JPH10131691A - トンネル用止水シートの取付構造及び取付方法 - Google Patents
トンネル用止水シートの取付構造及び取付方法Info
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- JPH10131691A JPH10131691A JP8291668A JP29166896A JPH10131691A JP H10131691 A JPH10131691 A JP H10131691A JP 8291668 A JP8291668 A JP 8291668A JP 29166896 A JP29166896 A JP 29166896A JP H10131691 A JPH10131691 A JP H10131691A
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- sheet
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 止水シートを吹き付けコンクリート面に展張
する際には、予め、トンネル天井部付近において、止水
シートの垂れ下がりを防止する手段を講じ、覆工コンク
リート打設の際に、トンネル天井部付近に空隙が生じる
ことのないように、止水シートの保持を確実にする。 【解決手段】 トンネル4内の吹き付けコンクリート面
5に、トンネル周方向に沿って止水シート1を取り付
け、該止水シート1の内面側にトンネル内壁を構成する
覆工コンクリート層6を形成した構造及び方法におい
て、前記止水シート1のトンネル天井部付近における部
分を、取付部材を介して、前記吹き付けコンクリート面
5側に予め固定させる。
する際には、予め、トンネル天井部付近において、止水
シートの垂れ下がりを防止する手段を講じ、覆工コンク
リート打設の際に、トンネル天井部付近に空隙が生じる
ことのないように、止水シートの保持を確実にする。 【解決手段】 トンネル4内の吹き付けコンクリート面
5に、トンネル周方向に沿って止水シート1を取り付
け、該止水シート1の内面側にトンネル内壁を構成する
覆工コンクリート層6を形成した構造及び方法におい
て、前記止水シート1のトンネル天井部付近における部
分を、取付部材を介して、前記吹き付けコンクリート面
5側に予め固定させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として、トンネ
ル施工に際して、覆工コンクリート層への防水のため
に、トンネル内の地山面の吹き付けコンクリート面と覆
工コンクリート層との間に装着される止水シートの取付
構造及び取付方法に関するものである。
ル施工に際して、覆工コンクリート層への防水のため
に、トンネル内の地山面の吹き付けコンクリート面と覆
工コンクリート層との間に装着される止水シートの取付
構造及び取付方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種のトンネル施工に際して
は、図9に示すように、トンネル24内の地山表面の吹
き付けコンクリート面25に、トンネル周方向に沿って
アーチ状に連続する所定幅の止水シート21を多数、ト
ンネル軸方向に隣接して装着して固定している。そし
て、これら止水シート21の内側に、トンネル内壁面に
沿った型枠を設置し、止水シート21と型枠との間に、
トンネル内壁を構成する覆工コンクリート層26を打設
している。なお、止水シート21には、軟質合成樹脂や
エラストマーなどよりなる遮水シート22上に、不織布
層やループ状起毛層などよりなる通水緩衝層23を積層
した複合シートを用いているが、遮水シートの単層の材
料を、独立したシート状の通水緩衝層と併用することも
できる。さらに、上記のような遮水シート22単層の止
水シート21を用いることもできる。
は、図9に示すように、トンネル24内の地山表面の吹
き付けコンクリート面25に、トンネル周方向に沿って
アーチ状に連続する所定幅の止水シート21を多数、ト
ンネル軸方向に隣接して装着して固定している。そし
て、これら止水シート21の内側に、トンネル内壁面に
沿った型枠を設置し、止水シート21と型枠との間に、
トンネル内壁を構成する覆工コンクリート層26を打設
している。なお、止水シート21には、軟質合成樹脂や
エラストマーなどよりなる遮水シート22上に、不織布
層やループ状起毛層などよりなる通水緩衝層23を積層
した複合シートを用いているが、遮水シートの単層の材
料を、独立したシート状の通水緩衝層と併用することも
できる。さらに、上記のような遮水シート22単層の止
水シート21を用いることもできる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
構造及び方法では、各止水シート21の両側縁間は、吹
き付けコンクリート面の凹凸に対応できるように、余裕
