JP2002028430A - ガス処理装置 - Google Patents

ガス処理装置

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JP2002028430A
JP2002028430A JP2000211366A JP2000211366A JP2002028430A JP 2002028430 A JP2002028430 A JP 2002028430A JP 2000211366 A JP2000211366 A JP 2000211366A JP 2000211366 A JP2000211366 A JP 2000211366A JP 2002028430 A JP2002028430 A JP 2002028430A
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gas
temperature
processing
heating
unit
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JP2000211366A
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Kenkichi Kagawa
謙吉 香川
Teiichi Usami
禎一 宇佐見
Hiroyuki Takimoto
浩之 瀧本
Nobukatsu Takeuchi
伸勝 武内
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 脱臭装置において、吸着ロータや触媒の処理
能力を維持してランニングコストの増加を抑えるように
する。 【解決手段】 脱臭装置10は、被処理ガスを脱臭処理
可能な装置であって、吸着ロータ20及び触媒処理部3
6と、第1及び第2加熱部33,35及び送風部31
と、切換部19とを備えている。吸着ロータ20及び触
媒処理部36はガスを高低2段階の温度で処理可能なも
のである。第1及び第2加熱部33,35及び送風部3
1は、吸着ロータ20及び触媒処理部36を第1温度と
第1温度より高温の第2温度とに加熱可能なものであ
る。切換部19、第1温度による第1ガス処理と、第1
温度より高い第2温度による第2ガス処理とのいずれか
の処理に行うために、第1及び第2加熱部33,35及
び送風部31による加熱温度を第1温度及び第2温度の
いずれかに切換可能なものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガス処理装置、特
に、ガスを処理可能なガス処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】空気清浄装置や脱臭装置などのガス処理
装置では、被処理ガスに含まれる成分を処理するために
吸着体や触媒等の処理体が使用されている。たとえば、
脱臭装置には、被処理ガスに含まれる臭気の成分を吸着
するための吸着体と、吸着体に吸着された臭気の成分を
脱着して吸着体を再生したときに生じる臭気の成分を分
解するための熱触媒が使用されている。また、空気清浄
装置では、被処理ガスに含まれるNOxやVCOなどの
有害成分を処理するために吸着体や触媒が使用されてい
る。
【0003】これらのガス処理装置では、臭気成分や有
害成分とともに被処理ガスに含まれるタール成分や硫黄
化合物やハロゲンガスなどの被毒物質が処理体の表面に
堆積する被毒が生じ、ガス処理装置の処理能力が低下す
ることがある。
【0004】従来、被毒物質が含まれると予想されるガ
スを処理する脱臭装置の触媒に対しては、被毒物質によ
る被毒を受けにくくするために、ガスの分解処理に必要
な温度より高い350℃以上の温度条件に触媒の加熱温
度を設定している。吸着体の場合、常時高温雰囲気に曝
すことは無理であるので、被毒物質により処理能力が低
下すると吸着体を交換している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の構成では、
触媒の場合、被毒物質の除去のために加熱温度を高くし
ているので、ガス処理に対して大きなエネルギーが必要
になり、ガス処理装置のランニングコストが高くなる。
また、吸着体の場合、被毒物質により処理能力が低下す
ると吸着体を交換しているので、やはりランニングコス
トが高くなる。
【0006】本発明の課題は、ガス処理装置において、
処理体の処理能力を維持してランニングコストの増加を
抑えることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係るガス処理
