JP2002019664A5 - - Google Patents

Description

【０００５】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するために、請求項１に記載の発明は、シートと、該シートの下側位置まで延長されたフードボードと、該フートボードに形成された乗員の足載せ部と、前記シートの下側近傍に配置されたシート下サイドカバーと前記フートボードと前記シート下サイドカバーの間を覆う外観部品と、を備えるスクータ型車両の外装構造としたことを特徴とする。
請求項２に記載の発明は、請求項１に記載の構成に加え、前記外観部品は、中間部が上方に位置し、前後端部側が斜め下方に延びるように略くの字状に折曲されて、前記フートボードの上面に沿って配置されていることを特徴とする。
請求項３に記載の発明は、請求項１に記載の構成に加え、前記外観部品は、前記フードボードの上縁部と前記シート下サイドカバーの下縁部とを覆うことを特徴とする。
請求項４に記載の発明は、請求項１に記載の構成に加え、前記外観部品は、車体に対して着脱自在とし、エンジンを覆っていることを特徴とする。
請求項５に記載の発明は、請求項１に記載の構成に加え、前記スクータ型車両は折り畳み自在なタンデムフートレストを備え、折り畳まれた前記ダンデムフートレストは前記外観部品に収納可能としたことを特徴とする。

また、図１３に示すように、そのフートボード８１はシート２の下方位置まで延長される一方、このシート２の下側近傍には、シート下サイドカバー９５が配設されている。そして、このシート下サイドカバー９５とフートボード８１との間には、略水平方向に延びて略くの字状（いわゆるブーメラン形状）に折曲された外観部品であるブーメランカバー８９が配設されている。このブーメランカバー８９は、中間部が上方に位置し、前後端部側が斜め下方に延びるように略くの字状に折曲されて、フートボード８１の上面に沿って配置されている。

【０１４８】
【発明の効果】
以上説明してきたように、請求項１に記載された発明によれば、シートと、このシートの下側位置まで延長されたフードボードと、このフートボードに形成された乗員の足載せ部と、前記シートの下側近傍に配置されたシート下サイドカバーと前記フートボードと前記シート下サイドカバーの間を覆う外観部品と、を備えるため、外観品質の色や材質を変えることができ、外観部品がデザイン上のアクセントとなる。

請求項２に記載された発明によれば、外観部品は、中間部が上方に位置し、前後端部側が斜め下方に延びるように略くの字状に折曲されて、フートボードの上面に沿って配置されているため、フートボードとシート下サイドカバーの基本デザインを損なうことがない。
請求項３に記載された発明によれば、外観部品は、フードボードの上縁部とシート下サイドカバーの下縁部とを覆うため、フートボードとシート下サイドカバーとの合わせ精度を向上させることができると共に、合わせ部分の取付部を覆い外観品質を向上させることができる。

請求項４に記載された発明によれば、外観部品は、車体に対して着脱自在とし、エンジンを覆っているため、外観部品を容易に外すことができ、内部に配置されたエンジン部品のメンテナンスを容易に行うことができる。
請求項５に記載された発明によれば、スクータ型車両は折り畳み自在なタンデムフートレストを備え、折り畳まれたダンデムフートレストは外観部品に収納可能とされているため、外観部品をタンデムフートレストの収納部として利用できる。

Claims (5)

1. シートと、該シートの下側位置まで延長されたフードボードと、該フートボードに形成された乗員の足載せ部と、前記シートの下側近傍に配置されたシート下サイドカバーと前記フートボードと前記シート下サイドカバーの間を覆う外観部品と、を備えることを特徴とするスクータ型車両の外装構造。
2. 前記外観部品は、中間部が上方に位置し、前後端部側が斜め下方に延びるように略くの字状に折曲されて、前記フートボードの上面に沿って配置されていることを特徴とする請求項１に記載のスクータ型車両の外装構造。
3. 前記外観部品は、前記フードボードの上縁部と前記シート下サイドカバーの下縁部とを覆うことを特徴とする請求項１に記載のスクータ型車両の外装構造。
4. 前記外観部品は、車体に対して着脱自在とし、エンジンを覆っていることを特徴とする請求項１に記載のスクータ型車両の外装構造。
5. スクータ型車両は折り畳み自在なタンデムフートレストを備え、折り畳まれた前記ダンデムフートレストは前記外観部品に収納可能としたことを特徴とする請求項１に記載のスクータ型車両の外装構造。