JP2002023906A - 座標表示装置 - Google Patents

座標表示装置

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JP2002023906A
JP2002023906A JP2000209779A JP2000209779A JP2002023906A JP 2002023906 A JP2002023906 A JP 2002023906A JP 2000209779 A JP2000209779 A JP 2000209779A JP 2000209779 A JP2000209779 A JP 2000209779A JP 2002023906 A JP2002023906 A JP 2002023906A
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display device
display unit
axis
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JP2000209779A
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English (en)
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Kenichi Morimoto
賢一 森本
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 目的数値の読み取り作業がより確実で容易で
ある座標表示装置を提供する。 【解決手段】 座標軸22と、前記座標軸における座標
を示すための表示部21とを備えてなり、前記表示部
は、移動可能に設けられ、前記表示部が移動したとき
に、その移動位置に対応する前記座標軸における前記座
標を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、座標表示装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、数値が表示されるときの形態に
は、大きく分けて以下の二つがある。一つは、デジタル
計のように、数値そのものが表示される形態である。も
う一つは、棒グラフや折れ線グラフのように、棒や連続
線の長さや場所などの図形の変形を介して数値が表示さ
れる形態である。
【0003】後者の場合、どのような形態であっても、
その形状(長さや場所)が、数値的に何を表すのか、目
盛りが打たれたスケールが側に表示される必要がある。
【0004】従来のスケールでは、変化する空間に合わ
せて目盛りが打たれていた。その際、変化が0から10
0までとすると、その間は一定の間隔で目盛りが打たれ
ていた(但し、dBなどは対数で区分する場合があ
る)。また、目盛り以外にも、変化空間に背景として点
線などの背景線(グリッド)が表示されることで、図形
の変化から容易に数値量が読み取れるように工夫されて
いた。
【0005】上記の手法によれば、以下の(1)から
(7)の問題点がある。 (1) CRTなどの限られた表示空間では、複数の信
号が表現されると、画面が目盛りだらけになってしま
い、肝心の変化図形の表示領域が狭くなる。 (2) 現在の図形の示す数値近傍以外の目盛りやグリ
ッドも表示されるので、表示が複雑になる。 (3) 目的数値がスケールの目盛りと目盛りの間にあ
る場合、図形の形状から到達・未満を判断するのが困難
である。 (4) 図形形状から数値を読み取る際に個人の誤差が
発生する。
【0006】(5) 図3に示されるように、レイアウ
ト上、全ての目盛りに数値が書き込まれることは困難で
ある。よって、目盛りと目盛りの間の数値は、ユーザが
数える必要がある。また、信号のレンジによっては、1
目盛りが切りの良い数字を示す場合ばかりとは限らず、
「1目盛りが”15”」のように計算され難い場合があ
る。
【0007】(6) 複数の数値が同時に並べられて表
示されるときに、スケールが複数必要である。この場
合、数値を示す図形を表示する領域として、大きな面積
を確保することができない。また、トレンド形式で表示
される場合には、読み取られる点が横軸方向に原点から
遠くなると、目盛りの位置から遠くなり、即座に値が読
み取られることができない。
【0008】(7) プラント制御において数値が表示
されるケースでは、多くの場合、その数値は、定格値の
近くにある。その定格値は、多くの場合、切りの悪い数
