JP2002020162A - ガラスセラミック焼結体およびそれを用いた配線基板 - Google Patents

ガラスセラミック焼結体およびそれを用いた配線基板

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JP2002020162A
JP2002020162A JP2000197264A JP2000197264A JP2002020162A JP 2002020162 A JP2002020162 A JP 2002020162A JP 2000197264 A JP2000197264 A JP 2000197264A JP 2000197264 A JP2000197264 A JP 2000197264A JP 2002020162 A JP2002020162 A JP 2002020162A
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Noriaki Hamada
紀彰 浜田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】低誘電率であり、高強度を有するとともに、高
熱膨張化が可能なガラスセラミック焼結体と、それを用
いた配線基板を得る。 【解決手段】ガラス成分と、フィラー成分とからなるガ
ラスセラミック焼結体であって、前記フィラー成分とし
て、平均粒径が20μm以下で、内部に最大15μm以
下の気孔を有するクオーツ結晶粒子を含有し、比誘電率
が5以下、40〜400℃における熱膨張係数が8.5
×10-6/℃以上、強度が200MPa以上のガラスセ
ラミック焼結体を得、これを絶縁基板の表面あるいは内
部に、メタライズ配線層が配設された配線基板における
絶縁基板として用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、低誘電率を有する
ガラスセラミック焼結体と、それを絶縁基板とする半導
体素子収納用パッケージなどに使用される配線基板に関
するものである。
【0002】
【従来技術】従来、配線基板は、絶縁基板の表面あるい
は内部にメタライズ配線層が配設された構造からなる。
また、この配線基板を用いた代表的な例として、半導体
素子、特にLSI(大規模集積回路素子)等の半導体素
子を収容する半導体素子収納用パッケージがある。
【0003】この半導体素子収納用パッケージは、一般
にアルミナセラミックス等のセラミック絶縁基板の表面
に半導体素子を搭載し、また絶縁基板の表面、内部には
WやMoなどの金属から成るメタライズ配線層が形成さ
れ、絶縁基板の裏面にはこれらのメタライズ配線層と接
続された複数の接続パッドが形成されており、その接続
パッドには、外部回路基板と接続するための接続端子が
取り付けられている。そして、絶縁基板の表面に搭載さ
れた半導体素子は、メタライズ配線層とワイヤなどによ
って接続された後、蓋体によって気密に封止される。
【0004】また、半導体素子収納用パッケージは、絶
縁基板下面の接続パッドに接続された接続端子と外部回
路基板の配線導体とを半田等により電気的に接続するこ
とによって外部回路基板に実装される。
【0005】最近、半導体素子の集積度が高くなり、こ
れに伴いこれを収納する半導体収納用パッケージにおけ
る端子数も増大することになる。そこで、最近では、接
続端子としてボール状端子を用いたパッケージが多用さ
れつつある。
【0006】このようなボール状端子を有するパッケー
ジによれば、外部回路基板の配線導体上にボール状端子
を載置当接させ、しかる後、前記端子を約250〜40
0℃の温度で加熱溶融し、ボール状端子を配線導体に接
合させることによって外部回路基板上に実装することが
行われている。
【0007】しかしながら、従来のアルミナセラミック
スは、外部回路基板との熱膨張差が大きいことから、実
装後に熱サイクルなどが負荷された場合に、発生した応
力によってボール状端子を介した接続部に接続不良など
が発生するという問題があった。
【0008】そこで、このようなボール状端子を具備す
るパッケージにおいて、絶縁材料を高熱膨張のガラスセ
ラミックスによって形成することが提案されている。
【0009】また、半導体素子の高性能化に伴い電気信
号の遅延や導体抵抗による発熱が問題となるためにガラ
スセラミック焼結体などの低温焼成セラミック材料を用
