファイルシステムとする
ための情報、つまり、CD−UDF用の情報を基板の射
出成形時に予めプリフォーマットしておくことで、案内
溝自身の役目を損なうことなく、ディスク購入後、フォ
ーマッティングを要せず、すぐにランダムアクセス記録
可能となる。
【0015】請求項10記載の発明は、請求項8又は9
記載の記録型光ディスクにおいて、記録するためのレー
ザ光の波長をλとしたとき、蛇行した前記案内溝の深さ
を0.03〜0.05λ、蛇行したピット列でプリフォ
ーマットされるピットの深さを0.09〜0.16λと
した。従って、蛇行した案内溝から得られるウォブル信
号の振幅とプリフォーマットされるピットから得られる
ウォブル信号の振幅とが略一致するので、ウォブル信号
の品質を落とさずに予めプリフォーマットしておけ、情
報再生信号、ウォブル信号、トラッキング信号、フォー
カシング信号等を何れも良好に検出できる。
【0016】請求項11記載の発明は、請求項8又は9
記載の記録型光ディスクにおいて、所定の情報が蛇行し
たピット列でプリフォーマットされるこのピット列部分
の蛇行量が、蛇行した前記案内溝から得られるウォブル
信号の振幅と変らないように調整されている。従って、
蛇行した案内溝から得られるウォブル信号の振幅とプリ
フォーマットされるピットから得られるウォブル信号の
振幅とが略一致するので、ウォブル信号の品質を落とさ
ずに予めプリフォーマットしておけ、相変化型光ディス
ク等の記録特性に合ったプリフォーマット信号にするこ
とができる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の第一の実施の形態を図1
ないし図5に基づいて説明する。図1は、記録可能なC
Dの記録トラックの構成を示す概念図である。記録可能
なCDの記録面には深さdの案内溝としてのグルーブG
が形成されている。1.6μmピッチのグルーブG間は
ランドLとされている。ここに、グルーブGは直線状で
あってもよいが、本実施の形態のグルーブGでは、蛇行
させて形成されている。さらに、ランダムアクセスファ
イルとして使うためのCD−UDF用のプリフォーマッ
ト情報が、グルーブG上においてその溝深さdとは異な
らせた深さDのプリフォーマットピットPとしてプリフ
ォーマットされている。ここに、本来は、ディスク上の
欠陥を検出して交代処理をするわけであるが、プリフォ
ーマットはディスク欠陥0(ゼロ)として行なうものと
する。最初からあった欠陥は実際の使用時に検出され
る。このようにディスク欠陥0としてプリフォーマット
を行なっても現実には欠陥が十分に少ないので、実用
上、問題はない。このようなプリフォーマットピットP
は基板の射出成形時に予めプリフォーマットされる。
【0018】従って、本実施の形態によれば、ユーザと
しては、ディスク購入後、CD−UDFフォーマットに
従ったランダムアクセスファイルとするため時間のかか
るフォーマッティングを行なうことなく、すぐにランダ
ムアクセス記録を行なうことができる。
【0019】ここで、図2にグルーブGの溝深さdとグ
ルーブGから得られるウォブル信号との関係を示す。例
えば、溝深さd=0.05λ(λ;記録するためのレー
ザ光の波長)のとき、ウォブル信号はピーク時に対して
0.59程度となる。そして、この溝深さdを深くして
もウォブル信号のレベル(振幅)を変えないためにはプ
リフォーマットピットPの溝深さDをD=0.2λとす
ればよいことがわかる。つまり、プリフォーマットピッ
トPの溝深さDは、 D≒(0.25−d+0.5n)・λ (n;整数) とすればよい。図2はn=0の場合を例示しており、n
=1とすれば、D=0.7λとなる。また、図2では溝
深さd=0.05λの場合を例示するが、dの値も適宜
所定値とすればよい。従って、蛇行したグルーブGから
得られるウォブル信号の振幅とプリフォーマットピット
Pから得られるウォブル信号の振幅とが略一致するの
で、ウォブル信号の品質を落とさずに予めプリフォーマ
ットしておける。
【0020】このような条件下での再生信号Rfの様子
を図3に示す。図3では、鏡面での反射光レベルを0,
反射光が最小の状態を1とし、Rf信号比を定義してい
る。溝深さd=0.05λのときには再生信号Rfに関
して0.31程度反射光が減少するが、プリフォーマッ
トピットPの溝深さD=0.2λ部分では0.95反射
光が減少するので、プリフォーマット情報を記録でき
る。
【0021】ここで、最適値について検討する。現在、
CD−RWディスクのグルーブGの溝深さdは0.04
〜0.07λなる範囲で製造されている。この値は、情
報再生信号、ウォブル信号、トラッキング信号、フォー
カシング信号等の信号を得る上で最適値とされている
(図4及び図5参照)。従って、プリフォーマットピッ
トPの深さDとしては、溝深さdに対応させて、D=
0.18〜0.21λなる範囲に設定すれば、情報再生
信号、ウォブル信号、トラッキング信号、フォーカシン
グ信号等を何れも良好に検出できることが分かる。
【0022】本発明の第二の実施の形態を図6ないし図
8に基づいて説明する。第一の実施の形態では、ウォブ
ル信号のレベルをグルーブG部分とプリフォーマットピ