値であるため、目盛りから読み取り難い。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】画面が目盛りだらけに
なることなく、目的数値(検出値)の表示領域が大きく
確保できることが望まれる。目的数値の読み取り作業が
より確実で容易であることが望まれる。特に、トレンド
グラフについても、読み取り作業がより確実で容易であ
ることが望まれる。
【0010】本発明の目的は、上記の事情に鑑みてなさ
れたもので、画面が目盛りだらけになることなく、目的
数値(検出値)の表示領域が大きく確保できる座標表示
装置を提供することである。また、本発明の他の目的
は、目的数値の読み取り作業がより確実で容易である座
標表示装置を提供することである。本発明のさらに他の
目的は、特に、トレンドグラフについても、読み取り作
業がより確実で容易である座標表示装置を提供すること
である。
【0011】
【課題を解決するための手段】その課題を解決するため
の手段が、下記のように表現される。その表現中の請求
項対応の技術的事項には、括弧()つき、番号、記号等
が添記されている。その番号、記号等は、請求項対応の
技術的事項と実施の複数・形態のうちの少なくとも一つ
の形態の技術的事項との一致・対応関係を明白にしてい
るが、その請求項対応の技術的事項が実施の形態の技術
的事項に限定されることを示されるためのものではな
い。
【0012】本発明の座標表示装置は、座標軸(22)
と、前記座標軸(22)における座標を示すための表示
部(21)とを備えてなり、前記表示部(21)は、移
動可能に設けられ、前記表示部(21)が移動したとき
に、その移動位置に対応する前記座標軸(22)におけ
る前記座標を表示する。
【0013】本発明の座標表示装置は、座標軸(22)
と、前記座標軸(22)における座標を示すための表示
部(21)とを備えてなり、前記表示部(21)は、設
定された前記座標を入力可能に設けられ、前記座標が入
力されたときに、前記入力された座標に対応する前記座
標軸(22)における前記座標の位置に移動する。
【0014】本発明の座標表示装置において、前記表示
部(21)は、表示命令に応答して、前記座標軸(2
2)における前記表示部(21)の位置に対応する座標
を示す基準線(G)を生成する。
【0015】本発明の座標表示装置において、前記表示
部(21)は、表示命令に応答して、前記座標軸(2
2)における前記表示部(21)の位置に対応する座標
を示す基準線(G)を生成し、前記生成された基準線
(G)は、前記基準線(G)を発生させた前記表示部
(21)が移動したときに、その移動位置に対応する前
記座標軸(22)における前記座標の位置に移動する。
【0016】本発明の座標表示装置において、前記表示
部(21)は、表示命令に応答して、前記座標軸(2
2)における前記表示部(21)の位置に対応する座標
を示す基準線(G)を生成し、前記生成された基準線
(G)は、前記基準線(G)を発生させた前記表示部
(21)に前記設定された座標が入力されたときに、前
記入力された座標に対応する前記座標軸(22)におけ
る前記座標の位置に移動する。
【0017】本発明の座標表示装置において、前記座標
軸(22)は、移動可能に設けられている。
【0018】本発明の座標表示装置において、前記座標
軸(22)は、前記座標表示装置において表示される表
示対象に接するように移動し、前記表示部(21)は、
前記座標軸(22)と接する前記表示対象の前記座標軸
(22)における座標を表示する。
【0019】本発明の座標表示装置において、前記表示
部(21)は複数設けられ、前記複数の表示部(21)
のそれぞれは、表示される状態と表示されない状態のい
ずれかに設定される。
【0020】本発明の座標表示装置において、前記基準
線(G)は複数設けられ、前記複数の基準線(G)のそ
れぞれは、表示される状態と表示されない状態のいずれ
かに設定される。
【0021】本発明の座標表示方法は、座標軸(22)
を提供することと、前記座標軸(22)における座標を
示すための表示部(21)を提供することと備えてな
り、前記表示部(21)を前記座標軸(22)に沿って
移動させることと、前記表示部(21)が前記移動位置
に対応する前記座標軸(22)における前記座標を表示
することとを備えている。
【0022】本発明の座標表示方法は、座標軸(22)
を提供することと、前記座標軸(22)における座標を
示すための表示部(21)を提供することとを備えてな
り、前記表示部(21)に、設定された前記座標を入力
することと、前記表示部(21)が前記入力された座標
に対応する前記座標軸(22)における前記座標の位置
に移動することとを備えている。
