JP2010287121A - 情報処理装置、プログラム、記録媒体、及び表示制御装置 - Google Patents

情報処理装置、プログラム、記録媒体、及び表示制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】マルチタッチ対応のタッチパネル上において、マルチタッチによる入力操作の応用範囲を拡張し、GUIの操作性を向上させる情報処理装置等を提供する。
【解決手段】本発明に係る情報処理装置は、マルチタッチ対応のタッチパネルを具備する表示部を備え、表示部に表示される表示部品の操作により入力された操作指示に応じて、操作指示された情報処理を行う情報処理装置であって、タッチパネルの操作により入力信号を検出する検出手段と、入力信号から操作指示の信号を判別する信号判別手段と、操作指示の単位当りの情報操作量を設定する設定値を記憶する記憶手段と、信号判別手段により判別された操作指示により、設定値に従って、当該操作指示に応じた情報処理操作を行う情報処理操作手段と、信号判別手段によりマルチタッチ操作による所定の操作指示が判別されたとき、当該操作指示に応じて設定値を変更する変更手段とを有する。
【選択図】図6

Description

本発明は、情報処理装置、プログラム、記録媒体、及び表示制御装置の分野に関する。
従来から、コンピュータへの入力ポインティングデバイスとして、マウスがよく利用されている。マウスは、コンピュータの周辺機器のうち入力装置の種類の一つで、GUI(Graphical User Interface)環境において、画面上に表示されるカーソルやポインタを操作して、コンピュータに操作情報を指示入力するための装置として利用される。
また、このようなマウス等からの入力操作に代えて、タッチパネル機能を備えたシステムが知られている。タッチパネルは、表示と入力の機能を備えており、コンピュータから受けた画像情報をディスプレイなどで表示するとともに、その画面に表示された表示物に対して、操作者が指やスタイラス(タッチペン)等によりタッチ操作することにより、タッチされた画面位置の情報を操作信号として検知する。タッチパネルによる入力操作方法によれば、画面上の表示物に対して、指等により直感的にコンピュータを操作できるので、将来、コンピュータへの入力操作については、タッチパネルによるタッチ操作が主流になってくるのではないかとの見方もある。
ここで、タッチパネルによるタッチ操作によりコンピュータを操作する場合、少なくともマウス操作と同等の程度にコンピュータを操作できる必要がある。従来からのいわゆるシングルタッチは、一点のポインティングによって操作する方式であるので、一箇所だけの操作指示に留まり、操作可能な操作の幅にも限界がある。即ち、その操作性において十分とはいえなかった。
近年、携帯電話やPDAなどのモバイル端末等において、マルチタッチという技術が採用され始めている(例えば、特許文献1参照)。モバイル端末は、タッチパネル式ディスプレイを搭載し、操作ボタンや操作キーを備えておらず、ソフトウェアキーボードをはじめ、殆どの操作をタッチパネル(マルチタッチ)によって行う。マルチタッチは、タッチパネルやタッチパッドなどの入力インターフェースにおいて、指やペンなどで触れて操作する入力操作する点はシングルタッチと同様であるが、同時に複数の箇所に接触することで複雑な操作を可能としている。マルチタッチによれば、複数の指等による操作で、シングルタッチと比べて、対象の移動や回転、ズームなど、多彩で複雑な動きの操作を直感的に入力することができる。
ところで、PC(Personal Computer)等のディスプレイ画面上のGUI(Graphical User Interface)パーツの一つとして、スクロールバーがよく知られている。主にウィンドウ(表示窓)において、ウィンドウ内で一度に収まりきらない表示物については、その一部分だけ表示され、収まりきらない部分は、スクロールバーの操作により表示される部分を順次変更(スクロール)させることで表示物全体を表示できるようになっている。スクロール操作は、一般的に、アプリケーションが表示するウィンドウ枠の側部や下部に設けられたスクロールバーを操作し、スクロールしたい方向に移動させることによって実行される。具体的には、マウス、又はタッチパネルによるタッチ操作により、スクロールバーのスクロールボックスにカーソルを合わせ押下操作したり、スクロールバーをカーソルで掴んで移動方向にドラック操作を行う。また、マウスのホイール操作等によりスクロールバーを移動させる。
このようなスクロールバーに対する操作は、比較的簡易な操作であるので、マウス又はタッチ操作の何れによっても可能であるが、画面操作において、タッチ操作(特にマルチタッチ)は、マウスに比べ、直感的な入力操作を行えるという優位点を鑑みれば、より多様なGUI上の操作に活用されることが望まれる。即ち、タッチパネルによるタッチ操作は、従来のマウス操作以上に、直感的な操作に応用されることが望まれる。
しかしながら、従来のタッチ操作(シングルタッチ及びマルチタッチ)は、上述のように、スクロールバー等、対象の移動、対象の回転やズームなどの基本的な操作が提供されるに留まっていた。これら基本的な操作は、対象の表示上の見た目を変化させる処理操作に留まっているともいえる。これからするに、タッチパネルによるタッチ操作によりコンピュータを操作する場合、直感的な入力操作方法により、より様々な内容の操作指示が実現されるべきである。
