JP2001202176A - 情報表示装置、情報表示プログラムが記録された記録媒体 - Google Patents

情報表示装置、情報表示プログラムが記録された記録媒体

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JP2001202176A
JP2001202176A JP2000014908A JP2000014908A JP2001202176A JP 2001202176 A JP2001202176 A JP 2001202176A JP 2000014908 A JP2000014908 A JP 2000014908A JP 2000014908 A JP2000014908 A JP 2000014908A JP 2001202176 A JP2001202176 A JP 2001202176A
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scroll
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JP2000014908A
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English (en)
Inventor
Takashi Koshiro
孝 湖城
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】大量の情報の一部を一覧表示させる際に、所望
する情報範囲を容易に指定することを可能にする。 【解決手段】全データの一部を表示して、スクロールバ
ーに対する操作に応じて画面をスクロールさせる情報表
示装置10であって、CPU20は、スクロールバーに
対する画面をスクロールさせるための操作方向とは異な
る方向への操作を検知した場合に、スクロールバーに対
する画面をスクロールさせるための操作方向への操作量
に応じた画面のスクロール量を変化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、イメージやテキス
トなどの各種の情報をスクロールしながら表示する情報
表示装置、及び情報表示プログラムが記録された記録媒
体に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、パーソナルコンピュータやPD
A(personal digital assistant)などの各種情報表示
装置においては、表示対象とするイメージやテキストな
どの各種情報を1画面中に表示できない場合には、表示
可能な一部のみを表示し、スクロールすることで任意に
表示対象範囲を変更して全体の内容を確認できるように
なっている。
【0003】図11には、イメージが表示されている画
面の一例を示している。図11に示す例は、イメージ情
報を表示するための領域に合わせて、この領域中に表示
されるイメージ情報の範囲を変更させるためのスクロー
ルバーが縦スクロール用と横スクロール用にそれぞれ設
けられている。
【0004】スクロールバーは、全体の長さが全ての表
示対象となっている情報量を表しており、スクロールバ
ーの各位置と表示対象範囲とが対応づけられたものであ
る。このスクロールバー中に設けられたドラッガーをマ
ウスやペンなどのポインティングデバイスの操作により
ドラッグ(表示位置の変更操作)すると、ドラッガーの
位置に応じた範囲の情報を表示させることができる。例
えば、図11(a)に示すように、縦スクロールバー中
のドラッガーを下方向にドラッグさせることで、図11
(b)に示すように、表示されるイメージ情報の範囲を
下方向に変更することができる。また、ドラッガーの大
きさによって全表示対象となっている情報中における現
在の表示対象となっている範囲を表している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の情報
表示装置では、1画面中に表示できない情報を表示する
ような場合、スクロールバーを設けることによって、ス
クロールバーに対する操作によって表示対象とする情報
の範囲を任意に変更することができる。
【0006】しかしながら、従来のスクロールバーで
は、表示対象とする情報の量が大量であるとスクロール
バーの全体の長さで表す情報量も大きくなる。このた
め、ドラッガーを僅かにドラッグするだけで表示対象と
する範囲が大きく変更されることになるため、所望する
情報範囲を表示させるための操作が難しくなってしま
う。
【0007】本発明は、前記のような問題に鑑みなされ
たもので、大量の情報の一部を一覧表示させる際に、所
望する情報範囲を容易に指定することが可能な情報表示
装置、情報表示プログラムが記録された記録媒体を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、全データの一
部を表示して、スクロールバーに対する操作に応じて画
面をスクロールさせる情報表示装置において、前記スク
ロールバーに対する操作であってスクロールバー上から
離れて移動する操作を検知する第1の検知手段と、前記
スクロールバーに対するスクロール方向の操作量を検知
する第2の検知手段と、前記第1の検知手段によって検
知された操作と前記第2の検知手段によって検知された
操作量に応じて、画面をスクロールさせるスクロール手
段とを具備したことを特徴とする。
