JP4265224B2 - 光ディスク装置とウォブル信号検出回路及びウォブル信号検出方法 - Google Patents

光ディスク装置とウォブル信号検出回路及びウォブル信号検出方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば蛇行された案内溝(ウォブリンググルーブ)などとしてのウォブリングトラックを有するディスク状記録媒体に対して記録又は再生を行う光ディスク装置、光ディスク装置に搭載されるウォブル信号検出回路、及びウォブル信号検出方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
デジタルデータを記録・再生するための技術として、例えば、CD(Compact Disk),MD(Mini-Disk),DVD(Digital Versatile Disk)などの、光ディスク(光磁気ディスクを含む)を記録メディアに用いたデータ記録再生技術がある。
これら光ディスクとしては、例えばCD、CD−ROM、DVD−ROMなどとして知られているように再生専用タイプのものと、MD、CD−R、CD−RW、DVD−R、DVD−RW、DVD+RW、DVD−RAMなどで知られているようにユーザーデータが記録可能なタイプがある。記録可能タイプのものは、光磁気記録方式、相変化記録方式、色素膜変化記録方式などが利用されることで、データが記録可能とされる。色素膜変化記録方式はライトワンス記録方式とも呼ばれ、一度だけデータ記録が可能で書換不能であるため、データ保存用途などに好適とされる。一方、光磁気記録方式や相変化記録方式は、データの書換が可能であり音楽、映像、ゲーム、アプリケーションプログラム等の各種コンテンツデータの記録を始めとして各種用途に利用される。
更に近年、ブルーレイディスク(Blu-ray Disc)と呼ばれる高密度光ディスクが開発され、著しい大容量化が図られている。
【0003】
このBlu-ray Discのような高密度ディスクについては、ディスク厚み方向に0.1mmのカバー層を有するディスク構造において、波長405nmのレーザ(いわゆる青色レーザ)とNAが0.85の対物レンズの組み合わせという条件下でフェーズチェンジマーク(相変化マーク)を記録再生を行うとし、トラックピッチ0.32μm、線密度0.12μm/bitで、64KB(キロバイト)のデータブロックを1つの記録再生単位として、フォーマット効率約82%としたとき、直系12cmのディスクに23.3GB(ギガバイト)程度の容量を記録再生できる。
また、同様のフォーマットで、線密度を0.112μm/bitの密度とすると、25GBの容量を記録再生できる。
さらに、記録層を多層構造とすることでさらに飛躍的な大容量化が実現でき、例えば記録層を2層とすることにより、容量は上記の2倍である46.6GB、又は50GBとすることができる。
【0004】
ところで、これら光ディスクにおいて、特に記録可能なディスクにおいては、ディスク上にウォブリンググルーブが形成されているものが多い。
例えばディスク上にスパイラル状にグルーブ(溝)が形成され、このグルーブが記録再生トラックとされる。なお、グルーブとグルーブの間のランドが記録再生トラックとされる場合もあるし、グルーブとランドの両方が記録再生トラックとされる場合もある。
そして、グルーブがアドレス情報等によって変調された波形により蛇行(ウォブリング)されていることで、ディスクに対する記録又は再生時には、ウォブリンググルーブによって記録されている情報をデコードして、アドレスその他の情報を得ることができる。
ウォブリンググルーブによる情報のデコードに関する技術は、例えば次の文献等に記載されている。
【0005】
【特許文献1】
特開平11−45519号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
光ディスクのトラックにおいては、ピットマークによるデータと、ウォブリンググルーブによる情報(ウォブル情報)が記録されていることになるが、これらの情報は、光ディスク記録再生装置において、光ピックアップ内のフォトディテクタで得られる反射光情報から再生する。
例えばフォトディテクタとしては、図4のような2分割ディテクタが設けられる。2つの受光面をI、Jとする。受光面I,Jで得られる受光信号をSI,SJとする。
【0007】
データ再生のためのRF信号に相当する反射光成分は、各受光面I,Jからの信号SI,SJに同相状態であらわれる。従って、SI+SJの演算により、再生RF信号を得ることができ、この再生RF信号に対するデコード処理により、再生データを得ることができる。
