JPH08171130A - レンズ交換式カメラ - Google Patents

レンズ交換式カメラ

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JPH08171130A
JPH08171130A JP6334223A JP33422394A JPH08171130A JP H08171130 A JPH08171130 A JP H08171130A JP 6334223 A JP6334223 A JP 6334223A JP 33422394 A JP33422394 A JP 33422394A JP H08171130 A JPH08171130 A JP H08171130A
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lens
lens barrel
barrel unit
barrier
camera
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Yuji Katano
勇次 片野
Hiroshi Wakabayashi
央 若林
Hidenori Miyamoto
英典 宮本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レンズ交換式カメラにおいて、機能的で操作
性がよいバリアを設けレンズの装着、非装着にかかわら
ずカメラボディ内を的確に保護する。 【構成】 撮影レンズ(81,83)を有するレンズ鏡
筒ユニット(51)をカメラボディ(1)に装着して使
用するレンズ交換式カメラにおいて、レンズ鏡筒ユニッ
ト(51)をカメラボディ(1)に固定するための可動
機構(8,9)と、レンズ鏡筒ユニット挿入部の前面を
覆うバリア(28)とを具備し、前記可動機構(8,
9)は少なくともバリア(28)を開きレンズ鏡筒ユニ
ット(51)をカメラボディ(1)に対し着脱可能にす
る第1のポジションと、レンズ鏡筒ユニット(51)の
非装着状態でバリア(28)を閉じる第2のポジション
とを有する。さらに、レンズの装着状態でバリアが開か
れる第3のポジション、レンズの装着状態でバリアを閉
じる第4のポジションを設けると好都合である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レンズ交換式カメラに
関し、特にカメラボディのレンズ鏡筒ユニット挿入部の
開口を覆うバリアを設けたレンズ交換式カメラに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、レンズ交換式カメラにおいては、
カメラボディ内へのほこりの侵入などを防止するために
交換レンズとカメラボディとの間の締結部、いわゆるマ
ウント部にレンズを装着しない状態では、別設のボディ
キャップを装着していた。また、カメラボディにレンズ
を装着した状態では、レンズ側に別設のレンズキャップ
を装着していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ようにカメラボディのマウント部にレンズを装着しない
状態で別設のボディキャップを装着する場合には、ボデ
ィキャップをカメラボディに装着したりあるいは取り外
す操作が容易ではなく、かつカメラボディにレンズを装
着した場合などボディキャップが不要の場合には、該ボ
ディキャップを紛失する恐れもあり、取扱いが不便であ
るという不都合があった。
【0004】さらに、カメラボディにレンズを装着した
場合には、通常ボディキャップは使用せずレンズ側にレ
ンズキャップを装着する。そして、通常、レンズ交換式
カメラではボディキャップとレンズキャップとは兼用で
きない場合も多くさらに取扱いを不便にしていた。これ
は、交換レンズとして種々の焦点距離のものを使用する
場合にレンズ口径が変動するためレンズキャップ自体の
大きさも種々の寸法のものが必要なためである。
【0005】したがって、本発明の目的は、取扱いが容
易でありかつ操作性が良好なバリアを備えたレンズ交換
式カメラを提供することにある。
【0006】本発明の他の目的は、レンズ交換式カメラ
において、レンズを装着しない状態で、別個のボディキ
ャップを使用することなく、レンズ鏡筒ユニット挿入部
の開口を的確に塞ぐことができるようにし、もって操作
性を犠牲にすることなく的確にカメラボディ内への防塵
対策を行なうことができるようにすることにある。
【0007】本発明のさらに他の目的は、カメラボディ
にレンズを装着した状態でもレンズ開口部を覆うことが
できるようにし、もって別個のレンズキャップを使用す
ることなくレンズおよびカメラボディ内へのほこりの侵
入などを的確に防止できるようにすることにある。
【0008】本発明のさらに他の目的は、交換レンズの
装着、非装着にかかわりなく別設のボディキャップおよ
びレンズキャップなどを必要とすることなくレンズ開口
部を的確に塞ぐことができるレンズ交換式カメラを提供
することにある。
【0009】本発明のさらに他の目的は、交換レンズを
装着した場合に、該交換レンズの種類にかかわりなく、
しかもそれぞれの交換レンズ用のレンズキャップなどを
必要とすることなく、レンズ開口部を的確に覆うことが
できるようにしたレンズ交換式カメラを提供することに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の態様によれば、撮影レンズを有する
レンズ鏡筒ユニットをカメラボディに装着して使用する
レンズ交換式カメラにおいて、前記レンズ鏡筒ユニット
をカメラボディに固定するための可動機構と、前記レン
ズ鏡筒ユニット挿入部の前面を覆うバリアとを設け、前
記可動機構は少なくとも前記バリアを開き前記レンズ鏡
筒ユニットをカメラボディに対し着脱可能にする第1の
ポジションと、前記レンズ鏡筒ユニットの非装着状態
で、前記バリアを閉じる第2のポジションとを備えてい
る。
【0011】また、前記可動機構は、前記レンズ鏡筒ユ
ニットの装着状態で前記バリアが開かれる第3のポジシ
ョンを備えるよう構成することもできる。この場合、前
記可動機構が該第3のポジションにあるとき、前記バリ
アが開かれると共に、前記レンズ鏡筒ユニットの撮影レ
ンズが撮影位置までくり出されて撮影準備が行なわれる
ようにすると好都合である。
【0012】さらに、前記可動機構はレンズ鏡筒ユニッ
トの装着状態で前記バリアを閉じる第4のポジションを