を持った状態とするため、覆工コンクリート層26の打
設時の圧力などにより、左右の壁面側に圧力を受け、ト
ンネル頂部側付近が下方に引かれて、止水シート21と
吹き付けコンクリート面25の天井部付近との間に空隙
Cが生じる。このため、ここに水が溜まり、或いは、覆
工コンクリート層26の所定の巻厚が確保できず、構造
的に弱くなるなどの不都合が起こる。
構造及び方法では、各止水シート21の両側縁間は、吹
き付けコンクリート面の凹凸に対応できるように、余裕
を持った状態とするため、覆工コンクリート層26の打
設時の圧力などにより、左右の壁面側に圧力を受け、ト
ンネル頂部側付近が下方に引かれて、止水シート21と
吹き付けコンクリート面25の天井部付近との間に空隙
Cが生じる。このため、ここに水が溜まり、或いは、覆
工コンクリート層26の所定の巻厚が確保できず、構造
的に弱くなるなどの不都合が起こる。
【0004】本発明は、上記事情に基づいてなされたも
ので、止水シートを吹き付けコンクリート面に展張する
際には、トンネル天井部付近において、止水シートの垂
れ下がりを防止する手段を講じ、覆工コンクリート打設
の際に、トンネル天井部付近に空隙が生じることのない
ように、吹き付けコンクリート面への止水シートの保持
を確実にした、トンネル用止水シートの取付構造及び取
付方法を提供することを目的とするものである。
ので、止水シートを吹き付けコンクリート面に展張する
際には、トンネル天井部付近において、止水シートの垂
れ下がりを防止する手段を講じ、覆工コンクリート打設
の際に、トンネル天井部付近に空隙が生じることのない
ように、吹き付けコンクリート面への止水シートの保持
を確実にした、トンネル用止水シートの取付構造及び取
付方法を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、本発明のトン
ネル用止水シートの取付構造では、図1ないし図4に示
す実施の形態でも明らかにしたように、トンネル4内の
吹き付けコンクリート面5(地山側面)に、トンネル周
方向に沿って、止水シート1を添設し、該止水シート1
の内面側にトンネル内壁を構成する覆工コンクリート層
6を形成した構造において、トンネル軸方向に隣接する
止水シート1,1の縁部どうしは互いに溶着等により接
続され、トンネル天井部付近における前記止水シート1
の部分を、取付部材を介して、前記吹き付けコンクリー
ト面5側に押圧固定させたことを特徴としている。
ネル用止水シートの取付構造では、図1ないし図4に示
す実施の形態でも明らかにしたように、トンネル4内の
吹き付けコンクリート面5(地山側面)に、トンネル周
方向に沿って、止水シート1を添設し、該止水シート1
の内面側にトンネル内壁を構成する覆工コンクリート層
6を形成した構造において、トンネル軸方向に隣接する
止水シート1,1の縁部どうしは互いに溶着等により接
続され、トンネル天井部付近における前記止水シート1
の部分を、取付部材を介して、前記吹き付けコンクリー
ト面5側に押圧固定させたことを特徴としている。
【0006】また、本発明のトンネル用止水シートの取
付方法では、図5ないし図7に示す実施の形態でも明ら
かにしたように、トンネル4内の地山側吹き付けコンク
リート面5に、トンネル周方向に沿って止水シート1を
展張した状態で、該止水シート1の内面側にトンネル内
壁を構成する覆工コンクリート層6を打設形成するよう
にしたトンネル用止水シートの取付方法において、トン
ネル内側用型枠12の外周面に止水シート1をセット
し、該トンネル内側用型枠12に形成した窓口13に配
設した中空袋状体14に加圧空気を注入して膨らませる
ことにより、止水シート1を吹き付けコンクリート面5
に押し付けるとともに、少なくともトンネルの天井部付
近にて止水シート1を吹き付けコンクリート面5に係合
固定し、その後トンネル内側用型枠12と止水シート1
との間に、覆工コンクリート層6を打設することを特徴
としている。
付方法では、図5ないし図7に示す実施の形態でも明ら
かにしたように、トンネル4内の地山側吹き付けコンク
リート面5に、トンネル周方向に沿って止水シート1を
展張した状態で、該止水シート1の内面側にトンネル内
壁を構成する覆工コンクリート層6を打設形成するよう
にしたトンネル用止水シートの取付方法において、トン
ネル内側用型枠12の外周面に止水シート1をセット
し、該トンネル内側用型枠12に形成した窓口13に配
設した中空袋状体14に加圧空気を注入して膨らませる
ことにより、止水シート1を吹き付けコンクリート面5
に押し付けるとともに、少なくともトンネルの天井部付
近にて止水シート1を吹き付けコンクリート面5に係合
固定し、その後トンネル内側用型枠12と止水シート1
との間に、覆工コンクリート層6を打設することを特徴
としている。
【0007】上記の構造及び方法によれば、止水シート
