JP2554566B2 - 多段積層棚に対するロール搬出入装置 - Google Patents
多段積層棚に対するロール搬出入装置Info
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- JP2554566B2 JP2554566B2 JP3212995A JP21299591A JP2554566B2 JP 2554566 B2 JP2554566 B2 JP 2554566B2 JP 3212995 A JP3212995 A JP 3212995A JP 21299591 A JP21299591 A JP 21299591A JP 2554566 B2 JP2554566 B2 JP 2554566B2
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- roll end
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、製紙用ゴムロールある
いはその他のロールを多段積層棚における棚ます内に複
数本並べて格納し、棚ます内の所望位置のロールを多段
積層棚から搬出したり、1本のロールまたは複数本のロ
ールをまとめて多段積層棚に搬入することができる多段
積層棚に対するロール搬出入装置に関するものである。
いはその他のロールを多段積層棚における棚ます内に複
数本並べて格納し、棚ます内の所望位置のロールを多段
積層棚から搬出したり、1本のロールまたは複数本のロ
ールをまとめて多段積層棚に搬入することができる多段
積層棚に対するロール搬出入装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ロールを多段積層棚に格納する場
合は、実公平1−30362号公報に示されているパレ
ットに複数本のロールを載置し、そのロール載置パレッ
トを棚積リフトにより多段積層棚の棚空間内に格納して
いる。
合は、実公平1−30362号公報に示されているパレ
ットに複数本のロールを載置し、そのロール載置パレッ
トを棚積リフトにより多段積層棚の棚空間内に格納して
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来例の場合は、
複数のロールをパレットに載置した状態で多段積層棚の
棚空間内に格納しているので、棚ます内の複数のロール
のうち、特定のロールのみを取出して多段積層棚から搬
出することができないという問題がある。
複数のロールをパレットに載置した状態で多段積層棚の
棚空間内に格納しているので、棚ます内の複数のロール
のうち、特定のロールのみを取出して多段積層棚から搬
出することができないという問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前述の問題を有利に解決
するために、本発明の多段積層棚に対するロール搬出入
装置においては、リフト走行路5に沿って設置された多
段積層棚列6と、前記リフト走行路5を走行する棚積リ
フト1と、リフト走行路5と接続し、当該リフト走行路
5と直角方向に設けられたレール21上を走行する搬送
台車9を有し、前記棚積リフト1に、リフト走行路5と
直角方向に伸縮する伸縮フオーク2を複数配設し、この
複数の伸縮フオーク2の上段フオーク3に、それぞれ対
をなして設けられた複数個のロール端部支承部材4を所
定の間隔をおいて固定し、前記リフト走行路5に沿って
設置された多段積層棚列6における多層をなす棚材7の
各々に、それぞれ対をなして設けられた複数個のロール
端部受部8を前記上段フオーク3のロール端部支承部材
4と等間隔で設け、前記搬送台車9にそれぞれ対をなし
て設けられた複数個のロール端部載置台10を前記上段
フオーク3のロール端部支承部材4と等間隔で固定し、
前記棚積リフト1により上段フオーク3のロール端部支
承部材4を介して、前記多段積層棚列6のロール端部受
部8に支持されたロール28を前記搬送台車9のロール
端部載置台10に移載するロール搬出入装置において、
前記多段積層棚列6の所定箇所に、前記ロール端部受部
8から受取り又は、前記ロール端部載置台10から受取
って棚積リフト1のロール端部支承部材4で支持された