い、配線層を銅などの低抵抗材料によって形成するとと
もに、基板材料の低誘電率化が試みられている。
【0010】セラミック材料の低誘電率化の手法として
は、絶縁材料自体を低誘電率材料によって形成する他、
材料中に誘電率1の気孔を基板内に分散させることが提
案されている。例えば、特開平3−237075号では
アルカリ金属を含有する中空体であるシラスバルーンを
ガラス材料と組み合わせて焼成してセラミックス中に気
孔を導入する手法が提案されている。また、特開平5−
67854号では、ホウ珪酸ガラス中に中空シリカガラ
スを分散させることが提案されている。また、特開平1
1−11633号では、ガラスとフィラーとの混合物に
樹脂球を混合して、焼結過程で樹脂球を消失させて気孔
を形成することが提案されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記低
誘電率のガラスセラミックスにおいて、シラスバルーン
を用いる特開平3−237075号の方法では、シラス
バルーンの粒径が大きく、気孔径も大きいために、その
気孔を起点とする破壊が発生しやすく、セラミックスの
強度を低下させる大きな要因になっていた。また、シラ
ス中にはアルカリ金属などの不純物が多量に含まれるた
めに、セラミックスの絶縁抵抗が劣るという問題点もあ
った。
【0012】また、ホウ珪酸ガラス中に中空シリカガラ
スを分散させる特開平5−67854号では、気孔の制
御が可能である反面、フィラー成分となる中空シリカ
は、通常、シリカガラスであり、ガラスセラミックスの
高熱膨張化には寄与できない。
【0013】さらに、樹脂球の消失によって気孔を導入
する方法では、気孔を多量に形成させるために、多量の
樹脂球を混合すると、樹脂分を完全に消失することが難
しく、炭素が残存して電気特性などを劣化させる要因と
なるとともに、気孔の制御が難しく、再現性が低いとい
う問題があった。
【0014】従って本発明は、低誘電率であり、高強度
を有するとともに、高熱膨張化が可能なガラスセラミッ
ク焼結体と、それを用いた配線基板を提供することを目
的とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記問題点
に対して検討を重ねた結果、ガラス成分と、フィラー成
分とからなるガラスセラミック焼結体において、フィラ
ー成分として、平均粒径が20μm以下で、内部に最大
で15μm以下の気孔を有するクオーツ結晶粒子を含有
させることによって、比誘電率の低下と高熱膨張化を促
進できることを見いだし、本発明に至った。つまり、焼
結体中のフィラーとして、気孔径が15μm以下のクオ
ーツ結晶粉末を用いることで、誘電率:1である空気を
焼結体中に効果的に且つ均一に導入して低誘電率化を達
成しうるとともに、気孔の大きさを最大で15μm以下
に制御することで、気孔を起点とする焼結体の強度劣化
を抑制することができる。
【0016】また、本発明によれば、前記クオーツ結晶
粒子を1〜80体積%の比率で含有することによって、
低温焼成化と、低誘電率化および高熱膨張化を同時に促
進できる。特に本発明によれば、比誘電率が5以下、4
0〜400℃における熱膨張係数が8×10-6/℃以上
であることが配線基板として、信号の伝送速度を早める
とともに、プリント基板などの外部回路基板への実装信
頼性を高める上で有用である。
【0017】また、本発明のガラスセラミック焼結体の
クオーツ結晶粒子中には、Znを酸化物換算で0.5重
量%以上の割合で含有することがクオーツ結晶性を高
め、熱膨張特性に屈曲点を有するクリストバライトの生
成を抑制することができる。
【0018】また、アルカリ金属含有量が金属換算で2
50ppm以下とすることで、絶縁基板表面へのアルカ
リ金属成分の溶出を抑制することが可能となり絶縁抵抗
の劣化および長期信頼性の低下を抑制することができ
る。
【0019】さらに、高熱膨張化を促進する上で、焼結
体中のフィラー成分として、さらにクオーツ以外の40
〜400℃における熱膨張係数が6×10-6/℃以上の
フィラーを含有することが望ましい。
【0020】本発明によれば、絶縁基板の表面あるいは
内部に、メタライズ配線層が配設された配線基板におい
て、前記絶縁基板を上記のガラスセラミック焼結体によ
って形成するものであり、特に、絶縁基板の表面におい
て、半導体素子が気密に封止され、且つ該絶縁基板の裏