装置は、ガスを処理可能な装置であって、処理体と、加
熱手段と、切換手段とを備えている。処理体はガスを高
低2段階の温度で処理可能なものである。加熱手段は、
処理体を第1温度と第1温度より高温の第2温度とに加
熱可能なものである。切換手段は、第1温度による第1
ガス処理と、第1温度より高い第2温度による第2ガス
処理とのいずれかの処理に行うために、加熱手段による
加熱温度を第1温度及び第2温度のいずれかに切換可能
な手段である。
【0008】このガス処理装置では、処理体の温度を切
換手段により加熱手段の加熱温度を切り換える。第1ガ
ス処理では第1温度で処理体を加熱して通常の第1ガス
処理を行う。そして、被毒物質の除去などの特別な処理
を行う場合、第2温度に切り換えて第2ガス処理を行
う。ここでは、加熱手段の加熱温度を切換手段により2
段階に切り換えてガス処理を行えるようにしたので、通
常の処理と特別の処理とを選択できる。このため、低温
の第1温度での第1ガス処理によりランニングコストの
増加を抑えることができるとともに、高温の第2温度で
の短時間の第2ガス処理により処理能力を維持できる。
【0009】請求項2に係るガス処理装置は、請求項1
に記載の装置において、処理体は、処理体の処理能力を
低下させる被毒物質と複数成分とを有するガスの複数成
分の少なくともひとつを処理可能であるとともに被毒物
質を温度に応じて除去可能であり、切換手段は、ガスの
処理対象の成分を処理体で処理可能な第1温度による第
1ガス処理と、処理体に付着した被毒物質を除去可能な
第2温度による第2ガス処理とのいずれかの処理に行う
ために、加熱手段による処理体の加熱温度を第1温度及
び第2温度のいずれかに切り換える。この場合には、通
常は、処理体を第1温度に加熱して低温の第1ガス処理
によってガスに含まれる成分の処理を行う。そして、処
理体の能力の低下や処理時間等に応じて処理体を高温の
第2温度に短時間加熱して第2ガス処理により被毒物質
を処理体から除去することができる。ここでいう被毒物
質の除去とは、被毒物質を化学的に除去する分解や物理
的に除去する脱離を含んでいる。ここでは、通常は低温
の第1ガス処理により成分を処理してランニングコスト
の増加を抑えることができるととも、短時間の第2ガス
処理により被毒物質を除去して処理体の処理能力を維持
できる。
【0010】請求項3に係るガス処理装置は、請求項1
又は2に記載の装置において、加熱手段は、ガスを加熱
可能な加熱体と、加熱体を通して処理体に向けてガスを
送風可能な送風手段とを有し、切換手段は、送風手段の
送風量を異ならせることによりガスを介して処理体の加
熱温度を切り換える。この場合には、加熱体の温度設定
を一定に維持した状態で送風量を上げると、ガスの温度
が下がり第1温度に処理体を加熱でき、送風量を下げる
と、温度が上がり第2温度に処理体を加熱できる。この
ため、第2ガス処理時の送風量(処理能力)は低減する
が、第2ガス処理時にエネルギーの消費をさらに抑える
ことができ、ランニングコストを低減させることができ
る。
【0011】請求項4に係るガス処理装置は、請求項2
又は3に記載の装置において、処理体は、被毒物質が含
まれるガスから被毒物質と成分とを吸着可能な吸着体で
ある。この場合には、処理体として吸着体を用いても交
換頻度を減らすことができ、処理能力を維持してランニ
ングコストを低減させることができる。
【0012】請求項5に係るガス処理装置は、請求項4
に記載の装置において、複数成分の少なくともひとつ
は、ガスに含まれる臭気の成分であり、吸着体は臭気の
成分を吸着する回転吸着体である。この場合には、吸着
体を回転させることができるので、吸着処理と吸着され
た成分を除去する第1ガス処理又は被毒物質を除去する
第2ガス処理とを並行して行うことができる。
【0013】請求項6に係るガス処理装置は、請求項2
又は3に記載の装置において、処理体は、被毒物質を含
むガスから被毒物質が付着しかつ成分を分解処理する触
媒である。この場合には、処理体として触媒を用いても
短時間の第2ガス処理で被毒物質を除去することがで
き、従来のように常に第2ガス処理を行う場合に比べて
処理能力を維持してランニングコストを低減させること
ができる。
【0014】請求項7に係るガス処理装置は、請求項1
から6のいずれかに記載の装置において、処理体の処理
能力に基づき、第1温度と第2温度とに切換手段を切り
換え制御する制御手段をさらに備える。この場合には、
切換手段をたとえば手動操作により切り換える構成に比
べて動作を自動化でき、装置の省力化を図ることができ