1の取り付け後、覆工コンクリート層6の打設施工時
に、止水シート1の両側壁面が下方に引っ張られても、
止水シート1の、トンネル天井部付近における部分を、
取付部材を介して、吹き付けコンクリート面5側に予め
固定しているので、トンネル天井部付近における止水シ
ート1が下方に引っ張られるという不都合がない。
1の取り付け後、覆工コンクリート層6の打設施工時
に、止水シート1の両側壁面が下方に引っ張られても、
止水シート1の、トンネル天井部付近における部分を、
取付部材を介して、吹き付けコンクリート面5側に予め
固定しているので、トンネル天井部付近における止水シ
ート1が下方に引っ張られるという不都合がない。
【0008】なお、止水シート1は、軟質合成樹脂ある
いはエラストマーなどよりなる遮水シート2の、吹き付
けコンクリート面5側に不織布層あるいはループ状起毛
層などよりなる通水緩衝層3を、積層形成した複合構造
とすることができるが、要すれば、遮水シートのみの単
層構造とし、シート状の通水緩衝層3と併用することも
できる。また、遮水シートのみの構造とすることもでき
る。
いはエラストマーなどよりなる遮水シート2の、吹き付
けコンクリート面5側に不織布層あるいはループ状起毛
層などよりなる通水緩衝層3を、積層形成した複合構造
とすることができるが、要すれば、遮水シートのみの単
層構造とし、シート状の通水緩衝層3と併用することも
できる。また、遮水シートのみの構造とすることもでき
る。
【0009】更に、図1ないし図3の実施の形態1に示
すように、前記取付部材を、前記吹き付けコンクリート
面5側に固定された取付部材本体7と、前記止水シート
1の外面側から取付部材本体7に係合して止水シート1
を取付部材本体7に結合固定させるクリップ部材8とか
ら構成することができる。クリップ部材8は、プラスチ
ックや金属などの弾性部材により形成し、または、金属
部材により形成して、塑性変形により折り曲げて取付部
材本体7に結合固定させることもできる。
すように、前記取付部材を、前記吹き付けコンクリート
面5側に固定された取付部材本体7と、前記止水シート
1の外面側から取付部材本体7に係合して止水シート1
を取付部材本体7に結合固定させるクリップ部材8とか
ら構成することができる。クリップ部材8は、プラスチ
ックや金属などの弾性部材により形成し、または、金属
部材により形成して、塑性変形により折り曲げて取付部
材本体7に結合固定させることもできる。
【0010】このように、取付部材を上記の構成とする
ことにより、止水シート1に孔を明けることなく取り付
けることができ、取付け部分から漏水するという不都合
がない。また、クリップ部材8を弾性部材により形成
し、弾性的に係合させることで、止水シート1の取付け
係合作業が容易で能率的となる。また、クリップ部材8
を、塑性変形容易な金属部材により形成し、現場でペン
チなどの工具により、塑性変形させて係合固定させても
よい。この場合、止水シート1の取付け係合作業が、確
実で、かつ、より強固となる。
ことにより、止水シート1に孔を明けることなく取り付
けることができ、取付け部分から漏水するという不都合
がない。また、クリップ部材8を弾性部材により形成
し、弾性的に係合させることで、止水シート1の取付け
係合作業が容易で能率的となる。また、クリップ部材8
を、塑性変形容易な金属部材により形成し、現場でペン
チなどの工具により、塑性変形させて係合固定させても
よい。この場合、止水シート1の取付け係合作業が、確
実で、かつ、より強固となる。
【0011】更に、図4の実施の形態2に示すように、
前記取付部材を、吹き付けコンクリート面5側に装着さ
れた第1面ファスナー10で構成し、この第1の面ファ
スナー10を、面ファスナーとしての機能を有する通水
緩衝層3に係合固定させることができる。また、止水シ
ート1側に第2の面ファスナーを設けておき、両面ファ
スナーを接合することで、止水シート1の通水緩衝層3
側を吹き付けコンクリート面に装着することもできる。
前記取付部材を、吹き付けコンクリート面5側に装着さ
れた第1面ファスナー10で構成し、この第1の面ファ
スナー10を、面ファスナーとしての機能を有する通水
緩衝層3に係合固定させることができる。また、止水シ
ート1側に第2の面ファスナーを設けておき、両面ファ
スナーを接合することで、止水シート1の通水緩衝層3
側を吹き付けコンクリート面に装着することもできる。
【0012】このように、取付部材を上記の構成とする
ことにより、止水シート1に孔を明けることなく、しか
も、止水シート1を吹き付けコンクリート面5に取り付
けることができ、取付け部分から漏水するという不都合
がない。また、止水シート1の通水緩衝層3を、他方の
面ファスナーとして利用する構成では、止水シート1と
第1の面ファスナー10との位置関係の自由度が広くな
り、止水シート1の対応部分を下から(トンネルの内側
