JPH07256048A - 脱臭装置 - Google Patents

脱臭装置

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JPH07256048A
JPH07256048A JP6054065A JP5406594A JPH07256048A JP H07256048 A JPH07256048 A JP H07256048A JP 6054065 A JP6054065 A JP 6054065A JP 5406594 A JP5406594 A JP 5406594A JP H07256048 A JPH07256048 A JP H07256048A
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JP
Japan
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air
rotor
zone
regeneration
purge
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JP6054065A
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Hiroyuki Takahara
宏之 高原
Satoshi Ujino
聡 宇治野
Hisaaki Yokota
久昭 横田
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Kobe Steel Ltd
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Kobe Steel Ltd
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    • F24F3/00Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems
    • F24F3/12Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling
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    • F24F3/1423Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification by absorbing or adsorbing water, e.g. using an hygroscopic desiccant with a moving bed of solid desiccants, e.g. a rotary wheel supporting solid desiccants
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    • F24F2203/10Rotary wheel
    • F24F2203/1056Rotary wheel comprising a reheater
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F24F2203/10Rotary wheel
    • F24F2203/1092Rotary wheel comprising four flow rotor segments

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 フェノール等の芳香族炭化水素を含むガスを
脱臭する場合にも、吸着物質の熱重合によりロータの性
能が低下してしまうということがなく、ランニングコス
トが低いと共に、ロータ再生後のガスの処理が不要であ
り、臭気を強力に除去することができる脱臭装置を提供
する。 【構成】 ハニカム形状のロータ1をその中心軸の回り
に回転駆動し、ロータ1の回転通過域を少なくとも処理
ゾーン1a、再生ゾーン1c及びパージゾーン1bにこ
の順に分割する。そして、処理ゾーン1aにて処理空気
をロータ1に通過させ、パージゾーン1bにパージ空気
を通過させ、配管9を介して再生ゾーン1cに再生用加
熱空気を循環供給させる。また、再生用加熱空気の循環
経路にパージゾーン1b通過後の空気を導入すると共
に、この導入された空気に相当する空気を前記循環経路
から処理ゾーン入口側の配管6に排出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は種々の悪臭物質を除去す
るための脱臭装置に関し、特にハニカム形状のロータを
回転駆動している間に、被処理ガス及び再生ガスをロー
タに通流させて悪臭成分を分解除去する脱臭装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】従来、ゼオライト又は活
性炭等の吸着材のみによって構成される吸着ロータによ
り悪臭物質を除去している。この従来の脱臭装置におい
ては、除去すべき対象物がフェノール等の芳香族炭化水
素を含むガスの場合、ロータに吸着されていたガス成分
の一部が再生工程において熱重合してロータのミクロポ
ワー内に残留し、ロータの吸着性能が低下するという欠
点があった。
【0003】そこで、この欠点を解消して、吸着材の寿
命を延ばすために、吸着ロータよりも処理ガス通流方向
の上流側に交換が容易なフィルターを設置した脱臭装置
がある。しかし、この従来装置においては、フィルター
交換の費用がランニングコストの上昇を招来していると
いう欠点がある。
【0004】また、従来の吸着ロータを使用した脱臭装
置においては、吸着材の再生のために、加熱空気をロー
タに通過させ、ロータを加熱することによりロータに吸
着していた悪臭成分を脱着する。しかし、ロータ再生後
のガス、即ちロータから悪臭成分を脱着した後の高濃度
の悪臭成分を含んだガスを更に別の装置で処理する必要
