JP4341342B2 - 光ピックアップ装置及び記録再生装置 - Google Patents

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本発明は、光ディスクに対して光を照射して光ディスクによる反射光を検出する光ピックアップ装置、並びに光ディスクに対してデータの記録再生を行う記録再生装置に関する。
従来、DVD(Digital Versatile Disc)などの光ディスクに対してデータの記録や再生を行う記録再生装置には、光ディスクに対して光を照射して光ディスクによる反射光を検出する光ピックアップ装置が備えられている。
光ピックアップ装置は、光ディスクに対して照射する光を出射する光源と、光ディスクによって反射された光を受光し、受光した光の光量に応じた電流を出力する光量検出素子と、光量検出素子によって出力された電流を電圧に変換して出力する電圧電流(以下、I/Vという。)変換回路とを備える。光ピックアップ装置では、I/V変換回路から出力される信号に基づいて、光源から出射された光を照射する位置や、光ディスクに対して照射する光の強度などを制御する。
また、光ピックアップ装置では、光ディスクに対してデータを記録するときには、光源から出射される光のパワーを、ピットの形成に必要なパワー(書き込みパワー)又はピットの形成を行わないパワー(バイアスパワー)となるように制御し、光ディスクに対してデータを再生するときには、光源から出射される光のパワーを、ピットを検出するために必要なパワー(読み出しパワー)となるように制御する。
書き込みパワーは、バイアスパワー及び読み出しパワーよりも大きい。したがって、光ディスクに書き込みパワーの光を照射したときに、光ディスクによって反射される光の強度は、光ディスクにバイアスパワーや読み出しパワーの光を照射したときに、光ディスクによって反射される光の強度と比較して強くなる。すなわち、光ディスクに対して書き込みパワーの光を照射したときに光量検出素子から出力される電流の値は、光ディスクに対してバイアスパワーや読み出しパワーの光を照射したときと比較して大きくなる。
ところで、光ディスクに対してデータを記録するときには、光量検出素子から出力された信号に基づいて、ウォブル信号を検出することや、書き込みパワーを制御すること(ランニングOPC;Optimum Power Control)、ランドプリピット(LPP;Land Pre Pit)を検出することなどが行われる。これらの検出や制御は、光源から出射される光の強度がバイアスパワーであるときと、書き込みパワーであるときとの両方で行われる。
また、近年、通常の2倍、4倍などの速度でデータを記録する高倍速記録が行われている。高倍速記録を行うときには、記録速度を速くするほど、書き込みパワーを強くする必要が生じる。
しかしながら、書き込みパワーが所定の強度以上となると、光量検出素子から出力される電流の値が大きくなりすぎ、I/V変換回路から出力される信号が飽和してしまう。したがって、光ピックアップ装置では、記録速度の高速化に従って書き込みパワーを強く設定すると、光ディスクに対してデータを記録するときに光量を正確に検出することが困難となり、上述した検出や制御などを正確に行うことが不可能となる。すなわち、光ディスクに対して正確にデータを記録することが困難となる。
以上説明した問題点を回避する方法としては、光ディスクに対して書き込みパワーの光を照射したときにI/V変換回路から出力される信号が飽和しない程度に、光量検出素子の感度を下げる方法が挙げられる。
しかしながら、光量検出素子は、光ディスクに対して書き込みパワーの光が照射されたときにI/V変換回路から出力される信号が飽和しない程度にまで感度を下げると、光ディスクに対してバイアスパワーの光を照射したときの感度が不十分となる。したがって、I/V変換回路から出力される信号は、レベルが低く且つノイズが多く含まれたものとなるために、光ピックアップ装置は、光ディスクに対してデータを記録するときに、ウォブル信号を検出することやランニングOPCを行うこと、LPPを検出することなどが困難となる。
本発明は、以上説明した従来の実状を鑑みて提案されたものであり、光ディスクに対してデータを記録するときに、光ディスクに対して照射する光の強度に拘わらず、各種制御や信号の検出などを正確に行うことが可能な光ピックアップ装置、及びこの光ピックアップ装置を搭載した記録再生装置を提供することを目的とする。
