JP2002016733A - 画像通信システム及びその通信方法 - Google Patents

画像通信システム及びその通信方法

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JP2002016733A JP2000195099A JP2000195099A JP2002016733A JP 2002016733 A JP2002016733 A JP 2002016733A JP 2000195099 A JP2000195099 A JP 2000195099A JP 2000195099 A JP2000195099 A JP 2000195099A JP 2002016733 A JP2002016733 A JP 2002016733A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自装置のファクシミリ機能が使用中の場合、
ネットワークに接続された他の装置のファクシミリ機能
を用いて画像送信を行う画像通信システム及びその通信
方法を提供する。 【解決手段】 ファクシミリ機能を含む複数の機能を有
する画像処理装置501,502がネットワークを介し
て接続され、画像を通信する画像通信システムにおい
て、画像処理装置501がファクシミリ機能を用いて画
像を送信する際に、ファクシミリ機能が使用中の場合、
ネットワーク上に接続されたファクシミリ機能がアイド
ル状態にある他の画像処理装置502を検索し、検索し
た他の画像処理装置502へネットワークを介して送信
に必要な宛先情報と画像情報とを転送し、他の画像処理
装置502のファクシミリ機能を用いて、転送された宛
先情報に基づき画像情報を送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ機能
を含む複数の機能を有する画像処理装置がネットワーク
を介して接続され、画像を通信する画像通信システム及
びその通信方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ(FAX)機能を有
するマルチファンクション装置(以下、「MFP」)で
は、FAX送信を行う際に、FAX機能が送信或いは受
信中であるときは、現在処理が行われているFAXの送
受信が終了するまで待つ必要があった。この待ち時間
は、FAXの送信中であればおおよその待ち時間を送信
側で推察することができるが、FAXの受信に際しては
残りの受信原稿枚数を受信側で検出することができない
ため、待ち時間がどの程度のものになるのか分からない
まま、FAX機能が開放されるのを待たなければならな
い。
【0003】そこで、この待ち時間を解消するために、
以下のような各種方法が提案されている。 (1)FAX原稿を読取手段で読み取り、一旦メモリ手
段(不揮発性或いは揮発性のメモリ)に蓄積しておきF
AXの通信手段が開放されてから送信を開始する方法 (2)メモリ手段を持たないMFPにおいては原稿台に
次に送信するFAX原稿を電話番号とともにセットして
おき、FAXの通信手段が開放されてから送信を開始す
るなどの方法 (3)FAXの持つ通信手段そのもののスピードを向上
させて、送受信にかかる時間そのものを短縮させて待ち
時間を軽減させる方法 (4)FAXの通信手段そのものを複数個持つことによ
り、送信と受信の物理的な回線数を増やして待ち時間が
発生しにくくする方法
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記
(1)の方法では、メモリ手段の残容量を超えない範囲
でのFAX原稿の蓄積であれば、見かけ上の待ち時間は
軽減されるが、メモリ手段の容量を超えてしまうような
原稿のFAX送信には用いることができない(上記
(2)の方法になってしまう)。また、FAXの送信作
業が繰り返し連続して行われるような、送信頻度が高い
場合、FAX原稿を蓄積するためのメモリ手段の残容量
が減少していき、最終的にメモリ・オーバーフローの状
態に陥ることもある。更に、FAXの送信解像度を写真
レベルや精細レベル(スーパー・ファイン)で設定した
場合、蓄積するFAX原稿のサイズはかなり大きな容量
となるためメモリ・オーバーフローの状態が更に発生し
易くなる。そして、メモリ・オーバーフローを起こさな
いためには更なるメモリ手段の追加が必要となり、コス
ト的な負担も大きくなる。
【0004】また、上記(2)の方法では、メモリ手段
がないためにコスト的な負担が増加することはないが、
MFPの原稿台に次に送信するFAX原稿をセットして
おかなければならないので、MFPでのコピー機能やス
キャナ機能がFAX待機中の間使用できなくなるデメリ
ットが発生してしまう。また、コピー機能を使おうとし
た他のユーザが誤って送信待ちにセットされたFAX原
稿を原稿台や原稿給送装置から取り除いてしまい、その
結果、FAX送信が行えなくなるといった人為的ミスを
発生させる恐れが多分にある。更に、原稿台若しくは原
稿給装装置に次の原稿をセットしてFAXの通信機能の
開放を待つという方法のため、原理的に1つの待ち行列
しか作り出せない。このため、次の次のFAX送信を行
うユーザは原稿をセットすることもできず、ひたすらに
FAX機能が開放されるのを待つこととなってしまう。
【0005】また、上記(3)のFAXの通信手段その
もののスピード向上は、通信費削減の観点からも用いら
れることが多い。しかしながら、FAXの送受信におい
ては、送り手側と受け手側との間で通信開始時にネゴシ
エーション動作によって互いの機能を確認し、互いの機
能のうち劣っている側にあわせて送受信開始が行われる
ため、送信側のスピードアップだけでは実際には早くな
らないという問題がある。つまり、実質的にスピード向
上の恩恵にあずかるためには、送受信の互いの装置の変
更が必要であり初期コストが拡大される。そして、FA
Xという不特定多数の通信機器との送受信を行う必要が
あるので、全ての通信においてスピードの向上が実現す
ることは事実上不可能である。また、スピードが向上し
ても送信待ち自体が解消されるわけではないので完全な
解決策にはならない。
【0006】また、上記(4)の方法では、まず複数の
通信手段を設置するための装置に対する導入コスト、複
数の電話回線を設置するための工事コスト、回線の月当
たりの維持コスト(回線の基本料金など)が他のどの方
法よりも高額にかかってしまう欠点がある。
【0007】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、自装置のファクシミリ機能が使用中の場
合、ネットワークに接続された他の装置のファクシミリ
機能を用いて画像送信を行う画像通信システム及びその
通信方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ファクシミリ機能を含む複数の機能を有
する画像処理装置がネットワークを介して接続され、画
像を通信する画像通信システムにおいて、ファクシミリ
機能を用いて画像を送信する際に、前記ファクシミリ機
能が使用中の場合、ネットワーク上に接続されたファク
シミリ機能がアイドル状態にある他の画像処理装置を検
索する検索手段と、検索した他の画像処理装置へ前記ネ
ットワークを介して送信に必要な宛先情報と画像情報と
を転送する転送手段とを有し、前記他の画像処理装置の
ファクシミリ機能を用いて、前記転送された宛先情報に
基づき前記画像情報を送信することを特徴とする。
【0009】また上記目的を達成するために、本発明
