JP2010000215A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】特別開閉遊技を発生させる権利の取得を行うか否かの判断を知ることができ、遊技者に得となる遊技機を提供する。
【解決手段】前記始動入賞口(70)に遊技球が入賞したことに基づいて一時的に前記特殊変動入賞装置(50)を開放状態とする権利を取得したときに、前記少特別開閉遊技が選択されている場合、前記有利遊技の残り遊技回数と前記数値Lとを比較して、比較の結果、数値Lの方が前記有利遊技の残り遊技回数よりも小さいときには、前記特別開閉遊技を発生させる権利の取得を行わずに、次に前記特殊変動入賞装置(50)が開放状態となる権利の取得を待つ旨を遊技者に報知することを特徴とする。
【選択図】図5

Description

この発明は、パチンコ店等の遊技場に設置して使用される遊技機に関するものである。
一般に、開閉部材(羽根)の開閉により遊技球が入賞可能な開放状態と、遊技球が入賞不可能な閉塞状態との間で変動するとともに、入賞した遊技球が流下可能な内部に特定領域と一般領域とを備え、入賞した遊技球が特定領域及び一般領域のいずれかを必ず通過するように形成されている特殊変動入賞装置と、遊技球が入賞することに基づいて前記特殊変動入賞装置を閉塞状態から一時的に開放状態とする契機を付与する始動入賞口とを備えたいわゆる羽根物と呼ばれるパチンコ遊技機が知られている(例えば、特許文献1。)。
この羽根物では、遊技盤上の始動入賞口に遊技球が入賞すると、メイン役物の羽根と称される一対の可動片が所定回数だけ、所定時間、開放状態となり、この開放状態となったときに、メイン役物の内部に取り込まれた遊技球がVゾーン(特定領域)を通過すると、例えば、いわゆる大当たり等の遊技者にとって所定の有利な遊技状態となるものである。
また、パチンコ遊技機は、遊技球が入賞し易い開放状態と、遊技球が入賞不可能な閉塞状態とに変動する特別変動入賞装置(大入賞口・アタッカー)を有するものが知られており、大当たりとなった場合には、この特別変動入賞装置を比較的長い時間、連続的に開放状態とする1ラウンドの遊技を所定のラウンド数まで行う特別開閉遊技を発生するものが知られている。
また、この大当たりである特別開閉遊技は、特別変動入賞装置(大入賞口・アタッカー)を開放状態としてから閉塞状態とするラウンドを複数回繰り返す特別開閉遊技の継続回数の異なるものを複数種類設けてあるものがある。例えば、16ラウンドの継続回数の多い回数の多特別開閉遊技と、それよりも継続回数の少ない2ラウンド等の少特別開閉遊技とを有するものがある。
そして、この種の遊技機では、特定の遊技状態が成立したことを条件(例えば、大当たり終了等)として、単位時間あたりの抽選の回数を増やす等により、抽選が実行される機会が通常より高められている時短有利遊技を、一定回数(例えば100回の抽選変動回数)だけ複数回継続させて、出玉を増やすように設定されているものがある。
また、遊技機の遊技の仕方として、打っている遊技機の状態によって、遊技球を打ち出すのを一時的(例えば数秒間)に止める打ち方、いわゆる「止め打ち」という打ち方が知られている。電動役物の開放タイミングにあわせて遊技球を打ち出すようなもので、無駄玉を少なくして、遊技球の減り方を通常の打ち方に比べて遅することができ、回転効率をあげたり、遊技球を増やしたりすることができるものである。
特開平2001−340577号公報
しかし、上記したようにラウンド数の異なる複数の特別開閉遊技が設定されているような場合、いわゆる時短中(有利遊技中)に、2ラウンド等のラウンド数が少ない特別開閉遊技に当選した場合、止め打ちにより、パンクさせて、当該権威の取得を行わずに、16ラウンドのラウンド数が多い特別開閉遊技を待つ方が、時短の恩恵を受けることができる。しかし、時短の残り回数が少なくなると、特別開閉遊技のラウンド数に拘わらず、止め打ちをせずに、打ち出しをして、当該特別開閉遊技を実行した方が、遊技者にとって、得になる。ここで、どの段階で、止め打ちをせずに、打ち出しをすべきかの判断が、初心者には、難しいといった第1の問題点があった。また、各遊技機の特性等によって、その判断が一致しないため、正確に判断することが難しいという第2の問題点があった。
そこで、各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した従来の技術の有する第1及び第2の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、次の点にある。
(請求項1及び2) すなわち、請求項1及び2記載の発明は、上記した従来の技術の有する第1及び第2の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、各遊技機の特性を反映させた上で、特別開閉遊技を発生させる権利の取得を行うか否かの判断を知ることができ、遊技者に得となる遊技機を提供しようとするものである。
(請求項1)
(特徴点) 請求項1記載の発明は、次の点を特徴とする。すなわち、遊技球が発射される遊技盤(11)上に設けられ、遊技球が入賞可能な開放状態及び遊技球が入賞不可能な閉塞状態とに変動可能な特別変動入賞装置(40)と、遊技球が発射される遊技盤(11)上に設けられ、発射された遊技球が入賞可能な開放状態と、発射された遊技球が入賞不可能な閉塞状態とに変動可能で、入賞した遊技球が流下可能な内部に特定領域(58)及び一般領域(59)を備え、入賞した遊技球が特定領域(58)と一般領域(59)とのいずれか一方を通過するように形成された特殊変動入賞装置(50)と、遊技球の入賞に基づいて前記特殊変動入賞装置(50)を閉塞状態から一時的に開放状態とする契機を付与する始動入賞口(70)と、前記始動入賞口(70)に遊技球が入賞したことに基づいて前記特殊変動入賞装置(50)を一時的に開放状態とする特殊変動入賞装置制御手段(80)と、前記始動入賞口(70)に遊技球が入賞したことに基づいて一時的に開放状態となった前記特殊変動入賞装置(50)に入賞した遊技球が前記特定領域(58)を通過した場合に、遊技者に有利な特別開閉遊技を発生させる特別開閉遊技発生制御手段(90)と、特定の遊技状態が成立したことを条件に、通常遊技よりも遊技者にとって有利な有利遊技状態を、一定回数だけ複数回継続させる有利遊技発生制御手段(100)とを備え、前記特別開閉遊技発生制御手段(90)は、前記特別変動入賞装置(40)を開放状態としてから閉塞状態とするラウンドを複数回繰り返す特別開閉遊技の継続回数の異なるものを複数種類設けて、少なくとも継続回数の多い回数の多特別開閉遊技と、前記多特別開閉遊技よりも継続回数の少ない少特別開閉遊技とのうちいずれかを選択して発生可能にした遊技機(10)において、前記特殊変動入賞装置(50)に入賞する遊技球を検知