JP7374141B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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    • F25D17/08Arrangements for circulating cooling fluids; Arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces for circulating air, e.g. by convection by forced circulation using ducts

Description

本発明は、家庭用の冷凍冷蔵庫に関する。
本技術分野の背景技術として、例えば特許文献1及び特許文献2がある。
特許文献1には、冷蔵庫内に複数の吐出口を備え、庫内ファンにより冷却器と熱交換した冷気を複数の吐出口から冷蔵庫内に吐出するようにした技術が開示されている。
また、特許文献2には、冷蔵庫内の前方及び上方に吐出口を備え、庫内ファンとして遠心ファンを用い、冷却器と熱交換した冷気を前方及び上方の吐出口からら冷蔵庫内に吐出するようにした技術が開示されている。
特開2018-179466号公報 特開2020-101299号公報
特許文献1に記載の技術においては、庫内ファンの風圧が弱く、複数の吐出口から吐出された冷気が冷蔵庫内に行き渡るのに時間を要するものであった。このため、冷蔵庫内に入れた食品を冷やすのに時間を要するといった課題があった。
この課題を解決するために、例えは特許文献2に記載の技術のように、遠心ファンを用いる方法がある。遠心ファンから吐出される冷気は、旋回成分を有しているが、特許文献2に記載の技術においては、旋回成分に対応した吐出口の配置については考慮されていなかった。このため、吐出口から吐出された冷気が局所的となり、冷蔵庫内全体を冷却するのに時間を要するものであった。
本発明の目的は、遠心ファンを用いたものにおいて、吐出口から吐出される冷気の流れを向上させた冷蔵庫を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は、
蒸発器と、
上方吐出口と、
前記蒸発器と前記上方吐出口とを繋ぐ上方案内ダクトと、
前記蒸発器から前記上方吐出口に向けて送風する遠心ファンと、を備え、
前記上方案内ダクトは、前記蒸発器から前記上方吐出口に向かうにつれて、前記遠心ファンの旋回成分方向に向かって延在し、
前記上方案内ダクトには、前記上方案内ダクトの流路の中心線よりも反旋回成分側に長手方向中心を備える前側吐出口と、前記上方案内ダクトから反旋回成分側に向かって枝分かれした第一支流ダクトと、前記第一支流ダクトを流れる空気が吐出される第一支流吐出口と、を有し、
前記前側吐出口は、旋回成分側が閉塞部によって閉塞されたことを特徴とする。
本発明によれば、吐出口から吐出される冷気の流れを向上させた冷蔵庫を提供することができる。
本実施例に係る冷蔵庫の正面図である。 図1のII-II線断面図である。 図1のドア、容器、後述する吐出口を外した状態の正面図である。 図1のドア及び容器を外した状態の正面図である。 本実施例に係る冷蔵庫の冷凍サイクルの構成図である。 本実施例に係る冷蔵用ファン翼の斜視図である。 本実施例に係る冷蔵室にターボファンを鉛直に実装した場合の側断面図である。 本実施例に係る送風ユニットを右前方から見た外観斜視図である。 本実施例に係る送風ユニットを左前方から見た外観斜視図である。 本実施例に係る送風ユニットを背面から見た背面図である。 本実施例に係る送風ユニットの冷蔵室上部吐出口側の部分拡大図である。 図9においてXI-XI線で切断した断面斜視図である。 上方吐出口122から吐出される冷気の流れを示すシミュレーション結果を示す図である。 第一前側吐出口125から吐出される冷気の流れを示すシミュレーション結果を示す図である。 第二前側吐出口126から吐出される冷気の流れを示すシミュレーション結果を示す図である。
以下、本発明の実施例について添付の図面を参照しつつ説明する。同様の構成要素には同様の符号を付し、同様の説明は繰り返さない。
本発明の各種の構成要素は必ずしも個々に独立した存在である必要はなく、一の構成要素が複数の部材から成ること、複数の構成要素が一の部材から成ること、或る構成要素が別の構成要素の一部であること、或る構成要素の一部と他の構成要素の一部とが重複すること、などを許容する。