は、ファクシミリ機能を含む複数の機能を有する画像処
理装置がネットワークを介して接続され、画像を通信す
る画像通信システムの通信方法であって、ファクシミリ
機能を用いて画像を送信する際に、前記ファクシミリ機
能が使用中の場合、ネットワーク上に接続されたファク
シミリ機能がアイドル状態にある他の画像処理装置を検
索する検索工程と、検索した他の画像処理装置へ前記ネ
ットワークを介して送信に必要な宛先情報と画像情報と
を転送する転送工程とを有し、前記他の画像処理装置の
ファクシミリ機能を用いて、前記転送された宛先情報に
基づき前記画像情報を送信することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
に係る実施の形態を詳細に説明する。
【0011】本実施形態では、コピー機能、プリント機
能、ファクシミリ(FAX)機能を有する、複数の画像
処理装置(以下、マルチファンクション装置(MF
P))がネットワークに接続されている画像通信システ
ムにおいて、MFPがFAX送信を実行しようとしたと
き、FAX機能が使用中の場合、ネットワーク上のFA
X機能がアイドル状態にあるMFPのFAX機能を用い
てFAX送信を行う動作について説明する。
【0012】図1は、本実施形態によるマルチファンク
ション装置(MFP)の構成を示すブロック図である。
ここで、リーダ部1は原稿の画像を光学的に読み取り、
読み取った原稿の画像に応じた画像データをプリンタ部
2及び画像入出力制御部3へ出力する。プリンタ部2は
リーダ部1及び画像入出力制御部3からの画像データに
応じた画像を後述する電子写真方式に従って記録紙上に
記録する。画像入出力制御部3はリーダ部1に接続さ
れ、後述するファクシミリ部4、ファイル部5、ネット
ワークインターフェイス部7、LIPSフォーマッタ部
8、PS(ポストスクリプト(登録商標))フォーマッ
タ部9、コア部10を有する。
【0013】まずファクシミリ部4は電話回線を介して
受信した、ファクシミリの圧縮方式(MH、MR、MM
R)で圧縮された画像データを伸長し、伸長した画像デ
ータをコア部10へ転送し、或いはコア部10から転送
された画像データを圧縮し、圧縮された圧縮画像データ
を電話回線を介して送信する。次に、ファイル部5には
光磁気ディスクドライブユニット6が接続されており、
ファイル部5はコア部10から転送された画像データを
圧縮し、その画像データを検索するためのキーワードと
共に光磁気ディスクドライブユニット6にセットされた
光磁気ディスクに記憶させる。また、ファイル部5はコ
ア部10を介して転送されたキーワードに基づき、光磁
気ディスクに記憶されている圧縮画像データを検索し、
検索した圧縮画像データを読み出して伸長し、伸長され
た画像データをコア部10へ転送する。
【0014】次に、ネットワークインターフェイス部7
はパーソナルコンピュータ(PC)又はワークステーシ
ョン(WS)11とコア部10との間のインターフェイ
スである。ここで、12はネットワークサーバーであ
り、ネットワーク制御の中枢である。
【0015】画像入出力部3に戻り、LIPSフォーマ
ッタ部8、PSフォーマッタ部9はPC/WS11から
転送されたPDLデータをプリンタ部2で記録できる形
式の画像データに展開するものである。尚、コア部10
については後述するが、コア部10はリーダ部1、ファ
クシミリ部4、ファイル部5、ネットワークインターフ
ェイス部7、フォーマッタ部8、9のそれぞれの間のデ
ータの流れを制御するものである。
【0016】図2は、リーダ部1及びプリンタ部2の構
造を示す断面図である。リーダ部1の原稿給送装置10
1は原稿を最終頁から順に1枚ずつプラテンガラス10
2上へ給送し、後述するスキャナユニット104による
原稿の読み取り動作が終了後、プラテンガラス102上
の原稿を排出するものである。原稿がプラテンガラス1
02上に搬送されると、スキャナユニット104内のラ
ンプ103を点灯し、スキャナユニット104の移動を
開始させて原稿を露光走査する。この時の原稿からの反
射光は、ミラー105、106、107及びレンズ10
8によってCCDイメージセンサ(以下、CCDとい
う)109へ導かれる。このように、走査された原稿の
画像はCCD109によって読み取られる。CCD10
9から出力される画像データは、所定の画像処理が施さ
れた後、プリンタ部2及び画像入出力制御部3のコア部
10へ転送される。
【0017】一方、プリンタ部2のレーザドライバ22
1は、レーザ発光部201を駆動するものであり、リー
ダ部1から出力された画像データに応じたレーザ光をレ
ーザ発光部201に発光させる。このレーザ光は感光ド
ラム202に照射され、感光ドラム202にはレーザ光
に応じた潜像が形成される。この感光ドラム202の潜
像の部分には現像器203によって現像剤が付着され
る。そして、レーザ光の照射開始と同期したタイミング
で、カセット204,205の何れかから記録紙を給紙
して転写部206へ搬送し、感光ドラム202に付着さ
れた現像剤を記録紙に転写する。現像剤の乗った記録紙
は定着部207に搬送され、定着部207の熱と圧力に
より現像剤は記像紙に定着される。定着部207を通過
した記録紙は排出ローラ208によって排出され、ソー
タ220が排出された記録紙をそれぞれのピンに収納し
て記録紙の仕分けを行う。
【0018】尚、ソータ220は仕分けが設定されてい
ない場合は最上ビンに記録紙を収納する。また、両面記
録が設定されている場合は、排出ローラ208のところ
まで記録紙を搬送した後、排出ローラ208の回転方向
を逆転させ、フラッパ209によって再給紙搬送路21
0へ導く。更に、多重記録が設定されている場合は、記
録紙を排出ローラ208まで搬送しないようにフラッパ
209によって再給紙搬送路210へ導く。再給紙搬送
路へ導かれた記録紙は上述したタイミングで、転写部2
06へ給紙される。
【0019】図3は、本実施形態によるリーダ部1の構
成を示すブロック図である。同図において、まずCCD
109から出力された画像データは、アナログ/デジタ
ル・サンプルホールド(A/D・SH)部110でアナ
ログ信号からデジタル信号へ変換が行われると共に、シ
ェーディング補正が行われる。次に、A/D・SH部1
10によって処理された画像データは、画像処理部11
1を介してプリンタ部2へ転送されると共に、インター
フェイス(I/F)113を介して画像入出力制御部3
のコア部10へ転送される。CPU114は操作部11
5で設定された設定内容に応じて画像処理部111及び
インターフェイス113を制御する。
【0020】例えば、操作部115でトリミング処理を
行って複写を行う複写モードが設定されている場合は、
画像処理部111でトリミング処理を行わせてプリンタ
部2へ転送させる。また、操作部115でファクシミリ
送信モードが設定されている場合、インターフェイス1
13から画像データと設定されたモードに応じた制御コ
マンドをコア部10へ転送させる。
【0021】このようなCPU114の制御プログラム
はメモリ116に記憶されており、CPU114はメモ
リ116を参照しながら制御を行う。また、メモリ11
6はCPU114の作業領域としても使われる。
【0022】図4は、本実施形態によるコア部10の構
成を示すブロック図である。同図において、まずリーダ
部1から送られてきた画像データはインターフェイス1
22を介してデータ処理部121へ転送される一方、リ
ーダ部1からの制御コマンドはCPU123へ転送され