する入賞検知手段(60)と、前記特殊変動入賞装置(50)内部の特定領域(58)を通過する遊技球を検知する特定領域検知手段(63)と、前記始動入賞口(70)に遊技球が入賞したことに基づいて一時的に前記特殊変動入賞装置(50)を開放状態とする権利を取得したときに、遊技球が前記特定領域(58)を通過して前記特別開閉遊技を発生させる比率Kを、前記入賞検知手段(60)及び前記特定領域検知手段(63)の検知結果に基づいて想定し、前記比率Kの逆数である数値Lを取得する数値取得手段(110)と、前記始動入賞口(70)に遊技球が入賞したことに基づいて一時的に前記特殊変動入賞装置(50)を開放状態とする権利を取得したときに、前記少特別開閉遊技が選択されている場合、前記有利遊技の残り遊技回数と前記数値Lとを比較する比較手段(120)と、前記比較手段(120)の比較の結果、数値Lが前記遊技回数よりも小さいときには、前記特定領域(58)に遊技球を通過させることによる前記特別開閉遊技を発生させる権利の取得を行わずに、次に前記特殊変動入賞装置(50)が開放状態となる権利の取得を待つことを報知させる待ち報知手段(130)とを備え、前記始動入賞口(70)に遊技球が入賞したことに基づいて一時的に前記特殊変動入賞装置(50)を開放状態とする権利を取得したときに、前記少特別開閉遊技が選択されている場合、前記有利遊技の残り遊技回数と前記数値Lとを比較して、比較の結果、数値Lの方が前記有利遊技の残り遊技回数よりも小さいときには、前記特別開閉遊技を発生させる権利の取得を行わずに、次に前記特殊変動入賞装置(50)が開放状態となる権利の取得を待つ旨を遊技者に報知することを特徴とする。
(作用) 本発明は、数値取得手段(110)が、始動入賞口(70)に遊技球が入賞したことに基づいて一時的に特殊変動入賞装置(50)を開放状態とする権利を取得したときに、遊技球が特定領域(58)を通過して特別開閉遊技を発生させる比率Kを想定する。そして、比較手段(120)は、その比率Kの逆数である数値Lを取得する。そして、始動入賞口(70)に遊技球が入賞したことに基づいて一時的に特殊変動入賞装置(50)を開放状態とする権利を取得したときに、少特別開閉遊技が選択されている場合、比較手段(120)は、有利遊技(具体的には、時短)の残り遊技回数と数値Lとを比較する。そして、比較手段(120)の比較の結果、数値Lが小さいときには、待ち報知手段(130)は、特定領域(58)に遊技球を通過させることによる特別開閉遊技を発生させる権利の取得を行わずに、次に特殊変動入賞装置(50)が開放状態となる権利の取得を待つことを遊技者に報知する。これにより、遊技者は、打ち止め等の操作により、特定領域(58)に遊技球を特定領域(58)に通過させないようにして、その少特別開閉遊技を発生させる権利を取得せずに(いわゆるパンクさせ)、次に特殊変動入賞装置(50)が開放状態となる権利の取得を待つことができる。一方、比較の結果、数値Lの方が前記有利遊技の残り遊技回数よりも大きいときには、前記特殊変動入賞装置が開放状態となる権利の取得を行わせる旨を遊技者に報知する。これにより、時短中に、多特別開閉遊技が選択される可能性を高めることができ、遊技者により多くの利益をもたらすことが可能となる。結果として、特別開閉遊技を発生させる権利の取得を行うか否かの判断を知ることができ、遊技者に得となる。
更に、本発明では、所定の権利を取得したときに、遊技球が特定領域(58)を通過して特別開閉遊技を発生させる比率Kを、入賞検知手段(60)及び特定領域検知手段(63)の検知結果に基づいて想定している。これにより、比率Kを、各遊技機(10)ごとのくせなどを反映させることが可能となり、各遊技機(10)の特性を反映した比率Kに基づいて、特別開閉遊技を発生させる権利の取得を行うか否かの正確な判断が可能となって、遊技者にとってより得となる。
(請求項2)
(特徴点) 請求項2記載の発明は、上記した請求項1記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。すなわち、前記特定状態達成比率Kは、前記始動入賞口(70)に遊技球が入賞したことに基づいて一時的に前記特殊変動入賞装置(50)を開放状態とする権利を取得したときの遊技球が特定領域(58)を通過する比率である特定領域通過率Vと、予め定めた所定の定数Mとの積から算出され、前記特定領域通過率Vは、前記特定領域検知手段(63)が遊技球を検知した数と、前記入賞検知手段(60)が遊技球を検知した数との比率に基づいて、算出されることを特徴とする。
(作用) 本発明は、特定状態達成比率Kは、特定領域通過率Vと、所定の定数Mとの積からなる。すなわち、K=M×Vとなる。そして、特定領域通過率Vは、特定領域検知手段(63)が遊技球を検知した数Tと、入賞検知手段(60)が遊技球を検知した数Nとの比率に基づいて算出される。具体的には、V=((特定領域検知手段(63)が遊技球を検知した数T)/(入賞検知手段(60)が遊技球を検知した数N))=(T/N)となるものである。ここで、特定領域検知手段(63)が遊技球を検知した数Tと、入賞検知手段(60)が遊技球を検知した数Nとの比率は、当該遊技機(10)の特性よって決定される固有の値であるため、特定領域通過率Vは、当該遊技機(10)に固有の値となる。これにより、時短等の有利遊技状態の残り回数が少なくなったときに、少特別開閉遊技を選択しているときの、この少特別開閉遊技を発生させる権利の取得を行うか否かの判断、具体的には、打ち止めと、打ち出しとのいずれを選択するかの判断を、各遊技機(10)の特定領域通過率Vに応じた当該遊技機(10)に適合した判断をすることが可能となる。結果として、各遊技機(10)ごとのくせなどを考慮した上で、それらの判断をすることが可能となり、遊技者により多くの利益をもたらすことが可能となる。結果として、各遊技機(10)の特性によって、特別開閉遊技を発生させる権利の取得を行うか否かの正確な判断が可能となって、遊技者にとってより得となる。
本発明は、以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
(請求項1及び2) 請求項1及び2記載の発明によれば、次のような効果を奏する。すなわち、請求項1及び2記載の発明によれば、各遊技機の特性を反映させた上で、特別開閉遊技を発生させる権利の取得を行うか否かの判断を知ることができ、遊技者に得となる遊技機を提供することができる。
(図面の説明) 図1から図5までは、本発明の実施の形態を示すものである。図1は遊技機の外観正面図、図2は遊技盤の詳細図、図3は遊技機の制御装置を示すブロック図、図4及び図5は遊技機の動作の概略のフローをそれぞれ示すものである。
