JPH06227612A - 格納自在なリフト設備 - Google Patents

格納自在なリフト設備

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Publication number
JPH06227612A
JPH06227612A JP1505293A JP1505293A JPH06227612A JP H06227612 A JPH06227612 A JP H06227612A JP 1505293 A JP1505293 A JP 1505293A JP 1505293 A JP1505293 A JP 1505293A JP H06227612 A JPH06227612 A JP H06227612A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor
conveyor
load
lift device
carriage
Prior art date
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Pending
Application number
JP1505293A
Other languages
English (en)
Inventor
Gokichi Hatouchi
悟吉 波戸内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daifuku Co Ltd filed Critical Daifuku Co Ltd
Priority to JP1505293A priority Critical patent/JPH06227612A/ja
Publication of JPH06227612A publication Critical patent/JPH06227612A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 一方の室2おいて、搬送装置5に支持されて
収納部17A内に位置した荷25は、リフト装置10の作動に
より他方の室4の搬送装置6に渡し得る。供給側の搬送
量が多くなったとき、供給側搬送装置5から荷25を受け
取ったリフト装置10は、両棚装置15A,15Bの収納部17
A,17Bに荷25を入庫して格納し得る。供給側の搬送量
が少なくなったときリフト装置10は、両棚装置15A,15
Bの収納部17A,17Bから荷25を出庫して需要側の搬送
装置6に渡し得る。 【効果】 両室における搬送装置の上方や下方に棚装置
が位置して、デッドスペースをなくしスペースを有効利
用できる。棚装置への入庫や棚装置からの出庫を行うこ
とで、両室間に亘っての荷の流れを常にスムースに行え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば一階と二階と
の間で荷の搬送を行うのに利用される格納自在なリフト
設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の設備としては、たとえば
図3に示される構造が提供されている。すなわち一階フ
ロア31の上方に形成される一階室32と、二階フロア33の
上方に形成される二階室34とに亘ってリフト装置35を設
けている。このリフト装置35はは、縦長で箱枠状の機枠
36と、この機枠36内に設けた昇降自在なキャレッジ37
と、このキャレッジ37に横方向で出退自在に設けたフォ
ーク体38とにより構成されている。そして一階フロア31
に、前記フォーク体38が作用自在な一階コンベヤ39を設
けるとともに、二階フロア33に同様な二階コンベヤ40を
設けている。
【0003】このような従来構成によると、一階コンベ
ヤ39の終端に搬送してきた荷41をフォーク体38により受
け取り、そしてキャレッジ37を上昇させたのちフォーク
体38を作用させることで、荷41を二階コンベヤ40の始端
へ渡し得る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
構成によると、一階コンベヤ39の終端の上方や二階コン
ベヤ40の始端の上方ならびに下方はデッドスペースDに
なっており、スペースの有効利用に問題が生じることに
なる。また一階コンベヤ39側の搬送量と二階コンベヤ40
側の搬送量とリフト装置35のリフト量とのタイミングが
合った状態のときのみ、初めて荷41をスムースに搬送し
得ることになり、たとえば一階コンベヤ39側の搬送量が
多くなったり少なくなったときに、全体の荷41の流れが
ぎこちないものになる。
【0005】本発明の目的とするところは、デッドスペ
ースをなくしてスペースを有効利用し得るとともに、全
体の流れを常にスムースに行える格納自在なリフト設備
を提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
第1発明の格納自在なリフト設備は、下階室から上階室
内に亘って、リフト装置と、このリフト装置の両側に位
置する一対の棚装置とを設け、両棚装置は上下方向に複
数の収納部を有し、前記リフト装置は、昇降自在なキャ
レッジに、両側の収納部に対して荷を受け渡し自在な移
載装置を有し、各室に、一つの収納部を利用して配設さ
れかつ前記移載装置が作用自在な搬送装置を設けてい
る。
【0007】また本第2発明の格納自在なリフト設備
は、収納部ならびに搬送装置に作用自在な移載装置を、
収納部ならびに搬送装置に対して出退自在なフォーク体
により構成している。
【0008】