図1は、本実施例に係る冷蔵庫の正面図、図2は、図1のII-II線断面図である。
図1に示すように、冷蔵庫1の箱体10は、上方から冷蔵室2、左右に併設された製氷室3と冷凍室4、第一切替室5、第二切替室6の順番で貯蔵室を有している。
冷蔵庫1はそれぞれの貯蔵室の開口を開閉するドアを備えている。これらのドアは、冷蔵室2の開口を開閉する、左右に分割された回転式の冷蔵室ドア2a、2bと、製氷室3、冷凍室4、第一切替室5、第二切替室6の開口をそれぞれ開閉する引き出し式の製氷室ドア3a、冷凍室ドア4a、第一切替室ドア5a、第二切替室ドア6aである。これら複数のドアの内部材料は主にウレタンで構成されている。左右の冷蔵室ドア2a、2b同士の隙間を閉鎖するために、冷蔵室ドア2aには、冷蔵室ドア2bの辺に沿って回転仕切2cが設けられている。
ドア2aには庫内の温度設定の操作を行う操作部200を設けている。ドア2a、2bを冷蔵庫1に固定するために、ドアヒンジ(図示せず)が冷蔵室2上部及び下部に設けてあり、上部のドアヒンジはドアヒンジカバー16で覆われている。
図2に示すように、冷蔵庫1は、鋼板製の外箱10aと合成樹脂製の内箱10bとの間に発泡断熱材(例えば発泡ウレタン)を充填して形成される箱体10により、庫外と庫内は隔てられて構成されている。箱体10には発泡断熱材に加えて、比較的熱伝導率の低い真空断熱材を外箱10aと内箱10bとの間に実装することで、食品収納容積を低下させることなく断熱性能を高めている。ここで、真空断熱材は、グラスウールやウレタン等の芯材を、外包材で包んで構成される。外包材はガスバリア性を確保するために金属層(例えばアルミニウム)を含む。また、真空断熱材は製造性から一般的に各面形状が平面で形成される。
本実施例では、箱体10の背部、下部に真空断熱材25f、25gを、箱体10の両側部に真空断熱材(図示せず)を設けることで、冷蔵庫1の断熱性能を高めている。
同様に、本実施例では、第一切替室ドア5a、第二切替室ドア6aに真空断熱材25d、25eを設けることで、冷蔵庫1の断熱性能を高めている。上記の断熱構成は、特に各切替室5、6を冷凍モードとし、庫外と各切替室5、6との温度差が大きく、外気から侵入する熱量が多い場合に、省エネルギー性能を大きく向上できる。
冷蔵室2と、製氷室3及び冷凍室4は断熱仕切壁28によって隔てられている。また、製氷室3及び冷凍室4と、第一切替室5は断熱仕切壁29によって隔てられ、第一切替室5と第二切替室6は断熱仕切壁30によって隔てられている。本実施例の冷蔵庫1では断熱仕切壁29の内部に真空断熱材25bを、断熱仕切壁30内部に真空断熱材25cを設けることで、貯蔵室間の熱移動を抑制して冷蔵庫1の断熱性能を高めている。
さらに、本実施例の冷蔵庫1では、冷凍用蒸発器14b及びその周辺風路(冷凍用蒸発器室8b、冷凍室風路12、及び冷凍室戻り風路12d)と、第一切替室5との間に断熱仕切壁27を設けており、この断熱仕切壁27にも真空断熱材25aを設けることで、冷蔵庫1の断熱性能を高めている。上記の断熱構成は、特に第一切替室5を冷蔵モードとし、第二切替室6を冷凍モードとした場合の冷蔵庫1の省エネルギー性能を向上できる。冷蔵温度帯の第一切替室5は、隣接する部屋が冷凍温度帯である上面(断熱仕切壁29)、背面(断熱仕切壁27)、さらに底面(断熱仕切壁30)から吸熱され、第一切替室5が過度に冷却されるため、冷蔵温度帯を保つためにヒータ(図示せず)での加熱が必要となる場合がある。本実施例の冷蔵庫では、断熱仕切壁27、29、30の内部に真空断熱材25a、25b、25cを設け、第一切替室5の上面、背面、及び底面からの過度な吸熱を抑えることで、第一切替室5を冷蔵温度帯に保ちやすくなり、ヒータでの加熱を抑えて省エネルギー性能を向上している。
冷蔵室ドア2a、2bの庫内側には複数のドアポケット33a、33b、33cを設け、また複数の棚34a、34b、34c、34dを設けることで、冷蔵室2内は複数の貯蔵スペースに区画されている。製氷室ドア3a、冷凍室ドア4a、第一切替室ドア5a、第二切替室ドア6aには、一体に引き出される製氷室容器3b、冷凍室容器4b、第一切替室容器5b、第二切替室容器6bを備えている。