なお、ここで、「前面」や「前方向」や「手前方向」とは、遊技者が、遊技機10の正面側の前に遊技機10の方に顔を向けて座って、或いは、立っているような場合のかかる遊技者から見た場合の奥から手前への方向を意味する。したがって、前方向や手前方向とは、遊技機10の奥から正面へ向かう方向を意味する。
また、「背面」や「後方向」や「奥方向」とは、遊技者が、遊技機10の正面側に遊技機10の方を向いて位置しているような場合のかかる遊技者から見たときの手前から奥への方向を意味する。したがって、後方向とは、遊技機10の正面から奥(後ろ)へ向かう方向を意味する。また、本明細書における「左方向」や「右方向」等の左右方向も、かかる遊技機10の前面の方を向いて位置している者から見た場合の正面から向かって右方向や、正面から向かって左方向を意味する。
(遊技機10) 遊技機10は、図1に示すように、大きく分けて、方形枠状の筐体2と、筐体2に着脱自在に取り付けられる前扉12と、前扉12の内側に配置される遊技盤11とから構成されている。
前記筐体2は、遊技場の「島」と呼ばれる遊技機設置場所に固定され、筐体2の下方には、上側が開放する球皿14と、球皿14の右下端部に位置し正面側に突出するハンドル15が設けられている。ここで、前記球皿14は、入賞により払い出された遊技球を貯留可能な受け皿であり、前記ハンドル15は、その操作により内部に設けられた球発射装置151(図3参照)を作動させるためのものである。
前記前扉12は、中央に窓部を有する板状の扉であり、窓部の内側には窓部を塞ぐようにガラス枠13が設けられている。そしてこのガラス枠13を通して、正面側から遊技盤11の盤面を見ることができるようになっている。また、前扉12の上部には、スピーカ16と演出用のランプ17が設けられている。
(遊技盤11) 遊技盤11は、図2に示すように、ガイドレール30によって囲まれた遊技領域1Aを有する板部材である。遊技盤11の盤面には、遊技球の流下方向を規制するとともに流下方向を転換する風車25や複数の釘などの流下規制転換部材が設けられている。前記ガイドレール30は、ハンドル15を操作することによって玉発射装置151(図3参照)から発射された遊技球を、遊技領域1Aへと誘導するためのものである。
遊技盤11の盤面中央部には、特殊変動入賞装置50が設けられている。この特殊変動入賞装置50の左方には、入賞を契機に特殊変動入賞装置50の第1羽根53を開放させることができる始動入賞口70としての第1始動入賞口71が形成されている。さらに、盤面の右側上方には、遊技球の通過を契機に普通図柄の抽選が行われる通過ゲート26が設けられている。そして、特殊変動入賞装置50の右方には、通過ゲート26の通過により行われる抽選の入賞を条件として、可動片72Aを開口させる始動入賞口70としての第2始動入賞口72が形成されている。この始動入賞口70としての第2始動入賞口72は、入賞を契機に特殊変動入賞装置50の右側の第2羽根54を開放させることができるものである。
そして、特殊変動入賞装置50に入賞する遊技球を検知する入賞検知手段60が、特殊変動入賞装置50の上部に形成されている。この入賞検知手段60は、遊技球の通過を検知することができる磁気センサーであって、特殊変動入賞装置50に入り込む遊技球を検知することができるものである。この入賞検知手段60は、第1特殊変動入賞装置51へ入り込む遊技球を検知可能な第1入賞検知手段61と、第2特殊変動入賞装置52へ入り込む遊技球を検知可能な第2入賞検知手段62とを備えている。
そして、特殊変動入賞装置50の下部には、特殊変動入賞装置50内部の特定領域58を通過する遊技球を検知する特定領域検知手段63が形成されている。
前記特殊変動入賞装置50の下方には、いわゆる大当り遊技としての特別開閉遊技に入賞したときに開放される特別変動入賞装置40が、設けられている。そして、遊技盤11の遊技領域1Aの最下端部中央には、いずれの入賞口にも入賞しなかった遊技球を遊技領域1A外部となる遊技盤11の裏面に排出させるアウト口171が設けられている。
前記第2始動入賞口72は、始動入賞口70であって、図2に示すように、左右二つの可動片72Aを備えているとともに、球入り口の上側は釘や障害によって塞がれている。そして、通常時は可動片72Aは閉じていて、通過ゲート26の通過により行われる抽選の入賞によって、可動片72Aが所定時間開放される。なお、通常時は、通過ゲート26を遊技球が通過しても第2始動入賞口72の可動片72Aが開く抽選確率は、低く設定されてある。第1始動入賞口71の入賞後、特殊変動入賞装置50の特定領域58を通過して大当たりの後に、通過ゲート26を遊技球が通過したときの抽選確率は、高確率となるように設定されている。この第2始動入賞口72は、いわゆる電チューと呼ばれる電動役物である。
前記特別変動入賞装置40は、いわゆるアタッカーと呼ばれる開閉扉41が設けられた開口部であり、通常時は、開閉扉41が遊技球を流入させないように閉じた閉塞状態とし、抽選の結果、所定の当たりとなった場合には、遊技球が流入し易いように開いた開放状態とするとともに、抽選により決定された所定のラウンド数だけ開閉を繰り返すようになっている。
前記特殊変動入賞装置50は、可動役物装置であって、遊技球の流入を防止する周囲壁66で囲まれた内部領域を有している。この内部領域の上部は、左右の中央に縦方向に位置する仕切り板67により、内部領域の上部を左右の2つに分離されている。そして、この仕切り板67により、特殊変動入賞装置50は、正面から向かって左側の第1特殊変動入賞装置51と、正面から向かって右側の第2特殊変動入賞装置52とから形成されている。そして、第1特殊変動入賞装置51及び第2特殊変動入賞装置52のそれぞれの下部にクルーンと呼ばれる回転体が回転可能に形成されてあり、第1特殊変動入賞装置51の回転体として、第1クルーン55が形成され、第2特殊変動入賞装置52の回転体として、第2クルーン56が形成されている。
前記第1クルーン55及び第2クルーン56には、遊技球を受け入れ可能な孔が形成されてあり、第1クルーン55には、遊技球を受け入れ可能な孔が円周方向に4個形成され、第2クルーン56には、遊技球を受け入れ可能な孔が円周方向に3個形成されている。この第1クルーン55及び第2クルーン56の手前側に孔が位置するときの孔に連通する縦方向の特定領域案内通路68が形成されている。そして、第1クルーン55及び第2クルーン56の孔のうち、それぞれ、いずれか1つの当たり孔に嵌った遊技球は、特定領域案内通路68を通って特殊変動入賞装置50の下方に設けられた特定領域58に誘導される。それ以外のハズレ孔に嵌った遊技球は、一般領域59へ案内され、盤面に設けられたハズレ球排出孔から遊技盤11の裏側に排出される。すなわち、第1特殊変動入賞装置51の第1クルーン55の孔は4個のうち1個が当たり孔となっているため、第1特殊変動入賞装置51に入った遊技球は、4分の1の確率で特定領域58を通過することになり、それ以外の遊技球は一般領域59を通過することになる。また、第2特殊変動入賞装置52の第2クルーン56の孔は3個のうち1個が当たり孔となっているため、第2特殊変動入賞装置52に入った遊技球は、3分の1の確率で特定領域58を通過することになり、それ以外の遊技球は、一般領域59を通過することになる。そして、この特定領域58の奥には、特定領域58を通過する遊技球を検知することが可能な特定領域検知手段63が形成されている。