本発明では上記のような問題に鑑みて、マルチタッチ対応のタッチパネル上において、マルチタッチによる入力操作の応用範囲を拡張し、GUIの操作性を向上させる情報処理装置、プログラム、記録媒体、及び表示制御装置を提供することを目的とする。より具体的には、スクロールバー、スピンボックス、タイムライン等をマルチタッチの操作対象として、マルチタッチを利用した直感的な操作内容の指示方法を本発明により提案する。
そこで上記課題を解決するため、本発明に係る情報処理装置は、マルチタッチ対応のタッチパネルを具備する表示部を備え、前記表示部に表示される表示部品の操作により入力された操作指示に応じて、操作指示された情報処理を行う情報処理装置であって、前記タッチパネルの操作により入力信号を検出する検出手段と、前記入力信号から操作指示の信号を判別する信号判別手段と、操作指示の単位当りの情報操作量を設定する設定値を記憶する記憶手段と、前記信号判別手段により判別された操作指示により、前記設定値に従って、当該操作指示に応じた情報処理操作を行う情報処理操作手段と、前記信号判別手段によりマルチタッチ操作による所定の操作指示が判別されたとき、当該操作指示に応じて前記設定値を変更する変更手段とを有することを特徴とする。
また上記課題を解決するため、前記情報処理装置において、前記変更手段により前記所定の操作指示に応じて変更される前記設定値は、前記入力信号と対応付けて設定することが可能であることを特徴とする。
また上記課題を解決するため、前記情報処理装置において、前記表示部品としてのスクロールバーの操作により入力された操作指示に応じて、画面スクロール処理を行う情報処理装置であって、前記記憶手段は、操作指示の単位当りの画面スクロール操作量を設定する設定値を記憶し、前記変更手段は、前記信号判別手段によりマルチタッチ操作からの前記スクロールバー上又は近傍の操作により所定の操作指示が判別されたとき、前記画面スクロール操作量を設定する設定値を変更することを特徴とする。
また上記課題を解決するため、前記情報処理装置において、前記表示部品としてのスピンボックスの値を変更するための選択ボタンの操作により入力された操作指示に応じて、スピンボックス内の値の変更処理を行う情報処理装置であって、前記記憶手段は、操作指示の単位当りの前記値の変更操作量を設定する設定値を記憶し、前記変更手段は、前記信号判別手段によりマルチタッチ操作からの前記選択ボタン上又は近傍の操作により所定の操作指示が判別されたとき、前記値の変更操作量を設定する設定値を変更することを特徴とする。
また上記課題を解決するため、前記情報処理装置において、前記表示部品としてのタイムラインの操作により入力された操作指示に応じて、再生速度の変更処理を行う情報処理装置であって、前記記憶手段は、操作指示の単位当りの前記再生操作量を設定する設定値を記憶し、前記変更手段は、前記信号判別手段によりマルチタッチ操作からの前記タイムライン上又は近傍の操作により所定の操作指示が判別されたとき、前記再生操作量を設定する設定値を変更することを特徴とする。
なお、本発明の構成要素、表現または構成要素の任意の組合せを、方法、装置、システム、コンピュータプログラム、記録媒体、などに適用したものも本発明の態様として有効である。
本発明によれば、マルチタッチ対応のタッチパネル上において、マルチタッチによる入力操作の応用範囲を拡張し、GUIの操作性を向上させる情報処理装置、プログラム、記録媒体、及び表示制御装置を提供することができる。
本発明に係る情報処理装置1の一実施形態の主要構成を示すハードウェア構成図である。 本発明に係る情報処理装置1の一実施形態の主要機能構成を示す機能ブロック図である。 スクロールバー付きウィンドウ画面の一例である。 タッチ操作例を示す図である。 タッチ操作例を示す図である。 タッチ操作例を示す図である。 タッチ操作例を示す図である。 操作者の指の幅を登録する画面例を示す図である。 スピンボックス及びタッチ操作例を示す図である。 タッチ操作例を示す図である。 ムービープレーヤ及びタッチ操作例を示す図である。 マルチタッチ操作により所定の操作指示がなされた場合の処理動作を説明するフローチャートである。 距離テーブルの一例を示す図である。 操作指示の単位当りの情報操作量を設定する設定値の一例を示す図である。
本発明を実施するための形態を各実施形態において図面を用いて説明する。なお、本発明を説明するにあたって、一実施形態である情報処理装置に本発明を適用した例を以下に示す。
[構成]
図1は、本発明に係る情報処理装置1の一実施形態の主要構成を示すハードウェア構成図である。情報処理装置1のハードウェア構成について簡単に説明しておく。情報処理装置1は、例えば、一般的なPC、PDA(Personal Digital Assistants)、携帯電話、携帯ゲーム装置、自動券売機、銀行ATM、複写機等の情報処理機器から構成され、主要な構成として、CPU101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103、補助記憶装置104、記憶媒体読取装置105、入力装置106、表示装置107、及び通信装置108を含む構成である。