【0023】本発明の記録媒体は、本発明の座標表示方
法に記載された各ステップをコンピュータに実行させる
ためのプログラムが記録されたコンピュータが読み取り
可能な記録媒体である。
【0024】今回、開発された座標表示装置では、固定
的な目盛りが表示されずに、スケール上の数値表示部分
が移動可能であるところが新規である。数値表示部分を
移動させると、その場所に応じて数値表示部分内の数値
が変化する。
【0025】また、数値部(数値表示部分の内部)がク
リックされることで、グリッドが表示される。スケール
上には、この可動数値表示部分が、複数用意されてお
り、それぞれを現在の図形の近くに配置することで、数
値監視上の目標値や、危険場所、またはある時点での値
などを読み取ることが出来る。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の座標表示装置の一実施形態が説明される。
【0027】本実施形態は、数値表示装置である。本実
施形態は、オブジェクト指向モデリング技術の適用によ
り具体的に実現される。
【0028】図1に示されるように、本実施形態の数値
表示装置は、パソコンの画面上に表示される。本実施形
態では、従来のように一定の間隔で設けられスケール上
の固定的な値を示す目盛りは、存在しない。本実施形態
では、上記目盛りの代わりとして、スケール上の数値を
示す領域(以下、数値表示領域と称される)21が設け
られる。数値表示領域21は、スケール22上を移動可
能に設けられる。数値表示領域21は、その内部に任意
の数値データが入力可能なセルとして設けられる。
【0029】数値表示領域21のセルは、ユーザがパソ
コンの画面上でマウスやキーボードを操作することによ
り、スケール22上を移動し、また、任意の数値が入力
される。その数値表示装置のプログラムがパソコン上で
起動されたとき、初期状態において、数値表示領域21
のセルは、スケール22上の原点に位置している。図1
において、スケール22はグラフの縦軸(Y軸)であ
る。スケール22上の原点は、Y座標がゼロであること
を示す最下点である。
【0030】数値表示領域21のセルの内部には、その
数値表示領域21がスケール22の上で位置する場所に
対応した、スケール22の上の数値(Y座標)が表示さ
れる。図1に示されるように、第1の数値表示領域21
aには、スケール22上の位置に対応した数値として、
1000が表示される。第2の数値表示領域21bに
は、スケール22上の位置に対応した数値として、15
50が表示される。
【0031】プログラムの起動直後には、数値表示領域
21はスケール22の上の原点に位置しているため、セ
ルの内部には、「ゼロ」が表示される(図示されず)。
数値表示領域21のセルは、マウスの左クリック動作に
より、画面上でドラッグされる。数値表示領域21がド
ラッグされた状態で、マウスが移動操作されると、数値
表示領域21はその操作に応答してスケール22上を移
動し、数値表示領域21は、その移動した位置でのY座
標を自動的に表示する。Y座標が1000の位置に配置
されていた第1の数値表示領域21aは、破線で示され
る位置Sに移動することにより、その表示内容が100
0からその移動位置Sに対応した1250に入れ替わ
る。
【0032】数値表示領域21のセルは、初期状態にお
いて、スケール22の原点に配置されるケースに代え
て、スケール22(Y軸)の中間点に配置されることが
できる。あるいは、そのスケール22に最も近い棒(棒
グラフの棒)11のY座標を示す位置に配置されること
ができる。これらの場合にも、上記と同様に、数値表示
領域21のセルがドラッグされた状態で、マウスが移動
操作されると、数値表示領域21はその操作に応答して
スケール22上を移動し、数値表示領域21はその移動
した位置でのY座標を自動的に表示する。
【0033】数値表示領域21のセル内に表示される数
値は、ユーザによるマウスまたはキーボードの操作によ
り削除されて、ユーザが任意の数値を代入することがで
きる。数値が代入されたセルは、リターン(エンター)
キーの押圧操作を契機として、そのスケール上のその数
値に対応する位置に移動する。Y座標が1000の位置
に配置されていた第1の数値表示領域21aのセル内の
数値1000が削除されて、数値1250が代入され、
リターンキーが押圧操作されると、第1の数値表示領域
21aは、破線で示される位置Sに移動する。
【0034】図2は、トレンド形式のグラフを示してい
る。図2では、横軸(X軸)に時間が示される(図示さ
れず)。図2において、スケール32はグラフの縦軸
(Y軸)である。図2では、Y座標として示される検出
