JP2002021492A - トンネルへの防水シートまたは隙間抑制材の展張方法およびその装置 - Google Patents

トンネルへの防水シートまたは隙間抑制材の展張方法およびその装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】トンネル内壁面の形状に関係なく、防水シート
または隙間抑制材を、強度、耐久性を損ねることなく、
高品質に均一に展張する。 【解決手段】二次覆工コンクリート打設前に、トンネル
内壁面14に、防水シートまたは隙間抑制材を展張する
方法および装置において、基台18の外周面に防水シー
トまたは隙間抑制材16を展張させ、この防水シートま
たは隙間抑制材16をトンネル内壁面14側に近接させ
た後、防水シートまたは隙間抑制材16とトンネル内壁
面14との間に、接着材等の凝固剤を注入させ、トンネ
ル内壁面14に防水シートまたは隙間抑制材16を固着
させ、トンネル12内へ防水シートまたは隙間抑制材を
展張することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トンネルへの二次
覆工コンクリート打設前に、トンネル内壁面に、岩盤側
からの漏水を止水するための防水シート、または地盤沈
下、地震等の自然現象における岩盤移動による二次覆工
コンクリート打設面へのクラックを防止するための隙間
抑制材を展張する方法およびその装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】元来、トンネル内壁面へのコンクリート
打設は、まず掘削されていない岩盤側からの漏水の止水
および岩盤補強のため、トンネル内壁面に薄層の一次覆
工コンクリートを吹付けた後、厚層の二次覆工コンクリ
ートを打設するのが一般的である。
【0003】また、岩盤側からのトンネル内への漏水
は、冬季の路面凍結、氷結による通行障害、覆工コンク
リートの劣化、トンネル内の設備に対する悪影響、等の
要因となるため、防水処理を行う必要があった。
【0004】このトンネル内を防水するため、二次覆工
コンクリート打設前に、トンネル内壁面(一次覆工コン
クリート表面)に防水シートを展張させていた(図6参
照)。
【0005】また、地盤沈下、地震等の自然現象におけ
る岩盤移動による二次覆工コンクリート打設面へのクラ
ックを防止するため、二次覆工コンクリート打設前に、
トンネル内壁面(一次覆工コンクリート表面)にシート
状の隙間抑制材を展張させることも知られている。
【0006】防水シートの展張方法としては、釘、鋲等
の止着具により防水シートを直接トンネル内壁面に止着
させる他、特許第2952167号に代表される如く、
移動架台上にトンネル内壁面と同軸的に取付けられたガ
イドレールに、防水シートを支持し、防水シートを繰出
し、繰出した防水シートをトンネル内壁面に固着された
止着部材に一定の押圧力で止着する止着機構を、移動自
在に配設させた装置を使用して、防水シートをトンネル
の周方向の一側下端から、中央を経て、他側下端に展張
する方法があった。
【0007】また、隙間抑制材の展張方法としても、前
記防水シートの展張方法と同様にして行われていた。
【0008】なお、図6中、12はトンネル、14はト
ンネル内壁面、40は二次覆工コンクリート、46は一
次覆工コンクリート、48は防水シート、50は岩盤を
示す。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来は前記の通り、ト
ンネルへの防水シートまたは隙間抑制材の展張方法にお
いて、釘、鋲等の止着具による場合、作業効率が極めて
良くないことが問題となっていた。
【0010】また、移動架台による防水シートまたは隙
間抑制材の展張においては、防水シートまたは隙間抑制
材をトンネルの周方向の一側下端から、中央を経て、他
側下端へと展張するため、作業が長時間にわたり作業性
が良くなく、トンネル周が大きい程、展張する防水シー
トまたは隙間抑制材が長尺で大重量となり、この大重量
の防水シートまたは隙間抑制材を止着部材に止着する止
着機構が大型化するばかりか、装置全体も大型化し、コ
ストが高騰することが問題となっていた。
【0011】また、止着機構がガイドレールに配設され
る都合上、繰出した防水シートまたは隙間抑制材を止着
部材に一定の押圧力でしか止着できず、防水シートまた
は隙間抑制材の止着部材への押圧力が小さいため、トン
ネル内壁面の凹凸形状に沿わせようとすると、展開され
た防水シートまたは隙間抑制材に垂れ、緩み等が発生し
易く、防水シートまたは隙間抑制材の展張における均一
性に欠け、しばしば防水シートまたは隙間抑制材が伸張
されすぎ、特定個所が薄くなり、その部分から破損した
りする等、防水シートまたは隙間抑制材の強度が著しく
低下する等、その品質に問題があった。
【0012】また、釘、鋲等の止着具または移動架台に
よる防水シートまたは隙間抑制材の展張は、いずれも防