る。しかも、処理能力に基づいてたとえば短時間第2ガ
ス処理を行えるので、処理能力の低下を確実に防止でき
る。
【0015】請求項8に係るガス処理装置は、請求項6
に記載の装置において、制御手段は、処理体の処理能力
が所定以下になると、第2ガス処理を行うべく切換手段
を制御して第2温度にする。この場合には、処理能力に
応じて加熱温度が切り換わるので処理能力の低下を確実
に防止できる。
【0016】請求項9に係るガス処理装置は、請求項8
に記載の装置において、処理体のガス流通流方向の下流
側に設けられた、成分の濃度検出可能な濃度検出手段を
さらに備え、制御手段は、濃度が所定値以上になると第
2温度にする。この場合には、濃度により処理能力を検
出しているので、処理能力の低下をさらに確実に防止で
きる。
【0017】請求項10に係るガス処理装置は、請求項
1から6のいずれかに記載の装置において、処理体の処
理時間に基づき、第1温度と第2温度とに切換手段を切
り換え制御する制御手段をさらに備える。この場合に
は、切換手段をたとえば手動操作により切り換える構成
に比べて動作を自動化でき、装置の省力化を図ることが
できる。しかも、処理時間によって切換手段を制御して
いるので、検出手段が不要になり、制御系の構成が簡素
になり、制御に要するコストを削減できる。
【0018】請求項12に係るガス処理装置は、請求項
10に記載の装置において、制御手段は、処理時間が所
定時間以上になると、第2ガス処理を行うべく前記切換
手段を制御して前記第2温度にする。この場合には、処
理時間を処理能力の低下を確実に防止し得る時間に設定
することにより、処理能力の低下を簡素な制御で防止で
きる。
【0019】
【発明の実施の形態】〔全体構成〕図1において、本発
明の一実施形態による熱交換装置を採用した脱臭装置1
0は、主に塗装工場や清掃工場などの比較的異臭を放ち
やすい工場内の臭気を取り除くための装置である。
【0020】脱臭装置10は、臭気の成分を含む被処理
ガスを吸着処理により無臭化するとともに、吸着された
成分を加熱された再生用ガスを使用して脱着処理しさら
に脱着された成分を分解処理する装置である。脱臭装置
10は、上下に分かれた2つの収納空間11a,11b
を内部に有するケーシング11と、ケーシング11の下
収納空間11bに主に配置された吸着処理部12と、吸
着処理部12に近接して配置された再生処理部(脱着処
理手段の一例)13と、ケーシング11の上収納空間1
1aに配置された分解処理部14、脱臭装置10を制御
する制御部15とを備えている。
【0021】ケーシング11は、矩形枠状の部材であ
り、内部に前述した上下の収納空間11a,11bが形
成されるとともに、図2及び図3に示すように、下収納
空間11bの下部には、上方に向けて立設された支柱1
7aを有するベースフレーム17が設けられている。支
柱17aは、ベースフレーム17の中央部奥側に配置さ
れており、支柱17aの上端に前方に突出する片持ち軸
18が装着されている。
【0022】〔吸着処理部の構成〕吸着処理部12は、
被処理ガスの臭気の成分を吸着処理するものである。吸
着処理部12は、片持ち軸18に回転自在かつ着脱自在
に装着された吸着ロータ20と、吸着ロータ20を回転
駆動する回転駆動部21と、吸着ロータ20の軸方向に
被処理ガスのガス流を発生されるための送風装置22と
を備えている。吸着ロータ20は、内部に回転軸芯に平
行な多数のハニカム孔20aが形成された円形部材であ
る。ハニカム孔20aの内壁面は疎水性ゼオライトや活
性炭などの吸着成分を主成分としており、被処理ガスの
臭気の成分を吸着及び脱着可能である。
【0023】吸着ロータ20の外周面には、回転駆動部
21を構成する歯付きベルト27が歯面を外側に向けて
巻き付け固定されている。吸着ロータ20の前面には、
図2及び図3に示すように、シール板29が着脱自在に
装着されている。シール板29のハニカム孔20a形成
部分に対向する部分には円形の開口29aが形成されて
いる。このシール板29により、送風装置22が作動す
るとハニカム孔20aに被処理ガスのガス流が効率よく
流れる。
【0024】回転駆動部21は、駆動用のモータ25
と、モータ25の回転軸に装着された歯付きプーリ26
と、歯付きベルト27と、歯付きベルト27に噛み合う
歯付きベルト28とを有している。モータ25は、ベー
スフレーム17に取り付けられたモータブラケット25
aに固定されている。歯付きベルト28は、歯付きベル
ト27と歯付きプーリ26に巻回されてモータ25の回
転を吸着ロータ20に伝達する。歯付きベルト28は、
テンション装置30により張力が付与されている。テン
