JP2002027566A - 遠隔監視制御システム及び遠隔監視制御方法 - Google Patents

遠隔監視制御システム及び遠隔監視制御方法

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JP2002027566A
JP2002027566A JP2000204588A JP2000204588A JP2002027566A JP 2002027566 A JP2002027566 A JP 2002027566A JP 2000204588 A JP2000204588 A JP 2000204588A JP 2000204588 A JP2000204588 A JP 2000204588A JP 2002027566 A JP2002027566 A JP 2002027566A
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monitoring
control device
reset
computer
remote
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JP2000204588A
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Shinichiro Hori
慎一郎 堀
Yujiro Shimizu
祐次郎 清水
Yasushi Morishita
靖 森下
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】システムが機能しなくなった場合に短時間で復
旧させることのできる信頼性に優れた遠隔監視制御シス
テム及び遠隔監視制御方法を提供する。 【解決手段】中央側に設置された第1監視制御装置1と
遠隔地に監視対象側として設置された第2監視制御装置
2とが通信回線3によって接続された遠隔監視制御シス
テムであって、前記第2監視制御装置2は、監視制御用
計算機21と、該監視制御用計算機21と通信回線3と
の間の信号の送受信を制御する伝送制御装置22と、監
視制御用計算機21及び伝送制御装置22をリセットす
るリセットコントローラ40、とを含み、第1監視制御
装置1は、第2監視制御装置2が異常であることを判断
した場合に、通信回線3を介してリセットコントローラ
40にリセット指令を送信し、リセットコントローラ4
0は、通信回線3から受信したリセット指令に応答して
監視制御用計算機21又は伝送制御装置22をリセット
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠隔監視制御シス
テム及び遠隔監視制御方法に関し、特に遠隔地の監視制
御対象の装置で発生した異常を早期に復旧させる技術に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、遠隔地に設置された装置を中央か
ら監視する遠隔監視制御システムが開発されている。こ
のような遠隔監視制御システムの1つとして、排水機場
の遠隔監視制御システムが知られている。
【0003】この排水機場の遠隔監視制御システムは、
例えば図5に示すように、中央側の工事事務所等といっ
た管理所1と監視対象側の排水機場2とを接続する通信
回線3から構成されている。なお、この遠隔管理制御シ
ステムでは、監視対象側としての排水機場は、通常は複
数存在するが、説明を簡単にするために、以下では1つ
だけ存在するものとする。
【0004】管理所1には、ネットワークハブ10、監
視制御用計算機11及び伝送制御装置12から構成され
た第1監視制御装置が設置されている。この第1監視制
御装置における監視制御用計算機11と伝送制御装置1
2とはネットワークハブ10を介するローカルエリアネ
ットワーク(LAN)で接続されている。監視制御用計
算機11は、この第1監視制御装置の全体を制御する。
伝送制御装置12は、この第1監視制御装置を通信回線
3に接続するための制御を行う。
【0005】排水機場2には、ネットワークハブ20、
監視制御用計算機21、伝送制御装置22、並びに機器
30及びセンサ31が接続されたシーケンサ23から構
成された第2監視制御装置が設置されている。この第2
監視制御装置の監視制御用計算機21、伝送制御装置2
2及びシーケンサ23は、ネットワークハブ20を介す
るLANで接続されている。
【0006】監視制御用計算機21は、この第2監視制
御装置の全体を制御する。伝送制御装置22は、この第
2監視制御装置を通信回線3に接続するための制御を行
う。シーケンサ23は、監視制御用計算機21からの指
令に応答して機器30を制御する。機器30には、ポン
プ、水門駆動装置等が含まれる。また、シーケンサ23
は、センサ31から得られた信号を監視制御用計算機2
1に送る。センサ31には、水門の内外の水位を検出す
る水位センサが含まれる。
【0007】以上のように構成される遠隔監視制御シス
テムでは、管理所1の第1監視制御装置は、排水機場2
の第2監視制御装置から一定周期で送られてくる水門等
の稼働状況を集中的に監視し、例えば水位の上昇といっ
た異常事態が発生した時に、適切な指示を排水機場2の
第2監視制御装置に与える。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の遠隔監視制御システムでは、排水機場2の第2監視