る。ここで、データ処理部121は画像の回転処理や変
倍処理などの画像処理を行うものであり、リーダ部1か
らデータ処理部121へ転送された画像データは、リー
ダ部1から転送された制御コマンドに応じて、インター
フェイス120を介してファクシミリ部4、ファイル部
5、ネットワークインターフェイス部7へ転送される。
【0023】また、ネットワークインターフェイス部7
を介してPC/WS11から送られてきた画像を表すP
DLデータは、データ処理部121に転送され、そのP
DLデータがLIPSであるのか、ポストスクリプトで
あるのかを判定し、LIPSフォーマッタ部8又はPS
フォーマッタ部9へ転送され、画像データに展開され、
展開された画像データがデータ処理部121に転送され
た後、ファクシミリ部4やプリンタ部2へ転送される。
ファクシミリ部4からの画像データは、データ処理部1
21へ転送された後、プリンタ部2やファイル部5、ネ
ットワークインターフェイス部7へ転送される。また、
ファイル部5からの画像データは、データ処理部121
へ転送された後、プリンタ部2やファクシミリ部4、ネ
ットワークインターフェイス部7へ転送される。
【0024】CPU123は、メモリ124に記憶され
ている制御プログラムやリーダ部1から転送された制御
コマンドに従って上述した制御を行う。また、メモリ1
24はCPU123が処理を実行時に使用する作業領域
や各種テーブルが定義されている。ネットワークインタ
ーフェース部7にはMIB(Management InformationBa
se)と呼ばれるデーターベースが構築されており、SN
MPプロトコルを介してネットワーク上のコンピュータ
と通信し、プリンタ部2の管理が可能になっている。具
体的には、部門ID毎に設定可能なプリント枚数やその
他の各種設定が装置の操作部115或いはネットワーク
上のコンピュータ11,12から設定、管理が可能とな
っている。
【0025】このように、画像入出力制御部3のコア部
10を中心に、原稿画像の読み取り、画像のプリント、
画像の送受信、画像の保存、コンピュータとのデータ入
出力などの機能を複合させた処理を行うことが可能であ
る。
【0026】[第1の実施形態]次に、以上の構成を有
するマルチファンクション装置(MFP)が図5に示す
ようにネットワーク(イーサネット(登録商標)で構成
されるLAN)上に接続され、MFP501から相手フ
ァクシミリへFAXの送信を行う動作について図5乃至
図8を参照しながら以下に説明する。
【0027】尚、第1の実施形態では、MFP501が
FAXの送信を実行しようとした時に、現在FAXの送
信中或いは受信中のために、直ちにFAXの送信動作を
実行できない場合、LANに接続されたMFP502の
FAX機能がアイドル状態にあれば、MFP501でス
キャンした原稿画像データと送信先電話番号の情報をM
FP502へ転送し、MFP502のFAX送信機能に
より相手ファクシミリへFAXの送信を実行するもので
ある。
【0028】図5は、第1の実施形態によるネットワー
ク構成を示す図である。図6は、図5に示すMFP50
1の動作を示すフローチャートである。図7は、図5に
示すMFP502の動作を示すフローチャートである。
そして図8は、MFP501とMFP502との間で行
われる通信手順を示す図である。
【0029】[MFP501での動作]まず、MFP5
01がFAXの送信操作を開始すると、ステップS60
1へ進み、現在FAX機能が使用中か否かの判断を行
い、FAX機能が現在使用中でなければステップS61
4へ進み、FAX送信を受付け、通常のFAXの送信動
作を実行する。また、FAX機能が現在使用中であれば
ステップS602へ進み、FAX機能が送信動作に使用
されているのか、受信動作に使用されているのかを判断
する。ここで、送信動作に使用されている場合はステッ
プS603へ進み、例えば操作部115によって予め設
定された時間と送信完了までの予測時間との比較を行
い、送信完了までの予測時間が予め設定された時間より
も短い場合にはステップS614へ進み、FAX送信を
受付け、通常のFAXの送信動作を実行する。
【0030】一方、ステップS602において、FAX
機能が受信動作に使用されている場合、及びステップS
603において、送信完了までの予測時間が予め設定さ
れた時間よりも長い場合は共にステップS604へ進
み、図1に示したネットワークインターフェイス部7に
よりLAN上でFAX機能がアイドル状態にあるMFP
の検索を行うために、ネットワーク・ブロードキャスト
を行う。そして、ステップS605において、LAN上
に送出したブロードキャストに対してLAN上に接続さ
れた他のMFP(図5に示すMFP502)からの応答
を待つ。ここで、応答がない場合はステップS606へ
進み、予め定められた通信タイムアウト時間に達したか
否かを判断し、タイムアウト時間に達していない場合は
ステップS605に戻り、再び応答待ちとなる。
【0031】その後、ステップS606において、タイ
ムアウト時間に達した場合、即ち、LANに接続されて
いるMFP502のFAX機能がアイドル状態にない場
合はステップS614へ進み、FAX送信を受付け、通
常のFAXの送信動作を実行する。また、タイムアウト
時間に達した場合もステップS604に戻り、再びネッ
トワーク・ブロードキャストを行うようにしても良い。
これにより、LANに複数のMFPが接続されている場
合などアイドル状態のMFPからの応答を受信する確率
を向上させることができる。
【0032】一方、ステップS605において、MFP
502から応答があった場合はステップS607へ進
み、その応答内容がFAX機能のアイドル状態を示すも
のであるか否かの判断を行い、アイドル状態を示すもの
でなければステップS605に戻り、再びブロードキャ
ストに対する応答を待つ。また、アイドル状態を示すも
のであればステップS608へ進み、FAX機能がアイ
ドル状態にあるMFP502に対してリザーブ要求を発
行する。そして、ステップS609において、リザーブ
要求に対するMFP502からの受信待ち受けを行い、
受信がない場合はステップS610へ進み、受信タイム
アウトか否かの判断を行い、タイムアウトになっていな
い場合はステップS609に戻り、再び受信待ち受けを
行う。また、タイムアウトが発生した場合にはステップ
S614へ進み、FAX送信を受付け、通常のFAXの
送信動作を実行する。
【0033】また、ステップS609において、MFP
502から受信があればステップS611へ進み、MF
P502にてリザーブが完了したか否かの判断を行う。
ここで、リザーブが失敗した場合にはステップS614
へ進み、FAX送信を受付け、通常のFAXの送信動作
を実行する。尚、ステップS604に戻り、再びネット
ワーク・ブロードキャストを行っても良い。
【0034】また、ステップS611において、MFP
502からのリザーブ完了通知によりリザーブOKと判
断した場合にはステップS612へ進み、FAX送信を
行う原稿の読み取りを開始すると共に、読み取った原稿
データの先頭にFAXの送信操作の際に指定されたFA
X送信先(相手先)情報、例えばMFP501に設定さ
れている電話番号情報や発信元名称などを付加し、MF
P502へLAN経由でデータの送信を開始する。
【0035】尚、MFP501からMFP502への画
像データの送信に関しては、不図示のネゴシエーション
動作により原稿の1ラインごと、複数のラインごと、ペ
ージ単位、ジョブ単位など予めMFP501とMFP5
02でネゴシエーションして決定する。また、画像デー