一方、ウォブル信号に相当する反射光成分は、各受光面I,Jからの信号SI,SJに逆相状態であらわれる。従って、信号SI、SJを逆相で混合することで再生RF信号成分を抑圧し、ウォブル信号成分のみを抽出することができる。そして、そのようにして得たウォブル信号に対するデコード処理により、ウォブリングによるアドレス情報等を得ることができる。
【0008】
例えば信号SI、SJの振幅をそれぞれ50%ずつの比率として混合する(即ちSI−SJの演算に相当する処理)を行うことで、RF信号成分が最も抑圧されたウォブル信号を得ることができる。
但し、これは信号SI、SJの振幅レベルが同じであることを前提とする。
通常は、図4のようなフォトディテクタから得られる信号SI,SJは、各受光面I,Jの出力レベルの不整合や、ピックアップ内の光学系に起因する受光位置のずれ、或いはビームスポットのトラッキングの揺らぎなど、多様な原因により振幅レベルが異なる。
このため、信号SI,SJのレベルを50%づつ混合しただけでは、その混合信号であるウォブル信号には、RF信号成分が、信号SI,SJの振幅の差分だけ混入してしまう。これによりウォブル信号のS/Nは著しく悪化する。
【0009】
そこで従来では、信号SI,SJのそれぞれに対してAGC回路を用いて信号レベルを同じにし、その後、50%の比率で混合する手法が用いられた。
しかしながら、AGC回路を用いる方式では次のような問題点があった。
【0010】
まず、AGC回路の出力振幅が全く同じでないと混合後にRF信号成分が残存するため、制定後の振幅に対する要求スペックが非常に厳しい。
またAGC回路は、入力される信号SI,SJを全て一定のレベルに制定する必要があるため、AGC回路でカバーしなければならないゲイン幅が非常に大きくなる。
これらのことからAGC回路としては高性能のものが要求され、設計の困難化やコストアップを招く。
また、2つのAGC回路の時定数が通常かなり大きいため、集積回路などに実装する場合には、内蔵する容量が大きくなり、チップ上の面積が大きくなるため非常にコストアップする。また、外付け容量を使用する場合では、端子、パッドなどが必要となり、同様にコストアップが生ずる。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明はこのような問題に鑑みてなされたもので、RF信号成分を適切に抑圧したウォブル信号が、容易に得られるようにすることを目的とする。
【0012】
このために本発明では、ウォブリングされたトラックが形成されたディスク状記録媒体に記録されたデータを再生するため、上記ディスク状記録媒体からの反射光に応じて上記ウォブリングにかかる振幅成分を含む第1及び第2の信号を検出する信号検出手段と、上記第1の信号を増幅する第1の可変利得手段と、上記第2の信号を増幅する第2の可変利得手段と、上記第1及び第2の可変利得手段から出力された信号を第1の比率で混合して出力する混合手段と、上記混合手段から出力される信号から上記ウォブリングに応じたウォブル信号を検出するウォブル信号検出手段とを備えた光ディスク装置であって、上記混合手段から出力される上記第1及び第2の信号を第1の比率を中心として対称関係の第2,第3の比率の混合信号の振幅比較を行いその両混合信号の差分がゼロとなるように、上記第1及び第2の可変利得手段の利得を利得比がk:(1−k)(0≦k≦1)となるよう制御する利得制御手段を備えるようにする。
【0013】
本発明のウォブル信号検出回路は、ウォブリングされたトラックが形成されたディスク状記録媒体からの反射光に応じて生成され、上記ウォブリングにかかる振幅成分を含む第1及び第2の信号をそれぞれ増幅する第1及び第2の可変利得手段と、上記第1及び第2の可変利得手段から出力された信号を第1の比率で混合して出力する混合手段と、上記混合手段から出力される信号から上記ウォブリングに応じたウォブル信号を検出するウォブル信号検出手段とを備えたウォブル信号検出回路であって、上記混合手段から出力される上記第1及び第2の信号を第1の比率を中心として対称関係の第2,第3の比率の混合信号の振幅比較を行いその両混合信号の差分がゼロとなるように、上記第1及び第2の可変利得手段の利得を利得比がk:(1−k)(0≦k≦1)となるよう制御する利得制御手段を備える。
【0014】