ットP部分とで合せるようにしたが、本実施の形態で
は、所望の再生信号Rfを得た上でウォブル信号のレベ
ルをグルーブG部分とプリフォーマットピットP部分と
で合せるようにしたものである。
【0023】例えば、図6に示すように、溝深さd=
0.05λとし、プリフォーマットピットPからのRf
信号振幅比を0.7程度にしたい場合、プリフォーマッ
トピットPの深さDはD=0.125λ程度となる。こ
のとき、図7に示すように、溝深さd=0.05λのと
きにはウォブル信号比は0.59程度であるが、D=
0.125λのときのウォブル信号比は1程度である。
ここに、D=0.125λなるプリフォーマットピット
P部分でのウォブル信号比を0.59程度とするために
は、図8に示すように、グルーブGの蛇行量を破線で示
すように通常よりも小さくすればよい。プリフォーマッ
トピットPが形成されたプリフォーマット部でのピット
Pが占める割合を図示の如く0.5程度とすると、蛇行
量は、溝深さdなるグルーブG部分に対して、 (グルーブGのウォブル信号比)÷(ピットP部分での
ウォブル信号比×プリフォーマット部でのピットPが占
める割合+グルーブGのウォブル信号比×グルーブGの
割合)倍 すればよい。つまり、上例では、0.59÷(1×0.
5+0.59×0.5)=0.74倍にすればよい。
【0024】従って、本実施の形態によれば、相変化型
光ディスク等の記録特性に合ったプリフォーマット信号
にすることができる。例えば、相変化型光ディスクの再
生信号が小さいときにはプリフォーマット信号も小さく
しておくことで再生信号へのプリフォーマット信号のク
ロストークを抑えることができる。
【0025】本発明の第三の実施の形態を図9及び図1
1に基づいて説明する。本実施の形態においても、図9
に示すように、記録可能なCDの記録面には深さdの案
内溝としてのグルーブGが形成されている。さらに、ラ
ンダムアクセスファイルとして使うためのCD−UDF
用のプリフォーマット情報が、溝深さdとは異ならせた
深さDのプリフォーマットピットPによるピット列とし
てグルーブGとは別個にプリフォーマットされている。
即ち、基本的には前述した第一、二の実施の形態の場合
と同様であるが、プリフォーマット部においてピットP
間にグルーブGがない点が異なる。
【0026】ここに、本実施の形態のようにピットP間
のグルーブGを省いた構造にあっては、ウォブル信号の
レベルをプリフォーマット部とグルーブ部とで合せるた
めには、プリフォーマットピットP自体から出るウォブ
ル信号比をグルーブGから出るウォブル信号比の略2倍
にする必要がある。このためには、例えば、図10に示
すように、蛇行したグルーブGの溝深さdをd=0.0
3〜0.05λとし、蛇行したピット列でプリフォーマ
ットされるピットPの深さDをD=0.09〜0.16
λとすればよいことが分かる。
【0027】ところで、現在、CD−RWディスクのグ
ルーブGの溝深さdは前述したように0.04〜0.0
7λなる範囲で製造されている。このような状況下に、
どうしてもd=0.05〜0.07λにしたいときに
は、プリフォーマットピットP部分の蛇行量を大きめに
することで対応可能となる。
【0028】
【発明の効果】請求項1及び2記載の発明によれば、案
内溝とは深さを変えて所定の情報、例えば、ランダムア
クセスファイルシステムとするための情報、つまり、C
D−UDF用の情報が基板の射出成形時に予めプリフォ
ーマットされているので、案内溝自身の役目を損なうこ
となく、ディスク購入後、フォーマッティングを要せ
ず、すぐにランダムアクセス記録可能にすることができ
る。
【0029】請求項3及び4記載の発明によれば、案内
溝とは深さを変えて所定の情報、例えば、ランダムアク
セスファイルシステムとするための情報、つまり、CD
−UDF用の情報が基板の射出成形時に予めプリフォー
マットされているので、案内溝自身の役目を損なうこと
なく、ディスク購入後、フォーマッティングを要せず、
すぐにランダムアクセス記録可能にすることができる。
【0030】請求項5記載の発明によれば、蛇行した案
内溝から得られるウォブル信号の振幅とプリフォーマッ
トされるピットから得られるウォブル信号の振幅とが略
一致するので、ウォブル信号の品質を落とさずに予めプ
リフォーマットしておける。
【0031】請求項6記載の発明によれば、情報再生信
号、ウォブル信号、トラッキング信号、フォーカシング
信号等を何れも良好に検出することができる。
【0032】請求項7記載の発明によれば、相変化型光
ディスク等の記録特性に合ったプリフォーマット信号に
することができ、例えば、相変化型光ディスクの再生信
号が小さいときにはプリフォーマット信号も小さくして
おくことで再生信号へのプリフォーマット信号のクロス
トークを抑えることができる。
【0033】請求項8及び9記載の発明によれば、案内
溝とは別個に蛇行したピット列で所定の情報、例えば、
ランダムアクセスファイルシステムとするための情報、
つまり、CD−UDF用の情報が基板の射出成形時に予
めプリフォーマットされているので、案内溝自身の役目
を損なうことなく、ディスク購入後、フォーマッティン