があり、装置の大型化を招いていた。
【0005】一方、ロータを触媒のみにより構成し、悪
臭成分を含むガスを触媒により分解して除去する脱臭装
置では、再生工程において触媒上の悪臭物質を分解させ
るため、ロータの延命は図れるものの、触媒の比表面積
が小さいために、悪臭物質に対する吸着容量が小さく、
臭気の強い物質に対しては十分に脱臭しきれないという
欠点がある。
【0006】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、フェノール等の芳香族炭化水素を含むガス
を脱臭する場合にも、吸着物質の熱重合によりロータの
性能が低下してしまうということがなく、ランニングコ
ストが低いと共に、ロータ再生後のガスの処理が不要で
あり、臭気を強力に除去することができる脱臭装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ハニカム形状
のロータと、このロータをその中心軸の回りに回転駆動
する駆動手段と、前記ロータの回転通過域を少なくとも
処理ゾーン、再生ゾーン及びパージゾーンにこの順に分
割する分割手段と、前記処理ゾーンにて処理空気を前記
ロータに通過させる処理空気導入手段と、前記パージゾ
ーンにパージ空気を通過させるパージ空気導入手段と、
前記再生ゾーンに再生用加熱空気を循環供給させる再生
用加熱空気供給手段と、前記再生用加熱空気の循環経路
に前記パージゾーン通過後の空気を導入すると共に、こ
の導入された空気に相当する空気を前記循環経路から前
記処理ゾーン入口側に排出する手段とを有する脱臭装置
に関する。
【0008】そして、本願第1発明は、前記脱臭装置に
おいて、前記ハニカム状ロータが触媒と吸着材との混合
物の成形体又はこの混合物をハニカム基材に含浸したも
のであることを特徴とする。
【0009】また、本願第2発明は、前記脱臭装置にお
いて、前記ハニカム状ロータが触媒により構成される部
分と吸着材により構成される部分とをガス通流方向に重
ね合わせたものであることを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明においては、ロータが、触媒と吸着材と
の混合物を成形したもの、若しくはこの混合物をハニカ
ム基材に含浸したもの、又は触媒部分と吸着材部分とを
ガス通流方向に重ね合わせたものであるため、本発明の
ロータは、吸着材と触媒との双方の作用効果を奏する。
【0011】このため、フェノールを代表とする芳香族
系ガスをロータにその処理ゾーンにて通流させると、ガ
ス中の悪臭成分がロータの吸着材部分に吸着されると共
に、触媒部分によって分解される。このように、芳香族
系のガスを吸着分解することにより吸着材のみの場合よ
りも脱臭ロータの寿命を延ばすことができる。
【0012】また、臭気の強いガスに対しても、吸着材
部分がその吸着容量の大きさを利して高い効率で悪臭物
質を除去でき、更に触媒によって分解することにより一
つの装置内で悪臭物質を処理することができるため、装
置の小型化を図ることができる。
【0013】
【実施例】以下、添付の図面を参照して本発明の実施例
について説明する。図1は本発明の実施例に係る脱臭装
置を示すブロック図である。本実施例においては、脱臭
ロータ1は円柱状をなし、その中心軸の回りに回転可能
に支持されている。そして、このロータ1は適宜の駆動
手段により1方向に回転駆動されるようになっている。
そして、ロータ1の表裏面は仕切りによって3分割され
た部屋に面しており、これらの3ゾーンにて所定のガス
を他のゾーンと混合することなくロータ1の厚さ方向に
通過させることができるようになっている。このゾーン
は図1に示すように、吸着処理ゾーン1aと、パージゾ
ーン1bと、再生ゾーン1cとからなり、夫々中心角度
で例えば285°、30°及び45°の広さを有する。
【0014】この脱臭ロータ1は吸着材としての疎水性
ゼオライトと、触媒としての酸化触媒とを混合し、この
混合物をハニカム状のセラミックス基材に担持させたも
のである。この酸化触媒としては、鉄、マンガン、銅、
亜鉛及びニッケルからなる群から選択された少なくとも
1種の成分である。本実施例のロータ1は、例えば、C
uO;15〜30%及びMnO;40〜60%を主成分
とする酸化触媒である。また、吸着材としては、疎水性
ゼオライトに限らず、活性炭等、種々のものを使用する
ことができる。また、触媒としては酸化触媒に限らず、
白金及びパラジウム等の貴金属触媒も使用することがで
きる。
【0015】なお、ロータ1としては、前記混合物をセ
ラミックス基材に担持させずに、混合物をそのままハニ
カムロータ形状に成形したものでも良い。また、このロ
ータ1は、図2に示すように、疎水性ゼオライトの吸着
材部分12と、酸化触媒部分11との2つのロータを重
ね合わせたものも用いられる。この場合に、触媒部分1
1が被処理ガスの通流方向の上流側(再生ガスの下流
側)に、吸着材部分12が被処理ガスの下流側(再生ガ
スの上流側)になるようにロータを配置する。これは、
再生ゾーン1cにて、先ず吸着材部分12に吸着されて
いたフェノール等の熱重合性の成分を、高温の再生ガス
により脱着し、次いでこの悪臭成分をその高温のまま触
媒部分11に導入して触媒部分11により触媒分解して
除去するためである。
【0016】脱臭処理すべき空気は、フィルタ2により
塵芥を除去された後、配管6を介してロータ1の処理ゾ
ーン1aに導入される。この処理空気は配管6に設けら
れたブロワ3によりロータ1に送り込まれる。処理ゾー
ン1aを出た空気は配管7を介して外部に放出される。
【0017】この配管7に排出された脱臭処理後の無臭
の空気の一部は配管8を介してロータ1のパージゾーン
1bに導入される。
【0018】一方、ロータ1の再生ゾーン1cには、配
管9により再生空気が循環されるようになっており、こ
の配管9に設けたブロワ4により駆動されて、再生空気
がロータ1の再生ゾーン1cを循環供給される。この配
