JP2002029379A - シートベルト用リトラクタのガス発生装置一体型プリテンショナ - Google Patents

シートベルト用リトラクタのガス発生装置一体型プリテンショナ

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JP2002029379A
JP2002029379A JP2000239688A JP2000239688A JP2002029379A JP 2002029379 A JP2002029379 A JP 2002029379A JP 2000239688 A JP2000239688 A JP 2000239688A JP 2000239688 A JP2000239688 A JP 2000239688A JP 2002029379 A JP2002029379 A JP 2002029379A
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    • B60R22/46Reels with means to tension the belt in an emergency by forced winding up
    • B60R2022/468Reels with means to tension the belt in an emergency by forced winding up characterised by clutching means between actuator and belt reel

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シートベルト用リトラクタのガス発生装置一
体型プリテンショナを提供する。 【解決手段】 ガス発生装置(160)が配設される第
1のチャンバ(220)と第2のチャンバ(230)と
を有し、ガス発生装置(160)の水平管(162)が
配設されるハウジング(201)と、前記チャンバ(2
20)に配設されるアーム(171)と、これの分岐端
に設けられるプーリ(172)と、これを用いてリール
(120)をウエビングの巻き取り方向へ回転させるケ
ーブル(174)とからなる動力伝達部(170)と、
リール(120)の一側面に第1の係合溝(129)に
係合される第2の係合突起(214)が形成され、他側
面には第1の係合突起(231)と係合する第2の係合
溝(215)が形成されているクラッチディスク(21
0)を備えるクラッチ機構とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシートベルト用リト
ラクタのプリテンショナに関するもので、特に、車両の
急減速時にウエビングが巻き取られるリトラクタのリー
ルをウエビングの巻き取り方向へ回転させてウエビング
を緊急に引き締めることによって、乗員に対してウエビ
ングを密着させることができるシートベルト用リトラク
タのガス発生装置一体型プリテンショナに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般的に、車両の使用者は走行、乗車
感、速度などのような車両の基本的な性能だけでなく、
乗員を保護するための安全装置に対しても関心を持って
いる。特に、車両のフロントシートやリアシートに設け
られているシートベルトは、車両の急減速時に乗員を衝
撃から保護する役割を果たす。大部分のシートベルトに
は衝突事故などの急減速時に乗員をより強力に拘束する
ためのリトラクタが設けられており、プリテンショナと
共にリトラクタの性能もより一層発展してきた。
【0003】通常、プリテンショナは、車両の急減速時
(例えば、車両の正面衝突などによる急停車時)に作用
するべくパイロテクニクス(Pyrotechnic
s)、または、他の動力を利用する動力発生装置から発
生した発生ガスによってリトラクタのリールをウエビン
グの巻き取り方向へ回転させてウエビングを所定の長さ
だけ引き締める役割を果たす。しかし、動力発生装置に
対してプリテンショナが分離されているので、作用する
ガス圧の大きさによってシートベルトの回収長さを一定
に維持するのには様々な技術的な問題があり、現在まで
開発された大部分のプリテンショナは作動時に乗員をシ
ートバックに十分に拘束できないという問題がある。
【0004】シートベルトのプリテンショナに係る代表
的な例として、米国特許第3,043,093号には、
発生ガスによって作動するアクチュエータが開示されて
いる。
【0005】このアクチュエータは、シリンダ内で作動
するピストンを備えている。前記シリンダの一端部は密
封状態でブラケットに結び付いており、作動ガスが流入
する流入口を備えている。前記ピストンには、ケーブル
と協同するプーリが設けられており、ケーブルの一端
は、ピストンに設けられたプーリおよびシャフトに設け
られたプーリを順に経てブラケットに固着されている。
また、シャフトに設けられたプーリの両側には、このプ
ーリと同軸線上に第1のおよび第2のプーリが設けられ
ている。ここで、第1のプーリの外周部に巻き掛けるケ
ーブルによってベルトのような負荷装置を作動させ、第
2のプーリは、ウエビングによってパイロットの肩部が
固定されるもう一つの負荷措置を作動させる。前記シャ
フトに設けられたプーリとピストンとを備えたシリンダ
は、プリテンショナと同様の機能を有するアクチュエー
タとして作用する。
【0006】しかし、前述の構成は、第1のおよび第2
のプーリの相互反対作用により、シャフトに設けられた
プーリの作動が歪曲されるので、ピストンの作動距離、
すなわちベルトの回収長さを一定に維持できない。
【0007】前記米国特許第3,043,093号に基
