JP2020118387A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】 流路の下流側に位置する開口から貯蔵室に吹き出す冷気の流量が少なくなることを抑制する。【解決手段】 貯蔵室を有する冷蔵庫は、前記貯蔵室の前側開口を開閉する扉と、前記貯蔵室の後面を画定する第1後側部材と、前記第1後側部材よりも後側に配置されており、前記第1後側部材との間に冷気が流れる流路を画定する第2後側部材と、を備え、前記流路を流れる冷気を前記貯蔵室に吹き出すために開口している第1開口と、前記第1開口よりも前記流路の下流側の位置で前記流路を流れる冷気を前記貯蔵室に吹き出すために開口している第2開口と、前記第2開口よりも前記流路の下流側の位置で前記流路を流れる冷気を前記貯蔵室に吹き出すために開口している第3開口と、が形成されており、前記第1開口と前記第2開口との間の距離は、前記第2開口と前記第3開口との間の距離よりも長くてもよい。【選択図】 図4

Description

本明細書は、冷蔵庫に関する。
特許文献1に開示される冷蔵庫は、冷蔵室を有する筐体と、冷蔵室の前側開口を開閉する扉と、冷蔵室の後面を画定する第1後側部材と、を備える。第1後側部材と第1後側部材よりも後側に配置されている部分の筐体との間には、冷気が流れる流路が画定されている。第1後側部材には、流路を流れる冷気を冷蔵室に吹き出すために開口している複数の開口が形成されている。複数の開口は、流路の上流側から下流側に向かって並んでいる。
特開2015−68510号公報
従来の技術では、流路の下流側に位置する開口ほど、その開口から冷蔵室に吹き出る冷気の流量が少なくなる。本明細書では、流路の下流側に位置する開口から貯蔵室に吹き出す冷気の流量が少なくなることを抑制する技術を開示する。
冷蔵庫は、貯蔵室を有する。前記冷蔵庫は、前記貯蔵室の前側開口を開閉する扉と、前記貯蔵室の後面を画定する第1後側部材と、前記第1後側部材よりも後側に配置されており、前記第1後側部材との間に冷気が流れる流路を画定する第2後側部材と、を備え、前記流路を流れる冷気を前記貯蔵室に吹き出すために開口している第1開口と、前記第1開口よりも前記流路の下流側の位置で前記流路を流れる冷気を前記貯蔵室に吹き出すために開口している第2開口と、前記第2開口よりも前記流路の下流側の位置で前記流路を流れる冷気を前記貯蔵室に吹き出すために開口している第3開口と、が形成されており、前記第1開口と前記第2開口との間の距離は、前記第2開口と前記第3開口との間の距離よりも長い。
第1実施例の冷蔵庫の縦断面図である。 第1実施例の冷蔵庫の冷蔵室を正面から視た図である。 図1の二点鎖線IIIで囲まれる領域を拡大した図である。 図1の二点鎖線IVで囲まれる領域を拡大した図である。 図1の二点鎖線Vで囲まれる領域を拡大した図である。 第2実施例の第1後側部材の断面図である。
(第1実施例)
図1から図5を参照して、冷蔵庫10を説明する。冷蔵庫10は、筐体12と、複数の扉30、32、34、36と、載置棚100、102、104、106と、扉ポケット44、46、48と、冷却器40と、ファン42と、を備える。筐体12は、断熱性を有する。図1に示すように、筐体12は、その内部に、第1冷凍室20と、第2冷凍室22と、野菜室24と、冷蔵室26と、を有する。第1冷凍室20と第2冷凍室22とは、冷凍温度帯の貯蔵室であり、野菜室24と冷蔵室26は、冷蔵温度帯の貯蔵室である。
各貯蔵室は、下から上に向かって、第1冷凍室20、第2冷凍室22、野菜室24、冷蔵室26の順に並んでいる。第1冷凍室20の前側開口20aは、引き出し式の扉30によって開閉される。第1冷凍室20には、食品を収容する収容容器が配置されている。第2冷凍室22の前側開口22aは、引き出し式の扉32によって開閉される。第2冷凍室22には、食品を収容する収容容器が配置されている。野菜室24の前側開口24aは、引き出し式の扉34によって開閉される。野菜室24には、食品を収容する収容容器が配置されている。冷蔵室26の前側開口26aは、左右一対の扉36によって閉塞される。冷蔵室26には、食品が載置される載置棚100、102、104、106が配置されている。載置棚100、102、104、106については、後で詳しく説明する。
扉ポケット44、46、48は、左右一対の扉36の冷蔵室26側の面に固定されている。扉ポケット44、46、48は、樹脂材料で作製されている。扉ポケット44、46、48のそれぞれには、食品が収容される。扉ポケット44、46、48の上下方向の位置については、後で詳しく説明する。
筐体12は、内部に冷却器室28をさらに有する。冷却器室28は、野菜室24と冷蔵室26との後側に形成されている。冷却器室28の後面は、筐体12の後壁部によって画定されている。以下では、この筐体12の後壁部を第2後側部材12aと呼ぶ。冷却器室28には、冷却器40とファン42とが配置されている。冷却器40は、冷却器室28の空気を冷却する。ファン42は、図示省略のファンモータの駆動によって回転する。これにより、冷却器室28の空気(即ち冷気)が圧送される。
