JP2000250729A - 画像出力制御装置および画像出力制御方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

画像出力制御装置および画像出力制御方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体

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JP2000250729A
JP2000250729A JP11052977A JP5297799A JP2000250729A JP 2000250729 A JP2000250729 A JP 2000250729A JP 11052977 A JP11052977 A JP 11052977A JP 5297799 A JP5297799 A JP 5297799A JP 2000250729 A JP2000250729 A JP 2000250729A
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Yoshihiro Funamizu
善浩 船水
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザによる検索処理負担を大幅に軽減し
て、変更された出力先の画像形成装置に対してあらかじ
めユーザ設定された時間経過後、同一の画像データを自
動転送できる画像出力処理環境を自在に構築することで
ある。 【解決手段】 ドキメントサーバ4がユーザの検索条件
を満たす画像処理装置100,プリンタ8を検索し、該
検索された画像形成装置中からユーザ操作により選択さ
れた画像形成装置に対して画像データを転送中に、該画
像形成装置の動作状態が動的に変動しても、先に設定さ
れた検索条件を満たす画像形成装置を適時に再検索し
て、ユーザにより設定された時間経過後、該画像データ
を自動転送させる構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機能処理が異なる
複数の画像形成装置と通信していずれの画像形成装置に
対しても画像データを転送可能な画像出力制御装置およ
び画像出力制御方法およびコンピュータが読み出し可能
なプログラムを格納した記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ネットワーク上にパーソナルコン
ピュータ,スキャナ,サーバ,画像形成装置(プリン
タ)等が接続されたネットワーク環境において、画像形
成装置には色別としては白黒プリンタ,カラープリン
タ、能力別としては、解像度,プリントスピード、オプ
ション別としてはフィニッシング装置等といった具合に
異なった仕様の画像形成装置がネットワーク上に接続さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、文章処理装
置(パーソナルコンピュータ等含む)で文章を作成し、
ネットワーク上に接続された画像形成装置よりプリント
アウトする際、作成した文章に応じて、白黒プリンタを
選択するか、カラープリンタを選択するか、プリントス
ピードの速いプリンタを選択するか、高解像度のプリン
タを選択するか等、操作者が所望するプリンタを選択
し、プリントジョブを実行させる必要があった。
【0004】また、1度スケジューリングされたプリン
トジョブスケジュールは、トラブルまたは割り込み等が
発生した際には、操作者が気が付くか、あるいはプリン
タの動作状態を随時確認しない限り、1度スケジューリ
ングした画像形成装置からのプリントアウトを待たされ
る、あるいはトラブル処理しない限りプリントアウトさ
れないなどの問題点があった。
【0005】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、本発明の目的は、機能が異なる複数の
画像形成装置を共有する画像処理システムにおいて、ユ
ーザの検索条件を満たす画像形成装置を検索し、該検索
された画像形成装置中から選択された画像形成装置に対
して画像データを転送中に、該画像形成装置の動作状態
が動的に変動しても、先に設定された検索条件を満たす
画像形成装置を適時に再検索し、かつ、設定された転送
開始時間経過後に当該画像データを再検索された他の画
像形成装置に転送制御することにより、ユーザによる検
索処理負担を大幅に軽減してユーザが意図する画像デー
タをユーザによりあらかじめ設定された時間経過後に、
出力できる画像出力処理環境を自在に構築することがで
きる画像出力制御装置および画像出力制御方法およびコ
ンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶
媒体を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、機能処理が異なる複数の画像形成装置(図1に示す
画像形成装置1,プリンタ8を含む図示しない他の画像
形成装置)と通信していずれの画像形成装置に対しても
画像データを転送可能な画像出力制御装置であって、前
記画像データを転送すべき画像形成装置を検索するため
の検索条件を設定する検索条件設定手段(例えば図1に
示すパーソナルコンピュータ7)と、前記検索条件設定
手段により設定された前記検索条件に基づいて前記画像
データを処理可能な画像形成装置を検索する検索手段
(図1に示すドキメントサーバ4による)と、前記検索
手段により検索された検索結果をランク別に表示する第
1の表示手段(例えば図1に示すパーソナルコンピュー
タ7のディスプレイ)と、前記第1の表示手段によりラ
ンク別表示された前記複数の画像形成装置の中から前記
画像データを転送すべき所望の画像形成装置を選択する
第1の選択手段(例えば図1に示すパーソナルコンピュ
ータ7のキーボード,ポインティングデバイス選択によ
る)と、前記第1の選択手段により選択された画像形成
装置に前記画像データを転送する転送手段(図1に示す
ドキメントサーバ4による)と、前記検索手段により検
索されたまたは前記第1の選択手段により選択された画
像形成装置の動作状態情報を通信により取得する取得手
段(図1に示すドキメントサーバ4による)と、前記取
得手段により取得した各画像形成装置の動作状態情報を
表示する第2の表示手段(例えば図1に示すパーソナル
コンピュータ7のディスプレイ)と、前記取得手段によ
り取得した各画像形成装置の動作状態情報を解析して前
記検索手段により前記検索条件設定手段により設定され
た前記検索条件に基づいて前記画像データを処理可能な
画像形成装置を再検索させる検索制御手段(図1に示す
ドキメントサーバ4による)と、前記検索制御手段によ
り再検索された画像形成装置に対して転送処理開始時間
を設定する転送時間設定手段(例えば図1に示すパーソ
ナルコンピュータ7上のポインティングデバイス等によ
り設定する)と、前記転送時間設定手段により設定され
た前記転送処理開始時間経過後、前記検索制御手段によ
り再検索された画像形成装置に対して転送処理中の前記
画像データを前記第1の選択手段により選択された画像
形成装置とは異なる画像形成装置に自動転送する転送制
御手段(図1に示すドキメントサーバ4による)とを有
するものである。
【0007】本発明に係る第2の発明は、前記転送制御
手段による前記画像データの自動転送に対する実行の可
否を選択する第2の選択手段(例えば図1に示すパーソ
ナルコンピュータ7のキーボード,ポインティングデバ
イスを使用して選択による)を有するものである。
【0008】本発明に係る第3の発明は、前記転送制御
手段による前記画像データの自動転送開始タイミングを
指定する指定手段(例えば図1に示すパーソナルコンピ
ュータ7のキーボード,ポインティングデバイスを使用
して指定する)を有し、前記転送制御手段は前記指定手
段により指定された前記自動転送開始タイミングに基づ
いて、前記検索制御手段により再検索された画像形成装
置に対して転送処理中の前記画像データを前記第1の選
択手段により選択された画像形成装置とは異なる画像形
成装置に自動転送するものである。
【0009】本発明に係る第4の発明は、前記動作状態
情報は、トラブル情報であるものである。
【0010】本発明に係る第5の発明は、前記動作状態
情報は、操作者以外の画像出力要求である割り込み情報
であるものである。
【0011】本発明に係る第6の発明は、前記動作状態
情報は、画像形成装置の転写用紙無し情報であるもので
ある。
【0012】本発明に係る第7の発明は、前記動作状態
情報は、画像形成装置の転写用紙無し予告情報であるも
のである。
【0013】本発明に係る第8の発明は、前記画像出力
制御装置は、物理的に離隔して配置されている機能処理
が異なる複数の画像形成装置と所定の通信媒体を介して
通信可能なドキメントサーバであるものである。
【0014】本発明に係る第9の発明は、機能処理が異
なる複数の画像形成装置と通信していずれの画像形成装
置に対しても画像データを転送可能な画像出力制御方法
であって、前記画像データを転送すべき画像形成装置を
検索するための検索条件を設定する検索条件設定工程
(図29に示すステップS2901)と、前記検索条件
設定工程により設定された前記検索条件に基づいて前記
