JP2013241806A - トンネル防水工法における充填材及び覆工コンクリートの打設方法及びその打設装置 - Google Patents

トンネル防水工法における充填材及び覆工コンクリートの打設方法及びその打設装置 Download PDF

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Abstract

【解決手段】トンネル1の周方向へ互いに並べた複数の分割枠7,8,9,10を互いに回動可能に連結したアーチ状の型枠4に防水シート5を巻き掛けた状態で、トンネル1の下面に吹き付けた一次覆工コンクリート2の下面に沿って、型枠4及び防水シート5をトンネル1の底部1aの幅方向Yの両側から天井部1bにわたり配設し、一次覆工コンクリート2の下面と防水シート5の上面との間に設けた充填室6に充填材14を供給する。その後、型枠4を兼用すべく、分割枠7,8,9を回動させて幅方向Yの両側の分割枠7,8,9間の間隔を変更した型枠4を、防水シート5の下面に沿ってトンネル1の底部1aの幅方向Yの両側から天井部1bにわたり配設し、防水シート5の下面と型枠4の上面との間に設けた打設室15に二次覆工コンクリートを供給する。
【効果】型枠4を兼用して作業効率を向上させるとともに設備費を低減させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、トンネルの耐久性を高めるためのトンネル防水工法(所謂ハイ・イータス工法)において、充填材及び覆工コンクリートの打設方法及びその打設装置に関するものである。
従来、例えば下記の特許文献1に示すようなトンネル防水工法においては、トンネルの一次覆工コンクリートに沿って型枠に巻き掛けた防水シートとこの一次覆工コンクリートとの間に充填材を供給した後、この防水シートと型枠との間に二次覆工コンクリートを供給する。
特許第4108460号公報
従来のトンネル防水工法では、充填材を供給する作業時に利用する型枠と、二次覆工コンクリートを供給する作業時に利用する型枠とが互いに異なるため、一方の作業から他方の作業に移る際にそれらの型枠を設置し直さねばならず、作業効率の低下や設備費の高騰などの原因になっていた。
この発明は、充填材を供給する作業時に利用する型枠と、二次覆工コンクリートを供給する作業時に利用する型枠とを兼用し得るようにして、作業効率の向上や設備費の低減などを計ることを目的としている。
後記実施形態(図1〜4に示す第一実施形態、図5に示す第二実施形態)の図面の符号を援用して本発明を説明する。
請求項1の発明にかかるトンネル防水工法における充填材及び覆工コンクリートの打設方法(第一実施形態及び第二実施形態に対応)においては、トンネル(1)の周方向へ互いに並べた複数の分割枠(7,8,9,10)を互いに回動可能に連結したアーチ状の型枠(4)に防水シート(5)を巻き掛けた状態で、トンネル(1)の下面に吹き付けた一次覆工コンクリート(2)の下面に沿って、そのアーチ状の型枠(4)及び防水シート(5)をトンネル(1)の底部(1a)の幅方向(Y)の両側から天井部(1b)にわたり配設し、この一次覆工コンクリート(2)の下面と防水シート(5)の上面との間に設けた充填室(6)に充填材(14)を供給した後、前記アーチ状の型枠(4)を兼用すべく、分割枠(7,8,9)を回動させて幅方向(Y)の両側の分割枠(7,8,9)間の間隔を変更したアーチ状の型枠(4)を、前記防水シート(5)の下面に沿ってトンネル(1)の底部(1a)の幅方向(Y)の両側から天井部(1b)にわたり配設し、この防水シート(5)の下面と型枠(4)の上面との間に設けた打設室(15)に二次覆工コンクリートを供給する。
請求項1の発明では、充填材(14)を供給する作業時と二次覆工コンクリートを供給する作業時とで型枠(4)を兼用するので、作業効率を向上させるとともに設備費を低減させることができる。