タの形式に関してもMFP501とMFP502との間
で同様にネゴシエーションして決定する。
【0036】次に、データ送出が完了するとステップS
613へ進み、MFP502に対してデータ送信の完了
通知と、リザーブの解除を通知する。このデータ送信の
完了を受けたMFP502がFAXの送信完了通知をM
FP501に対して通知していたときには、MFP50
1はFAXの完了通知を操作部115の表示部に表示し
ても良い。
【0037】[MFP502での動作]上述したMFP
501での動作に対して、MFP502は、図7に示す
ステップS701において、MFP501が実施したネ
ットワーク・ブロードキャストを受信し、FAX機能が
現在アイドル状態にあるか否かの判断を行う。ここで、
アイドル中でない場合、即ち、MFP502が現在FA
Xの送信中或いは受信中の場合は、ネットワーク・ブロ
ードキャストには応答しないか、若しくはMFP501
に対してFAX機能が現在使用中であることをLANの
通信を用いて応答する。また、FAX機能が現在アイド
ル中である場合にはステップS702へ進み、MFP5
01からのブロードキャストに対してMFP502のF
AX機能が現在アイドル中であることを応答する。
【0038】次に、ステップS703において、アイド
ル中である旨を示す応答に対するMFP501からの応
答を待つ。ここで、応答がない場合にステップS704
へ進み、通信タイムアウト時間の判定を行い、タイムア
ウトしていない場合には再びステップS703に戻る。
また、タイムアウトが発生していると判断した場合には
この処理を終了する。
【0039】一方、ステップS703において、MFP
501からの応答があった場合はステップS705へ進
み、FAX機能のリザーブ予約応答か否かの判断を行
う。ここで、リザーブ予約の応答ではない場合はステッ
プS703に戻り、またリザーブ応答の場合にはステッ
プS706へ進み、リザーブが完了したことをMFP5
01に対して通知する。そして、ステップS707にお
いて、MFP501からのデータ受信待ち状態となる。
【0040】次に、ステップS708において、データ
の受信が開始されるとステップS709へ進み、受信デ
ータに付加されているFAX送信に必要なFAX送信先
(相手先)情報を検出し、MFP502のFAX機能に
原稿の送り先情報として宛先をセットする。そして、ス
テップS710において、上述した付加情報に続けてM
FP501から送信されてくるFAX送信画像データを
受信し、FAX送信用の画像データとして、MFP50
2のネットワークインターフェイス部7からファクシミ
リ部4へと画像データを転送する。
【0041】ここで、MFP502のファクシミリ部4
は、ネットワークインターフェイス部7から転送されて
きたこれら宛先情報と画像情報とに基づき、原稿を送る
相手先のFAX装置へ電話回線を通じて画像データの送
信を開始する。MFP502からFAX送信を行う相手
先への電話回線の接続開始のタイミングに関しては、全
ての画像データをMFP501から受信後に行っても良
いし、MFP502に十分な一時保存用の画像メモリが
存在しない場合には、MFP501からの画像データ受
信に同期させて行っても良い。
【0042】次に、ステップS711において、MFP
501から送出された、データ送出の完了通知とリザー
ブ解除を受信する。このデータ送出完了の受信によっ
て、ステップS712において、MFP502はFAX
送信のデータ受信が完了したと判断し、相手先へ未送出
のFAX画像データを転送した後、電話回線の切断を行
い、FAXの送信を完了させる。また、MFP502に
おいて、FAX送信が完了したとき、MFP501に対
してFAXの送信完了をネットワークを経由して通知し
ても良い。そして、ステップS713において、MFP
502はリザーブ解除の受信によってFAX機能のリザ
ーブ状態を解除して通常のアイドル状態に戻る。
【0043】以上説明した第1の実施形態によれば、L
ANに接続されたFAX送受信機能を有するMFPにお
いて、FAX送信を行うために送信先の電話番号を入力
する手段、FAX送信を行う原稿を読み取る手段、原稿
画像を蓄積するメモリ手段、LANに接続されたFAX
機能がアイドル状態にある他のMFPを検索する手段、
検索した他のMFPにLANを通じて画像の転送を行う
画像転送手段を有し、FAX送信を実行しようとしたM
FPが、現在FAXの送信中若しくは受信中のために直
ちにFAXの送信作業が実行できない時、LANに接続
された、FAX機能がアイドル状態にあるMFPに対し
て、FAX送信を行うためにスキャンした原稿画像と送
信先の電話番号の情報とを転送し、アイドル状態にある
MFPのFAX送信機能を用いてFAXの送信を開始す
ることにより、追加コストの発生を伴わずにFAXの送
信待ち時間を減少させることが可能となる。
【0044】[第2の実施形態]次に、図面を参照しな
がら本発明に係る第2の実施形態を詳細に説明する。
【0045】前述した第1の実施形態では、LANに接
続されたMFPの中から単にFAX機能がアイドル状態
にあるMFPという条件だけで無作為に検索し、FAX
画像の転送処理を行っているが、図9に示すようなネッ
トワーク構成の場合、ネットワークの回線上に無駄又は
過大な負荷を生じさせてしまったり、ネットワークを相
互接続しているゲートウェイに過大な負荷を生じさせ、
他のネットワーク通信に悪影響を及ぼしたり、MFP間
のFAX画像の転送に予想外の時間がかかってしまった
りするということがある。
【0046】そこで、第2の実施形態では、FAX機能
がアイドル状態にあるMFPを検索する際に、ネットワ
ーク的に近距離にあるMFPを検索するものである。
【0047】図9は、第2の実施形態によるネットワー
ク構成を示す図である。第2の実施形態では、ルータや
ブリッジなどのネットワーク接続機器を用いて複数のネ
ットワーク(LAN)を接続し、各々のLANに接続さ
れたMFP901〜905の間で通信を可能とするもの
である。尚、MFP901〜905の構成は前述した第
1の実施形態と同様であり、その説明は省略する。
【0048】ここで、第2の実施形態によるMFP90
1から相手ファクシミリへFAXの送信を行う動作につ
いて図9乃至図14を参照しながら以下に説明する。
【0049】図10は、図9に示すMFP901の動作
を示すフローチャートである。また図11は、MFP9
01と他のMFPとの間で行われる通信手順を示す図で
ある。
【0050】[MFP901での動作]まず、MFP9
01がFAXの送信操作を開始すると、ステップS10
01へ進み、現在FAX機能が使用中か否かの判断を行
い、FAX機能が現在使用中でなければステップS10
15へ進み、FAX送信を受付け、通常のFAXの送信
動作を実行する。また、FAX機能が現在使用中であれ
ばステップS1002へ進み、FAX機能が送信動作に
使用されているのか、受信動作に使用されているのかを
判断する。ここで、送信動作に使用されている場合はス
テップS1003へ進み、例えば操作部115によって
予め設定された時間と送信完了までの予測時間との比較
を行い、送信完了までの予測時間が予め設定された時間
よりも短い場合にはステップS1015へ進み、FAX
送信を受付け、通常のFAXの送信動作を実行する。
【0051】一方、ステップS1002において、FA
X機能が受信動作に使用されている場合、及びステップ
S1003において、送信完了までの予測時間が予め設
定された時間よりも長い場合は共にステップS1004