面に、前記半導体素子と電気的接続された接続端子を具
備する、いわゆるパッケージとして、さらには、前記接
続端子がボール状端子からなるパッケージに特に有用で
ある。
【0021】また、かかる組成物にフィラーとしてさら
に、40℃〜400℃における熱膨張係数が6×10-6
/℃以上の金属酸化物を含むフィラーを添加することに
より、焼結体全体の熱膨張係数を8.5〜18×10-6
/℃の範囲で容易に制御することができる。
【0022】このように、ガラス−エポキシ基板などの
プリント基板からなる外部回路基板に対して実装される
半導体素子収納用パッケージにおける絶縁基板として4
0〜400℃の温度範囲における熱膨張係数が8.5〜
18×10-6/℃のセラミック焼結体を用いることによ
り、絶縁基板と外部回路基板との間に両者の熱膨張係数
の差が小さくなり、その結果、絶縁基板と外部回路基板
の熱膨張係数の相違に起因する熱応力によってボール状
端子が外部回路の配線導体とが接続不良を起こすことが
なく、これによっても容器内部に収容する半導体素子と
外部回路とを長期間にわたり正確に、且つ強固に電気的
接続させることが可能となる。また、配線層として使用
されるCuの熱膨張係数18×10-6/℃に対しても近
似の熱膨張係数を有するため、メタライズ配線の基板へ
の密着性等の信頼性を高めることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明のガラスセラミック焼結体
は、基本成分としてガラス成分とフィラー成分とから構
成されるものであるが、本発明によれば、フィラー成分
として、平均粒径が20μm以下で、内部に最大で15
μm以下の気孔を有するクオーツ結晶粒子を含有するこ
とが重要である。このような平均粒径が20μm以下で
粉末内部に最大気孔径が15μm以下の気孔を有するク
オーツ結晶粒子を用いることで強度劣化の少ない低誘電
率の焼結体を得ることができる。また、クオーツはそれ
自体40〜400℃の熱膨張係数が15〜20×10-6
/℃と大きいことから、焼結体の高熱膨張化に寄与す
る。なお、本発明における熱膨張係数とは、すべて線熱
膨張係数の意味である。
【0024】かかるクオーツ結晶粒子の平均粒径および
気孔径を上記の範囲に限定したのは、平均粒径が20μ
mよりも大きい、あるいは気孔径が15μmよりも大き
いと、クオーツ粒子あるいは気孔が破壊源となり、焼結
体の強度が低下するためである。
【0025】なお、平均粒径が特に10μm以下、さら
には5μm以下であることが望ましい。また、気孔径は
5μm以下、さらには0.02〜1μmであることが望
ましい。
【0026】上記の気孔を有するクオーツ結晶粒子は、
粒子の表面および/または内部に気孔を有する多孔質粒
子でもよいし、または中空粒子であってもよい。
【0027】さらに、本発明のガラスセラミック焼結体
によれば、焼結体中におけるアルカリ金属含有量を金属
換算で250ppm以下、特に100ppm以下にする
ことで絶縁抵抗の劣化を抑制することができる。
【0028】また、さらに40〜400℃の温度範囲に
おける熱膨張係数が8.5〜18×10-6/℃、特に
8.5〜14×10-6/℃の焼結体を用いることで大型
の表面実装型基板の接続信頼性を向上させることができ
る。
【0029】これは、かかる焼結体をパッケージなどの
絶縁基板として用いた場合に、外部回路基板との熱膨張
差により熱応力の発生を緩和し、外部回路基板とパッケ
ージとの電気的接続状態を長期にわたり良好な状態に維
持することができ、この熱膨張係数が8.5×10-6
℃より小さいか、あるいは18×10-6/℃より大きい
と、いずれも熱膨張差に起因する熱応力が大きくなり、
外部回路基板BとパッケージAとの電気的接続状態が劣
化するおそれがある。
【0030】また、本発明によれば、上記の通り、気孔
を有するクオーツ結晶粒子を有することによって、焼結
体中に気孔を導入することができるとともに、その気孔
がクオーツ結晶粒子表面または内部に存在することによ
って、そのクオーツ結晶粒子の含有量を制御することに
よって、焼結体中の気孔を容易に且つ安定的に再現よく
導入することができる。
【0031】これによって焼結体中に導入される気孔量
としては、焼結体の密度をD1と、その焼結体を微細粉
砕した後の粉末の密度をD2とした時、100×D1/
