JP2002019013A - 金属板成形品の製造方法及びそれに用いる粘着シート - Google Patents

金属板成形品の製造方法及びそれに用いる粘着シート

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JP2002019013A JP2000204261A JP2000204261A JP2002019013A JP 2002019013 A JP2002019013 A JP 2002019013A JP 2000204261 A JP2000204261 A JP 2000204261A JP 2000204261 A JP2000204261 A JP 2000204261A JP 2002019013 A JP2002019013 A JP 2002019013A
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直史 泉
Takashi Yamamoto
貴司 山本
Yukio Nakamura
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 効率的に着色、表示などを施すことができ、
効率的に得ることができる金属板成形品の製造方法及び
それに用いる金属板成形品用粘着シートを提供する。 【解決手段】 金属板の表面にシート基材と粘着剤層か
らなる粘着シートを積層し、その後成形する。特に、シ
ート基材の破断伸び率が30〜500%である金属板成
形品用粘着シートを用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属パネル等に利
用できる金属板成形品の製造方法及びそれに用いる粘着
シートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、金属板にプレス、曲げ、穴あけ等
の成形を施して得られる成形品の表面に着色、表示を施
す方法としては、金属板を成形し、その後着色、表示を
施す方法や、平板状等の金属板の表面に予め着色、表示
を施して、その後成形する方法があるが、成形後の着
色、表示を施す困難性や、効率性の面から、後者の方法
が行われている。例えば、自転車などの泥除けパネル
は、泥除けパネル用の平板状等の金属板の表面に予め着
色、表示を施して、その後成形する方法により得られて
いる。これらの方法における着色、表示は、主として塗
料の塗布や印刷などにより行われている。金属板上への
塗料の塗布、又は印刷後、乾燥させることにより着色、
表示を施し、続いて成形する一連の作業を、成形品の注
文毎に行うことは、時間がかかり効率が極めて悪い。そ
こで、成形品の注文に、すばやく応じるために、予め着
色、表示を施した金属板をストックしておき、注文に応
じて成形する方法が採られている。しかし、多くの注文
の種々の要求に応じるには、種々の着色、表示を予め施
した金属板を、多数用意しておく必要があり、そのスト
ックのために大きなスペースが必要であり、ストックし
た金属板の運搬等にも大きな労力を要するという問題点
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の状況に鑑みてなされたものであり、効率的に着色、
表示などを施すことができ、効率的に製造することがで
きる金属板成形品の製造方法及びそれに用いる粘着シー
トを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために鋭意検討を行った結果、金属板の表面
に粘着シートを積層し、その後成形することにより、上
記課題を達成できることを見い出し、この知見に基づい
て本発明を完成するに至った。
【0005】すなわち、本発明は、金属板の表面にシー
ト基材と粘着剤層からなる粘着シートを積層し、その後
成形することを特徴とする金属板成形品の製造方法を提
供するものである。また、本発明は、上記の金属板成形
品の製造方法において、粘着シートのシート基材の破断
伸び率が30〜500%である金属板成形品の製造方法
を提供するものである。また、本発明は、上記の金属板
成形品の製造方法において、粘着シートの表面に、支持
基材と粘着剤層からなる保護シートが積層されている金