グを要せず、すぐにランダムアクセス記録可能にするこ
とができる。
【0034】請求項10記載の発明によれば、蛇行した
案内溝から得られるウォブル信号の振幅とプリフォーマ
ットされるピットから得られるウォブル信号の振幅とが
略一致するので、ウォブル信号の品質を落とさずに予め
プリフォーマットしておくことができ、情報再生信号、
ウォブル信号、トラッキング信号、フォーカシング信号
等を何れも良好に検出することができる。
【0035】請求項11記載の発明によれば、蛇行した
案内溝から得られるウォブル信号の振幅とプリフォーマ
ットされるピットから得られるウォブル信号の振幅とが
略一致するので、ウォブル信号の品質を落とさずに予め
プリフォーマットしておくことができ、相変化型光ディ
スク等の記録特性に合ったプリフォーマット信号にする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態を示す光ディスクの
記録トラックの概念図である。
【図2】溝深さとウォブル信号比との関係を示す特性図
である。
【図3】溝深さとRf信号比との関係を示す特性図であ
る。
【図4】溝深さとウォブル信号比との関係を示す特性図
である。
【図5】溝深さとRf信号比との関係を示す特性図であ
る。
【図6】本発明の第二の実施の形態を示す溝深さとRf
信号比との関係を示す特性図である。
【図7】溝深さとウォブル信号比との関係を示す特性図
である。
【図8】光ディスクの記録トラックを示す概念図であ
る。
【図9】本発明の第三の実施の形態を示す光ディスクの
記録トラックの概念図である。
【図10】溝深さとウォブル信号比との関係を示す特性
図である。
【図11】一般的な光ディスクの記録トラックの概念図
である。
【符号の説明】
G 案内溝 P プリフォーマットピット d 案内溝の深さ D ピットの深さ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 書込み可能な案内溝を有する記録型光デ
    ィスクにおいて、前記案内溝の深さを変えて所定の情報
    がプリフォーマットされていることを特徴とする記録型
    光ディスク。
  2. 【請求項2】 プリフォーマットされる所定の情報は、
    ランダムアクセスファイルシステムとするための情報で
    あることを特徴とする請求項1記載の記録型光ディス
    ク。
  3. 【請求項3】 書込み可能な蛇行した案内溝を有する記
    録型光ディスクにおいて、前記案内溝の深さを変えて所
    定の情報がプリフォーマットされていることを特徴とす
    る記録型光ディスク。
  4. 【請求項4】 プリフォーマットされる所定の情報は、
    ランダムアクセスファイルシステムとするための情報で
    あることを特徴とする請求項3記載の記録型光ディス
    ク。
  5. 【請求項5】 蛇行した前記案内溝の深さをd、記録す
    るためのレーザ光の波長をλ、所定の整数をnとしたと
    き、プリフォーマットされるピットの深さDを、 D≒(0.25−d+0.5n)・λ としたことを特徴とする請求項3又は4記載の記録型光
    ディスク。
  6. 【請求項6】 記録するためのレーザ光の波長をλとし
    たとき、蛇行した前記案内溝の深さを0.04〜0.0
    7λ、プリフォーマットされるピットの深さを0.18
    〜0.21λとしたことを特徴とする請求項3又は4記
    載の記録型光ディスク。
  7. 【請求項7】 所定の情報がプリフォーマットされる前
    記案内溝部分の蛇行量が、蛇行したこの案内溝から得ら
    れるウォブル信号の振幅を一定に維持すように調整され
    ていることを特徴とする請求項3又は4記載の記録型光
    ディスク。
  8. 【請求項8】 書込み可能な蛇行した案内溝を有する記
    録型光ディスクにおいて、所定の情報が前記案内溝とは
    別個に蛇行したピット列でプリフォーマットされている
    ことを特徴とする記録型光ディスク。
  9. 【請求項9】 蛇行したピット列でプリフォーマットさ
    れる所定の情報は、ランダムアクセスファイルシステム
    とするための情報であることを特徴とする請求項8記載
    の記録型光ディスク。
  10. 【請求項10】 記録するためのレーザ光の波長をλと
    したとき、蛇行した前記案内溝の深さを0.03〜0.
    05λ、蛇行したピット列でプリフォーマットされるピ
    ットの深さを0.09〜0.16λとしたことを特徴と
    する請求項8又は9記載の記録型光ディスク。
  11. 【請求項11】 所定の情報が蛇行したピット列でプリ
    フォーマットされるこのピット列部分の蛇行量が、蛇行
    した前記案内溝から得られるウォブル信号の振幅と変ら
    ないように調整されていることを特徴とする請求項8又
    は9記載の記録型光ディスク。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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