へ進み、図1に示したネットワークインターフェイス部
7によりLAN上でFAX機能がアイドル状態にあるM
FPの検索を行うために、ネットワーク・ブロードキャ
ストを行う。そして、ステップS1005において、L
AN上に送出したブロードキャストに対して、全てのL
AN上に接続されている他のMFPからの応答を待つ。
ここで、応答がない場合はステップS1006へ進み、
予め定められた通信タイムアウト時間に達したか否かを
判断し、タイムアウト時間に達していない場合はステッ
プS1005に戻り、再び応答待ちとなる。
【0052】その後、ステップS1006において、タ
イムアウト時間に達した場合、即ち、LANに接続され
ている全てのMFPのFAX機能がアイドル状態にない
場合はステップS1015へ進み、FAX送信を受付
け、通常のFAXの送信動作を実行する。また、タイム
アウト時間に達した場合もステップS1004に戻り、
再びネットワーク・ブロードキャストを行っても良い。
これにより、第2の実施形態のように、複数のLANに
MFPが接続されている場合などアイドル状態のMFP
からの応答を受信する確率を向上させることができる。
【0053】一方、ステップS1005において、1台
目のMFPからの応答が確認された場合ステップS10
07へ進み、ステップS1004でブロードキャストを
送出してから、予め定められたタイムアウト時間が経過
しているか否かの判断を行う。MFP901では、この
1010のタイムアウト時間に達するまで、ブロードキ
ャストに対する全てのMFPからの応答を一時保存して
おく。ここで一時保存しておく情報の内容は、FAX機
能のアイドル状態に加え、例えば図12に示すように、
各応答を行ったMFP毎の応答時間やネットワークホッ
プ数などの情報を保存する。
【0054】次に、ステップS1008において、図1
2に示した応答内容の検討を行う。ここでは、まずFA
X機能がアイドル状態にあるか否かで振り分けを行う。
尚、この時点で、FAX機能がアイドル状態にあるMF
Pが1台も存在しない場合にはステップS1015へ進
み、FAX送信を受付け、通常のFAXの送信動作を実
行する。次に、FAX機能がアイドル状態にあるMFP
で、ブロードキャストの応答において、図13に示すよ
うにネットワークのホップ数カウントが少ない順に並び
替えを行う。この並び替えにより、ルータなどのネット
ワーク接続機器を何段通過して通信されているかがわか
る。ホップ数は、ルータを通過して他のネットワークに
到達するときのカウント値で、通信パケットがルータを
通過する際にルータによってパケットヘッダに加算され
る情報の1つで、一般的にホップ数が少ないほうがネッ
トワーク的に近距離と言える。
【0055】ここで、図14に示すように、ホップ数カ
ウントが一番少ない複数のMFPの中から、ブロードキ
ャストに対しての応答時間が早い順に並び替えを行う。
ここで、応答時間はMFP901からpingコマンド
に代表されるような応答確認パケットを送信してから、
返信パケットが到達するまでの時間であり、ブリッジな
ど遅延が発生する接続機器を通過することで応答時間は
長くなる。この並び替えにより、ネットワーク接続機器
の通過数が一番少なく、かつ、応答時間の一番早い機
器、即ち、ネットワーク的に近距離にあり、FAX機能
がアイドル状態のMFP(図14の例ではMFP90
3)を選択することが可能となる。
【0056】次に、ステップS1009において、ステ
ップS1008で選択したアイドル状態にあるMFP9
03に対してリザーブ要求を発行する。そして、ステッ
プS1010において、リザーブ要求に対するMFP9
03からの受信待ち受けを行い、受信がない場合はステ
ップS1011へ進み、受信タイムアウトか否かの判断
を行い、タイムアウトになっていない場合はステップS
1010に戻り、再び受信待ち受けを行う。また、タイ
ムアウトが発生した場合にはステップS1015へ進
み、FAX送信を受付け、通常のFAXの送信動作を実
行する。尚、上述の検討内容の結果(図14)から、並
べ替えリストの次の候補のMFP(図14の例ではMF
P902)に対して上述のステップS1009以降の処
理を行っても良い。
【0057】また、ステップS1010において、MF
P903から受信があればステップS1012へ進み、
MFP903にてリザーブが完了したか否かの判断を行
う。ここで、リザーブが失敗した場合にはステップS1
015へ進み、FAX送信を受付け、通常のFAXの送
信動作を実行する。尚、上述の検討内容の結果(図1
4)から、並べ替えリストの次の候補のMFP(図14
の例ではMFP902)に対して上述のステップS10
09以降の処理を行っても良い。
【0058】また、ステップS1012において、MF
P903からのリザーブ完了通知によりリザーブOKと
判断した場合にはステップS1013へ進み、FAX送
信を行う原稿の読み取りを開始すると共に、読み取った
原稿データの先頭にFAXの送信操作の際に指定された
FAX送信先(相手先)情報、例えばMFP901に設
定されている電話番号情報や発信元名称などを付加し、
MFP903へLAN経由でデータの送信を開始する。
【0059】尚、MFP901からMFP903への画
像データの送信に関しては、不図示のネゴシエーション
動作により原稿の1ラインごと、複数のラインごと、ペ
ージ単位、ジョブ単位など予めMFP901とMFP9
03でネゴシエーションして決定する。また、画像デー
タの形式に関してもMFP901とMFP903との間
で同様にネゴシエーションして決定する。
【0060】その後、データ送出が完了するとステップ
S1014へ進み、MFP903に対してデータ送信の
完了通知と、リザーブの解除を通知する。このデータ送
信の完了を受けたMFP903がFAXの送信完了通知
をMFP901に対して通知していたときには、MFP
901はFAXの完了通知を操作部115の表示部に表
示しても良い。
【0061】[MFP902〜905での動作]上述し
たMFP901での動作に対して、MFP902〜90
5は、上述した第1の実施形態によるMFP502と同
様に、ネットワーク・ブロードキャストを受信し、FA
X機能が現在アイドル状態にあるか否かの判断を行う。
そして、これ以降は図7に示したフローチャートに従っ
て動作するMFP502と同様であり、その説明は省略
する。
【0062】以上説明した第2の実施形態によれば、L
ANに接続されたFAX送受信機能を有するMFPにお
いて、FAX送信を行うために送信先の電話番号を入力
する手段、FAX送信を行う原稿を読み取る手段、原稿
画像を蓄積するメモリ手段、LANに接続されたFAX
機能がアイドル状態にある他のMFPを検索する手段、
検索した他のMFPにLANを通じて画像の転送を行う
画像転送手段、FAX送信を実行しようとしたMFP
が、現在FAXの送信中若しくは受信中のために直ちに
FAXの送信作業が実行できない時、LANに接続され
た、FAX機能がアイドル状態にあるMFPに対して、
FAX送信を行うためにスキャンした原稿画像と送信先
の電話番号の情報とを転送し、アイドル状態にあるMF
PのFAX送信機能を用いてFAXの送信作業を開始す
る手段とを有し、MFPの検索手段において、ネットワ
ーク的に近距離にあるMFPを検索し選択することによ
り、ネットワークの回線上に無駄な負荷を生じさせてし
まったり、ルータやブリッジなどのネットワーク接続機
器に余分な負荷を生じさせることを軽減し、MFP間で
のFAX画像の転送に予想外の時間をかけることなくF
