JP2002023223A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JP2002023223A
JP2002023223A JP2000203935A JP2000203935A JP2002023223A JP 2002023223 A JP2002023223 A JP 2002023223A JP 2000203935 A JP2000203935 A JP 2000203935A JP 2000203935 A JP2000203935 A JP 2000203935A JP 2002023223 A JP2002023223 A JP 2002023223A
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shielding
camera
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JP2000203935A
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Takashi Inoue
貴 井上
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遮蔽部材の開放操作の開始後、直ちにバッテ
リーチェックのような初期設定動作を行うことにより遮
蔽部材の開放時に撮影可能状態にでき、かつ遮蔽部材が
半開きで撮影される撮影ミスを防止することが可能なカ
メラを提供する。 【解決手段】 カメラ本体の前面に取付けられ、撮像レ
ンズを含むカメラ本体の前面を遮蔽する位置と開放する
位置の間を移動する遮蔽部材、および前記遮蔽位置の近
傍と前記開放位置の近傍において前記遮蔽部材の位置を
検出するための遮蔽部材位置検出手段を具備したことを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラに関し、特
に撮像レンズを開閉するための移動自在な遮蔽部材を有
するカメラの改良に係わる。
【0002】
【従来の技術】電子カメラを始めとする種々のカメラに
おいて、遮蔽部材(レンズバリア)をカメラ本体の前面
に移動自在に取付け、撮像レンズを保護する構造のもの
が知られている。
【0003】前記遮蔽部材は、非使用時に前記カメラ本
体の一部を遮蔽するように位置され、かつ使用時に開放
する位置に移動される。この遮蔽部材の移動は、通常、
手動によりなされる。
【0004】従来、遮蔽部材を備えたカメラでは、前記
遮蔽部材と連動する機械的な検出手段を設けて前記遮蔽
部材が開放位置に達した状態を検出し、遮蔽部材により
撮像レンズが閉じたまま撮影されるという失敗を回避す
る構造になっている。具体的には、前記検出手段により
前記遮蔽部材の開放位置(完全開放位置)を検出し、こ
の検出信号に基づいてカメラ本体に内蔵されたシステム
コントローラが撮影禁止を解除(撮影を許可)する。ま
た、前記検出手段はカメラのメインスイッチを兼用して
その検出信号によりカメラの電源がオン・オフされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記検
出手段による電源のオン動作は遮蔽部材の開放操作がな
され、完全に開放した後になされるため、実際の撮影が
できるまでのには所定の期間が必要になる。このような
撮影時間の遅れは、特に銀塩カメラに比べて電源オンか
ら撮影可能までに費やされる時間が長い電子カメラにお
いて問題が大きい。すなわち、電子カメラでの撮影時間
の遅れはシャッターチャンスを逃がすなどの直ぐに撮影
を開始したい場合には不向きである。
【0006】なお、前述した検出手段により遮蔽部材の
開放操作の開始直後に検出すると、遮蔽部材が半開きで
も撮影が許可されるという不都合さを生じる。
【0007】本発明は、遮蔽部材の開放操作の開始後、
直ちにバッテリーチェックのような初期設定動作を行う
ことにより遮蔽部材の開放時に撮影可能な状態にでき、
かつ遮蔽部材が半開きで撮影される撮影ミスを防止する
ことが可能なカメラを提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るカメラは、
カメラ本体の前面に取付けられ、撮像レンズを含むカメ
ラ本体の前面を遮蔽する位置と開放する位置の間を移動
する遮蔽部材;および前記遮蔽位置の近傍と前記開放位
置の近傍において前記遮蔽部材の位置を検出するための
遮蔽部材位置検出手段;を具備したことを特徴とするも
のである。
【0009】特に、前記遮蔽部材位置検出手段による前
記遮蔽位置の近傍の検出結果に基づいて初期設定動作を
行い、かつ前記開放位置の近傍の検出結果に基づいてカ
メラの撮影禁止を解除する制御手段を備えることが好ま
しい。
【0010】このような遮蔽部材位置検出手段を有する
構成によれば、前記遮蔽部材の2つの移動位置、つまり
遮蔽位置の近傍と開放位置の近傍を検出することができ
