JP2002031463A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JP2002031463A JP2000214927A JP2000214927A JP2002031463A JP 2002031463 A JP2002031463 A JP 2002031463A JP 2000214927 A JP2000214927 A JP 2000214927A JP 2000214927 A JP2000214927 A JP 2000214927A JP 2002031463 A JP2002031463 A JP 2002031463A
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茂 仁木
Makoto Oikawa
誠 及川
Kazuaki Aino
一彰 合野
Takehisa Okamoto
武久 岡本
Yoshiro Naemura
好郎 苗村
Yayoi Kitagawa
弥生 北河
Masato Tago
正人 田子
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷蔵室内に棚位置を上下移動可能な可変棚を
備える冷蔵庫において、棚位置をどこに変更しても、背
面ダクトから各棚への冷気の吹き出し量を確保して、良
好な温度分布が得られる冷蔵庫を提供する。 【解決手段】 冷蔵室10内に棚位置を上下移動可能な
可変棚12a、12bを設け、冷蔵室10の背面に上下
方向に延びる背面ダクト20を設け、該背面ダクト20
の左右の側面28に、冷蔵室10内に冷気を吹き出す複
数の吹出開口30を設け、該複数の吹出開口30を、可
変棚12a、12bの棚位置をどこに設定しても各棚へ
の吹出開口面積を確保できるように、棚位置可変領域H
の全域にわたって上下に並設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷蔵庫に関し、特
に棚位置を上下移動可能な冷却室を備える冷蔵庫に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】一般
に、冷蔵庫の冷蔵室には、複数の食品収納用の棚が上下
に設けられている。また、冷蔵室の背面には上下方向に
延びる背面ダクトが設けられ、この背面ダクトから冷蔵
室内に冷気が吹き出され、これにより冷蔵室は冷却され
るようになっている。
【0003】ところで、冷蔵庫によっては冷蔵室の棚の
位置を上下に移動できるものがある。従来、このような
棚位置を上下移動可能な冷蔵庫において、背面ダクトの
冷気吹き出し構造は、棚位置を出荷時の所定の位置にし
たときに、最適な温度分布となるように構成されてい
る。そのため、ユーザーにおいて棚位置を変更した場合
には、各棚での温度分布が悪くなってしまうという問題
がある。また、棚の可変範囲も温度分布の問題から狭い
という欠点がある。
【0004】本発明は、上記の問題点に鑑みてなされた
ものであり、棚位置をどこに変更しても、背面ダクトか
ら各棚への冷気の吹き出し量を確保して、良好な温度分
布が得られる冷蔵庫を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
冷蔵庫は、冷却室内に棚位置を上下移動可能な可変棚を
設け、該冷却室の背面に上下方向に延びる背面ダクトを
設け、該背面ダクトの左右の側面に、前記冷却室内に冷
気を吹き出す複数の吹出開口を、棚位置可変領域のほぼ
全域にわたって上下に並設したものである。
【0006】ここで、棚位置可変領域とは、可変棚の最
低取付位置から最高取付位置までの高さ領域をいう。
【0007】この冷蔵庫であると、背面ダクトの吹出開
口を可変棚の棚位置可変領域のほぼ全域にわたって連ね
て設けたことから、可変棚の棚位置をどこに設定して
も、各棚への吹出開口面積を確保することができ、良好
な温度分布を得ることができる。また、かかる複数の吹
出開口を背面ダクトの前面ではなく、左右の側面に設け
たので、冷却室の前面からこれら吹出開口が見えにく
く、従って、デザイン的にも優れる。
【0008】請求項2の冷蔵庫は、請求項1において、
前記背面ダクトの左右両側に、前記吹出開口に対向させ
て背面ダクトの前記側面と平行な平面部を設け、前記吹
出開口から左右に吹き出された冷気を該平面部で前方に
指向させることを特徴とする。
【0009】背面ダクトの側面から左右に吹き出された
冷気は、そのままでは冷却室の壁面に沿って前方に流れ
るが、かかる平面部を設けることにより、そのまま前方
に流すことができる。