値が、時間の経過とともに変化していく状態が折れ線1
2として示されている。図2では、横軸で示す時間の範
囲が長期間に亘る場合、グラフの全体が画面に収まらな
い。よって、ユーザは、グラフの全体のうち見たい時間
帯に対応する部分が画面に表示されるように、X軸方向
に画面をスクロールする。Y軸のスケール32は、従来
より、X軸の原点上に設けられているため、画面がスク
ロールされると、画面に表示されない。そのため、従来
では、Y軸スケール32が画面に表示されない状態で
も、折れ線12上の検出値のY座標がある程度分かるよ
うに、Y軸スケール32上の固定的な目盛りの位置を示
すグリッドGが画面に固定的に表示される。
【0035】本実施形態では、Y軸スケール32が、マ
ウスまたはキーボードの操作により、図2中の双方向矢
印Pに示されるように、X軸上を移動可能に構成されて
いる。その数値表示装置のプログラムがパソコン上で起
動されたとき、初期状態において、Y軸スケール32
は、X軸上の原点に位置している。X軸上の原点とは、
X座標がゼロであることを示す最左点である。Y軸スケ
ール32がドラッグされた状態で、マウスが移動操作さ
れると、Y軸スケール32はその操作に応答してX軸上
を移動する。
【0036】Y軸スケール32は、初期状態において、
X軸の原点に配置されるケースに代えて、X軸の中間点
に配置されることができる(図示されず)。あるいは、
設定された時間に対応するX座標の位置に配置されるこ
とができる(図示されず)。これらの場合にも、上記と
同様に、Y軸スケール32がドラッグされた状態で、マ
ウスが移動操作されると、Y軸スケール32はその操作
に応答してX軸上をP方向に移動する。
【0037】図2に示されるように、X軸上の任意の位
置に移動されたY軸スケール32には、Y軸スケール3
2上の数値を示す数値表示領域31が設けられる。数値
表示領域31は、Y軸スケール32上を移動可能に設け
られる。数値表示領域31は、任意の数値データが入力
可能なセルとして設けられる。
【0038】数値表示領域31のセルは、ユーザがパソ
コンの画面上でマウスやキーボードを操作することによ
り、スケール32上を移動し、また、任意の数値が入力
される。その数値表示装置のプログラムがパソコン上で
起動されたとき、初期状態において、数値表示領域31
のセルは、スケール32上の原点に位置している。スケ
ール32上の原点は、Y座標がゼロであることを示す最
下点である。
【0039】数値表示領域31のセルの内部には、その
数値表示領域31がスケール32の上で位置する場所に
対応した、スケール32の上の数値(Y座標)が表示さ
れる。図2に示されるように、第1の数値表示領域31
aには、スケール32上の位置に対応した数値として、
1000が表示される。第2の数値表示領域31bに
は、スケール32上の位置に対応した数値として、15
50が表示される。
【0040】プログラムの起動直後には、数値表示領域
31はスケール32の上の原点に位置しているため、セ
ルの内部には、「ゼロ」が表示される(図示されず)。
数値表示領域31のセルは、マウスの左クリック動作に
より、画面上でドラッグされる。数値表示領域31がド
ラッグされた状態で、マウスが移動操作されると、数値
表示領域31はその操作に応答してスケール32上を移
動し、数値表示領域31は、その移動した位置でのY座
標を自動的に表示する。Y座標が1000の位置に配置
されていた第1の数値表示領域31aは、破線で示され
る位置Sに移動することにより、その表示内容が100
0からその移動位置Sに対応した1250に入れ替わ
る。
【0041】数値表示領域31のセルは、初期状態にお
いて、スケール32の原点に配置されるケースに代え
て、スケール32(Y軸)の中間点に配置されることが
できる。あるいは、初期状態において、数値表示領域3
1のセルは、そのスケール32と折れ線12との交点に
対応するY座標を示す位置に配置されることができる。
これらの場合にも、上記と同様に、数値表示領域31の
セルがドラッグされた状態で、マウスが移動操作される
と、数値表示領域31はその操作に応答してスケール3
2上を移動し、数値表示領域31はその移動した位置で
のY座標を自動的に表示する。
【0042】数値表示領域31のセル内に表示される数
値は、ユーザによるマウスまたはキーボードの操作によ
り削除されて、ユーザが任意の数値を代入することがで
きる。数値が代入されたセルは、リターン(エンター)
キーの押圧操作を契機として、そのスケール上のその数
値に対応する位置に移動する。Y座標が1000の位置
に配置されていた第1の数値表示領域31aのセル内の