属板成形品の製造方法を提供するものである。また、本
発明は、上記金属板成形品の製造方法において、保護シ
ートの支持基材の破断伸び率が粘着シートのシート基材
の破断伸び率以上である金属板成形品の製造方法を提供
するものである。また、本発明は、金属板の表面にシー
ト基材と粘着剤層からなる粘着シートが積層され、成形
される金属板成形品に用いる粘着シートにおいて、シー
ト基材の破断伸び率が30〜500%であることを特徴
とする金属板成形品用粘着シートを提供するものであ
る。以下、本発明を詳細に説明する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明において使用する金属板と
しては、鉄板、銅板、鋼鈑、ステンレス板、アルミニウ
ム板など種々の金属板が挙げられる。金属板の形状は、
平板状が好ましい。金属板の厚みは、成形できる範囲で
あれば特に制限ないが、通常0.1〜8mmの範囲が好
ましく、0.5〜5mmの範囲が特に好ましい。本発明
において、粘着シートは、シート基材とその片面に設け
られた粘着剤層からなる。シート基材としては、金属板
の成形に追従し、破断しないようにシート基材は柔軟性
があるものが好ましく、JIS K−7127に基づく
破断伸び率が30〜500%であるものが好ましく、破
断伸び率が100〜400%であるものが特に好ましく
用いられる。破断伸び率が30%より少ないと金属板の
成形に追従せず、シート基材が破断してしまうことがあ
る。また、破断伸び率が500%より多いと、粘着シー
トの金属板への貼着積層がしづらく、しわが入り易くな
る。これらのシート基材としては、例えば、ポリエチレ
ン樹脂、ポリプロピレン樹脂などのポリオレフィン樹
脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、ポリエチレンテ
レフタレート樹脂などのポリエステル樹脂、フッ素樹
脂、ポリウレタン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂などのプラ
スチックのフイルム、シートなどが挙げられる。これら
の内、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリウ
レタン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂のフィルム、シートが
好ましく用いられる。シート基材には、必要に応じて各
種の添加剤の1種以上を含有させることができる。添加
剤としては、たとえば、充填剤、可塑剤、酸化防止剤、
紫外線吸収剤などが挙げられる。充填剤としては、亜鉛
華、酸化チタン、シリカ、炭酸カルシウム、硫酸バリウ
ムなどが挙げられる。可塑剤としては、フタレート系樹
脂、ポリエステル系樹脂などが挙げられる。酸化防止剤
としては、アニリド系樹脂、フェノール系樹脂、ホスフ
ァイト系樹脂、チオエステル系樹脂などが挙げられる。
紫外線吸収剤としては、ベンゾフェノン系樹脂、ベンゾ
トリアゾール系樹脂などが挙げられる。シート基材は、
1層のみで構成されていてもよいし、2層以上の多層構
造でもよい。
【0007】シート基材の厚みは、特に制限ないが、通
常30〜200μmであり、好ましくは50〜100μ
mである。シート基材は、着色されていてもよいし、無
色透明のものでもよい。着色は、任意の色にすることが
可能であり、要望に応じて適宜選定すればよい。また、
シート基材の背面側の表面または粘着剤層側の表面に
は、表示が施されてもよい。ここで、表示とは、文字、
記号、図形、絵、写真、模様及びこれらの同種又は異種
の1種以上の組合せなどが挙げられる。着色、表示は、
塗装、印刷、印字、複写などで施してもよいし、着色剤
をシート基材又は後述の粘着剤層に混合することにより
施してもよい。着色剤としては、染料、顔料などが挙げ
られる。
【0008】本発明においては、シート基材の一方の表
面に粘着剤層が設けられるが、粘着剤層に用いられる粘
着剤の接着力は、JIS Z-0237に準拠し測定し
た値で500〜3000g/25mmが好ましく、80
0〜2000g/25mmが特に好ましい。前記粘着剤
としては、アクリル系粘着剤、ゴム系粘着剤、ウレタン