本発明のウォブル信号検出方法は、ウォブリングされたトラックが形成されたディスク状記録媒体からの反射光に応じて、上記ウォブリングにかかる振幅成分を含む第1及び第2の信号を生成するステップと、上記第1及び第2の信号をそれぞれ増幅するステップと、増幅された上記第1及び第2の信号を第1の比率で混合するステップと、混合された信号から上記ウォブリングに応じたウォブル信号を検出するステップとを有するウォブル信号検出方法であって、上記混合するステップにより出力される上記第1及び第2の信号を第1の比率を中心として対称関係の第2,第3の比率の混合信号の振幅比較を行いその両混合信号の差分がゼロとなるように、上記第1及び第2の信号をそれぞれ増幅するステップにおける利得を利得比がk:(1−k)(0≦k≦1)となるよう制御するステップを有する。
【0015】
以上の本発明によれば、ウォブリングにかかる振幅成分を含む第1の信号(SI)と第2の信号(SJ)のそれぞれに対して利得を与える際に、その利得を可変制御可能とする。そして、所定の第1の比率、例えば50%づつの比率で混合した信号が、ウォブル情報のデコード処理に供される信号振幅として最適化されるように、つまりRF信号振幅成分が最も抑圧された状態となるように、第1の信号(SI)と第2の信号(SJ)に与える各利得を利得比がk:(1−k)(0≦k≦1)となるよう制御するものである。
即ち利得制御に関しては、例えば第1の比率50%を中心として対称関係の第2,第3の比率の混合信号(例えば一方の信号から見た比率で40%と60%の各混合信号)の振幅比較を行い、その差分がゼロとなるように調整する。つまり本来同等であるべき信号の振幅が、同等となるように利得調整する。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態の光ディスク装置について説明する。この実施の形態の光ディスク装置は、例えばCD、DVD、ブルーレイディスクなどの範疇の光ディスクであって、ディスク上に蛇行案内溝(ウォブリンググルーブ)が形成されたディスクに対応して記録、再生を行うことのできる装置として実現できる。
【0017】
図1に本実施の形態の光ディスク装置1の構成例を示す。
光ディスク装置1には、ウォブリンググルーブが設けられた光ディスク11が装填される。光ディスク11は、スピンドルモータ20によって回転される。
そして光学ピックアップ12によってディスク11上のデータ、即ち相変化ピットマーク、色素変化ピットマーク、或いはエンボスピット等により記録されたデータの読出が行われる。
また、グルーブトラックのウォブリングとして埋め込まれたアドレス情報(ADIP情報)やディスク管理情報等の読み出しがおこなわれる。
また書込可能なディスクに対する記録時には光学ピックアップ12によってグルーブトラックにデータがフェイズチェンジマーク等として記録される。
【0018】
ピックアップ12内には、レーザ光源となるレーザダイオードや、反射光を検出するためのフォトディテクタ、レーザ光の出力端となる対物レンズ、レーザ光を対物レンズを介してディスク記録面に照射し、またその反射光をフォトディテクタに導く光学系が形成される。
【0019】
ピックアップ12内において対物レンズは二軸機構によってトラッキング方向及びフォーカス方向に移動可能に保持されている。
またピックアップ12全体はスレッド機構によりディスク半径方向に移動可能とされている。
またピックアップ12におけるレーザダイオードはレーザドライバ24からのドライブ信号(ドライブ電流)によってレーザ発光駆動される。
【0020】
ディスク11からの反射光情報はフォトディテクタによって検出され、受光光量に応じた電気信号とされてマトリクスアンプ13に供給される。
マトリクスアンプ13には、フォトディテクタとしての複数の受光素子からの出力電流に対応して電流電圧変換回路、マトリクス演算/増幅回路等を備え、マトリクス演算処理により必要な信号を生成する。
例えば再生データに相当する再生RF信号(再生データ信号)、サーボ制御のためのフォーカスエラー信号、トラッキングエラー信号などを生成する。
さらに、グルーブのウォブリングに係る信号、即ちウォブリングを検出する信号として後述する信号SI,SJを出力する。
なお、マトリクスアンプ13は、ピックアップ12内に形成される場合もある。
【0021】
マトリクスアンプ13で生成されたフォーカスエラー信号およびトラッキングエラー信号はサーボ処理部21に送出され、これらの信号等によってサーボ処理部21は、光学ピックアップ12の2軸機構およびスレッド機構の駆動制御を行う。
【0022】
ディスク11からのデータ再生時においては、マトリクスアンプ13で得られた再生RF信号は2値化回路14で2値化され、光ディスク11からの再生データとしての2値信号が生成される。またPLL処理により、再生データに同期した再生クロックが生成される。