備えるよう構成することもできる。この場合は、前記バ
リアはレンズ鏡筒の前面を覆うよう構成すると好都合で
ある。
【0013】また、前記カメラボディは露出開口部を遮
光する遮光装置を備え、該遮光装置は前記可動機構が前
記第1のポジションにあるとき、前記レンズ鏡筒の着脱
に応じて開閉するよう構成すると好都合である。
【0014】また、前記可動機構は、レンズ着脱レバー
と、該レンズ着脱レバーに連動して回動し、かつ前記レ
ンズ鏡筒ユニットのカムピンと係合可能なカム溝を備え
た着脱リングとを具備するものとし、レンズ鏡筒ユニッ
トをカメラボディに装着したとき、該レンズ鏡筒ユニッ
トのカムピンと前記着脱リングのカム溝とが係合し、レ
ンズ着脱レバーの移動によってレンズ鏡筒ユニットが前
記カム溝によって規定される運動を行なうよう構成する
こともできる。
【0015】この場合、カメラボディ側に回転制限溝を
設け、前記可動機構が前記第1のポジションにあるとき
該回転制限溝と前記着脱リングのカム溝とが整列し、該
回転制限溝を経て前記レンズ鏡筒ユニットのカムピンを
前記カム溝に挿入可能となるよう構成すると好都合であ
る。
【0016】また、前記レンズ着脱レバーの移動に連動
して前記バリアの開閉が行なわれるよう構成すると好都
合である。
【0017】また、本発明の第2の態様によれば、撮影
レンズを有するレンズ鏡筒ユニットをカメラボディに装
着して使用するレンズ交換式カメラにおいて、前記レン
ズ鏡筒ユニットをカメラボディに固定する可動機構と、
前記レンズ鏡筒ユニット挿入部の前面を覆うバリアとを
設け、前記可動機構は少なくとも前記バリアを開きレン
ズ鏡筒ユニットをカメラボディに対し着脱可能にする第
1のポジションと、前記鏡筒ユニットの装着状態で前記
バリアを閉じる第2のポジションとを具備する。
【0018】さらに、前記可動機構はレンズ鏡筒ユニッ
トの装着状態で前記バリアが開かれる第3のポジション
を具備するよう構成することもできる。この場合、前記
可動機構が第3のポジションにあるとき、前記バリアが
開かれると共に、レンズ鏡筒ユニットの撮影レンズが撮
影位置までくり出されて撮影準備が行なわれるよう構成
すると好都合である。
【0019】また、前記可動機構が前記第2のポジショ
ンにあるとき、前記バリアは前記レンズ鏡筒ユニットの
前面を覆うよう構成すると好都合である。
【0020】さらに、露出開口部を遮光する遮光装置を
設け、該遮光装置は前記可動機構が前記第1のポジショ
ンにあるときレンズ鏡筒ユニットの着脱に応じて開閉さ
れるよう構成すると好都合である。
【0021】また、前記可動機構は、レンズ着脱レバー
と、該レンズ着脱レバーと連動して回動し、かつ前記レ
ンズ鏡筒ユニットのカムピンと係合可能なカム溝を備え
た着脱リングとを有するものとし、レンズ鏡筒ユニット
をカメラボディに装着したとき、該レンズ鏡筒ユニット
のカムピンと前記着脱リングのカム溝とが係合し、前記
レンズ着脱レバーの移動によってレンズ鏡筒ユニットが
前記カム溝によって規定される運動を行なうよう構成す
ることもできる。
【0022】さらに、カメラボディ側に回転制限溝を設
け、前記可動機構が前記第1のポジションにあるとき該
回転制限溝と前記着脱リングのカム溝とが整列し、該回
転制限溝を経てレンズ鏡筒ユニットのカムピンを前記カ
ム溝に挿入可能となるよう構成すると好都合である。
【0023】また、前記着脱リングのカム溝は、前記可
動機構が前記第1のポジションにあるときに前記鏡筒ユ
ニットを装着し、次に前記第2のポジションに切り換え
たとき、レンズ鏡筒ユニットを沈胴固定させるらせん状
カム溝部分を有するよう構成することもできる。
【0024】さらに、前記レンズ着脱レバーの移動に連
動して前記バリアの開閉が行なわれるようにすると好都
合である。
【0025】
【作用】上述の本発明の第1の態様に係わるレンズ交換
式カメラでは、前記可動機構を第1のポジションにする
ことによってレンズ鏡筒ユニットをカメラボディに装着
しあるいは取り外すことができる。そして、レンズ鏡筒
ユニットをカメラボディに装着せずあるいはカメラボデ
ィから取り外し、前記可動機構を第2のポジションに切
り換えるとレンズ鏡筒ユニットの非装着状態で前記バリ
アが閉じられる。これによって交換レンズの非装着状態
でカメラボディのレンズ開口部が塞がれる。したがっ
て、簡単な操作でカメラボディ内へのほこりその他の侵
入を防止できる。また、別設のボディキャップなどを必
要としないから、ボディキャップの紛失などの恐れがな
く極めて取扱いが便利なカメラボディが得られる。
【0026】また、前記可動機構に、レンズ鏡筒ユニッ
トの装着状態でバリアが開かれる第3のポジションを設
けた場合には、前記第1のポジションでレンズ鏡筒ユニ
ットをカメラボディに装着した後、前記可動機構を第3
のポジションに移動させることにより迅速に撮影を行な
うことが可能になる。この場合、可動機構が第3のポジ
ションにされたときに、前記バリアが開かれると共にレ
ンズ鏡筒ユニットの撮影レンズが撮影位置までくり出さ
れて撮影準備が行なわれるよう構成することにより、さ
らに撮影の操作性が向上しかつ迅速な撮影が行なうこと
が可能になる。
【0027】さらに、前記可動機構にレンズ鏡筒ユニッ
トの装着状態で前記バリアを閉じる第4のポジションを
設けることにより、別個のレンズキャップなどを必要と
することなく的確に撮影レンズを保護することが可能に
なり、カメラの信頼性を向上させることができると共
に、カメラの取扱いが極めて便利なものとなる。
【0028】また、前記可動機構が第1のポジションに
あるとき、レンズ鏡筒の着脱に応じて開閉する遮光装置
を露出開口部に設けることによって、撮影用フィルムな
どへの遮光が完全に行なわれると共に、撮影時には迅速
に露光を行なうことが可能になる。
【0029】また、前記可動機構はレンズ着脱レバーと
前記着脱リングとを備えたものとし、レンズ鏡筒ユニッ
トをカメラボディに装着したとき、該レンズ鏡筒ユニッ
トのカムピンが前記着脱リングのカム溝に係合し、レン
ズ着脱レバーの移動によってレンズ鏡筒ユニットが移動
するよう構成することにより、簡単な装置構成により信
頼性の高いカメラが実現できる。
【0030】また、カメラボディ側に回転制限溝を設
け、前記可動機構が第1のポジションにあるとき回転制
限溝と前記着脱リングのカム溝とが整列するよう構成
し、前記回転制限溝を経てレンズ鏡筒ユニットのカムピ
ンを前記カム溝に挿入できるよう構成することにより、