冷蔵庫10は、第1後側部材52をさらに備える。第1後側部材52は、冷却器室28の上側に配置されている。第1後側部材52は、樹脂材料で作製されている。第1後側部材52は、冷蔵室26の後面26bを画定している。第1後側部材52は、冷蔵室26よりも第2後側部材12a側に配置されている。第1後側部材52よりも後側に第2後側部材12aが配置されている。第1後側部材52は、第2後側部材12aの冷蔵室26側の面を前方から覆っている。第1後側部材52と第2後側部材12aとの間に隙間が形成されている。以下では、この隙間を流路54と呼ぶ。
流路54は、第1後側部材52と第2後側部材12aとによって画定されている。流路54は、冷却器室28に連通している。流路54には、冷却器室28からファン42によって圧送された冷気が送られる。流路54は、上下方向に延びている。流路54には、冷気が上流側から下流側に向かって流れる。
第1後側部材52と第2後側部材12aとの間には、上部開口60が形成されている。上部開口60は、第1後側部材52の上端に位置している。上部開口60は、流路54の最下流に位置する開口である。上部開口60によって、流路54と冷蔵室26とは連通している。上部開口60は、流路54の最下流まで流れた冷気を冷蔵室26に向かって吹き出すために開口している。
第1後側部材52は、第1開口62と、第2開口64と、第3開口66と、第1上流側開口68と、第2上流側開口70と、第3上流側開口72と、第1下流側開口74と、第2下流側開口76と、第3下流側開口78と、を有する。各開口62、64、66、68、70、72、74、76、78は、第1後側部材52に形成されている。各開口62、64、66、68、70、72、74、76、78は、第1後側部材52を貫通している。各開口62、64、66、68、70、72、74、76、78によって、流路54と冷蔵室26とは連通している。各開口62、64、66、68、70、72、74、76、78は、流路54を流れる冷気を冷蔵室26に吹き出すために開口している。流路54の上流側から下流側に向かって、第1上流側開口68、第2上流側開口70、第3上流側開口72、第1開口62、第2開口64、第3開口66、第1下流側開口74、第2下流側開口76、第3下流側開口78の順に並んでいる。
図2に示すように、冷蔵室26を正面視したとき、第1開口62と第2開口64と第3開口66と第1上流側開口68と第2上流側開口70と第3上流側開口72と第1下流側開口74と第2下流側開口76と第3下流側開口78とは、左右方向に延びている。第1開口62と第2開口64と第3開口66と第1下流側開口74と第2下流側開口76と第3下流側開口78との左右方向の幅W1のそれぞれは等しい。第1上流側開口68と第2上流側開口70と第3上流側開口72との左右方向の幅W2のそれぞれは等しい。第1上流側開口68と第2上流側開口70と第3上流側開口72との左右方向の幅W2は、第1開口62と第2開口64と第3開口66と第1下流側開口74と第2下流側開口76と第3下流側開口78との左右方向の幅W1よりも短い。
図4に示すように、第2開口64は、第1開口62よりも流路54の下流側に位置している。第2開口64は、第1開口62と距離L1だけ離れている。第3開口66は、第2開口64よりも流路54の下流側に位置している。第3開口66は、第2開口64と距離L2だけ離れている。第1開口62と第2開口64との間の距離L1は、第2開口64と第3開口66との間の距離L2よりも大きい。第1開口62と第2開口64との間の距離L1は、第1開口62の上端部から第2開口64の下端部までの距離である。第2開口64と第3開口66との間の距離L2は、第2開口64の上端部から第3開口66の下端部までの距離である。第2開口64は、第1開口62よりも第3開口66側に位置している。
第1開口62と第2開口64との間における第1後側部材52の冷蔵室26側の面52aは、起伏している。起伏とは、平面度が1mm以上であることを表す。面52aは、第2開口64と第3開口66との間における第1後側部材52の冷蔵室26側の面52bよりも起伏している。面52bは、平坦面である。平坦とは、平面度が1mmよりも小さいことを表す。なお、変形例では、面52bは平坦面でなくてもよい。
図2に示すように、第1上流側開口68と第2上流側開口70と第3上流側開口72とは、第1開口62よりも流路54の上流側に位置している。第1上流側開口68は、流路54の最上流側に位置する開口である。図3に示すように、第2上流側開口70は、第1上流側開口68よりも流路54の下流側に位置している。第2上流側開口70は、第1上流側開口68と距離L3だけ離れている。第1上流側開口68と第2上流側開口70との間の距離L3は、第1開口62と第2開口64との間の距離L1よりも長い。第1上流側開口68と第2上流側開口70との間の距離L3は、第1上流側開口68の上端部から第2上流側開口70の下端部までの距離である。