AX画像の転送をより効率良く行うことができる。
【0063】[第3の実施形態]次に、図面を参照しな
がら本発明に係る第3の実施形態を詳細に説明する。
【0064】前述した第1及び第2の実施形態では、単
にFAX原稿の画像と送信先の電話番号だけを、FAX
機能がアイドル中のMFPに転送しているが、FAX送
信時のFAXヘッダ情報が転送元のMFPに設定された
ものでなく、転送先のMFPの設定情報、即ち、実際に
FAX送信を行うMFPの情報に置き換わってしまうこ
とがあり、またFAX機能がアイドル状態にあるMFP
は特定の機器ではないため、FAXのヘッダ情報がその
都度変わってしまい、FAXの送信先の第三者に対して
混乱を招いてしまうということがある。
【0065】そこで、第3の実施形態では、FAX原稿
画像を他のMFPに転送する際に、FAXのヘッダ情報
には転送を行う前の、即ち、FAXを最初に送信しよう
としたMFPの情報(電話番号やユーザ情報)を、転送
元のMFPで生成してFAX画像に併せて転送を行うも
のである。
【0066】図15は、第3の実施形態によるネットワ
ーク構成を示す図である。尚、第3の実施形態によるM
FPの構成は、前述した第1の実施形態と同様であり、
その説明は省略する。
【0067】ここで、第3の実施形態によるMFP15
01から相手ファクシミリへFAXの送信を行う動作に
ついて図15乃至図18を参照しながら以下に説明す
る。
【0068】図16は、図15に示すMFP1501の
動作を示すフローチャートである。また図17は、図1
5に示すMFP1502の動作を示すフローチャートで
ある。そして図18は、MFP1501とMFP150
2との間で行われる通信手順を示す図である。
【0069】[MFP1501での動作]まず、MFP
1501がFAXの送信操作を開始すると、ステップS
1601へ進み、現在FAX機能が使用中か否かの判断
を行い、FAX機能が現在使用中でなければステップS
1615へ進み、FAX送信を受付け、通常のFAXの
送信動作を実行する。また、FAX機能が現在使用中で
あればステップS1602へ進み、FAX機能が送信動
作に使用されているのか、受信動作に使用されているの
かを判断する。ここで、送信動作に使用されている場合
はステップS1603へ進み、例えば操作部115によ
って予め設定された時間と送信完了までの予測時間との
比較を行い、送信完了までの予測時間が予め設定された
時間よりも短い場合にはステップS1615へ進み、F
AX送信を受付け、通常のFAXの送信動作を実行す
る。
【0070】一方、ステップS1602において、FA
X機能が受信動作に使用されている場合、及びステップ
S1603において、送信完了までの予測時間が予め設
定された時間よりも長い場合は共にステップS1604
へ進み、図1に示したネットワークインターフェイス部
7によりLAN上でFAX機能がアイドル状態にあるM
FPの検索を行うために、ネットワーク・ブロードキャ
ストを行う。そして、ステップS1605において、L
AN上に送出したブロードキャストに対してLAN上に
接続された他のMFP(図15に示すMFP1502)
からの応答を待つ。ここで、応答がない場合はステップ
S1606へ進み、予め定められた通信タイムアウト時
間に達したか否かを判断し、タイムアウト時間に達して
いない場合はステップS1605に戻り、再び応答待ち
となる。
【0071】その後、ステップS1606において、タ
イムアウト時間に達した場合、即ち、LANに接続され
ているMFP1502のFAX機能がアイドル状態にな
い場合はステップS1615へ進み、FAX送信を受付
け、通常のFAXの送信動作を実行する。また、タイム
アウト時間に達した場合もステップS1604に戻り、
再びネットワーク・ブロードキャストを行っても良い。
これにより、LANに複数のMFPが接続されている場
合などアイドル状態のMFPからの応答を受信する確率
を向上させることができる。
【0072】一方、ステップS1605において、MF
P1502から応答があった場合はステップS1607
へ進み、その応答内容がFAX機能のアイドル状態を示
すものであるか否かの判断を行い、アイドル状態を示す
ものでなければステップS1605に戻り、再びブロー
ドキャストに対する応答を待つ。また、アイドル状態を
示すものであればステップS1608へ進み、FAX機
能がアイドル状態にあるMFP1502に対してリザー
ブ要求を発行する。そして、ステップS1609におい
て、リザーブ要求に対するMFP1502からの受信待
ち受けを行い、受信がない場合はステップS1610へ
進み、受信タイムアウトか否かの判断を行い、タイムア
ウトになっていない場合はステップS1609に戻り、
再び受信待ち受けを行う。また、タイムアウトが発生し
た場合にはステップS1615へ進み、FAX送信を受
付け、通常のFAXの送信動作を実行する。
【0073】また、ステップS1609において、MF
P1502から受信があればステップS1611へ進
み、MFP1502にてリザーブが完了したか否かの判
断を行う。ここで、リザーブが失敗した場合にはステッ
プS1615へ進み、FAX送信を受付け、通常のFA
Xの送信動作を実行する。尚、ステップS1604に戻
り、再びネットワーク・ブロードキャストを行っても良
い。
【0074】また、ステップS1611において、MF
P1502からのリザーブ完了通知によりリザーブOK
と判断した場合にはステップS1612へ進み、MFP
1501のファクシミリ部4に設定されているFAXヘ
ッダ情報(発信人名称、発信元電話番号、ユーザ名称、
ユーザ略称)等の情報を、MFP1502に転送するF
AX画像データ、発信先電話番号などに付加する。次
に、ステップS1613において、FAX送信を行う原
稿の読み取りを開始すると共に、読み取った原稿データ
の先頭にFAXの送信操作の際に指定されたFAX送信
先(相手先)情報、例えばMFP1501に設定されて
いる電話番号情報や発信元名称などを付加し、MFP1
502へLAN経由でデータの送信を開始する。
【0075】尚、MFP1501からMFP1502へ
の画像データの送信に関しては、不図示のネゴシエーシ
ョン動作により原稿の1ラインごと、複数のラインご
と、ページ単位、ジョブ単位など予めMFP1501と
MFP1502でネゴシエーションして決定する。ま
た、画像データの形式に関してもMFP1501とMF
P1502との間で同様にネゴシエーションして決定す
る。
【0076】次に、データ送出が完了するとステップS
1614へ進み、MFP1502に対してデータ送信の
完了通知と、リザーブの解除を通知する。このデータ送
信の完了を受けたMFP1502がFAXの送信完了通
知をMFP1501に対して通知していたときには、M
FP1501はFAXの完了通知を操作部115の表示
部に表示しても良い。
【0077】[MFP1502での動作]上述したMF
P1501での動作に対して、MFP1502は、図1
7に示すステップS1701において、MFP1501
が実施したネットワーク・ブロードキャストを受信し、
FAX機能が現在アイドル状態にあるか否かの判断を行
う。ここで、アイドル中でない場合、即ち、MFP15
02が現在FAXの送信中或いは受信中の場合は、ネッ
トワーク・ブロードキャストには応答しないか、若しく
はMFP1501に対してFAX機能が現在使用中であ
ることをLANの通信を用いて応答する。また、FAX
機能が現在アイドル中である場合にはステップS170
