JP2002028348A - パチンコ機の入賞系統装置 - Google Patents

パチンコ機の入賞系統装置

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JP2002028348A JP2000213300A JP2000213300A JP2002028348A JP 2002028348 A JP2002028348 A JP 2002028348A JP 2000213300 A JP2000213300 A JP 2000213300A JP 2000213300 A JP2000213300 A JP 2000213300A JP 2002028348 A JP2002028348 A JP 2002028348A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の通過型入賞口装置を有する場合におい
ても、入賞と賞球払出との1対1との関係を確保して、
遊技性の向上を図る。 【解決手段】 通過型入賞口装置5が遊技盤1の前面側
より取込まれた入賞球を遊技盤1の前面側に排出し、取
込型入賞口装置10が通過型入賞口装置5より下方で遊
技盤1の前面側より取込まれた入賞球を遊技盤1の裏面
側に排出し、通過型入賞口装置5の駆動機構が通過型入
賞口装置5への入賞検出による遊技状況の変化により通
過型入賞口装置5への次球の入賞を禁止し、又は、制御
装置12が通過型入賞口装置5への次球の入賞検出を無
効化し、又、制御装置12は取込型入賞口装置10が遊
技者に有利な状態において通過型入賞口装置5への入賞
禁止又は無効化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機の通過
型入賞口装置を備えた入賞系統装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開昭55−24024号又は実開昭5
5−72986号公報には、パチンコ機の遊技盤に通過
型入賞口装置を設けた入賞系統装置が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記特開昭5
5−24024号公報の入賞系統装置では、左右一対の
通過型入賞検出器の対向間隔をソレノイドのようなアク
チュエータで広くしたり狭くすることにより、対向間隔
が広くなった場合に対向間隔が狭いときよりも球が入賞
しやい状態を形成する構成であるため、通過型入賞検出
器の対向間隔が広いと、対向間隔を2個の球が同時に通
過し、通過型入賞検出器が2個の球を1個の球として検
出した場合には、通過型入賞口装置への2個の入賞で1
回の賞球払出となり、通過型入賞口装置への入賞とこれ
を起因とする賞球払出との関係が一対一に確保すること
ができず、遊技性に欠けることは否めない。又、実開昭
55−72986号公報の入賞系統装置では、或る1つ
の通過型入賞口装置に入賞して通過した球が他の1つの
通過型入賞口装置に入賞した場合に、入賞数分だけ加算
された数量の賞球が払出されてしまうので、遊技店側で
の出球管理を行う釘調整が容易でない。又、実開昭55
−72986号公報の入賞系統装置では、大入賞口を備
えた変動入賞口装置よりも上方に通過型入賞口装置を配
置した場合、大当り中での大入賞口の開放中において、
通過型入賞口装置に入賞して当該通過型入賞口装置から
排出された後に大入賞口に入賞することが発生すること
があり、このような入賞が発生すると、入賞と賞球払出
との関係が一対一でなくなり、大当り中の出球にばらつ
きが生じて、遊技店側での出球管理が容易ではない。
【0004】そこで、本発明は、入賞と賞球払出との1
対1との関係を確保して、遊技性を向上することができ
るパチンコ機の入賞系統装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明にあっては、遊技
盤の前面側より取込まれた入賞球を遊技盤の前面側に排
出する通過型入賞口装置と、通過型入賞口装置より下方
で遊技盤の前面側より取込まれた入賞球を遊技盤の裏面
側に排出する取込型入賞口装置と、通過型入賞口装置へ
の入賞検出による遊技状況の変化により通過型入賞口装
置への次球の入賞を禁止し得る駆動機構又は通過型入賞
口装置への次球の入賞検出を無効化する手段とを備え、
取込型入賞口が遊技者に有利な状態において通過型入賞
口装置への入賞禁止又は無効化するようにしたことを特
徴としている。よって、本発明によれば、通過型入賞口