第3上流側開口72は、第2上流側開口70よりも流路54の下流側に位置している。また、第3上流側開口72は、第2上流側開口70と距離L4だけ離れている。第1上流側開口68と第2上流側開口70との間の距離L3は、第2上流側開口70と第3上流側開口72との間の距離L4よりも長い。第2上流側開口70は、第1上流側開口68よりも第3上流側開口72側に位置している。距離L4は、第2開口64と第3開口66との間の距離L2よりも長い。第2上流側開口70と第3上流側開口72との間の距離L4は、第2上流側開口70の上端部から第3上流側開口72の下端部までの距離である。図1に示すように、第3上流側開口72と第1開口62との間の距離は、第1上流側開口68と第2上流側開口70との間の距離L3よりも長い。第3上流側開口72と第1開口62との距離は、第3上流側開口72の上端部から第1開口62の下端部までの距離である。
図3に示すように、第1上流側開口68と第2上流側開口70との間における第1後側部材52の冷蔵室26側の面52cと、第2上流側開口70と第3上流側開口72との間における第1後側部材52の冷蔵室26側の面52dは、起伏している。面52cの平面度は、面52dの平面度と等しい。
図1に示すように、第1下流側開口74は、第3開口66よりも流路54の下流側に位置している。第3開口66と第1下流側開口74との間の距離は、第3上流側開口72と第1開口62との間の距離よりも短く、第1上流側開口68と第2上流側開口70との間の距離L3よりも長い。第3開口66と第1下流側開口74との間の距離は、第3開口66の上端部と第1下流側開口74の下端部との間の距離である。
図5に示すように、第2下流側開口76は、第1下流側開口74よりも流路54の下流側に位置している。第2下流側開口76は、第1下流側開口74と距離L5だけ離れている。第1下流側開口74と第2下流側開口76との間の距離L5は、第1開口62と第2開口64との間の距離L1と等しい。第1下流側開口74と第2下流側開口76との間の距離L5は、第1下流側開口74の上端部から第2下流側開口76の下端部までの距離である。なお、変形例では、距離L5は、距離L1よりも短くてもよい。
また、第3下流側開口78は、第2下流側開口76よりも流路54の下流側に位置している。第3下流側開口78は、上部開口60よりも流路54の上流側に位置している。第3下流側開口78は、第2下流側開口76と距離L6だけ離れている。第1下流側開口74と第2下流側開口76との間の距離L5は、第2下流側開口76と第3下流側開口78との間の距離L6よりも大きい。第2下流側開口76は、第1下流側開口74よりも第3下流側開口78側に位置している。また、距離L6は、第2開口64と第3開口66との間の距離L2と等しい。第2下流側開口76と第3下流側開口78との間の距離L6は、第2下流側開口76の上端部から第3下流側開口78の下端部までの距離である。なお、変形例では、距離L6は、距離L2よりも短くてもよい。
第1下流側開口74と第2下流側開口76との間における第1後側部材52の冷蔵室26側の面52eは、起伏している。面52eの平面度は、第1開口62と第2開口64との間における第1後側部材52の冷蔵室26側の面52aの平面度と等しい。面52eは、第2下流側開口76と第3下流側開口78との間における第1後側部材52の冷蔵室26側の面52fよりも起伏している。面52fは、平坦面である。なお、変形例では、面52fは、平坦面でなくてもよい。
冷蔵庫10は、第1案内部材82と、第2案内部材84と、第3案内部材86と、第1下流側案内部材94と、第2下流側案内部材96と、第3下流側案内部材98と、をさらに備える。各案内部材82、84、86、94、96、98は、樹脂材料で作製されている。図4及び図5に示すように、各案内部材82、84、86、94、96、98は、流路54に配置されている。各案内部材82、84、86、94、96、98は、第1後側部材52から流路54の上流側に向かって傾斜して延びている。各案内部材82、84、86、94、96、98は、湾曲している。図示省略しているが、各案内部材82、84、86、94、96、98は、水平方向に延びている。
図4に示すように、第1案内部材82は、第1開口62を覆っている。第1案内部材82は、流路54の下流側における第1開口62の縁部に沿って配置されている。第1案内部材82の基部82aは、第1後側部材52の流路54側の面に固定されている。第1案内部材82の先端部82bは、第1後側部材52の流路54側の面から離れている。第1案内部材82は、流路54を流れる冷気を第1開口62に案内する。これにより、流路54を流れる冷気の一部は、第1案内部材82に案内されて、第1開口62から冷蔵室26に吹き出る。
第2案内部材84は、第2開口64を覆っている。第2案内部材84は、流路54の下流側における第2開口64の縁部に沿って配置されている。第2案内部材84の基部84aは、第1後側部材52の流路54側の面に固定されている。第2案内部材84の先端部84bは、第1後側部材52の流路54側の面から離れている。第2案内部材84は、流路54を流れる冷気を第2開口64に案内する。これにより、流路54を流れる冷気の一部は、第2案内部材84に案内されて、第2開口64から冷蔵室26に吹き出る。第2案内部材84の先端部84bと第1後側部材52との間の距離D2は、第1案内部材82の先端部82bと第1後側部材52との間の距離D1よりも長い。