管9の再生ゾーン1cの上流側には、再生空気用ヒータ
5が配設されており、再生空気はこのヒータ5により約
350°に加熱された後、ロータ1の再生ゾーン1cに
導入される。而して、パージゾーン1bを通過した後の
空気は、配管9aを介して再生空気の循環配管9に供給
される。また、配管9におけるブロワ4の下流側の位置
には配管10が連結されていて、再生空気の一部が配管
10を介して抽出され、ロータ通過前の処理空気に混合
されるようになっている。
【0019】次に、上述の如く構成された脱臭装置の動
作について説明する。悪臭ガスを含有した処理空気は、
脱臭ロータ1の処理ゾーン1aに送られ、悪臭成分はロ
ータ1の一部を構成する疎水性ゼオライトからなる吸着
材部分により吸着されて除去される。この処理ゾーン通
過後の空気は、浄化空気となって排出される。
【0020】そして、悪臭成分を吸着したロータ1は再
生ゾーン1cに回転してくる。そうすると、この再生ゾ
ーン1cにて、ロータ1に吸着されている悪臭成分は、
再生ヒータ5により加熱された高温の空気によりロータ
1を加熱することによって、ロータ1の吸着材部分から
脱着される。ロータ1から脱着された悪臭成分を高濃度
で含む再生後の空気は、配管9を介してこの再生経路を
循環し、ヒータ5に導入される。そして、この悪臭成分
を高濃度で含む再生空気は、再生ゾーン1cにてロータ
1を高温状態で通過し、ロータ1の触媒部分によってそ
の悪臭成分が酸化分解される。
【0021】次いで、再生ゾーン1cで高温に加熱され
たロータ1は、パージゾーン1bに回転してくる。そし
て、ロータ1はこのパージゾーン1bにて吸着処理後の
清浄空気の通過を受けて冷却される。これにより、ロー
タ1は悪臭成分の吸着能力が回復し、処理ゾーン1aに
おいて次順の吸着処理に供される。
【0022】本実施例においては、パージ後の空気をそ
のまま外気に放出したり、処理入口空気に返戻したりせ
ずに、ロータの熱が転移しているパージ後空気からその
熱を回収するため、パージ後の空気は、循環再生空気経
路の配管9に導入する。そして、配管9に導入したパー
ジ後の空気とほぼ等量の空気を、配管9から抜き出し、
これを配管10を介して処理ブロワ3の上流側に返戻
し、処理前の空気に混合する。なお、配管9から抜き出
した空気を配管6に返戻するのは、この抜き出した空気
中には、微量の未分解悪臭ガスが含有されているためで
ある。
【0023】このようにして、本実施例によれば悪臭成
分を含むガスを、高効率で脱臭処理することができる。
即ち、トルエン、キシレン及びフェノール等の芳香族炭
化水素を含むガスを脱臭処理する場合にも、吸着物質は
再生ゾーン1cにて触媒により分解されるので、それが
熱重合によりロータに残留してしまうことがなく、ロー
タ寿命を短縮してしまうことがない。また、触媒はいず
れの態様で吸着材に加えられるにしても、ハニカム形状
のロータに構成されるので、その比表面積は大きく、臭
気が強い物質でも十分に脱臭することができる。更に、
脱臭処理はロータ1のみにより実施されるので、装置が
大型化することがなく、ランニングコストも低い。
【0024】次に、図3を参照して本発明の他の実施例
について説明する。本実施例は、図1の実施例に対し、
第2のパージゾーン1dを設けた点が異なり、その他の
構成は図1の実施例と同一である。従って、図3におい
て、図1と同一構成物には同一符号を付してその詳細な
説明は省略する。
【0025】本実施例においては、パージゾーン1bと
処理ゾーン1aとの間に第2のパージゾーン1dを仕切
り、この第2aのパージゾーン1dに、配管8から分岐
した配管12により、脱臭処理後の清浄空気を通過させ
る。パージゾーン1dを通過したパージ後空気は配管1
3を介して配管10に供給され、ロータ1の上流側に返
戻される。
【0026】本実施例においては、再生ゾーン1cを通
過して加熱されたロータ部分は、第1パージゾーン1b
にて冷却された後、更に第2パージゾーン1dにて清浄
空気の通流を受けて冷却される。
【0027】第1パージゾーン1bにおいては、その通
過風量は循環経路から抽出される空気の風量と実質的に
同一にする必要があり、第1パージゾーン1bによる冷
却には制約があるが、本実施例の第2パージゾーン1d
においては、その通過風量に制約がない。このため、こ
の第2パージゾーン1dにて十分にロータ1を冷却する
ことができる。
【0028】本発明においては、再生温度が高くなると
考えられ、図1の実施例では、ロータの冷却不足による
吸着効果の低下の虞れがあるが、本実施例によれば、循
環経路中の風量を増やすことなく冷却風量を増大させる
ことができ、ロータを十分に冷却してその吸着効果を高
く維持することができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
吸着材と触媒とを混合し、又は吸着材部分と触媒部分と
を重ね合わせて、ロータを構成したので、芳香族炭化水
素を含む熱重合性ガスを脱臭する場合にも、ロータ性能
が低下することがなく、寿命が長いと共に、高効率で且
つ低ランニングコストで悪臭成分を除去して脱臭するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例装置を示すブロック図である。
【図2】本発明の吸着材部分と触媒部分とを重ね合わせ
たロータを示す模式図である。
【図3】本発明の他の実施例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1;脱臭ロータ 1a;処理ゾーン 1b,1d;パージゾーン 1c;再生ゾーン 2;:フィルタ 3,4;ブロワ 5;ヒータ 6,7,8,9,9a,10;配管 11;触媒部分 12;吸着材部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01D 53/34 ZAB 53/86 ZAB B01J 35/04 ZAB 301 J B01D 53/36 ZAB H