ロール28を仮受する仮置部材30を設け、この仮置部
材30にはそれぞれ1本のロールを受けるロール端部仮
受部11を有するロール仮置用棚12と、ロール端部支
承部材4の間隔と等しい間隔で配置され、複数本のロー
ルを受けるロール端部仮受部11を有するロール仮置用
棚13と、ロール端部支承部材4の間隔の2倍の間隔で
配置された複数のロール端部受部11を有するロール仮
置用棚14を設けたことを特徴とする。
するために、本発明の多段積層棚に対するロール搬出入
装置においては、リフト走行路5に沿って設置された多
段積層棚列6と、前記リフト走行路5を走行する棚積リ
フト1と、リフト走行路5と接続し、当該リフト走行路
5と直角方向に設けられたレール21上を走行する搬送
台車9を有し、前記棚積リフト1に、リフト走行路5と
直角方向に伸縮する伸縮フオーク2を複数配設し、この
複数の伸縮フオーク2の上段フオーク3に、それぞれ対
をなして設けられた複数個のロール端部支承部材4を所
定の間隔をおいて固定し、前記リフト走行路5に沿って
設置された多段積層棚列6における多層をなす棚材7の
各々に、それぞれ対をなして設けられた複数個のロール
端部受部8を前記上段フオーク3のロール端部支承部材
4と等間隔で設け、前記搬送台車9にそれぞれ対をなし
て設けられた複数個のロール端部載置台10を前記上段
フオーク3のロール端部支承部材4と等間隔で固定し、
前記棚積リフト1により上段フオーク3のロール端部支
承部材4を介して、前記多段積層棚列6のロール端部受
部8に支持されたロール28を前記搬送台車9のロール
端部載置台10に移載するロール搬出入装置において、
前記多段積層棚列6の所定箇所に、前記ロール端部受部
8から受取り又は、前記ロール端部載置台10から受取
って棚積リフト1のロール端部支承部材4で支持された
ロール28を仮受する仮置部材30を設け、この仮置部
材30にはそれぞれ1本のロールを受けるロール端部仮
受部11を有するロール仮置用棚12と、ロール端部支
承部材4の間隔と等しい間隔で配置され、複数本のロー
ルを受けるロール端部仮受部11を有するロール仮置用
棚13と、ロール端部支承部材4の間隔の2倍の間隔で
配置された複数のロール端部受部11を有するロール仮
置用棚14を設けたことを特徴とする。
【0005】
【実施例】図1ないし図15は本発明の実施例を示すも
のであって、多段積層棚列6に沿って設置されたリフト
走行路5を走行する棚積リフト1が、縦フレーム15に
沿って駆動装置(図示を省略した)により昇降される昇
降荷台16と、その昇降荷台16におけるリフト走行路
と直角方向に伸縮する伸縮フォーク2とを備え、その伸
縮フォーク2は昇降荷台16に固定された下段フォーク
17と中段フォーク18と上段フォーク3とを備え、前
記中段フォーク18および上段フォーク3は、リフト走
行路に直角な方向すなわち前後方向に移動する。前記上
段フォーク3に、V字状のロール軸端部支承溝を有する
3つのロール端部支承部材4が、フォーク長手方向に等
間隔で固定されている。
のであって、多段積層棚列6に沿って設置されたリフト
走行路5を走行する棚積リフト1が、縦フレーム15に
沿って駆動装置(図示を省略した)により昇降される昇
降荷台16と、その昇降荷台16におけるリフト走行路
と直角方向に伸縮する伸縮フォーク2とを備え、その伸
縮フォーク2は昇降荷台16に固定された下段フォーク
17と中段フォーク18と上段フォーク3とを備え、前
記中段フォーク18および上段フォーク3は、リフト走
行路に直角な方向すなわち前後方向に移動する。前記上
段フォーク3に、V字状のロール軸端部支承溝を有する
3つのロール端部支承部材4が、フォーク長手方向に等
間隔で固定されている。
【0006】リフト走行路5の両側に沿って延長する多
段積層棚列6はコンクリート製床19上に設置され、床
19に固定されたレール21はリフト走行路5に接続
し、このレール21に搬送台車9の車輪20が載置さ
れ、かつ前記搬送台車9は走行用駆動装置22を備え、
その搬送台車9の左右両側に、それぞれV字状のロール
軸端部載置溝を有する3つのロール端部載置台10が、
前後方向に間隔をおいてロール端部支承部材4と等間隔
で固定され、レール21がリフト走行路5に接続する前