ション装置30は、先端にテンションローラ30aを有
するアーム部材であり、ベースフレーム17に揺動自在
かつ張力付与方向(図3時計回りの方向)に付勢された
状態で装着されている。
【0025】送風装置22は、ケーシング11の上収納
空間11aに配置された送風ファン22aを有してい
る。送風ファン22aは、モータ22bにより駆動され
ており、吸着ロータ20の図1手前側から奥側に吸着ロ
ータ20の軸方向に被処理ガスの流れを生じさせ、それ
を吸い込んでケーシング11の上部に設けられた排気口
22cから脱臭装置10外に排気する。このとき、被処
理ガスの臭気の成分が吸着ロータ20のハニカム孔20
aの内壁面に吸着される。したがって、ハニカム孔20
a内での吸着量は、図1手前側が図1奥側より多くな
る。
【0026】〔再生処理部の構成〕再生処理部13は、
吸着ロータ20に吸着された臭気の成分をハニカム孔2
0aの内壁から脱着して吸着ロータ20を再生するため
のものである。再生処理部13は、ケーシング11に固
定され吸着ロータ20に近接して配置された1対の再生
部23a,23bと、ケーシング11に固定され1対の
再生部23a,23bに隣接して配置された1対の冷却
部24a,24bとを有している。また、再生処理部1
3は、再生部23a,23bに高温の再生用ガスを流す
ための再生用ガス通流部16を有している。
【0027】再生部23a,23bは、図1に矢符Rで
示す吸着ロータ20の回転方向上流側に配置されてい
る。再生部23a,23bは、吸着ロータ20を挟んで
吸着ロータ20の両面に近接して対向して配置されてい
る。再生部23a,23bは、再生部23b側(奥側)
から高温に加熱された再生用ガスを流すことにより吸着
ロータ20のハニカム孔20aを加熱し、そこに吸着さ
れた臭気の成分を脱着するためのものである。前側の再
生部23a及び冷却部24aは、ケーシング11に着脱
自在に固定されている。後側の再生部23b及び冷却部
24bは、支柱17aの上部に固定されている。
【0028】冷却部24a,24bは、再生部23a,
23bの回転方向下流側にそれぞれ隣接して配置されて
いる。隣り合う再生部23aと冷却部24a及び再生部
23bと冷却部24bは一体形成されている。冷却部2
4a,24bは、再生部23a,23bで脱着のために
高温の再生用ガスにより加熱された吸着ロータ20を加
熱前の再生用ガスを用いて冷却して吸着機能を復元させ
るためのものである。再生用ガスは、冷却部24aから
冷却部24b(奥側)に向けて流れる。この再生及び冷
却により吸着ロータ20の吸着性能が再生される。
【0029】再生用ガス通流部16は、ケーシング11
の上収納空間11aに配置されており、外気を取り込み
送り出すための送風部31と、送風部31から送り出さ
れた外気を予備加熱する排気筒32と、排気筒32で予
備加熱された外気を加熱して高温の再生用ガスにする第
1加熱部33とを有している。
【0030】送風部31は、シロッコファンからなる送
風ファンであり、冷却部24bと排気筒32との間に配
置されている。送風部31は、冷却部24b及び排気筒
32と配管で接続されており、冷却部24aから吸着ロ
ータ20及び冷却部24bを通った再生用ガスとなる外
気を排気筒32に送り込む。
【0031】排気筒32は、加熱前の再生用ガスと、排
気される高温の再生用ガスとを熱交換して、排気される
再生用ガスの排気熱を回収して温度を下げるとともに、
加熱前の再生用ガスの温度を上げて第1加熱部33での
加熱効率を高め加熱に要するエネルギーを節約するため
に設けられている。排気筒32は、同芯に配置された3
本の薄肉ステンレスパイプ部材により構成された三重構
造のものである。
【0032】第1加熱部33は、排気筒32により僅か
に暖められた外気を再生部23a,23bでの臭気の成
分の脱着に必要な温度(たとえば、150℃〜200℃
(第1温度))まで加熱して再生用ガスにするためのも
のである。すなわち、第1加熱部33は吸着ロータ20
を成分の脱着に必要な温度まで間接的に加熱するために
設けられている。第1加熱部33は、たとえばU字状に
折り曲げられた管内に螺旋状に巻かれたヒータ線を配置
した複数本のシーズヒータを有している。この第1加熱
部33では、切換部19(後述)を制御部15で制御し
て送風部31での送風量を絞ることによって、再生用ガ
スを250℃〜300℃程度(第2温度)に加熱するこ
とも可能である。このような通常より高温の再生用ガス
を流すことにより、被処理ガス中に含まれるタール成分
などの被毒物質が吸着ロータ20のハニカム孔20aの