冷蔵室2、冷凍室4、第一切替室5、第二切替室6の庫内背面側には、それぞれ冷蔵室温度センサ41、冷凍室温度センサ42、第一切替室温度センサ43、第二切替室温度センサ44を設け、冷蔵用蒸発器14aの上部には冷蔵用蒸発器温度センサ40a、冷凍用蒸発器14bの上部には冷凍用蒸発器温度センサ40bを設け、これらのセンサにより、冷蔵室2、冷凍室4、第一切替室5、第二切替室6、及び蒸発器(冷蔵用蒸発器14a,冷凍用蒸発器14b)の温度を検知している。また、冷蔵庫1の天井部に配置したドアヒンジカバー16の内部には、外気温度センサ37と外気湿度センサ38を設け、外気(庫外空気)の温度と湿度を検知している。その他にも、ドアセンサ(図示せず)を設けることで、ドア2a、2b、3a、4a、5a、6aの開閉状態をそれぞれ検知している。
冷蔵庫1の上部には、制御装置の一部であるCPU、ROMやRAM等のメモリ、インターフェース回路等を搭載した制御基板31を配置している。また、制御基板31は、外気温度センサ37、外気湿度センサ38、冷蔵室温度センサ41、冷凍室温度センサ42、第一切替室温度センサ43、第二切替室温度センサ44、冷蔵用蒸発器温度センサ40a、冷凍用蒸発器温度センサ40b等と電気配線(図示せず)で接続されている。
制御基板31では、各センサの出力値や操作部200の設定、ROMに予め記録されたプログラム等を基に、後述する圧縮機24や遠心ファン(冷蔵用遠心ファン9a,冷凍用遠心ファン9b)、ダンパ101a、101b、102a、102b、三方弁52の制御を行っている。
図3Aは、図1のドア、容器、後述する吐出口を外した状態の正面図である。図2および図3Aを用いて、冷蔵室2内の風路および冷気の流れを説明する。
図2および図3Aに示すように、冷蔵用蒸発器14aは、冷蔵室2の背部にある冷蔵用蒸発器室8aの内部に設けてある。冷蔵用蒸発器14aと熱交換して低温になった空気(冷気)は、冷蔵用蒸発器14aの上方に設けた冷蔵用遠心ファン9aにより、通風路121、上方吐出口122、第一支流吐出口123、第二支流吐出口124、第一前側吐出口125、第二前側吐出口126を介して冷蔵室2に送風され、冷蔵室2内を冷却する。ここで、冷蔵用遠心ファン9aの形態は、遠心型ファンであるターボファンとしている。
本実施例では、通風路121、上方吐出口122、第一支流吐出口123、第二支流吐出口124、前側吐出口(第一前側吐出口125、第二前側吐出口126)、冷蔵用遠心ファン9aによって送風ユニット120を形成している。また、通風路121、上方吐出口122、第一支流吐出口123、第二支流吐出口124、第一前側吐出口125、第二前側吐出口126は上方案内ダクト127によって形成されている。送風ユニット120の構成については後述する。
冷蔵室2に送風された空気は冷蔵室戻り口15a(図2参照)及び冷蔵室戻り口15b(図3A参照)から冷蔵用蒸発器室8aへと戻り、再び冷蔵用蒸発器14aにより冷却される。
上方吐出口122及び第一前側吐出口125から吐出した空気は、複数の棚のうち最上段の棚34aの上方に流れ、第一支流吐出口123、第二支流吐出口124及び第二前側吐出口126から吐出した空気は、複数の棚のうち上から二段目の棚34bの上方に流れる。
また、冷蔵室戻り口15a、15bは冷蔵室2の下部に設けており、本実施例では冷蔵室戻り口15bは冷蔵室2の下から2番目の段(棚34cと棚34dの間)に設け、冷蔵室戻り口15aは冷蔵室2の最下段(棚34dと断熱仕切壁28の間)で、後述する第二間接冷却室36の略背部に設けている。
図3Bは、図1のドア及び容器を外した状態の正面図である。図3Bを用いて、第一間接冷却室35の構成および、そのまわりの冷気の流れを説明し、図2を用いて第二間接冷却室36の構成および、そのまわりの冷気の流れを説明する。
図3Bに示すように、冷蔵室2内にある棚34dの上方には第一間接冷却室35を設けている。第一間接冷却室35は、ケース35aを備えており、また、第一間接冷却室35に冷気を直接送風する吐出口を設けていない構成としている。
図2に示すように、冷蔵室2の内部である、断熱仕切壁28の上方には第二間接冷却室36を設けている。第二間接冷却室36は、ドア36aと収納部36bが接触して密閉される構造としている。これにより、低温低湿な空気が第二間接冷却室36内の食品に直接入らないようにして、第二間接冷却室36内の食品の乾燥を抑制している。さらに本実施例の冷蔵庫1の第二間接冷却室36は、ドア36aを閉じると、例えばパッキングによりドア36aと収納部36bが隙間なく接触し、密閉される構造としている。加えて、第二間接冷却室36には、ポンプ(図示せず)が接続されており、ポンプを動作させることで、第二間接冷却室36内部を、例えば0.8気圧に減圧し、第二間接冷却室36内に設けた食品の酸化を抑制している。