2値信号及び再生クロックは記録再生処理部22に供給され、記録再生処理部22において、EFM変調、EFM+変調、RLL(1,7)変調など、ディスク11の種別に応じた変調方式に対する復調処理やエラー訂正処理が行われる。さらに、オーディオ信号やコンピュータのプログラム等の所定のデータ形式に変換される。
なお、これらのデコード処理の際には、再生クロックが処理基準クロックとして用いられる。
【0023】
また、記録再生処理部22では、再生データから、光ディスク11の再生位置の絶対情報を示す物理アドレス信号が抽出される。アドレス信号は制御CPU19に供給され、各種制御に用いられる。また回転制御信号生成部15は再生クロックやアドレス信号から、スピンドルモータ20の回転を制御するための回転制御信号を生成する。
【0024】
入出力インタフェース23は、記録再生処理部22でデコード処理された再生データを、例えばSCSI形式、USB形式、IEEE1394形式等の所定の伝送形式に変換し、外部装置であるホストコンピュータ30等に伝送する。また、入出力インタフェース23は、ホストコンピュータ30等からの制御命令や読み出しファイル情報等を受信し、制御CPU19に供給する。
【0025】
データ書込可能なディスクに対する記録時には、ホストコンピュータ30から記録データが転送されてくるが、その記録データは入出力インターフェース23を介して記録再生処理部22に供給される。
記録再生処理部22では、記録データのエンコード処理として、エラー訂正コード付加や、サブコード等の付加を行う。さらにEFM変調、EFM+変調、RLL(1,7)変調など、ディスク11の種別に応じた変調処理が行われる。
なお、記録時においてこれらのエンコード処理のための基準クロックとなるエンコードクロックは、後述するウォブル信号復調部16で生成されるウォブルクロックWCKが用いられる。
【0026】
エンコード処理により生成された記録データは、レーザドライバ24に供給される。そして記録層の特性、レーザー光のスポット形状、記録線速度等に対する最適記録パワーの微調整やレーザドライブパルス波形の調整などが行われたうえでレーザドライブパルスとして出力される。レーザドライバ24からのレーザドライブパルスはピックアップ12内のレーザダイオードに与えられ、レーザ発光駆動が行なわれる。これによりディスク1に記録データに応じたピットマーク(フェイズチェンジマーク等)が形成されることになる。
【0027】
なお、レーザドライバ24は、いわゆるAPC回路(Auto Power Control)を備え、ピックアップ12内に設けられたレーザパワーのモニタ用ディテクタの出力によりレーザ出力パワーをモニターしながらレーザーの出力が温度などによらず一定になるように制御する。記録時及び再生時のレーザー出力の目標値は制御CPU19から与えられ、記録時及び再生時にはそれぞれレーザ出力レベルが、その目標値になるように制御する。
【0028】
記録時及び再生時において、マトリクスアンプ13からウォブリングに係る信号として出力される信号SI、SJは、ウォブル信号復調部16に供給される。ウォブル信号復調部16の詳しい構成については後述するが、信号SI,SJからウォブル変調成分に含まれる光ディスク11の物理アドレス信号(ATIP)を復調し、またウォブルに同期したウォブルクロックWCKを生成する。復調されたアドレス情報は制御CPU19に供給され、各種制御に用いられる。
回転制御信号生成部17はウォブルクロックWCKを基に、スピンドルモータ20の回転を制御するための回転制御信号を生成する。
【0029】
出力切り換え部18は、回転制御信号生成部15、17の2系統で生成された回転制御信号を切り換えて、サーボ処理部21に出力する。
例えば再生時には回転制御信号生成部15からの回転制御信号を選択し、記録時には回転制御信号生成部17からの回転制御信号を選択する。
サーボ処理部21は、供給された回転制御信号に基づいて、光ディスク11を線速度一定又は角速度一定で回転駆動するように、スピンドルモータ20を制御する。
【0030】
制御CPU19は、入出力インタフェース23を介してホストコンピュータ30等からの制御信号を受け取り、記録再生処理部22やサーボ処理部21を制御する。例えば、記録再生処理部22でのエラー訂正処理のモニタリングや、スピンドルモータ20の回転駆動開始および停止の制御等を行う。
また、制御CPU19は、ウォブル信号復調部16でATIP信号が生成されたことを検知すると、光ディスク11が記録可能な光ディスクであると判断し、出力切り換え部18の出力を、ウォブル信号から生成された回転制御信号生成部17からの回転制御信号に切り換える指示を出力する。この後、ホストコンピュータ30等から光ディスク11の再生あるいは記録の指示が発せられた場合は、ウォブル信号から生成された回転制御信号に基づいて、サーボ処理部21の制御によってスピンドルモータ20が回転される。また制御CPU19はサーボ処理部21に指示を出し、スレッド機構や二軸機構の動作による所定アドレスへのアクセスを実行させる。