請求項2の発明にかかるトンネル防水工法における充填材及び覆工コンクリートの打設装置(第一実施形態及び第二実施形態に対応)においては、トンネル(1)の下面に吹き付けた一次覆工コンクリート(2)の下面に沿って、防水シート(5)を巻き掛けたアーチ状の型枠(4)をトンネル(1)の底部(1a)の幅方向(Y)の両側から天井部(1b)にわたり配設し、この一次覆工コンクリート(2)の下面と防水シート(5)の上面との間に設けた充填室(6)に充填材(14)を供給する充填材打設装置(3A)と、前記防水シート(5)の下面に沿ってアーチ状の型枠(4)をトンネル(1)の底部(1a)の幅方向(Y)の両側から天井部(1b)にわたり配設し、この防水シート(5)の下面と型枠(4)の上面との間に設けた打設室(15)に二次覆工コンクリートを供給する覆工コンクリート打設装置(3B)とを備えている。充填材打設装置(3A)の型枠(4)と覆工コンクリート打設装置(3B)の型枠(4)とを兼用すべく、トンネル(1)の周方向へ互いに並べた複数の分割枠(7,8,9,10)のうち幅方向(Y)の両側において周方向で互いに隣接する少なくとも一組の上下両側の分割枠(8,9)の端部間の連結部(12)では、幅方向(Y)の両側の分割枠(8,9)間の間隔を変更して保持し得るように、上側の分割枠(8)の端部に対し下側の分割枠(9)の端部をトンネル(1)の幅方向(Y)へ回動可能に支持した。
請求項2の発明では、アーチ状の型枠(4)を充填材打設装置(3A)として利用する場合と覆工コンクリート打設装置(3B)として利用する場合とでは、型枠(4)の設置高さが変わって幅方向(Y)の両側の分割枠(8,9)間の間隔も変わるため、上側の分割枠(8)の端部に対し下側の分割枠(9)の端部をトンネル(1)の幅方向(Y)へ回動させて保持すれば、その間隔を調節して充填材打設装置(3A)の型枠(4)と覆工コンクリート打設装置(3B)の型枠(4)とを兼用することができる。
請求項3の発明にかかるトンネル防水工法における充填材及び覆工コンクリートの打設装置(第一実施形態及び第二実施形態に対応)においては、トンネル(1)の下面に吹き付けた一次覆工コンクリート(2)の下面に沿って、防水シート(5)を巻き掛けたアーチ状の型枠(4)をトンネル(1)の底部(1a)の幅方向(Y)の両側から天井部(1b)にわたり配設し、この一次覆工コンクリート(2)の下面と防水シート(5)の上面との間に設けた充填室(6)に充填材(14)を供給する充填材打設装置(3A)と、前記防水シート(5)の下面に沿ってアーチ状の型枠(4)をトンネル(1)の底部(1a)の幅方向(Y)の両側から天井部(1b)にわたり配設し、この防水シート(5)の下面と型枠(4)の上面との間に設けた打設室(15)に二次覆工コンクリートを供給する覆工コンクリート打設装置(3B)とを備えている。充填材打設装置(3A)の型枠(4)と覆工コンクリート打設装置(3B)の型枠(4)とを兼用すべく、トンネル(1)の周方向へ互いに並べた複数の分割枠(7,8,9,10)のうち、トンネル(1)の底部(1a)の幅方向(Y)の両側に近い最下の第一分割枠(7)の端部と、その第一分割枠(7)より上方に配設された下から二番目の第二分割枠(8)の端部との間の第一連結部(11)と、前記第二分割枠(8)の端部と、その第二分割枠(8)より上方に配設された下から三番目の第三分割枠(9)の端部との間の第二連結部(12)とのうち、少なくとも第二連結部(12)で、幅方向(Y)の両側の第二分割枠(8)間の間隔を変更して保持し得るように、第二分割枠(8)をトンネル(1)の幅方向(Y)へ回動可能に支持した。
請求項3の発明では、アーチ状の型枠(4)を充填材打設装置(3A)として利用する場合と覆工コンクリート打設装置(3B)として利用する場合とでは、型枠(4)の設置高さが変わって幅方向(Y)の両側の分割枠(8,9)間の間隔も変わるため、第三分割枠(9)の端部に対し第二分割枠(8)の端部をトンネル(1)の幅方向(Y)へ回動可能に支持すれば、その間隔を調節して充填材打設装置(3A)の型枠(4)と覆工コンクリート打設装置(3B)の型枠(4)とを兼用することができる。