る。換言すれば、遮蔽部材の開き始めと開き終了を検出
することができる。
【0011】前記遮蔽部材の位置検出において、前述し
た制御手段により遮蔽位置の近傍の位置検出に基づいて
バッテリーチェック等の初期設定動作を行うことによっ
て、前記遮蔽部材により撮像レンズが開放された時点ま
たはその時点から僅かな時間経過後に前記初期設定動作
を完了することができ、短時間でカメラを起動させる、
つまりシャッターチャンスを逃がすことなく直ぐに撮影
を開始することが可能になる。また、制御手段により開
放位置近傍の位置検出に基づいてカメラの撮影禁止を解
除することによって、遮蔽部材が半開きで撮影される撮
影ミスを確実に防止することができる。
【0012】本発明に係る別のカメラは、カメラ本体の
前面に取付けられ、撮像レンズを含むカメラ本体の前面
を遮蔽する位置と開放する位置の間を移動する遮蔽部
材;前記遮蔽位置の近傍での前記遮蔽部材の略直線運動
を回転運動に変換するための第1変換部材と、この第1
変換部材の回動姿勢に基づいて前記遮蔽部材の前記遮蔽
位置の近傍を検出するための第1検出部材とを有する第
1の遮蔽部材位置検出手段;および前記開放位置の近傍
での前記遮蔽部材の略直線運動を回転運動に変換するた
めの第2変換部材と、この第2変換部材の回動姿勢に基
づいて前記遮蔽部材の開放位置の近傍を検出するための
第2検出部材とを有する第2の遮蔽部材位置検出手段;
を具備したことを特徴とするものである。
【0013】特に、前記第1の遮蔽部材位置検出手段に
よる前記遮蔽位置の近傍の検出結果に基づいて初期設定
動作を行なう第1制御手段と、前記第2の遮蔽部材位置
検出手段による前記開放位置の近傍の検出結果に基づい
てカメラの撮影禁止を解除する第2制御手段を備えるこ
とが好ましい。
【0014】このような構成によれば、第1変換部材お
よび第1検出部材を有する比較的簡易な構造の第1の遮
蔽部材位置検出手段により遮蔽部材の1つ目の移動位
置、つまり遮蔽位置の近傍を検出することができる。ま
た、第2変換部材および第2検出部材を有する比較的簡
易な構造の第2の遮蔽部材位置検出手段により遮蔽部材
の2つ目の移動位置、つまり開放位置の近傍を検出する
ことができる。したがって、これら第1,第2の遮蔽部
材位置検出手段により遮蔽部材の開き始めと開き終了を
検出することができる。
【0015】前記第1,第2の遮蔽部材位置検出手段に
よる遮蔽部材の位置検出において、前述した第1制御手
段により遮蔽位置の近傍の位置検出に基づいてバッテリ
ーチェック等の初期設定動作を行うことによって、前記
遮蔽部材により撮像レンズが開放された時点またはその
時点から僅かな時間経過後に前記初期設定動作を完了す
ることができ、短時間でカメラを起動させる、つまりシ
ャッターチャンスを逃がすことなく直ぐに撮影を開始す
ることが可能になる。また、前述した第2制御手段によ
り開放位置近傍の位置検出に基づいてカメラの撮影禁止
を解除することによって、遮蔽部材が半開きで撮影され
る撮影ミスを確実に防止することができる。
【0016】本発明に係るさらに別のカメラは、カメラ
本体の前面に取付けられ、撮像レンズを含むカメラ本体
の前面を遮蔽する位置と開放する位置の間を移動する遮
蔽部材;および前記遮蔽部材の遮蔽位置から開放位置ま
での略直線運動を回転運動に変換するための変換部材
と、この変換部材の変化する回動姿勢に基づいて前記遮
蔽部材の前記遮蔽位置の近傍および開放位置の近傍を順
次検出するための検出部材とを有する遮蔽部材位置検出
手段;を具備したことを特徴とするものである。
【0017】特に、前記遮蔽部材位置検出手段の検出部
材による前記遮蔽位置の近傍の検出結果に基づいて初期
設定動作を行なう第1制御手段と、前記検出部材による
前記開放位置の近傍の検出結果に基づいてカメラの撮影
禁止を解除する第2制御手段を備えることが好ましい。
【0018】このような構成によれば、変換部材および
検出部材を有し、前述した第1,第2の遮蔽部材位置検
出手段を備えたカメラに比べてより簡素な構造の遮蔽部
材位置検出手段により前記遮蔽部材の2つの移動位置、
つまり遮蔽位置の近傍と開放位置の近傍を検出すること
ができる。換言すれば、遮蔽部材の開き始めと開き終了
を検出することができる。
【0019】前記遮蔽部材位置検出手段による遮蔽部材
の位置検出において、前述した第1制御手段により遮蔽
位置の近傍の位置検出に基づいてバッテリーチェック等
の初期設定動作を行うことによって、前記遮蔽部材によ
り撮像レンズが開放された時点またはその時点から僅か
な時間経過後に前記初期設定動作を完了することがで
き、短時間でカメラを起動させる、つまりシャッターチ
ャンスを逃がすことなく直ぐに撮影を開始することが可
能になる。また、前述した第2制御手段により開放位置
近傍の位置検出に基づいてカメラの撮影禁止を解除する
ことによって、遮蔽部材が半開きで撮影される撮影ミス
