JP2001255901A - 監視制御システム - Google Patents

監視制御システム

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JP2001255901A
JP2001255901A JP2000066731A JP2000066731A JP2001255901A JP 2001255901 A JP2001255901 A JP 2001255901A JP 2000066731 A JP2000066731 A JP 2000066731A JP 2000066731 A JP2000066731 A JP 2000066731A JP 2001255901 A JP2001255901 A JP 2001255901A
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monitoring
control device
communication
central
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Nobuhiro Kono
伸弘 河野
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信回線網のトラブルなどによって、第1監
視制御装置〜第n監視制御装置のいずれかが中央監視制
御装置と通信不能となっても、他の監視制御装置によっ
て、中央監視制御装置に対する通信をバックアップさせ
る。 【解決手段】 通信回線網4などにトラブルが発生し
て、第1監視制御装置2a〜第n監視制御装置2nのい
ずれかと、中央監視制御装置3との間で制御データ、監
視データの送受信を行うことができなくなったとき、第
1監視制御装置2a〜第n監視制御装置2nのうち、中
央監視制御装置3と正常に通信を行うことができる監視
制御装置が選択されて、中央監視制御装置3と正常に通
信を行うことができなくなった監視制御装置のバックア
ップ処理を行わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、公衆電話回線網な
どの通信回線網を利用し、各子局で収集された監視デー
タを親局に伝送させる監視制御システムに係わり、特に
各子局のいずれかと親局との間の通信が通信不能になっ
たとき、他の子局と親局との間の通信回線網を利用し
て、通信不能になった子局の監視データを親局に伝送さ
せる監視制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、上下水道分野においては、施設
の運営上、各所に点在させているポンプ所などを無人に
し、オペレータが存在する中央監視室で、これら各ポン
プ所を集中監視させている。
【0003】図8はこのような上下水道設備などを集中
監視するときに使用される監視制御システムの一例を示
すブロック図である。
【0004】この図に示す監視制御システム101は、
第1ポンプ場〜第nポンプ場毎に配置され、これら第1
ポンプ場〜第nポンプ場に設けられている各ポンプの監
視制御を行う第1監視制御装置102a〜第n監視制御
装置102nと、中央監視室などに配置され、第1ポン
プ場〜第nポンプ場に設けられている各ポンプを集中監
視、集中制御する中央監視制御装置103と、電話会社
などによって提供される公衆電話回線網などによって構
成され、第1監視制御装置102a〜第n監視制御装置
102nと中央監視制御装置103との間のデータ通信
をサポートする通信回線網104とを備えている。
【0005】そして、第1監視制御装置102a〜第n
監視制御装置102nによって、前回までに受信した制
御データに基づき、第1ポンプ場〜第nポンプ場に設け
られている各ポンプを各々制御させるとともに、これら
各ポンプに取り付けられた流量計、回転数計などの各セ
ンサから出力される状態検知信号を取り込ませて、監視
データを生成させ、これを記憶させる。
【0006】また、この動作と並行し、中央監視制御装
置103によって、通信回線網104を制御させて、第
1監視制御装置102a〜第n監視制御装置102nを
順次、選択させ、これら第1監視制御装置102a〜第
n監視制御装置102nに制御データを供給させるとと
もに、これら第1監視制御装置102a〜第n監視制御
装置102nに記憶されている各監視データを取り込ま
せて、各ポンプの運転内容をオペレータに提示させる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の監視制御システム101においては、次に述べ
るような問題があった。
【0008】すなわち、予め設定さている所定の周期
で、中央監視制御装置103に通信回線網104を制御
させて、第1監視制御装置102a〜第n監視制御装置
102nを順次、選択させ、これら第1監視制御装置1