レンズ鏡筒ユニットを極めて容易にかつ簡単な操作でカ
メラボディに装着できるようになる。
【0031】また、前記レンズ着脱レバーの移動に連動
して前記バリアの開閉が行なわれるよう構成することに
より、前記可動機構を第1のポジションから第2のポジ
ションに移動させたときに前記バリアが自動的に閉じら
れるよう構成することができ、簡単な操作で別個のボデ
ィキャップおよびレンズキャップなどを必要とすること
なく的確にカメラボディおよびレンズを保護することが
可能になる。
【0032】次に、上述の本発明の第2の態様に係わる
レンズ交換式カメラにおいては、前記可動機構を第1の
ポジションにしてレンズ鏡筒ユニットをカメラボディに
装着した後、前記可動機構を第2のポジションに移動さ
せることによりレンズ鏡筒ユニットの装着状態で前記バ
リアを閉じることができる。したがって、別個のレンズ
キャップなどを必要とすることなく撮影レンズを保護す
ることができ、操作性が良好でありかつ信頼性の高いレ
ンズ交換式カメラが実現できる。
【0033】さらに、前記可動装置にレンズ鏡筒ユニッ
トの装着状態で前記バリアが開かれる第3のポジション
を設けることにより、前記可動機構を第3のポジション
に設定するのみで、撮影または撮影準備を行なうことが
でき、極めて操作性の良いカメラが実現できる。この場
合、前記可動機構が第3のポジションに設定されたと
き、前記バリアが開かれると共に、レンズ鏡筒ユニット
の撮影レンズが撮影位置までくり出されて撮影準備が行
なわれるよう構成すれば、さらに操作性が向上しかつ迅
速な撮影を行なうことが可能になる。
【0034】さらに、露出開口部を遮光する遮光装置を
設け、該遮光装置は前記可動機構が第1のポジションに
あるときレンズ鏡筒ユニットの着脱に応じて開閉される
よう構成することにより、撮影用フィルム部分などの遮
光を的確に行なうことができ、かつ撮影時には迅速な撮
影ができるようになる。
【0035】また、前記可動機構はレンズ着脱レバーと
前記着脱リングとを具備するものとし、レンズ鏡筒ユニ
ットをカメラボディに装着したときレンズ鏡筒ユニット
のカムピンと前記着脱リングのカム溝とが係合し、前記
レンズ着脱レバーの移動によってレンズ鏡筒ユニットが
移動するよう構成することにより、簡単な構成で信頼性
の高いレンズ交換式カメラが実現できる。
【0036】また、カメラボディ側に回転制限溝を設
け、前記可動機構が第1のポジションにあるとき該回転
制限溝と前記着脱リングのカム溝とが整列して該回転制
限溝を介してレンズ鏡筒ユニットのカムピンを前記カム
溝に挿入可能であるよう構成することにより、レンズ鏡
筒ユニットを簡単な操作で的確にカメラボディに装着で
きるようになる。
【0037】また、前記着脱リングのカム溝は前記可動
機構が第1のポジションにあるときにレンズ鏡筒ユニッ
トを装着し、次に第2のポジションに切り替えた場合、
レンズ鏡筒ユニットが沈胴固定されるらせん状カム溝部
分を有するものとすることにより、前記レンズ着脱レバ
ーの操作によって前記着脱リングを回転させるのみでレ
ンズ鏡筒ユニットを確実にカメラボディ内に沈胴固定さ
せることができる。これによってレンズ装着時の操作性
が大幅に向上する。
【0038】さらに、前記レンズ着脱レバーの移動に連
動して前記バリアの開閉が行なわれるよう構成すること
により、別個のボディキャップあるいはレンズキャップ
を使用することなく迅速にカメラボディおよび撮影レン
ズを保護することが可能になる。したがって、信頼性が
高く取扱いが便利なレンズ交換式カメラが実現できる。
【0039】要するに、上記構成に関わるレンズ交換式
カメラにおいては、前記可動機構の移動に応じてレンズ
鏡筒ユニットの挿入部の開口を覆うよう構成したから、
レンズの装着、非装着状態にかかわりなくカメラボディ
あるいは撮影レンズ内へのごみ、異物などの侵入を防止
することができる。したがって、別設のボディキャップ
あるいはレンズキャップを使用することなくカメラボデ
ィおよび撮影レンズを保護することができ、極めて取扱
いが便利なレンズ交換式カメラが実現できる。
【0040】また、前記バリアの操作はレンズ鏡筒ユニ
ットを固定する可動機構に連動して行なうように構成し
たから、操作性も極めて良好である。
【0041】さらに、前記レンズ鏡筒ユニットの着脱に
応じて開閉する遮光装置を露出開口部に設けたから、レ
ンズ鏡筒ユニットをカメラボディから取り外した場合に
も撮影用フィルムなどへの露光の恐れはない。また、レ
ンズ鏡筒ユニットを装着した場合には遮光装置が開かれ
ているから、撮影操作を迅速に行なうことが可能にな
る。
【0042】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につき
説明する。図1は、本発明の1実施例に係わるレンズ交
換式カメラの外観を示す斜視図である。図1において、
カメラボディ1は、外郭をカバー2によって覆われてい
る。このカメラの例えば上面には、レリーズボタン3が
設けられ、前面には、窓4とスピードライト5が配置さ
れている。窓4の中には周知の測光装置、測距装置、お
よびファインダなどが配置されている。また、中央部に
は、レンズ鏡筒ユニット51が進退するための開口部2
aが設けられている。開口部2aに続くカメラボディ1
の部分は円筒形状となっている。この円筒形状部分に
は、後述するレンズ鏡筒ユニットの着脱操作のために、
回転制限溝1aが設けられている。前記カメラボディの
円筒形状部分の後部にはカメラボディ1に対して回転可
能かつ光軸方向移動不能に着脱リング8が設けられてい
る。着脱リング8には、カム溝8aが設けられ、レンズ
鏡筒ユニット51の外筒52の外周に設けられたカムピ
ン52bと係合する。また、レンズ鏡筒ユニット51の
外筒52の外周には回転制限ピン52aが設けられ、前
記回転制限溝1aと係合する。
【0043】また、レンズ鏡筒ユニット51には、後述
するカメラボディ1に組み込まれたカップリングギアと
係合する鏡筒ギア53aが設けられている。レンズ鏡筒
ユニット51の外筒52の内部には、撮影レンズなどを
含む可動筒54が設けられている。
【0044】図2は、図1のレンズ交換式カメラの底面
を示す平面図であり、カメラボディに対しレンズ鏡筒ユ
ニット51が装着されて撮影準備が行なわれている状態
を示している。すなわち、カバー2には、レンズ着脱レ
バー9が矢印方向に、すなわち図面では紙面に対し左右