第3案内部材86は、第3開口66を覆っている。第3案内部材86は、流路54の下流側における第3開口66の縁部に沿って配置されている。第3案内部材86の基部86aは、第1後側部材52の流路54側の面に固定されている。第3案内部材86の先端部86bは、第1後側部材52の流路54側の面から離れている。第3案内部材86は、流路54を流れる冷気を第3開口66に案内する。これにより、流路54を流れる冷気の一部は、第3案内部材86に案内されて、第3開口66から冷蔵室26に吹き出る。第3案内部材86の先端部86bと第1後側部材52との間の距離は、第2案内部材84の先端部84bと第1後側部材52との間の距離D2よりも僅かに短い。なお、変形例では、第3案内部材86の先端部86bと第1後側部材52との間の距離は、距離D2以上であってもよい。
図5に示すように、第1下流側案内部材94は、第1下流側開口74を覆っている。第1下流側案内部材94は、流路54の下流側における第1下流側開口74の縁部に沿って配置されている。第1下流側案内部材94の基部94aは、第1後側部材52の流路54側の面に固定されている。第1下流側案内部材94の先端部94bは、第1後側部材52の流路54側の面から離れている。第1下流側案内部材94は、流路54を流れる冷気を第1下流側開口74に案内する。これにより、流路54を流れる冷気の一部は、第1下流側案内部材94に案内されて、第1下流側開口74から冷蔵室26に吹き出る。第1下流側案内部材94の先端部94bと第1後側部材52との間の距離D3は、第2案内部材84の先端部84bと第1後側部材52との間の距離D2と等しい。なお、変形例では、距離D3は、距離D2よりも長くてもよい。
第2下流側案内部材96は、第2下流側開口76を覆っている。第2下流側案内部材96は、流路54の下流側における第2下流側開口76の縁部に沿って配置されている。第2下流側案内部材96の基部96aは、第1後側部材52の流路54側の面に固定されている。第2下流側案内部材96の先端部96bは、第1後側部材52の流路54側の面から離れている。第2下流側案内部材96は、流路54を流れる冷気を第2下流側開口76に案内する。これにより、流路54を流れる冷気の一部は、第2下流側案内部材96に案内されて、第2下流側開口76から冷蔵室26に吹き出る。第2下流側案内部材96の先端部96bと第1後側部材52との間の距離D4は、第1下流側案内部材94の先端部94bと第1後側部材52との間の距離D3よりも長い。
第3下流側案内部材98は、第3下流側開口78を覆っている。第3下流側案内部材98は、流路54の下流側における第3下流側開口78の縁部に沿って配置されている。第3下流側案内部材98の基部98aは、第1後側部材52の流路54側の面に固定されている。第3下流側案内部材98の先端部98bは、第1後側部材52の流路54側の面から離れている。第3下流側案内部材98は、流路54を流れる冷気を第3下流側開口78に案内する。これにより、流路54を流れる冷気の一部は、第3下流側案内部材98に案内されて、第3下流側開口78から冷蔵室26に吹き出る。第3下流側案内部材98の先端部98bと第1後側部材52との間の距離は、第2下流側案内部材96の先端部96bと第1後側部材52との間の距離D4よりも僅かに短い。なお、変形例では、第3下流側案内部材98の先端部98bと第1後側部材52との間の距離は、距離D4以上であってもよい。
図3に示すように、第1上流側開口68と第2上流側開口70と第3上流側開口72とは、上述したような案内部材に覆われていない。即ち、第1上流側開口68と第2上流側開口70と第3上流側開口72に冷気が案内部材によって案内されない。このため、冷気は、流路54と冷蔵室26との圧力差にのみ基づいて、第1上流側開口68と第2上流側開口70と第3上流側開口72とから冷蔵室26に吹き出る。
次に、図1を参照して、載置棚100、102、104、106を説明する。載置棚100、102、104、106は、樹脂材料で作製されている。載置棚100は、第1上流側開口68よりも流路54の上流側における第1後側部材52に固定されている。載置棚102は、第3上流側開口72よりも流路54の下流側であり第1開口62よりも流路54の上流側における第1後側部材52に取り外し可能に取り付けられている。流路54の上流側から下流側に向かう方向において、載置棚100と載置棚102との間に、第1上流側開口68と第2上流側開口70と第3上流側開口72とが位置している。
載置棚104は、第3開口66よりも流路54の下流側であり第1下流側開口74よりも流路54の上流側における第1後側部材52に取り外し可能に取り付けられている。流路54の上流側から下流側に向かう方向において、載置棚102と載置棚104との間に、第1開口62と第2開口64と第3開口66とが位置している。
載置棚106は、第3下流側開口78よりも流路54の下流側であり上部開口60よりも流路54の上流側における第1後側部材52に取り外し可能に取り付けられている。流路54の上流側から下流側に向かう方向において、載置棚104と載置棚106との間に、第1下流側開口74と第2下流側開口76と第3下流側開口78とが位置している。また、載置棚106と筐体12の上面との間に、上部開口60が位置している。