装置への入賞による遊技中は通過型入賞口装置への入賞
による遊技開始を中止する新規な遊技を提供することが
でき、又、通過型入賞口装置に入賞した場合、通過型入
賞口装置への入賞禁止又は無効化するので、パチンコ店
側での出球管理が容易になる。
【0006】
【発明の実施の形態】図1及び図2は本発明の第1実施
形態であって、図1は入賞系統装置の構成を示し、図2
は入賞禁止許可のサブルーチンを示す。
【0007】図1において、遊技盤1の前面でガイドレ
ール2により囲まれた内側の遊技領域には、通過型の普
通入賞口装置3、通過型の普通図柄始動入賞口装置4、
通過型の特定図柄始動入賞口装置5、センタ飾り6、普
通図柄可変表示装置7、電動チューリップのような電動
役物8、特定図柄可変表示装置9、変動入賞口装置1
0、アウト口11等が配置される。特定図柄始動入賞口
装置5、特定図柄可変表示装置9、変動入賞口装置10
等の遊技盤1への配置は、上から下に、特定図柄可変表
示装置9、特定図柄始動入賞口装置5、変動入賞口装置
10と配置される。普通入賞口装置3や普通図柄可変表
示装置7或いは特定図柄始動入賞口装置5には図4乃至
図7に示す通過型入賞口装置20;30;40;50の
何れか1つが用いられる。普通図柄可変表示装置7はド
ットマトリクスや7セグメントのような表示器により形
成される。特定図柄可変表示装置9は液晶やLED又は
CRT或いはプラズマディスプレイ等のような表示器に
より形成される。制御装置12は、遊技盤の裏側又は遊
技盤を組付ける図外の枠の裏側に設けられており、CP
UとROMとRAMとより成るマイクロコンピュータを
備える。
【0008】そして、制御装置12のマイクロコンピュ
ータは、普通入賞口装置3や普通図柄始動入賞口装置4
及び特定図柄始動入賞口装置5のそれぞれに設けられた
図外の球検出器からの球検出信号が配線13;14;1
5及び図外の入力インターフェースを介して入力する
と、CPUがROMに設定されたプログラムに基づき、
RAMを処理過程の記憶手段として入力処理・エラー処
理・図柄制御処理・賞球制御処理・外部情報処理等の遊
技全般の遊技処理を実行し、その処理結果により図外の
出力インターフェースや配線16;17;18;19及
び図外の配線を介して、普通図柄可変表示装置7、電動
役物8、特定図柄可変表示装置9、変動入賞口装置1
0、図外の球払出機構、図外の表示灯、図外のスピー
カ、図外の球発射機構等の動作機構を制御する。
【0009】第1実施形態の場合、普通入賞口装置3へ
の1個の入賞毎で10個の賞球が球払出機構より払出さ
れ、普通図柄始動入賞口装置4への1個の入賞毎で7個
の賞球が球払出機構より払出されると共に普通図柄可変
表示装置7の図柄変動遊技が始まり、特定図柄始動入賞
口装置5への1個の入賞毎で15個の賞球が球払出機構
より払出されると共に特定図柄可変表示装置9の図柄変
動遊技が始まる。
【0010】普通図柄可変表示装置7による普通図柄可
変遊技中に、普通図柄始動入賞口装置4に球が入賞した
場合は、制御装置12が普通図柄始動入賞口装置4の入
賞を所定個数の範囲で記憶し、普通図柄可変表示装置7
による1回の図柄可変遊技の終了後に、普通図柄可変表
示装置7による普通図柄可変遊技が再開される。普通図
柄可変表示装置7による1回の普通図柄可変遊技の終了
毎に停止した普通図柄が予め定められた設定図柄に一致
すると、普通電動役物が開き、1回の普通図柄可変遊技
が終了する。
【0011】特定図柄可変表示装置9による特定図柄可
変遊技中に、特定図柄始動入賞口装置5に球が入賞した
場合は、制御装置12が特定図柄始動入賞口装置5の入
賞を所定個数の範囲で記憶し、特定図柄可変表示装置9
による1回の図柄可変遊技の終了後に、特定図柄可変表
示装置9による特定図柄可変遊技が記憶数の範囲で繰り
返される。
【0012】特定図柄可変表示装置9による1回の特定
図柄可変遊技終了毎に停止した特定図柄が予め定められ
た設置図柄に一致する毎に、遊技状況は大当りモードと
なり、変動入賞口装置10の大入賞口10aは球が入り
やすい形態に開く。変動入賞口装置10は大入賞口とも
呼ばれ、1個の入賞球が入る毎に、15個の賞球が払出
される。但し、変動入賞口装置10は1回開いている間
に入賞球が10個入るか、又は、開き始めより30秒の
ような所定時間経過するかの何れか1つの条件が成立す
ると、変動入賞口装置10は閉じる。
【0013】大入賞口10aが開いた変動入賞口装置1
0の開放中(以下、大入賞口開放中という)に、普通図
柄始動入賞口装置4に入賞球が入賞した場合は、その入