づいて車両に適用したプリテンショナの例としては、米
国特許第4,423,846号がある。この特許第4,
423,846号には、自動でシートベルトの巻き取り
をする装置用の緊張装置が開示されている。この装置
は、自動でシートベルトの巻き取りを行う装置を備えて
おり、ベルト軸に設けられた軸延伸部はスプリングカバ
ーに貫設されている。この軸延伸部は歯部を有し、それ
に対向するプーリの軸上の対向歯部に噛合している。ス
プリングカバーには、プーリを回動自在に支持する突部
が形成されている。また、スプリングカバーには、湾曲
状の突部である4つのカムが形成され、プーリ上に傾斜
したウェッジ状のストライク面を有するリセッス(re
cess)内に突設されている。スプリングカバーに
は、プーリに形成された孔に挿設してプーリを非作動位
置に維持させるシェアピンが固着されている。ガス発生
装置に連結したケーブルは、ピンによってプーリに巻き
掛けられている。したがって、ケーブルが引き締める時
にはシェアピンが切断されると同時に、プーリはカムに
よって軸上の歯部に向かって移動して軸上の歯部を対向
歯部に噛合させる。この噛合によりベルト軸がプーリに
当接して、ウエビングがベルト軸に緊急に引き締められ
る。
【0008】しかし、この装置は、回収するべきケーブ
ルの長さがピンの位置によって変化するので、回収長さ
を正確に維持することが非常に難しい。また、スプリン
グカバーには、プーリの作動のための補助機構を具備し
なければならない。
【0009】このような問題点を解決するための米国特
許第5,489,072号には、プリテンショナを備え
ているシートベルトのリトラクタが開示されている。図
12に示したように、U字状のブラケット6に設けられ
るリトラクタの構成を見ると、ハウジング3の一側に
は、スプリングカバー2が配設され、このスプリングカ
バー2には、ぜんまいばね1が内蔵される。ぜんまいば
ね1の一端9bは、スプリングカバー2の内周面に形成
された係止溝に係止され、中心に位置する他端9aは、
ボス8の外周面に形成された係止溝に係止される。ま
た、シートベルトのウエビングが巻き取られるリール4
のリールシャフト10は、ベアリング(図示せず)のよ
うな軸支持部材を介してU字状のブラケット6の両脚部
に形成された貫通孔に回転自在に設けられる。
【0010】ハウジング3の内面には、所定値以上の回
転力により破断するべく2つの嵌合突起12が形成され
ており、この嵌合突起12には、クラッチドラム18に
形成された嵌合孔13が嵌合される。また、ハウジング
3の内面には、複数(ここでは3つ)のローラ15が回
転自在に設けられる複数(ここでは3つ)のピン14が
形成されている。また、クラッチドラム18の内周面に
は、ローラ15を回転自在に支持する概略に三角形状の
ローラ支持部16が形成されている。クラッチドラム1
8の外周面には、ワイヤ19を巻き掛ける円周溝が円周
方向に形成されている。この円周溝は両円縁17により
提供される。ワイヤ19の一端は、クラッチドラム18
の外周面に係止し、他端はパイロテクニクスを用いたガ
ス発生装置21に係止する。
【0011】ウエビングを巻き取るための緊張装置であ
るパイロテクニクスを用いたガス発生装置21は、U字
状のブラケット6の一側面に固設されるハウジング3と
スプリングカバー2との間に配設される。一方、リール
4のリールシャフト10の一端はハウジング3の中央貫
通孔を貫通して、前述したボス8に挿設される。
【0012】したがって、パイロテクニクスを用いたガ
ス発生装置21は車両の急減速時に内蔵されたガスジェ
ネレータ(図示せず)の爆発で発生したガスにより、ピ
ストン(図示せず)を軸の上方に移動させる。それによ
って、ピストンに連結したワイヤ19が軸の上方に引き
上げられて、クラッチドラム18が回転されると同時
に、クラッチドラム18の回転力によりハウジング3の
嵌合突起12が破断される。
【0013】この時、ローラ支持部16の形状によりロ
ーラ15は、リール4のリールシャフト10に当接する
と同時に、クラッチドラム18は、リール4と共に所定
の回数だけ回転する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この緊張装置
もやはり、クラッチドラム18の組立公差によりクラッ
チドラム18の外周面に形成された円周溝の位置によっ
てワイヤ19の位置が可変可能に巻き取られ、ローラと
シャフトとの組立公差が存在するので、ワイヤの回収長
さを一定に調整および維持することができない。
【0015】しかも、前記米国特許第4,423,84
6号または第5,489,072号は、パイロテクニク
スからの所定のガス発生量によってシェアピンまたは嵌
合突起が破断する構成であるが、これはプーリまたはド
ラムの回転を適時に行うことができない恐れがある。そ
して、これらの特許に開示された緊張装置は、プーリま
たはドラムを所定の回数だけ回転させるために相対的に
長く、体積の大きいパイロテクニクスを用いたガス発生
装置が必要である。したがって、全体の体積が相対的に
大きく、長さの長いケーブルまたはワイヤを必要とす
る。それによって、これらの緊張装置は、相対的に連結
ケーブルまたはワイヤの作動行程が非常に長く、作動の
瞬発力が低下する原因になる。
【0016】特に、米国特許第5,489,072号に
開示された緊張装置は、ディスクドラムの支持部でリー
ルシャフトに当接するローラ等の摩擦力を利用してリー
ルを回転させるので、構造的にリールシャフトが破断す
る恐れがあり、回転力の伝達性能が相対的に低下すると
いう短所がある。
【0017】一方、米国特許第5,588,608号お
よび特開平8−26070号には、ケーブルまたはワイ