(遊技の概要) 遊技領域1Aに誘導された遊技球が左側の第1始動入賞口71に入賞すると、始動口球検知センサ162(図3参照)が遊技球を検知することに基づいて、特別図柄による変動表示ゲームの開始契機が付与される。なお、入賞すると所定個数の遊技球が球皿14に払い出される。
変動表示ゲームは、特別図柄表示部184(図3)に表示される数値を、順次切り換えて変動表示した後に一つの数値を停止表示させるものである。ここで、特別図柄表示部は、抽選手段140の抽選結果に対応する変動表示ゲームを表示するものである。
そして、特別図柄変動表示ゲームにおいて、特別図柄表示部の数値が所定の数値になった場合(当りとなった場合)に特別開閉遊技状態(大当り遊技)が発生する。なお、当りはずれの結果は、第1始動入賞口71への入球検知を契機に、抽選手段140が行う抽選で決定されるものである。そして、この大当たりの抽選に当選した場合、本形態では3セットの大当たりが仮当選の状態となる。そして、この時点において、1セット目の大当たりのラウンド数が決定される。そして、第1始動入賞口71の入賞による大当たりの抽選に当選した場合、第1羽根53が所定時間及び所定回数だけ開放状態となり、その間に第1特殊変動入賞装置51に入り込んだ遊技球が第1クルーン55の当たり孔に入って特定領域案内通路68に案内されて特定領域58を通過すると、1回目の大当たりが実行されるものである。
ここで、始動口球検知センサ162が第1始動入賞口71に入賞した遊技球を検知した際、上限となる数値(例えば4つ)の範囲で当該検知が特別図柄始動記憶数として記憶され、この始動入賞に基づいて変動表示ゲーム(特別図柄の変動表示ゲーム)が開始される場合に、特別図柄始動記憶数から1減算される処理が行われるようになっている。この特別図柄始動記憶数は特別図柄用の保留表示部186(図3)に表示される。
特別開閉遊技状態に移行すると、特別変動入賞装置40の開閉扉41が開放される。開閉扉41は、所定時間(例えば30秒)の経過および特別変動入賞装置40への所定個数(例えば10個)の遊技球の入賞という二つの条件のうちのいずれかの条件が達成された段階で閉塞するとともに、再び開放し、前記条件の成立に基づいて閉塞することを所定回数(例えば16回)繰り返すように制御される。なお、特別変動入賞装置40が開放してから閉塞するまでをラウンドと称する。
本実施の形態では、大当たりとしての特別開閉遊技には、16ラウンドと、2ラウンドとのラウンド数の異なる2つの遊技が設定されている。すなわち、特別変動入賞装置40を開放状態としてから閉塞状態とするラウンドを複数回繰り返す特別開閉遊技の継続回数の異なるものを複数種類(16ラウンドと2ラウンドとの2種類)設けている。そして、大当たりに入賞した場合、継続回数の多い回数の多特別開閉遊技(16ラウンド)と、多特別開閉遊技(16ラウンド)よりも継続回数の少ない少特別開閉遊技(2ラウンド)とのうちいずれかが抽選により選択されるように形成されている。
本実施の形態では、当初は、右側の第2始動入賞口72がほとんど入賞しないため、左側の第1始動入賞口71を狙って打つことになる。そして、第1始動入賞口71に入賞して、大当たりに仮当選すると3セットの大当たり(特別開閉遊技)が実行可能な状態となる。そして、第1始動入賞口71に入賞して、第1羽根53が開放しているときに、第1クルーン55の当たり孔を通って特定領域58を遊技球が通過すると、1セット目の大当たり(特別開閉遊技)が実行される。この1セット目の大当たり(特別開閉遊技)が実行された後、後述する有利遊技発生制御手段100により、通常遊技よりも遊技者にとって有利な有利遊技状態を、一定回数だけ複数回継続させる。これは、普通図柄の変動時間を通常時より短くして単位時間あたりの抽選回数を増加させるものであり、いわゆる時短と呼ばれる有利遊技状態となる。この時短は、特定の遊技状態が成立したことを条件に、抽選手段140の抽選が実行される機会が通常より高められている有利遊技状態である。そして、この時短は、特別図柄の抽選による変動回数が100回となるまで、通過ゲート26を遊技球の通過により行われる普通図柄の当選確率を高くするとともに、第2始動入賞口72の可動片72Aの開放状態の時間を長くするものである。更に、通常遊技時と比較して、この普通図柄の1変動の時間を平均的に短くしているものである。したがって、時短中は、通常、遊技者は、遊技盤11の右側を狙って遊技球を打ち出すことになる。
遊技領域1Aに誘導された遊技球が通過ゲート26を通過すると、通過球検知センサ164(図3参照)が遊技球を検知することに基づいて、普通図柄変動表示ゲームの開始の契機が付与される。普通図柄変動表示ゲームは、普通図柄表示部(図示せず)に表示される数値を順次切り換えて変動表示した後に一つの数値を停止表示し、停止表示された数値が7等の予め決められた当り数値ならば当りとなるものである。なお、当りはずれの結果は、前記通過ゲート26の球検知を契機に、抽選手段140が行う抽選で決定されるものである。
ここで、通過ゲート26を遊技球が通過した際、上限となる数値(例えば4つ)の範囲で当該検知が普通図柄始動記憶数として記憶され、普通図柄変動表示ゲームが開始された際に普通図柄始動記憶数から1減算される処理が行われるようになっている。この普通図柄始動記憶数が普通図柄用の保留表示部186(図3)に表示される。
そして、普通図柄変動表示ゲームが当りとなった場合に、第2始動入賞口72の可動片72Aが開放するようになっている。
そして、第2始動入賞口72に入賞すると、第2特殊変動入賞装置52の右側上部の第2羽根54が所定時間及び所定回数だけ開放状態となる。そして、第2特殊変動入賞装置52内部に入り込んだ遊技球は、第2クルーン56の当たり孔に入ると、特定領域案内通路68を通って、特定領域58を通過することになる。これにより、2セット目の大当たり(特別開閉遊技)が開始されることになる。なお、2セット目の特別開閉遊技のラウンド数は、第2始動入賞口72に入賞した際、抽選により2ラウンド又は16ラウンドのいずれかが選択されるものである。
そして、特別開閉遊技状態に移行すると、1セット目と同様に、特別変動入賞装置40の開閉扉41が開放される。開閉扉41は、所定時間(例えば30秒)の経過および特別変動入賞装置40への所定個数(例えば10個)の遊技球の入賞という二つの条件のうちのいずれかの条件が達成された段階で閉塞するとともに、再び開放し、前記条件の成立に基づいて閉塞することを所定回数(16回又は2回)繰り返すように制御される。