【0031】
続いて図2、図3により、ウォブル信号復調部16の構成及び動作を説明する。
光学ピックアップ12内のフォトディテクタとしては、採用されるサーボ方式や当該する光ディスク装置1が対応する光ディスク種別により、各種のディテクタパターンが知られているが、この例では、光学ピックアップ12内に設けられる1又は複数のフォトディテクタの1つとして、図4により説明したような2分割ディテクタが設けられているとする。
この場合、ウォブリンググルーブに係る信号は、受光面I,Jからの信号SI,SJとなる。
なお、ウォブリンググルーブに係る信号は、基本的には、トラック線方向に相当する方向に受光面が分割されたフォトディテクタのプッシュプル信号として得られるものであり、図4のような2分割ディテクタが設けられない場合でも、等価的に同様の信号を得ることのできるディテクタパターンが形成されるものであり、結果的にウォブリンググルーブに係る信号として、以下に説明する信号SI,SJが得られるようにされるものである。従って、図2のウォブル信号復調部16の構成は、搭載されるフォトディテクタの受光パターンに左右されるものではない。
【0032】
図4を用いて上述したように、ウォブル信号に相当する反射光成分は、各受光面I,Jからの信号SI,SJに逆相状態であらわれる。従って、信号SI、SJを逆相で混合することで再生RF信号成分を抑圧し、ウォブル信号成分のみを抽出することができる。
【0033】
まず、上述した振幅変動要因を無視して、信号SI,SJの振幅レベルが同じ大きさであると仮定する。再生RF信号の振幅をVrf、ウォブル信号の振幅をVwoとすると、信号SI,SJはそれぞれ次のようにあらわされる。
SI= Vrf*sin(w1*t)+Vwo*sin(w2*t)
SJ= Vrf*sin(w1*t)−Vwo*sin(w2*t)
なお、(w1*t)はRF信号の周波数、(w2*t)はウォブル信号の周波数を示している。
【0034】
ここで、信号SI,SJを50%づつ混合し、引き算した場合には、
0.5*SI−0.5*SJ
=0.5(Vrf*sin(w1*t)+Vwo*sin(w2*t))−0.5(Vrf sin(w1*t)−Vwo*sin(w2*t))
=Vwo*sin(w2*t)
となる。
【0035】
通常、ウォブル信号よりRF信号の振幅のほうが大きい。
Vrf >> Vwoであるから、信号SI,SJを50%づつ混合した時が最小の振幅となり、信号SI,SJの比率が大きくなるに従い振幅は大きくなるため、信号SI,SJの混合比と振幅の関係は図3のようになる。
図3の縦軸は、信号SI,SJを混合して引き算した後の信号振幅を示し、横軸は信号SJの混合比としてのパーセンテージを示している。(従って信号SIのパーセンテージは左右逆となる。例えば信号SJの100%の位置が、信号SIの0%の位置となる)
【0036】
上記のように信号SI,SJが同じ大きさであると仮定すると、図3において実線で示すように、混合比50%の場合が最小の振幅レベルとなる。
振幅レベルが最小であるということは、即ち、信号SI,SJを混合した信号において、RF信号成分が最も抑圧された状態であることを意味する。つまり信号SI,SJが同じ大きさであれば、それぞれ50%の混合比で混合(減算)すると、最もS/Nのよいウォブル信号が得られるものである。
【0037】
ところが実際には、信号SI,SJの振幅は多様な原因で変動し、同一レベルとなることは期待できない。
信号SI,SJの振幅レベルが異なる場合は、図3の特性は、図面上の左右に平行移動する。例えば破線で示すように変化する。破線で示す場合は、信号SJを45%(信号SIを55%)で混合した場合が、最も振幅が小さくなる。
この場合、混合比50%で混合しても、得られたウォブル信号のS/Nは最適とはならない。
このため従来では、AGC回路により信号SJ,SIのレベルを同一レベルに制定してから混合比50%で混合するようにしていたが、AGC回路を搭載する場合には、先に述べたような問題があった。
【0038】
そこで本実施の形態では、ウォブル信号復調部16を図2のように構成することで、上述した問題を解消し、最適なS/Nのウォブル信号が得られるようにするものである。
【0039】
本例のウォブル信号復調部16は、図2に示すように可変利得アンプ2,3、反転回路4、混合回路5、振幅検出回路6,7、比較回路8、PLL回路9、アドレスデコーダ10を備える。