第二間接冷却室36は、断熱仕切壁28を介して製氷室3及び冷凍室4と隣接させており、製氷室3及び冷凍室4による吸熱により、冷蔵室2よりも低温な氷温モード(例えば約-3~0℃)にできるようにしている。また、断熱仕切壁28内にはヒータ(図示せず)を設けており、ヒータを動作させることで冷蔵室2の温度に近いチルドモード(例えば約0~3℃)にも設定できる。なお、これらの運転モードは操作部200を操作することで切替えられる。
図4は、本実施例に係る冷蔵庫の冷凍サイクルの構成図である。本実施例の冷蔵庫1では、圧縮機24、冷媒の放熱を行う放熱手段である庫外放熱器50aと庫外放熱器50b、断熱仕切壁28、29、30の前面部への結露を抑制する結露防止配管50c、冷媒を減圧させる減圧手段である冷蔵用キャピラリチューブ53aと冷凍用キャピラリチューブ53b、冷媒と庫内の空気を熱交換させて、庫内の熱を吸熱する冷蔵用蒸発器14aと冷凍用蒸発器14bを備え、これらにより庫内を冷却している。また、冷凍サイクル中の水分を除去するドライヤ51と、液冷媒が圧縮機24に流入するのを防止する気液分離器54a、54bを備え、さらに冷媒流路を制御する三方弁52、逆止弁56、冷媒流を接続する冷媒合流部55も備えており、これらを冷媒配管59により接続することで冷凍サイクルを構成している。
なお本実施例の冷蔵庫1は、冷媒にイソブタンを用いている。また、本実施例の圧縮機24はインバータを備えて回転速度を変化させることができる。
三方弁52は、2つの流出口52a,52bを備え、流出口52a側に冷媒を流す冷蔵モードと、流出口52b側に冷媒を流す冷凍モードを備え、これらを切換える機能を有している。また、本実施例の三方弁52は、流出口52aと流出口52bの何れも冷媒が流れないようにする全閉、また何れも冷媒が流れるようにする全開のモードも備え、これらにも切換え可能である。
本実施例の冷蔵庫1では、冷媒は以下のように流れる。圧縮機24から吐出した冷媒は、庫外放熱器50a、庫外放熱器50b、結露防止配管50c、ドライヤ51の順に流れ、三方弁52に至る。三方弁52の流出口52aは冷媒配管を介して冷蔵用キャピラリチューブ53aと接続され、流出口52bは冷媒配管を介して冷凍用キャピラリチューブ53bと接続されている。
冷蔵室2を冷却する場合は、流出口52a側に冷媒が流れるようにする。流出口52aから流出した冷媒は、冷蔵用キャピラリチューブ53a、冷蔵用蒸発器14a、気液分離器54a、冷媒合流部55の順に流れた後、圧縮機24に戻る。冷蔵用キャピラリチューブ53aで低圧低温になった冷媒が冷蔵用蒸発器14aを流れることで冷蔵用蒸発器14aが低温となり、この冷蔵用蒸発器14bにより冷却された空気を冷蔵用遠心ファン9a(図2参照)で送風することで冷蔵室2を冷却する。
製氷室3、冷凍室4、第一切替室5、第二切替室6を冷却する際は、流出口52b側に冷媒が流れるようにする。流出口52bから流出した冷媒は、冷凍用キャピラリチューブ53b、冷凍用蒸発器14b、気液分離器54b、逆止弁56、冷媒合流部55の順に流れた後、圧縮機24に戻る。逆止弁56は気液分離器54bから冷媒合流部55側には冷媒が流れ、冷媒合流部55から気液分離器54b側へは流れないように配設している。冷凍用キャピラリチューブ53bで低圧低温になった冷媒が冷凍用蒸発器14bを流れることで冷凍用蒸発器14bが低温となり、冷凍用蒸発器14bにより冷却された空気を冷凍用遠心ファン9b(図2参照)で送風することで製氷室3、冷凍室4、第一切替室5、第二切替室6を冷却する。
本実施例の冷蔵庫1では、冷蔵室2は冷蔵用蒸発器14aを用いて冷却し、製氷室3、冷凍室4、第一切替室5、第二切替室6は冷凍用蒸発器14bを用いて冷却する構成としているが、このような構成とすることで、冷蔵用蒸発器14aと冷凍用蒸発器14bのそれぞれに異なる蒸発器温度を設定できる。具体的には、冷凍温度帯である、又は冷凍温度帯に設定可能な製氷室3、冷凍室4、第一切替室5、第二切替室6を冷却する冷凍用蒸発器14bに冷媒を流す際は、これらの貯蔵室よりも低温な蒸発器温度(例えば-25℃)とする。一方、冷蔵温度帯の冷蔵室2を冷却する冷蔵用蒸発器14aに冷媒を流す際は、冷媒の蒸発器温度を比較的高くする(例えば-10℃)。一般的に、蒸発器の温度が高いほど、冷凍サイクルの冷却効率を高めることができ、省エネルギー性能向上に有効である。また、蒸発器の温度が高いほど、空気が蒸発器を通過する際の空気中の水分の着霜が抑えられ、すなわち空気の除湿が抑えられ、庫内を高湿に保つことができる。従って、冷蔵用蒸発器14aの温度が高い状態で冷蔵室2を冷却することで、冷凍温度帯の貯蔵室と共通の蒸発器で冷却する場合に比べ、冷蔵室2冷却時の省エネルギー性能を高められるとともに、冷蔵室2内を高湿に保つことができる。