そして、2セット目の大当たり(特別開閉遊技)が終了すると、2セット目と同様の条件を満足することにより、3セット目の大当たり(特別開閉遊技)が、2セット目の大当たり(特別開閉遊技)と同様に実行されることになる。
(制御装置20) 前記制御装置20は、図示しないが、CPUを中心に構成され、ROM、RAM、I/O等を備えている。ここでCPUは、一個に限定されず、二個以上のCPUで制御するようにしてもよい。また、CPU、ROM、RAM及びI/O等は一体化されてワンチップを構成してもよい。そして、CPUがROMに記憶されたプログラムを読み込むことで、次の(1)乃至(4)の装置を構成する。
(1)遊技制御装置20A
(2)演出制御装置20B
(3)発射制御装置20C
(4)払い出し制御装置20D
遊技制御装置20Aは、当り判定の抽選や盤面の可動役物の作動を制御するためのものである。演出制御装置20Bは、遊技制御装置20A等からの出力信号に基づいて、スピーカ16、ランプ17の表示を制御するためのものである。また、発射制御装置20C及び払い出し制御装置20Dは、遊技球の遊技領域1Aへの発射及び賞球の払い出しを制御するためのものである。なお、遊技制御装置20A、発射制御装置20C及び払い出し制御装置20Dは、いわゆるメイン基板と呼ばれるものに含まれ、演出制御装置20Bは、いわゆるサブ基板と呼ばれるものに含まれる。
前記演出制御装置20Bの出力段には、スピーカ16、ランプ17が接続されている。そして、演出制御装置20Bは、特に図示しないが、種々の演出データを記憶した記憶手段を備え、遊技制御装置20Aや各センサからの検知信号に基づいて、スピーカ16から音声を出力させたり、ランプ17を所定の態様で点滅させたりするものである。
前記発射制御装置20Cの入力段にはハンドル15が接続され、出力段には球発射装置151が接続されている。ここで、球発射装置151は、特に図示しないが、ノックアームによりガイドレール30の下方から遊技球を打ち上げるようにしたものである。そして、発射制御装置20Cは、ハンドル15の操作信号に基づいて、球発射装置151を作動させるものである。
前記払い出し制御装置20Dの入力段には払い出しセンサ172が接続され、出力段には球払い出し装置152が接続されている。ここで、球払い出し装置152は、特に図示しないが、島設備の球循環装置から所定個数の遊技球を取り入れて球皿14に排出するための装置であって、払い出しセンサ172は、払い出される遊技球を検知するためのセンサである。そして、払い出し制御装置20Dは、各センサーからの入賞信号及び払い出しセンサ172の検知信号に基づいて、球払い出し装置152を作動させるものである。
(遊技制御装置20A) 次に、遊技制御装置20Aについて詳述する。
(入力段) 遊技制御装置20Aの入力段には、図3に示すように、入賞口球検知センサ161,165、特定領域検知センサ166、始動口球検知センサ162、大入賞口球検知センサ163、及び通過球検知センサ164が接続されている。なお、入力段としては、上記したパーツに限定されるものではない。
前記入賞口球検知センサ161,165は、特殊変動入賞装置50に入球した遊技球を検知するためのセンサである。この入賞口球検知センサ161,165は、入賞検知手段60であって、第1入賞検知手段61が、入賞口球検知センサ161を有し、第2入賞検知手段62が、入賞口球検知センサ165を有するものである。
前記特定領域検知センサ166は、特定領域検知手段63であって、特定領域を通過する遊技球を検知するためのセンサである。
前記始動口球検知センサ162は、第1始動入賞口71及び第2始動入賞口72に入球した遊技球を検知するためのセンサである。
前記大入賞口球検知センサ163は、特別変動入賞装置40に入球した遊技球を検知するためのセンサである。
前記通過球検知センサ164は、通過ゲート26を通過した遊技球を検知するためのセンサである。いずれのセンサも特に図示しないが、遊技球の通過を検知可能な磁気センサである。なお、その他の遮光センサ等によっても使用することができる。
(出力段) 遊技制御装置20Aの出力段には、図3に示すように、入賞口ソレノイド181、始動口ソレノイド182、大入賞口ソレノイド183、特別図柄表示部184、普通図柄表示部185、保留表示部186、回転駆動モータ188が接続されている。なお、出力段としては、上記したパーツに限定されるものではない。
前記入賞口ソレノイド181は、特殊変動入賞装置50に設けられている第1羽根53及び第2羽根54を作動させるためのものである。
前記始動口ソレノイド182は、可動片72Aを作動させるためのものである。
前記大入賞口ソレノイド183は、特別変動入賞装置40の開閉扉41を作動させるためのものである。
前記回転体駆動モータ88は、特殊変動入賞装置50の第1クルーン55及び第2クルーン56を回転させるためのものである。
そして、遊技制御装置20Aは、次の(1)乃至(4)の手段として機能する。
(1)特殊変動入賞装置制御手段80
(2)特別開閉遊技発生制御手段90
(3)抽選手段140
(4)有利遊技発生制御手段100
(5)役物作動制御手段190
(6)数値取得手段110
(7)比較手段120
(8)待ち報知手段130
なお、遊技制御装置20Aとしては、上記した(1)乃至(8)の手段に限定されるものではなく、他の手段を含んでいても良い。
(特殊変動入賞装置制御手段80) 前記特殊変動入賞装置制御手段80は、始動入賞口70に遊技球が入賞したことに基づいて特殊変動入賞装置50を一時的に開放状態とするためのものである。具体的には、第1始動入賞口71に遊技球が入賞したことに基づいて、第1羽根53を所定時間及び所定回数だけ開放状態とする。また、第2始動入賞口72に遊技球が入賞したことに基づいて、第2羽根54を所定時間及び所定回数だけ開放状態とする。
(特別開閉遊技発生制御手段90) 前記特別開閉遊技発生制御手段90は、始動入賞口70に遊技球が入賞したことに基づいて一時的に開放状態となった特殊変動入賞装置50に入賞した遊技球が特定領域58を通過した場合に、遊技者に有利な特別開閉遊技を発生させるためのものである。具体的には、2ラウンド又は16ラウンドの特別変動入賞装置40を開放状態とする特別開放遊技を発生させるものである。
(抽選手段140) 前記抽選手段140は、所定の抽選契機に基づいて、普通図柄抽選、特別図柄抽選、開閉羽根開放抽選及び入賞口開放抽選を行うためのものであり、乱数抽出手段、乱数記憶手段、判定テーブル及び判定手段を備えているものである。