【作用】上記した本第1発明の構成によると、上階室ま
たは下階室の一方の室おいて、搬送装置に支持されて所
定の棚装置における収納部内に位置された荷は、リフト
装置におけるキャレッジの昇降動と移載装置との作動に
よって、他方の室の所定の棚装置における収納部内に位
置した搬送装置に渡される。
【0009】そして、たとえば供給側の搬送量が多くな
ったとき、この供給側の搬送装置から荷を受け取ったリ
フト装置は、両棚装置の空いている収納部に荷を入庫し
て格納し得る。また供給側の搬送量が少なくなったとき
リフト装置は、供給側から荷を受け取るまでの空き時間
を利用して、両棚装置の収納部から荷を出庫して需要側
の搬送装置に渡し得る。
【0010】また本第2発明の構成によると、フォーク
体の出退動と、キャレッジの昇降動との組合せ動作によ
って、両搬送装置や各収納部に対する荷の受け渡しを行
える。
【0011】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図1、図2に基づ
いて説明する。一階フロア1の上方に形成される一階室
(下階室)2と、二階フロア3の上方に形成される二階
室(上階室)4とに亘って、リフト装置10と、このリフ
ト装置10の両側に位置する一対の棚装置15A,15Bとを
設けている。これらリフト装置10と棚装置15A,15Bと
の機枠20は共通化されている。
【0012】すなわち機枠20は、複数本(二列各四本で
合計八本)の支柱21と、これら支柱21の上端間を連結す
る上部フレーム22と、各支柱21の隣接した外部間を連結
する側部フレーム23とにより縦長で箱枠状に構成されて
いる。これにより上下方向に長い空間部が三列並設され
ることになる。前記棚装置15A,15Bは両側の空間部を
利用して構成され、各支柱21の内面に腕木16A,16Bを
固定することで、上下方向に複数の収納部17A,17Bを
形成している。
【0013】前記リフト装置10は中間の空間部を利用し
て構成され、空間部内には、機枠20側に設けたレール11
に案内されて昇降自在なキャレッジ12が設けられ、この
キャレッジ12は、横方向への出退動作により両側の収納
部17A,17Bに対して荷を受け渡し自在なフォーク体
(移載装置の一例)13を有する。なお図示していない
が、キャレッジ12に連動する昇降動装置やフォーク体13
に連動する出退動装置が設けられている。
【0014】前記一階フロア1には、一方の棚装置15A
における最下段の収納部17Aを利用して、この最下段の
収納部17A内に終端部を位置させた一階コンベヤ(搬送
装置の一例)5が設けられる。そして前記二階フロア3
には、他方の棚装置15Bにおける中間段の収納部17Bを
利用して、この中間段の収納部17B内に始端部を位置さ
せた二階コンベヤ(搬送装置の一例)6が設けられる。
これら両コンベヤ5,6は、たとえば駆動ローラコンベ
ヤ形式であって、左右一対のローラ群間に前記フォーク
体13が作用すべく構成してある。なお荷25はパレット26
を介して取り扱っているが、これは荷25を直接に取り扱
ってもよい。
【0015】以下、上記構成において一階フロア1側の
荷25を二階フロア3側に搬送する作用を説明する。荷25
はパレット26を介して一階コンベヤ5により搬送され、
その終端部で停止させることにより一方の棚装置15Aに
おける最下段の収納部17A内に位置される。そして荷25
は、リフト装置10によって二階コンベヤ6の始端部に渡
される。すなわちキャレッジ12を下降限に位置させた状
態で、フォーク体13の突出動と、キャレッジ12の少しの
上昇動と、フォーク体13の退入動とを行うことで、一階
コンベヤ5の荷25をキャレッジ12側で受け取り得る。
【0016】次いでキャレッジ12を上昇させて二階コン
ベヤ6に対向させた状態で、フォーク体13の突出動と、
キャレッジ12の少しの下降動と、フォーク体13の退入動
とを行うことで、キャレッジ12側の荷25を二階コンベヤ
6の始端部に渡し得る。これにより荷25は、二階コンベ
ヤ6によって次工程へと搬送し得る。
【0017】前述したような作業中において、一階コン
ベヤ5による搬送量が多くなったとき、この一階コンベ
ヤ5から荷25を受け取ったリフト装置10は、このリフト
装置10の前述と同様な動作によって、両棚装置15A,15
Bの内で空いている収納部17A,17Bに荷25を入庫して
格納し得る。また一階コンベヤ5による搬送量が少なく
なったときリフト装置10は、一階コンベヤ5から荷25を
受け取る作業の間において、前述と同様な動作によっ
て、両棚装置15A,15Bの収納部17A,17Bから荷25を
出庫して二階コンベヤ6の始端部に渡し得る。
【0018】上記実施例では、一階コンベヤ5と二階コ
ンベヤ6とを図2の仮想線で示すように長尺化している
が、これは実線で示すように短尺化して、これら一階コ
ンベヤ5と二階コンベヤ6に対して自走台車の移載装置
を作用させる形式であってもよい。
【0019】上記実施例では、移載装置としてフォーク
体13を示したが、本第1発明においては両コンベヤ5,
6に対して接続自在な駆動コンベヤなどを使用した実施
例であってもよく、この駆動コンベヤを使用した場合に
は、両収納部17A,17Bにもコンベヤなどが配設され
る。また一階フロア1と二階フロア3に設けられる搬送
装置としてローラ形式のコンベヤ5,6を示したが、こ
れはチェーン形式のコンベヤや台車装置などであっても
よい。
【0020】上記実施例では、一階フロア1と二階フロ
ア3との間での荷25の搬送を示したが、これは二階フロ