内壁面に堆積しても、それを除去できる。第1加熱部3
3の入口は、配管により排気筒32に接続されている。
第1加熱部33の出口は、配管により再生部23bに接
続されており、加熱された再生用ガスは、再生部23
b,23aに送られる。再生部23bから再生部23a
への高温の再生用ガスによって吸着ロータ20のハニカ
ム孔20aに吸着された臭気の成分が脱着して再生用ガ
スとともに分解処理部14に送られる。
【0033】〔分解処理部の構成〕分解処理部14は、
再生処理部13で脱着された臭気の成分を触媒により分
解するものである。分解処理部14は、再生部23b,
23aを通った再生用ガスに含まれる臭気の成分をさら
に加熱し、加熱された再生用ガスを触媒処理して臭気の
成分を分解する。
【0034】分解処理部14は、図4に示すように、1
対のシーズヒータ35a,35bからなる第2加熱部3
5と、各シーズヒータ35a,35bの通流方向下流側
に配置された1対の熱触媒36a,36bからなる触媒
処理部36とを有している。シーズヒータ35a,35
bは内部に螺旋状に巻かれたヒータ線を有している。第
2加熱部35は、触媒処理部36での触媒処理に必要な
温度(たとえば250℃〜300℃(第1温度))に熱
触媒36a,36bを輻射熱により加熱するためのもの
である。これにより、再生用ガスも前記温度まで加熱さ
れる。この第2加熱部35でも、切換部19(後述)を
制御部15で制御して送風部31での送風量を絞ること
によって再生用ガスや熱触媒36a,36bを350℃
〜400℃程度(第2温度)に加熱することも可能であ
る。このように通常より高温の再生用ガスを流すことに
より、被処理ガス中に含まれるタール成分などの被毒物
質が熱触媒36a,36bに堆積しても、それを除去で
きる。触媒処理部36の上流側の熱触媒36aは、下流
側の熱触媒36bでの処理を円滑に進めるための前処理
用の触媒であり、たとえば、クロム、マンガン、鉄、コ
バルト、ニッケル、銅、バナジウム、及びこれらの酸化
物からなる群から選択される少なくとも一種を含む触媒
である。熱触媒36bは、貴金属系触媒であり、たとえ
ば、金、銀、白金、ルテニウム、イリジウム、パラジウ
ム、レニウム、イリジウムからなる群から選択される少
なくとも一種を含む触媒である。
【0035】このような2種の熱触媒36a,36bを
使用することにより、窒素系化合物やアルデヒド類など
の臭気の成分を含む再生用ガスを効率よく無臭化でき
る。 〔制御系の構成〕制御部15は、図2に示すように、ケ
ーシング11のたとえば左側面に設けられた制御ボック
ス15aに収納されている。制御部15は、たとえば、
CPU,ROM,RAM,I/Oインターフェースを含
むマイクロコンピュ−タを備えている。制御部15に
は、図5に示すように、送風部31の送風量を第1送風
量とそれより少ない第2送風量とに切り換える切換部1
9と、送風装置22と、第1及び第2加熱部33,35
と、モータ25とが接続されている。また、制御部15
には、操作開始・終了を指示するための操作スイッチ6
0と、脱臭装置10の定常運転の運転時間を設定するた
めの第1タイマ61と、被毒物質の除去運転の運転時間
を設定するための第2タイマ62と、他の入出力部とが
接続されている。
【0036】〔脱臭装置の動作〕次に、制御部15によ
る制御動作について図6を参照して説明する。脱臭装置
10に電源が投入されると、制御部15は動作を開始す
る。図6のステップS1では、初期設定を行う。この初
期設定では、運転状態を定常運転に設定する。定常運転
では、吸着処理と再生処理(第1ガス処理の一例)とを
同時に行う。ステップS2では、操作スイッチ60がオ
ンされるのを待つ。操作スイッチ60がオンされるとス
テップS3に移行する。ステップS3では、第1タイマ
61をスタートさせる。第1タイマ61の設定時間はた
とえば23時間である。ステップS4では、定常運転を
開始する。定常運転の吸着処理では、モータ25により
吸着ロータ20をたとえば、1時間に1回転の割合で回
転させながら、送風装置22により被処理ガスを吸着ロ
ータ20のハニカム孔20aに取り込み、臭気の成分を
吸着する。臭気の成分が吸着され無臭化された被処理ガ
スは、送風ファン22aにより排気口22cから排出さ
れる。
【0037】また、定常運転の再生処理では、送風部3
1を、たとえば1m3/分の風量で運転するとともに、
第1加熱部33及び第2加熱部35により再生用ガスを
加熱する。送風部31を運転すると、冷却部24aから
吸着ロータ20のハニカム孔20aを通って冷却部24
bに外気が通流され、吸着ロータ20が冷却される。そ