請求項3の発明を前提とする請求項4の発明(第一実施形態及び第二実施形態に対応)において、少なくとも前記第二連結部(12)では、充填材打設装置(3A)の型枠(4)として配設する場合と、覆工コンクリート打設装置(3B)の型枠(4)として配設する場合とで、分割枠(8,9)の回動中心線(19aと22a、32aと32a)を互いにずらすことができる。請求項4の発明では、第二連結部(12)で分割枠(8,9)の回動中心線(19aと22a、32aと32a)を互いにずらすことにより、充填材打設装置(3A)と覆工コンクリート打設装置(3B)とでそれぞれ型枠(4)を適切なアーチ状に設定することができる。
請求項4の発明を前提とする請求項5の発明(第一実施形態に対応)において、少なくとも前記第二連結部(12)は、充填材打設装置(3A)の型枠(4)として配設する場合に利用されるように分割枠(8,9)の回動中心線(19a)を有する軸支部(16)と、覆工コンクリート打設装置(3B)の型枠(4)として配設する場合に利用されるように分割枠(8,9)の回動中心線(22a)を有する軸支部(17)をそれぞれ備えている。請求項5の発明では、充填材打設装置(3A)と覆工コンクリート打設装置(3B)とでそれぞれ軸支部(16,17)を区別して設けることにより、第二連結部(12)で分割枠(8,9)の回動中心線(19aと22a)を互いにずらす設定を容易に行なうことができる。
請求項5の発明を前提とする請求項6の発明(第一実施形態に対応)において、少なくとも前記第二連結部(12)の両軸支部(16,17)は支持孔(19,22)に対し支持し得る支持ピン(20,24)を有し、両軸支部(16,17)のうち一方の軸支部(16,17)において支持ピン(20,24)を支持孔(19,22)に支持した状態で回動中心線(19a,22a)として機能する。請求項6の発明では、第二連結部(12)の両軸支部(16,17)のうち一方の軸支部(16,17)において支持ピン(20,24)を支持孔(19,22)に支持することにより、充填材打設装置(3A)の型枠(4)として利用する際の軸支部(16)と、覆工コンクリート打設装置(3B)の型枠(4)として利用する際の軸支部(17)とに使い分けることができる。
請求項4の発明を前提とする請求項7の発明(第二実施形態に対応)において、少なくとも前記第二連結部(12)は、充填材打設装置(3A)の型枠(4)として配設する場合に利用されるとともに覆工コンクリート打設装置(3B)の型枠(4)として配設する場合に利用される共通の軸支部(28)を備え、その軸支部(28)は支持孔(30)に対し遊嵌可能に支持し得る支持ピン(32)を有し、支持孔(30)に対する支持ピン(32)の隙間の範囲で分割枠(8,9)の回動中心線(32a)を互いにずらすことができる。請求項7の発明では、第二連結部(12)で支持孔(30)に対し支持ピン(32)を遊嵌し得る軸支部(28)を設けることにより、充填材打設装置(3A)の型枠(4)として配設する場合と、覆工コンクリート打設装置(3B)の型枠(4)として配設する場合とで、分割枠(8,9)の回動中心線(32a)を互いにずらすことができる。
請求項5から請求項7のうちいずれか一つの請求項の発明を前提とする請求項8の発明(第一実施形態及び第二実施形態に対応)において、少なくとも前記第二連結部(12)の軸支部(16,17,28)では止めピン(25,33)を止め孔(23,31)に支持し得る。請求項8の発明では、充填材打設装置(3A)の型枠(4)として利用する場合と、覆工コンクリート打設装置(3B)の型枠(4)として利用する場合とで、支持孔(19,22,30)に対し支持ピン(20,24,32)を支持し直す際に、止めピン(25,33)により第三分割枠(9)からの第二分割枠(8)の分離を阻止することができる。