CPU101は、マイクロプロセッサ及びその周辺回路から構成され、情報処理装置1全体を制御する回路である。また、ROM102は、CPU101で実行される所定の制御プログラム(ソフトウェア部品)を格納するメモリであり、RAM103は、CPU101がROM102に格納された所定の制御プログラム(ソフトウェア部品)を実行して各種の制御を行うときの作業エリア(ワーク領域)として使用するメモリである。
補助記憶装置104は、汎用のOS(Operating System)、各種情報を格納する装置であり、不揮発性の記憶装置であるHDD(Hard Disk Drive)などが用いられる。なお、上記各種情報は、補助記憶装置104以外にも、CD−ROM(Compact Disk - ROM)やDVD(Digital Versatile Disk)などの記憶媒体やその他のメディアを記憶されてもよく、これらの記憶媒体に格納された各種情報は、記憶媒体読取装置105などのドライブ装置を介して読み取ることが可能である。
入力装置106は、各種入力操作を行うための装置である。入力装置106は、マウス、キーボードなどを含み、表示装置107は、いわゆるディスプレイで例えばLCD(Liquid Crystal Display)、CRT(Cathode Ray Tube)などから構成されてもよいが、特に本発明に係る情報処理装置1においては、入力装置106と表示装置107は、タッチパネル式ディスプレイとして構成されるので、表示装置107は入力装置の信号入力面と重なって設けられている。
タッチパネルには、一般的に、上下2枚の抵抗膜がスペーサを介して重ね合わされている(抵抗膜方式)。これらの抵抗膜は、それぞれ電極と一体となっているため、上部の抵抗膜は上部電極となり、下部の抵抗膜は下部電極となる。ユーザが、指やスタイラス等によりタッチパネルにタッチすると、上部電極と下部電極とが接触し、それにより入力操作がON状態であると判断される。また、上部電極は入力点のX軸の位置を検出し、下部電極は入力点のY座標の位置を検出し、この2つのデータから入力点の座標が認識される。このように、上部電極及び下部電極は、それぞれ入力点の電圧(アナログ)を検出し、この電圧をAD変換してデジタル値とし、それぞれ入力点のX軸座標値及びY軸座標値が認識される。そしてシングルタッチの場合、この一の入力点の座標値から、その座標位置に対応した表示装置107上に表示された表示部品等に割り当てられている所定の入力操作が認識される。またマルチタッチの場合、連続的に複数の入力点の座標値が認識されるので、同様に、それら座標位置に対応した表示装置107上(又は近傍)に表示された表示部品(例えば後述のスクロールバー、スピンボックス、タイムライン)等に割り当てられている所定の入力操作が認識される。
次に、通信装置108は、ネットワークを介して他の通信装置との通信を行う装置である。有線ネットワークや無線ネットワークなど含む各種ネットワーク形態に応じた通信をサポートする。
図2は、本発明に係る情報処理装置1の一実施形態の主要機能構成を示す機能ブロック図である。情報処理装置1は、主な機能部として、検出部201、信号判別部202、記憶部203、情報処理操作部204、表示制御部205、及び変更部205を含む構成である。各機能部の機能動作については再度詳細に説明を行うので、ここでは簡単に説明する。
検出部201は、タッチパネルの操作により入力信号を検出する機能を有している。具体的に、ユーザが、指やスタイラス等により上述のタッチパネルにタッチすると、上部電極と下部電極とが接触し、検出部201は、それにより入力操作がON状態であると検出する。また、上部電極は入力点のX軸の位置を検出し、下部電極は入力点のY座標の位置を検出する。つまり、上部電極及び下部電極は、それぞれ入力点の電圧(アナログ)を検出し、この電圧をAD変換してデジタル値とし、それぞれ入力点のX軸座標値及びY軸座標値が検出される。
信号判別部202は、検出部201により検出された入力信号から操作指示の信号を判別する機能を有している。具体的に、信号判別部202は、検出部201により検出されたX軸座標値及びY軸座標値から、操作指示を判別する。そして信号判別部202は、シングルタッチの場合、一の入力点の座標値が検出されており、その座標位置に対応した表示装置107上に表示された表示部品等に割り当てられている所定の操作指示を判別(認識)する。またマルチタッチの場合、連続的に(一定時間内に)、複数の入力点の座標値が検出されており、それら座標位置に対応した表示装置107上(又は近傍)に表示された表示部品(例えばスクロールバー等)等に割り当てられている所定の操作指示を判別(認識)する。なお、検出された入力点の座標値及び対応する表示部品によって、予め対応する操作指示は規定されている。
記憶部206は、操作指示の単位当りの情報操作量(情報処理量)を設定する設定値を記憶する機能を有している。例えば、スクロールバーに対するスクロール操作指示の場合、設定値は、一操作によってウィンドウ内の画像がスクロールするスクロール操作量(スクロール量)である。詳細は後述する。