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハニカム形状のロータと、このロータを
    その中心軸の回りに回転駆動する駆動手段と、前記ロー
    タの回転通過域を少なくとも処理ゾーン、再生ゾーン及
    びパージゾーンにこの順に分割する分割手段と、前記処
    理ゾーンにて処理空気を前記ロータに通過させる処理空
    気導入手段と、前記パージゾーンにパージ空気を通過さ
    せるパージ空気導入手段と、前記再生ゾーンに再生用加
    熱空気を循環供給させる再生用加熱空気供給手段と、前
    記再生用加熱空気の循環経路に前記パージゾーン通過後
    の空気を導入すると共に、この導入された空気に相当す
    る空気を前記循環経路から前記処理ゾーン入口側に排出
    する手段とを有する脱臭装置において、前記ハニカム状
    ロータは触媒と吸着材との混合物の成形体又はこの混合
    物をハニカム基材に含浸したものであることを特徴とす
    る脱臭装置。
  2. 【請求項2】 ハニカム形状のロータと、このロータを
    その中心軸の回りに回転駆動する駆動手段と、前記ロー
    タの回転通過域を少なくとも処理ゾーン、再生ゾーン及
    びパージゾーンにこの順に分割する分割手段と、前記処
    理ゾーンにて処理空気を前記ロータに通過させる処理空
    気導入手段と、前記パージゾーンにパージ空気を通過さ
    せるパージ空気導入手段と、前記再生ゾーンに再生用加
    熱空気を循環供給させる再生用加熱空気供給手段と、前
    記再生用加熱空気の循環経路に再生パージゾーン通過後
    の空気を導入すると共に、この導入された空気に相当す
    る空気を前記循環経路から前記処理ゾーン入口側に排出
    する手段とを有する脱臭装置において、前記ハニカム状
    ロータは触媒により構成される部分と吸着材により構成
    される部分とをガス通流方向に重ね合わせたものである
    ことを特徴とする脱臭装置。
  3. 【請求項3】 前記触媒は酸化触媒又は貴金属触媒であ
    ることを特徴とする請求項1又は2に記載の脱臭装置。
  4. 【請求項4】 前記吸着材は活性炭又は疎水性ゼオライ
    トを主成分とすることを特徴とする請求項1又は2に記
    載の脱臭装置。
JP6054065A 1994-03-24 1994-03-24 脱臭装置 Pending JPH07256048A (ja)

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JP6054065A JPH07256048A (ja) 1994-03-24 1994-03-24 脱臭装置

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JP6054065A JPH07256048A (ja) 1994-03-24 1994-03-24 脱臭装置

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