本発明は、充填材(14)を供給する作業時に利用する型枠(4)と、二次覆工コンクリートを供給する作業時に利用する型枠(4)とを兼用し得るので、作業効率の向上や設備費の低減などを計ることができる。
(a)は後記の第一実施形態にかかるトンネル防水工法の充填材打設装置において一次覆工コンクリートに対する充填材の打設前の状態を正面側から見た横断面図であり、(b)は同じくトンネル防水工法の覆工コンクリート打設装置において充填材の打設後で二次覆工コンクリートの打設前の状態を正面側から見た横断面図である。 図1(a)に示す型枠と図1(b)に示す型枠とを互いに重ねてそれらの形態の変化を示す部分横断面図である。 (a)は図1(a)に示す型枠において各分割枠の端部間の連結部のうち第二連結部を示す部分拡大側面図であり、(b)はその第二連結部において充填材打設装置の型枠に利用する軸支部を示す部分拡大正面図であり、(c)はその第二連結部において覆工コンクリート打設装置の型枠に利用する軸支部を示す部分拡大正面図であり、(d)はその第二連結部において(c)の軸支部の途中状態を示す部分拡大正面図である。 (a)は図1(b)に示す型枠において各分割枠の端部間の連結部のうち第二連結部を示す部分拡大側面図であり、(b)はその第二連結部において覆工コンクリート打設装置の型枠に利用する軸支部を示す部分拡大正面図であり、(c)はその第二連結部において充填材打設装置の型枠に利用する軸支部を示す部分拡大正面図であり、(d)はその第二連結部において(b)の軸支部の途中状態を示す部分拡大正面図である。 (a)は後記の第二実施形態において各分割枠の端部間の連結部のうち第二連結部を示す部分拡大側面図であり、(b)はその第二連結部において充填材打設装置の型枠に利用する軸支部を示す部分拡大正面図であり、(c)はその第二連結部において(b)の軸支部の途中状態を示す部分拡大正面図であり、(d)はその第二連結部において覆工コンクリート打設装置の型枠に利用する軸支部を示す部分拡大正面図であり、(e)はその第二連結部において(d)の軸支部の途中状態を示す部分拡大正面図である。
まず、本発明の第一実施形態について図1〜4を参照して説明する。
図1(a)に示すように、トンネル1の下面には一次覆工コンクリート2が吹き付けられ、その一次覆工コンクリート2の下面に沿って充填材打設装置3Aが設置されている。充填材打設装置3Aにおいて、アーチ状の型枠4はトンネル1の底部1aの幅方向Yの両側から天井部1bにわたり配設され、その型枠4の上面には防水シート5が一次覆工コンクリート2に沿って巻き掛けられ、一次覆工コンクリート2の下面と防水シート5の上面との間に充填室6が設けられている。アーチ状の型枠4においては、複数の分割枠7,8,9,10がトンネル1の周方向へ一次覆工コンクリート2の下面に沿って互いに並べられ、周方向で互いに隣接する一組の上下両側の分割枠7,8または8,9または9,10の端部間の各連結部(第一連結部11と第二連結部12と第三連結部13)で連結されている。第一連結部11は、トンネル1の底部1aの幅方向Yの両側に近い最下の第一分割枠7の端部と、その第一分割枠7より上方に配設された下から二番目の第二分割枠8の端部とを幅方向Yに沿って回動可能に連結している。第二連結部12は、前記第二分割枠8の端部と、その第二分割枠8より上方に配設された下から三番目の第三分割枠9の端部とを幅方向Yに沿って回動可能に連結している。第三連結部13は、前記第三分割枠9の端部と、その第三分割枠9より上方に配設されてトンネル1の天井部1bに近い最上の第四分割枠10の端部とを幅方向Yに沿って回動可能に連結している。
図1(a)に示す充填材打設装置3Aにおいて充填室6に対し図1(b)に示すように充填材14を供給した後、その充填材打設装置3Aの一部を変更して、図1(b)に示すように覆工コンクリート打設装置3Bを設置する。覆工コンクリート打設装置3Bにおいて、特にアーチ状の型枠4は、充填材打設装置3Aの型枠4と兼用されて、防水シート5の下面に沿ってトンネル1の底部1aの幅方向Yの両側から天井部1bにわたり配設され、防水シート5の下面と型枠4の上面との間に打設室15が設けられている。その後、図示しないが、打設室15に二次覆工コンクリートを供給する。