賞検出信号(球検出信号の入力)を制御装置12が自分
の内部で無効処理を実行する。
【0014】図2を参照し、前記制御装置12における
特定図柄始動入賞口装置5への入賞と特定図柄可変表示
装置9による図柄可変遊技との制御処理について説明す
る。ステップ201〜203に示すように、制御装置1
2は、特定図柄始動入賞口装置5への入賞後、特定図柄
可変表示装置9による遊技モードが大当りモードになる
と、特定図柄始動入賞口装置5を入賞禁止にする。
【0015】そして、ステップ204〜206に示すよ
うに、制御装置12は、変動入賞口装置10を開にし、
大入賞口10aの開扉後、10カウント又は所定時間終
了が成立すると、変動入賞口装置10を閉にし、大入賞
口10aを閉じる。引続き、ステップ207〜209に
示すように、制御装置12は、特定図柄始動入賞口装置
5を入賞許可とした後、変動入賞開放の所定回数が成立
すると、大当りモードを終了してサブルーチンの実行を
終わる。
【0016】図3は本発明の第2実施形態に係る制御装
置12における入賞禁止許可のサブルーチンを示す。図
2ではステップ303;307が図6のステップ20
3;207と異なる以外は図2の制御処理と同じであ
る。つまり、第2実施形態では、大当りモードになる
と、特定図柄始動入賞口装置5の球検出器27から入力
された球検出信号を制御装置12が無効として扱う処理
を実行する。これによって、球検出器27から制御装置
12には球検出信号が送信されるものの、制御装置12
では球検出信号を無効として扱って賞球を払出す制御を
実行しない。そして、大当りモードが終了すると、制御
装置12は上記球検出信号無効をキャンセルして球検出
信号を有効として扱う処理を実行する。これによって、
球検出器27から制御装置12に球検出信号が送信され
ると、制御装置12では球検出信号を有効として扱って
賞球を払出す制御を実行する。
【0017】要するに、第1;第2実施形態によれば、
特定図柄始動入賞口装置5に1個の球が入賞して特定図
柄が設定図柄に揃った今回の大当り遊技中は、次の球の
特定図柄始動入賞口装置5への入賞による球払出及び図
柄可変遊技開始を中止し、今回の大当り遊技終了後に、
次の球の特定図柄始動入賞口装置5への入賞による球払
出及び図柄可変遊技を行う新規な遊技を提供することが
できる。
【0018】図1において、普通図柄始動入賞口装置4
及び特定図柄始動入賞口装置5を図4〜図7の通過型入
賞口装置20;30;40;50の何れかで形成し、普
通図柄始動入賞口装置4又は特定図柄始動入賞口装置5
への1回の入賞により球払出を行うと共に普通図柄可変
遊技又は特定図柄可変遊技を開始し、変動入賞口装置1
0の大入賞口10aが開放中は普通図柄始動入賞口装置
4又は特定図柄始動入賞口装置5の入賞を禁止し、大入
賞口10aの閉により普通図柄始動入賞口装置4又は特
定図柄始動入賞口装置5への入賞を許可することも可能
である。又、大当りモード中は大入賞口10aの開閉に
関係なく普通図柄始動入賞口装置4又は特定図柄始動入
賞口装置5への入賞を禁止しても良い。
【0019】図4〜図7は図1の普通入賞口装置3や普
通図柄可変表示装置7或いは特定図柄始動入賞口装置5
として用いられる通過型入賞口装置20;30;40;
50を示す。
【0020】図4を参照し、通過型入賞口装置20につ
いて説明する。遊技盤1には前後に貫通する挿入孔21
が形成され、挿入孔21には通過型入賞口装置20が前
後移動可能に配置される。通過型入賞口装置20では、
遊技盤1に取付けられる合成樹脂製の外側の固定側装置
本体22と、挿入孔21に挿入される合成樹脂製の内側
の可動側装置本体23とが、双方で凹凸に嵌め合される
ガイド部24;25により遊技盤1の前後方向に移動可
能なように、相互に組付けられる。
【0021】可動側装置本体23の前部には上下に貫通
する筒状の入賞口部26を備える。入賞口部26は球を
遊技盤1の化粧盤面である前面側から取込み、その球を
上方より下方に誘導して遊技盤1の前面側に排出する。
入賞口部26には球検出器27が配置される。球検出器
27は上下に貫通する球検出孔27aと端子27bとを
備える。球検出孔27aは、入賞口部26に配置される
と共に、1個の球28が通過可能であるが2個以上の球
28が同時に通過不可能な孔径である。固定側装置本体
22には駆動機構としてのソレノイドのようなアクチュ
エータ29が取付けられる。アクチュエータ29が遊技
盤1の裏面側に配置され、アクチュエータ29の可動出
力端29aが可動側装置本体23にピン29bで連結さ