数値1000が削除されて、数値1250が代入され、
リターンキーが押圧操作されると、第1の数値表示領域
23aは、破線で示される位置Sに移動する。
【0043】数値表示領域31は、所定の数値が表示さ
れたそのセルが、マウスによりダブルクリック操作され
ることにより、その数値の位置に、そのY座標を示す直
線(横軸X軸に平行な直線)Gを発生する。その発生さ
れた直線は、基準線(グリッド)Gとして、そのグラフ
上で実際の検出値を示す折れ線12と視覚上で容易に識
別可能なように、線の種別(破線、二点鎖線など)が他
と異なったり、他と異なる色で表示される。Y座標が1
000の位置に配置された第1の数値表示領域31aが
ダブルクリックされると、Y座標1000を示すグリッ
ドGが表示される。
【0044】スケール32上には、この可動な数値表示
領域31が、複数用意されており、それぞれを所定の位
置に配置し、それらに対応したグリッドGを発生させ
る。それぞれのグリッドGにより、数値監視上の目標値
や、危険値(危険範囲)を表すことで、トレンドグラフ
が効果的に読み取られることができる。
【0045】Y座標が1000の位置に配置された第1
の数値表示領域31aについてのグリッドGaが生成さ
れた後に、その1000の位置に配置されていた第1の
数値表示領域31aが位置Sに移動すると、第1の数値
表示領域31aの表示内容が1000からその移動位置
Sに対応した1250に入れ替わるのみならず、100
0の位置に形成されたグリッドGaは、1250の位置
に移動する。
【0046】Y座標が1000の位置に配置された第1
の数値表示領域31aについてのグリッドGaが生成さ
れた後に、その1000の位置に配置されていた第1の
数値表示領域31aのセルの1000が削除されてその
代わりに1250が代入されて、リターンキーが押圧操
作されると、第1の数値表示領域23aが、破線で示さ
れる位置Sに移動するのみならず、1000の位置に形
成されたグリッドGaは、1250の位置に移動する。
【0047】図2のようなトレンド形式のグラフでは、
折れ線12以外にも複数のグラフ線(図示されず)が表
示される場合がある。この場合、折れ線12に対応した
スケール32以外に、他のグラフ線に対応したスケール
(図示されず)が表示される場合がある。これらの場
合、複数のスケールのそれぞれは、独立に、表示オン、
表示オフ(非表示)の各状態に設定されることができ
る。ユーザにとって不要なスケール(そのスケールの数
値表示領域が含まれる)が非表示に設定されることによ
り、視認性が高まる。
【0048】さらに、本実施形態は、特にトレンド形式
のグラフにおいて有効な以下の機能を有する。スケール
32がP方向に移動したときに、その移動に連れてスケ
ール32と折れ線12との交点は、折れ線12の上で移
動する。この折れ線12との交点が、スケール32上で
自動的に表示されることができる。トレンド線12とス
ケール32との交点に対応する数値(読み取り値)が、
数値表示領域31のセル(目盛り)とは別に、スケール
32のその交点位置に表示される。これにより、スケー
ル32をP方向に移動させてX軸上の所定の時刻の位置
に合わせるだけで、折れ線12に示される、その時刻の
値(Y座標)が自ずと表示される。なお、この機能は、
トレンド形式のグラフに限定されるわけではない。
【0049】上記実施形態では、数値表示領域21、3
1が設けられるスケール22、32は、それぞれY軸で
あるとして説明されたが、Y軸に限定されること無く、
X軸、Z軸などの他のものであることができる。また、
本実施形態の数値表示装置は、通常一般の折れ線・棒・
円グラフに限らず、タイミングチャート、スミスチャー
ト、極図表、地図の等高線図、天気図など、目盛りまた
は符号が付されるものであれば、全てに適用可能であ
る。さらに、目盛り・符号等の値を示す媒体手段は、数
値に限らず、文字、記号、図形、模様、色などのいかな
るものであることができる。
【0050】今回、開発された数値表示装置では、固定
的な目盛りが表示されずに、スケール上の数値表示部分
が移動可能であるところが新規である。数値表示部分を
移動させると、その場所に応じて数値表示部分内の数値
が変化する。
【0051】また、数値部(数値表示部分の内部)をク
リックすることで、グリッドが表示される。スケール上
には、この可動数値表示部分が、複数用意されており、
それぞれを現在の図形の近くに配置することで、数値監
視上の目標値や、危険場所、またはある時点での値など
を読み取ることが出来る。
【0052】
【発明の効果】本発明によれば、目的数値の読み取り作