ヤの行程を縮小したプリテンショナが開示されている。
米国特許第5,588,608号では、シリンダ内にピ
ストンが設けられ、ピストンにはワイヤが巻き掛けられ
たプーリが設けられている。シリンダの下部にはガス発
生装置が一体に配設されている。ワイヤは、一端がシリ
ンダの下部面に係止され、他端はプーリを経てシリンダ
の下部面を通過した後、他のプーリを介してリールと協
同する回転ドラムに巻き掛けられて係止される。ガス発
生装置からの発生ガス圧によってピストンとプーリとが
瞬時に引き上げられると、プーリが回転しながらこれを
介してドラムに巻き掛けられたワイヤを引き上げてウエ
ビングを引き締める。
【0018】特開平8−26070号は、米国特許第
5,588,608号を改良したもので、ガス発生時に
ピストンが移動しながらワイヤを引き寄せてドラムから
引き出すことができ、シリンダ外側の第1の案内部とシ
リンダ内側の第2の案内部との間でワイヤの移動方向が
ピストンの移動方向に比べて傾斜し、ワイヤがシリンダ
を貫通する構造を持つ。シリンダの後面には密封用ボー
ルが挿入されている。また、ワイヤがシリンダを貫通し
てピストンの円弧部に巻き掛けられるので、ワイヤの引
き出し長さが長くなる。
【0019】これらの特許は、ピストン内のプーリまた
はガイドによりワイヤの行程が延びて、ケーブルプーリ
またはワイヤドラムに対してガス発生装置のシリンダが
分離して位置するので、二重に設置空間を必要とする。
特に、これらの特許はプーリまたはガイドがケーブルプ
ーリまたはワイヤドラムの下部に離隔して位置するの
で、離隔した間隔程度ピストンの行程が増大する。この
時、この行程を最小化して正確に調整および維持するた
めには、ドラムとピストンとが同一線上に正確に位置し
ていなければならない。
【0020】したがって、本発明の目的は、リトラクタ
の一側面に一体に配設されると共に、ガス発生装置に結
びついて動力伝達部の作動行程が比較的短くても動力伝
達性能が優れるプリテンショナを提供することにある。
【0021】本発明の他の目的は、ガス発生装置のシリ
ンダを一体に構成した動力伝達部と共に一つのハウジン
グに設け、動力伝達部とクラッチディスクとを同一の平
面上に位置してケーブルの行程を正確に調整および維持
できるガス発生装置一体型プリテンショナを提供するこ
とにある。
【0022】また、本発明の他の目的は、動力伝達部か
らの動力によって作動するクラッチディスクが、リール
シャフトと協同する構成のクラッチ機構を備えるガス発
生装置一体型プリテンショナを提供することにある。
【0023】更に、本発明の他の目的は、プリテンショ
ナの作動によって回収されるウエビングの巻き取り、引
き出しを円滑に案内するガイドを更に備えて動力伝達部
の行程を十分に確保できるガス発生装置一体型プリテン
ショナを提供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、U字状のブラケットに回転自在に設けられ、ウエ
ビングの巻き取りおよび引き出し動作を行うリールシャ
フトを有するリールと、このリールの一側面に形成され
たラッチ歯車と協同して車両の急減速時にリールの回転
を阻止するロッキング部と、前記リールの他側に設けら
れ、ぜんまいばねによってウエビングをリールに巻き取
るスプリング部と、このスプリング部の内側面と前記U
字状のブラケットとの間に一体に設けられてパイロテク
ニクスを用いたガス発生装置からの発生ガスによってリ
ールをウエビングの巻き取り方向へ回転させてウエビン
グを引き締めるプリテンショナとを備えるシートベルト
用リトラクタのガス発生装置一体型プリテンショナにお
いて、水平に配設され、一側の内部にガスジェネレータ
が内蔵された水平管と、この水平管の他側に鉛直に延
び、内部にピストンが内蔵されたシリンダとからなる前
記ガス発生装置が配設された第1のチャンバと、複数の
第1の係合突起が形成された第2のチャンバとを有し、
前記ガス発生装置の水平管が前記U字状のブラケットの
上部に配設されたハウジングと、一端が前記シリンダ内
のピストンと直結し、他端がシリンダの外部に延びて前
記ハウジングの第1のチャンバに摺動自在に配設された
アームと、このアームの分岐端に所定の角度に回転自在
に設けられたプーリと、一端が前記ハウジングの所定の
位置に係止され、中間の少なくとも一部が前記プーリに
巻き掛けられて前記アームの押圧により前記リールをウ
エビングの巻き取り方向へ回転させるケーブルとからな
る動力伝達部と、固定具によって前記ハウジングの第2
のチャンバに固設され、前記ケーブルの中間部が巻き掛
けられた案内溝および前記ケーブルの他端が係止された
係止溝を有し、一側面には一方向にだけ回転できるよう
に鉛直面と傾斜面とからなって前記リールの一側面に放
射状に形成された第1の係合溝に係合された複数の第2
の係合突起が形成されており、他側面には一方向にだけ
回転できるように鉛直面と傾斜面とからなって前記第1
の係合突起に係合された複数の第2の係合溝が形成され
たクラッチディスクを有するクラッチ機構とを具備す
る。
【0025】また、前記第2のチャンバに形成された前
記第1の係合突起は、前記クラッチディスクの第2の係
合溝に係合されないように前記リールシャフトを基準に
相違する円弧角α、β、γで区画されて形成されている
ことが良い。
【0026】また、前記プーリは、ベアリングを介して
前記ピストンのアームに挿設されたピンを用い、中心に
回転自在に設置されていることが良い。
【0027】更に、前記プーリは、このプーリの重心が
一側に偏って偏心回転するように少なくとも一側面に固
着された質量錘を更に備えていることが好ましい。
【0028】更に、前記プーリは、円周部に所定の間隔