系粘着剤、シリコーン系粘着剤等が挙げられる。粘着剤
層には、充填剤、粘着付与剤などの添加剤を必要に応じ
て含有させることができる。充填剤としては、亜鉛華、
酸化チタン、シリカ、炭酸カルシウム、硫酸バリウムな
どが挙げられる。粘着付与剤としては、ロジン系樹脂、
テルペンフェノール樹脂、テルペン樹脂、芳香族炭化水
素変性テルペン樹脂、石油樹脂、クマロン・インデン樹
脂、スチレン系樹脂、フェノール系樹脂、キシレン樹脂
などが挙げられる。粘着剤層の厚みは、特に制限ない
が、通常5〜80μmであり、好ましくは10〜40μ
mである。
【0009】なお、シート基材の粘着剤層側と反対の表
面には、保護シートを設けてもよい。保護シートは、粘
着シートの表面に着色、表示が施されている場合、特に
有用である。保護シートは、金属板成形中の粘着シート
及び着色、表示を保護すると共に成形後に剥がせば、粘
着シートの着色、表示を鮮明に表わすことができる。保
護シートは、支持基材と粘着剤層からなる。支持基材と
しては、シート基材と同様に柔軟性を有するものが好ま
しく、特に、シート基材の破断伸び率以上、好ましくは
50%以上の破断伸び率を有するものが用いられる。支
持基材の破断伸び率がシート基材の破断伸び率より少な
いと金属板の成形に追従せず、支持基材が破断してしま
うことがある。支持基材の破断伸び率は30〜1000
%であるものが好ましく、特に100〜800%である
ものが特に好ましく用いられる。このような支持基材と
しては、例えばポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂
などのポリオレフィン樹脂、ポリブチレンテレフタレー
ト樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂などのポリエ
ステル樹脂、フッ素樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリ塩化
ビニル樹脂などのプラスチックのフイルムなどが挙げら
れる。支持基材にもシート基材と同様に必要に応じて各
種添加剤を含有させることができる。支持基材の厚み
は、通常10〜200μmであり、好ましくは20〜1
00μmである。
【0010】保護シートの粘着剤層に用いられる粘着剤
の接着力は、JIS Z-0237に準拠し測定した値
で30〜800g/25mmが好ましく、50〜500
g/25mmが特に好ましい。粘着剤としては、アクリ
ル系粘着剤、ゴム系粘着剤、ウレタン系粘着剤、シリコ
ーン系粘着剤等が挙げられる。粘着シートにおける粘着
剤層の接着力は、保護シートにおける粘着剤層の接着力
よりも300〜1500g/25mm程度強いことが好
ましい。金属板の表面への粘着シートの積層は、金属板
の形状が平板状であると、極めて効率よく積層できる。
本発明においては、粘着シートが積層された金属板は、
その状態で成形される。成形としては、金属板に用いる
種々の成形が適用できるが、例えば、プレス成形、曲げ
成形、穴あけ成形などが挙げられる。成形は、1種のみ
でもよいし、2種以上を組合せてもよい。成形するとき
の温度は、粘着シート、保護シートの基材や粘着剤層が
溶融しない温度で行えばよく、通常0〜80℃の範囲が
好ましく、10〜60℃の範囲が特に好ましい。本発明
の金属板成形品は、各種目的物に合わせ種々の形状のも
のが挙げられるが、図1に示すような自転車の泥除けパ
ネルとして好適に利用できる。図1では、自転車の車輪
のタイヤ4の外側に、反射ミラー取り付け用の穴2と自
転車本体への取り付け用の穴3を端部に設けた自転車の
泥除けパネル1が覆われている。
【0011】次に、本発明の金属板成形品の成形方法
を、図に基づいて説明する。図2には、本発明の金属板
成形品の成形方法における一実施例の各工程の概略図が
示してある。金属板の原反ロール5から引き出された平
板状の連続した金属板7は、粘着シートの原反ロール6
から引き出された粘着シート8と共に一対の押圧ロール
9に導かれ、一対の押圧ロール9により、押圧され、積
層される。金属板7の幅は、利用される用途に応じて適
宜選定できるが、自転車の泥除けパネルとして利用する
場合は、通常は、5〜15cm程度にすればよい。な
お、原反ロール6に巻かれている粘着シート8は、その
