JPH06214601A - 設備制御装置のバックアップ装置 - Google Patents

設備制御装置のバックアップ装置

Info

Publication number
JPH06214601A
JPH06214601A JP437293A JP437293A JPH06214601A JP H06214601 A JPH06214601 A JP H06214601A JP 437293 A JP437293 A JP 437293A JP 437293 A JP437293 A JP 437293A JP H06214601 A JPH06214601 A JP H06214601A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
controller
equipment
control signal
control device
control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP437293A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuo Echizenya
達夫 越前谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP437293A priority Critical patent/JPH06214601A/ja
Publication of JPH06214601A publication Critical patent/JPH06214601A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の設備制御装置のバックアップを行なう
際に、設備制御装置の数だけバックアップ用の設備制御
装置を必要としない設備制御装置のバックアップ装置を
提供することを目的とする。 【構成】 設備端末を個々に制御する設備制御装置がネ
ットワークにより中央制御装置と接続された生産システ
ムにおいて、前記中央制御装置内に、前記個々の制御装
置が発する設備端末を制御するための信号をネットワー
クを通して収集する制御信号収集手段と、該制御信号収
集手段により収集された制御信号を記憶する記憶手段
と、前記個々の制御装置が故障したときに、前記記憶手
段に記憶されている制御信号を取り出し、設備端末を故
障した制御装置に代り制御する疑似制御手段を有するこ
とを特徴とする設備制御装置のバックアップ装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ネットワークにより結
合された複数の設備制御装置の内の1台が故障した際の
設備制御装置のバックアップ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の設備制御装置のバックアップ装置
としては、例えば図3に示すようなものがある。図4に
示す生産システムは、センサ10、11およびアクチュ
エータ12がそれぞれ設備制御装置であるコントローラ
7、8、9および9Aによって制御され、各コントロー
ラは、通信インターフェース(I/F)を介してネット
ワークにより中央制御装置であるホストコンピュータ1
に接続されているものである。コントローラ9とコント
ローラ9Aは、アクチュエータ12を動作させる場合、
どちらのコントローラからの信号を出力してもアクチュ
エータ12が動作するようにOR回路13を介してアク
チュエータ12に信号を送るような構成となっている。
【0003】アクチュエータ12の動作は、コントロー
ラ7に接続されているセンサ10からの信号と、コント
ローラ8に接続されているセンサ11の信号の両方がO
Nになった場合に、それぞれ通信I/F4、5を介して
ネットワーク3を通してコントローラ9およびコントロ
ーラ9Aに伝えられ、コントローラ9およびコントロー
ラ9Aからアクチュエータ12に動作信号が送られるこ
とによりアクチュエータ12が動作する。コントローラ
9およびコントローラ9Aの信号は、上記のようにOR
回路13を通してアクチュエータ12に送られるためコ
ントローラ9またはコントローラ9Aのどちらか一方が
故障してもアクチュエータ12は正常に動作することが
できる。すなわち、コントローラ9とコントローラ9A
はその内部処理を同じにしておけば、互いにバックアッ
プ機として働くことになる。
【0004】しかしながら、このような従来のコントロ
ーラのバックアップ方法にあっては、まったく同じ処理
をするコントローラを2台用意する構成となっていたた
め、ネットワークに結合されている多数のコントローラ
をバックアップをしようとすると、そのコントローラと
同数のバックアップ用コントローラが必要となり、非常
にコストが高くつくという問題点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、複数
の設備制御装置のバックアップを行なう際に、設備制御
装置の数だけバックアップ用の設備制御装置を必要とし
ない設備制御装置のバックアップ装置を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記諸目的は、設備端末
を個々に制御する設備制御装置がネットワークにより中
央制御装置と接続された生産システムにおいて、前記中
央制御装置内に、前記個々の制御装置が発する設備端末
を制御するための信号をネットワークを通して収集する
制御信号収集手段と、該制御信号収集手段により収集さ
れた制御信号を記憶する記憶手段と、前記個々の制御装
置が故障したときに、前記記憶手段に記憶されている制
御信号を取り出し、設備端末を故障した制御装置に代り
制御する疑似制御手段を有することを特徴とする設備制
御装置のバックアップ装置により達成される。
【0007】
【作用】本発明の設備制御装置のバックアップ装置は、
個々の設備端末を制御する設備制御装置が複数ネットワ
ークにより接続された中央制御装置内に、設備制御装置
が出力している設備制御信号をモニタし、モニタした制
御信号を記憶装置などに蓄積しておいて、設備制御装置
が故障したときには、蓄積された制御信号を取り出し
て、故障した設備制御装置の代りに、ネットワークを通
して設備端末に送ることにより設備端末を制御するもの
である。
【0008】これによって、各設備端末ごとにそれを制
御するための制御装置と同じ物を2台用意することな
く、設備制御装置のバックアップを行うことが可能とな
る。
【0009】
【実施例】以下、添付した図面を参照ながら本発明を説
明する。
【0010】図1は、本発明の設備制御装置のバックア
ップ装置を用いた生産システムの一例である。
【0011】この生産システムは、設備端末が動作する
状態かどうかを検知するセンサ10および11と、設備
端末であるアクチュエータ12と、センサ10および1
1の信号をネットワーク3に出力するためのコントロー
ラ7および8と、アクチュエータ12を制御するコント
ローラ9と、コントローラ9の制御信号およびネットワ
ーク3からの信号をアクチュエータ12に伝えるOR回
路13と、各コントローラとネットワーク3との通信を
行なう通信I/F4、5および6と、ネットワーク3に
通信I/F2によって接続されたこの生産システム全体
を制御する中央制御装置であるホストコンピュータ1よ
りなる。
【0012】このシステムにおけるアクチュエータ12
の動作は、まず、センサ10および11が、設備である
アクチュエータ12を動作させる状態にあることを検知