して、送風部31を通って排気筒32に送られる。排気
筒32では、前述したように、触媒処理が終了して高温
になった再生用ガスと熱交換が行われ、たとえば、40
℃の外気が110℃程度に加熱される。
【0038】排気筒32で僅かに加熱された外気は、第
1加熱部33に送られて、たとえば150℃〜200℃
程度に加熱され再生用ガスになる。得られた再生用ガス
は再生部23bに送られ、再生部23bからハニカム孔
20aを通って再生部23aに向けて流れる。これによ
り、ハニカム孔20aに吸着された成分が内壁から気化
して脱着され、再生用ガスとともに分解処理部14に送
られる。分解処理部14に送られた臭気の成分を含む再
生用ガスは、第2加熱部35によりさらに、たとえば2
50℃〜300度程度に加熱され、触媒処理部36によ
り分解処理され無臭化される。
【0039】この結果、吸着ロータ20に吸着された成
分が分解されて無臭化され、無臭化された再生用ガスは
排気筒32で排気熱を回収されて、たとえば温度を28
0℃から240℃に下げた状態で外部に排出される。ま
た、再生部23b,23aで加熱され臭気の成分が除去
された吸着ロータ20が冷却部24a,24bで冷却さ
れ、吸着ロータ20の吸着性能が元の状態に戻り、吸着
ロータ20が再生される。
【0040】ステップS5では、第1タイマ61がタイ
ムアップするのを待つ。すなわちたとえば23時間経過
するのを待つ。このため、通常は、定常運転は23時間
行われる。定常運転が23時間行われ、第1タイマ61
がタイムアップするとステップS6に移行する。ステッ
プS6では、第1タイマ61をリセットする。ステップ
S7では、第2タイマ62をスタートさせる。この第2
タイマ62は、前述したように除去運転の運転時間を設
定するためのものである。第2タイマ62の設定時間は
たとえば1時間であり、吸着ロータ20が1回転する時
間である。ステップS8では、切換部19を制御して運
転状態を定常運転から除去運転に切り換える。切換部1
9は、送風部31に供給する電力を制限して送風部31
の送風量を減少させる。
【0041】この除去運転では、送風部31を、たとえ
ば0.6m3/分の風量で運転するとともに、第1加熱
部33及び第2加熱部35により再生用ガスを加熱す
る。送風部31を運転すると、再生処理と同様に、冷却
部24aから吸着ロータ20のハニカム孔20aを通っ
て冷却部24bに外気が通流され、吸着ロータ20が冷
却される。そして、送風部31を通って排気筒32に送
られる。排気筒32では、前述したように、触媒処理が
終了して高温になった再生用ガスと熱交換が行われ、た
とえば、40℃の外気が110℃程度に加熱される。
【0042】排気筒32で僅かに加熱された外気は、第
1加熱部33に送られて、風量の減少に伴い、たとえば
250℃〜300℃程度に加熱され除去用ガスになる。
得られた除去用ガスは再生部23bに送られ、再生部2
3bからハニカム孔20aを通って再生部23aに向け
て流れる。これにより、ハニカム孔20aに吸着された
被毒物質が内壁から除去され、除去用ガスとともに分解
処理部14に送られる。分解処理部14に送られた被毒
物質を含む除去用ガスは、風量の減少に伴い第2加熱部
35により、たとえば350℃〜400度程度に加熱さ
れ、触媒処理部36に付着した被毒物質が除去される。
【0043】この結果、吸着ロータ20や熱触媒36
a,36bに付着した被毒物質が除去され吸着ロータ2
0や熱触媒36a,36bが再生される。ステップS9
では、第2タイマ62がタイムアップするのを待つ。第
2タイマ62がタイムアップするとステップS10に移
行する。ステップS10では第2タイマ62をリセット
する。ステップS11では、除去運転を停止する。ステ
ップS12では操作スイッチ60がオフされたか否かを
判断する。操作スイッチ60がオフされていないときに
は、ステップS3に戻る。またオフされている場合には
ステップS2に戻る。
【0044】このような構成の脱臭装置10では、吸着
ロータ20や熱触媒36a,36bに被毒物質が付着し
ても除去運転により被毒物質を、吸着ロータ20や熱触
媒36a,36bから除去できる。この除去運転の際に
は、送風部31の風量を切り換えることにより吸着ロー
タ20や熱触媒36a,36bを除去用ガスを介して高
い温度に短時間だけ加熱しているので、エネルギーの消
費を抑えることができ、処理能力を維持してランニング
コストを抑えることができる。
【0045】〔他の実施形態〕 (a) 前記実施形態では、制御部15により切換部1
9を切り換えているが、切換部19を風量を切換可能な