制御装置を構成する監視制御用計算機21又は伝送制御
装置22が何らかの原因により機能しなくなった場合、
操作員が遠方の排水機場2まで赴き、監視制御用計算機
21又は伝送制御装置22をリセットする必要がある。
従って、遠隔監視制御システムの復旧に長時間を要する
ので、改善が望まれている。
【0009】本発明は、上述した要請に応えるためにな
されたものであり、その目的は、システムが機能しなく
なった場合に短時間で復旧させることのできる信頼性に
優れた遠隔監視制御システム及び遠隔監視制御方法を提
供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の態様に係
る遠隔監視制御システムは、上記目的を達成するため
に、中央側に設置された第1監視制御装置と遠隔地に監
視対象側として設置された第2監視制御装置とが通信回
線によって接続された遠隔監視制御システムであって、
前記第2監視制御装置は、監視制御用計算機と、該監視
制御用計算機と前記通信回線との間の信号の送受信を制
御する伝送制御装置と、前記監視制御用計算機及び前記
伝送制御装置をリセットするリセットコントローラ、と
を含み、前記第1監視制御装置は、前記第2監視制御装
置が異常であることを判断した場合に、前記通信回線を
介して前記リセットコントローラにリセット指令を送信
し、前記リセットコントローラは、前記通信回線から受
信したリセット指令に応答して前記監視制御用計算機又
は伝送制御装置をリセットする、ことを特徴とする。
【0011】この第1の態様に係る遠隔監視システムに
よれば、遠隔地に設置された第2監視制御装置に含まれ
る監視制御用計算機及び伝送制御装置が機能しなくなっ
た場合に、中央側に設置された第1監視制御装置から遠
隔操作によりそれらをリセットできるので、操作員が現
地に赴く必要がない。従って、遠隔監視システムを早急
に復旧させることができる。
【0012】また、この第1の態様に係る遠隔監視シス
テムにおいては、前記第1監視制御装置は、前記第2監
視制御装置へのコールに対して一定時間内に応答がなけ
れば前記伝送制御装置をリセットするためのリセット指
令を送信し、応答はあるが所定の応答でない場合に前記
監視制御用計算機をリセットするためのリセット指令を
送信するように構成できる。この構成によれば、伝送制
御装置及び監視制御用計算機の異常を独立に検出してリ
セットできるので、第2監視制御装置の異常傾向を知る
ことができる。
【0013】また、本発明の第2の態様に係る遠隔監視
制御システムは、上記と同様の目的で、中央側に設置さ
れた第1監視制御装置と遠隔地に監視対象側として設置
された第2監視制御装置とが通信回線によって接続され
た遠隔監視制御システムであって、前記第2監視制御装
置は、監視制御用計算機と、該監視制御用計算機と前記
通信回線との間の信号の送受信を制御する伝送制御装置
と、前記監視制御用計算機及び前記伝送制御装置をリセ
ットするリセットコントローラと、前記監視制御用計算
機及び伝送制御装置の異常を検出するためのウォッチド
グ機構、とを含み、前記第1監視制御装置は、前記リセ
ットコントローラが異常であることを判断した場合に、
前記通信回線を介して前記リセットコントローラにリセ
ット指令を送信し、前記リセットコントローラは、前記
通信回線から受信したリセット指令に応答して自己をリ
セットし、且つ前記ウォッチドグ機構で検出された異常
に応答して前記監視制御用計算機又は伝送制御装置をリ
セットする、ことを特徴とする。
【0014】この第2の態様に係る遠隔監視システムに
よれば、遠隔地に設置された第2監視制御装置に含まれ
る監視制御用計算機及び伝送制御装置が機能しなくなっ
た場合に、該第2監視制御装置に含まれるウォッチドグ
機構によりこれらがリセットされ、リセットコントロー
ラに異常が検出された場合に遠隔操作によりリセットコ
ントローラをリセットする。従って、操作員が現地に赴
く必要がないので遠隔監視システムを早急に復旧させる
ことができるのに加え、監視制御用計算機及び伝送制御
装置の異常に対しては第1監視制御装置からリセット指
令を送る必要がないので、第1監視制御装置の負荷を軽
減できると共に、通信回線の使用時間を減らすことがで
きる。
【0015】この第2の態様に係る遠隔監視システムで
は、前記ウォッチドグ機構は、前記伝送制御装置へのア
クセスに対して一定時間内に応答がなければ前記伝送制
御装置をリセットし、前記監視制御用計算機へのアクセ
スに対して一定時間内に応答がなければ前記監視制御用
計算機をリセットするように構成できる。この構成によ
れば、伝送制御装置及び監視制御用計算機の異常を独立
に検出してリセットできるので、第2監視制御装置の異
常傾向を知ることができる。
【0016】また、本発明の第3の態様に係る遠隔監視
制御方法は、上記と同様の目的で、中央側に設置された
第1監視制御装置と遠隔地に監視対象側として設置され
た第2監視制御装置とが通信回線によって接続された遠
隔監視制御システムの制御方法であって、前記第1監視
制御装置は、前記第2監視制御装置が異常であるかどう
かを検査し、該検査により異常であることが判断された
場合に、前記通信回線を介して前記第2監視制御装置に
含まれるリセットコントローラにリセット指令を送信
し、前記リセットコントローラは、前記通信回線から受
信したリセット指令に応答して前記第2監視制御装置に