を確実に防止することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るカメラを詳細
に説明する。
【0021】(第1実施形態)図1は、この第1実施形
態に係るカメラ(例えば電子カメラ)を示す上面図、図
2は図1の電子カメラの正面図、図3は図1の電子カメ
ラの遮蔽部材を開放した状態を示す正面図、図4は図3
の電子カメラにおける第1,第2の遮蔽部材位置検出機
構を横切る断面図、図5の(A),(B)および図6の
(C),(D)は第1,第2の遮蔽部材位置検出機構を
示す正面から透視した概略図である。
【0022】カメラ本体1の前面には、取手2を有する
遮蔽部材(レンズバリア)3が設けられている。この遮
蔽部材3は、非使用時に前記カメラ本体1の一部を遮蔽
し、かつ使用時に開放するように矢印方向に移動され
る。
【0023】前記遮蔽部材3の移動により遮蔽または開
放される撮影レンズ4は、前記カメラ本体1に取付けら
れている。前記遮蔽部材3の移動により遮蔽または開放
されるストロボ窓5およびファインダ対物窓6は、前記
撮像レンズ4上部の前記カメラ本体1にそれぞれ取付け
られている。
【0024】前記遮蔽部材3の移動により遮蔽または開
放されるセルフタイマーLEDのLED窓7および自動
露光(AE)受光部材のAE用受光窓8は、前記撮像レ
ンズ4上部の前記カメラ本体1にそれぞれ取付けられて
いる。
【0025】第1の遮蔽部材位置検出機構111は、図
4および図5の(A)に示すように前記遮蔽部材3の内
側に配置されている。この遮蔽部材位置検出機構111
は、前記遮蔽部材3の内面にその移動方向に延出され、
互いに所望間隔をあけて平行する3本の線状突起12a
〜12cのうち、上側の線状突起12aと中間の線状突
起12bにより形成された第1カム溝131を備えてい
る。この第1カム溝131は、前記遮蔽部材3の開き始
め側(右端)と反対側(左端側)で下方に下がったカギ
形をなしている。下端面側から前方(遮蔽部材3側)に
突出した第1カムピン141およびこのカムピン141
反対側の上端面側から後方に突出した回転軸151を有
する第1回動レバー161は、前記遮蔽部材3とカメラ
本体1の間に配置されている。前記第1カムピン141
は、前記遮蔽部材3の第1カム溝131に係合されてい
る。前記回転軸151は、前記カメラ本体1に開口され
た係合穴171に回転自在に軸支されている。第1作動
レバー181は、前記カメラ本体1の内面にその上端部
が前記回転軸151の端面に当接するように配置される
とともに、ビス191により前記回転軸151に固定され
ている。第1リーフスイッチ201は、前記第1作動レ
バー181上方の前記カメラ本体1内面に取付けられて
いる。この第1リーフスイッチ201の下部には、一対
の接片211,211が前記作動レバー181に向けてそ
の下端の右側面に当接するように延出され、かつ一方の
接片211に突状端子221が取付けられている。つま
り、このリーフスイッチ201は前記回動レバー161
回転に伴って前記作動レバー181が前記回転軸151
中心にして回動して、その下端側面で前記一対の接片2
1,21 1のうち、一方の接片211(図5の(A)の
左側の接片)が押圧されてその突状端子221が他方の
接片211に接触することにより作動する。前記リーフ
スイッチ201は、後述する図7に示すシテスムコント
ローラの初期設定動作指令部に接続され、このリーフス
イッチ201の作動信号が入力されると各種の初期設定
の動作がなされる。
【0026】なお、前記第1カム溝131、第1カムピ
ン141、回転軸151、第1回動レバー161、係合穴
171、第1作動レバー181およびビス191により遮
蔽位置の近傍での前記遮蔽部材3の直線運動を回転運動
に変換するための第1変換部材を構成している。前記第
1リーフスイッチ201および一方に突状端子221を有
する一対の接片211,211により第1検出部材を構成
している。
【0027】第2の遮蔽部材位置検出機構112は、図
4および図5の(A)に示すように前記遮蔽部材3の内
側に配置されている。この遮蔽部材位置検出機構112
は、前記遮蔽部材3の内面にその移動方向に延出され、
互いに所望間隔をあけて平行する3本の線状突起12a
〜12cのうち、中間の線状突起12bと下側の線状突
起12cにより形成された第2カム溝132を備えてい
る。この第2カム溝132は、前記遮蔽部材3の開き始
め側(右端)で上方に立ち上がったカギ形をなしてい
る。上端面側から前方(遮蔽部材3側)に突出した第2
カムピン142およびこのカムピン142と反対側の下端
面側から後方に突出した回転軸152を有する第2回動
レバー162は、前記遮蔽部材3とカメラ本体1の間に
配置されている。前記第2カムピン142は、前記遮蔽
部材3の第2カム溝132に係合されている。前記回転
軸152は、前記カメラ本体1に開口された係合穴172
に回転自在に軸支されている。第2作動レバー18
