JP2002019918A - スライド式収納台車装置 - Google Patents

スライド式収納台車装置

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JP2002019918A
JP2002019918A JP2000207209A JP2000207209A JP2002019918A JP 2002019918 A JP2002019918 A JP 2002019918A JP 2000207209 A JP2000207209 A JP 2000207209A JP 2000207209 A JP2000207209 A JP 2000207209A JP 2002019918 A JP2002019918 A JP 2002019918A
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wheel
rail
wheels
rails
truck
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JP2000207209A
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English (en)
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Kenji Sakakibara
賢司 榊原
Toshimitsu Takahama
聡光 高浜
Masanao Kobayakawa
正直 小早川
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyota Industries Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高い組み付け精度を必要とせずとも、極めてス
ムーズな台車走行を可能にすると共に、高い作業性と装
置全体の軽量化をも可能にするスライド式収納台車装置
を提供する。 【解決手段】並列配置された左右一対のレール21、2
2と、これらレール21、22上を走行自在に案内され
る荷体収納用の複数の台車31〜35とを備える。車輪
の左右位置が前後でオフセットしており、左右それぞれ
2つの軌道上を、オフセットされたそれぞれの車輪が転
動する。各レール21、22は上記2つの軌道を一本の
レールで構成したものであり、断面略凹形の形状を有し
ている。各台車の前後に取り付けられた左右一対の車輪
のうちのいずれか片側の車輪を両ツバ付の構造とすると
共に、もう片側の車輪をツバ無しの平車輪とする。上記
両ツバ付の車輪がレール21の軌道上を転動することに
より各台車の左右位置が規制され、スムーズな走行が可
能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フォークリフト等
で運搬されてきた荷体を、レールと台車を利用して順次
スライドさせながら効率的に収納するためのスライド式
収納台車装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来のスライド式収納台車装置
の斜視図であり、特開平8−332958号公報に記載
されたものと同一である。同図に示す装置は、I型鋼か
らなる左右一対のレール1、2と、これらレール1、2
上を走行自在に案内される荷体収納用の複数(図では4
台)の台車11〜14とを有している。
【0003】台車11〜14のそれぞれは、左右両側の
前後にそれぞれ車輪3を備えており、これら車輪3がI
型鋼のレール1、2の傾斜面上を走行するようになって
いる。すなわち、一例として装置左側の構成のみに注目
すれば、図9に詳しく示すように、I型鋼のレール1の
外側(図の左側)と内側(図の右側)の各傾斜面1a、
1b上を、その傾斜に合わせてテーパ型に形成された車
輪3が走行する構成である。これらの構成は装置右側に
おいても同様(すなわち左右対称)に設けられている。
【0004】なお、複数の台車11〜14は、互いに干
渉し合わないように、その高さと前後車輪の左右位置が
適宜ずらしてあり、図9に明らかなように、レール1の
内側の傾斜面1b上は、最前部の台車11の前車輪及び
後車輪と中間の台車12及び13の後車輪が走行し、一
方、レール1の外側の傾斜面1a上は、中間の台車12
及び13の前車輪と最後部の台車14の前後車輪が走行
する。
【0005】この従来の装置によれば、上述したように
I型鋼のレール1、2の左右対称な斜面上を左右対称な
テーパ型の車輪3が走行する構成であるため、各台車1
1〜14はいずれも、走行中の左右位置が自動的に中央
部へと調整される、いわゆる自動調芯作用が働く。その
ため、理論上は、各車輪3がレール1、2の斜面上の所
定の走行領域から左右へ外れることがなく、スムーズな