【0009】また、前記第1の検知手段は、スクロール
バー上から離れて移動するときのスクロールバーからの
移動量を検知し、前記スクロール手段は、前記第1の検
知手段によって検知された操作量と前記第2の検知手段
によって検知された操作量に応じて、画面をスクロール
させることを特徴とする。
【0010】また、前記スクロール手段は、前記第1の
検知手段によって検知された移動量の増加に応じて、前
記第2の検知手段によって検知される操作量に対応する
スクロール量を変化させることを特徴とする。
【0011】また、前記第1の検知手段は、スクロール
バー上から離れて移動する移動位置を判別すると共に、
その操作位置が予め設定されている複数の領域の何れに
含まれているかを検知し、前記スクロール手段は、前記
第1の検知手段によって検知された領域が何れであるか
に応じて、前記第2の検知手段によって検知される操作
量に対応するスクロール量を変化させることを特徴とす
る。
【0012】また、前記第1の検知手段によって判別さ
れた前記移動位置を含む領域に応じて、操作に対する前
記スクロール手段によるスクロール量を視覚的に予測で
きるように表示を変化させることを特徴とする。
【0013】また、前記操作位置を表すポインタ形状を
変化させて前記スクロール手段によるスクロール量を視
覚的に予測できるようにすることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。はじめに、第1の実施形態
について説明する。図1は本発明の第1の実施形態に係
わる情報表示装置10の電子回路の構成を示すブロック
図である。情報表示装置10は、各種の記憶媒体に記録
されたプログラムを読み込み、この読み込んだプログラ
ムによって動作が制御されるコンピュータによって構成
される。
【0015】第1の実施形態における情報表示装置10
は、基本のスクロールバーに対する所定の操作によっ
て、スクロール量が異なる別のスクロールバー(サブス
クロールバー)を設け、この別のスクロールバーに対す
る操作によって画面をスクロールできるようにスクロー
ルものである。
【0016】情報表示装置10は、図1に示すように、
CPU20が入力部21、表示部22、ペン入力パッド
23、通信部24、記憶装置25、及びメモリ28と相
互に接続されている。
【0017】CPU20は、情報表示装置10の全体の
制御を司るもので、メモリ28に記憶されたプログラム
を実行することにより各種の処理を実行する。CPU2
0は、メモリ28に記憶されたスクロールバープログラ
ム26aを実行することにより、各種情報を表示する際
に表示領域(表示ウィンドウ)に付加されるスクロール
バーに対するスクロールバー処理(詳細については後述
する)を実行することができる。また、各種アプリケー
ションプログラム28bにより各種情報に対するアプリ
ケーション処理を実行できる。
【0018】入力部21は、キーボードや、マウスなど
ポインティングデバイスにより構成され、データや各種
の指示を入力するために用いられる。
【0019】表示部22は、各種情報を表示するための
もので、表示対象とする情報の全体が1表示領域中に表
示できない場合には、スクロールバーが付加された表示
領域において各種情報が表示される。
【0020】ペン入力パッド23は、ペンの操作によっ
て入力面がポインティングされることでデータや各種の
指示を入力するためもので、例えば光が透過スクロール
ように構成されて表示部22の表示画面と一体化して設
けられている。従って、表示部22において表示された
対象物(スクロールバーやドラッガーなど)を、ペンに
よって直接ポインティングすることで、この対象物を指
示するデータを入力することができる。
【0021】通信部24は、CPU20のもとでネット
ワーク(図示せず)を介した他のコンピュータとの通信
を制御する。
【0022】記憶装置25は、記憶媒体25aを有して
おり、記憶媒体25aに対するプログラム、データ等の
記録や読み出しを実行する。記憶媒体25aは磁気的、
光学的記憶媒体、もしくは半導体メモリで構成され、記
憶装置25に固定的に設けたもの、もしくは着脱自在に
装着するものである。また、記憶媒体25aに記憶され
るプログラム、データ等は、通信回線等を介して接続さ
れた他の機器から受信して記憶する構成にしても良く、
さらに、通信回線等を介して接続された他の機器側に記
憶媒体を備えた記憶装置を設け、この記憶媒体に記憶さ
れているプログラム、データを通信回線を介して使用す
る構成にしても良い。記憶装置25は、記憶媒体25a
に対して各種アプリケーションによって使用される各種
のデータ等も記録し、必要に応じて読み出してメモリ2
8に記憶させることができる。
【0023】メモリ28は、CPU20によってアクセ
スされるプログラムやデータの情報が必要に応じて記憶
されるもので、本実施形態では例えばスクロールバープ
ログラム28a、各種アプリケーションプログラム28
bの他、表示対象とする情報に関する表示全体データ2
8c、表示全体データ28cの表示全体縦横サイズ28
d、指定ウィンドウ縦スクロールバー長28e、指定ウ
ィンドウ縦スクロールバー幅28f、ドラッガーの上下
ドラッグ量28g、ドラッガーの右ドラッグ量28h、
サブスクロールバーを設定する際の上下スクロール量2
8j、倍率28k及び右移動時縮小率28mなどの各種
データが記憶される。また、メモリ28には、作業用の