をおいて、複数の開口溝が形成されており、前記ケーブ
ルは、前記開口溝に挿設された支持バーを備えているこ
とが好ましい。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の好ましい実施の形態について説明する。
【0030】(実施の形態1)まず、図1と図2には、
本発明の実施の形態1に係るシートベルト用リトラクタ
のガス発生装置一体型プリテンショナが示されている。
本発明におけるシートベルトのリトラクタ100は、車
両の所定の位置に設けられるU字状のブラケット110
と、このブラケット110の左右の側脚部111、11
2に形成された貫通孔115に回転自在に設けられてベ
ルトのウエビングの動作を可能にするリールシャフト1
22およびリール120と、車両の急減速時にリール1
20の回転を阻止するロッキング部130と、リール1
20の一側に設けられ、スプリングカバー143に弾設
されるぜんまいばね141によりウエビングをリール1
20に巻き取らせるスプリング部140と、車両の急減
速時にウエビングを強制的に引き締めて乗員をシートバ
ックに拘束するパイロテクニクスによるガス発生装置1
60と、このガス発生装置160からの発生ガスによっ
てリール120をウエビングの巻き取り方向へ回転させ
てウエビングを所定の長さ回収するプリテンショナ20
0とからなっている。
【0031】ここで、U字状のブラケット110は、左
右の側脚部111、112と、パネル113と、左右の
側脚部111、112相互を連結する延伸部114とか
らなる。左右の側脚部111、112の概略中心には、
リール120の両側のフランジが回転自在に設けられる
貫通孔115が形成されている。
【0032】リール120はドラム状の構造を有し、一
側面にはラッチ歯車123が一体に形成されている。し
たがって、車両の急減速時に、右の側脚部112に固設
されるロッキング部130は、リール120のラッチ歯
車123と協同することによって、リール120の回転
を阻止してウエビングの引き出しを防止する。
【0033】ロッキング部130内には、この技術分野
において既に知られているウエビングセンサーと車両セ
ンサーとが内蔵され、車両の異常走行時にリール120
の一側面に形成されたラッチ歯車123の回転を強制的
に阻止する。
【0034】スプリング部140は、スプリングカバー
143と、このスプリングカバー143とプレートカバ
ー142との間に配設されてリール120を一方向に付
勢するぜんまいばね141とからなっている。スプリン
グカバー143の中心には、リールシャフト122に突
設された突起124によって回転自在に取付けられるボ
ス144が配設される。このぜんまいばね141の内側
端は、ボス144の外周面に形成された係止溝に係止さ
れる。
【0035】また、プレートカバー142は、ぜんまい
ばね141の安定的な巻き取り、引き出しが可能である
ように支持する役割をする。スプリングカバー143
は、ねじ等でプリテンショナ200のハウジング201
の一側面に固設される。
【0036】ガイド150は、リール120へのウエビ
ングの巻き取り、引き出しが円滑に行われるように案内
する役割をする。特に、プリテンショナ200の作用で
リール120がウエビングの巻き取り方向へ回転する時
に、ウエビングが円滑に移動できるように案内する。図
3に示したように、ガイド150は、一体に作られた長
方形のベース構造体151からなる。このベース構造体
151の中央には、シートベルトの長手方向の移動を案
内するための長溝が形成され、長溝の周りには長方形の
フランジ153が形成されている。また、ベース構造体
151の外壁には、複数の補強リーブ152が形成さ
れ、内壁には半円状のガイド突起156が対向して突設
されている。
【0037】組立てる場合、ガイド150は、U字状の
ブラケット110の左の側脚部111と、右の側脚部1
12との間に配設される。この時、ブラケット110と
の結合のために、長方形のフランジ153の両側端には
フック部154が下方に延びており、このフック部15
4のさらに下方には係止片155が形成されている。こ
の係止片155は、ブラケット110の左右の側脚部1
11、112に形成された係止溝116に係止される。
【0038】図2に戻って、ガス発生装置160は、車
両が急減速した直後、約0.02秒以内にリール120
をウエビングの巻き取り方向へ回転させてシートベルト
を強制的に引き締める。このガス発生装置160の上部
には、水平管162が形成され、この水平管162内に
はECUに電気的に接続された点火器を備えたガスジェ
ネレータ161が挿設される。また、水平管162には
鉛直下方に延びたシリンダ163が一体に形成されてい
る。このシリンダ163の内部には、気密保持のための
Oリング165を介してピストン164が内蔵され、こ
のピストンの下方と隣接した外周面には、フランジ16
6が突設されている。また、フランジ166の一側面に
は、ハウジング201の固設溝221に固設される固設
突起167が形成されている。この固設突起167によ
り、ガス発生装置160は、ハウジング201の第1の
チャンバ220に垂直に配設される。
【0039】ガス発生装置160から発生した動力は、
動力伝達部170によりクラッチディスク210を介し
てリール120に伝達される。この動力伝達部170
は、ピストン164の下方に一体に形成された分岐状の
アーム171と、ピン173でアーム171に回転自在
に設置されるプーリ172と、このプーリ172を経て
クラッチディスク210に巻き掛けられるケーブル17
4とから構成される。このケーブル174は、両端に係
止具175、176を備えている。