台車走行が可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のスライド式収納台車装置では、I型鋼のレール1、
2の斜面上をテーパ型の車輪3が転動する構成としたこ
とで、実際は、以下のような問題が生じやすい。
【0007】第1に、例えば台車荷重の左右方向への偏
り等が生じて、台車の走行中に左右の車輪に均等な荷重
が加わらなくなったような場合、その偏った荷重のため
に、走行中の台車の左右位置が一方の車輪側へずれてし
まい、上述の自動調芯作用が適切に働かなくなることが
考えられる。そのようになると、上記一方の車輪の側面
とそれに対向するレールの側面とが接触を起こし、スム
ーズな台車走行ができなくなってしまう。
【0008】第2に、車輪3が水平面上を転動するので
あれば何ら問題ないのだが、常に斜面(レール1、2の
斜面)上を転動することになるため、各車輪3の転動面
には不均一な加重がかかりやすくなり、その結果、車輪
3に片減りが生じて、スムーズな台車走行が阻害されて
しまうといった問題も起こりやすい。
【0009】第3に、もし上記第1及び第2の問題点を
考慮しないとしても、所望の自動調芯作用が得られるた
めには、左右2本のレール1、2の水平度(左右の高さ
位置の違い)及び平行度に関して、非常に高い組み付け
精度が必要とされる。例えば、水平度及び平行度は、い
ずれも±1〜2mm程度の非常に狭い公差範囲内に維持さ
れる必要があるものと考えられる。
【0010】第4に、レール1、2がI型鋼でできてお
り、このI型鋼は非常に重いため、装置組み付け時の作
業性が低下すると共に、装置全体の大重量化につながっ
てしまう。特に、複数のスライド式収納台車装置を上下
左右に並設してラック状に構成するような場合におい
て、上記の作業性の悪さや大重量化が非常に大きな問題
となる。
【0011】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、高い
組み付け精度を必要とせずとも、極めてスムーズな台車
走行を可能にすると共に、高い作業性と装置全体の軽量
化をも可能にするスライド式収納台車装置を提供するこ
とを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、以下のように構成する。すなわち、本発明
は、並列配置された少なくとも左右一対のレールと、こ
のレール上を走行自在に案内される荷体収納用の複数の
台車とを有するスライド式収納台車装置において、上記
レール上を転動自在なように上記台車に設けられた左右
一対の車輪のうちのいずれか片側の車輪と、上記レール
のうち上記片側の車輪に対応する側のレールとの、少な
くとも一方に、このレールに対する上記片側の車輪の左
右方向の位置を規制する左右位置規制手段を備えたこと
を特徴とするものである。ここで、左右方向の位置を規
制するということは、左右の片側だけでなく、左方向の
位置と右方向の位置の両方を規制することを意味する。
【0013】各台車毎にその車輪の位置関係は互いに固
定されているので、上記の左右位置規制手段により左右
一対の車輪のうちの片側の車輪の左右位置が直接的に規
制されれば、もう片側の車輪に対しては左右位置の規制
を何ら行わなくとも、結果的に、レールに対する各台車
の左右位置が確実に規制されることになる。これによ
り、台車走行時には、各台車には左右への偏りが生じ
ず、非常にスムーズな走行が可能となる。
【0014】しかもこの場合、もう片側の車輪には、そ
の左右位置を規制する手段を設ける必要がないため、こ
のもう片側の車輪とそのレールとの位置関係には比較的
余裕を持たせることが可能となる。その結果、左右一対
のレールには、上記従来の装置のようにI型鋼を用いる
場合に必要であったような高い組み付け精度は要求され
ずに済む。
【0015】また、レールにI型鋼を使用するものでは
なく、例えば中空のレールを採用することも可能なの
で、レール自体の軽量化が可能となり、その結果、組み
付け時の作業性が高まると共に、装置全体の大幅な軽量
化が可能となる。本発明は、基本的には、並列配置され
た少なくとも左右一対のレールと、このレール上を走行
自在に案内される荷体収納用の複数の台車とを備えた、
様々な形態のスライド式収納台車装置を適用対象とす
る。すなわち、例えばレールについて言えば、装置全体
で左右一対のレール(2本のレール)だけを備えたもの
に限定されるのではなく、例えば各台車毎に左右一対の
レールを備えるようにしたもの等にも本発明は適用可能
である。ただし、本発明は、特に複数の台車が多層構造
に重なり合うことの可能な構成を備えたものに適用され
ることで、より望ましい作用・効果が期待できる。
【0016】そのような多層構造の重なり合いを可能に
する構成としては、例えば、複数の台車の各荷台の高さ
位置をレールに沿った配列順序に従って順次高くするこ
とで、複数の台車の荷台が互いに干渉するのを回避する
と共に、台車がその前後にそれぞれ左右一対の車輪を有
し、複数の台車のうちの少なくとも中間に位置する台車