図1(a)に示す充填材打設装置3Aと図1(b)に示す覆工コンクリート打設装置3Bとでは、型枠4の高さ差Gが生じるため、充填材打設装置3Aの型枠4をその高さ差Gだけ下げると、図2の想像線で示す充填材打設装置3Aの型枠4において幅方向Yの両側の分割枠7,8,9間の間隔が、図2の実線で示す覆工コンクリート打設装置3Bの型枠4において幅方向Yの両側の分割枠7,8,9間の間隔より広がった状態となる。また、逆に、覆工コンクリート打設装置3Bの型枠4をその高さ差Gだけ上げると、図2の実線で示す覆工コンクリート打設装置3Bの型枠4において幅方向Yの両側の分割枠7,8,9間の間隔が、図2の想像線で示す充填材打設装置3Aの型枠4において幅方向Yの両側の分割枠7,8,9間の間隔より狭まった状態となる。従って、充填材打設装置3Aの型枠4と覆工コンクリート打設装置3Bの型枠4とを兼用する際に、充填材打設装置3Aの型枠4を高さ差Gだけ下げた場合でも、覆工コンクリート打設装置3Bの型枠4を高さ差Gだけ上げた場合でも、それらの型枠4における幅方向Yの両側の分割枠7,8,9間の間隔を調節して、充填室6や打設室15を周方向でほぼ均一な半径方向幅にするよう型枠4を適切な形態のアールに設定する必要がある。
そこで、第一連結部11と第三連結部13とはいずれも充填材打設装置3Aの型枠4と覆工コンクリート打設装置3Bの型枠4とで共通の回動中心線を有しているが、第二連結部12においては、図3(a)及び図4(a)に示すように、トンネル1の長手方向Xの両側でそれぞれ一対の軸支部16,17が互いに隣接して設けられている。一対の軸支部16,17のうち、一方の軸支部16は充填材打設装置3Aの型枠4で利用され、他方の軸支部17は覆工コンクリート打設装置3Bの型枠4で利用される。
軸支部16においては、図3(b)及び図4(c)に示すように、互いに噛み合う連結板18に円形状の支持孔19が設けられ、支持孔19に対し円形状の支持ピン20を挿脱させることができる。軸支部17においては、図3(c)(d)及び図4(b)(d)に示すように、互いに噛み合う連結板21に円形状の支持孔22と円形状の止め孔23とが設けられ、支持孔22に対し円形状の支持ピン24を挿脱させることができるとともに、止め孔23に対し円形状の止めピン25を挿脱させることができる。軸支部16において支持孔19の回動中心線19aと支持ピン20の回動中心線20aとは互いに一致し、軸支部17において支持孔22の回動中心線22aと支持ピン24の回動中心線24aとは互いに一致し、回動中心線19a,20aと回動中心線22a,24aとは互いにずらされている。
次に、充填材打設装置3Aと覆工コンクリート打設装置3Bとの間における型枠4の兼用手順について説明する。
図1(a)に示すように充填材打設装置3Aの型枠4として利用する場合には、図3(a)(b)に示すように第二連結部12の軸支部16において支持孔19に支持ピン20を挿着し、図3(a)(c)に示すように第二連結部12の軸支部17において支持孔22や止め孔23は非挿着状態とする。従って、軸支部16は第二分割枠8と第三分割枠9との間の回動中心線19a,20aとして機能する。なお、第一連結部11と第三連結部13とはいずれも充填材打設装置3Aの型枠4と覆工コンクリート打設装置3Bの型枠4とで共用する。充填材打設装置3Aでは、充填室6を周方向でほぼ均一な半径方向幅にするように、型枠4の複数個所を保持して型枠4を適切なアーチ状に設定している。