D2で表される気孔率(=閉気孔+開気孔)が10%以
上、特に15%以上であることが望ましい。
【0032】そして、かかる構成によってガラスセラミ
ック焼結体の比誘電率を5以下、特に4.7以下とする
ことによって後述する配線基板の絶縁基板材料として用
いた場合に、伝送信号の伝送特性を向上させることがで
きる。
【0033】本発明のガラスセラミック焼結体における
ガラス成分としては、従来から公知のガラスが使用で
き、例えばホウケイ酸亜鉛系ガラス、ホウケイ酸鉛系ガ
ラス等が用いられる他、焼結体を高熱膨張化させる上で
は、ガラス成分として、40〜400℃における熱膨張
係数が6〜18×10-6/℃のアルカリ珪酸系ガラス、
PbO系ガラス、ZnO系ガラス、BaO系ガラス等の
高熱膨張係数のガラスも使用することができる。
【0034】なお、上記ガラス成分の熱膨張係数は、結
晶化ガラスの場合には、焼成温度で熱処理した後の熱膨
張係数を指すものであり、線膨張係数を意味する。
【0035】アルカリ珪酸系ガラスとしては、アルカリ
金属酸化物(Li20など)を5〜30重量%、特に5
〜20重量%の割合で含有するものであり、焼成後に高
熱膨張係数を有するアルカリ珪酸結晶を析出するものが
好適に使用される。また、上記のアルカリ珪酸ガラスと
しては、アルカリ金属酸化物以外にSiO2を必須の成
分として含むが、SiO2はガラス全量中、60〜85
重量%の割合で存在し、SiO2とアルカリ金属酸化物
との合量がガラス全量中、65〜95重量%であること
がアルカリ珪酸結晶を析出させる上で望ましい。また、
これらの成分以外に、Al23、MgO、TiO2、B2
3、Na2O、K2O、P25、ZnO、F等が配合さ
れていてもよい。なお、このアルカリ珪酸系ガラス中に
は、B23は1重量%以下であることが望ましい。
【0036】PbO系ガラスとしては、PbOを主成分
とし、さらにB23、SiO2のうちの少なくとも1種
を含有するものであり、焼成後にPbSiO3、PbZ
nSiO4等の高熱膨張の結晶相が析出するものが好適
に使用される。とりわけPbO(65〜85重量%)−
23(5〜15重量%)−ZnO(6〜20重量%)
−SiO2(0.5〜5重量%)−BaO(0〜5重量
%)から成る結晶性ガラスや、PbO(50〜60重量
%)−SiO2(35〜50重量%)−Al2 3(1〜
9重量%)から成る結晶性ガラスが望ましい。
【0037】ZnO系ガラスとしては、ZnOを10重
量%以上含有するものであり、焼成後にZnO・Al2
3、ZnO・nB23等の高熱膨張係数の結晶相が析
出するものが好適に使用される。ZnO成分以外に、S
iO2(60重量%以下)、Al23(60重量%以
下)、B23(30重量%以下)、P25(50重量%
以下)、アルカリ土類酸化物(20重量%以下)、Bi
23(30重量%以下)等が配合されていてもよい。と
りわけZnO10〜50重量%−Al2310〜30重
量%−SiO230〜60重量%から成る結晶性ガラス
やZnO10〜50重量%−SiO25〜40重量%−
Al230〜15重量%−BaO0〜60重量%−Ma
O0〜35重量%から成る結晶性ガラスが望ましい。
【0038】さらに、BaO系ガラスとしては、BaO
を10重量%以上含有し、焼成後にメタ珪酸バリウム
(BaO・SiO2)、BaAl2Si28、BaB2
28等の結晶相を析出するものが好適に採用される。
BaO以外の成分としてSiO 2、Al23、B23
25、アルカリ土類金属酸化物、アルカリ金属酸化物
等を含んでもよい。
【0039】また、フィラー成分としては、上記のクオ
ーツ結晶粒子は、焼結体中に1〜80体積%、特に2〜
60体積%、さらに10〜40体積%の割合で含有され
ることが望ましいが、フィラーとしては、他のフィラー
と混合して用いることができる。特に、焼結体の熱膨張
係数を8×10-6/℃以上に設定するためには、他のフ
ィラーとして、40〜400℃における熱膨張係数が6
×10-6/℃以上の金属酸化物を含むことが望ましい。
【0040】このような熱膨張係数が6×10-6/℃以
上の金属酸化物としては、緻密質なクオーツ(Si
2)の他、トリジマイト(SiO2)、フォルステライ
ト(2MgO・SiO2)、スピネル(MgO・Al2
3)、ウォラストナイト(CaO・SiO2)、モンティ
セラナイト(CaO・MgO・SiO2)、ネフェリン
(Na2O・Al23・SiO2)、ジオプサイド(Ca