アと三階フロアとの間での搬送、一階フロアと三階フロ
アとの間での搬送などであってもよい。そしてたとえば
一階フロアと三階フロアとの間での搬送の場合、二階フ
ロアの部分に必要に応じて搬送装置が設けられる。
【0021】上記実施例では、一階コンベヤ5により搬
送してきた荷25を上昇させて二階コンベヤ6に渡す形式
を示したが、これは二階コンベヤ6により搬送してきた
荷25を下降させて一階コンベヤ5に渡す形式であっても
よい。
【0022】また図2の仮想線で示すように、前記一階
フロア3には、他方の棚装置15Bにおける最下段の収納
部17Bを利用して搬出コンベヤ(搬送装置の一例)27を
設け、そして前記二階フロア3には、一方の棚装置15A
における中間段の収納部17Aを利用して搬入コンベヤ
(搬送装置の一例)28を設けることで、これらコンベヤ
27,28と前述した両コンベヤ5,6を利用して両階に亘
って荷25の往復搬送を行える。
【0023】
【発明の効果】上記構成の本第1発明によると、両階に
おける搬送装置の外端部の上方や下方に棚装置が位置す
ることで、デッドスペースをなくしてスペースを有効利
用することができる。そして供給量の変化に応じて棚装
置への入庫や棚装置からの出庫を行うことで、両室間に
亘っての荷の流れ(全体の流れ)を常にスムースに行う
ことができる。
【0024】また本第2発明によると、フォーク体によ
って両搬送装置や各収納部に対する荷の受け渡しを行う
ことで、移載構造や収納部構造を簡略化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、格納自在なリフト装
置の斜視図である。
【図2】同格納自在なリフト装置の側面図である。
【図3】従来例を示し、格納自在なリフト装置の側面図
である。
【符号の説明】
1 一階フロア 2 一階室(下階室) 3 二階フロア 4 二階室(上階室) 5 一階コンベヤ(搬送装置) 6 二階コンベヤ(搬送装置) 10 リフト装置 12 キャレッジ 13 フォーク体(移載装置) 15A 棚装置 15B 棚装置 17A 収納部 17B 収納部 20 機枠 25 荷 27 搬出コンベヤ(搬送装置) 28 搬入コンベヤ(搬送装置)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下階室から上階室内に亘って、リフト装
    置と、このリフト装置の両側に位置する一対の棚装置と
    を設け、両棚装置は上下方向に複数の収納部を有し、前
    記リフト装置は、昇降自在なキャレッジに、両側の収納
    部に対して荷を受け渡し自在な移載装置を有し、各室
    に、一つの収納部を利用して配設されかつ前記移載装置
    が作用自在な搬送装置を設けたことを特徴とする格納自
    在なリフト設備。
  2. 【請求項2】 収納部ならびに搬送装置に作用自在な移
    載装置を、収納部ならびに搬送装置に対して出退自在な
    フォーク体により構成したことを特徴とする請求項1記
    載の格納自在なリフト設備。
JP1505293A 1993-02-02 1993-02-02 格納自在なリフト設備 Pending JPH06227612A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1505293A JPH06227612A (ja) 1993-02-02 1993-02-02 格納自在なリフト設備

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JP1505293A JPH06227612A (ja) 1993-02-02 1993-02-02 格納自在なリフト設備

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JPH06227612A true JPH06227612A (ja) 1994-08-16

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ID=11878068

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JP1505293A Pending JPH06227612A (ja) 1993-02-02 1993-02-02 格納自在なリフト設備

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JP (1) JPH06227612A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013159477A (ja) * 2012-02-08 2013-08-19 Suzuki Seiki Kk エンドレスチェーン方式のトレー移動機構を備える垂直搬送機
JP2020529872A (ja) * 2017-08-08 2020-10-15 オーエヌオー エクスポネンシャル ファーミング ソチエタ レスポンサビリタ リミタータ 垂直農場を管理するための自動モジュール式システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013159477A (ja) * 2012-02-08 2013-08-19 Suzuki Seiki Kk エンドレスチェーン方式のトレー移動機構を備える垂直搬送機
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