データを一時的に記憶するためのワークエリアなどが必
要に応じて設けられる。
【0024】次に、第1の実施形態の情報表示装置10
において情報表示を行なう場合の動作について説明す
る。各種アプリケーションプログラム28bの実行に伴
って情報の表示が必要に場合、表示対象とする情報が表
示全体データ28cとしてメモリ28に記憶される(表
示全体縦横サイズ28dも記憶される)。CPU20
は、表示全体データ28cが表示指定された1表示領域
(指定ウィンドウ)中に全体表示できない場合、表示対
象とする表示全体データ28cの一部のみを表示させる
と共に、任意に表示範囲をユーザに指定させるためのス
クロールバー(上下スクロールバー、左右スクロールバ
ー)を設定する。また、CPU20は、設定したスクロ
ールバーについての指定ウィンドウ縦スクロールバー長
28e、指定ウィンドウ縦スクロールバー幅28fをメ
モリ28に記憶させる。CPU20は、スクロールバー
プログラム28aを実行することにより、スクロールバ
ーに対するユーザからの指示に応じてスクロールバーを
制御するためにスクロールバー処理を実行する。
【0025】ここで、図2に示すフローチャートを参照
しながらスクロールバー処理について説明する。ここで
は図3に示すような情報を表示させるための表示全体デ
ータ28cを対象として画面表示を行なう場合を例にし
て説明する。
【0026】また、図4(a)には、図3に示す表示対
象となっているデータ(イメージ情報)の一部が表示さ
れている表示画面一例を示している。図4(a)に示す
ように、情報表示用の表示領域の右側に表示対象範囲を
上下方向に変更するための上下スクロールバーが設けら
れ、表示領域の下側に表示対象範囲を左右方向に変更す
るための左右スクロールバーが設けられている。また、
上下スクロールバーの右側には、後述するサブスクロー
ルバーを設定するための領域が確保されている。以下、
上下スクロールバーを対象としたスクロールバー処理に
ついて説明する。
【0027】まず、ペン入力パッド23からの入力によ
ってペンタッチの開始が判別されると(ステップA
1)、CPU20は、ペンタッチ開始位置が上下スクロ
ールバーを設定した領域に含まれているか否かを判定す
る(ステップA2)。ペンタッチの開始位置が上下スク
ロールバーであった場合、CPU20は、ペンタッチ開
始位置がスクロールバー内に設けられたドラッガーを示
すものであるか否かを判定する(ステップA3)。
【0028】ペンタッチ開始位置がドラッガーを示すも
のでなかった場合、CPU20は、ドラッガーの位置を
変更する指示であるものとしてドラッガーをペンタッチ
位置に移動させる(ステップA4)。
【0029】一方、ペンタッチ開始位置がスクロールバ
ーのドラッガーを示す場合、CPU20は、ペンタッチ
が継続し(ステップA6)、上下スクロールバーのドラ
ッガー(上下ドラッガー)に対する操作であった場合
(ステップA6)、そのドラッガーの操作が上下方向で
あるか否かを判別する(ステップA7)。なお、ドラッ
ガーに対するペンタッチがドラッグ操作のためではない
場合には、所定の他の処理が実行されるものとする(ス
テップA6)。
【0030】ペンタッチがドラッガーに対する上下方向
へのドラッグ操作だった場合(ステップA7)、CPU
20は、メモリ28のドラッガーの上下ドラッグ量28
gを更新すると共に、ドラッグ操作(ペンタッチ位置)
が上下スクロールバーの幅を越えて右側に移動した場合
(右ドラッグ操作)に備えてサブスクロールバーを設定
するための右移動時縮小率を算出する(ステップA
8)。すなわち、ペンによる上下方向のドラッグ操作で
あってもペンタッチ開始位置から左右方向にもペンタッ
チ位置が変化するので、ペンタッチの右移動量をもとに
して右移動時縮小率を求める。
【0031】サブスクロールバーは、基本のスクロール
バー(ドラッガー)に対するドラッグ量と同じドラッグ
操作をしてもスクロール量(表示対象範囲の変更の幅)
が小さくなるようにしたもので、表示画面中では元のス
クロールバーと同じ長さであるが全体の長が基本のスク
ロールバーの一部を表したものである。右移動時縮小率
は、サブスクロールバーと基本のスクロールバーとの表
示画面中における対応関係を示すもので、サブスクロー
ルバー長を右移動時縮小率によって縮小させることで、
基本のスクロールバーにおける対応するスクロールバー
の長さを求めることができる。
【0032】ペンタッチの移動量がスクロールバー幅以
上でない場合には(右移動量<スクロールバー幅の
時)、基本のスクロールバーの範囲でのドラッグ操作で
あるので、サブスクロールバーの設定が行われないの
で、基本のスクロールバーの長さはそのままで右移動時
縮小率は「1」となる。
【0033】また、ペンタッチの移動量がスクロールバ
ー幅以上であった場合には(右移動量>=スクロールバ
ー幅の時)、基本のスクロールバーを越えて右側に移動
した右ドラッグ操作であるので、「((スクロールバー
幅)/(右移動量))/(倍率)」の演算式に基づいて
右移動時縮小率を算出する。
【0034】例えば、倍率28kがデフォルトの値とし
て「3」が予め設定され、メモリ28に記憶されている
ものとする。なお、この倍率28kは、別途モード設定
処理などによって、ユーザからの指示に応じて任意に設
定できるようにしても良い。
【0035】また、CPU20は、ドラッグ操作に応じ