から)押すことにより、容易に止水シート1の取付け係
合作業を行わせることもできる。
ことにより、止水シート1に孔を明けることなく、しか
も、止水シート1を吹き付けコンクリート面5に取り付
けることができ、取付け部分から漏水するという不都合
がない。また、止水シート1の通水緩衝層3を、他方の
面ファスナーとして利用する構成では、止水シート1と
第1の面ファスナー10との位置関係の自由度が広くな
り、止水シート1の対応部分を下から(トンネルの内側
から)押すことにより、容易に止水シート1の取付け係
合作業を行わせることもできる。
【0013】
(実施の形態1)以下に、本発明のトンネル用止水シー
トの取付構造の実施の形態1を、図1ないし図3を参照
して具体的に説明する。この取付構造は、図に示すよう
に、基本的には、軟質合成樹脂あるいはエラストマーな
どよりなる遮水シート2上に、ループ状などの起毛層あ
るいは不織布層などよりなる通水緩衝層3を積層した状
態(これらは一体化され、あるいは、互いに独立したシ
ート状のものとして)で、止水シート1を構成してお
り、この止水シート1を、通水緩衝層3側を地山側と
し、トンネル4内の地山表面の吹き付けコンクリート面
5に装着し、前記遮水シート2側で覆工コンクリート層
6を形成している。なお、止水シート1として、遮水シ
ートのみの単層のシートを使用することも可能である。
トの取付構造の実施の形態1を、図1ないし図3を参照
して具体的に説明する。この取付構造は、図に示すよう
に、基本的には、軟質合成樹脂あるいはエラストマーな
どよりなる遮水シート2上に、ループ状などの起毛層あ
るいは不織布層などよりなる通水緩衝層3を積層した状
態(これらは一体化され、あるいは、互いに独立したシ
ート状のものとして)で、止水シート1を構成してお
り、この止水シート1を、通水緩衝層3側を地山側と
し、トンネル4内の地山表面の吹き付けコンクリート面
5に装着し、前記遮水シート2側で覆工コンクリート層
6を形成している。なお、止水シート1として、遮水シ
ートのみの単層のシートを使用することも可能である。
【0014】トンネルの周長に対応する長さの各止水シ
ート1は、トンネル周方向に沿ってアーチ形に装着さ
れ、施工の進行に連れて、順次、トンネル軸方向に、位
置を移して展張されるが、その隣接する止水シート1
は、その両側縁が互いに溶着等により接続される。
ート1は、トンネル周方向に沿ってアーチ形に装着さ
れ、施工の進行に連れて、順次、トンネル軸方向に、位
置を移して展張されるが、その隣接する止水シート1
は、その両側縁が互いに溶着等により接続される。
【0015】この実施の形態1では、止水シート1の展
張に際して、少なくともトンネル天井部の頂部120度
の範囲(トンネルの中心線CLとスプリングラインSL
との交点を中心として、上向きに左右60度の範囲)に
て、トンネルの長手方向に延びる取付部材本体7を介し
て、止水シート1の両側縁間を、トンネル周方向に所要
間隔で、吹き付けコンクリート面5と止水シート1との
間を連結している。取付部材本体7は、棒状部材、例え
ば、パイプ状の部材であって、吹き付けコンクリート面
5に対して、予め、トンネルの長手方向に向けて、コン
クリート釘などの取付具9により装着されている。取付
部材本体7は、短い形状の部材であっても良い。
張に際して、少なくともトンネル天井部の頂部120度
の範囲(トンネルの中心線CLとスプリングラインSL
との交点を中心として、上向きに左右60度の範囲)に
て、トンネルの長手方向に延びる取付部材本体7を介し
て、止水シート1の両側縁間を、トンネル周方向に所要
間隔で、吹き付けコンクリート面5と止水シート1との
間を連結している。取付部材本体7は、棒状部材、例え
ば、パイプ状の部材であって、吹き付けコンクリート面
5に対して、予め、トンネルの長手方向に向けて、コン
クリート釘などの取付具9により装着されている。取付
部材本体7は、短い形状の部材であっても良い。
【0016】そして、止水シート1は、これ(止水シー
ト1自体)を間に介して、遮水シート2側から取付部材
本体7に係合する、例えば、C字形断面のクリップ部材
8で、取付部材本体7に係合固定されている。このよう
に取付が完了した後に、後述する方法で、トンネルの内
壁面に沿った型枠内に覆工コンクリート層6を打設する
のである。クリップ部材8は、棒状の取付部材本体7に
弾性的に外嵌する略C字形断面形状を有し、カセット形
の長い割筒形であっても、線材または細板材による短い
形状であってもよく、短い形状の場合には、一本の取付
部材本体7に複数個のクリップ部材8を係合して、止水
シート1を固定させることになる。また、クリップ部材
8を、容易に折り曲げ可能な、金属板または線材により
構成し、現場でペンチ等の工具を用いて、塑性変形させ
て、係合固定に供してもよい。また、洗濯鋏式のクリッ
プ部材8を用いることもできる。