次に、図1(a)に示す充填材打設装置3Aの型枠4から、図1(b)に示すように覆工コンクリート打設装置3Bの型枠4として利用する場合には、図3(d)に示すように第二連結部12の軸支部17において止め孔23に止めピン25を挿着して第三分割枠9に対する第二分割枠8の離脱及び回動を阻止した後、図4(a)(c)に示すように第二連結部12の軸支部16において支持孔19から支持ピン20を離脱させる。そして、図4(a)(b)に示すように、第二連結部12の軸支部17において支持孔22に支持ピン24を挿着した後、図4(b)に示すように図4(d)で示した止めピン25を止め孔23から離脱させる。従って、軸支部17は第二分割枠8と第三分割枠9との間の回動中心線22a,24aとして機能する。覆工コンクリート打設装置3Bでは、充填材打設装置3Aの一部を変更して、図1に示すように型枠4を高さ差Gだけ下げるとともに、第一分割枠7を変更し、打設室15を周方向でほぼ均一な半径方向幅にするように、型枠4の複数個所を保持して型枠4を適切なアーチ状に設定する。
逆に、図1(b)に示す覆工コンクリート打設装置3Bの型枠4から、図1(a)に示すように充填材打設装置3Aの型枠4として利用する場合には、図4(d)に示すように第二連結部12の軸支部17において止め孔23に止めピン25を挿着して第三分割枠9に対する第二分割枠8の離脱及び回動を阻止した後、図3(a)(d)に示すように第二連結部12の軸支部17において支持孔22から支持ピン24を離脱させる。そして、図3(a)(b)に示すように、第二連結部12の軸支部16において支持孔19に支持ピン20を挿着した後、図3(c)に示すように図3(d)で示した止めピン25を止め孔23から離脱させる。従って、軸支部16は第二分割枠8と第三分割枠9との間の回動中心線19a,20aとして機能する。充填材打設装置3Aでは、覆工コンクリート打設装置3Bの一部を変更して、図1に示すように型枠4を高さ差Gだけ上げるとともに、第一分割枠7を変更し、充填室6を周方向でほぼ均一な半径方向幅にするように、型枠4の複数個所を保持して型枠4を適切なアーチ状に設定する。
次に、図5に示す第二実施形態について第一実施形態との相違点を中心に説明する。
第二連結部12においては、図5(a)に示すように、トンネル1の長手方向Xの両側でそれぞれ一つの軸支部28が設けられている。軸支部28は充填材打設装置3Aの型枠4で利用されるとともに覆工コンクリート打設装置3Bの型枠4でも利用される。軸支部28においては、図5(b)(d)に示すように、互いに噛み合う連結板29に支持孔30と止め孔31とが設けられ、支持孔30に対し支持ピン32を挿脱させることができるとともに、止め孔31に対し止めピン33を挿脱させることができる。軸支部28においては、支持孔30が長孔状をなし、その支持孔30に円形状の支持ピン32が遊嵌されて支持孔30に対する支持ピン32の隙間の範囲で分割枠8,9の回動中心線32aを互いにずらすことができる。従って、軸支部28は、充填材打設装置3Aの型枠4や覆工コンクリート打設装置3Bの型枠4としてそれぞれ利用される場合でも、支持ピン32が支持孔30の範囲内で移動して、第二分割枠8と第三分割枠9との間の回動中心線32aとして機能する。
図5(c)(e)に示すように円形状の止め孔31に円形状の止めピン33を挿着すると、支持孔30に遊嵌される支持ピン32を変更するために支持孔30から離脱させても、第三分割枠9に対する第二分割枠8の離脱を阻止することができる。
図示しないが、長孔状の支持孔30に代えて円形状の支持孔30を設け、支持孔30の内径に対し支持ピン32の外径を変化させて支持孔30に支持ピン32を遊嵌させ、それらの隙間の範囲で分割枠8,9の回動中心線32aを互いにずらすことができる。
本実施形態は下記の効果を有する。
(1) アーチ状の型枠4を充填材打設装置3Aとして利用する場合と覆工コンクリート打設装置3Bとして利用する場合とでは、型枠4の設置高さが変わってトンネル1の幅方向Yの両側の分割枠7,8,9間の間隔も変わるため、第二連結部12において、第三分割枠9の端部に対し第二分割枠8の端部をトンネル1の幅方向Yへ回動可能に支持することにより、その間隔を調節して充填材打設装置3Aの型枠4と覆工コンクリート打設装置3Bの型枠4とを兼用することができる。従って、作業効率を向上させるとともに設備費を低減させることができる。