本発明に係る光ピックアップ装置は、光ディスクに対して照射する光を出射する光源と、上記光ディスクのトラック方向に沿った第1の分割線と上記第1の分割線に直交する第2の分割線とによって4分割された受光領域と、上記受光領域にそれぞれ対応した電流電圧変換素子とを有し、各受光領域毎に上記光ディスクによる反射光を受光して受光量に応じて出力された電流を対応する各電流電圧変換素子により電圧に変換された信号を出力する受光量検出手段と、上記4分割された受光領域に対応した上記電流電圧変換素子のそれぞれから出力された信号をそれぞれ増幅する4つの増幅器と、上記受光量検出手段によって出力される信号のうち、上記第1の分割線によって分割される一方の領域にある2つの受光領域に対応した上記電流電圧変換素子から出力された信号を加算するとともに増幅して出力する第1の加算出力手段と、上記受光量検出手段によって出力される信号のうち、上記第1の分割線によって分割される他方の領域にある2つの受光領域に対応した上記電流電圧変換素子から出力された信号を加算するとともに増幅して出力する第2の加算出力手段と、上記第1の加算出力手段による増幅率を変化させて上記第1の加算出力手段によって出力される信号のレベルを制御する第1のレベル制御手段と、上記第2の加算出力手段による増幅率を変化させて上記第2の加算出力手段によって出力される信号のレベルを制御する第2のレベル制御手段と、上記受光量検出手段によって出力されそれぞれ上記増幅器で増幅された信号を加算してRF信号を生成するRF信号生成手段とを備え、再生時には、上記RF信号生成手段によりRF信号を生成し、記録時には、上記第1の加算出力手段により第1のWPP信号を生成し、上記第2の加算出力手段により第2のWPP信号を生成するとともに、上記光ディスクにピットを形成しないときに上記光源から出射される光の強度をバイアスパワーとしたときには、上記光ディスクにピットを形成するときに上記光源から出射される光の強度を書き込みパワーとしたときよりも上記第1及び第2のレベル制御手段で変化させる上記第1及び第2の加算出力手段による増幅率を上げ、高倍速で記録を行うために上記光源から出射される光の強度を強めたときには、上記第1及び第2のレベル制御手段で変化させる上記第1及び第2の加算出力手段による増幅率を下げる。
また、本発明に係る記録再生装置は、光ディスクを回転駆動する回転駆動手段と、上記光ディスクに対してデータの記録及び再生を行う光ピックアップ装置と、制御信号生成手段とを備え、上記光ピックアップ装置は、上記光ディスクに対して照射する光を出射する光源と、上記光ディスクによる反射光の光軸を中心として、上記光ディスクのトラック方向に沿った第1の分割線と、上記第1の分割線に直交する第2の分割線とによって4分割された受光領域と、上記受光領域にそれぞれ対応した電流電圧変換素子とを有し、各受光領域毎に上記光ディスクによる反射光を受光して受光量に応じて出力された電流を対応する各電流電圧変換素子により電圧に変換された信号を出力する受光量検出手段と、上記4分割された受光領域に対応した上記電流電圧変換素子のそれぞれから出力された信号をそれぞれ増幅する4つの増幅器と、上記受光量検出手段によって出力される信号のうち、上記第1の分割線によって分割される一方の領域に位置する2つの受光領域に対応した上記電流電圧変換素子から出力された信号を加算するとともに増幅して出力する第1の加算出力手段と、上記受光量検出手段によって出力される信号のうち、上記第1の分割線によって分割される他方の領域に位置する2つの受光領域に対応した上記電流電圧変換素子から出力された信号を加算するとともに増幅して出力する第2の加算出力手段と、上記第1の加算出力手段による増幅率を変化させて上記第1の加算出力手段によって出力される信号のレベルを制御する第1のレベル制御手段と、上記第2の加算出力手段による増幅率を変化させて上記第2の加算出力手段によって出力される信号のレベルを制御する第2のレベル制御手段と、上記受光量検出手段によって出力されそれぞれ上記増幅器で増幅された信号を加算してRF信号を生成するRF信号生成手段とを備え、再生時には、上記RF信号生成手段によりRF信号を生成し、記録時には、上記第1の加算出力手段により第1のWPP信号を生成し、上記第2の加算出力手段により第2のWPP信号を生成するとともに、上記光ディスクにピットを形成しないときに上記光源から出射される光の強度をバイアスパワーとしたときには、上記光ディスクにピットを形成するときに上記光源から出射される光の強度を書き込みパワーとしたときよりも上記第1及び第2のレベル制御手段で変化させる上記第1及び第2の加算出力手段による増幅率を上げ、高倍速で記録を行うために上記光源から出射される光の強度を強めたときには、上記第1及び第2のレベル制御手段で変化させる上記第1及び第2の加算出力手段による増幅率を下げ、上記制御信号生成手段は、上記第1のレベル制御手段及び第2のレベル制御手段によってレベルが制御され得られた上記第1及び第2のWPP信号に基づいて、各部を制御する制御信号を生成する記録再生装置。
本発明に係る光ピックアップ装置及び記録再生装置は、第1の加算出力手段によって出力される信号のレベルを制御する第1のレベル制御手段と、光ピックアップ装置の光源から出射される光の強度に応じて第2の加算出力手段によって出力される信号のレベルを制御する第2のレベル制御手段とを備える。
したがって、本発明に係る光ピックアップ装置及び記録再生装置によれば、第1の加算手段から出力される信号と第2の加算手段から出力される信号が飽和することを防ぐことが可能となる。また、光源から出力される光の強度の変化によって、第1の加算手段から出力される信号及び第2の加算手段から出力される信号に生じるレベルの差を、低減することが可能となる。