また、冷蔵室2のみを冷却する冷蔵用蒸発器14aと、その他の貯蔵室を冷却する冷凍用蒸発器14bとを分けることで、冷蔵用蒸発器14aの除霜方式をオフサイクル除霜とし、さらなる省エネルギー性能向上と、冷蔵室2の高湿化を図っている。
まず、冷凍用蒸発器14bの下部には、冷凍用蒸発器14bを加熱するラジアントヒータ21を設けている(図2参照)。ラジアントヒータ21は、例えば50W~200Wの電気ヒータで、本実施例では150Wのとしている。冷凍用蒸発器14bの除霜時に発生した除霜水(融解水)は冷凍用蒸発器室8bの下部の冷凍室トイ23bからF排水管26を介して圧縮機24の上部に設けたF蒸発皿32に排出される。
一方、冷蔵用蒸発器14aの除霜にはオフサイクル除霜方式を採用しており、冷蔵用蒸発器14aに冷媒を流さない状態で、冷蔵用遠心ファン9aを駆動させる。冷蔵用遠心ファン9aにより、冷蔵室2の空気が冷蔵室戻り口15a、15bを介して冷蔵用蒸発器14aに流れ(図2、図3A参照)、霜の融点よりも高温の冷蔵温度(0℃以上)の冷蔵室2の空気により冷蔵用蒸発器14aの霜を加熱して除霜する。冷蔵用蒸発器14aの除霜時に発生した除霜水は、冷蔵用蒸発器室8aの下部に設けた冷蔵室トイ23a(図2参照)から、冷蔵室排水管(図示なし)を介して機械室39に設けた図示しない蒸発皿32に排出される。
オフサイクル除霜方式を用いると、電気ヒータ(約150W)を用いることなく冷蔵用遠心ファン9a(0.5~3W)のみで冷蔵用蒸発器14aの除霜が行えるため、電気ヒータを用いる除霜方式に比べ消費電力を抑えられる。また、オフサイクル除霜中に通過する空気(約4℃)は、低温な冷蔵用蒸発器14a及び冷蔵用蒸発器14aに付着した霜(約0℃)により冷却されるため、冷蔵用蒸発器14aを除霜すると同時に、冷蔵室2を冷却できる。従って省エネルギー性能の高い除霜方式である。さらに、オフサイクル除霜中は冷蔵用蒸発器14aの温度が高いため、冷蔵用蒸発器14aを通過する空気の除湿が抑えられ、或いは加湿されるため、冷蔵室2を高湿に保つ効果をさらに高めることができる。
このように、冷蔵温度帯の貯蔵室である冷蔵室2を冷却する冷蔵用蒸発器14aを備え、冷蔵室2冷却時の蒸発器温度を高め、また、オフサイクル除霜方式を採用することで、省エネルギー性能を高め、また冷蔵室2を高湿にしている。
図5は、本実施例に係る冷蔵用ファン翼の斜視図である。図5に示すように、冷蔵用遠心ファン9aの形態は、遠心型ファンであるターボファン(後向きファン)とし、翼直径D1=100mm、翼高さL1=25mm、翼枚数は10枚としている。また、回転数を1000~1800rpm程度で運転している。
図6は、本実施例に係る冷蔵室にターボファンを鉛直に実装した場合の側断面図である。本実施例の冷蔵庫では、冷蔵用遠心ファン9aの形態として、遠心型ファンであるターボファンを略鉛直に配置している。また、冷蔵用遠心ファン9aの前面側端部は、冷蔵用蒸発器14aの前面側端部よりも背面側に位置する。そして、冷蔵用遠心ファン9aの鉛直投影と冷蔵用蒸発器14aの鉛直投影とは少なくとも一部が重なっており、本実施例では、冷蔵用遠心ファン9aの鉛直投影は冷蔵用蒸発器14aの鉛直投影内に含まれる配置となっている。
ターボファンをはじめとする遠心型ファンでは、軸方向に吸込んだ流れを径方向に吹出す特性を有するため、本実施例では、冷蔵用遠心ファン9a吸込口側(冷蔵庫の前面側)には空間が必要であるが、冷蔵用遠心ファン9aの背面側に風路空間を設ける必要がない。そのため、冷蔵用遠心ファン9a周辺の送風路の奥行き寸法60を、冷蔵用蒸発器14aの奥行き寸法61と同等あるいは同等以下にできるため、食品収納容積の拡大に寄与できる。ここでの「同等」とは、冷蔵用遠心ファン9a周辺の送風路の奥行き寸法60が、冷蔵用蒸発器14aの奥行き寸法61に対して、±20%以内、望ましくは±10%以内のことを指す。なお、仕切り62が鉛直方向に真っ直ぐでない場合、送風路の奥行き寸法60は、冷蔵用遠心ファン9aの上端から下端までの高さ範囲における平均とする。