【0040】組立てる場合、プリテンショナ200は、
ガス発生装置160と共にU字状のブラケット110の
左の側脚部111と、スプリング部140のプレートカ
バー142との間に配設される。また、プリテンショナ
200は、ハウジング201を備え、このハウジング2
01には、第1のチャンバ220と、第2のチャンバ2
30とが形成されている。ここで、第1のチャンバ22
0には、動力伝達部170と共に、逆L字型に湾曲した
ガス発生装置160が配設される。また、ガス発生装置
160は、水平管162とシリンダ163との長さの調
節によって水平長さと垂直長さとを最小化できる構造で
あるので、リトラクタの空間を効率的に活用することが
できる。第2のチャンバ230には、クラッチディスク
210が配設され、中央に形成された貫通孔204を通
じてリールシャフト122が回転自在に貫設される。ま
た、第2のチャンバ230には、図4に示すように複数
(この実施の形態では3つ)の第1の係合突起231が
形成されている。
【0041】ハウジング201の縁部には、第2のチャ
ンバ230の周りを囲む壁部205が形成されている。
また、この壁部205の右側下方および左側上方のコー
ナーには、それぞれねじホールを有するねじ取付部20
6、207が形成されている。組立てる場合、ハウジン
グ201は、これらねじ取付部206、207によって
ブラケット110の左の側脚部111に固設される。
【0042】次に、図5の(A)および(B)には、本
発明のクラッチディスク210が詳細に示されている。
このクラッチディスク210の円周面の周りには、ケー
ブル174が巻き掛けられる所定の幅と深さとを有する
円周溝211が形成され、中央にはリールシャフト12
2が回転自在に貫設される貫通孔212が形成されてい
る。この貫通孔212の内側壁には、円周方向に沿って
等間隔でガイド溝213が形成され、このガイド溝21
3には係合片219が形成されている。この係合片21
9には、フック254が係合される。したがって、クラ
ッチディスク210はハウジング201の貫通孔204
の周りに配設され、固定具250で固設される。
【0043】クラッチディスク210のリール120に
対向して配設される一側面、すなわち図5の(A)にお
ける上部面には、複数(この実施の形態では10個)の
第2の係合突起214が形成されている。この第2の係
合突起214は、図6に示すように、リール120の一
側面に放射状に形成された第1の係合溝129に係合さ
れ、一方向にだけ回転できるように、鉛直面と傾斜面と
からなるほぼ直角三角状に形成されている。また、クラ
ッチディスク210の他の側面、すなわち図5の(A)
で下部(または図5の(B)では上部面)には、一面が
鉛直に形成され、他面は傾斜した複数(この実施の形態
では3つ)の第2の係合溝215と共に、ケーブル17
4の係止具176が係止される係止溝216が形成され
ている。ここで、第2の係合溝215は、傾斜して形成
された滑走面217と、図4で説明したハウジング20
1の第1の係合突起231と当接して回転が阻止される
係止面218とで形成されている。
【0044】また、第2のチャンバ230内でクラッチ
ディスク210を回転自在に支持する固定具250は、
リング状のプレートカバー251からなっている。ま
た、このプレートカバー251の中央にはハウジング2
01の貫通孔204と同一の孔径を有する貫通孔252
が形成されている。また、この貫通孔252の内側円周
には、前記ガイド溝213に挿設される複数(この実施
の形態では3つ)のフック部253が等間隔で形成され
ている。このフック部253の上方には、ガイド溝21
3の係合片219に係合されるフック254が形成され
ている。したがって、固定具250は、フック部253
のフック254と係合片219とによりクラッチディス
ク210と結びついてハウジング201の第2のチャン
バ230に配設される。
【0045】次に、図4、図7の(A)および図8の
(A)は、それぞれハウジング201の正面図、ハウジ
ング201にクラッチディスク210および動力伝達部
170を設けた組み立て状態を示す正面図、および、ハ
ウジング201にクラッチディスク210と動力伝達部
170とを設けた動力伝達部の作動状態を示す正面図で
ある。これらの図に示したように、第1のチャンバ22
0は、ハウジング201の左側または右側に形成されて
いる。第1のチャンバ220は、シリンダ163とアー
ム171が配設されるのに十分な長さを有し、かつプー
リ172が回転するのに十分な幅を有する。第1のチャ
ンバ220を提供するハウジング201には、シリンダ
163の外周面に形成されたフランジ166が挿設され
る固設溝221が形成され、この固設溝221の下部に
はケーブルの一端に設けられた係止具175が係止され
る係止溝222が形成されている。この係止溝222の
下部には、ケーブル174が長手方向に移動可能に挿設
される案内溝223が形成されている。この第1のチャ
ンバ220の両側には、アーム171が長手方向に移動
可能に案内されると共に、プーリ172が載置される段
差部224が形成されている。また、第1のチャンバ2
20の内壁部202の下方の位置には、ねじ孔225が
形成されている。そして、図示しなかったが、この第1
のチャンバ220には動力伝達部170の作動時、負圧
の形成を防止するための一つ以上の孔を、例えば、内壁
部202の下部に形成することが望ましい。
【0046】組立てる場合、第1のチャンバ220内に
は、ガス発生装置160が配設される。そして、ハウジ
ング201の固設溝221にはシリンダ163の外周面
に形成されたフランジ166が固設されると共に、図7
の(A)および図8の(A)に示したようにピストン1