2は、前記カメラ本体1の内面にその上端部が前記回転
軸152の端面に当接するように配置されるとともに、
ビス192により前記回転軸152に固定されている。第
2リーフスイッチ202は、前記第2作動レバー182
方の前記カメラ本体1内面に取付けられている。この第
2リーフスイッチ202の上部には、一対の接片212
212が前記作動レバー182に向けてその上端の右側面
に当接するように延出され、かつ一方の接片212に突
状端子222が取付けられている。つまり、このリーフ
スイッチ20 2は前記回動レバー162の回転に伴って前
記作動レバー182が前記回転軸152を中心にして回動
して、その上端側面で前記一対の接片212,212のう
ち、一方の接片212(図5の(A)の左側の接片)が
押圧されてその突状端子222が他方の接片212に接触
することにより作動する。前記リーフスイッチ20
2は、後述する図7に示すシテスムコントローラの撮影
禁止解除部に接続され、このリーフスイッチ201の作
動信号が入力されると撮影禁止解除の動作がなされる。
【0028】なお、前記第2カム溝132、第2カムピ
ン142、回転軸152、第2回動レバー162、係合穴
172、第2作動レバー182およびビス192により開
放位置の近傍での前記遮蔽部材3の直線運動を略回転運
動に変換するための第2変換部材を構成している。前記
第2リーフスイッチ202および一方に突状端子222
有する一対の接片212,212により第2検出部材を構
成している。
【0029】次に、電子カメラシステムを図7に示すブ
ロック図を参照して説明する。
【0030】被写体からの外光は、撮像レンズ4および
絞り・シャッタ101からなる撮影レンズ系を通して撮
像素子102に入射される。この撮像素子102で光電
変換された信号は、撮像回路103に出力される。この
撮像回路103のアナログ信号は、A/D変換回路10
4によりデジタル化される。なお、前記撮像素子10
2、撮像回路103およびA/D変換回路104により
撮像手段を構成している。デジタル化された信号は、着
脱メモリ105,内蔵メモリ106,画像処理部107
および内蔵LCD108との間でやり取りがなされ、例
えば着脱メモリ105に記録される。
【0031】前記AE受光部材(図示せず)の受光素子
109は、AE部110と接続されている。このAE部
110は、システムコントローラ111との間で信号の
やり取りがなされ、このAE部110からの信号に基づ
いて前記システムコントローラ111からの制御信号に
より前記絞り・シャッタ101が制御される。前記セル
フタイマーLED112は、前記システムコントローラ
111に接続され、このシステムコントローラ111か
らの制御信号により所定の操作時に赤色光が発光され
る。
【0032】ストロボ113は、前記システムコントロ
ーラ111に接続され、このシステムコントローラ11
1からの制御信号により動作される。リモコン受光素子
114は、前記システムコントローラ111に接続さ
れ、このリモコン受光素子114からの信号が前記シス
テムコントローラ111に出力されると前記システムコ
ントローラ110からの制御信号により前記絞り・シャ
ッタ101が作動する。
【0033】前記第1の遮蔽部材位置検出機構11
1は、前記システムコントローラ111の初期設定動作
指令部115に接続され、かつこの初期設定動作指令部
115は各種の初期設定部材、例えばバッテリーチェッ
ク116、RAM領域のクリア(リセット)117、カ
ード蓋の閉状態確認118、カードの有無、容量チェッ
ク119、メカ初期位置設定120、撮像レンズ4を初
期位置設定121、各種部材(コントロールパネル;白
黒LED、LED、裏面画像用LCD)の表示122に
接続されている。
【0034】前記第2の遮蔽部材位置検出機構11
2は、前記システムコントローラ111の撮影禁止解除
部123に接続され、この撮影禁止解除部123からの
制御信号により電子カメラの撮影禁止が解除される。
【0035】次に、前述した電子カメラの動作を説明す
る。
【0036】遮蔽部材3を図2に示す遮蔽状態から図3
に示す開放状態にまで手動により移動(図3中の右から
左に移動)させて撮像レンズ4を開放する。このような
遮蔽部材3の移動過程において、遮蔽部材3が図5の
(A)の遮蔽状態から同図(B)の準遮蔽状態に移動す
ると、第1の遮蔽部材位置検出機構111を構成する第
1回動レバー161の第1カムピン141が前記遮蔽部材
3内面の第1カム溝13 1に係合されながら、その下方
に下がったカギ形の第1カム溝131部分から遮蔽部材
3の移動と平行な部分に移動する。この時、前記第1回
動レバー161が回転軸151を中心にして例えば時計回
り方向に回動し、これに伴って第1作動レバー181
前記回転軸151を中心にして回動する。第1作動レバ
ー181が回動すると、その上端側面で一対の接片2
1,211のうち、一方の接片211(図5の(B)の