では、その前車輪の車輪間隔よりも後車輪の車輪間隔を
狭めることで、複数の台車のうちの前方に位置する台車
の後車輪と後方に位置する台車の前車輪とが互いに干渉
するのを回避するようにしたものを採用可能である。
【0017】このような構成において、上記の左右位置
規制手段は次のように構成することが可能である。まず
一例として、片側の車輪(左右位置規制手段により規制
を受ける側の車輪)は、それに対応するレール面上をこ
のレール面上に直接接触しながら転動する円柱状の転動
部と、この転動部の左右両側にツバ状に設けられたガイ
ド部とを有し、このような片側の車輪の転動時に上記ガ
イド部が常に上記対応するレールの左右両側に位置する
ようにすることで、左右位置規制手段が構成される。
【0018】他の例として、片側の車輪は、それに対応
するレール面上をこのレール面上に直接接触しながら転
動する円柱状の転動部と、この転動部の周面の中間にそ
の円周方向に沿って設けられた大径のガイド部とを有
し、また、上記対応するレール面にはこのレールに沿っ
て上記ガイド部の幅に対応した案内溝が設けられ、片側
の車輪の転動時に上記ガイド部が常に上記案内溝内に位
置するようにすることで、左右位置規制手段が構成され
る。
【0019】なお、上述の前者の例において、片側の車
輪は、その前車輪及び後車輪のいずれも、複数の台車の
全てにおいて互いに左右同一側の車輪であり、これら片
側の車輪における前車輪及び後車輪に対応するレール
が、その中央に上記ガイド部を案内するための溝を有す
る断面略凹形の1本のレールで構成されていることが望
ましい。
【0020】上述の後者の例において、片側の車輪は、
その前車輪及び後車輪のいずれも、複数の台車の全てに
おいて互いに左右同一側の車輪であり、これら片側の車
輪における前車輪及び後車輪に対応するレールが、この
前車輪及び後車輪におけるそれぞれの上記ガイド部に対
応する上記案内溝を有する断面略横E字形の1本のレー
ルで構成されていることが望ましい。
【0021】本発明においては、上述したように左右の
いずれか片側に左右位置規制手段が設けられることにな
るが、その場合、もう片側の車輪は、上記のようなガイ
ド部を持たない単純な平車輪であることが望ましい。勿
論、この平車輪の転動するレール面は単純な平坦面でよ
い。
【0022】なお、本発明では、レールの基本的な配置
構成を特に限定するものではないが、例えば、台車の台
数に応じた長さを有する直線状のレールであって、その
前方側から後方側へかけて僅かに傾斜しており、この傾
斜したレール上を複数の台車がその自重により下降移動
して前方側へと自動的に集合するように構成されている
のが望ましい。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら詳細に説明する。 <本発明の一実施の形態>まず、本発明の一実施の形態
に係るスライド式収納台車装置における基本的な構成に
ついて、図1〜図4を用いて概略的に述べる。ここで、
図1及び図2は本実施の形態に係るスライド式収納台車
装置(荷体収納時)の全体構成を概略的に示す平面図及
び側面図であり、図3及び図4は同スライド式収納台車
装置(荷体未収納時)の正面図及び側面図である。
【0024】このスライド式収納台車装置は、図1及び
図2に示すように、並列配置された左右一対のレール2
1、22と、これらレール21、22上を走行自在に案
内される荷体収納用の第1〜第5の台車31〜35とを
有している。5台の台車31〜35は、その上に載置す
るパレットP及び荷体M(図2)の寸法に合わせた、互
いに同サイズの荷台フレーム31a、32a、33a、
34a、35aを有している。これら荷台フレーム31
a、32a、33a、34a、35aのそれぞれの前後
左右の4箇所から下方へ、図2に示すように脚部31
b、32b、33b、34b、35bが延設されており
(図1では図示省略)、その下端にそれぞれ車輪31
c、32c、33c、34c、35cが回動自在に取り
付けられている。
【0025】一方、レール21、22は、台車31〜3
5の台数に応じた長さを有する直線状のレールであり、
図示の構成例では、5台の台車31〜35を一列に並べ
た長さに、更にもう1台分の台車スペース(荷体Mの1
個分のスペース)を加えただけの長さ(すなわち、荷体
Mの6個分の長さ)に略等しく設定されている。また、
レール21、22は、堅固な土台上に、前方側(図1及
び図2において第1の台車31がある方の側)から後方
側へかけて上向きに僅かに傾斜した状態に支持されてお
り、この傾斜したレール21、22上を各台車31〜3
5がその自重により下降移動して、前方側へと自動的に
集合するように構成されている。
【0026】レール21、22が上記のように傾斜して
いても、各台車の荷台フレーム31a、32a、33
a、34a、35aは水平に維持される必要があること
から、各台車の脚部31b、32b、33b、34b、