64がシリンダ163内に完全に挿入した状態で、アー
ム171の端部がそれぞれ図7の(A)および図8の
(A)の線A−Aおよび線B−Bと一致するように配設
される。この時、段差部224上には、前述したよう
に、プーリ172が回転自在に配設される。
【0047】動力伝達部170のケーブル174は、一
端の係止具175が外壁部209近くに形成された係止
溝222に係止された状態で案内溝223に挿設され
る。次に、ケーブル174は、プーリ172の下部に巻
き掛けながら所定の長さを確保できるように、クラッチ
ディスク210に所定の回数だけを巻き掛けている。ま
た、ケーブル174の他端の係止具176は、クラッチ
ディスク210の係止溝216に係止される。
【0048】ハウジング201には、内壁部202から
延び、クラッチディスク210が配設される第2のチャ
ンバ230を提供する円状壁部203が形成されてい
る。この円状壁部203に隣接した第2のチャンバ23
0の底面には、図4に示したような複数の第1の係合突
起231が形成されている。この実施の形態において、
この第1の係合突起231は、リール120のリールシ
ャフト122を中心に相違する円弧角α、β、γで形成
されている。この第1の係合突起231には、クラッチ
ディスク210の第2の係合溝215に形成された滑走
面217と当接する傾斜面232が形成されているの
で、クラッチディスク210を回転方向に移動すること
ができる。すなわち、第1の係合突起231をクラッチ
ディスク210の第2の係合溝215から分離してクラ
ッチディスク210の左側面上に位置させることができ
る。
【0049】この時、クラッチディスク210の回転に
よって、第1の係合突起231が、第2の係合溝215
に係合されることを防止するために、第1の係合突起2
31は、相違する円弧角α、β、γで360°の円周を
適切に分割して形成された構造を有する。第2のチャン
バ230には、第1の係合突起231より少し高く、円
状壁部203より低い肩部233が円状壁部203の内
側周りに形成されて、クラッチディスク210の回転支
持部としての役割をする。
【0050】図6には、クラッチディスク210と対向
して配設されるリール120の一側面が示されている。
リール120の中央にはリールシャフト122が固設さ
れ、リールシャフト122の中心には突起124が突設
されている。リール120の円周縁には、クラッチディ
スク210の第2の係合突起214に対応する複数の第
1の係合溝129が放射状に形成されている。また、図
示しなかったが、第1の係合溝129の代わりに、第2
の係合突起214と係合する同じ目的の複数の係合突起
を形成することも可能である。
【0051】次に、図7ないし9に示したように、クラ
ッチ機構を組立てる場合、第1のチャンバ220にはガ
ス発生装置160のシリンダ163と、シリンダ163
に設けられたピストン164と、このピストン164に
形成されたアーム171とが配設される。また、この第
1のチャンバ220の段差部224上にはプーリ172
が配設される。そして、前述のようにケーブル174の
一端の係止具175が第1のチャンバの係止溝222に
係止されると共に、ケーブル174の中間部は、案内溝
223に挿設された後、プーリ172の下部を経てクラ
ッチディスク210に所定の回数だけ巻き掛けられる。
続いて、ケーブル174の他端の係止具176は、クラ
ッチディスク210の係止溝216に係止され、動力伝
達部170を構成する。
【0052】一方、第2のチャンバ230にはクラッチ
ディスク210が配設される。この時、第2のチャンバ
230に形成された第1の係合突起231は、クラッチ
ディスク210の第2の係合溝215に配設される。ク
ラッチディスク210の第2の係合突起214は、リー
ル120の第1の係合溝129の方向にずれて平面状に
位置される。このクラッチディスク210の固定具25
0のフック254は、クラッチディスク210の係合片
219に係合される。このように、クラッチディスク2
10をハウジング201に配設してリール120のリー
ルシャフト122をハウジング201の貫通孔204に
回転自在に貫設することによって、クラッチ機構の組立
が完成する。
【0053】次に、ハウジング201に貫設された突起
124には、ボス144が挿設され、このボス144に
は、ぜんまいばね141の内側端部が係止された後、ぜ
んまいばね141がスプリングカバー143に内蔵され
る。続いて、スプリングカバー143がハウジング20
1の一側面に結合され、プリテンショナ200の組立が
完成する。組立済みのプリテンショナ200は、図1に
示したようにロッキング部130と共に設けられて以下
の通り作動する。
【0054】まず、車両の正面衝突などによる車両の急
減速時にECUからの制御信号がガス発生装置160内
のガスジェネレータ161に入力されると、ガスジェネ
レータ161が作動して高圧のガスが発生する。次に、
ピストン164は、発生ガスにより下方に移動すると同
時に、ピストン164に連結したアーム171とプーリ
172とが高速で下降し、ケーブル174の中間部位を
押し出す。この時、係止溝222に係止されているケー
ブル174の一端の係止具175は、支持点として作用
し、クラッチディスク210の係止溝216に係止され
ている係止具176によってクラッチディスク210は
強力に回転する。
【0055】それによって、クラッチディスク210
は、第2の係合溝215に係合された第2のチャンバ2
30の第1の係合突起231が傾斜した滑走面217上
に摺動しながら分離されると同時に、肩部233上に回
転支持される。続いて、一側面に形成された第2の係合
突起214は、リール120の第1の係合溝129に挿