た画面スクロールを実行するために上下スクロール量を
算出し(ステップA9)、上下スクロール量28jとし
てメモリ28に記憶させる。例えば、「((全体表示縦
サイズ)×(上下ドラッグ量)×(右移動時縮小率))
/(スクロールバー長さ)」の演算式に基づいて上下ス
クロール量を算出する。
【0036】CPU20は、算出された上下スクロール
量に応じて、表示全体データ28cの表示対象範囲を変
更して画面をスクロールさせる(ステップA10)。
【0037】一方、ドラッガーに対するドラッグ操作が
上下スクロールバーの幅を越えた右方向への右ドラッグ
操作だった場合(ステップA11)、CPU20は、ス
クロールバーに対する右ドラッグ量を検知する(ステッ
プA12)。CPU20は、スクロールバーに対する右
ドラッグ量に応じてサブスクロールバーを表示する(ス
テップA13)と共に、基本のスクロールバーとサブス
クロールバーとの対応線を表示する(ステップA1
4)。
【0038】ここで、CPU20は、サブスクロールバ
ーにおける表示対象範囲を表すためのサブドラッガーの
長さを算出する(ステップA15)。例えば、「(ドラ
ッガーの長さ)/(右移動時縮小率)」によってサブド
ラッガーの長さを算出する。CPU20は、ここで求め
たサブドラッガー長さに応じてサブドラッガーをサブス
クロールバー内の表示対象範囲の位置に合わせて表示さ
せる(ステップA16)。以下、ペンタッチが終了する
まで(ステップA5)、前述したようなドラッグ操作に
応じ処理を継続して行なう(ステップA6〜A16)。
【0039】例えば、初期状態において、図4(a)示
すように情報が表示画面中に表示されている時に、上下
スクロールバーのドラッガーが右方向にドラッグされ、
ペンタッチの位置がスクロールバーを越えたものとす
る。この場合、基本の上下スクロールバーの右側に、図
4(b)示すようにサブスクロールバーが設けられる。
サブスクロールバーは、基本のスクロールバーの前述し
た右移動時縮小率の範囲を全体で表しており、図4
(b)に示すように、基本のスクロールバーとサブスク
ロールバーとの長さの関係は対応線によって明示されて
いる。これにより、サブスクロールバー全体の長さが基
本のスクロールバーにおいてどの範囲の長さに対応して
いるかを容易に把握することができる。また、サブドラ
ッガーの長さは、表示対象となっている情報に対して基
本のスクロールバーのドラッガーよりも狭い範囲に対応
するために、基本のスクロールバーとの関係に応じて長
くなっている。
【0040】ここで、サブドラッガーがペンタッチされ
下方向にドラッグされると、図4(c)に示すように、
サブドラッガーの表示位置が下方向に移動されるととも
に表示される内容がスクロールされる。サブスクロール
バーは、表示内容に対して基本のスクロールバーよりも
狭い範囲に対応付けられているので、スクロールバーの
ドラッガーに対するドラッグと同じ量のドラッグをサブ
ドラッガーにしたとしてもスクロールされる表示内容の
変更の幅は小さくなる。このため所望する画像範囲を容
易に指定することができる。また、サブドラッガーがド
ラッガーよりもサイズが大きくなることから、ペンなど
のポインティングデバイスを用いたドラッグ操作を容易
に行うことができる。
【0041】なお、図4に示すサブスクロールバーだけ
ではなく、図5に示すようにしてサブスクロールバーを
設定するようにしてもよい。すなわち、図5(a)に示
すように、予めサブスクロールバー用の領域が設けられ
ていない場合に、スクロールバーのドラッガーに対して
右方向にドラッグ操作が行われたものとする。この場
合、新たにサブスクロールバー用の表示領域を設けてサ
ブスクロールバーを表示させると共に、基本のスクロー
ルバーとサブスクロールバーとの対応関係を示す対応線
を表示して対応関係を明示するようにしたものである。
【0042】さらに、図6に示すようにサブスクロール
バーに対して、さらにサブスクロールバーを設定するよ
うにしても良い。例えば、図6(a)に示すようにサブ
スクロールバーが表示されている状態で、さらにサブス
クロールバーのサブドラッガーをサブスクロールバーを
越えて右方向にドラッグされたものとする。この場合、
図6(b)に示すように、前述と同様の処理を実行する
ことで、元のサブスクロールバー右に移動したサブスク
ロールバーに再設定されると共に、そのサブスクロール
バーにサブドラッガーを設け、基本のスクロールバーと
の対応関係を示すサブスクロールバー対応線を設定す
る。こうして、サブスクロールバーを移動して再設定し
た場合、右移動時縮小率の値は小さくなるため、移動後
のスクロールバーに対応する基本のスクロールバーの範
囲(長さ)がさらに縮小され上下ドラッグのスクロール
量はより小さくなる。こうして、サブスクロールバーの
サブドラッガーをさらに右へドラッグすることによりサ
ブスクロールバーが新たに再表示され上下スクロール量
が小さくなるので、表示内容をより微妙に変化させるよ
うなスクロール操作を実行することができる。従って、
大量の情報が表示対象となっている場合にはより有効と
なる。なお、図6に示すサブスクロールバーは2通りの
例を示しているが、微小な右ドラッグに応じて細かく対
応してサブスクロールバーを表示できることは当然であ
る。
【0043】また、前述した第1の実施形態の説明で
は、右移動時縮小率を「((スクロールバー幅)/(右
移動量))/(倍率)」に基づいて算出するものとして