含まれる監視制御用計算機又は伝送制御装置をリセット
する、ことを特徴とする。この第3の態様に係る遠隔監
視方法によれば、上述した第1の態様に係る遠隔監視シ
ステムと同様の効果を奏する。
【0017】また、本発明の第4の態様に係る遠隔監視
制御方法は、上記と同様の目的で、中央側に設置された
第1監視制御装置と遠隔地に監視対象側として設置され
た第2監視制御装置とが通信回線によって接続された遠
隔監視制御システムの制御方法であって、前記第2監視
制御装置は、該第2監視制御装置に含まれる監視制御用
計算機及び伝送制御装置をウォッチドグ監視し、前記第
1監視制御装置は、前記第2監視制御装置に含まれるリ
セットコントローラが異常であることを判断した場合
に、前記通信回線を介して前記リセットコントローラに
リセット指令を送信し、前記リセットコントローラは、
前記通信回線から受信したリセット指令に応答して自己
をリセットし、且つ前記ウォッチドグ監視で検出された
異常に応答して前記監視制御用計算機又は伝送制御装置
をリセットする、ことを特徴とする。この第4の態様に
係る遠隔監視方法によれば、上述した第2の態様に係る
遠隔監視システムと同様の効果を奏する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照しながら詳細に説明する。以下では、本発明が
排水機場の遠隔監視制御システムに適用される場合を例
に挙げて説明する。なお、各実施の形態において同一又
は相当部分には同一の符号を付して説明する。
【0019】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1に係る遠隔監視制御システムの概略的な構成を示
す図である。この遠隔監視制御システムは、中央側の管
理所1に備えられた第1監視制御装置、監視対象側の排
水機場2に備えられた第2監視制御装置及びこれらを接
続する通信回線3から構成されている。なお、管理所1
は、複数の排水機場を監視・制御するが、この実施の形
態1では、説明を簡単にするために、1つの排水機場が
存在する遠隔監視制御システムを例に挙げて説明する。
【0020】通信回線3は、管理所1と排水機場2との
間の情報の送受に使用される。この通信回線3として
は、例えば光ケーブルによる回線、ISDN回線、イン
ターネット回線等を用いることができる。
【0021】管理所1に備えられた第1監視制御装置
は、監視制御用計算機11及び伝送制御装置12がネッ
トワークハブ10を用いたLANによって接続されるこ
とにより構成されている。
【0022】監視制御用計算機11は、この第1監視制
御装置の全体を制御する。例えば、伝送制御装置12を
制御して排水機場2に備えられた第2監視制御装置との
間で通信を行う。この監視制御用計算機11が行う処理
の詳細は後述する。
【0023】なお、この監視制御用計算機11は、一般
的には次の処理を行う。即ち、流域の水位・降雨状況、
排水機場・水門等の稼働状況の集中監視、個々の排水機
場の機器の状態等の詳細を監視する。また、排水機場2
の運転時及び故障時の運転員への後方支援を行う。
【0024】伝送制御装置12は、例えばリモートルー
タから構成されており、この第1監視制御装置を通信回
線3に接続するための制御を行う。この伝送制御装置1
2は、第1電話番号(TEL No.1)を用いて排水
機場2に備えられた第2監視制御装置をコールし、この
第2監視制御装置の伝送制御装置22(後述する)との
間で相互通信を行う。また、この伝送制御装置12は、
第2電話番号(TELNo.2)を用いて、排水機場2
に備えられた第2監視制御装置をコールすることによ
り、この第2監視制御装置の伝送制御回路41(後述す
る)にリセット指令SG1及びSG2を送信する。
【0025】なお、第1電話番号の代わりに第1IPア
ドレスIP1を用いて排水機場2に備えられた第2監視
制御装置をコールするように構成することもできる。ま
た、第2電話番号の代わりに第2IPアドレスIP2を
用いて排水機場2に備えられた第2監視制御装置にリセ
ット指令SG1及びSG2を送信するように構成するこ
ともできる。
【0026】排水機場2に備えられた第2監視制御装置
は、監視制御用計算機21、伝送制御装置22、シーケ
ンサ23及びリセットコントローラ40から構成されて
いる。シーケンサ23には、機器30及びセンサ31が
接続されている。これらの構成要素のうち、監視制御用
計算機21、伝送制御装置22及びシーケンサ23は、
ネットワークハブ20を用いたLANによって接続され
ている。
【0027】監視制御用計算機21は、この第2監視制
御装置の全体を制御する。例えば、この監視制御用計算
機21は、伝送制御装置22を制御して管理所1に備え
られた第1監視制御装置との間で通信を行う。また、一
般的には、水門の開閉制御、種々の機器の状態監視等を
行う。
【0028】伝送制御装置22は、例えばリモートルー
タから構成されており、この第2監視制御装置を通信回
線3に接続するための制御を行う。
【0029】シーケンサ23は、監視制御用計算機21
からの制御に応答して機器30を制御する。機器30に
は、ポンプ、水門駆動装置等が含まれる。また、シーケ
ンサ23は、センサ31から得られた信号を監視制御用
計算機21に送る。センサ31には、水門の内外の水位
を検出する水位センサが含まれる。
【0030】リセットコントローラ40は、リセット処