入される。したがって、リール120は、ベルトの引き
出し方向と反対に回転しながらウエビングを巻き締め
る。リール120の強制回転によってウエビングは所定
の長さ(約20cm程度)だけ引き締めて乗員をシート
バックに密着させる。
【0056】(実施の形態2)この実施の形態2に係る
プリテンショナの構造は、図10に示したように、プー
リ172の一側面に偏心回転を生ずるための質量錘17
8が固着された点を除いては、実施の形態1の構造と同
様である。したがって、この実施の形態2では、実施の
形態1と同一部品は同一の参照符号で表し、それについ
ての説明は省略する。
【0057】図面で、ピン173は、小型のベアリング
177を介してピストン164のアーム171に挿設さ
れ、プーリ172は、このピン173を中心に回転自在
に設置される。プーリ172の一側面に設けられた質量
錘178は、プーリ172の中心線以下の円周に隣接し
て位置する。この質量錘178により、プーリ172の
質量が不均一になるので、プーリ172の偏心回転が生
じて回転力を加速化することができ、それによって、ケ
ーブルを引き締める効果が増大する。
【0058】(実施の形態3)この実施の形態に係るプ
リテンショナの構造は、図11に示したように、プーリ
172の円周の直径線上に複数の開口溝179を形成
し、概略にプーリ172の半径程度の距離をおいてケー
ブル174に2つの支持バー180を設けた後、この支
持バー180を開口溝179に挿着する点を除いては、
実施の形態1の構造と同様である。したがって、この実
施の形態3では実施の形態1と同一部品は同一の参照符
号で表し、それについての説明は省略する。
【0059】この実施の形態において、開口溝179に
挿入される支持バー180によって、ガス発生装置16
0からの動力をより効率的にケーブル174に伝達する
ことが可能である。
【0060】以上、本発明の望ましい実施の形態につい
て説明したが、これに本発明が限定されるものではなく
種々の変更が可能であることは勿論である。
【0061】
【発明の効果】以上のように、本発明のプリテンショナ
は、シートベルト用リトラクタのブラケット上部に逆L
字型に湾曲したガス発生装置を備えるので、全体的な体
積が減少でき、小型の車両でも適用できるコンパクトな
構造を有することができる。
【0062】また、本発明のプリテンショナは、ガス発
生装置を一体に備え、別度に組立てる単一体として、リ
トラクタの一つの側脚部に容易に設けられてハウジング
内で回収しようとする所定の長さだけウエビングの長さ
に対してプーリがケーブルを引き締めながら移動するこ
とによって、行程を最小化してクラッチディスクに対し
てプーリが同一線上に位置するので、動力の損失を最小
化させることができる。
【0063】更に、本発明のプリテンショナは、プーリ
に偏心された質量錘を有し、またケーブルに設けられた
支持バーをプーリの開口溝に挿着することによって、ケ
ーブルをより一層効果的に引き締めることができ、クラ
ッチディスクに対する動力伝達効率が相対的に高く、正
確で早くクラッチディスクを回転させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施の形態1に係るシートベ
ルト用リトラクタのガス発生装置一体型プリテンショナ
の構成を示す斜視図である。
【図2】図2は、図1に示したシートベルト用リトラク
タのガス発生装置一体型プリテンショナの結合関係を説
明するための分解斜視図である。
【図3】図3は、本発明に係るウエビングの案内用のガ
イドを示す斜視図である。
【図4】図4は、本発明に係るハウジングを示す正面図
である。
【図5】図5の(A)および(B)は、本発明に係るク
ラッチディスク並びに固定具を上方から見た斜視図、お
よび、下方から見た斜視図である。
【図6】図6は、本発明に係るリールの一側面を示す断
面図である。
【図7】図7の(A)および(B)は、それぞれ本発明
のハウジングにクラッチディスクと動力伝達部とを設け
た組立状態を示す正面図、および、(A)のA−A線に
沿う断面図である。
【図8】図8の(A)および(B)は、それぞれ本発明
のハウジングにクラッチディスクと動力伝達部とを設け
た動力伝達部の作動状態を示す正面図、および、(A)
のB−B線に沿う断面図である。
【図9】図9は、本発明のプリテンショナを設けたハウ
ジングの一部を切開したシートベルト用リトラクタの斜
視図である。
【図10】図10は、本発明の実施の形態2に係る動力
伝達部を示す分解斜視図である。
【図11】図11は、本発明の実施の形態3に係る動力
伝達部を示す分解斜視図である。
【図12】図12は、従来技術に係るプリテンショナを
有するシートベルト用リトラクタの構成を示す分解斜視
図である。
【符号の説明】
1…ぜんまいばね、2…スプリングカバー、3…ハウジ
ング、4…リール、6…ブラケット、8…ボス、9…ぜ
んまいばねの端、10…リールシャフト、12…嵌合突
起、13…嵌合孔、14…ピン、15…ローラ、16…
ローラ支持部、17…両円縁、18…クラッチドラム、
19…ワイヤ、21…ガス発生装置、100…リトラク
タ、110…ブラケット、111…左の側脚部、112
…右の側脚部、113…パネル、114…延伸部、11
5…貫通孔、116…係止溝、120…リール、122
…リールシャフト、123…ラッチ歯車、124…突
起、129…第1の係合溝、130…ロッキング部、1
40…スプリング部、141…ぜんまいばね、142…
プレートカバー、143…スプリングカバー、144…
ボス、150…ガイド、151…ベース構造体、152
…補強リーブ、153…フランジ、154…フック部、
155…係止片、156…ガイド突起、160…ガス発