シート基材の表面が保護シートで覆われているものであ
ってもよい。粘着シート8が積層された金属板7は、穴
あけ機10により穴あけ成形される。穴あけ機として
は、例えば、ドリル刃を金属板に押し当て、貫通させる
ことにより穴をあける方式のものが挙げられる。
【0012】次に、穴あけ成形された粘着シート付金属
板7は、曲げ成形機11により曲げ成形される。曲げ成
形される金属板の形状の一例を図3に示している。曲げ
成形機11の手前では、粘着シート付金属板7は、に
示すように平板状であり、次にに示すように金属板の
幅方向に曲率半径rに曲げられ、さらに、に示すよう
に金属板の送り出し方向に曲率半径Rに曲げられてい
る。金属板の幅方向の曲率半径rの程度は、任意であ
り、用途に応じて適宜選定すればよい。に示すように
金属板の幅方向に曲率半径rに曲げる手段としては、図
4に示すような曲げ加工機が挙げられる。この曲げ加工
機は、表面が曲率半径rの凹型になっている金属ローラ
ー15が金属板の送り出し方向に配列され、その金属ロ
ーラー15の下には、図示していないが、同様の曲率半
径rの凸型の表面を有する押え具が配置され、金属ロー
ラー15と押え具との隙間に、金属板を導入し、金属板
の幅方向に曲率半径rに曲げることができる。金属ロー
ラー15は、中心に軸を有するもので、その軸の周りを
ローラーが回転できるような構造になっており、回転し
ながら金属板を送り出すことができる。図4では、金属
ローラー15は、金属板の送り出し方向に3個配列され
ているが、その数は曲げ加工条件に応じて適宜選定すれ
ばよい。配列している金属ローラー15は、各金属ロー
ラーの軸が略同一平面状になるように配置することが好
ましい。また、金属ローラー15の表面の曲率半径rの
程度は、金属板の挿入部に配置しているものが緩やかで
あり、金属板の送り出し部に配置しているものほどきつ
くすることが好ましい。また、金属ローラー15は、そ
の軸が金属ローラー固定具16に固定されており、金属
板が金属ローラー15と押え具との隙間を通過する間
に、図示していない押え具と共に、曲げ負荷を金属板に
与えている。
【0013】に示すように金属板の送り出し方向に曲
率半径Rに曲げる手段としては、図4に示した曲げ加工
機と同様なものが挙げられる。ただし、配列している金
属ローラー15は、各金属ローラーの軸が略曲率半径R
の曲面状になるように配置することが好ましい。また、
金属板の送り出し方向の曲率半径Rの程度は、任意であ
り、用途に応じて適宜選定すればよい。送り出された曲
げ成形された金属板12は、切断刃13を切断押え具1
4に押しつけることにより切断され、自転車の泥除けパ
ネル1が得られる。図2は、金属板と粘着シートの積
層、穴あけ成形、曲げ成形を連続的に行うものであり、
効率的に金属板成形品を製造することができる。なお、
上記例では、成形は、穴あけ成形、金属板の幅方向の曲
げ成形、金属板の送り出し方向の曲げ成形の3種が組み
合わされているが、1又は2種のみでもよいし、また、
他の成形を組合せてもよい。また、金属板、粘着シート
は連続状のものに限定されず、例えば、プレス成形など
ではそれぞれ非連続状のものが使用できる。
【0014】
【実施例】次に、本発明を実施例によりさらに具体的に
説明する。なお、本発明は、これらの例によって何ら制
限されるものではない。
【0015】実施例1 酸化チタン顔料を配合した白色のポリ塩化ビニル樹脂フ
ィルム(オカモト(株)製、商品名「PVC80 OW
M」、厚み80μm、破断伸び率300%)からなるシ
ート基材の片面に、粘着剤層(アクリル系粘着剤:リン
テック(株)製、商品名「PA−TI」、接着力130
0g/25mm、乾燥後の厚み:20μm)を設けた粘
着シート8(幅80mm、長さ50m)が巻かれている
粘着シート原反ロール6から、粘着シート8を送り出
し、一対の押圧ロール9に導いた。別に、圧延鋼鈑(厚
み:1mm、幅80mm、長さ50m)が巻かれている
圧延鋼鈑の原反ロール5から引き出された圧延鋼板7
を、一対の押圧ロール9に導びき、一対の押圧ロール9
により、粘着シート8と共に押圧し、積層した。次に、
粘着シート8が積層された圧延鋼鈑7を、穴あけ機10
により穴あけ成形(直径7mmの穴、図1のように前後