35bはその長さを前後で異ならせてある。すなわち、
前方の脚部の長さよりも後方の脚部の長さを、レール2
1、22の傾斜による高さの差分だけ短く設定してあ
る。
【0027】更に、複数の台車31〜35がその走行時
等に互いに干渉し合わないよう、以下のような構成が採
用されている。第1に、それぞれの荷台フレーム31
a、32a、33a、34a、35aの高さ(すなわ
ち、脚部31b、32b、33b、34b、35bの長
さ)が、レール21、22に沿った配列順序に従って、
順次高くなるようにしてある。これにより、荷台フレー
ム31a、32a、33a、34a、35aが互いに干
渉するのが回避される。
【0028】第2に、中間位置にある第2〜第4の台車
32〜34では、図1に明らかなように、前車輪を外側
に後車輪を内側に配置することで前車輪の車輪間隔より
も後車輪の車輪間隔を狭めて、すなわちオフセットさせ
てある。一方、最前部に位置する第1の台車31では、
前車輪及び後車輪共に内側に配置することで車輪間隔を
狭めてあり、逆に、最後部に位置する第5の台車35で
は、前車輪及び後車輪共に外側に配置することで車輪間
隔を拡げてある。これにより、前方に位置する台車の後
車輪と後方に位置する台車の前車輪とが互いに干渉する
のが回避される。
【0029】このような構成を採用することで、複数の
台車31〜35同士の互いの干渉が防止される。そし
て、パレットP及び荷体Mの未収納時には、傾斜したレ
ール21、22上を5台の台車31〜35がその自重に
より下降移動して前方側へと集合する結果、図3及び図
4に示すように多層構造に重なり合った状態で静止可能
となる。
【0030】なお、図3に明らかなように、前車輪の車
輪間隔Tf と後車輪の車輪間隔Trは、各台車31〜3
5の脚部や車輪同士が互いに干渉し合わない範囲内で適
宜設定されている。また、図4に明らかなように、レー
ル21、22の最前部で5台の台車31〜35が多層構
造に重なり合った場合、全ての荷台フレームが同サイズ
に統一されていることから、1台分の台車スペースに全
ての台車31〜35が納まるようになっている。そのよ
うな構成が実現されるよう、各台車31〜35の車輪の
前後の取り付け位置が適宜ずらして設定されており、ま
た、各台車31〜35毎の前後の車輪間隔W1、W2、W
3、W4、W5 も適宜設定されている。
【0031】例えば図4に示した構成例では、第2〜第
5の台車32〜35の前車輪32c、33c、34c、
35cの取り付け位置がほぼ車輪1個分ずつ互いにずら
してあると共に、第1〜第4の台車31〜34の後車輪
31c、32c、33c、34cの取り付け位置もほぼ
車輪1個分ずつ互いにずらしてあり、一方、第1の台車
31の前車輪31cと第2の台車32の前車輪32cと
が互いに重なる位置に取り付けられると共に、第4の台
車34の後車輪34cと第5の台車35の後車輪35c
も互いに重なる位置に取り付けられている。更に、第2
〜第4の各台車32、33、34の前後の車輪間隔W
2、W3、W4が全て等しく、一方、第1及び第2の台車
31、35の前後の車輪間隔W1、W5が上記車輪間隔W
2、W3、W4よりもほぼ車輪1個分だけ狭く設定されて
いる。
【0032】次に、本実施の形態における最も特徴的な
構成について、以下に説明する。第1に、図3における
左側車輪及びその近傍の拡大図である図5と、同じく図
3における右側車輪及びその近傍の拡大図である図6に
示すように、各台車の前後に取り付けられた左右一対の
車輪のうちのいずれか片側(図示の構成例では全ての台
車において左側)の車輪(図5)を両ツバ付の構造とす
ると共に、もう片側の車輪(図6)を通常の平車輪とし
てある。
【0033】すなわち、上記両ツバ付の車輪について説
明するために、図5における第1の台車31の左前側の
車輪31cを例にとれば、この左車輪31cは、それに
対応するレール21の平坦面上を該平坦面上に直接接触
しながら転動する円柱状の転動部31c1と、この転動
部31c1の左右両側にツバ状に設けられたガイド部3
1c2とから構成されている。また、上記平車輪につい
て説明するために、図6における第1の台車31の右前
側の車輪31cを例にとれば、この右車輪31cは、そ
れに対応するレール22の平坦面上を該平坦面上に直接
接触しながら転動する円柱状の転動部のみから構成され
る平車輪であり、左側車輪のようなツバ状のガイド部を
備えていない。
【0034】第2に、図5及び図6に明らかなように、
レール21、22に独自の構造を採用している。図1に
示したように、各台車における左右同じ側に位置する車
輪が全て同一の軌道に沿って走行するのではなく、上述
した前後の車輪のオフセット(図3におけるTf、Tr)
に対応した別々の軌道(内側の軌道と外側の軌道)に沿
って走行することになる。そこで、それら別々の軌道を
1本のレール21、22として構成したものであり、図
5及び図6に示すように、これらのレール21、22は
断面略凹形の形状を有している。