左側の接片)が押圧されてその突状端子221が他方の
接片211に接触することにより第1リーフスイッチ2
1がオンする。この作動信号は、前述した図7に示す
システムコントローラ111の初期設定動作指令部11
5に出力され、この指令部115からの制御信号により
各種の初期設定部材、例えばバッテリーチェック11
6、RAM領域のクリア(リセット)117、カード蓋
の閉状態確認118、カードの有無、容量チェック11
9、メカ初期位置設定120、撮像レンズ4を初期位置
設定121、各種部材(コントロールパネル;白黒LE
D、LED、裏面画像用LCD)の表示122の動作が
なされる。
【0037】なお、このような遮蔽部材3の遮蔽状態の
準遮蔽状態に移動において第2の遮蔽部材位置検出機構
112を構成する第2カムピン142は図5の(A),
(B)に示すように前記遮蔽部材3内面の遮蔽部材3の
移動方向と平行する第2カム溝132部分のみと係合
し、第2リーフスイッチ202の一対の接片を押圧する
ための回動運動がなされない。このため、前記第2の遮
蔽部材位置検出機構112の第2リーフスイッチ202
オフ状態が維持される。
【0038】前記遮蔽部材3の移動過程において、前記
遮蔽部材3が図5の(B)の準遮蔽状態から図6の
(C)の準開放状態にさらに移動すると、第2の遮蔽部
材位置検出機構112を構成する第2回動レバー162
第2カムピン142が遮蔽部材3内面の第2カム溝132
に係合されながら、遮蔽部材3の移動と平行する部位か
ら上方への立ち上がり部に移動する。この時、前記第2
回動レバー162が回転軸152を中心にして反時計回り
方向に回動し、これに伴って第2作動レバー182が前
記回転軸152を中心にして回動する。この第2作動レ
バー182が回動すると、その下端側面で一対の接片2
2,212のうち、一方の接片212(図6の(C)の
左側の接片)が押圧されてその突状端子222が他方の
接片212に接触することにより第2リーフスイッチ2
2がオンする。この作動信号は、前述した図7に示す
システムコントローラ111の撮影禁止解除部123に
出力され、の撮影禁止解除部123からの制御信号によ
り電子カメラの撮影禁止が解除される。
【0039】前記遮蔽部材3が図6の(C)の準開放状
態から同図(D)の開放状態にさらに移動すると、前述
した第1の遮蔽部材位置検出機構111の第1リーフス
イッチ201による初期設定動作、第2の遮蔽部材位置
検出機構112の第2リーフスイッチ202による撮影禁
止解除動作が維持されたまま撮像レンズ4が開放され
る。撮像レンズ4が開放されると、撮影が可能になると
ともに、外光がカメラ本体1のAE用受光窓8を通して
受光素子109に入射され、入射光の強度に応じた信号
が図7に示すAE部1110に出力され、このAE部1
10からの信号に基づいてシステムコントローラ111
からの制御信号により前記絞り・シャッタ101が制御
される。
【0040】一方、遮蔽部材3が開放状態から遮蔽状態
に移動させる(図3の左側から右側へ移動させる)過程
において、前記遮蔽部材3が図6の(C)に示す準開放
状態から右側に移動すると、第2の遮蔽部材位置検出機
構112の第2リーフスイッチ202がオフして電子カメ
ラが撮影禁止モードに移行される。前記遮蔽部材3がさ
らに右側に移動して図5の(B)に示す準遮蔽状態から
右側に移動すると、第1の遮蔽部材位置検出機構111
の第1リーフスイッチ201がオフして初期設定動作が
停止され、その後の遮蔽部材3の移動により遮蔽動作が
完了する。
【0041】なお、このような第1、第2の遮蔽部材位
置検出機構111,112を構成する第1、第2のリーフ
スイッチ201,202のオン・オフ動作、システムコン
トローラの初期設定動作指令部115の起動・停止およ
び撮影禁止解除部123の起動・停止のタイミングを図
8に示す。
【0042】以上、第1実施形態によれば第1の遮蔽部
材位置検出機構111を遮蔽部材3の遮蔽位置の近傍を
検出するように配置し、第2の遮蔽部材位置検出機構1
2を前記遮蔽部材3の開放位置の近傍を検出するよう
に配置することによって、遮蔽部材3を遮蔽状態から開
放状態に移動させる際、前記第1の遮蔽部材位置検出機
構111で遮蔽部材3の遮蔽位置の近傍を検出し、その
検出信号に基づいてシステムコントローラ111の初期
設定動作指令部115によりバッテリーチェックのよう
な初期設定動作を行うことができ、この後前記第2の遮
蔽部材位置検出機構112で遮蔽部材3の開放位置の近
傍を検出し、この検出信号に基づいてシステムコントロ
ーラ111の撮影禁止解除部123により撮影禁止を解
除することができる。
【0043】したがって、前記遮蔽部材3により撮像レ
ンズ4が開放された時点またはその時点から僅かな時間
経過後に前記初期設定動作を完了してカメラを起動させ
ることができる。つまり、シャッターチャンスを逃がす
ことなく直ぐに撮影を開始することが可能になる。