すなわち、本発明に係る光ピックアップ装置及び記録再生装置によれば、第1の加算手段から出力される信号及び第2の加算手段から出力される信号に基づいて行う各部の制御を、高精度に行うことが可能となり、光ディスクに対して精度良くデータを記録することが可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に示すように、本発明を適用した光ピックアップ装置1は、光ディスク2に対して照射するレーザ光を出射するレーザ光源11と、レーザ光源11から出射されたレーザ光をメインビームとサイドビームとに分離するグレーティング素子12と、グレーティング素子12から出力された光を平行光にするコリメータレンズ13と、コリメータレンズ13から出力された光を透過するとともに光ディスク2による反射光を反射して90°屈折させるビームスプリッタ14とを備える。
また、光ピックアップ1は、ビームスプリッタ14の透過光を集光して光ディスク2に対して出力するとともに、光ディスク2の反射光を透過してビームスプリッタ14に入射させる対物レンズ15と、ビームスプリッタ14によって反射された光ディスク2の反射光を透過して、光ディスク2の反射光に非点収差を生じさせるシリンドリカルレンズ16と、シリンドリカルレンズ16から出力された光を受光して、受光した光の光量を検出して光量に応じた電流を出力する光量検出素子17とを備える。
なお、光量検出素子17と同じパッケージに、光量検出素子17から出力された電流を電圧に変換して出力する電流電圧(以下、I/Vという。)変換回路が組み込まれているが、図1では図示を省略する。
グレーティング素子12は、レーザ光源11から出射されたレーザ光を、メインビームと2つのサイドビームとに分離する。光ピックアップ装置1では、メインビームから、RF信号、フォーカスエラー信号、後述する第1のWPP信号や第2のWPP信号などを生成し、サイドビームから、トラッキングエラー信号を生成する。
シリンドリカルレンズ16は、透過する光に非点収差を生じさせる。シリンドリカルレンズ16によって透過する光に非点収差を生じさせることにより、光ピックアップ装置1では、非点収差を用いてフォーカスエラー信号を生成し、フォーカス制御を行うことができる。
光量検出素子17は、図2(A)に示すように、基板20と、基板20の主面上の中央部に配置された第1のフォトディテクタ21と、第1のフォトディテクタ21の両側に所定の間隔を空けて配置された第2のフォトディテクタ22、及び第3のフォトディテクタ23とを備える。第1のフォトディテクタ21と第2のフォトディテクタ22と第3のフォトディテクタ23とは、一直線上に配置されている。
第1のフォトディテクタ21は、メインビームの反射光を受光する。第1のフォトディテクタ21は、光ディスク2のトラック方向に沿った第1の分割線H1と、第1の分割線H1に直交する第2の分割線H2とによって、領域21A,21B,21C,21Dの4つの領域に分割されている4分割フォトディテクタである。第1の分割線H1は領域21A及び領域21Dと領域21B及び領域21Cとの間に位置し、第2の分割線H2は領域21A及び領域21Bと領域21C及び領域21Dとの間に位置している。
第2のフォトディテクタ22と、第3のフォトディテクタ23とは、それぞれサイドビームの反射光を受光する。第2のフォトディテクタ22は、光ディスク2のトラック方向に沿った分割線によって2等分されている2分割フォトディテクタであり、領域22E,22Fの2つの領域に分割されている。また、第3のフォトディテクタ23は、光ディスク2のトラック方向に沿った分割線によって2等分されている2分割フォトディテクタである、領域23G,23Hの2つの領域に分割されている。
光ディスク2に対してレーザ光が照射されたときに光ディスク2上に形成されるスポットは、図2(B)に示す通りとなり、メインビームB1によるスポットはグルーブG上に、サイドビームB2,B3によるスポットはランドL上に形成される。
なお、図2(B)では、第1のフォトディテクタ21における領域21A,21B,21C,21Dで受光される部分をそれぞれA,B,C,Dで示し、第2のフォトディテクタ22における領域22E,22Fで受光される部分をE,Fで示し、第3のフォトディテクタ23における領域23G,23Hで受光される部分をG,Hで示す。光ディスク2の反射光はシリンドリカルレンズ16を透過することによって90°回転した後に光量検出素子17によって受光されるために、領域21A,21B,21C,21D,22E,22F,23G,23Hと、A,B,C,D,E,F,G,Hとは、それぞれ90°回転した位置関係となる。
つぎに、図3を使用して、I/V変換回路30について説明する。