生装置、161…ガスジェネレータ、162…水平管、
163…シリンダ、164…ピストン、165…Oリン
グ、166…フランジ、167…固設突起、170…動
力伝達部、171…アーム、172…プーリ、173…
ピン、174…ケーブル、175…係止具、176…係
止具、177…小型のベアリング、178…質量錘、1
79…開口溝、180…支持バー、200…プリテンシ
ョナ、201…ハウジング、202…内壁部、203…
円状壁部、204…貫通孔、205…壁部、206…ね
じ取付部、207…ねじ取付部、208…ねじ、209
…外壁部、210…クラッチディスク、211…円周
溝、212…貫通孔、213…ガイド溝、214…第2
の係合突起、215…第2の係合溝、216…係止溝、
217…滑走面、218…係止面、219…係合片、2
20…第1のチャンバ、221…固設溝、222…係止
溝、223…案内溝、224…段差部、225…ねじ
孔、230…第2のチャンバ、231…第1の係合突
起、232…傾斜面、233…肩部、250…固定具、
251…プレートカバー、252…貫通孔、253…フ
ック部、254…フック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 陳 星 宇 大韓民国、138−121 ソウル市松坡區馬川 1洞184−1 (72)発明者 金 承 萬 大韓民国、157−200 ソウル市江西區加陽 洞加陽アパートメント506棟705號 Fターム(参考) 3D018 MA02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 U字状のブラケットに回転自在に設けら
    れ、ウエビングの巻き取りおよび引き出し動作を行うリ
    ールシャフトを有するリールと、このリールの一側面に
    形成されたラッチ歯車と協同して車両の急減速時にリー
    ルの回転を阻止するロッキング部と、前記リールの他側
    に設けられ、ぜんまいばねによってウエビングをリール
    に巻き取るスプリング部と、このスプリング部の内側面
    と前記U字状のブラケットとの間に一体に設けられてパ
    イロテクニクスを用いたガス発生装置からの発生ガスに
    よってリールをウエビングの巻き取り方向へ回転させて
    ウエビングを引き締めるプリテンショナとを備えるシー
    トベルト用リトラクタのガス発生装置一体型プリテンシ
    ョナにおいて、 水平に配設され、一側の内部にガスジェネレータが内蔵
    された水平管と、この水平管の他側に鉛直に延び、内部
    にピストンが内蔵されたシリンダとからなる前記ガス発
    生装置が配設された第1のチャンバと、複数の第1の係
    合突起が形成された第2のチャンバとを有し、前記ガス
    発生装置の水平管が前記U字状のブラケットの上部に配
    設されたハウジングと、 一端が前記シリンダ内のピストンと直結し、他端がシリ
    ンダの外部に延びて前記ハウジングの第1のチャンバに
    摺動自在に配設されたアームと、このアームの分岐端に
    所定の角度に回転自在に設けられたプーリと、一端が前
    記ハウジングの所定の位置に係止され、中間の少なくと
    も一部が前記プーリに巻き掛けられて前記アームの押圧
    により前記リールをウエビングの巻き取り方向へ回転さ
    せるケーブルとからなる動力伝達部と、 固定具によって前記ハウジングの第2のチャンバに固設
    され、前記ケーブルの中間部が巻き掛けられた案内溝お
    よび前記ケーブルの他端が係止された係止溝を有し、一
    側面には一方向にだけ回転できるように鉛直面と傾斜面
    とからなって前記リールの一側面に放射状に形成された
    第1の係合溝に係合された複数の第2の係合突起が形成
    されており、他側面には一方向にだけ回転できるように
    鉛直面と傾斜面とからなって前記第1の係合突起に係合
    された複数の第2の係合溝が形成されたクラッチディス
    クを有するクラッチ機構と、 を具備することを特徴とするシートベルト用リトラクタ
    のガス発生装置一体型プリテンショナ。
  2. 【請求項2】 前記第2のチャンバに形成された前記第
    1の係合突起は、前記クラッチディスクの第2の係合溝
    に係合されないように前記リールシャフトを基準に相違
    する円弧角α、β、γで区画されて形成されていること
    を特徴とする請求項1に記載のシートベルト用リトラク
    タのガス発生装置一体型プリテンショナ。
  3. 【請求項3】 前記プーリは、ベアリングを介して前記
    ピストンのアームに挿設されたピンを用い、中心に回転
    自在に設置されていることを特徴とする請求項1もしく
    は2に記載のシートベルト用リトラクタのガス発生装置
    一体型プリテンショナ。
  4. 【請求項4】 前記プーリは、このプーリの重心が一側
    に偏って偏心回転するように少なくとも一側面に固着さ
    れた質量錘を更に備えていることを特徴とする請求項1
    ないし3のいずれか1に記載のシートベルト用リトラク
    タのガス発生装置一体型プリテンショナ。
  5. 【請求項5】 前記プーリは、円周部に所定の間隔をお
    いて、複数の開口溝が形成されており、前記ケーブル
    は、前記開口溝に挿設された支持バーを備えていること
    を特徴とする請求項1ないし3のいずれか1に記載のシ
    ートベルト用リトラクタのガス発生装置一体型プリテン
    ショナ。
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