マトリクスアンプ13からの信号SI、SJは、それぞれ可変利得アンプ2,3に入力される。可変利得アンプ2,3は、それぞれゲインがKと(1−K)とされる状態(但し0≦K≦1)で、相補的に連動制御される。
【0040】
可変利得アンプ2でゲインKが与えられた信号SIは、混合回路5に供給される。また、可変利得アンプ3でゲイン(1−K)が与えられた信号SJは、反転回路4で逆相の信号とされ、混合回路5に供給される。
混合回路5は、例えば抵抗R1〜R4による各抵抗分割点で、各種混合比率の信号SJ,SIを取り出す構成とされる。
例えば抵抗R2,R3の接続点においては、信号SI,SJが、それぞれ50%で混合された信号が取り出される。
また抵抗R1,R2の接続点では、信号SIが60%、信号SJが40%として混合された信号が取り出される。
また抵抗R3,R4の接続点では、信号SIが40%、信号SJが60%として混合された信号が取り出される。
【0041】
なお、混合回路5を、抵抗分割により所要の比率で混合する回路として示しているが、実際の構成としては、抵抗分割を用いる回路に限られず、等価的に図示する構成が採られればよいのはもちろんである。例えば所定の利得の増幅回路や加算回路を組み合わせて、等価的に図のようになる構成の混合回路を実現することができる。
【0042】
信号SIが60%、信号SJが40%として混合された信号は振幅検出回路6に供給される。
また、信号SIが40%、信号SJが60%として混合された信号は振幅検出回路7に供給される。
振幅検出回路6、7は、それぞれ入力された信号の振幅を検出し、振幅検出信号を比較回路8に供給する。
比較回路8は、入力された2つの振幅検出信号の差分に応じたゲイン制御信号を生成し、可変利得アンプ2,3の各ゲインを可変制御する。各可変利得アンプ2,3は、上記のようにK、(1−K)の関係を保つように、Kの値が可変制御される。
即ち比較回路8は、入力された両振幅検出信号の振幅が等しくなるようにKの値を調整していくものとなる。
【0043】
比較回路8へ入力される2つの振幅検出信号が等しくなるように、可変利得アンプ2,3のゲインが調整された時点では、混合回路5における抵抗R2,R3の接続点から取り出される混合比50%の信号、即ちウォブル信号Swは、最もS/Nのよい状態となる。
このウォブル信号Swは、PLL回路9に供給され、PLL回路9ではウォブルクロックWCKが生成される。
またウォブル信号Swはアドレスデコーダ10に供給され、アドレスデコーダ10では、ウォブルクロックWCKを用いてアドレス情報のデコード処理をおこない、ウォブリンググルーブによって記録された絶対アドレスWadを得、制御CPU19等に対して出力するものとなる。
【0044】
比較回路8によるゲイン調整動作について図3を参照して説明する。
初期状態においてK=0.5であり、かつ、仮に、入力される信号SI,SJの振幅レベルが同じであった場合、振幅検出回路6,7のそれぞれに入力される各混合比の信号振幅も同等となるため、比較回路8はK=0.5の状態を保つ。そして、その場合の混合回路5において混合比50%で取り出されたウォブル信号Swは、RF信号成分が最も抑圧された最適な信号となる。これは図3の実線の特性に相当する場合となる。
【0045】
一方、フォトディテクタの不整合などの各種事情により、信号SI,SJに振幅差がある場合は、図3の特性曲線は平行移動する。例えば、SI振幅<SJ振幅の場合には、カーブは左方向に移動して例えば破線のようになる。
この場合、振幅検出回路6,7のそれぞれに入力される各混合比の信号振幅には差が生ずる。
例えば図3の破線の特性上では、信号SJの60%の位置と40%の位置における混合信号の振幅レベルは異なる。すると比較回路8は、振幅差分に応じてK値を調整する動作を行う。例えば図3の45%位置が最適(振幅最小)である場合、図3の35%と55%の位置の振幅が等しくなる状態、即ちK=0.45となるように利得が制御されることになる。
結果として、混合回路5における抵抗R2,R3の接続点から得られる混合比50%(あくまで混合回路5のみで見た場合の50%)のウォブル信号Swは、可変利得アンプ2,3の各ゲインが0.45、0.55とされていることで、図3における45%の位置の混合比に相当する信号となり、つまり最もRF信号成分が抑圧されたウォブル信号Swとされる。
【0046】
つまり本実施の形態では、信号SIと信号SJのそれぞれに対して可変利得アンプ2,3により利得を与えるが、可変利得アンプ2,3から出力された信号を混合回路5で混合比50%として得るウォブル信号Swが、RF信号振幅成分が最も抑圧されたS/Nが良好な状態となるように、比較回路8が可変利得アンプ2,3のゲインを制御するものである。