【0035】すなわち、左側のレール21を例にとって
具体的に説明すれば、このレール21は、図5における
内側と外側の各車輪31c、32cが転動するための角
形パイプ状の2つの軌道部21a、21bで、高さの低
い角形パイプ状のスペーサ部21cを挟んで、これらを
溶接等により互いに一体化した構成からなり、その中央
部に凹部が形成されている。この凹部は、内側と外側の
各車輪31c、32cの各ツバ状のガイド部を案内する
ための溝として作用する。このような構成のレール21
の2つの軌道部21a、21b上を上記の両ツバ付車輪
が転動する場合、両ツバ(ガイド部31c2)が各軌道
部21a、21bの左右両側に位置するため、レール2
1に対する車輪の左右方向位置が規制されることにな
る。
【0036】同様に、右側のレール22も、図6におけ
る内側と外側の各車輪31c、32cが転動するための
2つの軌道部22a、22bで、高さの低いスペーサ部
22cを挟んで一体化した構成である。このような構成
のレール22の2つの軌道部22a、22b上を平車輪
が転動しても、上記のようなツバ状のガイド部が存在し
ないため、車輪の左右位置は直接的には規制されること
がない。
【0037】その他、本実施の形態においては、図1及
び図3に示すように、最前方の第1の台車31の前端部
には停止板41が固定されている。この停止板41は、
荷体の未収納時に各台車が前方へ集合する際に、土台側
の最前部にレール21、22と共に一体的に設けられて
いる不図示の停止部と当接することで、第1の台車31
が最前部の規定位置で停止可能な構成としてある。
【0038】一方、図3及び図4に示すように、最後方
の第5の台車35の後端部にも停止板41が固定されて
いる。この停止板41は、第5の台車35上に載置され
たパレットPの後端部が第5の台車35上から後方へは
み出ないようにするためのものであり、パレットPの後
端部が停止板42と当接することで、第5の台車35上
の規定位置にパレットP及びその上の荷体Mを正確に位
置決め載置することが可能となる。
【0039】また、上述したように、レール21、22
の長さはほぼ台車6台分に設定されており、レール2
1、22上にその最後方から5台の台車31〜35を一
列に並べると、図1及び図2に示すように、レール2
1、22の最前部に台車1台分のスペースが余分にでき
る。本実施の形態では、そのスペースをも荷体の収納ス
ペースとして利用すべく、このスペース内に1本の荷体
載置用レール43を前後方向に水平に配置してある。こ
のレール43の取り付け方法は任意であるが、その上面
の高さ位置は、台車31〜35の走行を邪魔しない位置
に設定される。この例では、レール43の上面高さは上
記スペースの範囲内におけるレール21、22の上面の
最高高さに等しくなるよう設定されており、よって、こ
のスペースに荷体を収納する場合は、上記レール21、
22上の上記最高高さ位置(左右2点)とレール43の
上面とで荷体が安定に支持される。
【0040】更に、荷体の積み降ろし時における台車の
浮き上がりを防止するための機構として、図5及び図6
に示すように、各レール21、22の最前部側と各台車
の前方の脚部とに、互いに係合可能な断面略L字状の一
対のフック44、45がそれぞれ一体的に固定されてい
る。このような一対のフック44、45を設けることに
より、台車上で荷体の積み降ろしを行う際に、万一台車
が引っ掛かって上方へ浮き上がろうとしても、レール側
のフック44に台車側のフック45が係合するため、上
記浮き上がりが防止される。なお、レール側のフック4
4は、荷体の積み降ろしで台車の浮き上がりが発生可能
な範囲にのみ設けてあれば十分である。
【0041】なお、以上の構成からなるスライド式収納
台車装置は、それ単独で使用するようにしてもよいが、
同様な構成を有する複数のスライド式収納台車装置を上
下左右に並設してラック状に構成することにより、より
一層多くの荷体を効率的に収納可能な大型設備を構築で
きる。このようなラック構造自体は、前掲の公開公報
(特開平8−332958号)を参考にできる。図1〜
図3には、参考までに、そのようなラック構造の骨組み
の一部である複数の支柱46と、これらを水平方向に支
持する支持フレーム47とが、部分的に描かれている。
【0042】次に、以上の構成からなるスライド式収納
台車装置の作用(動作)及び効果について、以下に説明
する。 (1)荷体の未収納時には、レール21、22の傾斜に
従い、各台車31〜35が図3及び図4に示すようにレ
ール最前部に互いに積み重なるように集合している。
【0043】この場合、図4に明らかなように、各台車
31〜35の荷台フレームがパレットPに合わせた互い
に同一のサイズに統一されており、しかも、各台車31
〜35における車輪の間隔や取り付け位置が互いに干渉
しないように適宜ずらしてあるため、レール最前部にお
ける台車1台分のスペース内に5台の台車31〜35の