I/V変換回路30は、第1のフォトディテクタ21における領域21A,21B,21C,21Dから出力された各電流を、それぞれ電圧に変換する第1〜第4のI/V変換素子31A,31B,31C,31Dと、第1〜第4のI/V変換素子31A,31B,31C,31Dから出力された各信号を、それぞれ増幅して出力する第1〜第4の増幅器32A,32B,32C,32Dと、第1〜第4の増幅器32A,32B,32C,32Dから出力された各信号をそれぞれ出力する第1〜第4の出力端子33A,33B,33C,33Dと、第1〜第4の増幅器32A,32B,32C,32Dから出力された各信号からRF+信号とRF−信号を生成するRF信号生成回路34と、RF信号生成回路34によって生成されたRF+信号を出力するRF+出力端子36と、RF信号生成回路34によって生成されたRF−信号を出力するRF−出力端子37とを備える。
また、I/V変換回路30は、第1のI/V変換素子31Aから出力された信号と第4のI/V変換素子31Dから出力された信号とを加算する第1の加算器41と、第1の加算器41から出力された信号のレベルを制御して出力する第1のレベル制御部42と、第1のレベル制御部42から出力された信号を出力する第1のWPP出力端子43と、第2のI/V変換素子31Bから出力された信号と第3のI/V変換素子31Cから出力された信号とを加算する第2の加算器44と、第2の加算器44から出力された信号のレベルを制御して出力する第2のレベル制御部45と、第2のレベル制御部45から出力された信号を出力する第2のWPP出力端子46とを備える。
なお、以下では、第1のWPP出力端子43から出力される信号を、第1のウォブルプッシュプル(以下、WPPという。)信号と称し、第2のWPP出力端子46から出力される信号を、第2のWPP信号と称する。
第1のI/V変換素子31Aは、領域21Aから出力された電流を電圧に変換して、第1の増幅器32Aと第1の加算器41とに供給する。また、第2のI/V変換素子31Bは、領域21Bから出力された電流を電圧に変換して、第2の増幅器32Bと第2の加算器44とに供給する。また、第3のI/V変換素子31Cは、領域21Cから出力された電流を電圧に変換して、第3の増幅器32Cと第2の加算器44とに供給する。また、第4のI/V変換素子31Dは、領域21Dから出力された電流を電圧に変換して、第4の増幅器32Dと第1の加算器41とに供給する。
第1のレベル制御部42は、第1の加算器41に対して直列に接続される第1の抵抗51と、第1の抵抗51に対して直列に接続される第1のアンプ52と、第1のアンプ52に対して並列に接続される第2〜第4の抵抗53〜55と、第2の抵抗53に対して直列に接続される第1の抵抗値制御スイッチ56と、第3の抵抗54に対して直列に接続される第1の抵抗値制御スイッチ57と備える。第1及び第2の抵抗値制御スイッチ56,57がオン又はオフとなることによって、第1のアンプ52に対して並列に接続されている抵抗の数が変わる。したがって、第1のレベル制御部42では、第1及び第2の抵抗値制御スイッチ56,57をオン又はオフとすることによって、第1のアンプ52による信号の増幅率を変化させて、出力する信号の値を制御することが可能となる。
第2のレベル制御部45は、第2の加算器44に対して直列に接続される第5の抵抗61と、第5の抵抗61に対して直列に接続される第2のアンプ62と、第2のアンプ62に対して並列に接続される第6〜第8抵抗63〜65と、第7の抵抗64に対して直列に接続される第3の抵抗値制御スイッチ66と、第8の抵抗65に対して直列に接続される第4の抵抗値制御スイッチ67とを備える。第3及び第4の抵抗値制御スイッチ66,67がオン又はオフとなることによって、第2のアンプ62に対して並列に接続されている抵抗の数が変わる。したがって、第2のレベル制御部45では、第3及び第4の抵抗値制御スイッチ66,67をオン又はオフとすることによって、第2のアンプ62による信号の増幅率を変化させて、出力する信号の値を制御することが可能となる。
すなわち、光ピックアップ装置1は、レーザ光源11から出射されるレーザ光の強度に応じて第1〜第4の抵抗値制御スイッチ56,57,66,67をオン又はオフとすることによって、第1及び第2のWPP出力端子43,46から出力される信号の値を制御することが可能となる。
したがって、光ピックアップ装置1では、光ディスク2に対して高倍速でデータを記録するためにレーザ光源11から出射するレーザ光の強度を強めたときに、第1〜第4の抵抗値制御スイッチ56,57,66,67をオンとすることによって第1及び第2のアンプ52,62による増幅率を下げることで、第1及び第2のWPP出力端子43,46から出力される信号の値を下げることが可能となり、第1及び第2のWPP出力端子43,46から出力される信号が飽和すること、すなわち、第1及び第2のWPP出力端子43,46に対して、出力可能な値よりも大きい値の信号が供給されることを防ぐことが可能となる。