理用計算機で構成することができる。このリセットコン
トローラ40は伝送制御回路41を含んでいる。この伝
送制御回路41は、上述した伝送制御装置22とは別の
経路で管理所1からの第2電話番号でコールされること
によりリセット指令SG1及びSG2を受信する。リセ
ットコントローラ40は、この伝送制御回路41を介し
て受信したリセット指令SG1及びSG2に応答して、
それぞれリセット信号RST1及びリセット信号RST
2を生成し、それぞれ伝送制御装置22及び監視制御用
計算機21に供給する。
【0031】なお、上記リセットコントローラ40は、
上記監視制御用計算機21と一体化して構成することが
できる。この構成によれば、第2監視制御装置を簡単且
つ安価に構成できる。
【0032】以上の構成において、この実施の形態1に
係る遠隔監視制御システムの動作を、図2に示したフロ
ーチャートを参照しながら説明する。
【0033】この遠隔監視制御システムが起動される
と、管理所1の監視制御用計算機11は、監視制御処理
を実行する(ステップS10)。この監視制御処理で
は、監視制御用計算機11は、一定時間間隔で第1電話
番号を用いて排水機場2の第2監視制御装置をコールす
る。そして、正常であるかどうか、つまり上記コールに
対して一定時間内に所定の応答があるかどうかを調べる
(ステップS11)。
【0034】上記ステップS11で正常であることが判
断されると、シーケンスはステップS10に戻り、以
後、監視制御用計算機11は、ステップS10及びS1
1を繰り返し実行しながら待機する。この繰り返し実行
の途中で、上記ステップS11で正常でないことが判断
されると、次いで、伝送制御装置22は正常であるかど
うかが調べられる(ステップS12)。これは、上記コ
ールに対して一定時間内に応答があるかどうかを調べる
ことにより行われる。
【0035】そして、一定時間内に応答がないことが判
断されると、監視制御用計算機11は、第2監視制御装
置のリセットコントローラ40にリセット指令SG1を
送信する(ステップS13)。このリセット指令SG1
の送信は以下のようにして行われる。即ち、監視制御用
計算機11は、伝送制御装置12を介して第2監視制御
装置のリセットコントローラ40に含まれる伝送制御回
路41を第2電話番号で5秒間コールする。なお、第2
電話番号の代わりに第2IPアドレスIP2が使用され
る場合は、予め定められたデータが送信される。
【0036】これにより、リセットコントローラ40
は、伝送制御装置22のリセット指令SG1であること
を判断して、伝送制御装置リセット処理を実行する(ス
テップS14)。即ち、リセットコントローラ40はリ
セット信号RST1を生成して伝送制御装置22に供給
する。これにより、伝送制御装置22はソフトウェア的
にリセットされて初期状態に設定される。
【0037】次いで、監視制御用計算機11に接続され
た図示しない表示器にリセット処理完了のメッセージが
表示される(ステップS15)。これにより、管理所1
では、伝送制御装置22のリセット処理が完了したこと
を知ることができる。その後、シーケンスはステップS
10に戻り、上述したと同様の処理が繰り返される。
【0038】上記ステップS12で、通信は正常である
ことが判断されると、即ち、上記コールに対して一定時
間内に応答があったことが判断されると、監視制御用計
算機21は正常であるかどうかが調べられる(ステップ
S16)。これは、第1電話番号によるコールに対して
一定時間内になされた応答が所定の応答であるかどうか
を調べることにより行われる。
【0039】ここで、監視制御用計算機21が正常でな
いことが判断されると、監視制御用計算機11は、第2
監視制御装置のリセットコントローラ40にリセット指
令SG2を送信する(ステップS17)。このリセット
指令SG2の送信は以下のようにして行われる。即ち、
監視制御用計算機11は、伝送制御装置12を介して第
2監視制御装置のリセットコントローラ40に含まれる
伝送制御回路41を第2電話番号で10秒間コールす
る。なお、第2電話番号の代わりに第2IPアドレスI
P2が使用される場合は、予め定められたデータが送信
される。
【0040】これにより、リセットコントローラ40
は、監視制御用計算機21のリセット指令SG2である
ことを判断して、監視制御用計算機リセット処理を実行
する(ステップS18)。即ち、リセットコントローラ
40はリセット信号RST2を生成して監視制御用計算
機21に供給する。これにより、監視制御用計算機21
はハードウェア的にリセットされて初期状態に設定され
る。
【0041】次いで、監視制御用計算機11に接続され
た図示しない表示器にリセット処理完了のメッセージが
表示される(ステップS19)。これにより、管理所1
では、監視制御用計算機21のリセット処理が完了した
ことを知ることができる。その後、シーケンスはステッ
プS10に戻り、上述したと同様の処理が繰り返され
る。
【0042】上記ステップS16で監視制御用計算機2
1は正常であることが判断されると、その他の原因の異
常が存在する旨が認識され、監視制御用計算機11に接
続された図示しない表示器に原因調査が必要である旨の
メッセージが表示される(ステップS20)。この他の
原因には、通信回線3部分の異常が含まれる。これによ
り、管理所1では、原因調査が必要である旨を知ること
ができので、排水機場2に操作員を派遣し復旧作業を行