次に、扉ポケット44、46、48の上下方向の位置を説明する。扉ポケット44、46、48は、上下方向に並んで配置されている。扉ポケット44は、冷蔵室26の下部に配置されている。流路54の上流側から下流側に向かう方向において、扉ポケット44は、第1上流側開口68よりも流路54の上流側に位置している。流路54の上流側から下流側に向かう方向において、扉ポケット46は、第3上流側開口72よりも流路54の下流側であり第2開口64よりも流路54の上流側に位置している。扉ポケット48は、冷蔵室26の上部に配置されている。流路54の上流側から下流側に向かう方向において、扉ポケット48は、第1下流側開口74よりも流路54の下流側であり上部開口60よりも流路54の上流側に位置している。
次に、冷蔵庫10における冷気の流れを説明する。冷蔵庫10では、ファン42の駆動によって冷却器室28から流路54に送られた冷気の一部は、第1上流側開口68と第2上流側開口70と第3上流側開口72とから、冷蔵室26の空間26cに吹き出る。空間26cは、冷蔵室26における載置棚100と載置棚102との間の空間である。第1上流側開口68と第2上流側開口70と第3上流側開口72とから吹き出た冷気は、冷蔵室26の前側開口26aに向かって流れる。これにより、載置棚100に載置された食品や扉ポケット44に収容された食品が冷却される。
次に、第3上流側開口72よりも流路54の下流側に流れた冷気の一部は、第1案内部材82と第2案内部材84と第3案内部材86とのそれぞれに案内される。その後、冷気は、第1開口62と第2開口64と第3開口66とのそれぞれから、冷蔵室26の空間26dに吹き出る。空間26dは、冷蔵室26における載置棚102と載置棚104との間の空間である。第1開口62から吹き出た冷気は、第1後側部材52の面52aに沿って流れ、その後、冷蔵室26の前側開口26aに向かって流れる。また、第2開口64から吹き出た冷気は、第1後側部材52の面52bに沿って流れ、その後、冷蔵室26の前側開口26aに向かって流れる。また、第3開口66から吹き出た冷気は、冷蔵室26の前側開口26aに向かって流れる。これらにより、載置棚102に載置された食品や扉ポケット46に収容された食品が冷却される。
次いで、第3開口66よりも流路54の下流側に流れた冷気の一部は、第1下流側案内部材94と第2下流側案内部材96と第3下流側案内部材98とのそれぞれに案内される。その後、冷気は、第1下流側開口74と第2下流側開口76と第3下流側開口78とのそれぞれから、冷蔵室26の空間26eに吹き出る。空間26eは、冷蔵室26における載置棚104と載置棚106との間の空間である。第1下流側開口74から吹き出た冷気は、第1後側部材52の面52eに沿って流れ、その後、冷蔵室26の前側開口26aに向かって流れる。また、第2下流側開口76から吹き出た冷気は、第1後側部材52の面52fに沿って流れ、その後、冷蔵室26の前側開口26aに向かって流れる。また、第3下流側開口78から吹き出た冷気は、冷蔵室26の前側開口26aに向かって流れる。これらにより、載置棚104に載置された食品や扉ポケット48に収容された食品が冷却される。
次いで、第3下流側開口78よりも流路54の下流側に流れた冷気の一部は、上部開口60から冷蔵室26の空間26fに吹き出る。空間26fは、冷蔵室26における載置棚106と筐体12の上面との間の空間である。これにより、載置棚106に載置された食品や扉ポケット48に収容された食品が冷却される。
(効果)
上述したように、実施例に係る冷蔵庫10では、第1開口62と第2開口64との間の距離L1が、第2開口64と第3開口66との間の距離L2よりも大きい。即ち、第2開口64は、第1開口62よりも第3開口66側に位置している。このため、第2開口64と第3開口66とから、冷蔵室26の空間26dであって流路54の下流側に位置する領域に吹き出す冷気の流量が少なくなることを抑制することができる。
第1上流側開口68と第2上流側開口70と第3上流側開口72との左右方向の幅W2が、第1開口62と第2開口64と第3開口66と第1下流側開口74と第2下流側開口76と第3下流側開口78との左右方向の幅W1よりも短い。このため、幅W2が幅W1と等しい場合と比較して、流路54のより上流側に位置する第1上流側開口68と第2上流側開口70と第3上流側開口72から冷蔵室26の空間26cに吹き出る冷気の流量が少なくなる。この結果、第3上流側開口72よりも下流側の流路54に流れる冷気の流量が多くなる。これにより、第3上流側開口72よりも流路54の下流側に位置する第1開口62と第2開口64と第3開口66と第1下流側開口74と第2下流側開口76と第3下流側開口78とから冷蔵室26に吹き出る冷気の流量を多くすることができる。
また、第1上流側開口68と第2上流側開口70と第3上流側開口72とは、案内部材によって覆われていない。このため、冷気は、流路54と冷蔵室26との圧力差にのみ基づいて、第1上流側開口68と第2上流側開口70と第3上流側開口72とから冷蔵室26に吹き出る。この結果、第1上流側開口68と第2上流側開口70と第3上流側開口72とが案内部材によって覆われている場合と比較して、第1上流側開口68と第2上流側開口70と第3上流側開口72とから冷蔵室26の空間26cに吹き出る冷気の流量が少なくなる。これにより、第3上流側開口72よりも下流側の流路54に流れる冷気の流量がさらに多くなる。この結果、第3上流側開口72よりも流路54の下流側に位置する第1開口62と第2開口64と第3開口66と第1下流側開口74と第2下流側開口76と第3下流側開口78とから冷蔵室26に吹き出る冷気の流量をさらに多くすることができる。