方向に、スライド可能に支持されている。カバー2に
は、レンズ鏡筒ユニット装着状態で、バリアが閉じられ
た非撮影状態を示す指標「OFF」、レンズ鏡筒ユニッ
トが装着固定され該レンズ鏡筒ユニットの可動筒54が
くり出された撮影準備状態を示す「ON」、レンズ鏡筒
ユニットの着脱可能状態を示す「INSERT」、そし
てレンズ鏡筒ユニット非装着状態でバリアが閉じた状態
を示す「CLOSE」の各指標が設けられている。した
がって、レンズ着脱レバー9の指標9bを所望の指標位
置に合せるようにスライドさせることで、上述の各機能
を得ることが可能になる。なお、各位置での機能の詳細
は後述する。
【0045】図3は、図1の回路に使用されている電気
回路の構成を示すブロック図である。図3の回路には、
例えばマイクロプロセッサによって構成される制御回路
40が含まれている。この制御回路40には、周知の測
距装置41、測光装置42、フィルム給送装置43が接
続されている。また、レンズ鏡筒の駆動のため鏡筒モー
タ21および駆動位置の検出のためのフォトインタラプ
タ23が接続されている。
【0046】また、制御回路40には、操作スイッチと
して、レリーズ釦の半押しスイッチS1、全押しスイッ
チS2、そして鏡筒基準位置を検出するスイッチKYS
が接続されている。なお、スイッチKYSなどの機能に
ついては後に説明する。
【0047】さらに、制御回路40には、後に説明する
レンズ着脱レバー9に連動し、カメラの作動状態を指示
するスイッチエンコーダ10が接続されている。
【0048】さらに、制御回路40には、レンズ鏡筒ユ
ニットのシャッター55および撮影レンズ情報を記憶す
る不揮発性記憶装置、例えばEPROM、58が接続
されている。
【0049】なお、制御回路40に接続された以上の各
装置は、必要に応じて、図示しないインタフェース回路
を介して制御回路40に接続される。また、図3の回路
の動作については後に説明する。
【0050】図4〜図8は、一例として単焦点レンズ、
例えば焦点距離35mmの撮影レンズ、を有するレンズ
鏡筒をカメラボディに装着して使用する場合の各過程を
示すカメラの断面図である。
【0051】図4は、前記レンズ着脱レバー9が「CL
OSE」の位置にあり、レンズ鏡筒ユニット51がカメ
ラボディ1から外れた状態を示している。この状態で
は、バリア28が閉じられてカメラボディ前面のレンズ
鏡筒ユニット挿入部を閉鎖している。
【0052】カメラボディ1の下部には、レンズ鏡筒ユ
ニット51の装着時に鏡筒が回転するのを防止する回転
制限溝1aが設けられている。該回転制限溝1aが形成
されているカメラボディ1の部分の後方に連続して、レ
ンズ鏡筒ユニット51を着脱する着脱リング8が配置さ
れ、該着脱リング8はカメラボディ1に対して回転自在
でありかつ光軸方向移動不能に支持されている。着脱リ
ング8にはレンズ鏡筒ユニット51の装着時にレンズ鏡
筒ユニット51を沈胴固定するためのらせん状のカム溝
8aが設けられている。
【0053】カバー2には、レンズ着脱レバー9が保持
されており、該レンズ着脱レバー9は紙面垂直方向に移
動可能である。レンズ着脱レバー9には着脱リング8の
外周に形成されたギア8bと係合するラック9aが設け
られている。したがって、着脱レバー9を紙面垂直方向
にスライドさせると、着脱リング8は光軸を中心に回転
する。一方、着脱レバー9にはブラシ9bが設けられて
おり、カメラボディ内のスイッチエンコーダ10のパタ
ーン上を移動することで着脱レバー9の状態に応じた信
号を発生する。
【0054】レンズ鏡筒ユニット51の装着は、レンズ
着脱レバー9を所定位置に設定しレンズ鏡筒ユニット5
1のカムピン52bを着脱リング8のカム溝8aに係合
させることによって行なわれるが、その詳細については
後に説明する。
【0055】カメラボディ1の後部には、レンズ鏡筒ユ
ニット51との電気的接続を得るための接点ピン11が
設けられている。
【0056】また、フィルムに露光を行なうためのアパ
ーチャ12の前部には遮光羽根13が設けられており、
該遮光羽根13はレンズ鏡筒ユニット51がカメラボデ
ィ1から取り外されている場合には図4に示すように閉
じられてアパーチャ12を遮光している。
【0057】カメラボディ1の上部にはレンズ鏡筒駆動
用の鏡筒モータ21が設けられている。鏡筒モータ21
のシャフトの一端21aには、放射状にスリットが形成
された羽根車22が装着されている。そして、フォトイ
ンタラプタ23により該スリットの通過を読み取り、鏡
筒モータ21の回転量をパルスとして検出する。鏡筒モ
ータ21のシャフトの他端21bにはピニオンギア24
が装着されており、該ピニオンギア24はカメラボディ
1の軸受け部1bで支持されるカップリングギア25と
係合している。カップリングギア25は圧縮バネ26に
より紙面左方向、すなわち撮影光軸左方向に付勢されて
いる。
【0058】また、カメラボディ1のレンズ鏡筒ユニッ
ト挿入部にはレンズ鏡筒ユニット51の外筒52の外周
と接触する摩擦部材27が円弧状に配置されている。
【0059】次に鏡筒ユニット51の構成について説明
する。鏡筒ユニット51は、外筒52の内部に可動筒5
4が光軸方向移動可能に配置されている。そして可動筒
54内には前群レンズ81が固定保持されている。同様
に、シャッタ55も可動筒54に固定されている。シャ
ッタ55はシャッタ羽根55aを含む。シャッタ羽根5
5aの後方の後群レンズ83は、後群レンズ室84に保
持され、該後群レンズ室84は可動筒54に固定されて
いる。
【0060】可動筒54の後端外周には雄ヘリコイドネ
ジ54aが形成されており、回転筒53の内周に形成さ
れた雌ヘリコイドネジ53bと螺合している。回転筒5
3はその外周を前記外筒52内に回転自在に支持されて
おり、光軸方向に関しては外筒52と飾り板56で移動
不能に支持されている。回転筒53の後端外周には鏡筒
ギア53aが設けられている。
【0061】飾り板56には直進キー56aが設けられ
ており、後群レンズ室84に設けられたキー溝84aと
接触している。したがって、回転筒53が回転すると、
可動筒54は直進キー56aとキー溝84aにより回転
を制限されているので、ヘリコイドネジにより光軸方向
に進退する。
【0062】飾り板56には前述の鏡筒スイッチKYS
が設けられている。鏡筒スイッチKYSは、可動筒54
が外筒52内部に収められている場合には後群レンズ室
84の一端84bと接触している。