し、それぞれのコントローラ7および8がネットワーク
3にセンサ10および11の信号を出力する。そして、
コントローラ9がセンサ10および11からの信号をネ
ットワーク3を通して受信し、センサ10および11の
両方がONであることを判別することにより、アクチュ
エータ12への動作信号を発して、OR回路13を介し
て信号線21を通してアクチュエータ12に送られ、ア
クチュエータ12が動作するものである。また、コント
ローラ9は正常に動作していることを示す信号をネット
ワーク3内に流している。
【0013】ホストコンピュータ1内部は、図2に示す
ように、ネットワーク3中を流れる制御信号をモニタし
て取り込み、取り込んだ制御信号を記憶することにより
制御信号収集手段および制御信号を記憶する記憶手段と
して機能する制御信号記憶部15と、コントローラ9が
正常に稼働しているかどうかを監視するコントローラ監
視部16と、コントローラが故障したときに制御信号記
憶部から蓄積されている制御信号を取り出し、仮想コン
トローラを形成する仮想コントローラ形成部14と、仮
想コントローラ形成部14によって形成される疑似制御
手段である仮想コントローラ17により構成されてお
り、疑似制御手段である仮想コントローラ17はネット
ワーク3内を流れるセンサ10および11からの信号を
モニタして制御信号を発する仮想コントローラ17によ
って構成されている。
【0014】次に、設備制御装置のバックアップについ
て説明する。図3は、上述の生産システムの動作を説明
するためのフローチャート図である。まず、ホストコン
ピュータ1内のコントローラ監視部16がコントローラ
9が出力している稼働状態を示す信号を監視して(S
1)、正常稼働している場合には、コントローラ9から
制御信号を発することによりアクチュエータ12が動作
する(S3)。S1において、コントローラ9が正常に
稼働していないことが検知されたならば、ホストコンピ
ュータ1内の仮想コントローラ形成部14が制御信号記
憶部15よりコントローラ9が出力していた信号を取り
出し、アクチュエータ12に制御信号を発するための仮
想コントローラ17を形成する(S2)。形成された仮
想コントローラ17はネットワーク3に出力されている
センサ10および11の信号をモニタし、センサ10お
よび11の信号が両方ともONであることを判断したな
らば(S4)、仮想コントローラが制御信号記憶部15
より取り出した制御信号をアクチュエータ12へ出力す
る(S5)。出力された制御信号は、ネットワーク3を
通して、通信I/F6を介し、信号線22からOR回路
13に達して、アクチュエータ12を動作させる(S
6)。なお、OR回路13は、コントローラ9から信号
線21を通してくる制御信号と、仮想コントローラ17
が発したネットワーク3から信号線22を通してくる制
御信号の少なくともどちらか一方が入力された場合にア
クチュエータ12へ制御信号を送るもので、このOR回
路13によって、信号の経路にかかわりなくアクチュエ
ータ12を動作させるための制御信号がアクチュエータ
12に到達する。
【0015】ここで、仮想コントローラ17の形成につ
いて説明する。仮想コントローラ17は、コントローラ
9が故障しているときにコントローラ9に代ってアクチ
ュエータ12へアクチュエータ12の制御信号を発する
ものであるから、その処理機能としては、本実施例の場
合、コントローラ7および8がネットワーク3へ出力し
ているセンサ10および11の信号をモニタし、両方が
ONである場合に、コントローラ9が故障する前に制御
信号記憶部15より仮想コントローラ形成部14が取り
出した制御信号の内から必要な制御信号を選択して、ネ
ットワーク3に出力するものである。したがって、この
ような処理機能をあらかじめプログラムとしてホストコ
ンピュータ内に乗せておき、コントローラ9が故障した
場合に、このプログラムを実行することによってホスト
コンピュータ内に仮想コントローラ17が形成されるよ
うにする。なお、本実施例では、バックアップしている
設備制御装置はコントローラ9の一つであるが、複数の
設備制御装置の処理機能をプログラムとしてホストコン
ピュータ内に乗せておき、複数の設備制御装置の内のど
れかが故障した場合に、それに対応するプログラムを仮
想コントローラ形成部の判断によって実行することによ
り必要な仮想コントローラを形成することができるた
め、従来のようにコントローラをバックアップするため
に同じコントローラをもう1台用意する必要がなくな
る。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の設備制御
装置のバックアップ装置によれば、中央制御装置内に故
障した設備制御装置が出力する制御信号を発するための
疑似的な設備制御装置を作り出すことによって、設備制
御装置のバックアップを行なうことができるため、設備
自体を停止することなく、中央制御装置が設備制御装置
の代りをしている間に故障した設備制御装置の修理を行
うことが可能となり、また、一つの設備に対して制御装
置をそのバックアップ用に複数用意する必要もなく、シ
ステム全体としての設備コストの低減を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のバックアップ装置を用いた生産シス
テムのブロック図である。
【図2】 本発明のバックアップ装置を用いた生産シス
テムのホストコンピュータ内部のブロック図である。
【図3】 本発明のバックアップ装置を用いた生産シス
テムの動作を説明するためのフローチャート図である。
【図4】 従来のバックアップ装置を用いた生産システ
ムのブロック図である。
【符号の説明】 1…ホストコンピュータ、 2、4、
5、6…通信I/F、3…ネットワーク、
7、8、9…コントローラ、10、11…
センサ、 12…アクチュエー
タ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設備端末を個々に制御する設備制御装置
    がネットワークにより中央制御装置と接続された生産シ
    ステムにおいて、 前記中央制御装置内に、前記個々の制御装置が発する設
    備端末を制御するための信号をネットワークを通して収
    集する制御信号収集手段と、 該制御信号収集手段により収集された制御信号を記憶す
    る記憶手段と、 前記個々の制御装置が故障したときに、前記記憶手段に
    記憶されている制御信号を取り出し、設備端末を故障し
    た制御装置に代り制御する疑似制御手段を有することを
    特徴とする設備制御装置のバックアップ装置。
JP437293A 1993-01-13 1993-01-13 設備制御装置のバックアップ装置 Pending JPH06214601A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP437293A JPH06214601A (ja) 1993-01-13 1993-01-13 設備制御装置のバックアップ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP437293A JPH06214601A (ja) 1993-01-13 1993-01-13 設備制御装置のバックアップ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06214601A true JPH06214601A (ja) 1994-08-05