ト1自体)を間に介して、遮水シート2側から取付部材
本体7に係合する、例えば、C字形断面のクリップ部材
8で、取付部材本体7に係合固定されている。このよう
に取付が完了した後に、後述する方法で、トンネルの内
壁面に沿った型枠内に覆工コンクリート層6を打設する
のである。クリップ部材8は、棒状の取付部材本体7に
弾性的に外嵌する略C字形断面形状を有し、カセット形
の長い割筒形であっても、線材または細板材による短い
形状であってもよく、短い形状の場合には、一本の取付
部材本体7に複数個のクリップ部材8を係合して、止水
シート1を固定させることになる。また、クリップ部材
8を、容易に折り曲げ可能な、金属板または線材により
構成し、現場でペンチ等の工具を用いて、塑性変形させ
て、係合固定に供してもよい。また、洗濯鋏式のクリッ
プ部材8を用いることもできる。
【0017】従って、覆工コンクリート層6の打設時、
取付部材本体7とクリップ部材8による係合固定作用に
より、止水シート1の頂部付近が、確実に地山面側に保
持されているので、下方に引っ張られず、水溜まりなど
の障害もなく、覆工コンクリート層の巻厚が確保でき
る。
取付部材本体7とクリップ部材8による係合固定作用に
より、止水シート1の頂部付近が、確実に地山面側に保
持されているので、下方に引っ張られず、水溜まりなど
の障害もなく、覆工コンクリート層の巻厚が確保でき
る。
【0018】(実施の形態2)また、止水シート1の取
付部材は、図4の実施の形態2に示すように、吹き付け
コンクリート面5側に固定される第1の面ファスナー1
0と、これに対応する第2の面ファスナーとして、止水
シート1の通水緩衝層3が用いられる構成になっていて
もよい。止水シート1が単層の場合や、通水緩衝層3と
面ファスナー10との係合が困難若しくは不充分な場合
には、止水シート1の対応面に、別途に、第2の面ファ
スナーを装着させ、面ファスナー相互の係合を行わせる
ように構成してもよい。なお、面ファスナー10は、予
め、釘などの固定具11により固定させるようにしても
接着剤により接着させるようにしても良い。
付部材は、図4の実施の形態2に示すように、吹き付け
コンクリート面5側に固定される第1の面ファスナー1
0と、これに対応する第2の面ファスナーとして、止水
シート1の通水緩衝層3が用いられる構成になっていて
もよい。止水シート1が単層の場合や、通水緩衝層3と
面ファスナー10との係合が困難若しくは不充分な場合
には、止水シート1の対応面に、別途に、第2の面ファ
スナーを装着させ、面ファスナー相互の係合を行わせる
ように構成してもよい。なお、面ファスナー10は、予
め、釘などの固定具11により固定させるようにしても
接着剤により接着させるようにしても良い。
【0019】その結果、先述の実施形態1の場合と同様
に、面ファスナー10の働きで、止水シート1が、確実
に地山面側に保持されているので、下方に引っ張られ
ず、覆工コンクリート層6の設計巻厚が充分に確保でき
る。
に、面ファスナー10の働きで、止水シート1が、確実
に地山面側に保持されているので、下方に引っ張られ
ず、覆工コンクリート層6の設計巻厚が充分に確保でき
る。
【0020】次に、本発明に係わる止水シートの取付方
法の実施の形態を、図5ないし図8を参照して説明す
る。ここでは、トンネル4内の地山側吹き付けコンクリ
ート面5に、トンネル周方向に沿って止水シート1を展
張した状態で、該止水シート1の内面側にトンネル内壁
を構成する覆工コンクリート層6を打設形成するのであ
るが、先ず、吹き付けコンクリート面5が完成した後
で、図5に示すような、アーチ型のトンネル内側用型枠
12が、トンネル内に挿入される。
法の実施の形態を、図5ないし図8を参照して説明す
る。ここでは、トンネル4内の地山側吹き付けコンクリ
ート面5に、トンネル周方向に沿って止水シート1を展
張した状態で、該止水シート1の内面側にトンネル内壁
を構成する覆工コンクリート層6を打設形成するのであ
るが、先ず、吹き付けコンクリート面5が完成した後
で、図5に示すような、アーチ型のトンネル内側用型枠
12が、トンネル内に挿入される。
【0021】この型枠12には、予め、天井部から側壁
に掛けて、上下複数段のレベルで、内外を貫通する窓口
13が、多数、配列されている。各窓口13は、蓋体1
3Aにより開閉自在とされている。そして、窓口13か
らは、型枠12の外周壁に沿って垂れ下がるように、合
成樹脂などの、弾性がある多数の中空袋状体14が、型
枠12の内側から装着される。また、型枠12には、止
水シート1の両端をそれぞれ巻き付けた一対のリール1
5が配置されている。そして、リール15は、型枠12
の頂部に搭載された後、左右方向にそれぞれ、止水シー
ト1の両端を展張しながら、型枠の外周面に沿って両側
に降下される。
に掛けて、上下複数段のレベルで、内外を貫通する窓口