画像データを処理可能な画像形成装置を検索する検索工
程(図29に示すステップS2902)と、前記検索工
程により検索された検索結果を操作部にランク別表示さ
せる第1の表示工程(図29に示すステップS290
3)と、前記第1の表示工程によりランク別表示された
前記複数の画像形成装置の中から前記画像データを転送
すべき所望の画像形成装置を選択する第1の選択工程
(図29に示すステップS2904)と、前記第1の選
択工程により選択された画像形成装置に前記画像データ
を転送する転送工程(図29に示すステップS290
5)と、前記検索工程により検索されたまたは前記第1
の選択工程により選択された画像形成装置の動作状態情
報を通信により取得する取得工程(図29に示すステッ
プS2906)と、前記取得工程により取得した各画像
形成装置の動作状態情報を前記操作部に表示させる第2
の表示工程(図29に示すステップS2907)と、前
記取得工程により取得した各画像形成装置の動作状態情
報を解析して前記検索工程により前記検索条件設定工程
により設定された前記検索条件に基づいて前記画像デー
タを処理可能な画像形成装置を再検索させる再検索工程
(図29に示すステップS2911)と、前記再検索工
程により再検索された画像形成装置に対して転送処理開
始時間を設定する転送時間設定工程(図29に示すステ
ップS2901)と、前記転送時間設定工程により設定
された前記転送処理開始時間経過後(図29に示すステ
ップS2910)、前記再検索工程により再検索された
画像形成装置に対して転送処理中の前記画像データを前
記第1の選択工程により選択された画像形成装置とは異
なる画像形成装置に自動転送する再転送工程(図29に
示すステップS2911)とを有するものである。
【0015】本発明に係る第10の発明は、前記再転送
工程による前記画像データの自動転送に対する実行の可
否を選択する第2の選択工程(図29に示すステップS
2908)を有するものである。
【0016】本発明に係る第11の発明は、前記再転送
工程による前記画像データの自動転送開始タイミングを
指定する指定工程(図29に示すステップS2909)
を有し、前記再転送工程は前記指定工程により指定され
た前記自動転送開始タイミングに基づいて、該再検索さ
れた画像形成装置に対して転送処理中の前記画像データ
を前記選択工程により選択された画像形成装置とは異な
る画像形成装置に自動転送するものである。
【0017】本発明に係る第12の発明は、前記動作状
態情報は、トラブル情報であるものである。
【0018】本発明に係る第13の発明は、前記動作状
態情報は、操作者以外の画像出力要求である割り込み情
報であるものである。
【0019】本発明に係る第14の発明は、前記動作状
態情報は、画像形成装置の転写用紙無し情報であるもの
である。
【0020】本発明に係る第15の発明は、前記動作状
態情報は、画像形成装置の転写用紙無し予告情報である
ものである。
【0021】本発明に係る第16の発明は、機能処理が
異なる複数の画像形成装置と通信していずれの画像形成
装置に対しても画像データを転送可能なコンピュータが
読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体であっ
て、前記画像データを転送すべき画像形成装置を検索す
るための検索条件を設定する検索条件設定工程(図29
に示すステップS2901)と、前記検索条件設定工程
により設定された前記検索条件に基づいて前記画像デー
タを処理可能な画像形成装置を検索する検索工程(図2
9に示すステップS2902)と、前記検索工程により
検索された検索結果を操作部にランク別表示させる第1
の表示工程(図29に示すステップS2903)と、前
記第1の表示工程によりランク別表示された前記複数の
画像形成装置の中から前記画像データを転送すべき所望
の画像形成装置を選択する第1の選択工程(図29に示
すステップS2904)と、前記第1の選択工程により
選択された画像形成装置に前記画像データを転送する転
送工程(図29に示すステップS2905)と、前記検
索工程により検索されたまたは前記第1の選択工程によ
り選択された画像形成装置の動作状態情報を通信により
取得する取得工程(図29に示すステップS2906)
と、前記取得工程により取得した各画像形成装置の動作
状態情報を前記操作部に表示させる第2の表示工程(図
29に示すステップS2907)と、前記取得工程によ
り取得した各画像形成装置の動作状態情報を解析して前
記検索工程により前記検索条件設定工程により設定され
た前記検索条件に基づいて前記画像データを処理可能な