02a〜第n監視制御装置102nに制御データを渡す
とき、および第1監視制御装置102a〜第n監視制御
装置102nに記憶されている監視データを取り込むと
き、通信回線網104のトラブルなどによって、中央監
視制御装置103と、第1監視制御装置102a〜第n
監視制御装置102nのいずれかとの間、例えば図8に
破線で示すように、中央監視制御装置103と、第1監
視制御装置102aとの間で、制御データ、監視データ
の送受信が行えなくなり、中央監視室内のオペレータが
第1ポンプ場のポンプがどのような状態で運転されてい
るのか分からなくなってしまうことがあった。
【0009】本発明は上記の事情に鑑み、請求項1で
は、通信回線網のトラブルなどによって、中央監視制御
装置と、第1監視制御装置〜第n監視制御装置のいずれ
かとの間が通信不能となったときでも、中央監視制御装
置によって、第1監視制御装置〜第n監視制御装置の全
てに対し、制御データ、監視データの送受信を行わせる
ことができ、これによってシステムの信頼性を飛躍的に
向上させることができる監視制御システムを提供するこ
とを目的としている。
【0010】請求項2では、通信回線網のトラブルなど
によって、中央監視制御装置と、第1監視制御装置〜第
n監視制御装置のいずれかとの間が通信不能となったと
きでも、通信可能な監視制御装置の記憶装置をバッファ
にして、中央監視制御装置と通信不能になった監視制御
装置と、中央監視制御装置との間の通信を継続させるこ
とができ、これによってハードウェアのコスト上昇を低
く抑えながら、システムの信頼性を飛躍的に向上させる
ことができる監視制御システムを提供することを目的と
している。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、請求項1では、現場毎にそれぞれ設けら
れた子局と、中央監視室に配置された親局とを通信回線
網によって接続し、親局から出力される制御データを各
子局に供給し、各現場に設けられた各機器のリモート制
御を行わせるとともに、各子局で収集された監視データ
を親局に供給させて、各現場に設けられた各機器のリモ
ート監視を行わせる監視制御システムにおいて、各子局
のいずれかと、親局との間が通信不能になったとき、残
っている子局のうち、親局と正常に通信可能な子局によ
って、通信不能となった子局と親局との間の通信をバッ
クアップするバックアップ手段を設けたことを特徴とし
ている。
【0012】請求項2では、請求項1に記載の監視制御
システムにおいて、各子局のいずれかと、親局との間が
通信不能になったとき、残っている子局のうち、親局と
通信可能な子局の記憶機構によって、通信不能になった
子局と親局との間で送受信される予定の制御データ、監
視データをバッファリングさせて、通信不能になった子
局と親局との間の通信を実質的に継続させる手段を設け
たことを特徴としている。
【0013】上記の構成により、請求項1では、通信回
線網によって、各現場毎に設けられた複数の子局と、中
央監視室に配置された親局とを接続して、親局から出力
される制御データを各子局に供給し、各現場に設けられ
た各機器のリモート制御を行わせるとともに、各子局で
収集された監視データを親局に供給させて、各現場に設
けられた各機器のリモート監視を行わせる監視制御シス
テム際に、各子局のいずれかと、親局との間が通信不能
になったとき、残っている子局のうち、親局と正常に通
信可能な子局によって、通信不能となった子局と親局と
の間の通信をバックアップさせる。これにより、親局か
ら全ての子局に対し、制御データ、監視データの送受信
を行わせることができ、これによってシステムの信頼性
を飛躍的に向上させる。
【0014】請求項2では、各子局のいずれかと、親局
との間が通信不能になったとき、残っている子局のう
ち、親局と通信可能な子局の記憶機構によって、通信不
能になった子局と親局との間で送受信される予定の制御
データ、監視データをバッファリングさせて、通信不能
になった子局と親局との間の通信を実質的に継続させ
る。これにより、通信回線網のトラブルなどによって、
親局と、各子局のいずれかとの間が通信不能となったと
きでも、通信可能な子局の記憶装置をバッファにして、
親局と通信不能になった子局と、親局との間の通信を継
続させ、これによってハードウェアのコスト上昇を低く
抑えながら、システムの信頼性を飛躍的に向上させる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は本発明による監視制御シス
テムの実施の形態を示すブロック図である。
【0016】この図に示す監視制御システム1は、第1
ポンプ場〜第nポンプ場毎に配置され、これら第1ポン
プ場〜第nポンプ場に設けられている各ポンプの監視制
御を行う第1監視制御装置2a〜第n監視制御装置2n
と、中央監視室などに配置され、第1ポンプ場〜第nポ
ンプ場に設けられている各ポンプを集中監視、集中制御