Family

ID=11582541

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP437293A Pending JPH06214601A (ja) 1993-01-13 1993-01-13 設備制御装置のバックアップ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06214601A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013161216A (ja) * 2012-02-03 2013-08-19 Hitachi Ltd プラント監視制御装置及びプラント監視制御方法
KR101589128B1 (ko) * 2014-09-04 2016-01-27 삼성중공업 주식회사 제어기 테스트 시스템 및 방법
KR101589125B1 (ko) * 2014-09-16 2016-02-12 삼성중공업 주식회사 제어기 유지보수 시스템 및 방법
JP2020518921A (ja) * 2017-05-01 2020-06-25 フィッシャー−ローズマウント システムズ,インコーポレイテッド オープンアーキテクチャ産業制御システム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013161216A (ja) * 2012-02-03 2013-08-19 Hitachi Ltd プラント監視制御装置及びプラント監視制御方法
KR101589128B1 (ko) * 2014-09-04 2016-01-27 삼성중공업 주식회사 제어기 테스트 시스템 및 방법
KR101589125B1 (ko) * 2014-09-16 2016-02-12 삼성중공업 주식회사 제어기 유지보수 시스템 및 방법
JP2020518921A (ja) * 2017-05-01 2020-06-25 フィッシャー−ローズマウント システムズ,インコーポレイテッド オープンアーキテクチャ産業制御システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0472169B1 (en) Plant monitoring and control system
CN101609421B (zh) 运算处理装置的多重控制系统及多重控制方法
JPH07334382A (ja) マルチコントローラシステム
JPH06214601A (ja) 設備制御装置のバックアップ装置
JP2007018026A (ja) コントローラ
JPS59112306A (ja) プロセス制御システム
JPS62150948A (ja) バス故障箇所検出方式
JPH1139002A (ja) コントローラのバックアップシステム
JPH0312322B2 (ja)
JP4348485B2 (ja) プロセス制御装置
JPH0635739A (ja) 切替制御方式
JP2564397B2 (ja) 二重化システムのデータ出力装置
JP2591472B2 (ja) プロテクション制御回路
JP2021012517A (ja) コントローラ冗長化システム及びその制御方法
JP2001256071A (ja) 冗長化システム
JP2003280701A (ja) 3重化構成制御装置
JPH03192892A (ja) 切り換え制御回路
JP2731594B2 (ja) パリティエラー検出監視システム
JPH06132963A (ja) バスライン監視方式
JPH07253802A (ja) 制御装置の二重化システム
JPS6093503A (ja) プラント監視制御情報表示装置
JP2002041104A (ja) プラント監視制御装置
JPH0588926A (ja) 監視制御系の自動切替回路
JPH08181738A (ja) 障害特定方法および障害特定装置
JPH06202889A (ja) 多重入出力回路系の故障検出装置