端部に計8ヶ)した。次いで、穴あけ成形された粘着シ
ート付圧延鋼鈑7は、曲げ成形機11により曲率半径r
及びR(金属板の幅方向の曲率半径r:75mm、金属
板の送り出し方向の曲率半径R:1000mm)に曲げ
成形した。これらの穴あけ成形、曲げ成形は、25℃の
雰囲気で行った。さらに、曲げ成形機から押出された、
圧延鋼鈑の曲げ成形品12は、切断刃13と切断押え具
14により、長さ1mに切断され、自転車泥除けパネル
1を得た。得られた自転車泥除けパネル1は、表面の粘
着シートに破損がなく、均一な白色の着色表面であっ
た。
【0016】実施例2 表面に銀色の表示を印刷で施したポリ塩化ビニル樹脂フ
ィルム(オカモト(株)製、商品名「PVC80 OW
M」、厚み80μm、破断伸び率300%)からなるシ
ート基材の裏面に、粘着剤層(アクリル系粘着剤:リン
テック(株)製、商品名「PA−TI」、接着力130
0g/25mm、乾燥後の厚み:20μm)を設けた粘
着シート8のシート基材の印刷された表面に、ポリプロ
ピレン樹脂フィルム(東レ(株)製、商品名「トレファ
ン」、厚み50μm、破断伸び率700%)に粘着剤層
(アクリル系粘着剤:リンテック(株)製、商品名「M
A」、接着力300g/25mm、乾燥後の厚み:20
μm)を有する保護シートを設けた粘着シート(幅80
mm、長さ50m)を使用した以外は、実施例1と同様
にして、自転車泥除けパネル1を製造した。得られた自
転車泥除けパネル1から、保護シートを剥がしたとこ
ろ、表面の粘着シートに破損がなく、均一な銀色の表示
表面であった。
【0017】
【発明の効果】本発明の金属板成形品は、効率的に着
色、表示などを施すことができ、着色、表示が施された
金属板成形品を効率的に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の金属板成形品の一応用例である自転
車の泥除けパネルと自転車の車輪の概略斜視図である。
【図2】 本発明の金属板成形品の製造方法の一実施例
を示した概略工程図である。
【図3】 本発明の金属板成形品の製造方法の一実施例
における曲げ成形の状態を示した斜視図である。
【図4】 本発明の金属板成形品の製造方法の一実施例
における曲げ成形の手段を示した斜視図である。
【符号の説明】
1 自転車の泥除けパネル 2 穴(反射ミラー取り付け用) 3 穴(自転車本体への取り付け用) 4 タイヤ 5 金属板原反ロール 6 粘着シート原反ロール 7 金属板 8 粘着シート 9 押圧ロール 10 穴あけ機 11 曲げ成形機 12 曲げ成形された金属板 13 切断刃 14 切断押え具 15 金属ローラー 16 金属ローラー固定具 r 曲率半径 R 曲率半径
フロントページの続き (72)発明者 仲村 幸夫 東京都板橋区本町23番23号 リンテック株 式会社内 Fターム(参考) 4F100 AA21 AB01A AK15 AS00C AT00B BA03 BA07 BA10A BA10B JK02C JL13C YY00C

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属板の表面にシート基材と粘着剤層か
    らなる粘着シートを積層し、その後成形することを特徴
    とする金属板成形品の製造方法。
  2. 【請求項2】 粘着シートのシート基材の破断伸び率が
    30〜500%である請求項1に記載の金属板成形品の
    製造方法。
  3. 【請求項3】 粘着シートの表面に、支持基材と粘着剤
    層からなる保護シートが積層されている請求項1又は2
    に記載の金属板成形品の製造方法。
  4. 【請求項4】 保護シートの支持基材の破断伸び率が粘
    着シートのシート基材の破断伸び率以上である請求項3
    に記載の金属板成形品の製造方法。
  5. 【請求項5】 金属板の表面にシート基材と粘着剤層か
    らなる粘着シートが積層され、成形される金属板成形品
    に用いる粘着シートにおいて、シート基材の破断伸び率
    が30〜500%であることを特徴とする金属板成形品
    用粘着シート。
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