記多段積層棚列6の下部に搬送台車侵入部23が設けら
れている。
段積層棚列6はコンクリート製床19上に設置され、床
19に固定されたレール21はリフト走行路5に接続
し、このレール21に搬送台車9の車輪20が載置さ
れ、かつ前記搬送台車9は走行用駆動装置22を備え、
その搬送台車9の左右両側に、それぞれV字状のロール
軸端部載置溝を有する3つのロール端部載置台10が、
前後方向に間隔をおいてロール端部支承部材4と等間隔
で固定され、レール21がリフト走行路5に接続する前
記多段積層棚列6の下部に搬送台車侵入部23が設けら
れている。
【0007】多段積層棚列6における搬送台車侵入部2
3付近を除く部分の各棚材7に、それぞれ3つのV字状
のロール軸端部受溝からなるロール端部受部8が、ロー
ル端部支承部材4と等間隔で設けられている。リフト走
行路5における搬送台車侵入部23付近には、多段積層
棚列の一箇所に仮置部材30を設け、この仮置部材30
はロール端部受部8を一箇所に有するロール仮置用棚1
2を下段に、ロール端部支承部材4の間隔と等しい間隔
で配置された複数のロール端部受部8を有する複数本ロ
ール仮置用棚13を中段に、ロール端部支承部材4の間
隔の2倍の間隔で配置された複数のロール端部受部8を
有する複数本ロール仮置用棚14を上段に、それぞれ所
定の空間を設けて構成している。
3付近を除く部分の各棚材7に、それぞれ3つのV字状
のロール軸端部受溝からなるロール端部受部8が、ロー
ル端部支承部材4と等間隔で設けられている。リフト走
行路5における搬送台車侵入部23付近には、多段積層
棚列の一箇所に仮置部材30を設け、この仮置部材30
はロール端部受部8を一箇所に有するロール仮置用棚1
2を下段に、ロール端部支承部材4の間隔と等しい間隔
で配置された複数のロール端部受部8を有する複数本ロ
ール仮置用棚13を中段に、ロール端部支承部材4の間
隔の2倍の間隔で配置された複数のロール端部受部8を
有する複数本ロール仮置用棚14を上段に、それぞれ所
定の空間を設けて構成している。
【0008】多段積層棚列6の前後両側の支柱24は、
上下方向に間隔をおいて配置された梁材25を介して連
結され、左右方向に並ぶ各支柱24は、上下方向に間隔
をおいて配置された連結梁(図示を省略した)を介して
連結され、前記梁材25に、ロール端部受部8およびロ
ール端部仮受部11の側部に対向する位置において、軸
端部ガイド斜面26を有するガイド部材27が固定さ
れ、ロール28の両端の軸29をロール端部受部8また
はロール端部仮受部11の上に降ろすとき、前記軸端部
ガイド斜面26により軸29がガイドされて、ロール2
8が所定の位置に降ろされる。またロール端部仮受部1
1を形成した仮置部材30は、支柱24および梁材25
に固定されている。さらにまた、前記棚積リフト1は、
走行用駆動装置を備えていて、床19に固定された下部
走行レール31と上部ガイドレール(図示を省略した)
とに沿って移動する。
上下方向に間隔をおいて配置された梁材25を介して連
結され、左右方向に並ぶ各支柱24は、上下方向に間隔
をおいて配置された連結梁(図示を省略した)を介して
連結され、前記梁材25に、ロール端部受部8およびロ
ール端部仮受部11の側部に対向する位置において、軸
端部ガイド斜面26を有するガイド部材27が固定さ
れ、ロール28の両端の軸29をロール端部受部8また
はロール端部仮受部11の上に降ろすとき、前記軸端部
ガイド斜面26により軸29がガイドされて、ロール2
8が所定の位置に降ろされる。またロール端部仮受部1
1を形成した仮置部材30は、支柱24および梁材25
に固定されている。さらにまた、前記棚積リフト1は、
走行用駆動装置を備えていて、床19に固定された下部
走行レール31と上部ガイドレール(図示を省略した)
とに沿って移動する。
【0009】多段積層棚列6の仮置用棚に格納されてい
る3本のロール28のうち、任意の1本のロール28を
多段積層棚列6から搬出する場合は、まず棚積リフト1
の伸縮フォーク2により3本のロール28を支持して昇
降荷台16上に移動したのち、前記3本のロール28を
ロール仮置用棚12の前部に対向させ、次に伸縮フォー
ク2を伸長したのち、昇降荷台16およびこれにより支
持されている各部分を下降させて、図12に示すよう