【0044】また、前述した遮蔽部材3の開放操作時に
は、遮蔽部材3が開放位置近傍に移動したときに撮影禁
止を解除でき、一方遮蔽部材3の遮蔽操作時には開放位
置近傍を通過、移動したときに撮影を禁止できるため、
遮蔽部材3が半開きで撮影される撮影ミスを確実に防止
することができる。
【0045】(第2実施形態)図9は、この第2実施形
態に係るカメラ(例えば電子カメラ)の遮蔽部材位置検
出機構を横切る断面図、図10の(A),(B)および
(C)は遮蔽部材位置検出機構を示す概略図である。な
お、図9,図10において前述した図1〜図3と同様な
部材は同符号を付して説明を省略する。
【0046】遮蔽部材位置検出機構11は、図9および
図10に示すように前記遮蔽部材3の内側に配置されて
いる。この遮蔽部材位置検出機構11は、前記遮蔽部材
3の内面にその移動方向に延出され、互いに所望間隔を
あけて平行する2本の線状突起121、122により形成
されたカム溝13を備えている。このカム溝13は、前
記遮蔽部材3の開き始め側(右端)で上方に立ち上がっ
たカギ形をなし、かつ開き終わり側(左端側)で下方に
下がったカギ形をなす。上端面側から前方(遮蔽部材3
側)に突出したカムピン14およびこのカムピン14と
反対側の下端面側から後方に突出した回転軸15を有す
る回動レバー16は、前記遮蔽部材3とカメラ本体1の
間に配置されている。前記カムピン14は、前記遮蔽部
材3のカム溝13に係合されている。前記回転軸15
は、前記カメラ本体1に開口された係合穴17に回転自
在に軸支されている。3つのブラシ片231〜233を有
する作動レバー18は、前記カメラ本体1の内面にその
上端部が前記回転軸15の端面に当接するように配置さ
れるとともに、ビス19により前記回転軸15に固定さ
れている。グランド端子24,第2端子26および第1
端子25は、前記作動レバー18の回動に伴ってそれら
ブラシ片231〜233と接触(ただし、グランド端子2
4は常時接触)するように前記カメラ本体1内面に取付
けられている。前記第1端子25は、前述した図7に示
すシテスムコントローラ111の初期設定動作指令部1
15に接続され、この第1端子25の作動信号が入力さ
れると各種の初期設定の動作がなされる。前記第2端子
26は、前述した図7に示すシテスムコントローラ11
1の撮影禁止解除部123に接続され、この第2端子2
6の作動信号が入力されると撮影禁止解除の動作がなさ
れる。
【0047】なお、前記カム溝13、カムピン14、回
転軸15、回動レバー16、係合穴17、ブラシ片23
1〜233を有する作動レバー18およびビス19により
遮蔽位置から開放位置までの前記遮蔽部材3の略直線運
動を回転運動に変換するための変換部材を構成してい
る。前記第1端子25により第1検出部材を、第2端子
26により第2検出部材をそれぞれ構成している。
【0048】次に、前述した電子カメラの動作を説明す
る。
【0049】遮蔽部材3を前述した第1実施形態と同様
に図2に示す遮蔽状態から図3に示す開放状態にまで手
動により移動(図3中の右から左に移動)させて撮像レ
ンズ4を開放する。このような遮蔽部材3の移動過程に
おいて、遮蔽部材3が図10の(A)の遮蔽状態から同
図(B)の準遮蔽状態に移動すると、遮蔽部材位置検出
機構11を構成する回動レバー16のカムピン14が前
記遮蔽部材3内面のカム溝13に係合されながら、その
下方に下がったカギ形のカム溝13部分から遮蔽部材3
の移動と平行な部分に移動する。この時、前記回動レバ
ー16が回転軸15を中心にして例えば半時計回り方向
に回動し、これに伴って作動レバー18が前記回転軸1
5を中心にして所定角度回動する。作動レバー18が所
定角度回動すると、その下端部に取付けられたブラシ片
231〜233のうち、既にグランド端子24に接触され
たブラシ片231の他に、ブラシ片233が第1端子25
と接触して第1端子25がオンする。この作動信号は、
前述した図7に示すシステムコントローラ111の初期
設定動作指令部115に出力され、この指令部115か
らの制御信号により各種の初期設定部材、例えばバッテ
リーチェック116、RAM領域のクリア(リセット)
117、カード蓋の閉状態確認118、カードの有無、
容量チェック119、メカ初期位置設定120、撮像レ
ンズ4を初期位置設定121、各種部材(コントロール
パネル;白黒LED、LED、裏面画像用LCD)の表
示122の動作がなされる。
【0050】前記遮蔽部材3の移動過程において、前記
遮蔽部材3が図10の(B)の準遮蔽状態から同図の
(C)の開放状態にさらに移動すると、前記遮蔽部材位
置検出機構11を構成する回動レバー16のカムピン1
4が遮蔽部材3内面のカム溝13に係合されながら、遮
蔽部材3の移動と平行する部位から上方への立ち上がり
部に移動する。この時、前記回動レバー16が回転軸1
5を中心にしてさらに反時計回り方向に回動し、これに
伴って作動レバー18が前記回転軸15を中心にして所