する中央監視制御装置3と、電話会社などによって提供
される公衆電話回線網などによって構成され、第1監視
制御装置2a〜第n監視制御装置2n同士の間、第1監
視制御装置2a〜第n監視制御装置2nと中央監視制御
装置3との間のデータ通信をサポートする通信回線網4
とを備えており、中央監視制御装置3によって、第1監
視制御装置2a〜第n監視制御装置2nを順次、選択し
て、制御データ、監視データの授受を行いながら、これ
ら第1監視制御装置2a〜第n監視制御装置2nによっ
て、第1ポンプ場〜第nポンプ場に設けられている各ポ
ンプの制御、監視を行わせる。
【0017】第1監視制御装置2a〜第n監視制御装置
2nは各々前回までの受信動作で得られた制御データ、
今回までの監視動作で得られた監視データなどを記憶す
るハードディスク機構5と、通信回線網4を介して、中
央監視制御装置3などから呼び出されたとき、中央監視
制御装置3などと通信回線を確立して、この中央監視制
御装置3などから出力される制御データを受信し、ハー
ドディスク機構5に記憶させる処理、このハードディス
ク機構5に記憶されている監視データを取り込んで、中
央監視制御装置3などに送信する処理などを行う子局入
出力機構6と、ハードディスク機構5に記憶されている
制御データに基づき、対応するポンプを制御する処理、
このポンプに取り付けられている流量計、回転数計など
の各センサから出力される状態検知信号を取り込んで、
監視データを生成し、これをハードディスク機構5に記
憶させる処理などを行う監視制御機構7とを備えてい
る。
【0018】そして、通信回線網4を介して、中央監視
制御装置3から呼び出されたとき、通信回線網4を介し
て、中央監視制御装置3と通信回線を確立して、この中
央監視制御装置3から出力される制御データを受信し、
ハードディスク機構5に記憶させるとともに、このハー
ドディスク機構5に記憶されている監視データを取り込
んで、中央監視制御装置3に送信する。また、通信回線
網4などのトラブルにより、中央監視制御装置3と通信
が行えなくなったとき、通信回線網4を介して、他の監
視制御装置と通信して、この監視制御装置のハードディ
スク機構5に、通信不能になったことを示すフラグと、
自ハードディスク機構5に書き込まれている監視データ
とを書き込むとともに、この監視制御装置のハードディ
スク機構5に記憶されている制御データのうち、自監視
制御装置用の制御データを取り込んで、自ハードディス
ク機構5に記憶する。また、この動作と並行し、ハード
ディスク機構5に記憶されている制御データに基づき、
対応するポンプを制御しながら、このポンプに取り付け
られた各センサから出力される状態検知信号を取り込ん
で、監視データを生成し、これをハードディスク機構5
に記憶させる。
【0019】また、中央監視制御装置3は、オペレータ
によって操作されたとき、操作内容に応じた各種指令、
各種データを生成する入力機構8と、この入力機構8か
ら出力される各種指令、各種データ、予め登録されてい
る監視制御プログラムなどに応じて、第1監視制御装置
2a〜第n監視制御装置2n毎の制御データを生成する
処理、第1監視制御装置2a〜第n監視制御装置2nを
選択して、通信回線を確立する処理、第1監視制御装置
2a〜第n監視制御装置2nに制御データを送信する処
理、第1監視制御装置2a〜第n監視制御装置2nから
出力される監視データを受信し、各ポンプの運転状態な
どを判定する処理、第1監視制御装置2a〜第n監視制
御装置2nを監視制御するのに必要な監視制御画面用の
表示信号を生成する処理、第1監視制御装置2a〜第n
監視制御装置2nを監視内容、制御内容などを示すプリ
ントデータを生成する処理などを行う中央処理機構9
と、この中央処理機構9から出力される表示信号を取り
込んで、監視制御画面などを表示する表示器10と、中
央処理機構9から出力されるプリントデータを取り込ん
で、指定された用紙に、監視内容、制御内容などを印字
するプリンタ11とを備えている。
【0020】そして、入力機構8から入力された各種指
令、各種データ、予め登録されている監視制御プログラ
ムなどに基づき、第1監視制御装置2a〜第n監視制御
装置2nに対する制御データを生成した後、所定の周期
で、通信回線網4を制御して、第1監視制御装置2a〜
第n監視制御装置2nに制御データを送信するととも
に、これら第1監視制御装置2a〜第n監視制御装置2
nから出力される監視データを取り込んで、表示器10
に、第1ポンプ場〜第nポンプ場の制御内容、運転内容
などを示す監視制御画面を表示させながら、入力機構8
が操作されて、印字指令が入力されたとき、第1ポンプ
場〜第nポンプ場の制御内容、運転内容などを指定され
た用紙に印字し、排出させる。
【0021】次に、図2、図3に示すフローチャート、
図4〜図7に示す模式図を参照しながら、この監視制御
システム1の動作を説明する。