いるが、「(1/(右ドラッグ操作により越えたスクロ
ールバーの本数))/(倍率)」としても良い。この場
合、基本のスクロールバーを越えた場合、右移動時縮小
率は、「(1/1)/3」、すなわち(1/3)となり
(倍率28kが「3」の場合)、図6(b)に示すよう
に、サブスクロールバーを越えた場合には、「(1/
2)/3」、すなわち(1/6)となる。
【0044】また、前述した説明では、上下スクロール
バーを対象として説明しているが、左右スクロールバー
を対象とすることもできる。また、スクロールバーを設
ける位置が情報表示領域に対して何れの位置にあっても
適用することができる。さらに、情報表示領域の右側に
設けられた上下スクロールバーの場合に、右方向にドラ
ッグすることでサブスクロールバーが設けられるように
しているが、左方向にドラッグした場合にも同様にして
サブスクロールバーが設定されるようにしても良い。す
なわち、スクロールバーが情報表示領域に対して何れの
位置に設けられていても、スクロール方向とは異なる方
向にスクロールバーを越えるようにドラッグ操作を行な
うことでサブスクロールバーが設定されるようにする。
【0045】さらに、前述した説明では、ドラッグ操作
のためにペンを用いた操作を例にしているが、マウスな
どの他のポインティングデバイスを用いた場合について
も同様の操作を行なうことができる。
【0046】次に、本発明の第2の実施形態について説
明する。図7は本発明の第2の実施形態に係わる情報表
示装置30の電子回路の構成を示すブロック図である。
情報表示装置30は、各種の記憶媒体に記録されたプロ
グラムを読み込み、この読み込んだプログラムによって
動作が制御されるコンピュータによって構成される。
【0047】第2の実施形態における情報表示装置30
は、第1の実施形態と同様に基本のスクロールバーに対
する所定の操作によって、スクロール量が異なる別のス
クロールバー(サブスクロールバー)を設けると共に、
ドラッグ操作などに用いられるポインタを使用するスク
ロールバーに応じて変化させて、スクロールバーの操作
によって画面をスクロールできる変化量を視覚的に予測
できるようにするものである。
【0048】情報表示装置30は、図1に示すように、
CPU40が入力部41、表示部43、通信部44、記
憶装置45、及びメモリ48と相互に接続されている。
【0049】CPU40は、情報表示装置30の全体の
制御を司るもので、メモリ48に記憶されたプログラム
を実行することにより各種の処理を実行する。CPU4
0は、メモリ48に記憶されたスクロールバープログラ
ム28aを実行することにより、各種情報を表示する際
に表示領域(表示ウィンドウ)に付加されるスクロール
バーに対するスクロールバー処理(詳細については後述
する)を実行することができる。また、各種アプリケー
ションプログラム48bにより各種情報に対するアプリ
ケーション処理を実行できる。
【0050】入力部41は、キーボードやペン入力タブ
レットなどのポインティングデバイスにより構成され、
データや各種の指示を入力するために用いられる。
【0051】マウス入力部42は、入力部41と共にデ
ータや各種の指示を入力するためのもので、マウスの操
作による入力を制御する。
【0052】表示部43は、各種情報を表示するための
もので、表示対象とする情報の全体が1表示領域中に表
示できない場合には、スクロールバーが付加された表示
領域において各種情報が表示される。
【0053】通信部44は、CPU40のもとでネット
ワーク(図示せず)を介した他のコンピュータとの通信
を制御する。
【0054】記憶装置45は、記憶媒体25aを有して
おり、記憶媒体25aに対するプログラム、データ等の
記録や読み出しを実行する。記憶媒体25aは磁気的、
光学的記憶媒体、もしくは半導体メモリで構成され、記
憶装置45に固定的に設けたもの、もしくは着脱自在に
装着するものである。また、記憶媒体25aに記憶され
るプログラム、データ等は、通信回線等を介して接続さ
れた他の機器から受信して記憶する構成にしても良く、
さらに、通信回線等を介して接続された他の機器側に記
憶媒体を備えた記憶装置を設け、この記憶媒体に記憶さ
れているプログラム、データを通信回線を介して使用す
る構成にしても良い。記憶装置45は、記憶媒体25a
に対して各種アプリケーションによって使用される各種
のデータ等も記録し、必要に応じて読み出してメモリ4
8に記憶させることができる。
【0055】メモリ48は、CPU40によってアクセ
スされるプログラムやデータの情報が必要に応じて記憶
されるもので、本実施形態では例えばスクロールバープ
ログラム48a、各種アプリケーションプログラム48
bの他、表示対象とする情報に関する表示全体データ4
8c、表示全体データ48cの表示全体縦横サイズ48
d、指定ウィンドウ縦スクロールバー長48e、スクロ
ールバーが設定される領域の領域表示範囲48f、ドラ
ッガーの上下ドラッグ量48g、ドラッガー位置48
h、上下/左右スクロール量48j、倍率48k、右移
動時縮小率48m、及びポインタ形状48nなどの各種
データが記憶される。また、メモリ48には、作業用の
データを一時的に記憶するためのワークエリアなどが必
要に応じて設けられる。
【0056】次に、第2の実施形態の情報表示装置30
において情報表示を行なう場合の動作について説明す
る。各種アプリケーションプログラム48bの実行に伴