また、ターボファンは高静圧タイプの送風機のため、冷蔵庫で一般的に用いられるプロペラファンと比較して高静圧(風路抵抗が大きい)時に風量を増大させやすい特性を持っている。本実施例では、冷蔵用蒸発器14aのPf1を冷凍用蒸発器14bのPf2より狭め、かつオフサイクル除霜を採用しているため、冷蔵用蒸発器14aで霜が成長して風路抵抗が大きくなる頻度が多くなるが、このような運転条件においても、風量を極端に低下させることなく、霜の潜熱を利用して冷却ができる。
次に送風ユニット120の構成について説明する。図7は、本実施例に係る送風ユニットを右前方から見た外観斜視図である。図8は、本実施例に係る送風ユニットを左前方から見た外観斜視図である。図9は、本実施例に係る送風ユニットを背面から見た背面図である。図10は、本実施例に係る送風ユニットの冷蔵室上部吐出口側の部分拡大図である。図11は、図9においてXI-XI線で切断した断面斜視図である。
送風ユニット120は、冷蔵用蒸発器14aと上方吐出口122とを繋ぐ上方案内ダクト127と、冷蔵用蒸発器14aから上方吐出口122に向けて送風する冷蔵用遠心ファン9aが備えられている。
上方吐出口122には、上方が下方に対して旋回線分方向側に位置するように傾斜した複数の第一ルーバ122aと、上方が下方に対して反旋回成分側に位置するように傾斜した複数の第二ルーバ122bを備えている。第一ルーバ122aと第二ルーバ122bの間には、仕切壁122cが形成されている。仕切壁122cは、上方吐出口122の中央部に形成されている。
図9に示すように、冷蔵用遠心ファン9aは、渦巻き状に形成されたファンケーシング130に収容されており、ファンケーシング130の流出口が上方案内ダクト127の流入口に接続されている。そして、冷蔵用遠心ファン9aから吐出された空気がファンケーシングを通り、上方案内ダクト127へ導かれる。
上方案内ダクト127は、冷蔵用蒸発器14aから上方案内ダクト127に向かうにつれて、冷蔵用遠心ファン9aの旋回成分方向に向かって延在する旋回内周壁127aと、旋回内周壁127aと上方吐出口122とを流れ的に接続する上部案内壁127bと、冷蔵用遠心ファン9aの反旋回成分方向に向かって延在する旋回外周壁127cと、旋回外周壁127cと上方吐出口122とを流れ的に接続する上部案内壁127dとを備えている。
上方案内ダクト127には、上方案内ダクト127から反旋回成分方向に向かって枝分かれした第一支流ダクト129と、上方案内ダクト127から旋回成分方向に向かって枝分かれした第二支流ダクト128と、第一支流ダクト129を流れる空気が吐出される第一支流吐出口123と、第二支流ダクト128を流れる空気が吐出される第二支流吐出口124が備えられている。第一支流吐出口123及び第二支流吐出口124にはルーバが形成されていないので、冷蔵庫内のデザイン性を損なうことを抑制している。
第一支流ダクト129は、旋回外周壁127cと接続され、旋回外周壁127cから第一支流吐出口123側に曲げられた第一支流下壁129aと、上部案内壁127dと接続され、上部案内壁127dから第一支流吐出口123側に曲げられた第一支流上壁129bによって形成されている。
第二支流ダクト128は、旋回内周壁127aと接続され、旋回内周壁127aから第二支流吐出口124側に曲げられた第二支流下壁128aと、上部案内壁127bと接続され、上部案内壁127bから第二支流吐出口124側に曲げられた第二支流上壁128bによって形成されている。旋回内周壁127aと第二支流下壁128aとは、連続した円弧状を成している。
また、上方案内ダクト127の通風路121には、第一前側吐出口125と、第二前側吐出口126とが備えられている。第一前側吐出口125は、第一支流吐出口123より上方でかつ上方吐出口122より下方に位置している。また、第一前側吐出口125は、通風路121側に突出した突出案内壁125aを備えており(図11)、通風路121を流れる空気の一部を案内して、第一前側吐出口125から冷蔵室に向かって冷気を吐出する。
第二前側吐出口126は、左右方向において第一支流吐出口123と第二支流吐出口124との間に位置している。また、第二前側吐出口126は、通風路121側に突出した突出案内壁126aを備えており(図11)、通風路121を流れる空気の一部を案内して、第二前側吐出口126から冷蔵室に向かって冷気を吐出する。突出案内壁125a及び突出案内壁126aは、下方に向かって湾曲した形状となっている。