即ち、従来のAGC回路のように、信号SI,SJの振幅レベルのそれぞれを一定状態に制御するものではなく、信号SI,SJの振幅レベルの差に応じて利得制御し、結果的に50%混合の際に、同等の振幅で混合されるようにするものである。
【0047】
このような手法によれば、可変利得アンプ2,3では、従来方式におけるAGC回路のように制定後の振幅に対する要求スペックが非常に厳しいということはなく、また信号SJ,SIの相対的な振幅差を吸収できればよいため、ゲインの可変範囲は少なくてよい。
一般にCMOSアナログ回路においては性能の良い可変利得アンプ2,3を構成することが困難であるが、スペックが厳しくないことは、CMOSアナログ回路において構成する場合に、特に有利となる。
さらにAGC回路においては信号の歪率が悪化するため、振幅検出のための時定数を小さくすることができないが、振幅検出回路6、7では、相対的に信号SI,SJについての混合比60:40及び40:60の各信号の振幅の差が検出できれば良いので、時定数は比較的小さくできる。
これらのことから、回路設計の困難性や大きなコストアップを生ずることはなく、また容量のチップ内蔵化が容易であり、チップ上の実装面積も小さくすることができる。
そしてその上で、信号SI,SJの振幅が同等の振幅となるようにされて混合されることで、RF信号成分が最も抑圧された、S/Nの良好なウォブル信号Swを得ることができる。
【0048】
以上、本発明の光ディスク装置及びウォブル信号検出回路に相当する実施の形態について説明してきたが、本発明はこれらの例に限定されるものではなく、要旨の範囲内で各種変形例が考えられるものである。
例えばウォブル信号検出回路(ウォブル信号復調部16)の構成は、各種考えられ、例えば信号SI側に反転回路4を設けてもよいし、混合回路5では多様な構成が考えられる。振幅検出回路6、7は、それぞれ混合比60:40及び40:60の各信号でなくてもよい。例えば混合比70:30及び30:70の各信号など、図3の実線の特性上で振幅レベルが同等のポイントの混合比の信号であればよい。またウォブル信号復調部16をデジタル回路で構成することも当然可能である。
【0049】
本発明のウォブル信号検出方法は、光学ピックアップ12から上記構成のウォブル信号復調部16までによる処理として実現される。
ウォブリングされたトラックが形成されたディスク状記録媒体からの反射光に応じて、ウォブリングにかかる振幅成分を含む第1の信号SI及び第2の信号SJを生成するステップは、光学ピックアップ12及びマトリクスアンプ13で実行される。
第1の信号SI及び第2の信号SJをそれぞれ増幅するステップは可変利得アンプ2,3で実行される。
増幅された第1の信号SI及び第2の信号SJを所定の比率で混合するステップは、混合回路5で実行される。
混合された信号からウォブリングに応じたウォブル信号を検出するステップは、PLL回路9及びアドレスデコーダ10で実行される。
混合するステップにより出力される信号の振幅に応じて、第1及び第2の信号SI,SJをそれぞれ増幅するステップの利得を制御するステップは、振幅検出回路6、7及び比較回路8による可変利得アンプ2,3の利得制御として実行される。
【0050】
ところで、以上の説明では、ウォブル信号処理は、記録トラックとされたグルーブがウォブリングされている場合に、そのウォブリングに関する信号処理として説明してきたが、ディスク上にグルーブを形成せず、エンボスピットによるピット列がトラックとされ、このピット列を蛇行(ウォブリング)させる光ディスクも考えられている。そのようなウォブリングピット列についてのウォブル信号処理に関しても本発明は適用できるものである。
もちろん、グルーブ(及びランド)が形成されるディスクの場合に、ランドが記録トラックとされるディスク、或いはランド/グルーブの両方が記録トラックとされるディスクに関しても本発明は適用できる。
【0051】
【発明の効果】
以上の説明から理解されるように本発明によれば、ウォブリングにかかる振幅成分を含む第1の信号(SI)と第2の信号(SJ)のそれぞれに対して可変利得手段により利得を与える。そして、利得付加後に所定の比率、例えば50%づつの比率で混合した信号が、ウォブル情報のデコード処理に供される信号振幅として最適化されるように、つまりRF信号振幅成分が最も抑圧されたS/Nが良好な状態となるように、第1の信号(SI)と第2の信号(SJ)に与える各利得を制御するようにしている。即ち、従来のAGC回路のように、第1の信号(SI)と第2の信号(SJ)の振幅レベルのそれぞれを一定状態に制御するものではなく、第1,第2の信号の振幅レベルの差に応じて利得制御し、結果的に同等の振幅で混合されるようにするものである。