【0010】請求項3の冷蔵庫は、請求項2において、
前記背面ダクトの左右両側に、当該ダクトの前面に対し
て後方に陥没した凹部を設け、前記吹出開口に対向する
該凹部の壁面に前記平面部を設けたことを特徴とする。
【0011】これにより、該平面部を冷却室内に突出し
ないように設けることができる。
【0012】請求項4の冷蔵庫は、請求項1において、
前記吹出開口のダクト内側に、当該ダクト内を流れる冷
気を取り込むリブを設けたことを特徴とする。
【0013】これにより、背面ダクト内を流れる冷気を
取り込んで、各吹出開口から効果的に冷気を吹き出させ
ることができる。
【0014】請求項5の冷蔵庫は、請求項4において、
前記リブが、前記吹出開口の縁部からダクト内側に向か
って水平に突出したことを特徴とする。
【0015】このようにリブを水平に設けることによ
り、ダクト内を上下方向に流れる冷気を該リブで水平方
向に変えて、吹出開口から水平に冷気を吹き出すことが
できる。
【0016】請求項6の冷蔵庫は、請求項5において、
前記リブが、前記背面ダクトの上流側ほど長く形成され
たことを特徴とする。
【0017】背面ダクト内を流れる冷気は上流側ほど流
速が速く取り込みにくいため、上流側ほど長くすること
により、吹出開口からの冷気の吹き出し量を上下方向で
均一化することができる。
【0018】請求項7の冷蔵庫は、請求項4において、
前記背面ダクトの上流側にある吹出開口のリブが、先端
ほど該ダクトの上流側に傾斜して設けられたことを特徴
とする。
【0019】これのようにリブを傾斜して設けることに
より、冷気の流れに対する抵抗が少なくなるので、流速
の速いダクト上流側に設けたリブでも冷気を取り込みや
すい。
【0020】請求項8の冷蔵庫は、請求項7において、
前記の傾斜したリブの根元部に、前記吹出開口の縁部か
らダクト内側に向かって水平に突出する水平部を設けた
ことを特徴とする。
【0021】これにより、ダクト内を上下方向に流れる
冷気を傾斜リブの根元部で水平方向に変えて、吹出開口
から水平に冷気を吹き出すことができる。
【0022】請求項9の冷蔵庫は、請求項1において、
前記背面ダクトの前面に、前方に冷気を吹き出す前面開
口を設けたことを特徴とする。
【0023】このように、本発明においては、背面ダク
トの左右の側面だけでなく、その間の前面にも冷気吹き
出し用の開口を設けてもよい。これにより、冷却室の幅
方向における温度分布をより良くすることができる。
【0024】請求項10の冷蔵庫は、請求項9におい
て、前記前面開口に、ダクト内側から当該開口を覆っ
て、背面ダクト内を流れる冷気を取り込むガイドを設け
たことを特徴とする。
【0025】このガイドにより、背面ダクト内を流れる
冷気を良好に前面開口に導いて冷却室内に吹き出すこと
ができる。また、このガイドによって前面開口がダクト
内側から覆われているため、前面開口が冷却室の前面か
ら見えにくい。
【0026】請求項11の冷蔵庫は、請求項10におい
て、前記前面開口が前記背面ダクトの幅方向中央から側
方に寄せて配置され、前記ガイドの中央側の端部が、前
記前面開口から吹き出される冷気を前記冷却室の幅方向
中央に向けるように傾斜していることを特徴とする。
【0027】これにより、背面ダクトの側方に寄せて設
けた前面開口でありながら、冷却室の中央に向けて冷気
を吹き出させることができる。
【0028】請求項12の冷蔵庫は、請求項9におい
て、前記前面開口が前記背面ダクトの幅方向中央から側
方に寄せて配置され、該前面開口における前記吹出開口
に近い側の端部から、冷気を取り込むためのリブを突設
したことを特徴とする。
【0029】前面開口が背面ダクト側面の吹出開口に近
い場合、冷気は左右の吹出開口に流れようとする。その
ため、吹出開口に近い側の前面開口端部に冷気取り込み
用リブを設けることにより、前面開口からの冷気の吹き
出し量を確保することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面に基づいて説明する。
【0031】図1は、本発明の一実施形態に係る冷蔵庫
における冷蔵室10の側面断面図であり、図2は、同冷
蔵室10の背面部の斜視図、図3は、同冷蔵室10の背
面ダクト20を形成するダクト形成部材22の背面斜視
図である。本実施形態の冷蔵庫は、上段に冷蔵室10を
備え、中段及び下段に不図示の野菜室及び冷凍室を備え
る冷凍冷蔵庫である。以下、この上段の冷蔵室10の構
造について説明する。
【0032】図1に示すように、冷蔵室10は、内部に
水平な食品収納用棚12が上下に複数枚(ここでは4