(有利遊技発生制御手段100) 前記有利遊技発生制御手段100は、特定の遊技状態が成立したことを条件に、通常遊技よりも遊技者にとって有利な有利遊技状態を、一定回数だけ複数回継続させるためのものである。この有利遊技とは、いわゆる時短であって、普通図柄の変動時間を通常時より短くして単位時間あたりの抽選回数を増加させるものである。この時短は、特定の遊技状態が成立したことを条件に、抽選手段140の抽選が実行される機会が通常より高められている有利遊技状態である。そして、この時短は、左打ちによる大当たりの後、特別図柄の抽選による変動回数が100回となるまで、通過ゲート26の遊技球の通過により行われる普通図柄の当選確率を高くするとともに、第2始動入賞口72の可動片72Aの開放状態の時間を長くする。更に、通常遊技時と比較して、この普通図柄の1変動の時間を平均的に短くしている。
(役物作動制御手段190) 前記役物作動制御手段190は、特殊変動入賞装置50の作動を制御するためのものである。具体的には、役物作動制御手段190は、第1クルーン55及び第2クルーン56を回転させるためのものであって、回転駆動モータ188の作動を制御するものである。
(数値取得手段110) 前記数値取得手段110は、始動入賞口70に遊技球が入賞したことに基づいて一時的に特殊変動入賞装置50を開放状態とする権利を取得したときに、遊技球が特定領域58を通過して特別開閉遊技を発生させる比率Kを、入賞検知手段60及び特定領域検知手段63の検知結果に基づいて想定し、比率Kの逆数である数値Lを取得するためのものである。
前記特定状態達成比率Kは、始動入賞口70に遊技球が入賞したことに基づいて一時的に特殊変動入賞装置50を開放状態とする権利を取得したときの遊技球が特定領域58を通過する比率である特定領域通過率Vと、予め定めた所定の定数Mとの積から算出されるものである。すなわち、K=M×Vとなるものである。そして、この特定領域通過率Vは、特定領域検知手段63が遊技球を検知した数と、入賞検知手段60が遊技球を検知した数との比率に基づいて、算出されるものである。そして、この特定領域通過率Vは、特定領域検知手段63が遊技球を検知した数T1と、第2特殊変動入賞装置52の第2入賞検知手段62が、遊技球を検知した数N1との比率に基づいて算出されるものである。具体的には、V=((特定領域検知手段63が遊技球を検知した数T1)/(第2特殊変動入賞装置52の第2入賞検知手段62が、遊技球を検知した数N1))=(T1)/(N1)となるものである。ここで、第2特殊変動入賞装置52の第2入賞検知手段62が、遊技球を検知した数N1と、特定領域検知手段63が遊技球を検知した数T1との比率は、当該遊技機10の特性によって決定される固有の値となるものであって、個々の遊技機10によって異なる値となる。
具体的には、L=1/K=1/(M×V)=1/(M×((T1)/(N1)))=(1/M)×(N1/T1)となるものである。なお、ここで、Mは0でない予め定められた定数となるものである。
(比較手段120) 前記比較手段120は、始動入賞口70に遊技球が入賞したことに基づいて一時的に特殊変動入賞装置50を開放状態とする権利を取得したときに、少特別開閉遊技が選択されている場合、有利遊技の残り遊技回数と数値Lとを比較するためのものである。
いわゆる時短中に比較するものであって、前記比較手段120は、第2始動入賞口72に遊技球が入賞したことに基づいて一時的に特殊変動入賞装置50の第2羽根54を開放状態とする権利を取得したときに、少特別開閉遊技としての2ラウンドの特別開閉遊技が、抽選の結果、選択されている場合、有利遊技(いわゆる時短)の100回のうちの残り遊技回数(変動回数)と数値Lとを比較するためのものである。
(待ち報知手段130) 前記待ち報知手段130は、比較手段120の比較の結果、数値Lが時短の残りの遊技回数(いわゆる変動回数)よりも小さいときには、特定領域58に遊技球を通過させることによる特別開閉遊技を発生させる権利の取得を行わずに、次に特殊変動入賞装置50が開放状態となる権利の取得を待つことを推奨する旨の報知するためのものである。具体的には、待ち報知手段130は、権利取得を待つことを報知する場合には、スピーカ16からの音声や所定のランプ17の点灯、点滅等の報知手段を使用して、遊技球の打ち出しを停止して、止め打ちを推奨する旨の報知を遊技者に向かって行わせるものである。
(遊技機10の動作)
次に、上記構成を有する遊技機10の遊技の流れを、図4及び図5のフローチャートに基づき説明する。
まず、図4のステップ110において、第1始動入賞口71又は第2始動入賞口72に遊技球が入賞する。そして、次のステップ111に進む。
ステップ111において、抽選手段140による抽選処理が行われる。そして、次のステップ112に進む。
ステップ112において、小当たりか否かが判定される。そして、小当たりであると判定された場合、次のステップ113に進む。
ステップ113において、時短中であるか否かが判定される。そして、時短中であると判定された場合、次のステップ114に進む。
ステップ114において、小当たりの設定が行われる。そして、次のステップ115に進む。
ステップ115において、抽選の結果、多特別開閉遊技としての16ラウンドの大当たりに当選しているか否かが判定される。そして、抽選の結果、多特別開閉遊技としての16ラウンドの大当たりに当選していないと判定された場合、すなわち、少特別開閉遊技としての2ラウンドの大当たりに当選していると判定された場合、次のステップ116に進む。
ステップ116において、比較手段120により、残りの時短の遊技回数(変動回数)と、数値取得手段110により取得された数値Lとの比較が行われ、数値Lが、時短の残りの遊技回数(変動回数)よりも小さいか否かが判定される。そして、比較手段120により、残りの時短の遊技回数(変動回数)と、数値取得手段110により取得された数値Lとの比較が行われ、数値Lが、時短の残りの遊技回数(変動回数)よりも小さいと判定された場合には、次のステップ117に進む。
ステップ117において、待ち報知手段130により、スピーカ16及びランプ17を介して、遊技者に向かって、止め打ちの推奨報知が行われる。そして、次のステップ140(図5)に進む。
ステップ140において、特別図柄表示部184(図3)により、特別図柄(数値)の変動が開始される。そして、ステップ141に進む。
ステップ141において、特別図柄表示部184における特別図柄の変動が終了する。そして、次のステップ142に進む。
ステップ142において、入賞口が2回、パカパカと開口する。具体的には、特別変動入賞装置40の開閉扉41と、特殊変動入賞装置50の第1羽根53及び第2羽根54とが2回、開口する。そして、次のステップ143に進む。
ステップ143において、第2入賞検知手段62により、遊技球の通過が検知されているか否かが判定される。そして、第2入賞検知手段62により遊技球の通過が検知されていないと判定された場合、次のステップ144に進む。