うことができる。
【0043】以上説明したように、この実施の形態1に
係る遠隔監視制御システムによれば、排水機場2といっ
た遠隔地に設置された第2遠隔制御装置の監視制御用計
算機21又は伝送装置22が何らかの異常により機能し
なくなった場合、中央側の管理所1からのリセット操作
によってこれらを復旧させることができるので、遠隔監
視制御システムの早期復旧が可能になる。
【0044】(実施の形態2)本発明の実施の形態2に
係る遠隔監視制御システムは、排水機場に設置される第
2監視制御装置にウォッチドグ機能を持たせ、自装置内
で発生した異常は自装置内で自動的に復旧させるように
したものである。
【0045】図3は、本発明の実施の形態2に係る遠隔
監視制御システムの概略的な構成を示す図である。この
遠隔監視制御システムは、中央側の管理所1に備えられ
た第1監視制御装置、監視対象側の排水機場2に備えら
れた第2監視制御装置及びこれらを接続する通信回線3
から構成されている。なお、管理所1は、複数の排水機
場を監視・制御するが、この実施の形態2では、説明を
簡単にするために、1つの排水機場が存在する遠隔監視
制御システムを例に挙げて説明する。
【0046】管理所1に備えられた第1監視制御装置
は、監視制御用計算機11で実行される処理(詳細は後
述する)を除けば、実施の形態1で説明したそれと同じ
である。また、通信回線3の構成も実施の形態1のそれ
と同じである。
【0047】排水機場2に備えられた第2監視制御装置
は、監視制御用計算機21、伝送制御装置22、機器3
0及びセンサ31が接続されたシーケンサ23並びにリ
セットコントローラ50から構成されている。これらの
構成要素は、ネットワークハブ20を用いたLANによ
って接続されている。監視制御用計算機21、伝送制御
装置22及びシーケンサ23は、実施の形態1で説明し
たものと同じである。
【0048】リセットコントローラ50は、伝送制御回
路51及びウォッチドグ機構52を備えている。この伝
送制御回路51は、伝送制御装置22とは別の経路で管
理所1から第2電話番号(TEL No.2)でコール
されることによりリセット指令SG3を受信する。リセ
ットコントローラ50は、この伝送制御回路51を介し
て受信したリセット指令SG3に応答して、自らをリセ
ットする。
【0049】また、ウォッチドグ機構52は、一定周期
で、ネットワークハブ20を介して監視制御用計算機2
1及び伝送制御装置22からの応答の有無を調べる。そ
して、応答がない場合に異常が発生したものと判断し、
リセット信号RST1及びリセット信号RST2を生成
し、それぞれ伝送制御装置22及び監視制御用計算機2
1に供給する。
【0050】以上の構成において、この実施の形態1に
係る遠隔監視制御システムの動作を、図4に示したフロ
ーチャートを参照しながら説明する。
【0051】この遠隔監視制御システムが起動される
と、管理所1の監視制御用計算機11は、第2監視制御
装置のリセットコントローラ50が正常であるかどうか
を調べる(ステップS30)。即ち、監視制御用計算機
11は、一定時間間隔で第2電話番号を用いて第2監視
制御装置をコールする。そして、このコールに対してリ
セットコントローラ50の伝送制御回路51から一定時
間内に所定の応答があるかどうかを調べる。
【0052】上記ステップS30でリセットコントロー
ラ50が正常でないことが判断されると、監視制御用計
算機11は、第2監視制御装置のリセットコントローラ
50にリセット指令SG3を送信する(ステップS4
0)。このリセット指令SG3の送信は以下のようにし
て行われる。即ち、監視制御用計算機11は、伝送制御
装置12を介して第2監視制御装置のリセットコントロ
ーラ50に含まれる伝送制御回路41を第2電話番号で
コールする。なお、第2電話番号の代わりに第2IPア
ドレスIP2が使用される場合は、予め定められたデー
タが送信される。
【0053】これにより、リセットコントローラ50
は、伝送制御装置22のリセット指令SG3であること
を判断して、自身をリセットするリセット処理を実行す
る(ステップS41)。これにより、リセットコントロ
ーラ50はリセットされて初期状態に設定される。
【0054】次いで、監視制御用計算機11に接続され
た図示しない表示器にリセット処理完了のメッセージが
表示される(ステップS42)。これにより、管理所1
では、リセットコントローラ50のリセット処理が完了
したことを知ることができる。その後、シーケンスはス
テップS30に戻り、上述したと同様の処理が繰り返さ
れる。
【0055】上記ステップS30でリセットコントロー
ラ50は正常であることが判断されると、次いで、監視
制御処理が実行される(ステップS31)。この監視制
御処理では、リセットコントローラ50は、一定時間間
隔で、ネットワークハブ20を介して監視制御用計算機
21及び伝送制御装置22にアクセスする。そして、ウ
ォッチドグ機構52による監視結果は正常であるかどう
か、つまり上記アクセスに対して一定時間内に監視制御
用計算機21及び伝送制御装置22から所定の応答があ
るかどうかが調べられる。
【0056】このステップS32で、ウォッチドグ機構
による監視結果が正常であることが判断されると、シー
ケンスはステップS31に戻り、以後、ステップS31
及びS32の繰り返し実行による待機状態に入る。この
繰り返し実行の途中で、上記ステップS32でウォッチ