情報処理操作部204は、信号判別部202により判別された操作指示により、記憶部206に記憶された設定値に従って、当該操作指示に応じた情報処理操作を行う機能を有している。上述したように、検出された入力点の座標値及び対応する表示部品によって、予め対応する操作指示は規定されているので、情報処理操作部204は、信号判別部202により判別された操作指示に応じた情報処理操作を行う。例えば、表示部品であるスクロールバー上の入力点の座標値が検出されている場合、ウィンドウ内の画像をスクロールして画像の非表示領域を表示させるという内容の操作指示が判別され、情報処理操作部204は、当該指示内容を実現する為の情報処理操作を行う。
表示制御部204は、表示装置107に表示される画像情報の表示を制御する機能を有している。例えば、上述のように、情報処理操作部204によりウィンドウ内の画像をスクロールして画像の非表示領域を表示させる情報処理操作の結果を表示装置107に表示する。この場合、表示制御部204は、当該非表示領域が表示されるよう制御を行う。
変更部206は、信号判別部202によりマルチタッチ操作による所定の操作指示が判別されたとき、当該操作指示に応じて記憶部206に記憶された上述の設定値を変更する機能を有している。例えば、スクロールバーに対するスクロール操作指示の場合、一操作によってウィンドウ内の画像がスクロールするスクロール操作量を変更できる。スクロール操作量が変更されると、情報処理操作部204は、一操作によって、変更前と比べ例えば2倍の移動量分、画像がスクロールするよう処理を行う。詳細は後述する。
上記説明したこれらの機能は、実際にはCPU101が実行するプログラムによりコンピュータ(情報処理装置1)に実現させるものである。
[実施形態1]
本発明の実施形態に係る情報処理装置1の動作について具体的に説明を行う。本実施形態においては、タッチパネルを介して、画面上の表示部品としてのスクロールバーが操作された場合の動作について説明する。図3は、スクロールバー付きウィンドウ画面の一例である。図に示されるように、タッチパネル式ディスプレイ上に、ウィンドウ画面が表示され、ウィンドウ内には画像情報が表示されている。スクロールバーは、単一のウィンドウ内で収まりきらない情報の部分領域だけ表示し、必要に応じて表示領域を移動する為のGUIパーツをいう。一般的には、水平方向、垂直方向の二種類のスクロールバーがよく利用され、それぞれ水平スクロールバー、垂直スクロールバーと呼ばれる。
(タッチ操作1)
ここで、人差指によりスクロールバー上を1回タッチ操作すると、画像情報がスクロールし、それまで表示されていなかった非表示領域が表示されるようになる(図4)。ここでいうタッチ操作はシングルタッチである。また更に、人差指によりスクロールバー上を1回タッチ操作すると、画像情報が更にスクロールし、更なる非表示領域が表示されるようになる(図5)。ユーザはスクロールバー上を繰り返しタッチ操作することで、画面をコマ送りするように画像情報の全体を表示させることができる。なお、1回タッチ操作当りのスクロール操作量(スクロール量)は、予め標準的な値(標準値)が設定されている。標準値は、xピクセルというように絶対値で定義されてもよいし、ウィンドウ画面全体に対してy%というように相対値で定義されてもよい。
(タッチ操作2)
今度は人差し指と親指(勿論他の2本の指でもよい)を使用して、2本の指を上下(垂直)方向に開くようにし、スクロールバー上又はその近傍のタッチ操作を行う(図6)。ここでいうタッチ操作はマルチタッチである。2本の指を上下方向に開くに伴い、吹き出し(注釈)が表示される。吹き出しには、倍率が表示され、2本の指を上下方向に開くに伴いその値は増加し、逆に2本の指を閉じるに伴いその値は減少する。2本の指をタッチパネルから離すと、その時点で表示されている倍率に決定される。倍率は、スクロールバー上の1回タッチ操作当たりのスクロール操作量である上述の標準値に対して、スクロール操作量をその何倍に設定するかを示す。つまり、上述のように、2本の指を上下方向に開くようにしてタッチ操作を行うと、スクロール操作量を設定変更することができる。
例えば、倍率「×2」と表示された時点で、2本の指をタッチパネルから離すとすると、倍率は2倍に決定される。このとき、メモリに記憶されている上述の標準値はその2倍の値に書き換えられる。その後再び、人差指によりスクロールバー上を1回タッチ操作すると、画像情報がスクロールするが、そのスクロール操作量は、スクロール操作量が変更される前に比べ、2倍の量がスクロールされる(図7)。図4から図5にスクロールするには、2回のタッチ操作が必要とされるところ、スクロール操作量が変更(×2)されると、1回のタッチ操作でスクロールすることができるようになる。
なお、逆に2本の指を閉じるようにしてタッチ操作を行うと、吹き出しの倍率表示が下限値まで減少していく。例えば、一旦倍率を上げた状態から、再び倍率を下げたい場合等に行われる。
このように、本実施形態の情報処理装置1において、タッチパネルによる操作指示を行う場合、単なる表示部品の移動や操作といった基本的な操作指示(タッチ操作1)のみならず、直感的な入力操作により移動や操作に係る内部的な設定値まで変更できるようにした(タッチ操作2)。スクロール操作量自体をマルチタッチにより容易に且つ直感的に変更できるので、好みに応じてスクロール操作量を変更してからスクロール操作を行えば、ウィンドウ内の画像情報をより迅速に閲覧できる。多くのスクロール操作が必要とされるような場合、繰り返しのスクロール操作を行うのは煩わしく、当該変更操作を行うことができれば便利である。