枚)配設された冷却室であり、その前面開口部が上下の
扉ヒンジ(不図示)に取付けられた回動式の扉9で開閉
されるようになっている。冷蔵室10内に配された4枚
の棚の内、上2枚の棚12a,12bは、棚位置を上下
移動可能な可変棚であり、下2枚の棚12c,12d
は、棚位置を変更できない固定棚である。なお、最下棚
12dの下は、低温区画であるチルドルーム14となっ
ている。
【0033】冷蔵室10の左右両側面には、それぞれ前
後一組の棚係止部材14,14が固設されている。棚係
止部材14は、上下方向に延びる部材であって、上下方
向に所定の間隔をおいて複数(ここでは8個)の係止孔
16が設けられている。そして、同一高さにある前後の
係止孔16に、前後方向に延びる棒状の棚受け部材18
を取付けて、左右の棚受け部材18により可変棚12
a,12bが支持されている。可変棚12a,12b
は、このようにして、冷蔵室10の上側略半分で棚位置
を上下に複数段階にて移動可能に構成されている。この
冷蔵室10における棚位置可変領域Hは、1段目の可変
棚12aの最高取付位置から2段目の可変棚12bの最
低取付位置までの高さ領域である。
【0034】冷蔵室10の背後には、上下方向に延びる
背面ダクト20が設けられている。背面ダクト20は、
その下方に配された冷却器(不図示)からファン(不図
示)の作用により吹き上げられる冷気を冷蔵室10内に
吹き出させるものであり、冷蔵室10の下端から上端に
かけて設けられ、天井面で前後方向に延びる天井ダクト
24に連結されている。背面ダクト20は、図2に示す
ように、冷蔵室10内の内箱背面部11に取付けられた
ダクト形成部材22により、冷蔵室10の幅方向中央部
に設けられている。なお、天井ダクト24は、冷蔵室1
0の天井面に取付けられたダクト形成部材26により形
成されている。
【0035】背面ダクト20の左右両側面28は、冷蔵
室10の幅方向に垂直な平面であって、上下方向に延び
る細幅の帯状をなしている。そして、この左右の側面2
8には、冷蔵室10内に冷気を吹き出す多数の矩形の小
さな吹出開口30が上下方向に連ねて設けられている。
詳細には、この実施形態では、吹出開口30は、上記棚
位置可変領域Hを含む3段目の棚12cよりも上方の領
域の全域にわたって、上下に近接した状態で一列に並設
されている。
【0036】この吹出開口30から左右に吹き出された
冷気は、そのままでは冷蔵室10の壁面に沿って左右両
側面から前方に流れるため、この実施形態では、背面ダ
クト20の左右両側に、吹出開口30に対向させて背面
ダクト20の側面28と平行な平面部32を設けてい
る。詳細には、図2及び図4に示すように、背面ダクト
20の左右両側に、ダクト前面20aに対して後方に陥
没した上下方向に延びる凹部34を設け、吹出開口30
に対向する凹部34の壁面に、上下方向に延びる細幅の
平面部32を設けている。
【0037】このようにして設けた平面部32は冷蔵室
10の幅方向に垂直な平面であるため、吹出開口30か
ら左右に吹き出された冷気は、この平面部32でまっす
ぐ前方に向かって吹き出されるようになっている。しか
も、この平面部32がリブにより形成されていないた
め、冷蔵室10内に突出していない。
【0038】図5に示すように、吹出開口30のダクト
20内側には、ダクト20内を流れる冷気を取り込むリ
ブ36が設けられている。リブ36は、吹出開口30の
下流側の縁部からダクト20内側に向かって水平に突出
した形状にて設けられており、これにより、ダクト20
内を上下方向に流れる冷気を、該リブ36で水平方向に
変えて、吹出開口30から水平に冷気を吹き出すように
なっている。
【0039】また、リブ36は、吹出開口30の一つお
きに設けられており、さらに、冷気の流れの速い背面ダ
クト20の上流側ほど(即ち、ダクト20の下方側ほ
ど)長く形成されている。これにより、ダクト20の上
下方向において各吹出開口30からの冷気の吹き出し量
の均一化を図っている。
【0040】また、図3及び図6に示すように、背面ダ
クト20の上流側にあるやや大きな開口である吹出開口
30aでは、冷気を取り込むためリブ38が、先端ほど
ダクト20の上流側に傾斜して設けられている。この傾
斜リブ38であれば、冷気の流れに対する抵抗が少なく
なるので、冷気の流れが速く横方向への流れが起きにく
いダクト20上流側でも、良好に冷気を取り込んで、冷
蔵室10内に冷気を吹き出すことができる。
【0041】この傾斜リブ38の根元部には、吹出開口
30aの縁部からダクト20内側に向かって水平に突出
する水平部38aが設けられており、ダクト20内を上