O・MgO・2SiO2)、メルビナイト(3CaO・
MgO・2SiO2)、アケルマイト(2CaO・Mg
O・2SiO2)、マグネシア(MgO)、アルミナ
(Al23)、カーネギアイト(Na2O・Al23
2SiO2)、エンスタタイト(MgO・SiO 2)、ホ
ウ酸マグネシウム(2MgO・B23)、セルシアン
(BaO・Al2 3・2SiO2)、B23・2MgO
・2SiO2、ガーナイト(ZnO・Al2 3)の群か
ら選ばれる少なくとも1種が挙げられる。これらの中で
も、緻密なクオーツ、トリジマイトなどのSiO2系材
料、フォルステライト、エンスタタイトの群から選ばれ
る少なくとも1種が高熱膨張化を図る上で望ましい。
【0041】本発明のガラスセラミック焼結体によれ
ば、ガラス成分とフィラー成分とは、ガラス成分が99
〜20体積%、特に70〜30体積%、フィラー成分が
1〜80体積%、特に30〜70体積%の割合で含有さ
れることが望ましい。これは、ガラス量が上記範囲より
も少ない、あるいはフィラー量が上記範囲よりも多い
と、1000℃以下での焼成が困難となりやすく、ガラ
ス量が上記範囲よりも多い、あるいはフィラー量が上記
範囲よりも少ないと、焼成温度が低くなりすぎて金属導
体との同時焼成が困難となるためである。
【0042】また、フィラー成分量は、ガラス成分の屈
伏点に応じ、その量を適宜細かく調整することが望まし
い。即ち、ガラスの屈伏点が400℃〜750℃と低い
場合、低温での焼結性が高まるためフィラーの含有量は
40〜80体積%と比較的多く配合できる。これに対し
て、ガラスの屈伏点が750℃〜800℃と高い場合、
焼結性が低下するためフィラーの含有量は20〜50体
積%と比較的少なく配合することが望ましい。
【0043】次に、本発明のガラスセラミック焼結体を
作製するための方法について説明する。
【0044】まず、出発原料として、上記のガラス成分
のガラス粉末と、フィラー成分として、前記平均粒径が
20μm以下で、内部に最大で15μm以下の気孔を有
するクオーツ結晶粒子、さらには他のフィラー粉末を用
いて前述した所定の比率で混合する。
【0045】上記クオーツ結晶粒子は、例えば以下の方
法によって作製される。まず、平均粒径が2〜20μ
m、気孔径が0.5〜5μmのシリカゲル粉末を800
〜1100℃の温度で1〜10時間熱処理する。その
際、シリカゲルに対して平均粒径が0.5〜2μmのZ
nOなどのZn化合物粉末を酸化物換算で0.5〜20
重量%の割合で添加混合しておくことによって、シリカ
ゲルの熱処理によるクオーツ化を促進することができる
とともに、クリストバライトの生成も抑制することがで
きる。
【0046】また、ガラス成分としては、前述したよう
な、屈伏点が400〜750℃であることが望ましい。
これは屈伏点が400℃よりも低いと焼成温度が低くな
りすぎ、Cu導体との同時焼成ができず、750℃より
も高いと高価なガラスを多量に添加しないと緻密化が困
難となるためである。
【0047】本発明によれば、上記のように調合された
ガラス粉末とフィラー粉末との混合物に、適当な成形の
有機樹脂バインダーを添加した後、所望の成形手段、例
えば、ドクターブレード、圧延法、金型プレス等により
シート状に任意の形状に成形後、焼成する。
【0048】焼成にあたっては、まず、成形のために配
合したバインダー成分を除去する。バインダーの除去
は、700℃前後の大気雰囲気中または窒素雰囲気中で
行われる。この時、成形体の収縮開始温度は700〜8
50℃程度であることが望ましく、かかる収縮開始温度
がこれより低いとバインダーの除去が困難となるため、
成形体中のガラスの特性、特に屈伏点を前述したように
制御することが望ましい。
【0049】焼成は、850℃〜1050℃の酸化性雰
囲気中または非酸化性雰囲気中で行われ、これにより開
気孔率が1%以下、特に0.7%以下にまで緻密化され
る。この時の焼成温度が850℃より低いと緻密化する
ことが難しく、1050℃を越えると後述する配線基板
を作製する場合に、銅や銀などのメタライズ配線層との
同時焼成が難しくなる。
【0050】このようにして作製されたガラスセラミッ
ク焼結体中には、ガラス相とフィラー相が形成される。
ガラス相中には、ガラスから析出した析出結晶相も含ま
れる。ここでガラスより析出する結晶相としては、焼結