全てが上下に重なり合って待機することができ、極めて
コンパクトな重なり具合を実現できる。
【0044】(2)荷体の収納は、例えばフォークリフ
ト等により、レール21、22の最前部側から各台車に
対し順番に行っていく。まず、上記の重なり合った状態
における最上段に位置する第5の台車35上に、荷体M
の載ったパレットPを載置し、続いて、次のパレットP
で上記第5の台車35を後方へと押しやることで第4の
台車34を露呈させ、その上にパレットPを載置する。
以後、同様にして、前の台車を順次押しやりながら、次
の台車にパレットPを載置していき、最下段に位置する
第1の台車35を押しやった後は、最前部のスペース上
(荷体載置用レール43上)にパレットPを載置する。
このように荷体を収納していくと、荷体の満載時には、
図2に示すように6個の荷体Mを前後一列に収納するこ
とが可能である。
【0045】この場合、上述したように各台車の荷台フ
レームのサイズがパレットPのサイズに合わせてあるの
で、もしラック状に構成した場合であっても、そのラッ
クの間口や奥行き寸法は、図1及び図2に明らかなよう
に、パレットPのサイズよりも若干大きめに設定するだ
けでよく、よって、積み荷スペースを非常に効率良く確
保できる。
【0046】(3)収納された荷体を降ろす時は、前方
に収納されている荷体から順に運び去ればよい。最前部
にある台車上から荷体が持ち運ばれると、該台車上にそ
の後方の台車が移動するので、同様な作業を順次行う。
そのようにして全ての荷体が運ばれれば、図3及び図4
に示したように互いに重なり合った状態となる。
【0047】荷体の積み降ろしの際、万一台車が引っ掛
かって浮き上がろうとしても、図5及び図6に示した一
対のフック44、45が互いに係合することにより、上
記の浮き上がりを確実に防止することができる。本実施
の形態においては、特に以下の点が重要である。
【0048】(4)荷体の積み降ろしに伴う台車の走行
時には、図5に示したように各台車の左側の車輪が全て
両ツバ付の車輪であって、この両ツバ付の車輪がレール
21の軌道部21a、21b上を転動するので、レール
21に対する車輪の左右方向位置が両ツバ(ガイド部)
により確実に規制される。しかも、各台車毎にその車輪
の位置関係は互いに固定されているので、上記のように
レール21に対する両ツバ付車輪の左右位置が直接的に
規制されれば、各台車の右側の車輪が全てツバ無しの平
車輪であっても、結果的に、レール21、22に対する
各台車の左右位置を確実に規制することができる。従っ
て、台車走行時には、各台車には左右への偏りが生じ
ず、脱輪や引っ掛かりのない非常にスムーズな走行が可
能となる。また、単純な平車輪を採用できることから、
製造コストを低く抑える効果も得られる。
【0049】しかもこの場合、右側の車輪が平車輪であ
って、これがレール22上を転動するものであるため、
この平車輪とレール22との位置関係には比較的大きな
余裕を持たせることができる。その結果、左右一対のレ
ール21、22には、従来ののようにI型鋼を用いる場
合に必要であったような高い組み付け精度が要求され
ず、よって、組み付け時の作業効率を飛躍的に向上させ
ることができる。
【0050】(5)両ツバ付車輪の左右位置は前後の車
輪でオフセットしているので、いわゆるホイールベース
量を確保しながら、台車の直進安全度の向上を実現でき
ると共に、前述したように荷体未収納時の台車の重なり
具合を非常にコンパクトにできる。
【0051】また、このように前後の車輪がオフセット
している場合、前述したように2つの軌道上を転動する
ことになるが、これら2つの軌道を断面略凹形の一本の
レール21で実現することができる。なお、平車輪に対
するレール22もレール21と同様な断面略凹形の1本
のレールであるが、平車輪に対しては左右の規制作用は
特に必要ないので、単純な1つの平面を有するレールを
レール21として採用してもよい。
【0052】更に、レール21、22として、大重量の
I型鋼ではなく、軽量の中空レールを採用しているの
で、レール自体を著しく軽量化できる。その結果、組み
付け時の作業性を大幅に高めることができると共に、装
置全体の大幅な軽量化を実現できる。特に、複数のスラ
イド式収納台車装置を上下左右に並設してラック構造と
した場合には、上記の作業性の高さや軽量化が非常に大
きな利点となる。 <その他の実施の形態>本発明は、上記実施の形態に限
定されるものではなく、請求項1に記載した範囲内にお
いて、種々の構成を採用可能である。例えば、以下のよ
うな構成変更も可能である。
【0053】(1)上記実施の形態では、車輪の左右位
置がオフセットした構成のものにおいて、左側車輪とし
て両ツバ(ガイド部)付車輪を採用すると共に、右側車
輪としてツバ無しの平車輪を採用し、かつ、断面略凹形
のレールを採用することで、左右位置規制手段とレール
の1本化とを実現しており、これは非常に望ましい一形
態ではあるが、本発明はこのような形態に限定されるも