【0063】シャッタ55からは、シャッタ駆動に関す
る信号を伝達するためのフレキシブルプリント板(FP
C)59が延びている。FPC59には、前記不揮発性
記憶装置58の素子が実装されている。該不揮発性記憶
装置58には例えば撮影レンズの焦点距離、Fナンバ
ー、繰り出し量などの撮影レンズに関する情報が書き込
まれている。FPC59はいったんカメラ前方に導か
れ、直進キー56aの先端部で折り返して飾り板56の
後端に延びかつ接合されている。FPC59は、飾り板
56の後端部に、カメラボディ1の接点ピン11と対向
する位置に、通信用のパターン59aを有する。
【0064】また、本実施例では、外筒52の外周には
前述の回転制限ピン52aとカムピン52bがそれぞれ
円周上に3カ所(3組)設けられている。3組のピンは
外筒52の円周上に互いに異なる角度間隔で配置されて
おり、レンズ鏡筒ユニット51の装着角度位置を1つに
限定するよう構成されている。ただし、1組の回転制限
ピン52aとカムピン52bとは同一角度上に配置され
ている。
【0065】次に、以上のような構成を有するレンズ鏡
筒ユニット51のカメラボディ1への装着過程を説明す
る。この説明の際に、図4〜図8、およびレンズ鏡筒ユ
ニットの装着過程での着脱リング8の動作を示す展開図
である図9から図12をも参照する。
【0066】図4および図9は、共に着脱レバー9が
「CLOSE」の位置にあり、レンズ鏡筒ユニット51
がカメラボディ1から外れた状態を示している。この状
態では、図9に示されているように、バリア28が閉じ
られており、かつカメラボディ1の回転制限溝1aと着
脱リング8のカム溝の一端8cとは互いにずれた位置に
ある。
【0067】この状態で、着脱レバー9を「CLOS
E」の位置から「INSERT」の位置にスライドさせ
ると、後述する機構によりバリア28が開く。また、着
脱レバー9の移動に応じて着脱リング8が回動し、図1
0に示されるように、着脱リング8のカム溝の一端8c
とカメラボディ1の回転制限溝1aが一直線上に整列す
る。
【0068】したがって、この状態で、レンズ鏡筒ユニ
ット51をカメラボディ1に挿入していくと、レンズ鏡
筒ユニット51の外筒52のカムピン52bはカメラボ
ディ1の回転制限溝1aを通って着脱リング8のらせん
状のカム溝8aの一端8cに達する。またレンズ鏡筒ユ
ニット51の外筒52の回転制限ピン52aは、カメラ
ボディ1の回転制限溝1aの一端1cに達する。図5お
よび図10はこの状態を示している。なお、このとき、
レンズ鏡筒ユニット51は、外筒52の外周を摩擦部材
27によって保持されているので、容易に脱落すること
はない。
【0069】次に、着脱レバー9を「INSERT」位
置から「ON」位置にスライドさせると図11に示され
るように、着脱リング8はさらに紙面右方向に移動す
る。これによって、レンズ鏡筒ユニット51の外筒52
のカムピン52bは着脱リング8のカム溝の斜面8dに
沿って動き、固定位置8eに達する。このとき、外筒5
2の回転制限ピン52aはカメラボディ1の回転制限溝
1aに係合しているので外筒52は回転をせず、光軸方
向のみに移動する。すなわち、レンズ鏡筒ユニット51
が回転せずに、光軸方向に沈胴することになる。図6お
よび図11はこの状態を示す。
【0070】この沈胴過程で、レンズ鏡筒ユニット51
の回転筒53の鏡筒ギア53aはカメラボディ側のカッ
プリングギア25と係合する。このとき、仮に鏡筒ギア
53aとカップリングギア25の歯先が干渉しても、圧
縮バネ26の作用で、カップリングギア25が逃げ、鏡
筒モータ21が回転することで正常な噛み合いが得られ
る。
【0071】なお、レンズ鏡筒ユニット51が上述のよ
うにして沈胴を完了するのに連動して、後述する機構に
より、アパーチャ12を覆っている遮光羽根13が、図
6に示されるように、退避される。
【0072】このようにしてレンズ鏡筒ユニット51の
沈胴が完了すると、レンズ鏡筒ユニット51の飾り板5
6に設けられた通信用パターン59aとカメラボディ側
に設けられた接点ピン11とが接触する。制御回路40
は、この接触に応じて、レンズ鏡筒ユニット51の不揮
発性記憶装置58から、前述のように、焦点距離、Fナ
ンバ、繰り出し量その他の、レンズ情報を読み込む。そ
して、制御回路40は該レンズ情報などに基づき鏡筒モ
ータ21を駆動して、前述の機構によりレンズ鏡筒ユニ
ット51の可動筒54、したがって撮影レンズ81,8
3、を繰り出す。この繰り出しの開始により、鏡筒スイ
ッチKYSに接触していた後群レンズ室84の端面84
bが該鏡筒スイッチKYSから離れ、該鏡筒スイッチK
YSが作動する。制御回路40は、この鏡筒スイッチK
YSの作動信号とフォトインタラプタ23のパルスカウ
ント値からレンズの繰り出し量を演算し、所定の撮影準
備位置で可動筒54を停止させる。図7はこの状態を示
す。
【0073】この状態で、レリーズ釦3(図1)を半押
しすると、半押しスイッチS1(図3)がオンとなり、
測距装置41により被写体距離が測定される。制御回路
40は測距装置41からの被写体距離の測定情報などに
基づきレンズの繰り出し量を算出し、鏡筒モータ21を
駆動制御して可動筒54を前記繰り出し量に対応する所
定の位置まで移動させる。そして、さらに全押しスイッ
チS2(図3)がオンにされると、測光装置42によっ
て被写体輝度を測定し、シャッタ55を作動させて露光
を行なう。その後、必要に応じて可動筒54を撮影準備
位置に戻し、フィルム給送装置43によりフィルムを1
駒巻き上げる。
【0074】撮影が終了した後、着脱レバー9を「O
N」位置から「OFF」位置にスライドさせると、鏡筒
モータ21が駆動され、可動筒54が沈胴する。また、
後述する機構によりバリア28が閉じて可動筒54の前
面を覆う。図8および図12はこの状態を示す。
【0075】この場合、レンズ鏡筒ユニット51のカム
ピン52bは、着脱リング8の固定位置8eから8fに
到達するが、光軸方向の位置は変化しないように構成さ
れている。
【0076】なお、レンズ鏡筒ユニット51をカメラボ
ディ1から取り外す場合は、着脱レバー9を「OFF」
位置または「ON」位置から「INSERT」位置にス
ライドさせる。これにより、前述の方法と逆の作動によ
りレンズ鏡筒ユニット51は図5および図10に示され
るような装着準備位置に戻され、取り外し可能な状態に
なる。
【0077】そして、レンズ鏡筒ユニット51を手で取
り外した後、着脱レバー9を「INSERT」位置から