画像形成装置を再検索させる再検索工程(図29に示す
ステップS2911)と、前記再検索工程により再検索
された画像形成装置に対して転送処理開始時間を設定す
る転送時間設定工程(図29に示すステップS290
1)と、前記転送時間設定工程により設定された前記転
送処理開始時間経過後(図29に示すステップS291
0)、前記再検索工程により再検索された画像形成装置
に対して転送処理中の前記画像データを前記選択工程に
より選択された画像形成装置とは異なる画像形成装置に
自動転送する再転送工程(図29に示すステップS29
11)とを有するコンピュータが読み出し可能なプログ
ラムを記憶媒体に格納したものである。
【0022】本発明に係る第17の発明は、前記再転送
工程による前記画像データの自動転送に対する実行の可
否を選択する第2の選択工程(図29に示すステップS
2908)を有するコンピュータが読み出し可能なプロ
グラムを記憶媒体に格納したものである。
【0023】本発明に係る第18の発明は、前記再転送
工程による前記画像データの自動転送開始タイミングを
指定する指定工程(図29に示すステップS2909)
を有し、前記再転送工程は前記指定工程により指定され
た前記自動転送開始タイミングに基づいて、該再検索さ
れた画像形成装置に対して転送処理中の前記画像データ
を前記選択工程により選択された画像形成装置とは異な
る画像形成装置に自動転送するコンピュータが読み出し
可能なプログラムを記憶媒体に格納したものである。
【0024】本発明に係る第19の発明は、前記動作状
態情報は、トラブル情報であるコンピュータが読み出し
可能なプログラムを記憶媒体に格納したものである。
【0025】本発明に係る第20の発明は、前記動作状
態情報は、操作者以外の画像出力要求である割り込み情
報であるコンピュータが読み出し可能なプログラムを記
憶媒体に格納したものである。
【0026】本発明に係る第21の発明は、前記動作状
態情報は、画像形成装置の転写用紙無し情報であるコン
ピュータが読み出し可能なプログラムを記憶媒体に格納
したものである。
【0027】本発明に係る第22の発明は、前記動作状
態情報は、画像形成装置の転写用紙無し予告情報である
コンピュータが読み出し可能なプログラムを記憶媒体に
格納したものである。
【0028】
【発明の実施の形態】以下に添付の図面を参照して本発
明の好適な実施形態を説明する。
【0029】〔システム構成〕図1は、本発明に係る画
像形成装置を適用可能な情報処理システムの構成を示す
ブロック図である。
【0030】図において、1は画像形成装置であり、原
稿を画像データに変換する画像入力装置(以下リーダ部
と称する)、複数種類の記録紙カセットを有し、プリン
ト命令により画像データを記録紙上に可視像として出力
する画像出力装置(以下プリンタ部と称する)を備え
る。この画像処理装置100の構成は図2を参照して後
述する。
【0031】2は内部デバイスであり、ファクシミリ
部、ファイル部、またファイル部と接続されている外部
記憶装置、コンピュータ及びLANと接続するためのコ
ンピュータインタフェース部及びLANインタフェース
部、コンピュータからの情報を可視像とするためのフォ
ーマッタ部、リーダ部からの情報を蓄積したり、コンピ
ュータから送られてきた情報を一時的に蓄積するための
イメージメモリ部を備えている。この内部デバイス2の
構成も、図2を参照して後述する。
【0032】3は統合コントローラであり、画像形成装
置1、内部デバイス2の各機能を制御するとともに、ネ
ットワークで接続されたドキメントサーバや各装置の内
部/外部デバイスヘのジョブのやり取りを制御する。統
合コントローラ3は、各装置の有するデータ処理部を個
別に管理し制御する。
【0033】例えばファクシミリ装置6の統合コントロ
ーラは、ファクシミリの各データ処理部(スキャナ,プ
リンタ,FAX送受信部)を独立して管理し、プリンタ
が使用中であっても、スキャナを利用することができ
る。従って、統合コントローラ3を介してネットワーク
10と接続することにより、ネットワーク10上の装置
間においてそれぞれのデータ処理部単位でジョブのやり
取りを行うことが可能となる。
【0034】4はドキメントサーバであり、ネットワー
ク上の各機器間の通信を円滑に行うべく各種の制御を実
行する。5はLANで接続された外部のスキャナ、6は
LANで接続された外部のファクシミリ装置、7はLA
Nで接続された外部のパーソナルコンピュータ、8はL
ANで接続された外部のプリンタである。
【0035】図2は、図1に示した情報処理システム内
の1つの統合コントローラが制御する画像形成装置と内
部装置の構成を説明するブロック図である。