水シートまたは隙間抑制材を全体的にトンネル内壁面に
固着させるのではなく、防水シートまたは隙間抑制材を
部分的にしかトンネル内壁面に固着させることができな
いため、防水シートまたは隙間抑制材のトンネル内壁面
に対する固着力が弱く、防水またはクラック防止効率が
良くないことが問題となっていた。
【0013】本発明は、このような欠点に鑑み、トンネ
ル内壁面の形状に関係なく、防水シートまたは隙間抑制
材を、強度、耐久性を損ねることなく、高品質に均一に
展張することができる防水シートまたは隙間抑制材の展
張方法およびその装置を提供することを目的とするもの
である。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、トンネル内へ
の二次覆工コンクリート打設前に、トンネル内壁面に、
岩盤側からの漏水を止水するための防水シートまたは地
盤沈下、地震等の自然現象における岩盤移動による二次
覆工コンクリート打設面へのクラックを防止するための
隙間抑制材を展張する方法および装置において、トンネ
ル内に移動自在に設けられた基台の外周面に防水シート
または隙間抑制材を展張させ、この防水シートまたは隙
間抑制材をトンネル内壁面側に近接させた後、防水シー
トまたは隙間抑制材とトンネル内壁面との間に、接着剤
等の凝固剤を注入させ、トンネル内壁面に防水シートま
たは隙間抑制材を固着させ、トンネル内へ防水シートま
たは隙間抑制材を展張することを特徴とするもの、また
は基台の外周面を拡幅自在とし、トンネルの周長に対応
させて防水シートまたは隙間抑制材を展張することを特
徴とするもの、または基台を二次覆工コンクリートを打
設するための移動式型枠とし、トンネル内壁面への防水
シートまたは隙間抑制材の固着後、この移動式型枠によ
り二次覆工コンクリートを打設することを特徴とするも
のである。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明に係るトンネルへ防水シー
トまたは隙間抑制材16を展張する装置は、二次覆工コ
ンクリート打設前に、トンネル12のトンネル内壁面1
4に防水シートまたは隙間抑制材16を展張するための
装置であり、その構成を、図1〜図5に基づいて、以下
に詳述する。
【0016】本発明において、トンネル内壁面14は、
トンネル掘削面に吹付けた薄層の一次覆工コンクリート
表面のことをいう。
【0017】本発明で使用する防水シート16は、一次
覆工されたトンネル内壁面14と二次覆工面との間に、
岩盤側からの漏水をトンネル12下方の排水溝(図示
略)に案内するためのものであり、隙間抑制材16は地
盤沈下、地震等の自然現象における岩盤移動による二次
覆工コンクリート打設面へのクラックを防止するための
隙間を形成するものであり、本例においてはトンネル1
2の長さ方向に対する幅が約4〜10mのシート状の隙
間抑制材である。
【0018】トンネル12内に移動自在に基台18が設
けられている。
【0019】この基台18は二対の脚体20と、その脚
体20の上部間に構設された架体22と、脚体20およ
び架体22の適所に設けられた足場24と、により枠状
に形成されている。
【0020】この基台18の外周面に、隙間抑制材16
を展張支持させるための枠体26が配設されている。
【0021】本例において、基台18および枠体26か
らなる装置本体は、二次覆工コンクリートを打設するた
めの移動式型枠そのものである。
【0022】この枠体26に、一次覆工されたトンネル
内壁面14と枠体26の外周に展張させる隙間抑制材1
6とを固着させるための接着剤等の凝固剤28の注入口
30が、形成されている。
【0023】本例において、凝固剤28は合成樹脂系、
ボンド系、セメント系等の各種接着剤である。
【0024】また、注入口30は装置本体である移動式
型枠に装備された開閉自在の検査窓32を開放させ、そ
の個所を利用する。
【0025】また、トンネル12の周長(断面形状)に
対応させて防水シートまたは隙間抑制材16を展張する
ため、枠体26を複数のヒンジ33により拡幅自在とし
てある。
【0026】なお、図中34は基台18の走行レール、
36は駆動ローラー、38は一次覆工コンクリート、4
0は二次覆工コンクリート、42は既二次覆工コンクリ
ート面、44は隙間抑制材16に穿孔された通孔、45
は枠体26のトンネル掘削側または掘削側と反対側を被
覆するためのエアーチューブを示す。
【0027】本装置を使用してトンネル内壁面14に隙
間抑制材16を展張させる方法を以下に詳述する。
【0028】まず、本装置をトンネル12の所定位置ま
で移動させる。
【0029】次に、枠体26をトンネル12の周長(断
面形状)に対応させて、ヒンジ33により適宜拡幅させ
る。
【0030】次に、枠体26の外周面に隙間抑制材16
を展張支持させる。
【0031】この際、隙間抑制材16は枠体26の外周
面に沿って均一に展張されるため、トンネル内壁面の凹