ステップ144において、特定領域検知手段63により、遊技球の通過が検知されているか否かが判定される。そして、特定領域検知手段63により、遊技球の通過が検知されていると判定された場合、次のステップ145に進む。
ステップ145において、特別開閉遊技発生制御手段90により、特別開閉遊技としての大当たりが開始される。そして、ステップ146に進む。
ステップ146において、特別開閉遊技としての大当たりが終了する。そして、次のステップ147に進む。
ステップ147において、有利遊技としての時短が開始される。すなわち、遊技回数(変動回数)が100まで時短が継続されるように設定されるものである。そして、次のステップ148に進む。
ステップ148において、スピーカ16及びランプ17により、遊技者に向かって右打ちの指示が行われる。
前記ステップ112において、小当たりでないと判定された場合、次のステップ119に進む。
ステップ119において、はずれ設定が行われる。そして、次のステップ120に進む。
ステップ120において、特別図柄表示部184の特別図柄のはずれ変動が終了する。そして、次のステップ110に進む。
前記ステップ115において、抽選の結果、多特別開閉遊技としての16ラウンドの大当たりに当選していると判定された場合、次のステップ118に進む。
前記ステップ116において、比較手段120により、残りの時短の遊技回数(変動回数)と、数値取得手段110により取得された数値Lとの比較が行われ、数値Lが、時短の残りの遊技回数(変動回数)よりも小さくないと判定された場合には、次のステップ118に進む。
前記ステップ143において、第2入賞検知手段62により遊技球の通過が検知されていると判定された場合、次のステップ149に進む。
ステップ149において、数値取得手段110により、第2特殊変動入賞装置52の第2入賞検知手段62が、遊技球を検知した数N1に1が加算され、その数値が新たな数値N1に設定される。そして、次のステップ150に進む。
ステップ150において、数値取得手段110により、特定領域検知手段63の検知結果に基づいて、遊技球が特定領域58を通過したか否が判定される。そして、遊技球が特定領域58を通過していると判定された場合、次のステップ151に進む。
ステップ151において、数値取得手段110により、特定領域検知手段63が遊技球を検知した数T1に1が加算され、その数値が新たな数値T1に設定される。そして、次のステップ145に進む。
前記ステップ150において、遊技球が特定領域58を通過していないと判定された場合、次のステップ110に進む。
前記ステップ144において、特定領域検知手段63により、遊技球の通過が検知されていないと判定された場合、次のステップ110に進む。
このように、本実施の形態によれば、始動入賞口70としての第2始動入賞口72に遊技球が入賞したことに基づいて一時的に特殊変動入賞装置50の第2羽根54を開放状態とする権利を取得したときに、少特別開閉遊技としての2ラウンドの大当たりが選択されている場合、有利遊技としての時短の残り遊技回数(変動回数)と、数値取得手段110が取得している数値Lとを比較して、比較の結果、数値Lの方が有利遊技としての時短の残り遊技回数(変動回数)よりも小さいときには、特別開閉遊技を発生させる権利の取得を行わずに、次に特殊変動入賞装置50が開放状態となる権利の取得を待つ旨、すなわち打ち出しをせずに、止め打ちを推奨することを遊技者に報知するものである。
そして、比較の結果、逆に、数値Lの方が有利遊技としての時短の残り遊技回数(変動回数)よりも小さくないとき、すなわち、数値Lが、有利遊技としての時短の残りの遊技回数(変動回数)以上のときには、特別開閉遊技を発生させる権利の取得を行うことを推奨する旨、すなわち打ち止めをせずに、打ち出しを推奨することを遊技者に報知するものである。
なお、特別開閉遊技が16ラウンドを選択している場合には、常に打ち出しを推奨するものである。
(作用)
本実施の形態に係る数値取得手段110は、第2始動入賞口72に遊技球が入賞したことに基づいて一時的に特殊変動入賞装置50を開放状態とする権利を取得したときに、遊技球が特定領域58を通過して大当たりとしての特別開閉遊技を発生させる比率Kを想定する。そして、比較手段120は、その比率Kの逆数である数値Lを取得する。そして、第2始動入賞口72に遊技球が入賞したことに基づいて一時的に特殊変動入賞装置50を開放状態とする権利を取得したときに、少特別開閉遊技としての2ラウンドの大当たりが選択されている場合、比較手段120は、有利遊技としての時短の残り遊技回数(変動回数)と、数値取得手段110が取得している数値Lとを比較する。そして、比較手段120の比較の結果、数値Lが小さいときには、待ち報知手段130は、特定領域58に遊技球を通過させることによる特別開閉遊技を発生させる権利の取得を行わずに、次に特殊変動入賞装置50が開放状態となる権利の取得を待つことを遊技者に報知する。具体的には、打ち出しを止めて、打ち止めの推奨をスピーカ16及びランプ17により報知する。これにより、遊技者は、打ち止めの操作により、特定領域58に遊技球を特定領域58に通過させないようにして、その少特別開閉遊技を発生させる権利を取得せずに(いわゆるパンクさせ)、次に特殊変動入賞装置50が開放状態となる権利の取得を待つことができる。これにより、時短中に、多特別開閉遊技としての16ラウンドの大当たりが選択される可能性を高めることができ、遊技者により多くの利益をもたらすことが可能となる。結果として、特別開閉遊技を発生させる権利の取得を行うか否かの判断を知ることができ、遊技者に得となる。
更に、本実施の形態では、所定の権利を取得したときに、遊技球が特定領域58を通過して特別開閉遊技を発生させる比率Kを、入賞検知手段60及び特定領域検知手段63の検知結果に基づいて想定している。これにより、比率Kを、各遊技機10ごとのくせなどを反映させることができる。結果として、各遊技機10の特性を反映した比率Kに基づいて、特別開閉遊技を発生させる権利の取得を行うか否かの正確な判断が可能となって、遊技者にとってより得となる。