また、第1開口62と第2開口64と第3開口66とのそれぞれは、第1案内部材82と第2案内部材84と第3案内部材86とのそれぞれに覆われている。このため、第1案内部材82と第2案内部材84と第3案内部材86とのそれぞれによって、冷気は、第1開口62と第2開口64と第3開口66とのそれぞれに案内される。この結果、冷気を第1開口62と第2開口64と第3開口66とのそれぞれから冷蔵室26の空間26dに効率良く吹き出すことができる。
また、第2案内部材84の先端部84bと第1後側部材52との間の距離D2は、第1案内部材82の先端部82bと第1後側部材52との間の距離D1よりも長い。このため、第1開口62から冷気が吹き出すことによって第1開口62よりも流路54の下流側に流れる冷気の流量が少なくなっても、第2案内部材84の先端部84bと第1後側部材52との間を通る冷気の流量を確保することができる。この結果、第2開口64から冷蔵室26の空間26dに吹き出す冷気の流量が少なくなることを抑制することができる。
また、第1下流側開口74と第2下流側開口76との間の距離L5は、第2下流側開口76と第3下流側開口78との間の距離L6よりも長い。この距離L5及び距離L6の関係は、第1開口62と第2開口64との間の距離L1及び第2開口64と第3開口66との間の距離L2の関係と同様である。このため、第2下流側開口76と第3下流側開口78とから、冷蔵室26の空間26eであって流路54の下流側に位置する領域に吹き出す冷気の流量が少なくなることを抑制することができる。
また、第1下流側開口74と第2下流側開口76と第3下流側開口78とのそれぞれは、第1下流側案内部材94と第2下流側案内部材96と第3下流側案内部材98とのそれぞれに覆われている。このため、第1下流側案内部材94と第2下流側案内部材96と第3下流側案内部材98とのそれぞれによって、冷気は、第1下流側開口74と第2下流側開口76と第3下流側開口78とのそれぞれに案内される。この結果、冷気を第1下流側開口74と第2下流側開口76と第3下流側開口78とのそれぞれから冷蔵室26の空間26eに効率良く吹き出すことができる。
また、第2下流側案内部材96の先端部96bと第1後側部材52との間の距離D4は、第1下流側案内部材94の先端部94bと第1後側部材52との間の距離D3よりも長い。この距離L5及び距離L6の関係は、第1案内部材82の先端部82bと第1後側部材52との間の距離L1及び第2案内部材84の先端部84bと第1後側部材52との間の距離L2の関係と同様である。このため、第2下流側開口76から冷蔵室26の空間26eに吹き出す冷気の流量が少なくなることを抑制することができる。
また、第1後側部材52の面52bは平坦面である。このため、冷気の流れを妨げる抵抗は極めて小さい。この結果、第2開口64から吹き出た冷気の流速が小さくなることを抑制することができる。これにより、冷気が冷蔵室26の空間26dの第1後側部材52側に滞留することを抑制することができる。
また、第1後側部材52の面52aは、第1後側部材52の面52bよりも起伏している。このため、第1開口62から吹き出た冷気の流速は、第2開口64から吹き出た冷気の流速に近づく。この結果、冷蔵室26の空間26dでの冷気の流速ムラが小さくなる。これにより、冷蔵室26の空間26dを均一に冷却することができる。
また、第1後側部材52の面52fは平坦面である。このため、冷気の流れを妨げる抵抗は極めて小さい。この結果、第2下流側開口76から吹き出た冷気の流速が小さくなることを抑制することができる。これにより、冷気が冷蔵室26の空間26eの第1後側部材52側に滞留することを抑制することができる。
また、第1後側部材52の面52eは、第1後側部材52の面52fよりも起伏している。面52e、52fにおける平面度の関係は、面52a、52bにおける平面度の関係と同様である。このため、冷蔵室26の空間26eを均一に冷却することができる。
(対応関係)
第1上流側開口68と第2上流側開口70と第3上流側開口72とが、「上流側開口」の一例であり、載置棚102が、「第1載置棚」の一例であり、載置棚104が、「第2載置棚」の一例である。
(第2実施例)
図6を参照して、第2実施例を説明する。第2実施例では、第1実施例と異なる点を説明し、第1実施例と同様の点については同様の符号を付して説明を省略する。図6に示すように、第2実施例の冷蔵庫10は、第1上流側案内部材188と、第2上流側案内部材190と、第3上流側案内部材192と、をさらに備える。図6では、第1後側部材52の第1上流側開口68と第2上流側開口70と第3上流側開口72とが位置する領域が拡大されている。各案内部材188、190、192は、樹脂材料で作製されている。各案内部材188、190、192は、流路54に配置されている。各案内部材188、190、192は、第1後側部材52から流路54の上流側に向かって傾斜して延びている。各案内部材188、190、192は、湾曲している。図示省略しているが、各案内部材188、190、192は、水平方向に延びている。