ところで、操作者の指の幅は個々に異なる。上述の2本の指を上下方向に開く(又は閉じる)マルチタッチ操作につれて、吹き出しに表示される倍率は増減するが、操作者の指の幅に応じて最適な倍率の増減幅を設定することで、当該変更操作のより操作性を向上できる。図8は、操作者の指の幅を登録する画面例を示す。登録画面801において、操作者は自身の2本の指をメーター上に沿って左右方向に最大限開くようにしてマルチタッチ操作を行うことで、当該操作者の指の幅が検出される。次に登録画面802において、検出された指の幅に対応するように、倍率値が示される。例えば、最大限2本の指を開いた場合、その指の幅に対応するように設定される倍率は「×3」となる。操作者は、自身の好みや指の幅に応じて「倍率変更」を行うことができる。また、「アプリケーションを指定して登録」することも可能である。あるアプリケーションで大幅に倍率を変えたいが、別のアプリケーションでは倍率の刻みを小さくしたいといったような場合有効である。
[実施形態2]
本実施形態においては、タッチパネルを介して、画面上の表示部品としてのスピンボックスが操作された場合の動作について説明する。図9は、スピンボックス及びタッチ操作例を示す図である。スピンボックスは、アプリケーション等において、具体的な数値を設定する場合によく利用される。例えば、日付や時間、印刷枚数などの数値を入力するときに利用される。スピンボックス内の数値を直接数字で入力するか、側面の上下ボタン(選択ボタン)をクリックすることにより数値を増減させる。
(タッチ操作1)
ここで、人差指により側面に設けられた上下ボタンを1回タッチ操作すると、通常、スピンボックス内の数値が1ずつ変更(増減)されるようになっている。ここでいうタッチ操作はシングルタッチである。従って、例えばプリンタに出力する印刷枚数をスピンボックスで設定する場合、印刷枚数値を100枚と指定するには、上ボタンを100回タッチ操作することが必要である。
(タッチ操作2)
今度は人差し指と親指(勿論他の2本の指でもよい)を使用して、2本の指を上下(垂直)方向に開くようにし、スピンボックスの上下ボタン上又はその近傍のタッチ操作を行う(図10)。ここでいうタッチ操作はマルチタッチである。2本の指を上下方向に開くに伴い、吹き出しが表示される。吹き出しには、値の変更単位(増減単位)が表示され、2本の指を上下方向に開くに伴いその値は増加し、逆に2本の指を閉じるに伴いその値は減少する。2本の指をタッチパネルから離すと、その時点で表示されている変更単位に決定される。変更単位は、上下ボタンの1回タッチ操作当たりのスピンボックス内の数値の変更量を示す。つまり、2本の指を上下方向に開くようにしてタッチ操作を行うと、上下ボタンの1回タッチ操作当たりのスピンボックス内の数値の変更量を設定変更することができる。
例えば、変更単位「10」と表示された時点で、2本の指をタッチパネルから離すとすると、変更単位は10に決定される。このとき、メモリに記憶されている標準値1は10の値に書き換えられる。その後再び、人差指により側面に設けられた上下ボタンを1回タッチ操作すると、スピンボックス内の数値が変更されるが、その変更量は10である。プリンタに出力する印刷枚数をスピンボックスで100枚に設定する場合、上ボタンを10回タッチ操作すればよい。
なお、逆に2本の指を閉じるようにしてタッチ操作を行うと、吹き出しの変更単位表示が下限値まで減少していく。例えば、一旦変更単位を上げた状態から、再び変更単位を下げたい場合等に行われる。
このように、本実施形態の情報処理装置1において、タッチパネルによる操作指示を行う場合、単なる表示部品の操作といった基本的な操作指示(タッチ操作1)のみならず、直感的な入力操作により操作に係る内部的な設定値まで変更できるようにした(タッチ操作2)。スピンボックス内の数値の変更量自体をマルチタッチにより容易に且つ直感的に変更できるので、好みに応じてスピンボックス内の数値の変更量(増減単位)を変更してから上下ボタンの操作を行えば、スピンボックス内の数値をより迅速に変更できる。多くの上下ボタンの操作が必要とされるような場合、繰り返しの上下ボタンの操作を行うのは煩わしく、当該変更操作を行うことができれば便利である。なお、スピンボックス内の数値は、上述したように、直接数字で入力することもできる。しかしながら、タッチパネルが採用されるような情報処理装置においては、ハードキーやソフトウェアキーが省略されている場合も多く、このような場合、直接数字で入力することはできない。また、操作者の指の幅に応じて最適な変更量の増減幅を設定することで、当該変更操作のより操作性を向上できる(図8)。
[実施形態3]
本実施形態においては、タッチパネルを介して、画面上の表示部品としてのタイムラインが操作された場合の動作について説明する。図11は、ムービープレーヤ及びタッチ操作例を示す図である。タイムラインは、ムービープレーヤ、オーディオプレーヤ、ビデオ編集ソフトなどの機能で、映像や音楽等の作品全体の進行を時系列で表示する機能、又は当該機能を実現する表示部品のことである。
ここで、人差指によりプレーヤ内に設けられた再生ボタンを1回タッチ操作すると、通常の再生速度(×1)で再生が開始されるようになっている。