「CLOSE」位置にスライドさせると、後述の機構に
よりバリア28がレンズ鏡筒挿入部開口を閉鎖する。こ
の状態は図4および図9に示されている通りである。
【0078】次に、バリア28および遮光羽根13の駆
動機構の詳細につき、前記着脱レバー9などの各ポジシ
ョンに対応して説明する。図13から図16までは、そ
れぞれ、着脱レバー9が「CLOSE」位置、「INS
ERT」位置、「ON」位置、および「OFF」位置に
ある場合のバリア28および遮光羽根13の駆動機構の
状態を示す斜視図である。
【0079】すなわち、図13は、前記図4および図9
に対応し、着脱レバー9が「CLOSE」位置にある状
態を示している。遮光羽根13は3枚の羽根14,1
5,16から構成されており、アパーチャ12を遮光し
ている。それぞれの羽根14,15,16は回転軸14
a,14b;15a,15b;16a,16bで2本の
平行リンク17と18にそれぞれ回転自在に支持されて
いる。平行リンク17と18はそれぞれ軸17a,18
aを中心に回転自在に支持されている。
【0080】2本の平行リンク17,18のうち、一方
の平行リンク18aにはピン18bが植設されている。
また平行リンク18は、軸18aを中心として時計方向
に図示しないバネによって付勢されている。したがっ
て、ピン18bは、着脱レバー9のカム9cのカム面9
dに当接しており、平行リンク17,18は図13に示
す位置に保持され、それによって遮光羽根13を構成す
る3枚の羽根部材14,15,16はアパーチャ12を
遮光する状態を維持している。
【0081】一方、バリア28は、軸28aを中心に回
転自在に支持されており、かつ図示しないバネによって
軸28aを中心に時計方向に付勢されている。バリア2
8からは腕部28bが延びており、この腕部28bは、
軸29aを中心に回転自在に支持された第1レバー29
から垂直に垂れ下がった腕部29bと当接している。ま
た、第2レバー30が、前記第1レバー29の回転軸2
9aと同軸に回転自在に支持されている。
【0082】第1レバー29と第2レバー30との間に
はねじりバネ31が回転軸29aを中心に支持されてお
り、ねじりバネ31の一端31aは前記第1レバー29
の腕部29bに当接し、他端31bは前記第2レバー3
0から立ち上がった腕部30aに当接している。したが
って、第1レバー29の腕部29cと第2レバー30の
腕部30aは当接した状態で保持されている。すなわ
ち、ねじりバネ31により、第1レバー29と第2レバ
ー30は一体となって回転する。また、第2レバー30
は、ピン30bが植設されており、着脱レバー9のカム
部9hのカム溝9jと係合している。カム溝9jは、後
に述べるように、着脱レバー9を矢印A方向に移動させ
るに応じて第2レバー30のピン30bを遮光羽根13
の方向に移動させ、次に遮光羽根13から一定距離の状
態を維持し、さらに遮光羽根13から遠ざけるようその
形状が規定されている。したがって、図13の状態で
は、第2レバー30のピン30bは遮光羽根13から遠
ざかった位置にあり、第1レバー29の腕部29bはバ
リア28の腕部28bを押圧していないかあるいはほと
んど押圧していないので、バリア28は図示しないバネ
によってレンズ鏡筒ユニットの挿入部開口を閉鎖する位
置にある。
【0083】なお、この状態でバリア28を開放側に外
力で動かした場合にも、バリア28の腕部28bと第1
のレバー29の腕部29bの係合が外れるだけであり、
機構部品を破壊することはない。
【0084】着脱レバー9にはスイッチエンコーダ10
が配置されている。該スイッチエンコーダ10は着脱レ
バー9に固定され絶縁基板上に形成されたパターン10
a,10bおよび10cと、これらのパターン上を摺動
するブラシ9bを含む。パターン10aはグランド(G
ND)パターンであり、パターン10bおよび10cは
信号パターンである。GNDパターン10aと各信号パ
ターン10b,10cをブラシ9bで導通させ、導通状
態に対応した信号を制御回路40に伝達する。
【0085】図13の状態では、信号パターン10bが
GNDパターン10aと非導通であり、信号パターン1
0cがGNDパターン10aと導通している。したがっ
て、制御回路40は、この導通状態を検出して、レンズ
鏡筒ユニット51が装着されておらず、バリア28が閉
じられているものとして認識する。
【0086】次に、着脱レバー9を「CLOSE」位置
から「INSERT」位置にスライドさせると、つまり
図13において矢印A方向に移動させると、第2レバー
30のピン30bは着脱レバー9のカム部9hに沿って
動き、カム溝の位置9kに移動する。これに応じて、第
2レバー30は回転軸29aの回りに反時計方向に回転
し、ねじりバネ31を介して第1レバー29も反時計方
向に回転する。そして、第1レバー29の腕部29bが
バリア28の腕部28bを押すので、バリア28は回転
軸28aの回りに反時計方向に回転し、レンズ鏡筒ユニ
ット51の挿入部から退避する。
【0087】この過程で、平行リンク18に植設された
ピン18bはカム9cのカム面9eに当接しているが、
カム面9eの高さは変化しないため遮光羽根13はアパ
ーチャ12を遮光した状態を維持する。
【0088】また、ブラシ9bは、信号パターン10b
および10cともグランドパターン10aと導通状態と
なり、制御回路40は、レンズ鏡筒ユニット51が装着
準備位置で、バリア28が開放されているものと認識す
る。図14はこのときの状態を示す。
【0089】次に、前述のようにしてレンズ鏡筒ユニッ
トをカメラボディ1に挿入した後、着脱レバー9を「I
NSERT」位置から「ON」位置にスライドさせる。
すなわち、図14において着脱レバー9を矢印A方向に
移動させると、第2レバー30のピン30bは着脱レバ
ー9のカム部9hに沿って動き、カム溝の位置9mに移
動する。このときカム部9hの高さは変化しないので第
2レバー30は回転せず、したがって第1レバー29お
よびバリア28も回転せず、バリア28は開放状態を維
持する。この状態を図15に示す。
【0090】一方、平行リンク18に植設されたピン1
8bはカム9cのカム面9f上に移動する。これによ
り、カム面の高さが低くなるため、平行リンク17,1
8はそれぞれ回転軸17a,18aの回りに回転し、羽
根部材14,15,16はアパーチャ12から退避す
る。
【0091】この状態では、ブラシ9bは、信号パター