従って、本発明の可変利得手段については、従来方式におけるAGC回路のように制定後の振幅に対する要求スペックが非常に厳しいということはなく、また第1,第2の信号の相対的な振幅差を吸収できればよいため、ゲインの可変範囲は少なくてよい。
さらにAGC回路においては信号の歪率が悪化するため、振幅検出のための時定数を小さくすることができないが、本発明の利得制御手段では、相対的に第1,第2の信号の振幅の差が検出できれば良いので、時定数は比較的小さくできる。
本発明では可変利得手段及び利得制御手段によって、従来のAGC回路に相当する機能を実現するものといえるが、以上の各理由から、回路設計の困難性や大きなコストアップを生ずることはなく、また容量のチップ内蔵化が容易であり、チップ上の実装面積も小さくすることができるという、各種の効果を得るものである。
そしてその上で、第1,第2の信号の振幅が同等の振幅となるようにされて所定の比率で混合されることで、RF信号成分が最も抑圧された、S/Nの良好な混合信号(ウォブル信号)を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の光ディスク装置のブロック図である。
【図2】実施の形態のウォブル信号復調部のブロック図である。
【図3】信号SI,SJの振幅と引き算後の振幅の関係の説明図である。
【図4】信号SJ,SIを得るフォトディテクタの説明図である。
【符号の説明】
2,3 可変利得アンプ、4 反転回路、5 混合回路、6,7 振幅検出回路、8 比較回路、9 PLL回路、10 アドレスデコーダ、11 ディスク、12 ピックアップ、13 マトリクスアンプ、16 ウォブル信号復調部

Claims (3)

  1. ウォブリングされたトラックが形成されたディスク状記録媒体に記録されたデータを再生するため、上記ディスク状記録媒体からの反射光に応じて上記ウォブリングにかかる振幅成分を含む第1及び第2の信号を検出する信号検出手段と、上記第1の信号を増幅する第1の可変利得手段と、上記第2の信号を増幅する第2の可変利得手段と、上記第1及び第2の可変利得手段から出力された信号を第1の比率で混合して出力する混合手段と、上記混合手段から出力される信号から上記ウォブリングに応じたウォブル信号を検出するウォブル信号検出手段とを備えた光ディスク装置であって、
    上記混合手段から出力される上記第1及び第2の信号を第1の比率を中心として対称関係の第2,第3の比率の混合信号の振幅比較を行いその両混合信号の差分がゼロとなるように、上記第1及び第2の可変利得手段の利得を利得比がk:(1−k)(0≦k≦1)となるよう制御する利得制御手段を、
    備え光ディスク装置。
  2. ウォブリングされたトラックが形成されたディスク状記録媒体からの反射光に応じて生成され、上記ウォブリングにかかる振幅成分を含む第1及び第2の信号をそれぞれ増幅する第1及び第2の可変利得手段と、上記第1及び第2の可変利得手段から出力された信号を第1の比率で混合して出力する混合手段と、上記混合手段から出力される信号から上記ウォブリングに応じたウォブル信号を検出するウォブル信号検出手段とを備えたウォブル信号検出回路であって、
    上記混合手段から出力される上記第1及び第2の信号を第1の比率を中心として対称関係の第2,第3の比率の混合信号の振幅比較を行いその両混合信号の差分がゼロとなるように、上記第1及び第2の可変利得手段の利得を利得比がk:(1−k)(0≦k≦1)となるよう制御する利得制御手段を備え
    ウォブル信号検出回路。
  3. ウォブリングされたトラックが形成されたディスク状記録媒体からの反射光に応じて、上記ウォブリングにかかる振幅成分を含む第1及び第2の信号を生成するステップと、上記第1及び第2の信号をそれぞれ増幅するステップと、増幅された上記第1及び第2の信号を第1の比率で混合するステップと、混合された信号から上記ウォブリングに応じたウォブル信号を検出するステップとを有するウォブル信号検出方法であって、
    上記混合するステップにより出力される上記第1及び第2の信号を第1の比率を中心として対称関係の第2,第3の比率の混合信号の振幅比較を行いその両混合信号の差分がゼロとなるように、上記第1及び第2の信号をそれぞれ増幅するステップにおける利得を利得比がk:(1−k)(0≦k≦1)となるよう制御するステップを有す
    ウォブル信号検出方法。
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