本実施の形態では、光ピックアップ装置1は、光ディスク2に対するデータの記録を、4倍又は16倍で行うことができる構成とされている。4倍のときには、レーザ光源11から書き込みパワーのレーザ光が出射されているときに第1及び第3の抵抗値制御スイッチ56,66をオンとして第2及び第4の抵抗値制御スイッチ57,67をオフとし、レーザ光源11からバイアスパワーのレーザ光が出射されているときに第1〜第4の抵抗値制御スイッチ56,57,66,67を全てオフとする。また、16倍のときには、レーザ光源11から書き込みパワーのレーザ光が出射されているときに第1〜第4の抵抗値制御スイッチ56,57,66,67を全てオンとし、レーザ光源11からバイアスパワーのレーザ光が出射されているときに第1〜第4の抵抗値制御スイッチ56,57,66,67を全てオフとする。第1〜第4の抵抗値制御スイッチ56,57,66,67をオン又はオフとすることは、例えば後述するレーザ制御部から供給される信号に基づいて行われる。
なお、I/V変換回路30は、第1の加算器41と第1のレベル制御回路42との間に第1の出力切り替えスイッチ71を設け、第2の加算器44と第2のレベル制御回路45との間に第2の出力切り替えスイッチ72を設けた構成とすることが好ましい。第1のWPP信号及び第2のWPP信号は、光ディスク2に対してデータを記録するときに使用されるが、光ディスク2に記憶されているデータを再生するときには使用されない。したがって、光ピックアップ装置1では、データを再生するときに、第1の切り替えスイッチ71と第2の切り替えスイッチ72とをオフとして、第1のWPP信号と第2のWPP信号とを出力しないようにすることで、消費電力を低減することが可能となる。
つぎに、図4を使用して、光ピックアップ装置1を搭載した記録再生装置80について説明する。
記録再生装置80は、光ディスク2を回転駆動するスピンドルモータ81と、光ディスク2に対して光を照射するとともに光ディスク2による反射光の光量を検出して信号を出力する光ピックアップ装置1と、光ピックアップ装置1から出力された信号に基づいて各種制御信号を生成するプリアンプ82と、光ピックアップ装置1に備えられた対物レンズ15などを移動させる送りモータ83と、プリアンプ82から供給された制御信号に基づいて、スピンドルモータ81及び送りモータ83を制御したり、アドレスなどを検出するサーボ制御部84とを備える。
また、記録再生装置80は、プリアンプ82を介してRF+信号及びRF−信号が供給される信号変復調器85と、プリアンプ82から供給される制御信号及び信号変復調器85から供給される信号に基づいてレーザ光源11を制御するレーザ制御部86と、信号変復調器85、サーボ制御部84などから供給された信号に従って、光ピックアップ装置1や、サーボ制御部84、信号変復調器85などを制御するシステムコントローラ87とを備える。
また、記録再生装置80は、例えば外部コンピュータ91のデータストレージ用であれば、外部コンピュータ91から供給されたデータを信号変復調器85に供給したり、信号変復調器85から供給されたデータを外部コンピュータ91に供給するインターフェイス92を備える。
また、記録再生装置80は、オーディオ・ビジュアル用であれば、信号変復調器85から信号が供給されたり、信号変復調器85に対して信号を供給するD/A,A/D(Digital to Analogue, Analogue to Digital)変換部93と、D/A,A/D変換部93から信号が供給されたり、D/A,A/D変換部93に対して信号を供給するオーディオビジュアル信号処理部94と、オーディオビジュアル信号処理部94からオーディオビジュアル信号が供給されたり、オーディオビジュアル信号処理部94に対して信号を供給するオーディオビジュアル信号入出力端子95とを備える。
プリアンプ82は、光ピックアップ装置1の第1〜第4の出力端子33A,33B,33C,33Dから出力された各信号に基づいて、光ディスク2に対して照射する光のフォーカスを制御するフォーカスエラー信号、光ディスク2に対して照射する光のトラッキングを制御するトラッキングエラー信号を生成する。また、プリアンプ82は、光ピックアップ装置1から供給された第1のWPP信号及び第2のWPP信号に基づいて、ウォブルを検出するためのウォブル信号、ランドプリピット(Land Pre Pit)を検出するためのLPP信号、ランニングOPC(Optimum Power Control)を行うためのR−OPC信号などの制御信号を生成する。
サーボ制御部84は、プリアンプ82から供給された制御信号やシステムコントローラ87から供給された信号に基づいて、送りモータ83やスピンドルモータ81を制御する。また、サーボ制御部84は、プリアンプ82から供給された制御信号からクロック信号やアドレスを生成して、システムコントローラ87に供給する。
信号変復調器85は、プリアンプ82を介して供給されたRF+信号及びRF−信号を復調してインターフェイス92及びD/A,A/D変換部93に供給したり、インターフェイス92及びD/A,A/D変換部93から供給された信号を変調してレーザ制御部86に供給する。また、復調した信号に、誤り訂正(ECC;Error Correction Code)を施す。
レーザ制御部86は、プリアンプ82から供給されたR−OPC信号などの制御信号や、信号変復調器85から供給された信号に基づいて、レーザ光源11からのレーザ光の出射や、レーザ光源11から出射されるレーザ光の強度などを制御する。