第1上流側案内部材188は、第1上流側開口68を覆っている。第1上流側案内部材188は、流路54の下流側における第1上流側開口68の縁部に沿って配置されている。第1上流側案内部材188の基部188aは、第1後側部材52の流路54側の面に固定されている。第1上流側案内部材188の先端部188bは、第1後側部材52の流路54側の面から離れている。第1上流側案内部材188は、流路54を流れる冷気を第1上流側開口68に案内する。これにより、流路54を流れる冷気の一部は、第1上流側案内部材188に案内されて、第1上流側開口168から冷蔵室26に吹き出る。第1上流側案内部材188の先端部188bと第1後側部材52との間の距離D5は、第1案内部材82の先端部82bと第1後側部材52との間の距離D1よりも短い。
第2上流側案内部材190は、第2上流側開口70を覆っている。第2上流側案内部材190は、流路54の下流側における第2上流側開口70の縁部に沿って配置されている。第2上流側案内部材190の基部190aは、第1後側部材52の流路54側の面に固定されている。第2上流側案内部材190の先端部190bは、第1後側部材52の流路54側の面から離れている。第2上流側案内部材190は、流路54を流れる冷気を第2上流側開口70に案内する。これにより、流路54を流れる冷気の一部は、第2上流側案内部材190に案内されて、第2上流側開口70から冷蔵室26に吹き出る。第2上流側案内部材190の先端部190bと第1後側部材52との間の距離D6は、第1案内部材82の先端部82bと第1後側部材52との間の距離D1よりも短く、第1上流側案内部材188の先端部188bと第1後側部材52との間の距離D5よりも長い。
第3上流側案内部材192は、第3上流側開口72を覆っている。第3上流側案内部材192は、流路54の下流側における第3上流側開口72の縁部に沿って配置されている。第3上流側案内部材192の基部192aは、第1後側部材52の流路54側の面に固定されている。第3上流側案内部材192の先端部190bは、第1後側部材52の流路54側の面から離れている。第3上流側案内部材192は、流路54を流れる冷気を第3上流側開口72に案内する。これにより、流路54を流れる冷気の一部は、第3上流側案内部材192に案内されて、第3上流側開口72から冷蔵室26に吹き出る。第3上流側案内部材192は、第2上流側案内部材190と同様の形状を有する。このため、第3上流側案内部材192の先端部192bと第1後側部材52との間の距離D7は、第2上流側案内部材190の先端部190bと第1後側部材52との間の距離D6と同様である。なお、変形例では、距離D7は、距離D6よりも長くてもよい。この場合、距離D7は、第1案内部材82の先端部82bと第1後側部材52との間の距離D1よりも短い。
(効果)
上述したように、第3上流側案内部材192の先端部192bと第1後側部材52との間の距離D7は、第1案内部材82の先端部82bと第1後側部材52との間の距離D1よりも短い。このため、第3上流側開口72から冷気が吹き出すことによって第3上流側開口72よりも流路54の下流側に流れる冷気の流量が少なくなっても、第1案内部材82の先端部82bと第1後側部材52との間を通る冷気の流量を確保することができる。この結果、第1開口62から冷蔵室26の空間26dに吹き出す冷気の流量が少なくなることを抑制することができる。
第2上流側案内部材190の先端部190bと第1後側部材52との間の距離D6は、第1上流側案内部材188の先端部188bと第1後側部材52との間の距離D5よりも長い。このため、第1上流側開口68から冷気が吹き出すことによって第1上流側開口68よりも流路54の下流側に流れる冷気の流量が少なくなっても、第2上流側案内部材190の先端部190bと第1後側部材52との間を通る冷気の流量を確保することができる。この結果、第2上流側開口70から冷蔵室26の空間26cに吹き出す冷気の流量が少なくなることを抑制することができる。
(対応関係)
第1上流側案内部材188と第2上流側案内部材190と第3上流側案内部材192とが、「上流側案内部材」の一例である。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。また、本明細書又は図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書又は図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
10 :冷蔵庫
12 :筐体
12a :第2後側部材
20 :第1冷凍室
20a、22a、24a、26a:前側開口
22 :第2冷凍室
24 :野菜室
26 :冷蔵室
26b :後面
26c、26d、26e、26f:空間
28 :冷却器室
30、32、34、46:扉
40 :冷却器
42 :ファン
44、46、48:扉ポケット
52 :第1後側部材
54 :流路
60 :上部開口