って情報の表示が必要に場合、表示対象とする情報が表
示全体データ48cとしてメモリ48に記憶される(表
示全体縦横サイズ48dも記憶される)。CPU40
は、表示全体データ48cが表示指定された1表示領域
(指定ウィンドウ)中に全体表示できない場合、表示対
象とする表示全体データ48cの一部のみを表示させる
と共に、任意に表示範囲をユーザに指定させるためのス
クロールバー(上下スクロールバー、左右スクロールバ
ー)とサブスクロールバーを設定するための領域を設定
する。また、CPU40は、設定したスクロールバーに
ついての指定ウィンドウ縦スクロールバー長48eと、
サブスクロールバーを設定するための領域の範囲を示す
領域表示範囲48fをメモリ48に記憶させる。CPU
40は、スクロールバープログラム48aを実行するこ
とにより、スクロールバーに対するユーザからの指示に
応じてスクロールバーを制御するためにスクロールバー
処理を実行する。
【0057】ここで、図8に示すフローチャートを参照
しながらスクロールバー処理について説明する。ここで
は図3に示すような情報を表示させるための表示全体デ
ータ48cを対象として画面表示を行なう場合を例にし
て説明する。
【0058】また、図9(a)には、図3に示す表示対
象となっているデータ(イメージ情報)の一部が表示さ
れている表示画面一例を示している。図9(a)に示す
ように、情報表示用の表示領域の右側に表示対象範囲を
上下方向に変更するための上下スクロールバーが設けら
れ、表示領域の下側に表示対象範囲を左右方向に変更す
るための左右スクロールバーが設けられている。初期状
態で設けられている上下スクロールバーは、高速スクロ
ールバーとして用いられる。この高速スクロールバーの
右側には、後述するサブスクロールバー(中速スクロー
ルバー、低速スクロールバー)を設定するための領域が
確保されている。以下、高速用、中速用、低速用の各ス
クロールバーを対象としたスクロールバー処理について
説明する。
【0059】まず、マウス入力部42からの入力によっ
てドラッグ操作の開始が判別されると(ステップB
1)、CPU40は、ドラッグ開始位置が上下スクロー
ルバーを設定した領域に含まれているか否か、領域表示
範囲48fとマウス入力部42から入力される位置情報
をもとにして判定する(ステップB2)。ドラッグの開
始位置が上下スクロールバー(高速スクロールバー)で
あった場合、CPU40は、ドラッグ開始位置がスクロ
ールバー内に設けられたドラッガーを示すものであるか
否かを判定する(ステップB3)。
【0060】ドラッグ開始位置がドラッガーを示すもの
でなかった場合、CPU40は、ドラッガーの位置を変
更する指示であるものとしてドラッガーをドラッグ位置
に移動させる(ステップB4)。
【0061】また、CPU40は、ドラッグ開始位置が
高速スクロールバーにあるため、この高速スクロールバ
ーに対応するポインタ形状をメモリ48に予め用意され
たポインタ形状48nを読み出して変更する(ステップ
B5)。ここでは、例えば高速用ポインタ形状としてジ
ェット機の形状を用いる。また、CPU40は、右移動
時縮小率48mを「1」に設定してメモリ48に記憶さ
せる(ステップB6)。
【0062】第2の実施形態においては、例えば図10
に示すような、高速用、中速用、低速用の各スクロール
バーにそれぞれ対応するポインタ形状が予め用意されて
いる。図10(a)は、高速用スクロールバー用の高速
用ポインタであり、スクロールバーに対する操作によっ
て高速にスクロールを実行できることを視覚的に予測で
きるように高速移動が可能なジェット機の形状を用いて
いる。図10(b)は、中速用スクロールバー用の中速
用ポインタであり、スクロールバーに対する操作によっ
て中速でスクロールを実行できることを視覚的に予測で
きるように、ジェット機よりも移動速度が遅いスポーツ
カーの形状用いている。図10(c)は、低速用スクロ
ールバー用の低速用ポインタであり、スクロールバーに
対する操作によって低速にスクロールを実行できること
を視覚的に予測できるように低速移動を行なう亀の形状
を用いている。このように、スクロールバーの機能に合
わせたポインタ形状を用いることでポインタの形状だけ
でスクロールバーの機能を容易に判別し操作をしやすく
する。
【0063】一方、ドラッグ開始位置がスクロールバー
のドラッガーを示す場合、CPU40は、ドラッグが継
続し(ステップB7)、上下スクロールバーのドラッガ
ー(上下ドラッガー)に対する操作であった場合(ステ
ップB8)、そのドラッガーの操作が上下方向であるか
否かを判別する(ステップB9)。なお、ドラッガーに
対する操作がドラッグ操作のためではない場合には、所
定の他の処理が実行されるものとする(ステップB
8)。
【0064】ドラッグ操作がドラッガーに対する上下方
向へのドラッグ操作だった場合(ステップB9)、CP
U40は、メモリ48のドラッガーの上下ドラッグ量4
8gを更新すると共に、ドラッグ操作に応じた画面スク
ロールを実行するために上下スクロール量を算出し(ス
テップB10)、上下/左右スクロール量48jとして
メモリ48に記憶させる。例えば、「((全体表示縦サ
イズ)×(上下ドラッグ量)×(右移動時縮小率))/
(スクロールバー長さ)」の演算式に基づいて上下スク
ロール量を算出する。
【0065】CPU40は、算出された上下スクロール