方に流れる冷気を該水平部38aで水平方向に変えて、
吹出開口30aから水平に冷気を吹き出すことができる
ようになっている。
【0042】図2に示すように、この実施形態では、背
面ダクト20の前面部20aにも、前方に冷気を吹き出
す前面開口40が設けられている。前面開口40は、各
棚12の間に設けられており、最下段である4段目の棚
12dと冷蔵室10の底面との間を除いては、上記した
左右側面28の吹出開口30とともに、その間の前面開
口40からも冷気が吹き出されるようになっており、こ
れにより、冷蔵室10の幅方向における温度分布をより
良くしている。
【0043】図7に示すように、前面開口40には、ダ
クト20の内側から当該開口40を覆って、背面ダクト
20内を流れる冷気を取り込むガイド42が設けられて
いる。このガイド42は、前面開口40の冷気下流側の
開口縁から後方に突出して、当該開口40のほぼ全域を
覆い、下方である冷気上流側から冷気を取り込むように
下方に開口している。また、ガイド42は、冷気を水平
方向に吹き出すように、開口縁近傍の根元部に水平面部
44を備えている。
【0044】このようなガイド42を設けることによ
り、背面ダクト20内を流れる冷気を良好に前面開口4
0に導いて、冷蔵室10内に吹き出すことができる。ま
た、前面開口40が冷蔵室10の前面から見えにくくな
るため、見栄えがよい。
【0045】図3に示すように、背面ダクト20の幅方
向中央部には、冷蔵室10内の温度を検知する温度セン
サ46が収納されるセンサ収納部47が設けられてい
る。そのため、この部分では、前面開口40aが、背面
ダクト20の幅方向中央から側方に寄せて、即ち左右の
吹出開口30の近くに配置されている。このように前面
開口40aが吹出開口30に近い場合、ダクト20内を
流れる冷気はそのままでは左右の吹出開口30に流れよ
うとする。そこで、本実施形態では、図8に示すよう
に、前面開口40aには、吹出開口30に近い側の開口
端部に冷気取り込み用リブ48を設けている。このリブ
48は、先端ほどダクト20の上流側に傾斜している。
【0046】また、この前面開口40aにおいては、上
記ガイド42の中央側の端部50が、前面開口40aか
ら吹き出される冷気を冷蔵室10の幅方向中央に向ける
ように傾斜した形状に設けられている。すなわち、ガイ
ド42の中央側端部50は、前面開口40aの開口面か
ら垂直ではなく、後方ほど側方に傾斜するように湾曲面
状に形成されている。
【0047】以上より、前面開口40aでは、ダクト2
0内を流れる冷気をリブ48とガイド42により効果的
に取り込んで、取り込んだ冷気をガイド42の傾斜端部
50で冷蔵室10の幅方向中央部に方向付けて流すよう
になっている。
【0048】本実施形態の冷蔵庫10であると、背面ダ
クト20の左右の吹出開口30を複数の可変棚12a,
12bの棚位置可変領域Hを含む背面ダクト20のほぼ
全域にわたって連ねて設けたことから、可変棚12a,
12bの棚位置をどこに設定しても、吹出開口面積を確
保することができ、良好な温度分布を得ることができ
る。
【0049】また、かかる複数の吹出開口30を背面ダ
クト20の前面20aではなく、左右の側面28に設け
たので、冷蔵室10の前面からこれら吹出開口30が見
えにくく、従って、デザイン的にも優れる。
【0050】なお、この実施形態では、左右の吹出開口
30を棚位置可変領域Hを含む背面ダクト20のほぼ全
域にわたって連設しているが、本発明では、棚位置可変
領域Hのほぼ全域で連設していれば、棚位置をどこに変
更しても吹出開口面積を確保するという効果が得られ
る。このように吹出開口30を棚位置可変領域Hのみで
連設する場合、他の領域では従来と同様のダクト前面の
開口部により、冷気の吹き出しを確保することができ
る。但し、より良好な温度分布を得るためには、左右の
吹出開口30は、複数の可変棚12a,12bの収納領
域(可変棚の最低取付位置から最高取付位置での食品収
納高さまでの領域)のほぼ全域にわたって連ねて設ける
ことが好適である。
【0051】
【発明の効果】本発明の冷蔵庫であると、背面ダクトの
吹出開口を可変棚の棚位置可変領域のほぼ全域にわたっ
て連ねて設けたことから、可変棚の棚位置をどこに設定
しても、各棚への吹出開口面積を確保することができ、
良好な温度分布を得ることができる。また、かかる複数
の吹出開口を背面ダクトの前面ではなく、左右の側面に
設けたので、冷却室の前面からこれら吹出開口が見えに
くく、従って、デザイン的にも優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る冷蔵庫の冷蔵室の縦