のではない。
【0054】例えば、図7(a)〜(d)に、左右位置
規制手段とレールの1本化とを実現するための車輪(こ
こでは符号Wで示す)とレール(ここでは符号Rで示
す)の組み合わせ形態の一例を概略的に示す。同図
(a)は上記実施の形態と同様な組み合わせであり、両
ツバ付の車輪Wと断面略凹形のレールとからなってい
る。なお、上記実施例では3本の角パイプを一体化する
ことで、その外形断面形状が凹形となるレールを構成し
たが、そのような角パイプを使用せず、断面が凹形に形
成された1本のパイプを使用してもよい。
【0055】同図(b)は、ツバ状のガイド部を車輪W
の両側に設ける代わりに、周面の中間(必ずしも中央で
ある必要はない)にその円周方向に沿って大径のガイド
部を設け、それに対応するレール面にはこのレールに沿
って案内溝を設けることで、レール断面形状を略横E字
形としたものである。
【0056】同図(c)は、車輪Wの断面を山形にする
と共に、そに対応するレール面には上記山形部分に対応
する断面V字状の溝を設けたものである。同図(d)
は、車輪W自体は単純な平車輪を使用し、レール面には
車輪Wを案内する溝を設けたものである。
【0057】(2)車輪の左右位置がオフセットした構
成のものにおいて、レールの1本化は望ましいことであ
るが、本発明においては必ずしも1本化されている必要
はない。1本化を考えなければ、レールは各車輪の軌道
毎に設けられていてもよい。 (3)本発明は、車輪の左右位置がオフセットした構成
において大きな効果が期待できるものであるが、必ずし
もオフセットしている必要はない。例えば、各台車毎に
それに対応する左右一対のレールを用意し、各台車の荷
台サイズや高さを少しずつ変えること等により台車同士
の干渉を避け得るようにしたものに対しても、本発明は
適用可能である。
【0058】(4)上記実施例では、左側の車輪とそれ
に対応する右側レールにおいてのみ左右位置規制手段を
実現したが、これとは逆に、右側の車輪とそれに対応す
る右側レールにおいてのみ左右位置規制手段を実現して
もよい。又は、左右位置規制手段を実現する側を各台車
毎に異ならせてもよく、或いは、1つの台車の中で、前
車輪は右側、後車輪は左側といったように異ならせても
よい。
【0059】(5)その他、車輪を4個以上有する台車
を備えたものであっても、同様に本発明を適用可能であ
る。 (6)レールが傾斜していることは、台車がその自重に
より下降移動してレール最前方へ自動的に集合するとい
う点で非常に望ましいことであるが、そのような自動集
合作用を有さないものにも本発明は適用可能である。
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、左右位置規制手段によ
り左右一対の車輪のうちの片側の車輪の左右位置を直接
的に規制することが可能なので、もう片側の車輪に対し
て左右位置の規制を何ら行わなくとも、結果的に、レー
ルに対する各台車の左右位置を確実に規制することがで
きる。それにより、台車走行時には、各台車には左右へ
の偏りが生じず、非常にスムーズな走行が可能となる。
【0061】しかもこの場合、もう片側の車輪には、そ
の左右位置を規制する手段を設ける必要がないため、こ
のもう片側の車輪とそのレールとの位置関係には比較的
余裕を持たせることができる。その結果、左右一対のレ
ールに従来のような高い組み付け精度が必要でなくな
り、それでいて、上記のようにスムーズな走行を実現で
きる。
【0062】また、レールには例えば中空のレールを採
用することも可能なので、レール自体の軽量化が可能と
なり、その結果、組み付け時の作業性を大幅に高めるこ
とができると共に、装置全体の著しい軽量化を実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るスライド式収納台
車装置(荷体収納時)の全体構成を概略的に示す平面図
である。
【図2】本発明の一実施の形態に係るスライド式収納台
車装置(荷体収納時)の全体構成を概略的に示す側面図
である。
【図3】本発明の一実施の形態に係るスライド式収納台
車装置(荷体未収納時)の正面図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係るスライド式収納台
車装置(荷体未収納時)の側面図である。
【図5】図3における左側車輪及びその近傍の拡大図で
ある。
【図6】図3における右側車輪及びその近傍の拡大図で
ある。
【図7】左右位置規制手段とレールの1本化とを実現す
るための車輪とレールの組み合わせ形態の一例を概略的
に示す図である。
【図8】従来のスライド式収納台車装置の斜視図であ
る。
【図9】図8に示した装置の左側のみを拡大して示す正
面図である。
【符号の説明】
21、22 レール 31、32、33、34、35 台車 31a、32a、33a、34a、35a 荷台フレー