【0022】まず、図2のフローチャートに示すよう
に、通信回線網4を介して、第1監視制御装置2a〜第
n監視制御装置2nが中央監視制御装置3から呼び出し
を受けていないとき、第1監視制御装置2a〜第n監視
制御装置2nによって、ハードディスク機構5に記憶さ
れている、前回までに受信した制御データに基づき、第
1ポンプ場〜第nポンプ場に設けられている各ポンプが
各々制御されるとともに(ステップST1)、これら各
ポンプに取り付けられた流量計、回転数計などの各セン
サから出力される状態検知信号が取り込まれて、監視デ
ータが生成され(ステップST2)、これらの各監視デ
ータが各ハードディスク機構5に各々記憶される(ステ
ップST3)。
【0023】この後、これら第1監視制御装置2a〜第
n監視制御装置2nによって、中央監視制御装置3と通
信可能か否かがチェックされる。中央監視制御装置3と
通信可能であれば、通信回線網4を介して、中央監視制
御装置3から呼び出し信号が供給されているか否かがチ
ェックされる(ステップST5)。
【0024】ここで、図3のフローチャートに示すよう
に、中央監視制御装置3によって、第1監視制御装置2
a〜第n監視制御装置2nに対する制御データが作成さ
れるとともに(ステップST15)、通信回線網4が制
御され、この通信回線網4から第1監視制御装置2aに
呼び出し信号が供給され、この第1監視制御装置2aか
ら応答信号が送信されると(ステップST16〜ST1
8)、図2のフローチャート、図3のフローチャートに
示すように、これら中央監視制御装置3と、第1監視制
御装置2aとの間で、通信回線が確立され(ステップS
T6、ST19)、この第1監視制御装置2aのハード
ディスク機構5に第2監視制御装置2b〜第n監視制御
装置2b〜2nの制御データ、監視データを記憶してい
ることを示すフラグが立てられているか否かがチェック
される(ステップST20)。
【0025】そして、第1監視制御装置2aのハードデ
ィスク機構5にフラグが立てられていなければ、図4に
示すように、中央監視制御装置3→通信回線網4→第1
監視制御装置2aなる経路で、中央監視制御装置3から
出力された制御データが第1監視制御装置2aに供給さ
れて、この第1監視制御装置2aに設けられたハードデ
ィスク機構5に記憶されていた制御データが更新される
とともに(ステップST7、ST23)、第1監視制御
装置2a→通信回線網4→中央監視制御装置3なる経路
で、第1監視制御装置2aのハードディスク機構5に記
憶されていた監視データが中央監視制御装置3に供給さ
れる(ステップST8、ST24)。
【0026】以下、中央監視制御装置3によって、通信
回線網4が制御され、この通信回線網4から第2監視制
御装置2b〜第n監視制御装置2nに呼び出し信号が順
次、供給される毎に、これら第2監視制御装置2b〜第
n監視制御装置2nによって、中央監視制御装置3に対
する通信回線が各々確立され、中央監視制御装置3→通
信回線網4→第2監視制御装置2b〜第n監視制御装置
2nなる経路で、中央監視制御装置3から出力された制
御データが第2監視制御装置2b〜第n監視制御装置2
nに供給されて、この第2監視制御装置2b〜第n監視
制御装置2nに設けられたハードディスク機構5に記憶
されていた制御データが各々更新されるとともに、第2
監視制御装置2b〜第n監視制御装置2n→通信回線網
4→中央監視制御装置3なる経路で、第2監視制御装置
2b〜第n監視制御装置2nのハードディスク機構5に
記憶されていた監視データが中央監視制御装置3に各々
供給されて、処理され、表示器10に処理結果が表示さ
れる(ステップST4〜ST8、ST16〜ST20、
ST23〜ST25、ST26)。
【0027】また、上述した通信処理の途中で、通信回
線網4にトラブルが発生し、第1監視制御装置2a〜第
n監視制御装置2nのいずれか、例えば図5に示すよう
に、第1監視制御装置2aと、中央監視制御装置3との
間で、制御データ、監視データの送受信ができなくなる
と(ステップST4)、第1監視制御装置2aによっ
て、通信回線網4が制御されて、第2監視制御装置2b
〜第n監視制御装置2nが順次、呼び出され、これら第
2監視制御装置2b〜第n監視制御装置2nに対する通
信回線を確立できるか否かがチェックされる(ステップ
ST9)。
【0028】そして、これら第2監視制御装置2b〜第
n監視制御装置2nのいずれか、例えば第2監視制御装
置2bから応答があると、図6に示すように、第1監視
制御装置2aと、第2監視制御装置2bとの間で、通信
回線が確立された後、この第2監視制御装置2bのハー
ドディスク機構5に、第1監視制御装置2aのバックア
ップ機能を行わせるフラグが立てられるともに(ステッ
プST10)、第2監視制御装置2bのハードディスク
機構5に、第1監視制御装置2a用の制御データが格納
されているか否かがチェックされる。第2監視制御装置