量に応じて、表示全体データ48cの表示対象範囲を変
更して画面をスクロールさせる(ステップB11)。
【0066】一方、ドラッガーに対するドラッグ操作が
右方向への右ドラッグ操作だった場合(ステップB1
2)、CPU40は、スクロールバーに対する右ドラッ
グによってポインタ位置が何れの領域にあるかを、領域
表示範囲48fとマウス入力部42から入力される位置
情報をもとにして判別する(ステップB13,B16,
B19)。
【0067】ここで、ポインタ位置が高速スクロールバ
ー用の領域1であった場合(ステップB13)、CPU
40は、高速スクロールバーに対応するジェット機のポ
インタ形状をメモリ48中のポインタ形状48nから読
み出して変更する(ステップB14)。また、CPU4
0は、右移動時縮小率48mを「1」に設定してメモリ
48に記憶させる(ステップB15)。
【0068】また、ポインタ位置が中速スクロールバー
用の領域2であった場合(ステップB16)、CPU4
0は、中速スクロールバーに対応するスポーツカーのポ
インタ形状をメモリ48中のポインタ形状48nから読
み出して変更する(ステップB17)。また、CPU4
0は、右移動時縮小率48mを「1/(倍率)」として
設定してメモリ48に記憶させる(ステップB18)。
例えば、倍率48kがデフォルトの値として「3」が予
め設定され、メモリ48に記憶されているものとする。
なお、この倍率48kは、別途モード設定処理などによ
って、ユーザからの指示に応じて任意に設定できるよう
にしても良い。
【0069】また、ポインタ位置が低速スクロールバー
用の領域3であった場合(ステップB19)、CPU4
0は、低速スクロールバーに対応する亀のポインタ形状
をメモリ48中のポインタ形状48nから読み出して変
更する(ステップB20)。また、CPU40は、右移
動時縮小率48mを「1/((倍率)×2)」に設定し
てメモリ48に記憶させる(ステップB21)。
【0070】こうして、CPU40は、スクロールバー
に対する右ドラッグ操作によってポインタ位置が何れの
領域にあるかに応じて、ドラッグ操作による変化量を視
覚的に予測できるようにポインタ形状を変更する。以
下、ドラッグ操作が終了するまで(ステップB7)、前
述したようなドラッグ操作に応じた処理を継続して行な
う(ステップB8〜B21)。
【0071】例えば、初期状態において、図9(a)に
示すように情報が表示されている時に、高速スクロール
バーのドラッガーにポインタ位置があるものとする。こ
の状態では、高速用ポインタ(図10(a))が表示さ
れ、そのドラッガーに対するドラッグ操作によって表示
内容を高速に、すなわちわずかの移動量によって広い範
囲で表示内容をスクロールできることを明示している。
【0072】また、図9(b)に示すように、高速スク
ロールバーのドラッガーが右方向にドラッグされ、ポイ
ンタ位置が高速スクロールバーを越えたものとする。こ
の場合、中速スクロールバーに対応する領域2にポイン
タ位置がある場合には、中速用ポインタ(図10
(b))が表示され、さらに中速スクロールバーに対応
する領域2を越えて右側にドラッグされ、ポインタ位置
が低速スクロールバーに対応する領域3にある場合に
は、低速用ポインタ(図10(c))が表示される。
【0073】ポインタ位置が領域3にある状態で下方向
にドラッグされると、図9(c)に示すように、低速用
ポインタの表示位置が下方向に移動されるとともに表示
される内容がスクロールされる。低速スクロールバー
は、表示内容に対して高速スクロールバーよりも狭い範
囲に対応付けられているので、高速スクロールバーのド
ラッガーに対するドラッグと同じ量のドラッグを低速ス
クロールバーにしたとしてもスクロールされる表示内容
の変更の幅は小さくなる。このため所望する画像範囲を
容易に指定することができる。
【0074】また、前述した説明では、上下スクロール
バーを対象として説明しているが、左右スクロールバー
を対象とすることもできる。また、スクロールバーを設
ける位置が情報表示領域に対して何れの位置にあっても
適用することができる。さらに、情報表示領域の右側に
設けられた上下スクロールバーの場合に、右方向にドラ
ッグすることで中速用、低速用のスクロールバーが設け
られるようにしているが、左方向にドラッグした場合に
も同様にしてスクロールバーが設定されるようにしても
良い。すなわち、スクロールバーが情報表示領域に対し
て何れの位置に設けられていても、スクロール方向とは
異なる方向にスクロールバーを越えるようにドラッグ操
作を行なうことでサブスクロールバーが設定されるよう
にする。
【0075】さらに、前述した説明では、ドラッグ操作
のためにマウスを用いた操作を例にしているが、ペンな
どを用いた他のポインティングデバイスを用いた場合に
ついても同様の操作を行なうことができる。また、高速
〜低速スクロールバー用の領域が予め設けられているよ
うに場合であれば、必ずしもポインタの形状を変化させ
る必要はない。この場合、各スクロールバーにおけるド
ラッグ操作に応じて、表示対象とする情報内容をスクロ
ールさせる。さらに、ポインタ形状を変化させることで
各スクロールバーへの操作によるスクロール量を視覚的
に予測できるようにしているが、マウスポインタとは異
なる他のシンボルや文字などの表示形態を変更すること
でユーザにスクロール量が予測できるようにしても良
い。
【0076】
【発明の効果】以上のように、本発明に係わる情報表示