今度は人差し指と親指(勿論他の2本の指でもよい)を使用して、2本の指を左右(平行)方向に開くようにし、ライムライン上又はその近傍のタッチ操作を行う(図11)。ここでいうタッチ操作はマルチタッチである。2本の指を左右方向に開くに伴い、吹き出しが表示される。吹き出しには、再生量、即ち再生速度が表示され、2本の指を左右方向に開くに伴いその値は増加し、逆に2本の指を閉じるに伴いその値は減少する。2本の指をタッチパネルから離すと、その時点で表示されている再生速度に決定される。プレーヤは、再生ボタンのタッチ操作によって再生処理を開始し、タイムラインの区間において、指定された再生速度分の再生処理を行う。再生速度が2倍速の場合、タイムラインの区間において、2倍速の再生速度を実現する為には、1倍速の場合と比べ、2倍の再生処理量が必要とされる。
例えば、再生速度「×2」と表示された時点で、2本の指をタッチパネルから離すとすると、再生速度は×2に決定される。このとき、メモリに記憶されている標準値×1は、×2の値に書き換えられる。その後再び、人差指により再生ボタンを1回タッチ操作することで変更後の再生速度を適用して再生を開始してもよいし、タッチ操作することなしに変更後の再生速度を適用して再生を開始するようにしてもよい。
なお、逆に2本の指を閉じるようにしてタッチ操作を行うと、吹き出しの再生速度表示が下限値まで減少していく。例えば、一旦再生速度を上げた状態から、再度、再生速度を下げたい場合等に行われる。
このように、本実施形態の情報処理装置1において、タッチパネルによる操作指示を行う場合、直感的な入力操作により操作に係る内部的な設定値まで変更できるようにした。プレーヤの再生速度自体をマルチタッチにより容易に且つ直感的に変更できるので、好みに応じてプレーヤの再生速度(再生量)をより迅速に変更できる。また、操作者の指の幅に応じて最適な変更量の増減幅を設定することで、当該変更操作のより操作性を向上できる(図8)。
[処理動作]
図12は、マルチタッチ操作により所定の操作指示がなされた場合の処理動作を説明するフローチャートである。ここでは特に、本発明の主旨に基づき、信号判別部202により「所定の操作指示」が判別された場合の処理動作について説明する。変更部206により、操作指示の単位当りの情報操作量を設定する設定値の変更処理動作である。上述したように、記憶部206は、操作指示の単位当りの情報操作量を設定する設定値を記憶しており、情報処理操作部204は、当該設定値に従って、操作指示に応じた情報処理操作を行う。変更部206により、操作指示の単位当りの情報操作量を設定する設定値が変更されると、情報処理操作部204は、変更後の設定値に従い、操作指示単位当り変更後の情報操作量分の情報処理操作を行う。
ここでは、操作者は、2本の指を上下方向に開くようにし、スクロールバー上又はその近傍のタッチ操作を行う。そして、吹き出し(注釈)で倍率「×2」と表示された時点で、2本の指をタッチパネルから離す操作(所定の操作指示)を行うものとする。この場合、ここでいう「所定の操作指示」とは、スクロールバーにおける一操作当りのスクロール操作量の設定変更を行う操作指示である。マルチタッチ操作により連続的に(一定時間内に)、複数の入力点の座標値が検出されているので、信号判別部202は、当該検出パターンをスクロール操作量を設定変更する「所定の操作指示」であると判別することができる。
図12を参照し、変更部206は、まず2つの開始点の座標値を検出部201から取得する(S1201)。次に、距離テーブルを参照する(S1202)。図13は、距離テーブルの一例を示す。距離テーブルは、操作者の指の幅を登録する画面(図8)から設定されることが可能であり、登録された指の幅を距離として対応する変更値が記載されている。例えば、スクロールバーの場合、変更値は、スクロール操作量の標準値に対する倍率である。なお、図13には、併せてスピンボックス及びタイムラインの距離テーブルの例を示しておく。
変更部206は、連続的に座標値を検出部201から取得する(S1203)。2本の指を上下方向に開くようにしマルチタッチ操作されているので、操作に伴い連続的に複数の座標値が検出される。ここで、変更部206が座標値を取得できなかった場合、マルチタッチが終了されたことを意味する。通常、操作者は2本の指を上下方向に開くようにし、スクロールバー上又はその近傍のタッチ操作を行うので、少なくとも2以上の座標値を取得できるはずである。従って、相当程度の複数の座標値が取得されてから、変更部206が座標値を取得できないという判定がなされる(S1204)。ここはまず変更部206が座標値を取得できたとして説明を進める。
座標値を取得すれば、距離を算出する(S1205)。ここでいう距離は、マルチタッチ操作され、タッチ開始点からの指の移動距離である。一の開始点の座標値(例えば人差し指に対応)と、直近の一の座標値(人差し指に対応)との距離を算出する。開始点は2つあるので、二の開始点の座標値(例えば人差し指及び親指に対応)と、直近の二の座標値(人差し指及び親指に対応)との距離を算出しその平均値をここでいう距離としてもよい。
距離テーブル(図13)に規定される距離の単位を超過した場合(S1206)、当該距離に対応する変更値を、上述の吹き出しに表示する(S1207)。表示に関しては、表示制御部205に表示させればよい。距離の単位を超えたとは、距離テーブルには1〜4までの距離の単位で規定されているので、距離が1を超えたときに、対応する変更値「×1.5」が表示される。また、その次に距離が2を超えたときに、対応する変更値「×2」が表示される。