(2) 充填材打設装置3Aと覆工コンクリート打設装置3Bとでそれぞれ軸支部16,17を区別して設けることにより、第二連結部12で第二分割枠8と第三分割枠9との間の回動中心線19a,22aを互いにずらす設定を容易に行なうことができる。
(3) 第二連結部12の両軸支部16,17のうち一方の軸支部16または17において支持ピン20,24を支持孔19,22に支持することにより、充填材打設装置3Aの型枠4として利用する際の軸支部16と、覆工コンクリート打設装置3Bの型枠4として利用する際の軸支部17とに使い分けることができる。
(4) 第二連結部12で支持孔30に対し支持ピン32を遊嵌し得る軸支部28を設けることにより、充填材打設装置3Aの型枠4として配設する場合と、覆工コンクリート打設装置3Bの型枠4として配設する場合とで、第二分割枠8と第三分割枠9との間の回動中心線32aを互いにずらすことができる。
(5) 充填材打設装置3Aの型枠4として利用する場合と、覆工コンクリート打設装置3Bの型枠4として利用する場合とで、支持孔19,22,30に対し支持ピン20,24,32を挿着し直す際に、止め孔23,31に挿着した止めピン25,33により第三分割枠9からの第二分割枠8の分離を阻止することができる。
前記実施形態以外にも例えば下記のように構成してもよい。
・ 第一連結部11や第三連結部13も第二連結部12と同様に一対の軸支部16,17を設ける。
・ 軸支部17の止め孔23及び止めピン25を省略し、軸支部16に止め孔及び止めピンを設ける。
・ 軸支部16も軸支部17と同様に止め孔及び止めピンを設ける。
・ 軸支部17の止め孔23及び止めピン25を省略し、軸支部16と軸支部17とを同じ構造に変更する。
1…トンネル、1a…トンネルの底部、1b…トンネルの天井部、2…一次覆工コンクリート、3A…充填材打設装置、3B…覆工コンクリート打設装置、4…型枠、5…防水シート、6…充填室、7…第一分割枠、8…第二分割枠、9…第三分割枠、10…第四分割枠、11…第一連結部、12…第二連結部、13…第三連結部、14…充填材、15…打設室、16…軸支部、17…軸支部、19…支持孔、19a…回動中心線、20…支持ピン、20a…回動中心線、22…支持孔、22a…回動中心線、23…止め孔、24…支持ピン、24a…回動中心線、25…止めピン、28…軸支部、30…支持孔、31…止め孔、32…支持ピン、32a…回動中心線、33…止めピン、Y…トンネルの幅方向。

Claims (8)

  1. トンネルの周方向へ互いに並べた複数の分割枠を互いに回動可能に連結したアーチ状の型枠に防水シートを巻き掛けた状態で、トンネルの下面に吹き付けた一次覆工コンクリートの下面に沿って、そのアーチ状の型枠及び防水シートをトンネルの底部の幅方向両側から天井部にわたり配設し、この一次覆工コンクリートの下面と防水シートの上面との間に設けた充填室に充填材を供給した後、
    前記アーチ状の型枠を兼用すべく、分割枠を回動させて幅方向両側の分割枠間の間隔を変更したアーチ状の型枠を、前記防水シートの下面に沿ってトンネルの底部の幅方向両側から天井部にわたり配設し、この防水シートの下面と型枠の上面との間に設けた打設室に二次覆工コンクリートを供給する
    ことを特徴とするトンネル防水工法における充填材及び覆工コンクリートの打設方法。
  2. トンネルの下面に吹き付けた一次覆工コンクリートの下面に沿って、防水シートを巻き掛けたアーチ状の型枠をトンネルの底部の幅方向両側から天井部にわたり配設し、この一次覆工コンクリートの下面と防水シートの上面との間に設けた充填室に充填材を供給する充填材打設装置と、