ン10bがグランドパターン10aと導通し、信号パタ
ーン10cはグランドパターン10aと非導通状態とな
る。これにより、制御回路40は、レンズ鏡筒ユニット
51が装着され、バリア28が開放されていると認識す
る。したがって、制御回路40は、このような信号パタ
ーンの状態に対応する信号を受けると前述したように鏡
筒モータ21を駆動してレンズ鏡筒ユニット51の可動
筒54を所定の撮影準備位置まで繰り出す。
【0092】次に着脱レバー9を図15の矢印A方向に
さらに移動させ、「ON」位置から「OFF」位置にス
ライドさせる。これによって、スイッチエンコーダ10
の信号パターン10bおよび10cは共にグランドパタ
ーン10aと非導通の状態になる。この状態に応じた信
号を受けて制御回路40は鏡筒モータ21を駆動し、レ
ンズ鏡筒ユニット51の可動筒54を沈胴させる。
【0093】また、着脱レバー9の移動に応じて、第2
レバー30のピン30bは着脱レバー9のカム部9hに
沿って動き、カム溝の位置9nに移動する。これによっ
て、第2レバー30は回転軸29aの回りに時計方向に
回転し、第2レバー30の腕部30aが第1レバー29
の腕部29cを押し、第1レバー29も時計方向に回転
する。これによって、第1レバー29の腕部29bがバ
リア28の腕部28bに与えている押圧力が解除され
る。したがって、バリア28は図示しないバネによる付
勢力によって回転軸28aの回りに時計方向に回転し、
レンズ鏡筒ユニット51の挿入部を閉鎖する。
【0094】この過程で、平行リンク18に植設された
ピン18bはカム9cのカム面9fに当接しているが、
その高さは変化しないため遮光羽根13はアパーチャ1
2を開放した状態を維持する。図16はこの状態を示
す。
【0095】なお、着脱レバー9を「OFF」位置から
前述と逆方向に「CLOSE」位置に向かって動かす場
合は、上記と逆の作動が行なわれる。
【0096】また、上記実施例においては、レンズ鏡筒
装着時には遮光羽根13が開放しているが、遮光羽根1
3は例えばレンズ鏡筒ユニット51の可動筒54が繰り
出されて撮影準備が行なわれている場合にのみ開放し、
その他の場合には閉じるように構成すれば遮光性はさら
に向上する。
【0097】なお、着脱リング8および着脱レバー9な
どの可動装置は手動操作に限らず、例えばモータなどの
電動駆動源を利用して移動させるようにしてもよい。
【0098】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、レンズ
交換式カメラにおいて、カメラボディ側に内臓したバリ
アで、レンズ鏡筒ユニットの挿入部開口を覆うように構
成したので、レンズの装着、非装着にかかわらずカメラ
ボディ内へのゴミなどの侵入および外力による悪影響等
を防止でき、信頼性の高いレンズ交換式カメラが実現で
きる。また、従来のボディキャップあるいはレンズキャ
ップなどのような別設の装置を使用しないから、カメラ
の取り扱い上の利便性が増し、ボディキャップなどの紛
失の恐れもなくなる。
【0099】さらに、バリアの操作を、レンズ鏡筒ユニ
ットを固定する可動機構に連動して行なうように構成し
たので、レンズ鏡筒ユニットの挿入部開口を開閉する動
作が自動的に行なわれ極めて操作性のよいカメラが実現
できる。
【0100】さらに、撮影時以外ではバリアが閉じるか
ら、レンズ装着時にはレンズのシャッタ羽根とバリアで
二重遮光され、レンズ非装着時には遮光羽根とバリアで
二重遮光され、いずれの場合も遮光性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わるレンズ交換式カメラ
の外観を示す斜視図である。
【図2】図1のレンズ交換式カメラの底面の状態を示す
平面図である。
【図3】図1のレンズ交換式カメラの電気的構成を示す
ブロック回路図である。
【図4】図1のレンズ交換式カメラのレンズ鏡筒ユニッ
ト装着前の状態を示す断面図である。
【図5】図1のレンズ交換式カメラのレンズ鏡筒ユニッ
ト装着準備状態を示す断面図である。
【図6】図1のレンズ交換式カメラのレンズ鏡筒ユニッ
ト固定時の状態を示す断面図である。
【図7】図1のレンズ交換式カメラにおいて、レンズ鏡
筒ユニットが固定されかつ撮影準備が行なわれた状態を
示す断面図である。
【図8】図1のレンズ交換式カメラにおいて、レンズ鏡
筒ユニットが固定されかつバリアが閉じられた状態を示
す断面図である。
【図9】図1のレンズ交換式カメラの「CLOSE」時
の着脱リングの位置関係を示す展開図である。
【図10】図1のレンズ交換式カメラにおける「INS
ERT」時の着脱リングの位置関係を示す展開図であ
る。
【図11】図1のレンズ交換式カメラにおける「ON」
時の着脱リングの位置関係を示す展開図である。
【図12】図1のレンズ交換式カメラの「OFF」時の
着脱リングの位置関係を示す展開図である。
【図13】図1のレンズ交換式カメラの「CLOSE」
時のバリアと遮光羽根の作動状態を示す斜視図である。
【図14】図1のレンズ交換式カメラの「INSER
T」時のバリアと遮光羽根の作動状態を示す斜視図であ
る。
【図15】図1のレンズ交換式カメラの「ON」時のバ
リアと遮光羽根の作動状態を示す斜視図である。
【図16】図1のレンズ交換式カメラの「OFF」時の
バリアと遮光羽根の作動状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 カメラボディ 1a 回転制限溝 8 着脱リング 8a カム溝 9 着脱レバー 9b ブラシ 9c カム 9h バリア用カム部 10 スイッチエンコーダ 11 接点ピン 12 アパーチャ 13 遮光羽根 17,18 平行リンク 21 鏡筒モータ 23 フォトインタラプタ 25 カップリングギア 28 バリア 29 第1レバー 30 第2レバー 51 レンズ鏡筒ユニット 52 外筒 53 回転筒 53a 鏡筒ギア 54 可動筒 55 シャッタ 58 不揮発性記憶装置 81 前群レンズ 83 後群レンズ S1 半押しスイッチ S2 全押しスイッチ KYS 鏡筒スイッチ

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影レンズを有するレンズ鏡筒ユニット
    をカメラボディに装着して使用するレンズ交換式カメラ
    であって、 前記レンズ鏡筒ユニットをカメラボディに固定するため