スイッチで構成し、操作者が臭気や時間を考慮して手操
作でスイッチを切り換えるように構成してもよい。
【0046】(b) 前記実施形態では、処理時間によ
り定常運転と除去運転とを切り換えているが、処理能力
をたとえば臭気の濃度で検出し、処理能力が低下したと
きに除去運転を行うように構成してもよい。
【0047】図7において、制御部15には、第1タイ
マ61と第2タイマ62に代えて、臭気の成分の濃度を
検出する濃度センサ71と、除去運転の運転時間を設定
するタイマ72とが接続されている。濃度センサ71
は、たとえば吸着ロータ20の通流方向下流側の再生部
23a内に設けられており、再生部23aでの臭気の成
分の濃度を検出する。これにより、吸着ロータ20の処
理能力が検出される。なお、濃度センサ71を触媒処理
部36の熱触媒36bの通流方向下流側に配置してもよ
い。また、濃度センサ71を吸着ロータ20の通流方向
下流側である冷却部24b内や送風装置22の出側等に
配置してもよい。
【0048】このような構成の脱臭装置10では、図8
に示すような制御動作を行う。図8のステップS21で
は、初期設定を行う。この初期設定では、運転状態を定
常運転に設定する。ステップS22では、操作スイッチ
60がオンされるのを待つ。操作スイッチ60がオンさ
れるとステップS24に移行する。ステップS24で
は、定常運転を開始する。定常運転の吸着処理及び再生
処理は前記実施形態と同様なため説明を省略する。
【0049】ステップS25では、濃度センサ71の濃
度を取り込みそれが所定濃度を超えたか否かを判断す
る。これにより吸着ロータ20の処理能力が所定以下に
下がったか否かを判断できる。濃度が所定濃度を超える
とステップS26に移行する。ステップS26では、タ
イマ72をスタートさせる。このタイマ62の設定時間
はたとえば1時間であり、吸着ロータ20が1回転する
時間である。ステップS28〜ステップS32までの制
御及び除去運転での動作も前記実施形態と同様なため説
明を省略する。
【0050】ここでは、濃度によって処理能力を検出し
ているので、処理能力の低下を確実に防止できる。 (c) 前記実施形態では、濃度により処理能力を検出
しているが、処理能力の検出手段は濃度の検出に限定さ
れない。
【0051】(d) 前記実施形態では、ガス処理装置
として脱臭装置を例に説明したが、ガス処理装置は脱臭
装置に限定されず、空気清浄装置やその他の装置にも適
用できる。
【0052】(e) 前記実施形態では、被毒物質が含
まれるガスを処理対象にしたが、被毒物質を含まないガ
スを処理するガス処理装置も本発明に含まれる。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、加熱手段の加熱温度を
切換手段により2段階に切り換えてガス処理を行えるよ
うにしたので、通常の処理と特別の処理とを選択でき
る。このため、低温の第1温度での第1ガス処理により
ランニングコストの増加を抑えることができるととも
に、高温の第2温度での短時間の第2ガス処理により処
理能力を維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を採用した脱臭装置の透視
斜視図。
【図2】その側面一部断面図。
【図3】その展開透視斜視図。
【図4】触媒処理部の断面模式図。
【図5】制御系の構成を示すブロック図。
【図6】制御部の制御動作を示すフローチャート。
【図7】他の実施形態の図5に相当する図。
【図8】他の実施形態の図6に相当する図
【符号の説明】
10 脱臭装置 15 制御部 16 切換部 20 吸着ロータ 31 送風ファン 33 第1加熱部 35 第2加熱部 36 触媒処理部 36a,36b 熱触媒
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 瀧本 浩之 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所金岡工場内 (72)発明者 武内 伸勝 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所金岡工場内 Fターム(参考) 4C080 AA05 BB02 CC01 HH05 JJ03 KK02 LL01 MM04 MM05 QQ11 QQ17 4D012 CA09 CA10 CC02 CD01 CE01 CE02 CF01 CF04 CF05 CG01 CH05 CK03 4D048 AA19 AA22 AB03 BA23Y BA25Y BA28Y BA29Y BA30Y BA31Y BA32Y BA33Y BA34Y BA35Y BA36Y BA37Y BA38Y CA01 CC52 CD01 CD08 DA01 DA02 DA08 DA13 DA20