に、任意の1本のロール28の軸29をロール仮置用棚
12におけるロール端部仮受部11の上に降ろし、次い
で伸縮フォーク2を短縮させて、2本のロール28を昇
降荷台16の上に配置する。
る3本のロール28のうち、任意の1本のロール28を
多段積層棚列6から搬出する場合は、まず棚積リフト1
の伸縮フォーク2により3本のロール28を支持して昇
降荷台16上に移動したのち、前記3本のロール28を
ロール仮置用棚12の前部に対向させ、次に伸縮フォー
ク2を伸長したのち、昇降荷台16およびこれにより支
持されている各部分を下降させて、図12に示すよう
に、任意の1本のロール28の軸29をロール仮置用棚
12におけるロール端部仮受部11の上に降ろし、次い
で伸縮フォーク2を短縮させて、2本のロール28を昇
降荷台16の上に配置する。
【0010】次に昇降荷台16およびこれにより支持さ
れている各部分を移動し、次いで伸縮フォーク2を伸長
したのち下降して、前記2本のロール28を元の仮置用
棚に格納する。次に図13に示すように、1本のロール
の仮置用棚12に仮置きされているロール28の軸29
の下部に伸縮フォーク2のロール端部支承部材4を配置
したのち、伸縮フォーク2を上昇移動,前後方向移動お
よび下降移動させて、ロール仮置用棚12の1本のロー
ル28を、搬送台車侵入部23に置かれている搬送台車
9におけるロール端部載置台10の上に降ろす(図14
および図15参照)。次に伸縮フォーク2を短縮し、か
つ搬送台車9を走行させて1本のロール28を多段積層
棚列6から搬出する。
れている各部分を移動し、次いで伸縮フォーク2を伸長
したのち下降して、前記2本のロール28を元の仮置用
棚に格納する。次に図13に示すように、1本のロール
の仮置用棚12に仮置きされているロール28の軸29
の下部に伸縮フォーク2のロール端部支承部材4を配置
したのち、伸縮フォーク2を上昇移動,前後方向移動お
よび下降移動させて、ロール仮置用棚12の1本のロー
ル28を、搬送台車侵入部23に置かれている搬送台車
9におけるロール端部載置台10の上に降ろす(図14
および図15参照)。次に伸縮フォーク2を短縮し、か
つ搬送台車9を走行させて1本のロール28を多段積層
棚列6から搬出する。
【0011】仮置用棚に格納されている3本のロール2
8のうち、隣り合う2本のロール28または前後両側の
2本のロール28を搬出する場合は、複数本のロールの
仮置用棚13または、他の複数本のロールの仮置用棚1
4を使用して、前述の場合と同様の動作を行なう。
8のうち、隣り合う2本のロール28または前後両側の
2本のロール28を搬出する場合は、複数本のロールの
仮置用棚13または、他の複数本のロールの仮置用棚1
4を使用して、前述の場合と同様の動作を行なう。
【0012】3本のロール28を搬出する場合は、仮置
用棚内の3本のロール28を棚積リフト1により搬送台
車9のロール端部載置台10に載置する。また1本のロ
ール28または2本のロール28あるいは3本のロール
28を多段積層棚列6の仮置用棚に搬入する場合は、搬
出の場合と逆の動作を行なわせる。
用棚内の3本のロール28を棚積リフト1により搬送台
車9のロール端部載置台10に載置する。また1本のロ
ール28または2本のロール28あるいは3本のロール
28を多段積層棚列6の仮置用棚に搬入する場合は、搬
出の場合と逆の動作を行なわせる。
【0013】多段積層棚列6の仮置用棚に格納されてい
る3本のロール28のうち、任意の2本のロール28を
多段積層棚列6から搬出する場合の他の方法として、ま
ず棚積リフト1の伸縮フォーク2により3本のロール2
8を支持して昇降荷台16上に移動したのち、前記3本
のロール28をロール仮置用棚12の前部に対向させ、
次に伸縮フォーク2を伸長したのち、昇降荷台16およ
びこれにより支持されている各部分を下降させて、搬出
しない任意の1本のロール28の軸29をロール仮置用
棚12におけるロール端部仮受部11の上に降ろし、次
いで伸縮フォーク2を移動させて、その伸縮フォーク2
により支持されている2本のロール28を、搬送台車侵
入部23に置かれている搬送台車9におけるロール端部
載置台10の上に降ろす。次に搬送台車9を走行させて