ム 31b、32b、33b、34b、35b 脚部 31c、32c、33c、34c、35c 車輪 31c1 転動部 31c2 ガイド部 41、42 停止板 43 荷体載置用レール 44、45 フック 46 支柱 47 支持フレーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B62B 3/00 C (72)発明者 小早川 正直 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内 Fターム(参考) 3D050 AA01 BB02 CC01 DD02 EE08 EE15 GG01 3F022 FF16

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】並列配置された少なくとも左右一対のレー
    ルと、該レール上を走行自在に案内される荷体収納用の
    複数の台車とを有するスライド式収納台車装置におい
    て、 前記レール上を転動自在なように前記台車に設けられた
    左右一対の車輪のうちのいずれか片側の車輪と、前記レ
    ールのうち該片側の車輪に対応する側のレールとの、少
    なくとも一方に、該レールに対する前記片側の車輪の左
    右方向の位置を規制する左右位置規制手段を備えたこと
    を特徴とするスライド式収納台車装置。
  2. 【請求項2】前記複数の台車の各荷台の高さ位置を前記
    レールに沿った配列順序に従って順次高くすることで、
    前記複数の台車の荷台が互いに干渉するのを回避すると
    共に、 前記台車がその前後にそれぞれ左右一対の車輪を有し、
    前記複数の台車のうちの少なくとも中間に位置する台車
    では、その前車輪の車輪間隔よりも後車輪の車輪間隔を
    狭めることで、前記複数の台車のうちの前方に位置する
    台車の後車輪と後方に位置する台車の前車輪とが互いに
    干渉するのを回避して、 前記複数の台車が多層構造に重なり合うことの可能な構
    成としたことを特徴とする請求項1記載のスライド式収
    納台車装置。
  3. 【請求項3】前記片側の車輪は、それに対応するレール
    面上を該レール面上に直接接触しながら転動する円柱状
    の転動部と、該転動部の左右両側にツバ状に設けられた
    ガイド部とを有し、前記片側の車輪の転動時に前記ガイ
    ド部が常に前記対応するレールの左右両側に位置するこ
    とで前記左右位置規制手段が構成されることを特徴とす
    る請求項2記載のスライド式収納台車装置。
  4. 【請求項4】前記片側の車輪は、それに対応するレール
    面上を該レール面上に直接接触しながら転動する円柱状
    の転動部と、該転動部の周面の中間にその円周方向に沿
    って設けられた大径のガイド部とを有し、また、前記対
    応するレール面には該レールに沿って前記ガイド部の幅
    に対応した案内溝が設けられ、前記片側の車輪の転動時
    に前記ガイド部が常に前記案内溝内に位置することで前
    記左右位置規制手段が構成されることを特徴とする請求
    項2記載のスライド式収納台車装置。
  5. 【請求項5】前記片側の車輪は、その前車輪及び後車輪
    のいずれも、前記複数の台車の全てにおいて互いに左右
    同一側の車輪であり、該片側の車輪における前車輪及び
    後車輪に対応するレールが、その中央に前記ガイド部を
    案内するための溝を有する断面略凹形の1本のレールで
    構成されていることを特徴とする請求項3記載のスライ
    ド式収納台車装置。
  6. 【請求項6】前記片側の車輪は、その前車輪及び後車輪
    のいずれも、前記複数の台車の全てにおいて互いに左右
    同一側の車輪であり、該片側の車輪における前車輪及び
    後車輪に対応するレールが、該前車輪及び後車輪におけ
    るそれぞれの前記ガイド部に対応する前記案内溝を有す
    る断面略横E字形の1本のレールで構成されていること
    を特徴とする請求項4記載のスライド式収納台車装置。
  7. 【請求項7】前記片側の車輪と左右一対になっているも
    う一方の側の車輪は平車輪であることを特徴とする請求
    項1乃至6のいずれか1項に記載のスライド式収納台車
    装置。
  8. 【請求項8】前記レールは、前記台車の台数に応じた長
    さを有する直線状のレールであって、その前方側から後
    方側へかけて僅かに傾斜しており、該傾斜したレール上
    を前記複数の台車がその自重により下降移動して前記前
    方側へと自動的に集合するように構成されていることを
    特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のスラ
    イド式収納台車装置。
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