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガスを処理可能なガス処理装置であって、 前記ガスを高低2段階の温度で処理可能な処理体(2
    0),(36)と、前記処理体(20)を第1温度と前
    記第1温度より高温の第2温度とに加熱可能な加熱手段
    (31),(33),(35)と、 前記第1温度による第1ガス処理と、前記第2温度によ
    る第2ガス処理とのいずれかの処理に行うために、前記
    加熱手段(31),(33),(35)による加熱温度
    を前記第1温度及び第2温度のいずれかに切換可能な切
    換手段(19)と、を備えたガス処理装置。
  2. 【請求項2】前記処理体(20),(36)は、前記処
    理体(20),(36)の処理能力を低下させる被毒物
    質と複数成分とを有するガスの前記複数成分の少なくと
    もひとつを処理可能であるとともに前記被毒物質を温度
    に応じて除去可能であり、 前記切換手段(19)は、前記ガスの前記処理対象の成
    分を前記処理体(20),(36)で処理可能な前記第
    1温度による前記第1ガス処理と、前記処理体(2
    0),(36)に付着した前記被毒物質を除去可能な前
    記第2温度による第2ガス処理とのいずれかの処理に行
    うために、前記加熱手段(31),(33),(35)
    による前記処理体(20),(36)の加熱温度を前記
    第1温度及び第2温度のいずれかに切り換える、請求項
    1に記載のガス処理装置。
  3. 【請求項3】前記加熱手段(31),(33),(3
    5)は、前記ガスを加熱可能な加熱体(33),(3
    5)と、前記加熱体を通して前記処理体に向けて加熱さ
    れた前記ガスを送風可能な送風手段(31)とを有し、 前記切換手段(19)は、前記送風手段(31)の送風
    量を異ならせることにより前記ガスを介して前記処理体
    (20),(36)の加熱温度を切り換える、請求項1
    または2に記載のガス処理装置。
  4. 【請求項4】前記処理体(20)は、前記被毒物質が含
    まれる前記ガスから前記被毒物質と前記成分とを吸着可
    能な吸着体(20)である、請求項2又は3に記載のガ
    ス処理装置。
  5. 【請求項5】前記複数成分の少なくともひとつは、前記
    ガスに含まれる臭気の成分であり、 前記吸着体(20)は前記臭気の成分を吸着する回転吸
    着体(20)である、請求項4に記載のガス処理装置。
  6. 【請求項6】前記処理体(36)は、前記被毒物質を含
    む前記ガスから前記被毒物質が付着しかつ前記成分を分
    解処理する触媒(36a),(36b)である、請求項
    2又は3に記載のガス処理装置。
  7. 【請求項7】前記処理体(20),(36)の処理能力
    に基づき、前記第1温度と前記第2温度とに前記切換手
    段(19)を切り換え制御する制御手段(15)をさら
    に備える、請求項1から6のいずれかに記載のガス処理
    装置。
  8. 【請求項8】前記制御手段(15)は、前記処理体の処
    理能力が所定以下になると、前記第2ガス処理を行うべ
    く前記切換手段(19)を制御して加熱温度を第2温度
    にする、請求項6に記載のガス処理装置。
  9. 【請求項9】前記処理体(20),(36)の前記ガス
    流通流方向の下流側に設けられた、前記成分の濃度を検
    出可能な濃度検出手段(71)をさらに備え、 前記制御手段(16)は、前記濃度が所定値以上になる
    と前記第2温度にする、請求項8に記載のガス処理装
    置。
  10. 【請求項10】前記処理体(20),(36)の処理時
    間に基づき、前記第1温度と前記第2温度とに前記切換
    手段(19)を切り換え制御する制御手段(15)をさ
    らに備える、請求項1から6のいずれかに記載のガス処
    理装置。
  11. 【請求項11】前記制御手段(15)は、前記処理時間
    が所定時間以上になると、前記第2ガス処理を行うべく
    前記切換手段(19)を制御して前記第2温度にする、
    請求項10に記載のガス処理装置。
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