れることにより、通過型入賞口装置20は遊技盤1に対
し挿入孔21を経由して前後方向に駆動可能である。
【0022】この通過型入賞口装置20は入賞口部26
がアクチュエータ29により遊技盤1に対し球28の入
賞を許可禁止し得るように駆動可能に設けられた構造で
ある。そして、図4のa図に示すように、通過型入賞口
装置20がアクチュエータ29により遊技盤1に対し前
進して停止すると、入賞口部26は遊技盤1の前面より
突出して遊技盤1の前面を流下する球28を矢印X1で
示すように上方より取込むことが可能となる。この通過
型入賞口装置20の前進した状態において、球28が入
賞口部26より球検出孔27aを通過する際に、球検出
器27が球28を検出した信号を制御装置12に端子2
7b及び配線27cを経由して出力する。制御装置12
は球検出器27からの球検出信号の入力によりアクチュ
エータ29と図外の球払出機構とを制御する。制御装置
12とアクチュエータ29とは配線27dで接続されて
いる。
【0023】この制御により、球払出機構が通過型入賞
口装置20への1回の入賞に対応する数の図外の球を賞
球として遊技者側に払出す一方、図1のb図に示すよう
に、通過型入賞口装置20がアクチュエータ29により
遊技盤1に対し後退して停止することにより、入賞口部
26は遊技盤1の前面からの突出量が減少し遊技盤1の
前面を流下する球28を矢印X2で示すように上方より
取込むことが不可能となる。上記通過型入賞口装置20
の後退した状態においては、制御装置12が上記球検出
信号の入力からの所定時間の経過によりアクチュエータ
29を制御し、通過型入賞口装置20が図1のa図に示
すようにアクチュエータ29により遊技盤1に対し前進
して再び停止する。
【0024】図5を参照し、通過型入賞口装置30につ
いて説明する。通過型入賞口装置30は挿入孔21に配
置され、通過型入賞口装置30の合成樹脂よりなる装置
本体31が遊技盤1に取付けられる。装置本体31の前
部に設けられた入賞口部26には、球検出孔27aと端
子27bとを備えた球検出器27が配置される。球検出
器27よりも下方において、装置本体31には可動部材
32が配置される。可動部材32には装置本体31に取
付けられたアクチュエータ29の可動出力端29aがピ
ン29bで連結される。これによって、可動部材32が
入賞口部26の中間部を開閉するように前後方向に駆動
可能である。
【0025】この通過型入賞口装置30は可動部材32
がアクチュエータ29により入賞口部26に対し球28
の入賞を許可禁止し得るように駆動可能に設けられた構
造である。図5のa図に示すように、可動部材32がア
クチュエータ29により後退停止して入賞口部26を開
放すると、入賞口部26が遊技盤1の前面を流下する球
28を矢印X3で示すように上方より取込んで下方に排
出することが可能となる。そして、球28が入賞口部2
6より球検出孔27aを通過する際に、球検出器27が
球28を検出した信号を制御装置12に端子27b及び
配線27cを経由して出力することにより、制御装置1
2が球検出器27からの球検出信号の入力によりアクチ
ュエータ29と図外の球払出機構とを制御する。
【0026】この制御により、球払出機構が通過型入賞
口装置30への1回の入賞に対応する数の図外の球を賞
球として遊技者側に払出す一方、図5のb図に示すよう
に、可動部材32がアクチュエータ29により前進停止
して入賞口部26を閉鎖すると、遊技盤1の前面を流下
する球28を矢印X4で示すように入賞口部26に上方
より取込まれるが、当該球28は可動部材32で受止め
られて球検出孔27aに留置かれる。これによって、球
検出器27は立上がったままの検出信号を制御装置12
に出力することになる。このため、制御装置12は可動
部材32で球検出孔27aに留置かれた球28に対する
賞球の払出制御を実行しない。そして、上記球検出孔2
7aに留置かれた球に対する球検出信号の入力からの所
定時間の経過によりアクチュエータ29を制御し、可動
部材32が図5のa図に示すようにアクチュエータ29
により入賞口部26に対し後退停止する。それから、上
記可動部材32で留置かれた球が球検出孔27aから落
下する。この球の落下により、上記球検出器27から制
御装置12に出力されていた立上がったままの検出信号
が立下がることになる。このため、制御装置12は上記
可動部材32で留置かれた球の落下により球払出機構を
制御し、球払出機構が賞球を払出す。
【0027】図6を参照し、通過型入賞口装置40につ