2本のロール28を多段積層棚列6から搬出する。また
ロール仮置用棚12に仮置きされている1本のロール2
8を、棚積リフト1により移動して、元の仮置用棚に戻
す。
る3本のロール28のうち、任意の2本のロール28を
多段積層棚列6から搬出する場合の他の方法として、ま
ず棚積リフト1の伸縮フォーク2により3本のロール2
8を支持して昇降荷台16上に移動したのち、前記3本
のロール28をロール仮置用棚12の前部に対向させ、
次に伸縮フォーク2を伸長したのち、昇降荷台16およ
びこれにより支持されている各部分を下降させて、搬出
しない任意の1本のロール28の軸29をロール仮置用
棚12におけるロール端部仮受部11の上に降ろし、次
いで伸縮フォーク2を移動させて、その伸縮フォーク2
により支持されている2本のロール28を、搬送台車侵
入部23に置かれている搬送台車9におけるロール端部
載置台10の上に降ろす。次に搬送台車9を走行させて
2本のロール28を多段積層棚列6から搬出する。また
ロール仮置用棚12に仮置きされている1本のロール2
8を、棚積リフト1により移動して、元の仮置用棚に戻
す。
【0014】本発明は、1つの仮置用棚に4本以上のロ
ール28を格納する場合にも実施することができる。ま
た本発明を実施する場合、ロール仮置用棚12および複
数本ロール仮置用棚13,14を、多段積層棚列6にお
ける搬送台車侵入部付近に設けないで、多段積層棚列長
手方向の中間部に設けてもよい。
ール28を格納する場合にも実施することができる。ま
た本発明を実施する場合、ロール仮置用棚12および複
数本ロール仮置用棚13,14を、多段積層棚列6にお
ける搬送台車侵入部付近に設けないで、多段積層棚列長
手方向の中間部に設けてもよい。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、多段積層棚列6の仮置
用棚から棚積リフト1の伸縮フォーク2により取出した
複数本のロール28のうちの一部のロール28をロール
仮置用棚12、13、14、のいずれかに仮置きしたの
ち、伸縮フォーク2により支持されているロール28を
元の仮置用棚に戻し、次いで前記仮置されているロール
28を棚積リフト1の伸縮フォーク2により搬送台車9
のロール端部載置台10に移載したり、あるいは棚積リ
フト1の伸縮フォーク2より複数本のロール28を支持
して、ロール仮置用棚の前部に対向させ、次いで伸縮フ
ォーク2を伸長したのち下降させて、搬出しない任意の
本数のロール28をロール仮置用棚におけるロール端部
仮受部11の上に降ろし、次いで伸縮フォーク2を移動
させて、その伸縮フォーク2により支持されている2本
のロール28を、搬送台車侵入部23に置かれている搬
送台車9におけるロール端部載置台10の上に降ろし、
次にロール仮置用棚に仮置きされているロール28を、
棚積リフト1によって移動して、元の仮置用棚に戻すこ
とにより、仮置用棚内に格納されている1本または複数
本のロール28を、多段積層棚列6から容易に搬出する
ことができる。 また1本または複数本のロール28を
元の仮置用棚内に搬入する場合も、搬出の場合と逆の動
作を行なうことにより、容易に搬入することができる。
用棚から棚積リフト1の伸縮フォーク2により取出した
複数本のロール28のうちの一部のロール28をロール
仮置用棚12、13、14、のいずれかに仮置きしたの
ち、伸縮フォーク2により支持されているロール28を
元の仮置用棚に戻し、次いで前記仮置されているロール
28を棚積リフト1の伸縮フォーク2により搬送台車9
のロール端部載置台10に移載したり、あるいは棚積リ
フト1の伸縮フォーク2より複数本のロール28を支持
して、ロール仮置用棚の前部に対向させ、次いで伸縮フ
ォーク2を伸長したのち下降させて、搬出しない任意の
本数のロール28をロール仮置用棚におけるロール端部
仮受部11の上に降ろし、次いで伸縮フォーク2を移動
させて、その伸縮フォーク2により支持されている2本
のロール28を、搬送台車侵入部23に置かれている搬
送台車9におけるロール端部載置台10の上に降ろし、
次にロール仮置用棚に仮置きされているロール28を、
棚積リフト1によって移動して、元の仮置用棚に戻すこ
とにより、仮置用棚内に格納されている1本または複数