システムコントローラ87は、信号変復調器85、サーボ制御部84、図示しない入力部などから供給された信号に基づいて、光ピックアップ装置1や、サーボ制御部84、信号変復調器85などを制御する。
つぎに、光ディスク2に記憶されているデータを再生するときの記録再生装置80の動作について説明する。
ユーザが入力部を操作することにより、光ディスク2の再生が開始となると、システムコントローラ87は、光ディスク2の再生を行うことを認識し、第1の出力切り替えスイッチ71及び第2の出力切り替えスイッチ72をオフとする。
また、スピンドルモータ81が、光ディスク2を回転させ、レーザ光源11が、読み出しパワーのレーザ光を出力して光ディスク2に対して照射する。そして、光量検出素子17が、光ディスク2の反射光を受光し、第1のフォトディテクタ21を構成する各領域21A〜21Dが、それぞれ受光した光量に応じた電流を、第1〜第4のI/V変換素子31A〜31Dに供給する。
次に、第1〜第4のI/V変換素子31A〜31Dが、供給された電流を電圧に変換して出力し、第1〜第4の増幅器32A〜32Dに供給する。第1〜第4の増幅器32A〜32Dは、供給された信号を増幅する。第1の増幅器32Aは、増幅した信号を、第1の出力端子33Aから出力するとともにRF信号生成回路34に供給する。第2の増幅器32Bは、増幅した信号を、第2の出力端子33Bから出力するとともにRF信号生成回路34に供給する。第3の増幅器32Cは、増幅した信号を、第3の出力端子33Cから出力するとともにRF信号生成回路34に供給する。第4の増幅器32Dは、増幅した信号を、第4の出力端子33Dから出力するとともにRF信号生成回路34に供給する。なお、第1〜第4の出力端子33A〜33Dから出力された信号は、プリアンプ82に供給される。
また、RF信号生成回路34は、供給された信号を加算及び増幅して単一のRF信号を生成した後に、この単一のRF信号に基づいて互いに反転したRF+信号とRF−信号とを生成する。そして、RF+信号をRF+端子36から出力し、RF−信号をRF−端子37から出力する。
次に、プリアンプ82が、第1〜第4の出力端子33A〜33Dから供給された信号に基づいて、フォーカスエラー信号、トラッキングエラー信号などの制御信号を生成し、サーボ制御部84に供給する。サーボ制御部84は、プリアンプ82から供給された制御信号に基づいて、スピンドルモータ81や送りモータ83を制御する。
また、信号変復調器85は、プリアンプ82を介して供給されたRF+信号及びRF−信号を復調する。復調された信号は、インターフェイス92を介して外部コンピュータ91に供給されたり、D/A,A/D変換部93でD/A変換された後にオーディオ・ビジュアル信号処理部94でオーディオビデオ処理が施され、オーディオ・ビジュアル信号入出力端子95から出力される。
つぎに、光ディスク2に対してデータを記録するときの記録再生装置80の動作について説明する。
ユーザが入力部を操作することにより、光ディスク2に対するデータの記録が開始となると、システムコントローラ87は、光ディスク2に対してデータを記録することを認識し、第1の出力切り替えスイッチ71及び第2の出力切り替えスイッチ72をオンとする。また、スピンドルモータ81が、光ディスク2を回転させる。
また、信号変復調器85には、インターフェイス92を介して外部コンピュータ91から供給された信号や、オーディオ・ビジュアル信号入出力端子95から入力され、オーディオビジュアル信号処理部94でオーディオビデオ信号処理が施された後に、D/A,A/D変換部93でA/D変換された信号などが供給される。信号変復調器85は、供給された信号を変調して、レーザ制御部86に供給する。
次に、レーザ制御部86は、信号変復調器85から供給された信号に基づいてレーザ光源11を制御して、光ディスク2にピットを形成するときには、レーザ光源11から出力されるレーザ光の強度を書き込みパワーとし、光ディスク2にピットを形成しないときには、レーザ光源11から出力されるレーザ光の強度をバイアスパワーとする。
また、第1のレベル制御回路42及び第2のレベル制御回路45は、光ディスク2に対してデータを記録する速度、すなわち、レーザ光源11から出射されているレーザ光の強度に応じて、第1〜第4の抵抗値制御スイッチ56,57,66,67をオン又はオフとする。
そして、光量検出素子17が、光ディスク2の反射光を受光し、第1のフォトディテクタ21を構成する各領域21A〜21Dが、それぞれ受光した光量に応じた電流を、第1〜第4のI/V変換素子31A〜31Dに供給する。
次に、第1〜第4のI/V変換素子31A〜31Dが、供給された電流を電圧に変換して出力し、第1〜第4の増幅器32A〜32Dに供給する。第1の増幅器32Aは、増幅した信号を、第1の出力端子33Aから出力するとともに第1の加算器41に供給する。第2の増幅器42Bは、増幅した信号を、第2の出力端子33Bから出力するとともに第2の加算器44に供給する。第3の増幅器32Cは、増幅した信号を、第3の出力端子33Cから出力するとともに第2の加算器44に供給する。第4の増幅器32Dは、増幅した信号を、第4の出力端子33Dから出力するとともに第1の加算器41に供給する。第1〜第4の出力端子33A〜33Dから出力された信号は、プリアンプ82に供給される。