【0036】〔リーダ部〕図2において、1−1は画像
入力装置としてのリーダ部であり、原稿を画像データに
変換する。1−2は画像出力装置としてのプリンタ部で
あり、複数種類の記録紙カセットを有し、プリント命令
により画像データを記録紙上に可視像として出力する。
内部デバイス2は、統合コントローラ3を介してリーダ
部1と接続されている。内部デバイス2は、以下の如く
各種の機能を有し、これらの機能は統合コントローラ3
により制御される。
【0037】〔ファクシミリ部〕ファクシミリ部2−1
は、統合コントローラ3を介して入力された画像データ
を電話回線上へ送出する。ファイル部2−2は、画像デ
ータを格納する記憶装置2−3に対して画像データの格
納、検索、読み出しを行う。コンピュータインタフェー
ス部2−4は、コンピュータ9とSCSIインタフェー
スを介して接続する。フォーマッタ部2−5は、コンピ
ュータ9等から入力されたコード情報を画像データヘ展
開する。LANインタフェース部2−6は、LANを介
して外部機器と通信を行うためのインタフェース機能を
有する。イメージメモリ部7は、リーダ部1−1からの
情報を蓄積したり、コンピュータから送られてきた情報
を一時的に蓄積する。
【0038】5〜8は図1と同様の機器を示しているの
でここでは説明を省略する。また、9はPC/WSで、
コンピュータインタフェース部2−4によりSCSIで
接続された外部のパーソナルコンピュータもしくはドキ
メントサーバで構成される。
【0039】〔画像形成装置〕図3は、図2に示したリ
ーダ部1−1およびプリンタ部1−2の構成を示す断面
図である。以下に、図3を参照して、画像処理装置10
0を構成するリーダ部1−1及びプリンタ部1−2の構
成および動作について説明する。
【0040】まず、リーダ部1−1において、原稿給送
装置101上に積載された原稿は1枚ずつ順次原稿台ガ
ラス面102上に搬送される。原稿が原稿台ガラス面1
02の所定位置へ搬送されると、スキャナ部のランプ1
03が点灯、かつスキャナユニット104が移動して原
稿を照射する。原稿からの反射光は、ミラー105,1
06,107,レンズ108を介してCCDイメージセ
ンサ部109(以下CCDと称する)109に入力され
る。また、プロジェクタ装置を原稿台ガラス面102上
の決められた位置に置き、所定の前処理操作を施すこと
によりフィルムからのプリントも可能になる。この場
合、フィルムキャリアにプリントしたいフィルムをセッ
トすると、そのフィルムの像が原稿台ガラス面102上
に投影される。スキャナ・ユニット104が移動するこ
とによりフィルムの透過光が、上記と同様に反射ミラー
105,106,107,レンズ108を介してCCD
109に入力される。
【0041】そして、CCD109に照射された原稿の
反射光または透過光は、ここで光電変換される。光電変
換により得られた電気信号は画像処理部110に送出さ
れる。画像処理部110では、操作部で設定された各種
処理条件に従って画像処理が施される。
【0042】また、画像処理部110は、画像メモリを
有し、画像の出力方向を回転する機能も有している。画
像の回転に関してはフォーマッタ部8において後述する
のと同様の方法で行われる。また、プロジェクタ画像を
プリントする場合、原稿台ガラス面102上に正像にな
るように投影されるため、通常の原稿とは異なり、画像
が鏡像で入力される。そのため、鏡像で入力された画像
を正像にする鏡像の処理なども行われる。
【0043】更に、画像処理部110は外部切替回路を
有し、該外部切替回路は、リーダ部1−1からの信号を
プリンタ部1−2へ出力するか、もしくは統合コントロ
ーラ3へ出力するかを切り替える。また、画像処理部1
10は、リーダ部1−1からの信号と、内部デバイス2
からの信号のいずれかを選択し、プリンタ部1−2に接
続する機能も有する。
【0044】そして、画像処理部110の外部切替回路
によりプリンタ部1−2へ送出された電気信号は、露光
制御部201にて変調された光信号に変換されて感光体
202に照射され、該照射光によって感光体202上に
作られた潜像は現像器203によって現像される。上記
現像像の先端とタイミングを併せて転写紙積載部20
4、もしくは205より転写紙が搬送され、転写部20
6に於て、上記現像された像が転写される。
【0045】そいて、該転写された像は定着部207に
て転写紙に定着された後、排紙部208より装置外部に
排出される。排紙部208から出力された転写紙は、ソ
ータ220でソー卜機能が働いている場合には、各ビン
に、ソート機能が働いていない場合には、ソータの最上