このようなS1203から1207のステップは、マルチタッチが終了するまで繰り返され、変更部206が座標値を取得できなかった場合(S1204)、マルチタッチが終了されたことを意味する。マルチタッチが終了すると、その時点で吹き出しに表示されている変更値が最終的に決定された変更値であるので、変更部206は、当該変更値に基づき、操作指示の単位当りの情報操作量(情報処理量)を設定する設定値を変更する(S1208)。
図14は、操作指示の単位当りの情報操作量を設定する設定値の一例を示す。例えば、スクロールバーについて、1回タッチ操作当りのスクロール操作量(スクロール量)としては、標準的な値(標準値)が設定されている。ここでは標準値は、ウィンドウ画面全体に対してy%というように相対値で定義されている。また現在有効な操作量が有効値として設定されている。
例えば、変更値「×2」と決定された場合、変更部206は、操作量(有効値)を「×2」に変更する。設定値を更新するのである。変更部206により、スクロール操作量の設定値が「×2」に変更されると、情報処理操作部204は、変更後の設定値に従い、スクロール操作量を標準値の2倍の操作量として、スクロール操作処理を行う。
また同様に、スピンボックスについては1回タッチ操作当りのスピンボックス内の値の変更操作量(増減量)、タイムラインについては1回タッチ操作当りの再生操作量(再生速度)が設定される。
[総括]
以上、画面操作において、タッチ操作(特にマルチタッチ)は、マウスに比べ、直感的な入力操作を行えるという優位点を有している。従って、タッチ操作により多様なGUI上の操作が実現されることが望まれるところ、本発明の実施形態に係る情報処理装置1においては、操作者がタッチパネルによる操作指示を行う場合、単なる表示部品の移動や操作、回転やズームといった基本的な操作指示のみならず、直感的な入力操作により移動や操作に係る内部的な設定値まで変更できるようになっている。これにより情報操作量をマルチタッチにより容易に且つ直感的に変更できるので、好みに応じて操作量を変更してから操作を行えば、より迅速に好適に当該操作を実現できる。
即ち本発明によれば、マルチタッチ対応のタッチパネル上において、マルチタッチによる入力操作の応用範囲を拡張し、GUIの操作性を向上させる情報処理装置、プログラム、記録媒体、及び表示制御装置を提供することが可能となる。より具体的には、スクロールバー、スピンボックス、タイムライン等をマルチタッチの操作対象として、マルチタッチを利用した直感的な操作内容の指示方法を本発明により提案することが可能となる。
なお、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。例えば、「所定の操作指示」に関し、操作者が2本の指を上下方向に開くようにしたマルチタッチ操作に限らず、3本の指を回転させる等、操作者が所望のマルチタッチ操作を行ってパターン登録すれば、自由に「所定の操作指示」を定義(設定)付けることができる。また例えば、上述の距離テーブル(図13)において、固定的な変更値のみならず、所望する変更値を設定できる。スピンボックスの例でいうならば、スピンボックス内の値が10以下の場合は1づつ増減し、10を超えた場合5づつ増減するなど、可変的な変更値を規定することもできる。
1 情報処理装置
2 記憶装置
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 補助記憶装置
105 記憶媒体読取装置
106 入力装置
107 表示装置
108 通信装置
201 検出部
202 信号判別部
203 記憶部
204 情報処理操作部
205 表示制御部
206 変更部
特開2008−508600号公報

Claims (12)

  1. マルチタッチ対応のタッチパネルを具備する表示部を備え、前記表示部に表示される表示部品の操作により入力された操作指示に応じて、操作指示された情報処理を行う情報処理装置であって、
    前記タッチパネルの操作により入力信号を検出する検出手段と、
    前記入力信号から操作指示の信号を判別する信号判別手段と、
    操作指示の単位当りの情報操作量を設定する設定値を記憶する記憶手段と、
    前記信号判別手段により判別された操作指示により、前記設定値に従って、当該操作指示に応じた情報処理操作を行う情報処理操作手段と、
    前記信号判別手段によりマルチタッチ操作による所定の操作指示が判別されたとき、当該操作指示に応じて前記設定値を変更する変更手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記変更手段により前記所定の操作指示に応じて変更される前記設定値は、前記入力信号と対応付けて設定することが可能であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記表示部品としてのスクロールバーの操作により入力された操作指示に応じて、画面スクロール処理を行う情報処理装置であって、
    前記記憶手段は、操作指示の単位当りの画面スクロール操作量を設定する設定値を記憶し、