業がより確実で容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の座標表示装置の一実施形態で
ある数値表示装置を示す正面図である。
【図2】図2は、本実施形態の変形例を示す正面図であ
る。
【図3】図3は、従来の数値表示装置を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
21 表示部 22 座標軸 G 基準線

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座標軸と、 前記座標軸における座標を示すための表示部とを備えて
    なり、 前記表示部は、移動可能に設けられ、前記表示部が移動
    したときに、その移動位置に対応する前記座標軸におけ
    る前記座標を表示する座標表示装置。
  2. 【請求項2】 座標軸と、 前記座標軸における座標を示すための表示部とを備えて
    なり、 前記表示部は、設定された前記座標を入力可能に設けら
    れ、前記座標が入力されたときに、前記入力された座標
    に対応する前記座標軸における前記座標の位置に移動す
    る座標表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の座標表示装置
    において、 前記表示部は、表示命令に応答して、前記座標軸におけ
    る前記表示部の位置に対応する座標を示す基準線を生成
    する座標表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の座標表示装置において、 前記表示部は、表示命令に応答して、前記座標軸におけ
    る前記表示部の位置に対応する座標を示す基準線を生成
    し、 前記生成された基準線は、前記基準線を発生させた前記
    表示部が移動したときに、その移動位置に対応する前記
    座標軸における前記座標の位置に移動する座標表示装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項2記載の座標表示装置において、 前記表示部は、表示命令に応答して、前記座標軸におけ
    る前記表示部の位置に対応する座標を示す基準線を生成
    し、 前記生成された基準線は、前記基準線を発生させた前記
    表示部に前記設定された座標が入力されたときに、前記
    入力された座標に対応する前記座標軸における前記座標
    の位置に移動する座標表示装置。
  6. 【請求項6】 請求項1から5のいずれか1項に記載の
    座標表示装置において、 前記座標軸は、移動可能に設けられている座標表示装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の座標表示装置において、 前記座標軸は、前記座標表示装置において表示される表
    示対象に接するように移動し、 前記表示部は、前記座標軸と接する前記表示対象の前記
    座標軸における座標を表示する座標表示装置。
  8. 【請求項8】 請求項1から7のいずれか1項に記載の
    座標表示装置において、 前記表示部は複数設けられ、 前記複数の表示部のそれぞれは、表示される状態と表示
    されない状態のいずれかに設定される座標表示装置。
  9. 【請求項9】 請求項3から5のいずれか1項に記載の
    座標表示装置において、 前記基準線は複数設けられ、 前記複数の基準線のそれぞれは、表示される状態と表示
    されない状態のいずれかに設定される座標表示装置。
  10. 【請求項10】 座標軸を提供することと、 前記座標軸における座標を示すための表示部を提供する
    ことと備えてなり、 前記表示部を前記座標軸に沿って移動させることと、 前記表示部が前記移動位置に対応する前記座標軸におけ
    る前記座標を表示することとを備えた座標表示方法。
  11. 【請求項11】 座標軸を提供することと、 前記座標軸における座標を示すための表示部を提供する
    こととを備えてなり、 前記表示部に、設定された前記座標を入力することと、 前記表示部が前記入力された座標に対応する前記座標軸
    における前記座標の位置に移動することとを備えた座標
    表示方法。
  12. 【請求項12】 請求項10または11に記載の座標表
    示方法に記載された各ステップをコンピュータに実行さ
    せるためのプログラムが記録されたコンピュータが読み
    取り可能な記録媒体。
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