位のビンに排出される。
【0046】続いて、順次読み込む画像を1枚の出力用
紙の両面に出力する方法について説明する。
【0047】定着部207で定着された出力用紙を、一
度、排紙部208まで搬送後、用紙の搬送向きを反転し
て搬送方向切り替え部材209を介して再給紙用被転写
紙積載部210に搬送する。次の原稿が準備されると、
上記プロセスと同様にして原稿画像が読みとられるが、
転写紙については再給紙用被転写紙積載部210より給
紙されるので、結局、同一出力紙の表面、裏面に2枚の
原稿画像が出力される。
【0048】〔操作パネル〕300は前記リーダ部1−
1に設けられた操作パネルである。以下、操作パネル3
00について説明する。
【0049】図4は、図3に示したリーダ部1にある操
作パネル300の構成例を示す平面図である。
【0050】図4において、301は表示部であり、プ
リント動作,スキャナ動作状態や各種のメッセージを表
示する。また、表示部301の表面はタッチパネルにな
っていて、表面を触ることにより選択キーとしても働
く。
【0051】302はテンキーであり、数字を入力する
キーである。303はスタートキーであり、このキーを
押すことにより指定された処理動作を開始する。304
は動作モード表示であり、画像処理装置100において
選択されている機能、本例では「コピー」,「FA
X」,「ファイル」,「プリンタ」のいずれかの機能が
選択されているかを表示し、該表示をユーザが触れるこ
とによりモード選択指示となる構成となっている。
【0052】〔画像形成装置の動作フロー〕次に、図5
から図14に示すフローチャートを用いて、本実施形態
の画像処理装置の動作を説明する。
【0053】図5は、本発明に係る画像形成装置におけ
る第1の画像処理手順の一例を示すフローチャートであ
り、図4に示した操作パネル300により選択されたモ
ードに応じて各ジョブを起動するための処理手順に対応
する。すなわち、図5のフローチャートは、モード選択
により選択されたモードに応じたジョブを実行させると
ともに、先行のジョブを実行中においても各モードの設
定を監視できるマルチタスクのメインルーチンを表わ
す。また、S501〜S511は各ステップを示す。
【0054】図5の処理は電源の投入により起動し、ま
ず、ステップS501において初期設定が行われる。こ
の初期設定において、操作パネル300の表示部301
には動作モードの選択キーが表示される。例えば、選択
キーとしては、「コピー」,「ファクシミリ」,「ファ
イル」が表示される。これらの選択キーに対応するモー
ド表示がパネル上で触れらることにより、モードが選択
される。
【0055】ステップS502において、選択されたモ
ードがコピーモードかどうか判定され、コピーモードで
あると判定された場合は、ステップS503へ進み、コ
ピージョブ要求を行いコピージョブを起動し、メインフ
ローに戻る。
【0056】一方、ステップS502で、コピーモード
が選択されていないと判定された場合は、ステップ(5
04)へ進み、ファクシミリ送信モードが選択されたか
否かを判定し、ファクシミリ送信モードが選択されてい
ると判定した場合は、ステップS504からステップS
505へ進み、ファクシミリ送信ジョブ要求を行いファ
クシミリ送信ジョブを起動し、メインフローに戻る。
【0057】一方、ステップS504で、ファクシミリ
送信モードが選択されていないと判定した場合は、ステ
ップS506へ進み、ファイルモードが選択されたか否
かが判定され、ファイルモードが選択されていると判定
した場合は、ステップS506よりステップS507へ
進み、ファイルジョブ要求を行い、ファイルジョブを起
動し、メインフローに戻る。
【0058】一方、ステップS506で、ファイルモー
ドが選択されていないと判定した場合は、ステップS5
06よりステップS508へ進み、外部入力が有るかど
うか判定され、外部入力が有ると判定された場合には、
外部入力ジョブ要求を行い外部入力ジョブシーケンスを
起動し、メインフローに戻る。
【0059】一方、ステップS508で、外部入力がな
いと判定された場合は、ステップS510へ進み、ファ
クシミリ受信が有るかどうかが判定され、ファクシミリ
受信がないと判定された場合は、ステップS502へ戻
り、ファクシミリ受信が有ると判定された場合は、ステ
ップS511へ進み、ファクシミリ受信ジョブ要求を行
い、外部入力ジョブシーケンスを実行し、ファイルジョ
ブ要求を行いメインフローに戻る。
【0060】〔コピージョブの処理手順〕図6は、本発
明に係る画像形成装置における第2の画像処理手順の一
例を示すフローチャートであり、図5に示したコピージ