    の可動機構と、 前記レンズ鏡筒ユニット挿入部の前面を覆うバリアと、 を具備し、前記可動機構は少なくとも、 前記バリアを開き前記レンズ鏡筒ユニットをカメラボデ
    ィに対し着脱可能にする第1のポジションと、 前記レンズ鏡筒ユニットの非装着状態で前記バリアを閉
    じる第2のポジションと、 を具備することを特徴とするレンズ交換式カメラ。
  2. 【請求項2】 前記可動機構はさらに、前記レンズ鏡筒
    ユニットの装着状態で前記バリアが開かれる第3のポジ
    ションを具備することを特徴とする請求項1に記載のレ
    ンズ交換式カメラ。
  3. 【請求項3】 前記可動機構の前記第3のポジションに
    おいては、さらに前記レンズ鏡筒ユニットの前記撮影レ
    ンズが撮影位置までくり出されて撮影準備が行なわれる
    ことを特徴とする請求項2に記載のレンズ交換式カメ
    ラ。
  4. 【請求項4】 前記可動機構はさらに、前記レンズ鏡筒
    ユニットの装着状態で前記バリアを閉じる第4のポジシ
    ョンを有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか
    1項に記載のレンズ交換式カメラ。
  5. 【請求項5】 前記可動機構が前記第4のポジションに
    ある時、前記バリアは、前記レンズ鏡筒ユニットの前面
    を覆うことを特徴とする請求項4に記載のレンズ交換式
    カメラ。
  6. 【請求項6】 さらに、露出開口部を遮光する遮光装置
    を備え、該遮光装置は前記可動機構が前記第1のポジシ
    ョンにあるとき前記レンズ鏡筒ユニットの着脱に応じて
    開閉されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1
    項に記載のレンズ交換式カメラ。
  7. 【請求項7】 前記可動機構は、 レンズ着脱レバーと、 該レンズ着脱レバーと連動して回動し、かつ前記レンズ
    鏡筒ユニットのカムピンと係合可能なカム溝を備えた着
    脱リングと、 を具備し、前記レンズ鏡筒ユニットをカメラボディに装
    着したとき、前記レンズ鏡筒ユニットのカムピンと前記
    着脱リングのカム溝とが係合し、前記レンズ着脱レバー
    の移動に応じてレンズ鏡筒ユニットが前記カム溝によっ
    て規定される運動を行なうことを特徴とする請求項1に
    記載のレンズ交換式カメラ。
  8. 【請求項8】 さらに、前記カメラボディに配置された
    回転制限溝を有し、前記可動機構が前記第1のポジショ
    ンにあるとき前記回転制限溝と前記着脱リングのカム溝
    とが整列し、前記回転制限溝を経て前記レンズ鏡筒ユニ
    ットのカムピンを前記カム溝に挿入可能であることを特
    徴とする請求項7に記載のレンズ交換式カメラ。
  9. 【請求項9】 前記レンズ着脱レバーの移動に連動して
    前記バリアの開閉が行なわれることを特徴とする請求項
    7に記載のレンズ交換式カメラ。
  10. 【請求項10】 撮影レンズを有するレンズ鏡筒ユニッ
    トをカメラボディに装着して使用するレンズ交換式カメ
    ラであって、 前記レンズ鏡筒ユニットをカメラボディに固定する可動
    機構と、 前記レンズ鏡筒ユニット挿入部の前面を覆うバリアと、 を具備し、前記可動機構は少なくとも、 前記バリアを開き前記レンズ鏡筒ユニットをカメラボデ
    ィに対し着脱可能にする第1のポジションと、 前記レンズ鏡筒ユニットの装着状態で前記バリアを閉じ
    る第2のポジションと、 を具備することを特徴とするレンズ交換式カメラ。
  11. 【請求項11】 前記可動機構はさらに、前記レンズ鏡
    筒ユニットの装着状態で前記バリアが開かれる第3のポ
    ジションを具備することを特徴とする請求項10に記載
    のレンズ交換式カメラ。
  12. 【請求項12】 前記可動機構の前記第3のポジション
    においては、さらに前記レンズ鏡筒ユニットの前記撮影
    レンズが撮影位置までくり出されて撮影準備が行なわれ
    ることを特徴とする請求項11に記載のレンズ交換式カ
    メラ。
  13. 【請求項13】 前記可動機構が前記第2のポジション
    にある時、前記バリアは、前記レンズ鏡筒ユニットの前
    面を覆うことを特徴とする請求項10に記載のレンズ交
    換式カメラ。
  14. 【請求項14】 さらに、露出開口部を遮光する遮光装
    置を備え、該遮光装置は前記可動機構が前記第1のポジ
    ションにあるとき前記レンズ鏡筒ユニットの着脱に応じ
    て開閉されることを特徴とする請求項10〜13のいず
    れか1項に記載のレンズ交換式カメラ。
  15. 【請求項15】 前記可動機構は、 レンズ着脱レバーと、 該レンズ着脱レバーと連動して回動し、かつ前記レンズ
    鏡筒ユニットのカムピンと係合可能なカム溝を備えた着
    脱リングと、 を具備し、前記レンズ鏡筒ユニットをカメラボディに装
    着したとき、前記レンズ鏡筒ユニットのカムピンと前記
    着脱リングのカム溝とが係合し、前記レンズ着脱レバー
    の移動に応じてレンズ鏡筒ユニットが前記カム溝によっ
    て規定される運動を行なうことを特徴とする請求項10
    に記載のレンズ交換式カメラ。
  16. 【請求項16】 さらに、前記カメラボディに配置され
    た回転制限溝を有し、前記可動機構が前記第1のポジシ
    ョンにあるとき前記回転制限溝と前記着脱リングのカム
    溝とが整列し、前記回転制限溝を経て前記レンズ鏡筒ユ
    ニットのカムピンを前記カム溝に挿入可能であることを
    特徴とする請求項15に記載のレンズ交換式カメラ。
  17. 【請求項17】 前記着脱リングのカム溝は、前記可動
    機構が前記第1のポジションにあるときに前記レンズ鏡
    筒ユニットを装着し、次に第2のポジションに切り換え
    たとき、前記レンズ鏡筒ユニットを沈胴固定させるらせ
    ん状カム溝部分を有することを特徴とする請求項15ま
    たは16に記載のレンズ交換式カメラ。
  18. 【請求項18】 前記レンズ着脱レバーの移動に連動し
    て前記バリアの開閉が行なわれることを特徴とする請求
    項15に記載のレンズ交換式カメラ。
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