13が、多数、配列されている。各窓口13は、蓋体1
3Aにより開閉自在とされている。そして、窓口13か
らは、型枠12の外周壁に沿って垂れ下がるように、合
成樹脂などの、弾性がある多数の中空袋状体14が、型
枠12の内側から装着される。また、型枠12には、止
水シート1の両端をそれぞれ巻き付けた一対のリール1
5が配置されている。そして、リール15は、型枠12
の頂部に搭載された後、左右方向にそれぞれ、止水シー
ト1の両端を展張しながら、型枠の外周面に沿って両側
に降下される。
【0022】次に、止水シート1を吹き付けコンクリー
ト面5に対向させた状態で、既に述べたような取付部材
や面ファスナーなどの取付手段を介して、止水シート1
の少なくとも天井部付近をコンクリート面5に取り付け
るが、この際、図6に示すように、上記各中空袋状体1
4内に加圧空気を送り、型枠12と止水シート1との間
で中空袋状体14を膨張させ、止水シート1を吹き付け
コンクリート面5に押し付け、止水シート1の下端を、
釘などの固定具16で、吹き付けコンクリート面5に固
定させる。この状態で、図6および図7に示すように、
袋状体14の近傍の空間で、前記止水シート1と前記型
枠12との間に覆工コンクリート層6を打設するのであ
る。
ト面5に対向させた状態で、既に述べたような取付部材
や面ファスナーなどの取付手段を介して、止水シート1
の少なくとも天井部付近をコンクリート面5に取り付け
るが、この際、図6に示すように、上記各中空袋状体1
4内に加圧空気を送り、型枠12と止水シート1との間
で中空袋状体14を膨張させ、止水シート1を吹き付け
コンクリート面5に押し付け、止水シート1の下端を、
釘などの固定具16で、吹き付けコンクリート面5に固
定させる。この状態で、図6および図7に示すように、
袋状体14の近傍の空間で、前記止水シート1と前記型
枠12との間に覆工コンクリート層6を打設するのであ
る。
【0023】コンクリート打設は、図7に示すように、
コンクリートポンプの先端を窓口13から挿入して行う
が、下方の窓口13は、蓋体13Aで閉鎖させておく。
コンクリート打設は、トンネルの側壁から天井部にかけ
て順次行われるが、その過程で、コンクリート打設が中
空袋状体14に近づいてくるので、その前に、型枠12
の下段側から順に、中空袋状体14から加圧空気を抜
き、型枠12の外周面から窓口13を介して型枠12の
内側に中空袋状体14を撤去するのである。
コンクリートポンプの先端を窓口13から挿入して行う
が、下方の窓口13は、蓋体13Aで閉鎖させておく。
コンクリート打設は、トンネルの側壁から天井部にかけ
て順次行われるが、その過程で、コンクリート打設が中
空袋状体14に近づいてくるので、その前に、型枠12
の下段側から順に、中空袋状体14から加圧空気を抜
き、型枠12の外周面から窓口13を介して型枠12の
内側に中空袋状体14を撤去するのである。
【0024】このようにして、トンネル周方向の一区画
での覆工コンクリート層6の打設が完了した後、図8に
示すように、型枠12を外し、上記と同様の方法によ
り、トンネル軸方向に隣接する区画での覆工コンクリー
ト層6の打設を行わせる。この時、既設の覆工コンクリ
ート層6の側端より、止水シート1の側端縁1aが突出
するが、次の区画での覆工コンクリート層6の打設を行
わせる前に、次の止水シート1の側端縁1aと溶着する
等の方法により、隣接する止水シート1の側端縁1aど
うしを接続させる。
での覆工コンクリート層6の打設が完了した後、図8に
示すように、型枠12を外し、上記と同様の方法によ
り、トンネル軸方向に隣接する区画での覆工コンクリー
ト層6の打設を行わせる。この時、既設の覆工コンクリ
ート層6の側端より、止水シート1の側端縁1aが突出
するが、次の区画での覆工コンクリート層6の打設を行
わせる前に、次の止水シート1の側端縁1aと溶着する
等の方法により、隣接する止水シート1の側端縁1aど
うしを接続させる。
【0025】
【発明の効果】本発明は、以上詳述したようになり、覆
工コンクリート施工時、止水シートの頂部付近が確実に
地山面側に保持されていて、下方に引っ張られず、覆工
コンクリート層の設計巻厚が確保できるという優れた効
果が得られる。
工コンクリート施工時、止水シートの頂部付近が確実に
地山面側に保持されていて、下方に引っ張られず、覆工
コンクリート層の設計巻厚が確保できるという優れた効
果が得られる。
【0026】また、止水シートと地山側とを、予め地山
側吹き付けコンクリート面に固定した取付部材本体に対
し、止水シートを挟んで止水シートの外側からクリップ
部材で係合固定することにより結合し、又は、予め吹き
付けコンクリート面に固定した面ファスナーからなる取
付部材に対し、止水シート裏面の通水緩衝層又は他方の
面ファスナーを係合して結合することにより、止水シー
トに結合用の孔が明くということがなく、止水機能に悪