ここで、特定状態達成比率Kは、特定領域通過率Vと、所定の定数Mとの積からなる。すなわち、K=M×Vとなる。そして、特定領域通過率Vは、特定領域検知手段63が遊技球を検知した数T1と、第2入賞検知手段62が遊技球を検知した数N1との比率に基づいて算出される。具体的には、V=((特定領域検知手段63が遊技球を検知した数T1)/(第2入賞検知手段62が遊技球を検知した数N1))=(T1/N1)となるものである。ここで、特定領域検知手段63が遊技球を検知した数T1と、第2入賞検知手段62が遊技球の通過を検知した数N1との比率は、当該遊技機10の特性よって決定される当該遊技機101台、1台、異なる固有の値であるため、特定領域通過率Vは、当該遊技機10に固有の値となる。これにより、有利遊技としての時短の遊技回数(変動回数)の残り回数が少なくなったときに、少特別開閉遊技を選択しているときの、この少特別開閉遊技を発生させる権利の取得を行うか否かの判断、具体的には、打ち止めと、打ち出しとのいずれを選択するかの判断を、各遊技機10の特定領域通過率Vに応じた当該遊技機10に適合した判断をすることが可能となる。結果として、各遊技機10ごとのくせなどを考慮した上で、それらの判断をすることが可能となり、遊技者により多くの利益をもたらすことが可能となる。したがって、各遊技機10の特性によって、特別開閉遊技を発生させる権利の取得を行うか否かの正確な判断が可能となって、遊技者にとって、適格な指針を推奨することができて、遊技者へより得な情報を付与することができる。
本発明の実施の形態であって、遊技機を示す外観正面図である。 本発明の実施の形態であって、遊技盤を示す詳細図である。 本発明の実施の形態であって、遊技機の制御装置を示すブロック図である。 本発明の実施の形態であって、遊技機の動作の概略を示すフローである。 本発明の実施の形態であって、遊技機の動作の概略を示すフローである。
符号の説明
1A 遊技領域 2 筐体
10 遊技機 11 遊技盤
12 前扉 13 ガラス枠
14 球皿 15 ハンドル
16 スピーカ 17 ランプ
20 制御装置 20A 遊技制御装置
20B 演出制御装置 20C 発射制御装置
20D 払い出し制御装置 25 風車
26 通過ゲート 30 ガイドレール
40 特別変動入賞装置 41 開閉扉
50 特殊変動入賞装置 51 第1特殊変動入賞装置
52 第2特殊変動入賞装置 53 第1羽根
54 第2羽根 55 第1クルーン
56 第2クルーン 57 落下孔
58 特定領域 59 一般領域
60 入賞検知手段 61 第1入賞検知手段
62 第2入賞検知手段 63 特定領域検知手段
66 周囲壁 67 仕切り板
68 特定領域案内通路 70 始動入賞口
71 第1始動入賞口 72 第2始動入賞口
72A 可動片 80 特殊変動入賞装置制御手段
90 特別開閉遊技発生制御手段 100 有利遊技発生制御手段
110 数値取得手段 120 比較手段
130 待ち報知手段 140 抽選手段
151 球発射装置 152 球払い出し装置
161 入賞口球検知センサ 162 始動口球検知センサ
163 大入賞口球検知センサ 164 通過球検知センサ
165 入賞口球検知センサ 166 特定領域検知センサ
171 アウト口 172 払い出しセンサ
181 入賞口ソレノイド 182 始動口ソレノイド
183 大入賞口ソレノイド 184 特別図柄表示部
185 普通図柄表示部 186 保留表示部
188 回転駆動モータ 190 役物作動制御手段

Claims (2)

  1. 遊技球が発射される遊技盤上に設けられ、遊技球が入賞可能な開放状態及び遊技球が入賞不可能な閉塞状態とに変動可能な特別変動入賞装置と、
    遊技球が発射される遊技盤上に設けられ、発射された遊技球が入賞可能な開放状態と、発射された遊技球が入賞不可能な閉塞状態とに変動可能で、入賞した遊技球が流下可能な内部に特定領域及び一般領域を備え、入賞した遊技球が特定領域と一般領域とのいずれか一方を通過するように形成された特殊変動入賞装置と、
    遊技球の入賞に基づいて前記特殊変動入賞装置を閉塞状態から一時的に開放状態とする契機を付与する始動入賞口と、
    前記始動入賞口に遊技球が入賞したことに基づいて前記特殊変動入賞装置を一時的に開放状態とする特殊変動入賞装置制御手段と、
    前記始動入賞口に遊技球が入賞したことに基づいて一時的に開放状態となった前記特殊変動入賞装置に入賞した遊技球が前記特定領域を通過した場合に、遊技者に有利な特別開閉遊技を発生させる特別開閉遊技発生制御手段と、
    特定の遊技状態が成立したことを条件に、通常遊技よりも遊技者にとって有利な有利遊技状態を、一定回数だけ複数回継続させる有利遊技発生制御手段とを備え、
    前記特別開閉遊技発生制御手段は、
    前記特別変動入賞装置を開放状態としてから閉塞状態とするラウンドを複数回繰り返す特別開閉遊技の継続回数の異なるものを複数種類設けて、少なくとも継続回数の多い回数の多特別開閉遊技と、前記多特別開閉遊技よりも継続回数の少ない少特別開閉遊技とのうちいずれかを選択して発生可能にした遊技機において、
    前記特殊変動入賞装置に入賞する遊技球を検知する入賞検知手段と、
    前記特殊変動入賞装置内部の特定領域を通過する遊技球を検知する特定領域検知手段と、
    前記始動入賞口に遊技球が入賞したことに基づいて一時的に前記特殊変動入賞装置を開放状態とする権利を取得したときに、遊技球が前記特定領域を通過して前記特別開閉遊技を発生させる比率Kを、前記入賞検知手段及び前記特定領域検知手段の検知結果に基づいて想定し、前記比率Kの逆数である数値Lを取得する数値取得手段と、
    前記始動入賞口に遊技球が入賞したことに基づいて一時的に前記特殊変動入賞装置を開放状態とする権利を取得したときに、前記少特別開閉遊技が選択されている場合、前記有利遊技の残り遊技回数と前記数値Lとを比較する比較手段と、
    前記比較手段の比較の結果、数値Lが前記遊技回数よりも小さいときには、前記特定領域に遊技球を通過させることによる前記特別開閉遊技を発生させる権利の取得を行わずに、次に前記特殊変動入賞装置が開放状態となる権利の取得を待つことを報知させる待ち報知手段とを備え、
    前記始動入賞口に遊技球が入賞したことに基づいて一時的に前記特殊変動入賞装置を開放状態とする権利を取得したときに、前記少特別開閉遊技が選択されている場合、前記有利遊技の残り遊技回数と前記数値Lとを比較して、比較の結果、数値Lの方が前記有利遊技の残り遊技回数よりも小さいときには、前記特別開閉遊技を発生させる権利の取得を行わずに、次に前記特殊変動入賞装置が開放状態となる権利の取得を待つ旨を遊技者に報知し、比較の結果、数値Lの方が前記有利遊技の残り遊技回数よりも大きいときには、前記特殊変動入賞装置が開放状態となる権利の取得を行わせる旨を遊技者に報知することを特徴とする遊技機。
  2. 前記特定状態達成比率Kは、前記始動入賞口に遊技球が入賞したことに基づいて一時的に前記特殊変動入賞装置を開放状態とする権利を取得したときの遊技球が特定領域を通過する比率である特定領域通過率Vと、予め定めた所定の定数Mとの積から算出され、
    前記特定領域通過率Vは、前記特定領域検知手段が遊技球を検知した数と、前記入賞検知手段が遊技球を検知した数との比率に基づいて、算出されることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
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