装置によれば、スクロールバーに対する画面をスクロー
ルさせるための操作方向とは異なる方向への操作があっ
た場合に、画面をスクロールさせるための操作方向への
操作量に応じたスクロール量を変化させることができる
ので、大量のデータの一部を一覧表示させる際に、所望
するデータ範囲を容易に指定することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係わる情報表示装置
10の電子回路の構成を示すブロック図。
【図2】第1の実施形態におけるスクロールバー処理に
ついて説明するためのフローチャート。
【図3】表示対象とするデータの内容の一例を示す図。
【図4】第1の実施形態における表示対象となっている
データ(イメージ情報)の一部が表示されている表示画
面一例を示す図。
【図5】第1の実施形態におけるサブスクロールバーの
他の形態を示す図。
【図6】第1の実施形態におけるサブスクロールバーの
他の形態を示す図。
【図7】本発明の第2の実施形態に係わる情報表示装置
30の電子回路の構成を示すブロック図。
【図8】第2の実施形態におけるスクロールバー処理に
ついて説明するためのフローチャート。
【図9】第2の実施形態における表示対象となっている
データ(イメージ情報)の一部が表示されている表示画
面一例を示す図。
【図10】第2の実施形態において各スクロールバーに
おいて用いられるポインタ形状一例を示す図。
【図11】イメージが表示されている画面の一例を示す
図。
【符号の説明】
10,30…情報表示装置 20,40…CPU 21,41…入力部 22,43…表示部 23…ペン入力パッド 24,44…通信部 25,45…記憶装置 25a,45a…記憶媒体 28,48…メモリ 42…マウス入力部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全データの一部を表示して、スクロール
    バーに対する操作に応じて画面をスクロールさせる情報
    表示装置において、 前記スクロールバーに対する操作であってスクロールバ
    ー上から離れて移動する操作を検知する第1の検知手段
    と、 前記スクロールバーに対するスクロール方向の操作量を
    検知する第2の検知手段と、 前記第1の検知手段によって検知された操作と前記第2
    の検知手段によって検知された操作量に応じて、画面を
    スクロールさせるスクロール手段とを具備したことを特
    徴とする情報表示装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の検知手段は、スクロールバー
    上から離れて移動するときのスクロールバーからの移動
    量を検知し、 前記スクロール手段は、前記第1の検知手段によって検
    知された操作量と前記第2の検知手段によって検知され
    た操作量に応じて、画面をスクロールさせることを特徴
    とする請求項1記載の情報表示装置。
  3. 【請求項3】 前記スクロール手段は、前記第1の検知
    手段によって検知された移動量の増加に応じて、前記第
    2の検知手段によって検知される操作量に対応するスク
    ロール量を変化させることを特徴とする請求項2記載の
    情報表示装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の検知手段は、スクロールバー
    上から離れて移動する移動位置を判別すると共に、その
    操作位置が予め設定されている複数の領域の何れに含ま
    れているかを検知し、 前記スクロール手段は、前記第1の検知手段によって検
    知された領域が何れであるかに応じて、前記第2の検知
    手段によって検知される操作量に対応するスクロール量
    を変化させることを特徴とする請求項1記載の情報表示
    装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の検知手段によって判別された
    前記移動位置を含む領域に応じて、操作に対する前記ス
    クロール手段によるスクロール量を視覚的に予測できる
    ように表示を変化させることを特徴とする請求項4記載
    の情報表示装置。
  6. 【請求項6】 前記操作位置を表すポインタ形状を変化
    させて前記スクロール手段によるスクロール量を視覚的
    に予測できるようにすることを特徴とする請求項5記載
    の情報表示装置。
  7. 【請求項7】 全データの一部を表示して、スクロール
    バーに対する操作に応じて画面をスクロールさせる情報
    表示プログラムが記録された記録媒体であって、 コンピュータを、 前記スクロールバーに対する操作であってスクロールバ
    ー上から離れて移動する操作を検知する第1の検知手段
    と、 前記スクロールバーに対するスクロール方向の操作量を
    検知する第2の検知手段と、 前記第1の検知手段によって検知された操作と前記第2
    の検知手段によって検知された操作量に応じて、画面を
    スクロールさせるスクロール手段ととに機能させるため
    のコンピュータ読み取り可能な情報表示プログラムが記
    録された記録媒体。
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