ドグ機構による監視結果が正常でないことが判断される
と、次いで、伝送制御装置22は正常であるかどうかが
調べられる(ステップS33)。これは、上記アクセス
に対して伝送制御装置22から一定時間内に所定の応答
があるかどうかを調べることにより行われる。
【0057】そして、伝送制御装置22が正常でない、
つまり一定時間内に所定の応答がないことが判断される
と、リセットコントローラ50による伝送制御装置22
のリセット処理が行われる(ステップS34)。即ち、
リセットコントローラ50はリセット信号RST1を生
成して伝送制御装置22に供給する。これにより、伝送
制御装置22は、ソフトウェア的にリセットされて初期
状態に設定される。リセットコントローラ50は、伝送
制御装置22にリセット信号RST1を供給した後、そ
の旨のメッセージを通信回線3を介して第1監視制御装
置に送信する。
【0058】このメッセージを受信した監視制御用計算
機11は、図示しない表示器にリセット処理完了のメッ
セージを表示す(ステップS35)。これにより、管理
所1では、伝送制御装置22のリセット処理が行われた
ことを知ることができる。その後、シーケンスはステッ
プS31に戻り、上述したと同様の処理が繰り返され
る。
【0059】上記ステップS33で、伝送制御装置22
は正常であることが判断されると、即ち、上記アクセス
に対して一定時間内に所定の応答があったことが判断さ
れると、監視制御用計算機21は正常であるかどうかが
調べられる(ステップS36)。これは、上記アクセス
に対して監視制御用計算機21から一定時間内に所定の
応答があるかどうかを調べることにより行われる。
【0060】そして、監視制御用計算機21が正常でな
い、つまり一定時間内に所定の応答がないことが判断さ
れると、リセットコントローラ50による監視制御用計
算機21のリセット処理が行われる(ステップS3
7)。即ち、リセットコントローラ50はリセット信号
RST2を生成して監視制御用計算機21に供給する。
これにより、監視制御用計算機21は、ハードウェア的
にリセットされて初期状態に設定される。リセットコン
トローラ50は、伝送制御装置22にリセット信号RS
T2を供給した後、その旨のメッセージを通信回線3を
介して第1監視制御装置に送信する。
【0061】このメッセージを受信した監視制御用計算
機11は、図示しない表示器にリセット処理完了のメッ
セージを表示す(ステップS38)。これにより、管理
所1では、監視制御用計算機21のリセット処理が行わ
れたことを知ることができる。その後、シーケンスはス
テップS31に戻り、上述したと同様の処理が繰り返さ
れる。
【0062】上記ステップS36で監視制御用計算機2
1は正常であることが判断されると、リセットコントロ
ーラ50は、その他の原因の異常が存在する旨を認識
し、、その旨のメッセージを通信回線3を介して第1監
視制御装置に送信する。これにより、監視制御用計算機
11に接続された図示しない表示器に原因調査が必要で
ある旨のメッセージが表示される(ステップS39)。
従って、管理所1では、原因調査が必要である旨を知る
ことができので、排水機場2に操作員を派遣することが
できる。
【0063】以上説明したように、この実施の形態2に
係る遠隔監視制御システムによれば、遠隔地の第2監視
制御装置は、リセットコントローラ50にて伝送制御装
置22又は監視制御用計算機21のウォッチドグ監視を
行い、異常が検出された場合は伝送制御装置22又は監
視制御用計算機21をリセットする。また、中央側の管
理所1からはこのリセットコントローラ50を監視し、
異常がある場合には、このリセットコントローラ50を
リセットする。
【0064】従って、第2監視制御装置の伝送制御装置
22及び監視制御用計算機21の異常に対しては、管理
所1から指示をしなくてもリセット処理が自動的に行わ
れ、リセットコントローラ50の異常に対してのみ管理
所1からリセットを指示するようにしたので、第1監視
制御装置の負荷を軽減できると共に、通信回線の使用時
間を減らすことができる。
【0065】なお、上述した実施の形態1及び2では、
1つの通信回線3で管理所1の第1監視制御装置と排水
機場2の第2管理制御装置とを接続するように構成した
が、伝送制御装置12及び伝送制御装置22のそれぞれ
に、ルータにより切り換えられる2つのリモートルータ
を備え、伝送制御装置12の一方のリモートルータと伝
送制御装置22の一方のリモートルータとを第1通信回
線で接続し、伝送制御装置12の他方のリモートルータ
と伝送制御装置22の他方のリモートルータとを第2通
信回線で接続するように構成できる。
【0066】この場合、第1通信回線を光ケーブルによ
るネットワーク、第2通信回線をISDN回線といった
ように異なる通信回線を使用することができる。この構
成によれば、2系統の伝送路を切り換えて使用できるの
で、遠隔監視制御システムの信頼性を向上させることが
できる。
【0067】また、上述した実施の形態1及び2では、
第2監視制御装置は常時稼働状態にあって、第1監視制
御装置からのコールに応答するように構成したが、第2
監視制御装置に例えばウエイク・オン・LAN機能を付
加し、第1監視制御装置からコールされた場合にウエイ
クアップ状態に入って応答を返し、その後スリープ状態
に戻るように構成できる。この構成によれば、第2監視
制御装置を常時稼働状態にしておく必要がないので、第