影響を及ぼすということがない。
側吹き付けコンクリート面に固定した取付部材本体に対
し、止水シートを挟んで止水シートの外側からクリップ
部材で係合固定することにより結合し、又は、予め吹き
付けコンクリート面に固定した面ファスナーからなる取
付部材に対し、止水シート裏面の通水緩衝層又は他方の
面ファスナーを係合して結合することにより、止水シー
トに結合用の孔が明くということがなく、止水機能に悪
影響を及ぼすということがない。
【0027】更に、本発明の止水シート取付方法によれ
ば、展張された止水シートと覆工コンクリート型枠との
間で、中空袋状体を膨張させ、天井部近傍にて、止水シ
ートを吹き付けコンクリート面に係合固定して、その状
態で、覆工コンクリート層の打設を行うので、止水シー
トの取付と平行して、コンクリート打設が順次行え、作
業性が向上でき、工期短縮が可能となるなどの優れた効
果が得られる。
ば、展張された止水シートと覆工コンクリート型枠との
間で、中空袋状体を膨張させ、天井部近傍にて、止水シ
ートを吹き付けコンクリート面に係合固定して、その状
態で、覆工コンクリート層の打設を行うので、止水シー
トの取付と平行して、コンクリート打設が順次行え、作
業性が向上でき、工期短縮が可能となるなどの優れた効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1としてのトンネルの構造
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図2】同じく、正面断面図である。
【図3】同じく、要部の拡大断面図である。
【図4】同じく、実施の形態2を示す要部の拡大断面図
である。
である。
【図5】本発明の取付方法を説明するための斜視図であ
る。
る。
【図6】同じく、正面図である。
【図7】同じく、取付方法の工程を示す斜視図である。
【図8】同じく、取付方法の工程を示す要部の断面図で
ある。
ある。
【図9】従来例の正面断面図である。
1 止水シート 2 遮水シート 3 通水緩衝層 4 トンネル 5 吹き付けコンクリート面 6 覆工コンクリート層 7 取付部材本体 8 クリップ部材 9 取付具 10 第1の面ファスナー 11 固定具 12 型枠 13 窓口、13A 蓋体 14 中空袋体 15 リール 16 固定具
Claims (6)
- 【請求項1】 トンネル内の吹き付けコンクリート面
に、トンネル周方向に沿って、止水シートを添設し、該
止水シートの内面側にトンネル内壁を構成する覆工コン
クリート層を形成した構造において、トンネル軸方向に
隣接する止水シートの縁部どうしは互いに溶着等により
接続され、トンネル天井部付近における前記止水シート
の部分は、取付部材を介して、前記吹き付けコンクリー
ト面側に押圧固定されていることを特徴とするトンネル
用止水シートの取付構造。 - 【請求項2】 前記止水シートは、軟質合成樹脂あるい
はエラストマーなどよりなる遮水シートの、前記吹き付
けコンクリート面側に、不織布層あるいはループ状起毛
層などよりなる通水緩衝層を積層形成している構造であ
ることを特徴とする請求項1に記載のトンネル用止水シ
ートの取付構造。 - 【請求項3】 前記取付部材は、前記吹き付けコンクリ
ート面に固定された取付部材本体と、前記止水シートの
内面側から取付部材本体に係合して止水シートを係合固
定させるクリップ部材とにより形成されていることを特
徴とする請求項1または2に記載のトンネル用止水シー
トの取付構造。 - 【請求項4】 前記取付部材は、前記吹き付けコンクリ
ート面に装着された第1の面ファスナーと、第1の面フ
ァスナーと対向して前記止水シートの対向面に取付けた
第2の面ファスナー又は前記通水緩衝層とから構成され
ており、両面ファスナー又は第1の面ファスナーと通水
緩衝層は、止水シートを展張する際、互いに係合固定す
るように構成されていることを特徴とする請求項1また
は2に記載のトンネル用止水シートの取付構造。 - 【請求項5】 トンネル内の地山側吹き付けコンクリー
ト面に、トンネル周方向に沿って止水シートを展張した
状態で、該止水シートの内面側にトンネル内壁を構成す
る覆工コンクリート層を打設形成するようにしたトンネ
ル用止水シートの取付方法において、トンネル内側用型
枠の外周面に止水シートをセットし、該トンネル内側用
型枠に形成した窓口に配設した中空袋状体に加圧空気を
注入して膨らませることにより、止水シートを吹き付け
コンクリート面に押し付けるとともに、少なくともトン
ネルの天井部付近にて止水シートを吹き付けコンクリー
ト面に係合固定し、その後トンネル内側用型枠と止水シ
ートとの間に、覆工コンクリート層を打設することを特
徴とするトンネル用止水シートの取付方法。 - 【請求項6】 トンネル内の地山側吹き付けコンクリー
ト面に、トンネル周方向に沿って止水シートを展張した
状態で、該止水シートの内面側にトンネル内壁を構成す