また、第1の加算器41は、第1の増幅器32Aから供給された信号と第4の増幅器32Dから供給された信号とを加算して、第1のレベル制御回路42に供給する。第1のレベル制御回路42では、レーザ光源11から出射されている光の強度に応じて、第1及び第2の抵抗値制御スイッチ56,57がオン又はオフとなっている。第1のレベル制御回路42は、第1の加算器41から供給された信号を増幅して、第1のWPP端子43から第1のWPP信号を出力してプリアンプ82に供給する。
また、第2の加算器44は、第2の増幅器32Bから供給された信号と第3の増幅器32Cから供給された信号とを加算して、第2のレベル制御回路45に供給する。第1のレベル制御回路45では、レーザ光源11から出射されている光の強度に応じて、第3及び第4の抵抗値制御スイッチ66,67がオン又はオフとなっている。第2のレベル制御回路45は、第2の加算器44から供給された信号を増幅して、第2のWPP端子46から第2のWPP信号を出力してプリアンプ82に供給する。
次に、プリアンプ82が、第1〜第4の出力端子33A〜33Dから供給された信号に基づいて、フォーカスエラー信号、トラッキングエラー信号などの制御信号を生成し、サーボ制御部84に供給する。なお、フォーカスエラー信号とトラッキングエラー信号は、レーザ光源11から出射しているレーザ光の強度がバイアスパワーであるときに、第1〜第4の出力端子33A〜33Dから供給された信号に基づいて生成される。また、第1のWPP端子43及び第2のWPP端子46から供給された信号に基づいて、ウォブル信号、LPP信号、R−OPC信号などの制御信号を生成する。ウォブル信号とLPP信号とはサーボ制御部84に供給され、R−OPC信号はレーザ制御部86に供給される。
次に、サーボ制御部84は、プリアンプ82から供給されたフォーカスエラー信号やトラッキングエラー信号などの制御信号に基づいて、スピンドルモータ81や送りモータ83を制御する。また、プリアンプ82から供給されたウォブル信号やLPP信号からクロック信号やアドレスを検出して、システムコントローラ87に供給したり、スピンドルモータ81を制御したりする。
また、レーザ制御部86は、プリアンプ82から供給されたR−OPC信号に基づいて、レーザ光源11から出射されるレーザ光の強度を制御する。
以上説明したように、本発明を適用した記録再生装置80では、光ディスク2に対してデータを記録するときに、レーザ光源11から出射されるレーザ光の強度に応じて、第1〜第4の抵抗値制御スイッチ56,57,66,67をオン又はオフとしている。
したがって、本発明を適用した記録再生装置80では、I/V変換回路30から出力される第1のWPP信号及び第2のWPP信号が飽和することを防ぐことが可能となる。
また、光ディスク2に対してバイアスパワーの光を照射したときに生成される第1及び第2のWPP信号のレベルと、光ディスク2に対して書き込みパワーの光を照射したときに生成される第1及び第2のWPP信号のレベルとの差を、低減することが可能となる。
したがって、本発明を適用した記録再生装置によれば、光ディスク2に対してデータを記録するときに行われるレーザ光源11から出射されるレーザ光の強度の制御や、スピンドルモータ81の制御などの各種制御を、高精度に行うことが可能となり、光ディスク2に対してデータを精度良く記録することが可能となる。
本発明を適用した光ピックアップ装置の光学系を示す図である。 (A)は同光ピックアップ装置に備えられた光量検出素子の平面図であり、(B)はレーザ光源から出射されたレーザ光を照射したときに光ディスク上に生じるスポットを示す図である。 同光ピックアップ装置に備えられたI/V変換回路を示す回路図である。 同光ピックアップ装置を搭載した記録再生装置を示すブロック図である。
符号の説明
30 I/V変換回路、31A〜31D 第1〜第4のI/V変換素子、32A〜32D 第1〜第4の増幅器、33A〜33D 第1〜第4の出力端子、34 RF信号生成回路、36 RF+出力端子、37 RF−出力端子、41 第1の加算器、42 第1のレベル制御部、43 第1のWPP出力端子、44 第2の加算器、45 第2のレベル制御回路、46 第2のWPP出力端子、51 第1の抵抗、52 第1のアンプ、53 第2の抵抗、54 第3の抵抗、55 第4の抵抗、56 第1の抵抗値制御スイッチ、57 第2の抵抗値制御スイッチ、61 第5の抵抗、62 第2のアンプ、63 第6の抵抗、64 第7の抵抗、65 第8の抵抗、66 第3の抵抗値制御スイッチ、67 第4の抵抗値制御スイッチ、71 第1の出力切り替えスイッチ、72 第2の出力切り替えスイッチ

Claims (2)

  1. 光ディスクに対して照射する光を出射する光源と、
    上記光ディスクのトラック方向に沿った第1の分割線と上記第1の分割線に直交する第2の分割線とによって4分割された受光領域と、上記受光領域にそれぞれ対応した電流電圧変換素子とを有し、各受光領域毎に上記光ディスクによる反射光を受光して受光量に応じて出力された電流を対応する各電流電圧変換素子により電圧に変換された信号を出力する受光量検出手段と、