2監視制御装置の節電が達成されると共に、第2監視制
御装置の劣化の進行を遅らせることができる。
【0068】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
システムが機能しなくなった場合に短時間で復旧させる
ことのできる信頼性に優れた遠隔監視制御システム及び
遠隔監視制御方法を提供できる。
【0069】より詳しくは、本発明の第1の態様に係る
遠隔監視制御システムによれば、遠隔地に設置された第
2監視制御装置に含まれる監視制御用計算機及び伝送制
御装置が機能しなくなった場合に、中央側に設置された
第1監視制御装置から遠隔操作によりそれらをリセット
できるので、操作員が現地に赴く必要がなく、遠隔監視
システムを早急に復旧させることができる。
【0070】この場合、第1監視制御装置は、第2監視
制御装置へのコールに対して一定時間内に応答がなけれ
ば伝送制御装置をリセットするためのリセット指令を送
信し、応答はあるが所定の応答でない場合に監視制御用
計算機をリセットするためのリセット指令を送信するよ
うに構成すれば、伝送制御装置及び監視制御用計算機の
異常を独立に検出してリセットできるので、第2監視制
御装置の異常傾向を知ることができる。
【0071】また、本発明の第2の態様に係る遠隔監視
制御システムによれば、遠隔地に設置された第2監視制
御装置に含まれる監視制御用計算機及び伝送制御装置が
機能しなくなった場合に、該第2監視制御装置に含まれ
るウォッチドグ機構によりこれらがリセットされ、リセ
ットコントローラに異常が検出された場合に遠隔操作に
よりリセットコントローラをリセットするので、操作員
が現地に赴く必要がないので遠隔監視システムを早急に
復旧させることができるのに加え、監視制御用計算機及
び伝送制御装置の異常に対しては第1監視制御装置から
リセット指令を送る必要がないので、第1監視制御装置
の負荷を軽減できると共に、通信回線の使用時間を減ら
すことができる。
【0072】この場合、ウォッチドグ機構は、伝送制御
装置へのアクセスに対して一定時間内に応答がなければ
伝送制御装置をリセットし、監視制御用計算機へのアク
セスに対して一定時間内に応答がなければ監視制御用計
算機をリセットするように構成すれば、伝送制御装置及
び監視制御用計算機の異常を独立に検出してリセットで
きるので、第2監視制御装置の異常傾向を知ることがで
きる。
【0073】また、本発明の第3の態様に係る遠隔監視
制御方法によれば、上記第1の態様に係る遠隔監視制御
システムと同様の効果を奏する。更に、本発明の第4の
態様に係る遠隔監視制御方法によれば、上記第2の態様
に係る遠隔監視制御システムと同様の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る遠隔監視制御シス
テムの概略的な構成を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係る遠隔監視制御シス
テムの動作を説明するためのフローチャートである。
【図3】本発明の実施の形態2に係る遠隔監視制御シス
テムの概略的な構成を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態2に係る遠隔監視制御シス
テムの動作を説明するためのフローチャートである。
【図5】従来の遠隔監視制御システムを説明するための
図である。
【符号の説明】
1 管理所(中央側) 2 排水機場(遠隔地の監視対象側) 3 通信回線 10、20 ネットワークハブ 11、21 監視制御用計算機 12、22 伝送制御装置 23 シーケンサ 30 機器 31 センサ 40、50 リセットコントローラ 41、51 伝送制御回路 52 ウォッチドグ機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G05B 23/02 302 G05B 23/02 302N G06F 11/30 G06F 11/30 D 305 305B 310 310H 310B H04M 11/00 301 H04M 11/00 301 (72)発明者 森下 靖 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目1番1号 三菱重工業株式会社高砂製作所内 Fターム(参考) 5B042 GA11 GB06 GC10 JJ02 JJ13 JJ15 JJ21 JJ23 JJ29 KK02 5H209 AA01 BB01 CC11 CC13 DD04 DD11 GG04 HH06 JJ09 5H223 AA01 BB01 CC08 DD03 DD07 DD09 EE04 EE06 5K048 AA06 BA30 CA08 DA02 DC04 DC07 DC08 EA11 EB02 EB10 EB12 FB08 FC01 HA01 HA02 HA05 HA07 5K101 KK13 LL03 LL05 LL16 MM05 MM07 NN21 NN34 SS07 TT06 UU16

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央側に設置された第1監視制御装置と
    遠隔地に監視対象側として設置された第2監視制御装置
    とが通信回線によって接続された遠隔監視制御システム