凸形状に関係なく、隙間抑制材16に垂れ、緩み等が発
生することなく、また伸張されすぎ、特定個所のみが薄
くなる等、変形しないので、隙間抑制材16の強度、耐
久性を損なうことがない。
【0032】次に、枠体26の外周面に展張支持された
隙間抑制材16をトンネル内壁面14側に近接位置させ
る。
【0033】この際、枠体26が装着された基台18を
上昇させることにより位置調整する。
【0034】次に、枠体26の内側から注入口30を介
して凝固剤28を、トンネル内壁面14と、枠体26の
外周面に展張支持させた隙間抑制材16と、の間に注入
する(図1および図5(イ)参照)。
【0035】この際、凝固剤28の外部への浸出防止の
ため、枠体26のトンネル掘削側と反対側(図2におい
て右側)は、既固着隙間抑制材と重合させるか、あるい
はエアーチューブ45により被覆させ、枠体26の掘削
側(図2において左側)はエアチューブ45または妻板
により被覆しておく必要がある。
【0036】また、注入口30は移動式型枠に装備され
た検査窓32を利用し、注入口30に対応する隙間抑制
材16の所定個所に通孔44を穿孔させ、この通孔44
から凝固剤28を注入する。
【0037】この注入された凝固剤28より、隙間抑制
材16が全体的にトンネル内壁面14に固着されるた
め、隙間抑制材16の固着力が大きく、二次覆工コンク
リート面へのクラック防止効果を奏する。
【0038】また、隙間抑制材16に穿孔させた通孔4
4は、次工程である二次覆工コンクリート打設により閉
塞されるため、凝固剤28の注入後、閉塞させる必要は
なく、また隙間抑制材16には凝固剤28の注入用の通
孔44を予め穿孔させておく必要もなく、コストを低減
させることができる。
【0039】次に、移動式型枠である基台18および枠
体26を下降させ、枠体26とトンネル内壁面14に固
着させた隙間抑制材16との間に二次覆工コンクリート
40の打設スペースを形成させ、この打設スペース内に
二次覆工コンクリート40を打設する(図3および図5
(ロ)、(ハ)参照)。
【0040】この際、枠体26のトンネル掘削側と反対
側(図4において右側)は、既二次覆工コンクリート面
42と重合させ、枠体26の掘削側(図4において左
側)はエアーチューブ45または妻板(図示略)により
被覆しておく必要がある。
【0041】このように、本装置に対応する位置のトン
ネル12内に隙間抑制材16を展張、固着させることに
より、地盤沈下、地震等の自然現象における岩盤移動に
よる二次覆工コンクリート面へのクラックを防止するた
めの隙間を形成する。
【0042】次に、トンネル12の堀削側に本装置を移
動させ、その位置で別の隙間抑制材16を展張する。
【0043】この作業を順次繰り返し行うことにより、
トンネル12内に隙間抑制材16を展張させ、トンネル
12内の二次覆工コンクリート面へのクラックを防止す
る。
【0044】また、隙間抑制材16に代えて防水シート
を展張させる場合も、隙間抑制材16の展張方法と同様
に行うことができるので、説明は省略する。
【0045】なお、本例において、基台18および枠体
26は移動式型枠そのものであるが、移動式型枠と別体
とし、隙間抑制材展張作業または防水シート展張作業と
二次覆工コンクリート打設作業とを並行して同時に施工
できることは自明である。
【0046】また、隙間抑制材16はトンネル12の長
さ方向に対する幅が約4〜10mであるが、枠体26の
長さに対応させて適宜変更することは自由である。
【0047】また、基台18に対して枠体26を移動さ
せることにより、枠体26の外周面に展張支持させた隙
間抑制材16の位置調整を行うことは自明である。
【0048】また、トンネル12の周長(断面形状)が
均一である場合には、基台18の枠体26をヒンジ33
により拡幅自在とする必要はない。
【0049】また、トンネル12は半円形であるが、円
形のものでもよく、用途としても海中トンネル、下水道
関係の構築時にも利用できることは自明である。
【0050】
【発明の効果】本発明に係るトンネルへの防水シートま
たは隙間抑制材の展張方法および装置によれば、基台の
外周面に防水シートまたは隙間抑制材を展張させ、トン
ネル内壁面側に近接させた後、防水シートまたは隙間抑
制材とトンネル内壁面との間に、接着剤等の凝固剤を注
入させ、トンネル内壁面に防水シートまたは隙間抑制材
を固着させるため、トンネル内壁面の凹凸形状に関係な
く、隙間抑制材に垂れ、緩み等が発生することなく、ま
た伸張されすぎて特定個所のみが薄くなる等、変形しな
いので、防水シートまたは隙間抑制材の強度、耐久性を
損なうことがなく、また防水シートまたは隙間抑制材を
全体的に高品質に均一にトンネル内壁面に固着させるこ
とができ、優れた防水効果およびクラック防止効果を奏
する。
【0051】また、基台の外周面を拡幅自在とすること
により、トンネルの周長(断面形状)に対応させて防水