第一前側吐出口125は左右方向に延びており、旋回成分側(右側)が閉塞部125bによって閉塞されている(図7)。同様に、第二前側吐出口126は左右方向に延びており、旋回成分側(右側)が閉塞部126bによって閉塞されている(図7)。すなわち、第一前側吐出口125及び第二前側吐出口126の開口部は、反旋回成分方向に寄せている。
第一前側吐出口125の長手方向(左右方向)の中心線C2は、上方案内ダクト127の流入口の中心位置と上方吐出口122の中心位置とを結ぶ上方案内ダクト127(通風路121)の中心線C1よりも反旋回成分側に位置している(図9)。また、第二前側吐出口126の長手方向(左右方向)の中心線C2は、上方案内ダクト127の流入口の中心位置と上方吐出口122の中心位置とを結ぶ上方案内ダクト127(通風路121)の中心線C1よりも反旋回成分側に位置している(図9)。
次に、上方吐出口122から吐出される冷気の流れについて説明する。図12は、上方吐出口122から吐出される冷気の流れを示すシミュレーション結果を示す図である。
上方吐出口122から吐出された冷気は、第一ルーバ122aによって旋回成分方向側、すなわち冷蔵庫の左側の天井部に沿って流れ、冷蔵庫の左側壁によって方向が変更され、冷蔵庫の前側下方に流れる。さらに、第二ルーバ122bによって反旋回成分方向側、すなわち冷蔵庫の右側の天井部に沿って流れ、冷蔵庫の右側壁によって方向が変更され、冷蔵庫の前側下方に流れる。送風ファンとして冷蔵用遠心ファン9aを用いた場合、上方吐出口122から吐出された冷気は冷蔵用遠心ファン9aの旋回成分方向に沿って流れようとするが、本実施例では、上方吐出口122に第二ルーバ122bを備えるようにしているので、上方吐出口122から吐出した冷気が第二ルーバ122bに案内されて反旋回成分側にも流れるようになる。
本実施例によれば、冷蔵用遠心ファン9aの旋回成分側に冷気を案内する第一ルーバ122aと、冷蔵用遠心ファン9aの反旋回成分側に冷気を案内する第二ルーバ122bを備えるようにしているので、上方吐出口122から吐出した冷気を冷蔵庫内に効率良く行き渡らせることができる。
次に第一前側吐出口125及び第二前側吐出口126から吐出される冷気の流れについて説明する。図13は、第一前側吐出口125から吐出される冷気の流れを示すシミュレーション結果を示す図である。図14は、第二前側吐出口126から吐出される冷気の流れを示すシミュレーション結果を示す図である。
上述したように、本実施例の第一前側吐出口125は、旋回成分側(右側)が閉塞部125bによって閉塞され、第一前側吐出口125の長手方向(左右方向)の中心線C2が、上方案内ダクト127の流入口の中心位置と上方吐出口122の中心位置とを結ぶ上方案内ダクト127(通風路121)の中心線C1よりも反旋回成分側に位置している(図9)。
冷蔵用遠心ファン9aから吐出され、旋回成分を持った冷気は旋回成分方向側に片寄って吐出され易いが、本実施例の第一前側吐出口125は上記のように構成しているので、旋回成分方向側に片寄って吐出する冷気を抑制することができる。図13に示すように、第一前側吐出口125から吐出された冷気は、旋回成分方向側に極端に片寄ることなく、若干旋回成分側に片寄った状態で吐出される。第一前側吐出口125から吐出された冷気を冷蔵庫の前方に真っ直ぐ吐出した場合、その冷気が回転仕切2cに直接当たることになる。
回転仕切2cは、冷蔵室ドア2a,2bの隙間を埋めるものであり、回転仕切2cに冷気が直接当たると、冷気が冷蔵庫の庫外に漏れやすくなる。このため、本実施例では、回転仕切2cに冷気が直接当たらないように調整している。
また、図14に示すように、第二前側吐出口126から吐出される冷気は、第一前側吐出口125と同様に流れる。ただし、第二前側吐出口126は第一前側吐出口125に対して冷蔵用遠心ファン9aに近い位置にあるので、第二前側吐出口126から吐出される冷気は第一前側吐出口125から吐出される冷気より風量・風圧が高くなっている。
以上説明したように本実施例によれば、吐出口から吐出される冷気の流れを向上させた冷蔵庫を提供することができる。
なお、本発明は前述した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、前述した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