本のロール28を、多段積層棚列6から容易に搬出する
ことができる。 また1本または複数本のロール28を
元の仮置用棚内に搬入する場合も、搬出の場合と逆の動
作を行なうことにより、容易に搬入することができる。
【図1】本発明の実施例に係る多段積層棚に対するロー
ル搬出入装置を示す概略平面図である。
ル搬出入装置を示す概略平面図である。
【図2】棚積リフトと多段積層棚列の一部と搬送台車と
を示す一部横断平面図である。
を示す一部横断平面図である。
【図3】多段積層棚に対するロール搬出入装置を示す一
部切欠側面図である。
部切欠側面図である。
【図4】多段積層棚列における仮置用棚のロール端部受
部および1本ロール仮置用棚のロール端部仮受部を示す
平面図である。
部および1本ロール仮置用棚のロール端部仮受部を示す
平面図である。
【図5】図4の一部を示す側面図である。
【図6】図4のA−A線断面図である。
【図7】棚積リフトの一部を示す斜視図である。
【図8】多段積層棚に対するロール搬出入装置における
搬送台車侵入部付近を示す正面図である。
搬送台車侵入部付近を示す正面図である。
【図9】多段積層棚列における1本のロールの仮置用棚
付近を示す平面図である。
付近を示す平面図である。
【図10】多段積層棚列における隣り合う2本のロール
を仮置きする複数本ロール仮置用棚付近を示す平面図で
ある。
を仮置きする複数本ロール仮置用棚付近を示す平面図で
ある。
【図11】多段積層棚列における1本置きの間隔で配置
された2本のロールを仮置きする複数本のロールの仮置
用棚付近を示す平面図である。
された2本のロールを仮置きする複数本のロールの仮置
用棚付近を示す平面図である。
【図12】1本のロールを1本のロールの仮置用棚に仮
置きした状態を示す側面図である。
置きした状態を示す側面図である。
【図13】1本のロールの仮置用棚に仮置きされたロー
ルを棚積リフトにより搬送台車に移載するときの状態を
示す平面図である。
ルを棚積リフトにより搬送台車に移載するときの状態を
示す平面図である。
【図14】図13に示す1本のロール棚積リフトにより
支持して前後方向に移動した状態を示す平面図である。
支持して前後方向に移動した状態を示す平面図である。
【図15】1本のロールを搬送台車のロール端部載置台
に降ろした状態を示す側面図である。
に降ろした状態を示す側面図である。
【符号の説明】 1 棚積リフト 2 伸縮フォーク 3 上段フォーク 4 ロール端部支承部材 5 リフト走行路 6 多段積層棚列 7 棚材 8 ロール端部受部 9 搬送台車 10 ロール端部載置台 11 ロール端部仮受部 12 1本ロール仮置用棚 13 複数本ロール仮置用棚 14 複数本ロール仮置用棚 15 縦フレーム 16 昇降荷台 17 下段フォーク 18 中段フォーク 21 レール 22 走行用駆動装置 23 搬送台車侵入部 26 軸端部ガイド斜面 27 ガイド部材 28 ロール 29 軸 30 仮置部材 31 下部走行レール
Claims (1)
- 【請求項1】 リフト走行路5に沿って設置された多段
積層棚列6と、前記リフト走行路5を走行する棚積リフ
ト1と、リフト走行路5と接続し、当該リフト走行路5
と直角方向に設けられたレール21上を走行する搬送台
車9を有し、前記棚積リフト1に、リフト走行路5と直
角方向に伸縮する伸縮フオーク2を複数配設し、この複
数の伸縮フオーク2の上段フオーク3に、それぞれ対を
なして設けられた複数個のロール端部支承部材4を所定
の間隔をおいて固定し、 前記リフト走行路5に沿って設置された多段積層棚列6
における多層をなす棚材7の各々に、それぞれ対をなし
て設けられた複数個のロール端部受部8を前記上段フオ
ーク3のロール端部支承部材4と等間隔で設け、 前記搬送台車9にそれぞれ対をなして設けられた複数個
のロール端部載置台10を前記上段フオーク3のロール
端部支承部材4と等間隔で固定し、前記棚積リフト1に
より上段フオーク3のロール端部支承部材4を介して、
前記多段積層棚列6のロール端部受部8に支持されたロ
ール28を前記搬送台車9のロール端部載置台10に移
載するロール搬出入装置において、 前記多段積層棚列6の所定箇所に、前記ロール端部受部
8から受取り又は、前記ロール端部載置台10から受取