2bのハードディスク機構5に第1監視制御装置2a用
の制御データが格納されていれば、第2監視制御装置2
b→通信回線網4→第1監視制御装置2aなる経路で、
第2監視制御装置2bのハードディスク機構5に記憶さ
れている第1監視制御装置2a用の制御データが第1監
視制御装置2aのハードディスク機構5に転送されて記
憶される(ステップST11)。
【0029】この後、第1監視制御装置2a→通信回線
網4→第2監視制御装置2bなる経路で、第1監視制御
装置2aのハードディスク機構5に記憶されている監視
データが第2監視制御装置2bのハードディスク機構5
に転送されて、記憶される(ステップST12)。
【0030】そして、通信回線網4を介して、中央監視
制御装置3から第1監視制御装置2aのバックアップを
行っている監視制御装置、例えば第2監視制御装置2b
に呼び出し信号が供給されて、この第2監視制御装置2
bと、中央監視制御装置3との間で、通信回線が確立さ
れ(ステップST15〜ST19)、第2監視制御装置
2b→通信回線網4→中央監視制御装置3なる経路で、
第2監視制御装置2bのハードディスク機構5に記憶さ
れていたフラグが中央監視制御装置3に供給されたと
き、中央監視制御装置3によって、第2監視制御装置2
bが第1監視制御装置2aのバックアップ処理を行って
いると判定される(ステップST20)。
【0031】次いで、この判定結果に基づき、図7に示
すように、中央監視制御装置3→通信回線網4→第2監
視制御装置2bなる経路で、中央監視制御装置3から出
力された第1監視制御装置2a用の制御データ、第2監
視制御装置2b用の制御データが第2監視制御装置2b
に供給されて、この第2監視制御装置2bに設けられた
ハードディスク機構5に記憶されていた第2監視制御装
置2a用の制御データが更新されるとともに、第1監視
制御装置2a用の制御データが新たに記憶された後、第
2監視制御装置2b→通信回線網4→中央監視制御装置
3なる経路で、第2監視制御装置2bのハードディスク
機構5に記憶されていた第1監視制御装置2aの監視デ
ータ、第2監視制御装置2bの監視データが中央監視制
御装置3に供給されて処理される(ステップST21〜
ST24)。
【0032】このように、この実施の形態においては、
通信回線網4などにトラブルが発生して、第1監視制御
装置2a〜第n監視制御装置2nのいずれかと、中央監
視制御装置3との間で、制御データ、監視データの送受
信を行うことができなくなったとき、第1監視制御装置
2a〜第n監視制御装置2nのうち、中央監視制御装置
3と正常に通信を行うことができる監視制御装置が選択
されて、中央監視制御装置3と正常に通信を行うことが
できなくなった監視制御装置のバックアップ処理を行わ
せるようにしているので、通信回線網4のトラブルなど
によって、中央監視制御装置3と、第1監視制御装置2
a〜第n監視制御装置2nのいずれかとの間が通信不能
となったときでも、通信可能な監視制御装置によって、
中央監視制御装置3と通信不能になった監視制御装置
と、中央監視制御装置3との間の通信を継続させること
ができ、これによってシステムの信頼性を飛躍的に向上
させることができる。
【0033】また、この実施の形態では、第1監視制御
装置2a〜第n監視制御装置2nのいずれかと、中央監
視制御装置3との間で、通信を行うことができなくなっ
ても、中央監視制御装置3と通信を行うことができる他
の監視制御装置に設けられたハードディスク機構5をバ
ッファにして、中央監視制御装置3と通信不能になった
監視制御装置と、中央監視制御装置3との間の通信を継
続させるようにしているので、バックアップ回線などの
特別な回線、バックアップ装置などの特別な装置を使用
することなく、中央監視制御装置3と通信を行えなくな
った監視制御装置のバックアップを行わせることがで
き、これによってハードウェアのコスト上昇を低く抑え
ながら、システムの信頼性を飛躍的に向上させることが
できる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、請
求項1の監視制御システムでは、通信回線網のトラブル
などによって、中央監視制御装置と、第1監視制御装置
〜第n監視制御装置のいずれかとの間が通信不能となっ
たときでも、中央監視制御装置によって、第1監視制御
装置〜第n監視制御装置の全てに対し、制御データ、監
視データの送受信を行わせることができ、これによって
システムの信頼性を飛躍的に向上させることができる。
【0035】請求項2の監視制御システムでは、通信回
線網のトラブルなどによって、中央監視制御装置と、第
1監視制御装置〜第n監視制御装置のいずれかとの間が
通信不能となったときでも、通信可能な監視制御装置の
記憶装置をバッファにして、中央監視制御装置と通信不
能になった監視制御装置と、中央監視制御装置との間の
通信を継続させることができ、これによってハードウェ