62 :第1開口
64 :第2開口
66 :第3開口
68 :第1上流側開口
70 :第2上流側開口
72 :第3上流側開口
74 :第1下流側開口
76 :第2下流側開口
78 :第3下流側開口
82 :第1案内部材
84 :第2案内部材
86 :第3案内部材
94 :第1下流側案内部材
96 :第2下流側案内部材
98 :第3下流側案内部材
100、102、104、106:載置棚

Claims (10)

  1. 貯蔵室を有する冷蔵庫であって、
    前記貯蔵室の前側開口を開閉する扉と、
    前記貯蔵室の後面を画定する第1後側部材と、
    前記第1後側部材よりも後側に配置されており、前記第1後側部材との間に冷気が流れる流路を画定する第2後側部材と、を備え、
    前記流路を流れる冷気を前記貯蔵室に吹き出すために開口している第1開口と、
    前記第1開口よりも前記流路の下流側の位置で前記流路を流れる冷気を前記貯蔵室に吹き出すために開口している第2開口と、
    前記第2開口よりも前記流路の下流側の位置で前記流路を流れる冷気を前記貯蔵室に吹き出すために開口している第3開口と、が形成されており、
    前記第1開口と前記第2開口との間の距離は、前記第2開口と前記第3開口との間の距離よりも長い、冷蔵庫。
  2. 前記第1開口よりも前記流路の上流側の位置で前記流路を流れる冷気を前記貯蔵室に吹き出すために開口している上流側開口が形成されており、
    前記貯蔵室を正面視したとき、前記第1開口と前記第2開口と前記第3開口と前記上流側開口とは、前記貯蔵室の左右方向に延びており、
    前記上流側開口の左右方向の幅は、前記第1開口と前記第2開口と前記第3開口との左右方向の幅よりも短い、請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記第3開口よりも前記流路の下流側の位置で前記流路を流れる冷気を前記貯蔵室に吹き出すために開口している第1下流側開口と、
    前記第1下流側開口よりも前記流路の下流側の位置で前記流路を流れる冷気を前記貯蔵室に吹き出すために開口している第2下流側開口と、
    前記第2下流側開口よりも前記流路の下流側の位置で前記流路を流れる冷気を前記貯蔵室に吹き出すために開口している第3下流側開口と、が形成されており、
    前記第1下流側開口と前記第2下流側開口との間の距離は、前記第2下流側開口と前記第3下流側開口との間の距離よりも長い、請求項1又は2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記第2開口と前記第3開口との間に位置する面が平坦面である、請求項1から3のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  5. 前記第1開口と前記第2開口との間に位置する面は、前記第2開口と前記第3開口との間に位置する面よりも起伏している、請求項1から4のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  6. 前記第1後側部材に固定されている第1案内部材であって、前記流路を流れる冷気を前記第1開口に案内する前記第1案内部材と、
    前記第1後側部材に固定されている第2案内部材であって、前記流路を流れる冷気を前記第2開口に案内する前記第2案内部材と、
    前記第1後側部材に固定されている第3案内部材であって、前記流路を流れる冷気を前記第3開口に案内する前記第3案内部材と、をさらに備える、請求項1から5のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  7. 前記第1開口よりも前記流路の上流側の位置で前記流路を流れる冷気を前記貯蔵室に吹き出すために開口している上流側開口であって、案内部材に覆われていない前記上流側開口が形成されている、請求項1から6のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  8. 前記第1開口よりも前記流路の上流側の位置で前記流路を流れる冷気を前記貯蔵室に吹き出すために開口している上流側開口が形成されており、
    前記第1後側部材に固定されている上流側案内部材であって、前記流路を流れる冷気を前記上流側開口に案内する前記上流側案内部材をさらに備え、
    前記上流側案内部材の先端部と前記第1後側部材との間の距離は、前記第1案内部材の先端部と前記第1後側部材との間の距離よりも短い、請求項6に記載の冷蔵庫。
  9. 前記第2案内部材の先端部と前記第1後側部材との間の距離は、前記第1案内部材の先端部と前記第1後側部材との間の距離よりも長い、請求項6に記載の冷蔵庫。
  10. 前記貯蔵室に収容される食品が載置される第1載置棚と第2載置棚とをさらに備え、
    前記流路の上流側から下流側に向かう方向において、前記第1開口と前記第2開口と前記第3開口とは、前記第1載置棚と前記第2載置棚との間に位置している、請求項1から9のいずれか一項に記載の冷蔵庫。

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