体全体の熱膨張係数を高める上で、少なくとも40〜4
00℃における熱膨張係数が6×10-6/℃以上の酸化
物の結晶相が析出することが望ましい。40〜400℃
における熱膨張係数が6×10-6/℃以上の酸化物の結
晶相としては、前述したような40〜400℃における
熱膨張係数が6×10-6/℃以上の酸化物の結晶相が挙
げられる。
【0051】図1は、本発明のガラスセラミック焼結体
の応用例として、配線基板、とりわけ、BGA型の半導
体素子収納用パッケージとその実装構造の一実施例を示
す概略断面図である。このパッケージは、絶縁基板の表
面あるいは内部にメタライズ配線層が配設された、いわ
ゆる配線基板を基礎的構造とするものであり、Aは半導
体素子収納用パッケージ、Bは外部回路基板をそれぞれ
示す。
【0052】半導体素子収納用パッケージAは、絶縁基
板1と蓋体2とメタライズ配線層3と接続端子4により
構成され、絶縁基板1及び蓋体2は半導体素子5を内部
に気密に収容するためのキャビティ6を形成する。そし
て、キャビティ6内にて半導体素子5は、ガラス、樹脂
等の接着材を介して絶縁基板1に接着固定される。
【0053】また、絶縁基板1の表面および内部には、
メタライズ配線層3が配設されており、半導体素子5と
絶縁基板1の下面に形成された接続端子4と電気的に接
続するように配設されている。図1のパッケージによれ
ば、接続端子4は、接続パッド4aを介して高融点の半
田(錫−鉛合金)から成るボール状端子4bがロウ材に
より取着されている。
【0054】一方、外部回路基板Bは、絶縁体7と配線
導体8により構成されており、絶縁体7は、少なくとも
有機樹脂を含む絶縁材料からなり、具体的には、ガラス
−エポキシ系複合材料などのように40〜400℃の熱
膨張係数が12〜16×10 -6/℃の特性を有し、一般
にはプリント基板等が用いられる。また、この基板Bの
表面に形成される配線導体8は、絶縁体7との熱膨張係
数の整合性と、良電気伝導性の点で、通常、Cu、A
u、Ag、Al、Ni、Pb−Snなどの金属導体から
なる。
【0055】半導体素子収納用パッケージAを外部回路
基板Bに実装するには、パッケージAの絶縁基板1下面
のボール状端子4bを外部回路基板Bの配線導体8上に
載置当接させ、しかる後、低融点の半田等のロウ材によ
り約250〜400℃の温度で半田を溶融させて配線導
体8とボール状端子4bとの接合することにより、実装
される。この時、配線導体8の表面にはボール状端子4
bとのロウ材による接続を容易に行うために予めロウ材
が被着形成される。
【0056】本発明のガラスセラミック焼結体は、前述
した通り、低誘電率で、高熱膨張係数を有し、強度劣化
が無く、絶縁抵抗の劣化も無いことから、かかる焼結体
をパッケージなどの配線基板における絶縁基板1として
用いることによって、有機樹脂を含有する絶縁材料を有
するプリント基板などの外部回路基板に対して、配線基
板を接続端子を介して実装した場合においても、熱膨張
特性を近似させることができることから長期信頼性にわ
たり安定した実装状態を維持することができる。
【0057】なお、上記のような配線基板を作製する場
合には、前述したガラスセラミック焼結体の製造方法に
おいて、ガラス成分とフィラー成分とからなる混合粉末
を用いて、ドクターブレード法等によってシート状成形
体を作製した後、そのシート状成形体に対して、Cu、
Ag、Ni、Pd、Auのうちの1種以上からなる金属
粉末に有機バインダー、可塑剤、溶剤を添加混合して得
た金属ペーストを前記シート状成形体表面に周知のスク
リーン印刷法により所定パターンに印刷塗布する。
【0058】また、場合によっては、前記グリーンシー
トに適当な打ち抜き加工してスルーホールを形成し、こ
のホール内にもメタライズペーストを充填する。そして
これらのグリーンシートを複数枚積層圧着した後、以下
の方法で焼成する。
【0059】焼成にあたっては、まず、成形のために配
合したバインダー成分を除去する。バインダーの除去
は、700℃前後の大気雰囲気中で行われるが、配線導
体としてCuを用いる場合には、100〜700℃の水
蒸気を含有する窒素雰囲気中で行われる。この時、成形
体の収縮開始温度は700〜850℃程度であることが
望ましく、かかる収縮開始温度がこれより低いとバイン
ダーの除去が困難となるため、成形体中のガラスの特
性、特に屈伏点を前述したように制御することが必要と