2へ進み、MFP1501からのブロードキャストに対
してMFP1502のFAX機能が現在アイドル中であ
ることを応答する。
【0078】次に、ステップS1703において、アイ
ドル中である旨を示す応答に対するMFP1501から
の応答を待つ。ここで、応答がない場合にステップS1
704へ進み、通信タイムアウト時間の判定を行い、タ
イムアウトしていない場合には再びステップS1703
に戻る。また、タイムアウトが発生していると判断した
場合にはこの処理を終了する。
【0079】一方、ステップS1703において、MF
P1501からの応答があった場合はステップS170
5へ進み、FAX機能のリザーブ予約応答か否かの判断
を行う。ここで、リザーブ予約の応答ではない場合はス
テップS1703に戻り、またリザーブ応答の場合には
ステップS1706へ進み、リザーブが完了したことを
MFP1501に対して通知する。そして、ステップS
1707において、MFP1501からのデータ受信待
ち状態となる。
【0080】次に、ステップS1708において、デー
タの受信が開始されるとステップS1709へ進み、M
FP1501で付加され転送されたFAXヘッダ情報を
検出し、MFP1502のファクシミリ部4の設定(発
信人名称、発信元電話番号、ユーザ名称、ユーザ略称)
等を一時的にMFP1501と等価になるように処理す
る。次に、ステップS1710において、受信データに
付加されているFAX送信に必要なFAX送信先(相手
先)情報を検出し、MFP1502のFAX機能に原稿
の送り先情報として宛先をセットする。そして、ステッ
プS1711において、上述した付加情報に続けてMF
P1501から送信されてくるFAX送信画像データを
受信し、上述のヘッダ情報と共にFAX送信用のデータ
として、MFP1502のネットワークインターフェイ
ス部7からファクシミリ部4へと画像データを転送す
る。
【0081】ここで、MFP1502のファクシミリ部
4は、ネットワークインターフェイス部7から転送され
てきたこれら宛先情報と画像情報とに基づき、原稿を送
る相手先のFAX装置へ電話回線を通じて画像データの
送信を開始する。MFP1502からFAX送信を行う
相手先への電話回線の接続開始のタイミングに関して
は、全ての画像データをMFP1501から受信後に行
っても良いし、MFP1502に十分な一時保存用の画
像メモリが存在しない場合には、MFP1501からの
画像データ受信に同期させて行っても良い。
【0082】次に、ステップS1712において、MF
P1501から送出された、データ送出の完了通知とリ
ザーブ解除を受信する。このデータ送出完了の受信によ
り、ステップS1713において、MFP1502はF
AX送信のデータ受信が完了したと判断し、MFP15
01のFAX設定情報(発信人名称、発信元電話番号、
ユーザ名称、ユーザ略称等)を元にして相手先へ未送出
のFAX画像データを転送し、ステップS1714にお
いて、電話回線の切断を行い、FAXの送信を完了させ
る。また、MFP1502において、FAX送信が完了
したとき、MFP1501に対してFAXの送信完了を
ネットワークを経由して通知しても良い。そして、ステ
ップS1715において、MFP1502はリザーブ解
除の受信によってFAX機能のリザーブ状態を解除して
通常のアイドル状態に戻る。
【0083】以上説明した第3の実施形態によれば、L
ANに接続されたFAX送受信機能を有するMFPにお
いて、FAX送信を行うために送信先の電話番号を入力
する手段、FAX送信を行う原稿を読み取る手段、原稿
画像を蓄積するメモリ手段、LANに接続されたFAX
機能がアイドル状態にある他のMFPを検索する手段、
検索した他のMFPにLANを通じて画像の転送を行う
画像転送手段、FAX送信を実行しようとしたMFP
が、現在FAXの送信中若しくは受信中のために直ちに
FAXの送信作業が実行できない時、LANに接続され
た、FAX機能がアイドル状態にあるMFPに対して、
FAX送信を行うためにスキャンした原稿画像と送信先
の電話番号の情報とを転送し、アイドル状態にあるMF
PのFAX送信機能を用いてFAXの送信を開始する手
段とを有し、FAX原稿を他のMFPに転送する際に、
FAXのヘッダ情報には転送を行う前の、即ち、FAX
を最初に送信しようとしたMFPの情報(発信人名称、
発信元電話番号、ユーザ名称、ユーザ略称、ユーザ情
報)を、転送元のMFPで生成し、FAX画像に併せて
転送を行うことにより、FAXヘッダ情報にはFAX送
信の操作を行ったMFPの情報が印字されることになる
ので、アイドル状態にあるMFPが変更されてもFAX
送信先のヘッダ情報には影響がなくなる。
【0084】尚、本発明は複数の機器(例えば、ホスト
コンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリンタ
など)から構成されるシステムに適用しても、一つの機
器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置な
ど)に適用してもよい。
【0085】また、本発明の目的は前述した実施形態の
機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録
した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシ
ステム或いは装置のコンピュータ(CPU若しくはMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、達成されることは言うまでも
ない。
【0086】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0087】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えばフロッピー(登録商標)ディスク,
ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−
ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカー
ド,ROMなどを用いることができる。
【0088】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部
を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実
現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0089】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
CPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処
理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も
含まれることは言うまでもない。
【0090】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
自装置のファクシミリ機能が使用中の場合、ネットワー
クに接続された他の装置のファクシミリ機能を用いて画
像送信を行うことにより、画像を送信する際の待ち時間
を減少させ、ユーザの利便性を向上させることが可能と
なる。
【0091】また、ネットワーク上に接続された複数の
画像処理装置のうち、ネットワーク的に近距離にある他