いて説明する。通過型入賞口装置40は挿入孔21に配
置され、通過型入賞口装置40の合成樹脂よりなる装置
本体41が遊技盤1に取付けられる。装置本体41の前
部に設けられた入賞口部26には、球検出孔27aと端
子27bとを備えた球検出器27が配置される。球検出
器27よりも上方において、装置本体51には可動部材
42が配置される。可動部材42には装置本体41に取
付けられたアクチュエータ29の可動出力端29aがピ
ン29bで連結される。これによって、可動部材42が
入賞口部26に球28を取込めるか取込めないように入
賞口部26の入口側を開閉するように前後方向に駆動可
能である。
【0028】通過型入賞口装置40は可動部材42がア
クチュエータ29により入賞口部26に対し球28の入
賞を許可禁止し得るように駆動可能に設けられた構造で
ある。よって、入賞禁止に際し、図5の通過型入賞口装
置30は入賞口部26に取込んだ球28を球検出孔27
aに留置くが、図6の通過型入賞口装置40は球28が
入賞口部26に取込めないようになっている。つまり、
図6に実線で示すように、可動部材42がアクチュエー
タ29により後退停止して入賞口部26を開放すると、
入賞口部26が遊技盤1の前面を流下する球28を矢印
X5で示すように上方より取込んで下方に排出すること
が可能となる。そして、図6に仮想線で示すように、可
動部材42がアクチュエータ29により前進停止して入
賞口部26を閉鎖すると、入賞口部26には遊技盤1の
前面を流下する球28を取込むことはできない。
【0029】図7を参照し、通過型入賞口装置50につ
いて説明する。通過型入賞口装置50は挿入孔21に配
置され、通過型入賞口装置50の合成樹脂よりなる装置
本体51が遊技盤1に取付けられる。装置本体51の前
部に設けられた入賞口部26には、球検出孔27aと端
子27bとを備えた球検出器27が配置される。球検出
器27には装置本体51に取付けられたアクチュエータ
29の可動出力端29aがピン29bで連結される。こ
れによって、球検出器27が球検出可能又は球検出不能
となるように前後方向に駆動可能である。
【0030】通過型入賞口装置50は球検出器27がア
クチュエータ29により後退停止し、球検出孔27aと
入賞口部26との位置が前後にずれて、球が球検出孔2
7aを上方より下方に通過することができなくなると、
球検出器27が球検出信号を出力しない。
【0031】通過型入賞口装置20;30;40;50
としては、遊技盤1の前面側より取込んだ球を遊技盤1
の裏面側に誘導した後に遊技盤1の前面側に排出する形
態であっても同様に適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態の入賞系統装置を示す
摸式図。
【図2】 同第1実施形態のフローチャート。
【図3】 本発明の第2実施形態のフローチャート。
【図4】 本発明に用いた通過型入賞口装置を示す断面
図。
【図5】 本発明に用いた異なる通過型入賞口装置を示
す断面図。
【図6】 本発明に用いた別の通過型入賞口装置を示す
断面図。
【図7】 本発明に用いた更に別の通過型入賞口装置を
示す断面図。
【符号の説明】
1 遊技盤 4 普通図柄始動入賞口装置(通過型) 5 特定図柄始動入賞口装置(通過型) 10 変動入賞口装置(取込型) 12 制御装置 20;30;40;50 通過型入賞口装置 27 球検出器 29 アクチュエータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤の前面側より取込まれた入賞球を
    遊技盤の前面側に排出する通過型入賞口装置と、通過型
    入賞口装置より下方で遊技盤の前面側より取込まれた入
    賞球を遊技盤の裏面側に排出する取込型入賞口装置と、
    通過型入賞口装置への入賞検出による遊技状況の変化に
    より通過型入賞口装置への次球の入賞を禁止し得る駆動
    機構又は通過型入賞口装置への次球の入賞検出を無効化
    する手段とを備え、取込型入賞口が遊技者に有利な状態
    において通過型入賞口装置への入賞禁止又は無効化する
    ようにしたことを特徴とするパチンコ機の入賞系統装
    置。
JP2000213300A 2000-07-13 2000-07-13 パチンコ機の入賞系統装置 Expired - Fee Related JP3597119B2 (ja)

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