シートまたは隙間抑制材を展張することができ、作業品
質を向上させることができる。
【0052】また、基台を、二次覆工コンクリートを打
設するための移動式型枠とすることにより、防水シート
または隙間抑制材のトンネル内壁面への展張固着後、こ
の移動式型枠により二次覆工コンクリートを打設するこ
とができるため、製造コストを削減できると共に、作業
効率をより一層向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るトンネルへの防シートまたは隙間
抑制材の展張装置による展張工程を示す要部拡大正面
図。
【図2】同、展張装置の側面図。
【図3】本発明に係るトンネルへの防水シートまたは隙
間抑制材の展張装置による二次覆工コンクリート打設工
程を示す要部拡大正面図。
【図4】同、展張装置の側面図。
【図5】本発明に係る作業工程を示す正面図。
【図6】防水シートを展張したトンネル断面を示す正面
図。
【符号の説明】
12 トンネル 14 トンネル内壁面 16 防水シートまたは隙間抑制材 18 基台 26 枠体 28 凝固剤 30 注入口 40 二次覆工コンクリート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北川 勉 岐阜県本巣郡真正町十四条144番地 岐阜 工業株式会社内 (72)発明者 相崎 毅 岐阜県本巣郡真正町十四条144番地 岐阜 工業株式会社内 Fターム(参考) 2D055 BA06 HA06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トンネル(12)内への二次覆工コンクリー
    ト打設前に、トンネル内壁面(14)に、岩盤側からの漏水
    を止水するための防水シート(16)または地盤沈下、地震
    等の自然現象における岩盤移動による二次覆工コンクリ
    ート打設面へのクラックを防止するための隙間抑制材(1
    6)を展張する方法において、トンネル(12)内に移動自在
    に設けられた基台(18)の外周面に防水シートまたは隙間
    抑制材(16)を展張させ、この防水シートまたは隙間抑制
    材(16)をトンネル内壁面(14)側に近接させた後、防水シ
    ートまたは隙間抑制材(16)とトンネル内壁面(14)との間
    に、接着剤等の凝固剤(28)を注入させ、トンネル内壁面
    (14)に防水シートまたは隙間抑制材(16)を固着させ、ト
    ンネル(12)内へ防水シートまたは隙間抑制材(16)を展張
    することを特徴とするトンネルへの防水シートまたは隙
    間抑制材の展張方法。
  2. 【請求項2】 基台(18)の外周面を拡幅自在とし、トン
    ネル(12)の周長に対応させて防水シートまたは隙間抑制
    材(16)を展張することを特徴とする請求項1記載のトン
    ネルへの防水シートまたは隙間抑制材の展張方法。
  3. 【請求項3】 基台(18)を、二次覆工コンクリートを打
    設するための移動式型枠とし、トンネル内壁面(14)への
    防水シートまたは隙間抑制材(16)の固着後、この移動式
    型枠により二次覆工コンクリート(40)を打設することを
    特徴とする請求項1または請求項2記載のトンネルへの
    防水シートまたは隙間抑制材の展張方法。
  4. 【請求項4】 トンネル(12)内への二次覆工コンクリー
    ト打設前に、トンネル内壁面(14)に、岩盤側からの漏水
    を止水するための防水シート(16)または地盤沈下、地震
    等の自然現象における岩盤移動による二次覆工コンクリ
    ート打設面へのクラックを防止するための隙間抑制材(1
    6)を展張する装置において、基台(18)の外周面に、防水
    シートまたは隙間抑制材(16)を展張させるための枠体(2
    6)を配設させ、この枠体(26)に、接着剤等の凝固剤(28)
    の注入口(30)を形成させたことを特徴とするトンネルへ
    の防水シートまたは隙間抑制材の展張装置。
  5. 【請求項5】 基台(18)の外周面の枠体(26)を拡幅自在
    とし、トンネル(12)の周長に対応させて防水シートまた
    は隙間抑制材(16)を展張することを特徴とする請求項4
    記載のトンネルへの防水シートまたは隙間抑制材の展張
    装置。
  6. 【請求項6】 基台(18)および枠体(26)を、二次覆工コ
    ンクリートを打設するための移動式型枠とし、トンネル
    内壁面(14)への防水シートまたは隙間抑制材(16)の固着
    後、この移動式型枠により、二次覆工コンクリート(40)
    を打設することを特徴とする請求項4または請求項5記
    載のトンネルへの防水シートまたは隙間抑制材の展張装
    置。
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