1…冷蔵庫、2…冷蔵室、2a…冷蔵室ドア、2b…冷蔵室ドア、2c…回転仕切、3…製氷室、3a…製氷室ドア、3b…製氷室容器、3c…製氷皿、4…冷凍室、4a…冷凍室ドア、4b…冷凍室容器、5…第一切替室、5a…第一切替室ドア、5b…第一切替室容器、6…第二切替室、6a…第二切替室ドア、6b…第二切替室容器、8a…冷蔵用蒸発器室、8b…冷凍用蒸発器室、9a…冷蔵用遠心ファン、9b…冷凍用遠心ファン、10…箱体、10a…外箱、10b…内箱、12…冷凍室風路、12a…冷凍室吐出口、12b…冷凍室吐出口、12c…冷凍室戻り口、12d…冷凍室戻り風路、14a…冷蔵用蒸発器、14b…冷凍用蒸発器、15a…冷蔵室戻り口、15b…冷蔵室戻り口、16…ドアヒンジカバー、21…ラジアントヒータ、23a…冷蔵室トイ、23b…冷凍室トイ、24…圧縮機、25a,25b,25c,25d,25e,25f,25g…真空断熱材、26…排水管、27,28,29,30…断熱仕切壁、31…制御基板、32…蒸発皿、33a,33b,33c…ドアポケット、34a,34b,34c,34d…棚、35…第一間接冷却室、35a…ケース、36…第二間接冷却室、36a…ドア、36b…収納部、37…外気温度センサ、38…外気湿度センサ、39…機械室、40a…冷蔵用蒸発器温度センサ、40b…冷凍用蒸発器温度センサ、41…冷蔵室温度センサ、42…冷凍室温度センサ、43…第一切替室温度センサ、44…第二切替室温度センサ、50a…庫外放熱器、50b…庫外放熱器、50c…結露防止配管、51…ドライヤ、52…三方弁、52a…流出口、52b…流出口、53a…冷蔵用キャピラリチューブ、53b…冷凍用キャピラリチューブ、54a,54b…気液分離器、55…冷媒合流部、56…逆止弁、59…冷媒配管、60,61…奥行き寸法、62…仕切り、101a,101b,102a,102b…ダンパ、120…送風ユニット、121…通風路、122…上方吐出口、122a…第一ルーバ、122b…第二ルーバ、122c…仕切壁、123…第一支流吐出口、124…第二支流吐出口、125…第一前側吐出口、125a…突出案内壁、125b…閉塞部、126…第二前側吐出口、126a…突出案内壁、126b…閉塞部、127…上方案内ダクト、127a…旋回内周壁、127b…上部案内壁、127c…旋回外周壁、127d…上部案内壁、128…第二支流ダクト、128a…第二支流下壁、128b…第二支流上壁、129…第一支流ダクト、129a…第一支流下壁、129b…第一支流上壁、130…ファンケーシング、200…操作部

Claims (6)

  1. 蒸発器と、
    上方吐出口と、
    前記蒸発器と前記上方吐出口とを繋ぐ上方案内ダクトと、
    前記蒸発器から前記上方吐出口に向けて送風する遠心ファンと、を備え、
    前記上方案内ダクトは、前記蒸発器から前記上方吐出口に向かうにつれて、前記遠心ファンの旋回成分方向に向かって延在し、
    前記上方案内ダクトには、前記上方案内ダクトの流路の中心線よりも反旋回成分側に長手方向中心を備える前側吐出口と、前記上方案内ダクトから反旋回成分側に向かって枝分かれした第一支流ダクトと、前記第一支流ダクトを流れる空気が吐出される第一支流吐出口と、を有し、
    前記前側吐出口は、旋回成分側が閉塞部によって閉塞された冷蔵庫。
  2. 請求項1において、
    前記第一支流吐出口に加え、
    前記上方案内ダクトから旋回成分側に向かって枝分かれした第二支流ダクトと、前記第二支流ダクトを流れる空気が吐出される第二支流吐出口と、を有する冷蔵庫。
  3. 請求項2において、
    前記前側吐出口は、前記第一支流吐出口より上方でかつ前記上方吐出口より下方に位置する第一前側吐出口と、
    左右方向において前記第一支流吐出口と前記第二支流吐出口との間に位置する第二前側吐出口と、を有する冷蔵庫。
  4. 請求項1において、
    前記上方吐出口には、上方が下方に対して旋回線分方向側に位置するように傾斜した複数の第一ルーバと、上方が下方に対して反旋回成分側に位置するように傾斜した複数の第二ルーバと、を有する冷蔵庫。
  5. 請求項1において、
    前記遠心ファンはターボファンである冷蔵庫。
  6. 請求項3おいて、
    冷蔵庫内に複数の棚を備え、
    前記上方吐出口及び第一前側吐出口から吐出した空気は、前記複数の棚のうち最上段の棚の上方に流れ、
    前記第一支流吐出口、前記第二支流吐出口及び第二前側吐出口から吐出した空気は、前記複数の棚のうち上から二段目の棚の上方に流れる冷蔵庫。
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