    上記4分割された受光領域に対応した上記電流電圧変換素子のそれぞれから出力された信号をそれぞれ増幅する4つの増幅器と、
    上記受光量検出手段によって出力される信号のうち、上記第1の分割線によって分割される一方の領域にある2つの受光領域に対応した上記電流電圧変換素子から出力された信号を加算するとともに増幅して出力する第1の加算出力手段と、
    上記受光量検出手段によって出力される信号のうち、上記第1の分割線によって分割される他方の領域にある2つの受光領域に対応した上記電流電圧変換素子から出力された信号を加算するとともに増幅して出力する第2の加算出力手段と、
    上記第1の加算出力手段による増幅率を変化させて上記第1の加算出力手段によって出力される信号のレベルを制御する第1のレベル制御手段と、
    上記第2の加算出力手段による増幅率を変化させて上記第2の加算出力手段によって出力される信号のレベルを制御する第2のレベル制御手段と、
    上記受光量検出手段によって出力されそれぞれ上記増幅器で増幅された信号を加算してRF信号を生成するRF信号生成手段とを備え、
    再生時には、上記RF信号生成手段によりRF信号を生成し、
    記録時には、上記第1の加算出力手段により第1のWPP信号を生成し、上記第2の加算出力手段により第2のWPP信号を生成するとともに、上記光ディスクにピットを形成しないときに上記光源から出射される光の強度をバイアスパワーとしたときには、上記光ディスクにピットを形成するときに上記光源から出射される光の強度を書き込みパワーとしたときよりも上記第1及び第2のレベル制御手段で変化させる上記第1及び第2の加算出力手段による増幅率を上げ、高倍速で記録を行うために上記光源から出射される光の強度を強めたときには、上記第1及び第2のレベル制御手段で変化させる上記第1及び第2の加算出力手段による増幅率を下げる光ピックアップ装置。
  2. 光ディスクを回転駆動する回転駆動手段と、
    上記光ディスクに対してデータの記録及び再生を行う光ピックアップ装置と、
    制御信号生成手段とを備え、
    上記光ピックアップ装置は、
    上記光ディスクに対して照射する光を出射する光源と、
    上記光ディスクによる反射光の光軸を中心として、上記光ディスクのトラック方向に沿った第1の分割線と、上記第1の分割線に直交する第2の分割線とによって4分割された受光領域と、上記受光領域にそれぞれ対応した電流電圧変換素子とを有し、各受光領域毎に上記光ディスクによる反射光を受光して受光量に応じて出力された電流を対応する各電流電圧変換素子により電圧に変換された信号を出力する受光量検出手段と、
    上記4分割された受光領域に対応した上記電流電圧変換素子のそれぞれから出力された信号をそれぞれ増幅する4つの増幅器と、
    上記受光量検出手段によって出力される信号のうち、上記第1の分割線によって分割される一方の領域に位置する2つの受光領域に対応した上記電流電圧変換素子から出力された信号を加算するとともに増幅して出力する第1の加算出力手段と、
    上記受光量検出手段によって出力される信号のうち、上記第1の分割線によって分割される他方の領域に位置する2つの受光領域に対応した上記電流電圧変換素子から出力された信号を加算するとともに増幅して出力する第2の加算出力手段と、
    上記第1の加算出力手段による増幅率を変化させて上記第1の加算出力手段によって出力される信号のレベルを制御する第1のレベル制御手段と、
    上記第2の加算出力手段による増幅率を変化させて上記第2の加算出力手段によって出力される信号のレベルを制御する第2のレベル制御手段と、
    上記受光量検出手段によって出力されそれぞれ上記増幅器で増幅された信号を加算してRF信号を生成するRF信号生成手段とを備え、
    再生時には、上記RF信号生成手段によりRF信号を生成し、
    記録時には、上記第1の加算出力手段により第1のWPP信号を生成し、上記第2の加算出力手段により第2のWPP信号を生成するとともに、上記光ディスクにピットを形成しないときに上記光源から出射される光の強度をバイアスパワーとしたときには、上記光ディスクにピットを形成するときに上記光源から出射される光の強度を書き込みパワーとしたときよりも上記第1及び第2のレベル制御手段で変化させる上記第1及び第2の加算出力手段による増幅率を上げ、高倍速で記録を行うために上記光源から出射される光の強度を強めたときには、上記第1及び第2のレベル制御手段で変化させる上記第1及び第2の加算出力手段による増幅率を下げ、
    上記制御信号生成手段は、上記第1のレベル制御手段及び第2のレベル制御手段によってレベルが制御され得られた上記第1及び第2のWPP信号に基づいて、各部を制御する制御信号を生成する記録再生装置。
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