    前記変更手段は、前記信号判別手段によりマルチタッチ操作からの前記スクロールバー上又は近傍の操作により所定の操作指示が判別されたとき、前記画面スクロール操作量を設定する設定値を変更すること、
    を特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記表示部品としてのスピンボックスの値を変更するための選択ボタンの操作により入力された操作指示に応じて、スピンボックス内の値の変更処理を行う情報処理装置であって、
    前記記憶手段は、操作指示の単位当りの前記値の変更操作量を設定する設定値を記憶し、
    前記変更手段は、前記信号判別手段によりマルチタッチ操作からの前記選択ボタン上又は近傍の操作により所定の操作指示が判別されたとき、前記値の変更操作量を設定する設定値を変更すること、
    を特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  5. 前記表示部品としてのタイムラインの操作により入力された操作指示に応じて、再生速度の変更処理を行う情報処理装置であって、
    前記記憶手段は、操作指示の単位当りの前記再生操作量を設定する設定値を記憶し、
    前記変更手段は、前記信号判別手段によりマルチタッチ操作からの前記タイムライン上又は近傍の操作により所定の操作指示が判別されたとき、前記再生操作量を設定する設定値を変更すること、
    を特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  6. マルチタッチ対応のタッチパネルを具備する表示部を備え、前記表示部に表示される表示部品の操作により入力された操作指示に応じて、操作指示された情報処理を行う情報処理装置を、
    前記タッチパネルの操作により入力信号を検出する検出手段、
    前記入力信号から操作指示の信号を判別する信号判別手段、
    操作指示の単位当りの情報操作量を設定する設定値を記憶する記憶手段、
    前記信号判別手段により判別された操作指示により、前記設定値に従って、当該操作指示に応じた情報処理操作を行う情報処理操作手段、
    前記信号判別手段によりマルチタッチ操作による所定の操作指示が判別されたとき、当該操作指示に応じて前記設定値を変更する変更手段、
    として機能させるためのプログラム。
  7. 前記変更手段により前記所定の操作指示に応じて変更される前記設定値は、前記入力信号と対応付けて設定することが可能であること
    を特徴とする請求項6に記載のプログラム。
  8. 前記表示部品としてのスクロールバーの操作により入力された操作指示に応じて、画面スクロール処理を行う情報処理装置を機能させるためのプログラムであって、
    前記記憶手段は、操作指示の単位当りの画面スクロール操作量を設定する設定値を記憶し、
    前記変更手段は、前記信号判別手段によりマルチタッチ操作からの前記スクロールバー上又は近傍の操作により所定の操作指示が判別されたとき、前記画面スクロール操作量を設定する設定値を変更すること、
    を特徴とする請求項6又は7に記載のプログラム。
  9. 前記表示部品としてのスピンボックスの値を変更するための選択ボタンの操作により入力された操作指示に応じて、スピンボックス内の値の変更処理を行う情報処理装置を機能させるためのプログラムであって、
    前記記憶手段は、操作指示の単位当りの前記値の変更操作量を設定する設定値を記憶し、
    前記変更手段は、前記信号判別手段によりマルチタッチ操作からの前記選択ボタン上又は近傍の操作により所定の操作指示が判別されたとき、前記値の変更操作量を設定する設定値を変更すること、
    を特徴とする請求項6又は7に記載のプログラム。
  10. 前記表示部品としてのタイムラインの操作により入力された操作指示に応じて、再生速度の変更処理を行う情報処理装置を機能させるためのプログラムであって、
    前記記憶手段は、操作指示の単位当りの前記再生操作量を設定する設定値を記憶し、
    前記変更手段は、前記信号判別手段によりマルチタッチ操作からの前記タイムライン上又は近傍の操作により所定の操作指示が判別されたとき、前記再生操作量を設定する設定値を変更すること、
    を特徴とする請求項6又は7に記載のプログラム。
  11. 請求項6ないし10何れか一項に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  12. マルチタッチ対応のタッチパネルを具備する表示部を備え、前記表示部に表示される表示部品の操作により入力された操作指示に応じて、操作指示された情報処理の結果を表示制御する表示制御装置であって、
    前記タッチパネルの操作により入力信号を検出する検出手段と、
    前記入力信号から操作指示の信号を判別する信号判別手段とを有し、
    前記信号判別手段によりマルチタッチ操作による所定の操作指示が判別されたとき、当該操作指示に応じて、操作指示の単位当りの情報操作量を設定する設定値が変更されると、変更された前記設定値に従って、操作指示に応じた情報処理操作の結果を表示制御すること、
    を特徴とする表示制御装置。
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