    であって、 前記第2監視制御装置は、 監視制御用計算機と、 該監視制御用計算機と前記通信回線との間の信号の送受
    信を制御する伝送制御装置と、 前記監視制御用計算機及び前記伝送制御装置をリセット
    するリセットコントローラ、とを含み、 前記第1監視制御装置は、前記第2監視制御装置が異常
    であることを判断した場合に、前記通信回線を介して前
    記リセットコントローラにリセット指令を送信し、 前記リセットコントローラは、前記通信回線から受信し
    たリセット指令に応答して前記監視制御用計算機又は伝
    送制御装置をリセットする、ことを特徴とする遠隔監視
    制御システム。
  2. 【請求項2】 前記第1監視制御装置は、前記第2監視
    制御装置へのコールに対して一定時間内に応答がなけれ
    ば前記伝送制御装置をリセットするためのリセット指令
    を送信し、応答はあるが所定の応答でない場合に前記監
    視制御用計算機をリセットするためのリセット指令を送
    信する、請求項1に記載の遠隔監視制御システム。
  3. 【請求項3】 中央側に設置された第1監視制御装置と
    遠隔地に監視対象側として設置された第2監視制御装置
    とが通信回線によって接続された遠隔監視制御システム
    であって、 前記第2監視制御装置は、 監視制御用計算機と、 該監視制御用計算機と前記通信回線との間の信号の送受
    信を制御する伝送制御装置と、 前記監視制御用計算機及び前記伝送制御装置をリセット
    するリセットコントローラと、 前記監視制御用計算機及び伝送制御装置の異常を検出す
    るためのウォッチドグ機構、とを含み、 前記第1監視制御装置は、前記リセットコントローラが
    異常であることを判断した場合に、前記通信回線を介し
    て前記リセットコントローラにリセット指令を送信し、 前記リセットコントローラは、前記通信回線から受信し
    たリセット指令に応答して自己をリセットし、且つ前記
    ウォッチドグ機構で検出された異常に応答して前記監視
    制御用計算機又は伝送制御装置をリセットする、ことを
    特徴とする遠隔監視制御システム。
  4. 【請求項4】 前記ウォッチドグ機構は、前記伝送制御
    装置へのアクセスに対して一定時間内に応答がなければ
    前記伝送制御装置をリセットし、前記監視制御用計算機
    へのアクセスに対して一定時間内に応答がなければ前記
    監視制御用計算機をリセットする、請求項3に記載の遠
    隔監視制御システム。
  5. 【請求項5】 中央側に設置された第1監視制御装置と
    遠隔地に監視対象側として設置された第2監視制御装置
    とが通信回線によって接続された遠隔監視制御システム
    の制御方法であって、 前記第1監視制御装置は、前記第2監視制御装置が異常
    であるかどうかを検査し、 該検査により異常であることが判断された場合に、前記
    通信回線を介して前記第2監視制御装置に含まれるリセ
    ットコントローラにリセット指令を送信し、 前記リセットコントローラは、前記通信回線から受信し
    たリセット指令に応答して前記第2監視制御装置に含ま
    れる監視制御用計算機又は伝送制御装置をリセットす
    る、ことを特徴とする遠隔監視制御方法。
  6. 【請求項6】 中央側に設置された第1監視制御装置と
    遠隔地に監視対象側として設置された第2監視制御装置
    とが通信回線によって接続された遠隔監視制御システム
    の制御方法であって、 前記第2監視制御装置は、該第2監視制御装置に含まれ
    る監視制御用計算機及び伝送制御装置をウォッチドグ監
    視し、 前記第1監視制御装置は、前記第2監視制御装置に含ま
    れるリセットコントローラが異常であることを判断した
    場合に、前記通信回線を介して前記リセットコントロー
    ラにリセット指令を送信し、 前記リセットコントローラは、前記通信回線から受信し
    たリセット指令に応答して自己をリセットし、且つ前記
    ウォッチドグ監視で検出された異常に応答して前記監視
    制御用計算機又は伝送制御装置をリセットする、ことを
    特徴とする遠隔監視制御方法。
JP2000204588A 2000-07-06 2000-07-06 遠隔監視制御システム及び遠隔監視制御方法 Withdrawn JP2002027566A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008199120A (ja) * 2007-02-08 2008-08-28 Matsushita Electric Works Ltd 設備機器用ネットワークアダプタ
JP2012060826A (ja) * 2010-09-10 2012-03-22 Chugoku Electric Power Co Inc:The フリッカ監視システム、及びフリッカ監視方法

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JP2008199120A (ja) * 2007-02-08 2008-08-28 Matsushita Electric Works Ltd 設備機器用ネットワークアダプタ
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