定角度回動する。この作動レバー18がさらに所定角度
回動すると、その下端部に取付けられたブラシ片231
〜233のうち、残りのブラシ片232が第2端子26と
接触して第2端子26がオンする。この作動信号は、前
述した図7に示すシステムコントローラ111の撮影禁
止解除部123に出力され、の撮影禁止解除部123か
らの制御信号により電子カメラの撮影禁止が解除され
る。撮像レンズ4が開放されると、撮影が可能になると
ともに、外光がカメラ本体1のAE用受光窓8を通して
受光素子109に入射され、入射光の強度に応じた信号
が図7に示すAE部1110に出力され、このAE部1
10からの信号に基づいてシステムコントローラ111
からの制御信号により前記絞り・シャッタ101が制御
される。
【0051】一方、遮蔽部材3が開放状態から遮蔽状態
に移動させる(図3の左側から右側へ移動させる)過程
において、前記遮蔽部材3が図10の(C)に示す開放
状態から右側に移動すると、遮蔽部材位置検出機構11
の第2端子26がブラシ片232から離れて第2端子2
6がオフして電子カメラが撮影禁止モードに移行され
る。前記遮蔽部材3がさらに右側に移動して図10の
(B)に示す準遮蔽状態から右側に移動すると、前記遮
蔽部材位置検出機構11の第1端子25がブラシ片23
3から離れて第1端子25がオフして初期設定動作が停
止され、その後の遮蔽部材3の移動により遮蔽動作が完
了する。
【0052】なお、このような遮蔽部材位置検出機構1
1を構成する作動レバー18の回動角度の変位、第1端
子25のオン・オフ動作、第2端子26のオン・オフ動
作、システムコントローラの初期設定動作指令部115
の起動・停止および撮影禁止解除部123の起動・停止
のタイミングを図11に示す。
【0053】以上、第2実施形態によれば遮蔽部材位置
検出機構11を構成する回転可能なカムピン14が係合
されるカム溝13を遮蔽部材3の遮蔽位置の近傍および
開放位置(もしくは開放位置の近傍)を検出し得る形状
に設定し、かつ前記カムピン14に連結され、その回動
角度の変化により第1,第2の端子25,26と選択的
(逐次)接続するブラシ片231〜233を有する作動レ
バー18を設けることによって、遮蔽部材3を遮蔽状態
から開放状態に移動させる際、前記遮蔽部材3の移動に
伴う前記カムピン14が係合されるカム溝13の形状変
化、つまり前記カムピン14の回転角度の変化で所定の
ブラシ片233を第1端子25に接触させて遮蔽部材3
の遮蔽位置の近傍を検出し、その検出信号に基づいてシ
ステムコントローラ111の初期設定動作指令部115
によりバッテリーチェックのような初期設定動作を行う
ことができる。この後、前記カム溝13の形状変化、つ
まり前記カムピン14のさらなる回転角度の変化で所定
のブラシ片232を第2端子26に接触させて遮蔽部材
3の開放位置(もしくは開放位置の近傍)を検出し、こ
の検出信号に基づいてシステムコントローラ111の撮
影禁止解除部123により撮影禁止を解除することがで
きる。
【0054】したがって、前述した第1実施形態に用い
た第1,第2の遮蔽部材位置検出機構に比べてより簡素
な構造を有する遮蔽部材位置検出機構11を用いて、前
記遮蔽部材3により撮像レンズ4が開放された時点また
はその時点から僅かな時間経過後に前記初期設定動作を
完了してカメラを起動させることができる。つまり、シ
ャッターチャンスを逃がすことなく直ぐに撮影を開始す
ることが可能になる。
【0055】また、前述した遮蔽部材3の開放操作時に
は、遮蔽部材3が開放位置(もしくは開放位置近傍)に
移動したときに撮影禁止を解除でき、一方遮蔽部材3の
遮蔽操作時には開放位置(もしくは開放位置近傍)を通
過、移動したときに撮影を禁止できるため、遮蔽部材3
が半開きで撮影される撮影ミスを確実に防止することが
できる。
【0056】なお、前記第2実施形態では2本の線状突
起により形成され、遮蔽部材の開き始め側(右端)で上
方に立ち上がったカギ形をなし、かつ開き終わり側(左
端側)で下方に下がったカギ形をなすカム溝を有する遮
蔽部材位置検出機構を用いたが、このような構造に限定
されない。例えば、図12に示すように前記カム溝の代
わりに遮蔽部材3の遮蔽位置の近傍および開放位置(も
しくは開放位置近傍)に対応して階段状にした突起27
を遮蔽部材3の内面に形成し、かつ回動可能なカムピン
16を前記階段状突起27に沿うように付勢するバネ2
8を設けた構造にしてもよい。
【0057】前述した第1、第2の実施形態では電子カ
メラを例にして説明したが、通常の銀塩カメラにも同様
に適用することができる。
【0058】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、遮
蔽部材の開放操作の開始後、直ちにバッテリーチェック
のような初期設定動作を行うことにより遮蔽部材の開放
時にシャッターチャンスを逃がすことなく撮影でき、か