    前記防水シートの下面に沿ってアーチ状の型枠をトンネルの底部の幅方向両側から天井部にわたり配設し、この防水シートの下面と型枠の上面との間に設けた打設室に二次覆工コンクリートを供給する覆工コンクリート打設装置とを備えた
    トンネル防水工法における打設装置において、
    充填材打設装置の型枠と覆工コンクリート打設装置の型枠とを兼用すべく、トンネルの周方向へ互いに並べた複数の分割枠のうち幅方向両側において周方向で互いに隣接する少なくとも一組の上下両側の分割枠の端部間の連結部では、幅方向両側の分割枠間の間隔を変更して保持し得るように、上側の分割枠の端部に対し下側の分割枠の端部をトンネルの幅方向へ回動可能に支持した
    ことを特徴とするトンネル防水工法における充填材及び覆工コンクリートの打設装置。
  3. トンネルの下面に吹き付けた一次覆工コンクリートの下面に沿って、防水シートを巻き掛けたアーチ状の型枠をトンネルの底部の幅方向両側から天井部にわたり配設し、この一次覆工コンクリートの下面と防水シートの上面との間に設けた充填室に充填材を供給する充填材打設装置と、
    前記防水シートの下面に沿ってアーチ状の型枠をトンネルの底部の幅方向両側から天井部にわたり配設し、この防水シートの下面と型枠の上面との間に設けた打設室に二次覆工コンクリートを供給する覆工コンクリート打設装置とを備えた
    トンネル防水工法における打設装置において、
    充填材打設装置の型枠と覆工コンクリート打設装置の型枠とを兼用すべく、トンネルの周方向へ互いに並べた複数の分割枠において、トンネルの底部の幅方向両側に近い最下の第一分割枠の端部と、その第一分割枠より上方に配設された下から二番目の第二分割枠の端部との間の第一連結部と、前記第二分割枠の端部と、その第二分割枠より上方に配設された下から三番目の第三分割枠の端部との間の第二連結部とのうち、少なくとも第二連結部で、幅方向両側の第二分割枠間の間隔を変更して保持し得るように、第三分割枠に対し第二分割枠をトンネルの幅方向へ回動可能に支持した
    ことを特徴とするトンネル防水工法における充填材及び覆工コンクリートの打設装置。
  4. 少なくとも前記第二連結部では、充填材打設装置の型枠として配設する場合と、覆工コンクリート打設装置の型枠として配設する場合とで、分割枠の回動中心線を互いにずらすことができることを特徴とする請求項3に記載のトンネル防水工法における充填材及び覆工コンクリートの打設装置。
  5. 少なくとも前記第二連結部は、充填材打設装置の型枠として配設する場合に利用されるように分割枠の回動中心線を有する軸支部と、覆工コンクリート打設装置の型枠として配設する場合に利用されるように分割枠の回動中心線を有する軸支部とをそれぞれ備えていることを特徴とする請求項4に記載のトンネル防水工法における充填材及び覆工コンクリートの打設装置。
  6. 少なくとも前記第二連結部の両軸支部は支持孔に対し支持し得る支持ピンを有し、両軸支部のうち一方の軸支部において支持ピンを支持孔に支持した状態で回動中心線として機能することを特徴とする請求項5に記載のトンネル防水工法における充填材及び覆工コンクリートの打設装置。
  7. 少なくとも前記第二連結部は、充填材打設装置の型枠として配設する場合に利用されるとともに覆工コンクリート打設装置の型枠として配設する場合に利用される共通の軸支部を備え、その軸支部は支持孔に対し遊嵌可能に支持し得る支持ピンを有し、支持孔に対する支持ピンの隙間の範囲で分割枠の回動中心線を互いにずらすことができることを特徴とする請求項4に記載のトンネル防水工法における充填材及び覆工コンクリートの打設装置。
  8. 少なくとも前記第二連結部の軸支部では止めピンを止め孔に支持し得ることを特徴とする請求項5から請求項7のうちいずれか一つの請求項に記載のトンネル防水工法における充填材及び覆工コンクリートの打設装置。
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