なる。
【0060】焼成は、850℃〜1050℃の酸化性雰
囲気中で行われ、これにより相対密度90%以上まで緻
密化される。この時の焼成温度が850℃より低いと緻
密化することができず、1050℃を越えるとメタライ
ズ配線層との同時焼成が難しくなる。但し、配線導体と
してCuを用いる場合には、非酸化性雰囲気中で行われ
る。
【0061】
【実施例】実施例1 気孔を有するフィラー粉末として、表1に示す組成、フ
ィラー粉末の平均粒径、粉末中の最大気孔径を有する粉
末を準備した。また、この粉末について、X線回折測定
によって結晶相を同定した。
【0062】
【表1】
【0063】また、ガラス成分として、以下の表2の組
成からなる平均粒径が5μmの粉末を準備した。
【0064】
【表2】
【0065】表1のフィラーと表2のガラスとを表3,
4に示す割合で調合し、プレス成形後に表3,4に示す
温度で1時間焼成した。
【0066】得られたガラスセラミック焼結体を加工
し、JIS試験片を作製し、3点曲げ法にて強度を測定
した。
【0067】また、上記と同様にして直径が20mmの
円盤を作製し1MHzでの誘電率を測定した。
【0068】
【表3】
【0069】
【表4】
【0070】表3,4によれば、平均粒径が20μm以
下、最大気孔径が15μm以下の表1のNo.1〜4、
7〜9、12、13、16、23〜25のクオーツ粒子
を用いた場合、いずれも200MPa以上の高い強度が
得られた。また、誘電率もそれぞれのガラス単独の場合
よりも低い比誘電率が5以下の焼結体を得ることができ
た。これに対して、平均粒径が20μmより大きいN
o.5、6、10、11、14、15、17、18のク
オーツ粒子を用いた場合では、比誘電率は低いものの、
強度の劣化が認められ200MPa以下の値となった。
【0071】また、最大気孔径が15μmよりも大きい
No.19〜21のクオーツ粒子を用いた場合も強度の
劣化が認められ、特に破断面を観察した結果、気孔が破
壊起点になっていることを確認した。
【0072】さらに、フィラーとして、Znの含有量が
0.5重量%よりも少ない表1のNo.22のフィラー
を用いた試料No.22、47では、アモルファスシリ
カまたはクリストバライトの析出が認められ、熱膨張特
性において、高熱膨張化ができず、あるいは熱膨張曲線
に屈曲部がみられた。
【0073】以上の結果より、フィラーとして平均粒径
が20μm以下、最大気孔径が15μm以下のクオーツ
結晶粒子を含有させることによって、低誘電率を有し、
且つ高い強度を有するガラスセラミック焼結体を作製す
ることができた。しかも、いずれの試料においても10
00℃以下の温度域で焼結が可能であるために低抵抗導
体であるCuやAgとの同時焼成が可能であることが確
認された。 実施例2 平均粒径10μm、最大気孔径2μmのクオーツ粉末
と、表2のAのガラス粉末、さらには、他のフィラーと
して平均粒径が3μmのクオーツ、フォルステライト粉
末を適宜用いて、表5の比率で調合、成形し、表5に示
す条件で焼成した。
【0074】得られた焼結体に対して、40〜400℃
の熱膨張係数を測定するとともに、比誘電率、抗折強度
を測定した。
【0075】また、かかる焼結体を用いて配線基板を作
製した。具体的には、表5の組成からなるガラスセラミ
ックグリーンシートの成形体の表面に銅ペーストを印刷
およびビアホールを形成して銅ペーストを充填した。そ
して、それらのグリーンシートを12層積層して配線基
板を作製した。そして、その配線基板の裏面に半田から
なるボール状端子を30×30個取り付けた。
【0076】そして、この配線基板をガラス−エポキシ
樹脂基板の表面に銅箔の配線が形成された外部回路基板
表面に半田実装した。
【0077】この実装基板を−40℃×10分、125
℃×10分を1サイクルとして、熱サイクルを印加し、
ボール状端子を介した接続部における抵抗に変化が生じ
るまでの熱サイクル数を測定し、その結果を表5に示し
た。
【0078】
【表5】
【0079】その結果、気孔を有するクオーツの含有量
を変化させることによって、比誘電率を5以下に低下さ
せることができた。しかも、熱膨張係数においても、8
×10-6/℃以上の高熱膨張化が達成でき、低誘電率化
と高熱膨張化を同時に達成することができ、また、熱膨
張係数が8.5×10-6/℃以上の配線基板において