つ遮蔽部材が半開きで撮影される撮影ミスを防止するこ
とが可能なカメラを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係るカメラ(例えば電子カメ
ラ)を示す上面図。
【図2】図1の電子カメラの正面図。
【図3】図1の電子カメラの遮蔽部材を開放した状態を
示す正面図。
【図4】図3の電子カメラにおける第1,第2の遮蔽部
材位置検出機構を横切る断面図。
【図5】第1,第2の遮蔽部材位置検出機構を示す概略
図。
【図6】第1,第2の遮蔽部材位置検出機構を示す概略
図。
【図7】第1実施形態の電子カメラシステムを示すブロ
ック図。
【図8】第1実施形態のカメラの初期設定動作、撮影禁
止解除に関連する主要部材のタイミング図。
【図9】第2実施形態の電子カメラにおける遮蔽部材位
置検出機構を横切る断面図。
【図10】図9の遮蔽部材位置検出機構を示す概略図。
【図11】第2実施形態のカメラの初期設定動作、撮影
禁止解除に関連する主要部材のタイミング図。
【図12】第2実施形態の遮蔽部材位置検出機構の変形
例を示す概略図。
【符号の説明】
1…カメラ本体、 3…遮蔽部材(レンズバリア)、 4…撮像レンズ、 111,112,11…遮蔽部材位置検出機構、 131,132,13…カム溝、 141,142,14…カムピン、 161,162,16…回動レバー、 181,182,18…作動レバー、 201,202…リーフスイッチ、 211,212…接片、 231〜233…ブラシ片、 25…第1端子、 26…第2端子、 27…階段状突起、 28…バネ、 101…絞り・シャッタ、 105…着脱メモリ、 110…AE部、 111…システムコントローラ、 115…初期設定動作指令部、 116…バッテリーチェック、 123…撮影禁止解除部。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラ本体の前面に取付けられ、撮像レ
    ンズを含むカメラ本体の前面を遮蔽する位置と開放する
    位置の間を移動する遮蔽部材;および前記遮蔽位置の近
    傍と前記開放位置の近傍において前記遮蔽部材の位置を
    検出するための遮蔽部材位置検出手段;を具備したこと
    を特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 前記遮蔽部材位置検出手段による前記遮
    蔽位置の近傍の検出結果に基づいて初期設定動作を行
    い、かつ前記開放位置の近傍の検出結果に基づいてカメ
    ラの撮影禁止を解除する制御手段を備えたことを特徴と
    する請求項1記載のカメラ。
  3. 【請求項3】 カメラ本体の前面に取付けられ、撮像レ
    ンズを含むカメラ本体の前面を遮蔽する位置と開放する
    位置の間を移動する遮蔽部材;前記遮蔽位置の近傍での
    前記遮蔽部材の略直線運動を回転運動に変換するための
    第1変換部材と、この第1変換部材の回動姿勢に基づい
    て前記遮蔽部材の前記遮蔽位置の近傍を検出するための
    第1検出部材とを有する第1の遮蔽部材位置検出手段;
    および前記開放位置の近傍での前記遮蔽部材の略直線運
    動を回転運動に変換するための第2変換部材と、この第
    2変換部材の回動姿勢に基づいて前記遮蔽部材の開放位
    置の近傍を検出するための第2検出部材とを有する第2
    の遮蔽部材位置検出手段;を具備したことを特徴とする
    カメラ。
  4. 【請求項4】 前記第1の遮蔽部材位置検出手段による
    前記遮蔽位置の近傍の検出結果に基づいて初期設定動作
    を行なう第1制御手段と、前記第2の遮蔽部材位置検出
    手段による前記開放位置の近傍の検出結果に基づいてカ
    メラの撮影禁止を解除する第2制御手段を備えたことを
    特徴とする請求項3記載のカメラ。
  5. 【請求項5】 カメラ本体の前面に取付けられ、撮像レ
    ンズを含むカメラ本体の前面を遮蔽する位置と開放する
    位置の間を移動する遮蔽部材;および前記遮蔽部材の遮
    蔽位置から開放位置までの略直線運動を回転運動に変換
    するための変換部材と、この変換部材の変化する回動姿
    勢に基づいて前記遮蔽部材の前記遮蔽位置の近傍および
    開放位置の近傍を順次検出するための検出部材とを有す
    る遮蔽部材位置検出手段;を具備したことを特徴とする
    カメラ。
  6. 【請求項6】 前記遮蔽部材位置検出手段の検出部材に
    よる前記遮蔽位置の近傍の検出結果に基づいて初期設定
    動作を行なう第1制御手段と、前記検出部材による前記
    開放位置の近傍の検出結果に基づいてカメラの撮影禁止
    を解除する第2制御手段を備えたことを特徴とする請求
    項5記載のカメラ。
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