る覆工コンクリート層を打設形成するようにしたトンネ
ル用止水シートの取付方法において、トンネル内側用型
枠の外周面に止水シートをセットし、該トンネル内側用
型枠に形成した窓口に配設した中空袋状体に加圧空気を
注入して膨らませることにより、止水シートを吹き付け
コンクリート面に押し付けるとともに、少なくともトン
ネルの天井部付近にて止水シートを吹き付けコンクリー
ト面に係合固定し、その後トンネル内側用型枠と止水シ
ートとの間に、覆工コンクリート層を打設して覆工コン
クリート層を形成し、該覆工コンクリート層のトンネル
軸方向の側端から突出する該止水シートの側縁と次に展
張する止水シートの側縁どうしを溶着等により接続し、
トンネル軸方向に隣接する領域での次の覆工コンクリー
ト層を形成させることを特徴とするトンネル用止水シー
トの取付方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8291668A JPH10131691A (ja) | 1996-11-01 | 1996-11-01 | トンネル用止水シートの取付構造及び取付方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8291668A JPH10131691A (ja) | 1996-11-01 | 1996-11-01 | トンネル用止水シートの取付構造及び取付方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10131691A true JPH10131691A (ja) | 1998-05-19 |
Family
ID=17771897
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8291668A Pending JPH10131691A (ja) | 1996-11-01 | 1996-11-01 | トンネル用止水シートの取付構造及び取付方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10131691A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006342629A (ja) * | 2005-06-10 | 2006-12-21 | Shimizu Corp | 充填材の空洞への充填手段および充填方法 |
JP6330099B1 (ja) * | 2017-10-16 | 2018-05-23 | 株式会社東宏 | 防水シート敷設装置及び防水シートの敷設方法 |
CN111927504A (zh) * | 2020-07-14 | 2020-11-13 | 中铁第四勘察设计院集团有限公司 | 适用于暗挖隧道的止水结构以及方法 |
CN112324477A (zh) * | 2020-10-31 | 2021-02-05 | 锐智信息科技(滨州)有限公司 | 一种隧道防水材料铺设装置及其铺设方法 |
CN113446033A (zh) * | 2021-07-30 | 2021-09-28 | 同济大学 | 一种高水压隧道径向短井管三维流主动卸压控制系统 |
DE102015114972B4 (de) | 2015-01-27 | 2024-04-25 | Hyundai Motor Company | Motorhaube-Arretierungsgelenk |
-
1996
- 1996-11-01 JP JP8291668A patent/JPH10131691A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006342629A (ja) * | 2005-06-10 | 2006-12-21 | Shimizu Corp | 充填材の空洞への充填手段および充填方法 |
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DE102015114972B4 (de) | 2015-01-27 | 2024-04-25 | Hyundai Motor Company | Motorhaube-Arretierungsgelenk |
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CN113446033A (zh) * | 2021-07-30 | 2021-09-28 | 同济大学 | 一种高水压隧道径向短井管三维流主动卸压控制系统 |
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A02 | Decision of refusal |
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