断面図である。
【図2】同冷蔵室の背面部の斜視図である。
【図3】同冷蔵室の背面ダクトを形成するダクト形成部
材の背面斜視図である。
【図4】図2のA−A線断面図である。
【図5】図2のB−B線断面図である。
【図6】図3のC部拡大図である。
【図7】図3のD−D線断面図である。
【図8】図3のE部拡大図である。
【符号の説明】
10……冷蔵室 12a,12b……可変棚 20……背面ダクト 28……ダクト側面 30……吹出開口 32……平面部 34……凹部 36……リブ 38……傾斜リブ 38a……水平部 40……前面開口 42……ガイド 48……リブ 50……ガイドの中央側の端部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 合野 一彰 大阪府茨木市太田東芝町1番6号 株式会 社オーイーシー内 (72)発明者 岡本 武久 大阪府茨木市太田東芝町1番6号 株式会 社東芝大阪工場内 (72)発明者 苗村 好郎 大阪府茨木市太田東芝町1番6号 株式会 社東芝大阪工場内 (72)発明者 北河 弥生 大阪府茨木市太田東芝町1番6号 株式会 社東芝大阪工場内 (72)発明者 田子 正人 大阪府茨木市太田東芝町1番6号 株式会 社東芝大阪工場内 Fターム(参考) 3L102 LB14 LC30

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷却室内に棚位置を上下移動可能な可変棚
    を設け、 該冷却室の背面に上下方向に延びる背面ダクトを設け、 該背面ダクトの左右の側面に、前記冷却室内に冷気を吹
    き出す複数の吹出開口を、棚位置可変領域のほぼ全域に
    わたって上下に並設したことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 【請求項2】前記背面ダクトの左右両側に、前記吹出開
    口に対向させて背面ダクトの前記側面と平行な平面部を
    設け、前記吹出開口から左右に吹き出された冷気を該平
    面部で前方に指向させることを特徴とする請求項1記載
    の冷蔵庫。
  3. 【請求項3】前記背面ダクトの左右両側に、当該ダクト
    の前面に対して後方に陥没した凹部を設け、前記吹出開
    口に対向する該凹部の壁面に前記平面部を設けたことを
    特徴とする請求項2記載の冷蔵庫。
  4. 【請求項4】前記吹出開口のダクト内側に、当該ダクト
    内を流れる冷気を取り込むリブを設けたことを特徴とす
    る請求項1記載の冷蔵庫。
  5. 【請求項5】前記リブが、前記吹出開口の縁部からダク
    ト内側に向かって水平に突出したことを特徴とする請求
    項4記載の冷蔵庫。
  6. 【請求項6】前記リブが、前記背面ダクトの上流側ほど
    長く形成されたことを特徴とする請求項5記載の冷蔵
    庫。
  7. 【請求項7】前記背面ダクトの上流側にある吹出開口の
    リブが、先端ほど該ダクトの上流側に傾斜して設けられ
    たことを特徴とする請求項4記載の冷蔵庫。
  8. 【請求項8】前記の傾斜したリブの根元部に、前記吹出
    開口の縁部からダクト内側に向かって水平に突出する水
    平部を設けたことを特徴とする請求項7記載の冷蔵庫。
  9. 【請求項9】前記背面ダクトの前面に、前方に冷気を吹
    き出す前面開口を設けたことを特徴とする請求項1記載
    の冷蔵庫。
  10. 【請求項10】前記前面開口に、ダクト内側から当該開
    口を覆って、背面ダクト内を流れる冷気を取り込むガイ
    ドを設けたことを特徴とする請求項9記載の冷蔵庫。
  11. 【請求項11】前記前面開口が前記背面ダクトの幅方向
    中央から側方に寄せて配置され、前記ガイドの中央側の
    端部が、前記前面開口から吹き出される冷気を前記冷却
    室の幅方向中央に向けるように傾斜していることを特徴
    とする請求項10記載の冷蔵庫。
  12. 【請求項12】前記前面開口が前記背面ダクトの幅方向
    中央から側方に寄せて配置され、該前面開口における前
    記吹出開口に近い側の端部から、冷気を取り込むための
    リブを突設したことを特徴とする請求項9記載の冷蔵
    庫。
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Cited By (9)

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