アのコスト上昇を低く抑えながら、システムの信頼性を
飛躍的に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による監視制御システムの実施形態を示
すブロック図である。
【図2】図1に示す第1監視制御装置〜第n監視制御装
置の動作例を示すフローチャートである。
【図3】図1に示す中央監視制御装置の動作例を示すフ
ローチャートである。
【図4】図1に示す監視制御システムの制御データ、監
視データの送受信動作例を模式的に示す説明図である。
【図5】図1に示す監視制御システムの通信不能例を模
式的に示す説明図である。
【図6】図1に示す第2監視制御装置による第1監視制
御装置のバックアップ処理例を模式的に示す説明図であ
る。
【図7】図1に示す第2監視制御装置による第1監視制
御装置のバックアップ処理例を模式的に示す説明図であ
る。
【図8】従来から知られている監視制御システムの一例
を示すブロック図である。
【符号の説明】
1:監視制御システム 2a〜2n:第1監視制御装置〜第n監視制御装置(子
局) 3:中央監視制御装置(親局) 4:通信回線網 5:ハードディスク機構(記憶機構) 6:子局入出力機構 7:監視制御機構 8:入力機構 9:中央処理機構 10:表示器 11:プリンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 12/40 H04Q 9/00 301Z 5K032 H04M 11/00 301 311M 5K048 H04Q 9/00 301 G05B 19/05 D 5K101 311 H04L 11/00 321 9A001 Fターム(参考) 5B034 CC05 5B042 GA12 GA39 GB06 GC20 JJ05 MA09 5B089 GB02 HA01 JA35 JB14 KA12 KB04 MB04 ME09 5H209 AA01 CC07 DD11 GG05 HH13 5H220 AA01 BB09 CC09 HH01 HH03 JJ12 KK03 5K032 AA06 BA08 DA01 DB28 EA07 5K048 AA07 BA30 CA03 DA02 DC07 EB02 EB10 GA10 GA14 GB05 HA02 5K101 KK11 KK13 LL01 NN22 RR17 RR22 9A001 CC03 KZ55 LL09

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現場毎ににそれぞれ設けられた子局と、
    中央監視室に配置された親局とを通信回線網によって接
    続し、親局から出力される制御データを各子局に供給
    し、各現場に設けられた各機器のリモート制御を行わせ
    るとともに、各子局で収集された監視データを親局に供
    給させて、各現場に設けられた各機器のリモート監視を
    行わせる監視制御システムにおいて、 各子局のいずれかと、親局との間が通信不能になったと
    き、残っている子局のうち、親局と正常に通信可能な子
    局によって、通信不能となった子局と親局との間の通信
    をバックアップするバックアップ手段、 を設けたことを特徴とする監視制御システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の監視制御システムにお
    いて、 各子局のいずれかと、親局との間が通信不能になったと
    き、残っている子局のうち、親局と通信可能な子局の記
    憶機構によって、通信不能になった子局と親局との間で
    送受信される予定の制御データ、監視データをバッファ
    リングさせて、通信不能になった子局と親局との間の通
    信を実質的に継続させる手段、 を設けたことを特徴とする監視制御システム。
JP2000066731A 2000-03-10 2000-03-10 監視制御システム Pending JP2001255901A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004312518A (ja) * 2003-04-09 2004-11-04 Toshiba Corp データ収集システム
CN102608458A (zh) * 2012-03-13 2012-07-25 兰州海红通信设备有限责任公司 一种通信基站用交流配电防雷箱智能监测系统
JP2013161216A (ja) * 2012-02-03 2013-08-19 Hitachi Ltd プラント監視制御装置及びプラント監視制御方法
JP2018128882A (ja) * 2017-02-09 2018-08-16 三菱電機株式会社 遠方監視制御システム及び遠方監視制御方法

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