は、熱サイクル試験で1000サイクル以上の優れた耐
久性を示した。
【0080】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
ガラスセラミック焼結体において、平均粒径が20μm
以下で、最大気孔径が15μm以下の気孔を有するクオ
ーツ粉末をフィラーとして用いることによって、低誘電
率化とともに強度の高い焼結体を得ることができる。そ
して、これを配線基板として用いることによって信号伝
送特性を向上させるとともに、プリント基板などの外部
回路基板に対して接続端子を介して実装した構造におい
ても長期接続信頼性を有する実装構造を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガラスセラミック焼結体の応用例とし
て、半導体素子収納用パッケージからなる配線基板を外
部回路基板に実装した時の概略断面図である。
【符号の説明】
A 半導体素子収納用パッケージ B 外部回路基板 1 絶縁基板 2 蓋体 3 メタライズ配線層 4 接続端子 5 半導体素子 6 キャビティ 7 絶縁体 8 配線導体

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガラス成分と、フィラー成分とからなるガ
    ラスセラミック焼結体であって、前記フィラー成分とし
    て、平均粒径が20μm以下で、内部に最大15μm以
    下の気孔を有するクオーツ結晶粒子を含有することを特
    徴とするガラスセラミック焼結体。
  2. 【請求項2】前記クオーツ結晶粒子を1〜80体積%の
    比率で含有することを特徴とする請求項1記載のガラス
    セラミック焼結体。
  3. 【請求項3】比誘電率が5以下、40〜400℃におけ
    る熱膨張係数が8.5×10-6/℃以上であることを特
    徴とする請求項1記載のガラスセラミック焼結体。
  4. 【請求項4】前記クオーツ結晶粒子中に、Znを酸化物
    換算で0.5重量%以上の割合で含有することを特徴と
    する請求項1記載のガラスセラミック焼結体。
  5. 【請求項5】アルカリ金属含有量が金属換算で250p
    pm以下であることを特徴とする請求項1記載のガラス
    セラミック焼結体
  6. 【請求項6】フィラーとして、さらに40〜400℃に
    おける熱膨張係数が6×10-6/℃以上のフィラーを含
    有することを特徴とする請求項3記載のガラスセラミッ
    ク焼結体。
  7. 【請求項7】絶縁基板の表面あるいは内部に、メタライ
    ズ配線層が配設された配線基板において、前記絶縁基板
    が、請求項1乃至請求項6のいずれか記載のガラスセラ
    ミック焼結体からなることを特徴とする配線基板。
  8. 【請求項8】前記絶縁基板の表面において、半導体素子
    が気密に封止され、且つ該絶縁基板の裏面に、前記半導
    体素子と電気的接続された接続端子を具備することを特
    徴とする請求項7記載の配線基板。
  9. 【請求項9】前記接続端子がボール状端子からなること
    を特徴とする請求項8記載の配線基板。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7309669B2 (en) 2001-12-25 2007-12-18 Ngk Spark Plug Co., Ltd. Dielectric material and dielectric sintered body, and wiring board using the same
JP2008105916A (ja) * 2006-10-27 2008-05-08 Kyocera Corp 低温焼成磁器およびその製造方法、ならびにそれを用いた配線基板
JP2017186223A (ja) * 2017-01-19 2017-10-12 Tdk株式会社 誘電体組成物、誘電体磁器および積層複合電子部品
WO2017201358A1 (en) * 2016-05-20 2017-11-23 Corning Incorporated Purified ceramic materials and methods for making the same

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