って棚積リフト1のロール端部支承部材4で支持された
ロール28を仮受する仮置部材30を設け、この仮置部
材30にはそれぞれ1本のロールを受けるロール端部仮
受部11を有するロール仮置用棚12と、ロール端部支
承部材4の間隔と等しい間隔で配置され、複数本のロー
ルを受けるロール端部仮受部11を有するロール仮置用
棚13と、ロール端部支承部材4の間隔の2倍の間隔で
配置された複数のロール端部受部11を有するロール仮
置用棚14を設けたことを特徴とする多段積層棚に対す
るロール搬出入装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3212995A JP2554566B2 (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | 多段積層棚に対するロール搬出入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3212995A JP2554566B2 (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | 多段積層棚に対するロール搬出入装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0539106A JPH0539106A (ja) | 1993-02-19 |
JP2554566B2 true JP2554566B2 (ja) | 1996-11-13 |
Family
ID=16631730
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3212995A Expired - Fee Related JP2554566B2 (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | 多段積層棚に対するロール搬出入装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2554566B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11834267B2 (en) | 2021-05-07 | 2023-12-05 | Samsung Sds Co., Ltd. | Cylindrical material storing device and method thereof |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU690660B2 (en) * | 1994-01-29 | 1998-04-30 | Mosmos Co., Ltd. | Postal item |
JP5472180B2 (ja) * | 2011-03-29 | 2014-04-16 | 株式会社ダイフク | ロール体用収納設備 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS631606A (ja) * | 1986-06-20 | 1988-01-06 | Daifuku Co Ltd | 格納物出入れ装置 |
JPS6487412A (en) * | 1987-09-25 | 1989-03-31 | Daifuku Kk | Automatic warehouse |
-
1991
- 1991-07-31 JP JP3212995A patent/JP2554566B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11834267B2 (en) | 2021-05-07 | 2023-12-05 | Samsung Sds Co., Ltd. | Cylindrical material storing device and method thereof |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0539106A (ja) | 1993-02-19 |
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