の画像処理装置を検索することにより、転送時間を短縮
することができ、画像送信を効率良く行うことができ
る。
【0092】更に、画像情報と共に、送信しようとする
装置に設定されている情報をヘッダ情報として転送し、
送信することにより、画像を受信する第三者に対して不
要な混乱を与えることもなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態によるマルチファンクション装置
(MFP)の構成を示すブロック図である。
【図2】リーダ部1及びプリンタ部2の構造を示す断面
図である。
【図3】本実施形態によるリーダ部1の構成を示すブロ
ック図である。
【図4】本実施形態によるコア部10の構成を示すブロ
ック図である。
【図5】第1の実施形態によるネットワーク構成を示す
図である。
【図6】図5に示すMFP501の動作を示すフローチ
ャートである。
【図7】図5に示すMFP502の動作を示すフローチ
ャートである。
【図8】MFP501とMFP502との間で行われる
通信手順を示す図である。
【図9】第2の実施形態によるネットワーク構成を示す
図である。
【図10】図9に示すMFP901の動作を示すフロー
チャートである。
【図11】MFP901と他のMFPとの間で行われる
通信手順を示す図である。
【図12】MFP901の応答要求に対する他のMFP
の返信情報を示す図である。
【図13】図12に示すアイドル状態のMFPをホップ
数に応じて並び替えた状態を示す図である。
【図14】図12に示すMFPを平均応答時間順に並び
替えた状態を示す図である。
【図15】第3の実施形態によるネットワーク構成を示
す図である。
【図16】図15に示すMFP1501の動作を示すフ
ローチャートである。
【図17】図15に示すMFP1502の動作を示すフ
ローチャートである。
【図18】MFP1501とMFP1502との間で行
われる通信手順を示す図である。
フロントページの続き Fターム(参考) 5C062 AA02 AA05 AA14 AA16 AC38 AC43 AC58 AF01 AF02 AF06 BA02 BC04 5C075 BA08 CA14 CE13 CF04 FF03 FF90 5K101 KK01 LL05 MM02 MM04 MM05 PP01 QQ11 RR21 RR28 TT03

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファクシミリ機能を含む複数の機能を有
    する画像処理装置がネットワークを介して接続され、画
    像を通信する画像通信システムにおいて、 ファクシミリ機能を用いて画像を送信する際に、前記フ
    ァクシミリ機能が使用中の場合、ネットワーク上に接続
    されたファクシミリ機能がアイドル状態にある他の画像
    処理装置を検索する検索手段と、 検索した他の画像処理装置へ前記ネットワークを介して
    送信に必要な宛先情報と画像情報とを転送する転送手段
    とを有し、 前記他の画像処理装置のファクシミリ機能を用いて、前
    記転送された宛先情報に基づき前記画像情報を送信する
    ことを特徴とする画像通信システム。
  2. 【請求項2】 前記検索手段は、前記画像を送信しよう
    とする画像処理装置がファクシミリ機能を用いて送信中
    で、所定の時間を超える送信時間がかかると予測される
    場合、前記ネットワーク上に接続されたファクシミリ機
    能がアイドル状態にある他の画像処理装置を検索するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の画像通信システム。
  3. 【請求項3】 前記検索手段は、ネットワークのブロー
    ドキャストによって検索を実行することを特徴とする請
    求項1に記載の画像通信システム。
  4. 【請求項4】 前記検索手段は、前記ネットワーク上に
    接続された画像処理装置のうち、ネットワーク的に近距
    離にある他の画像処理装置を検索することを特徴とする
    請求項1に記載の画像通信システム。
  5. 【請求項5】 前記検索手段は、前記ネットーワークを
    接続する接続装置を通過する際に付加されるホップカウ
    ント数に応じて前記ネットワーク的に近距離にある他の
    画像処理装置を検索することを特徴とする請求項4に記
    載の画像通信システム。
  6. 【請求項6】 前記検索手段は、前記ブロードキャスト
    に対する応答時間に基づいて前記ネットワーク的に近距
    離にある他の画像処理装置を検索することを特徴とする
    請求項4に記載の画像通信システム。
  7. 【請求項7】 前記応答時間は、所定間隔で所定回数前
    記ブロードキャストに対する応答時間を計測し、平滑化
    した平均値を用いることを特徴とする請求項6に記載の
    画像通信システム。
  8. 【請求項8】 前記転送手段は、前記画像を送信しよう
    とする画像処理装置に設定されている情報をヘッダ情報
    として更に転送することを特徴とする請求項1に記載の
    画像通信システム。
  9. 【請求項9】 前記ヘッダ情報には、少なくとも発信人
    名称、発信人略称、ユーザ略称を含むことを特徴とする
    請求項8に記載の画像通信システム。
  10. 【請求項10】 ファクシミリ機能を含む複数の機能を
    有する画像処理装置がネットワークを介して接続され、
    画像を通信する画像通信システムの通信方法であって、 ファクシミリ機能を用いて画像を送信する際に、前記フ
    ァクシミリ機能が使用中の場合、ネットワーク上に接続
    されたファクシミリ機能がアイドル状態にある他の画像
    処理装置を検索する検索工程と、 検索した他の画像処理装置へ前記ネットワークを介して
    送信に必要な宛先情報と画像情報とを転送する転送工程
    とを有し、 前記他の画像処理装置のファクシミリ機能を用いて、前
    記転送された宛先情報に基づき前記画像情報を送信する
    ことを特徴とする画像通信システムの通信方法。
  11. 【請求項11】 ファクシミリ機能を含む複数の機能を
    有する画像処理装置がネットワークを介して接続され、
    画像を通信する画像通信システムの通信方法のプログラ
    ムコードが記憶されたコンピュータ読み取り可能な記憶
    媒体であって、 ファクシミリ機能を用いて画像を送信する際に、前記フ
    ァクシミリ機能が使用中の場合、ネットワーク上に接続
    されたファクシミリ機能がアイドル状態にある他の画像
    処理装置を検索する検索工程のコードと、 検索した他の画像処理装置へ前記ネットワークを介して
    送信に必要な宛先情報と画像情報とを転送する転送工程
    のコードとを有し、 前記他の画像処理装置のファクシミリ機能を用いて、前
    記転送された宛先情報に基づき前記画像情報を送信する
    ことを特徴とする記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7778495B2 (en) 2004-11-05 2010-08-17 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha System and device for image processing
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