ョブの処理手順に対応する。すなわち、図5に示した上
述のステップS503においてコピージョブが起動され
た場合に、本フローチャートで示される処理が起動され
る。なお、S601〜S611は各ステップを示す。
【0061】まず、ステップS601において、プリン
タ部1−2がビジー状態か否か判断する。プリンタ部1
−2がビジーでなければステップS602へ進む。ま
た、プリンタ部1−2がビジー状態の場合には、プリン
タビジーシーケンス(後述する図12に示す手順)を実
行する。プリンタビジーシーケンスにおいて、LANに
接続された他のプリンタを使用する旨の指定があれば、
その旨をドキメントサーバ4に通知し、図6のフローチ
ャートヘ戻る。
【0062】一方、ステップS601で、プリンタ部1
−2がビジーで、LANに接続されたプリンタを使用し
ない場合は、プリンタがビジーである旨を表示してコピ
ージョブを終了する。
【0063】プリンタ部1−2がビジーでない場合、も
しくはプリンタ部1−2がビジーであってもLAN上の
他のプリンタを使用する場合はステップS602へ進
む。そして、ステップS602では、リーダ部1−1が
ビジー状態か否か判断し、ビジー状態でなければステッ
プS603へ進む。また、リーダ部1−1がビジーであ
ればスキャナビジーシーケンス(後述する図13に示す
手順)を実行する。スキャナビジーシーケンスでは、L
ANに接続された他のスキャナを使用する旨の指定があ
れば、その旨をドキメントサーバ4に通知し、図6のフ
ローチャートヘ戻る。LANに接続されたスキャナを使
用しない場合は、スキャナがビジーである旨を表示して
コピージョブを終了する。
【0064】一方、ステップS602で、リーダ部1−
1がビジーでない場合、もしくはリーダ部1−1がビジ
ーであってもLAN上の他のスキャナを使用する場合は
ステップS603へ進む。
【0065】そして、ステップS603においては、コ
ピー動作の初期設定が行われる。そして、ステップS6
04において、操作パネル300よりのキー入力を読み
込み、プリント濃度やプリント枚数等のコピー条件を設
定する。
【0066】続くステップS605において、装置本体
のスキャナ(即ちリーダ部1)を使用する場合にはスキ
ャナビジーフラグをセットするとともにジョブ処理に要
する時間もセットする。
【0067】次に、ステップS606において、プリン
タ部1−2を使用する場合はプリンタビジーフラグをた
てるとともにジョブ処理に要する時間もセットする。そ
の後、ステップS607においてスタートキー303の
入力を待つ。
【0068】そして、スタートキー303が押下される
と、ステップS608へ進む。ステップS608では、
先のステップS603でリーダ部1−1がビジーでない
と判定された場合にはリーダ部1−1により原稿を読み
取る。また、ステップS603でスキャナ(リーダ部1
−1)がビジーであると判定された場合は、ドキメント
サーバ4を介して、最適な外部のスキャナの検索情報に
より外部のスキャナをガイドする。この最適機器の検索
および検索表示については、以下に説明する、最適なプ
リンタの検索説明で詳しく説明する。
【0069】次に、ステップS609へ進み、読み取っ
た原稿画像を印刷する。ステップS609では、先のス
テップS605においてプリンタ部2がビジーでないと
判定された場合は、プリンタ部2を用いて原稿画像の印
刷を行う。また、ステップS605でプリンタ部2がビ
ジーであると判定された場合は、ドキメントサーバ4を
介して最適な外部のスキャナの検索情報により外部のス
キャナーをガイドする。この最適機器の検索および検索
表示については、以下に詳細説明するが、検索結果に基
づいて決定された外部のプリンタによる印刷が行われ
る。
【0070】尚、上記ステップS608及びステップS
609においてドキメントサーバ4を介して他の装置ヘ
ジョブを依頼する場合は、ステップS604で設定され
たコピー条件をドキメントサーバ4に通知する。
【0071】以上のようにして、原稿画像の読み取り及
び印刷が終了すると、ステップS610、ステップS6
11において、夫々ステップS605、ステップS60
6でセットしたビジーフラグをリセットする。
【0072】〔ファクシミリ送信の処理手順〕図7は、
本発明に係る画像形成装置における第3の画像処理手順
の一例を示すフローチャートであり、図5に示したファ
クシミリ送信ジョブ処理手順に対応する。なお、S70
0〜S710は各ステップを示す。
【0073】まず、ステップS700において、原稿画
像を取り込むためのスキャナ(リーダ部1−1)がビジ
ーか否かを判定する。本処理は、ステップS602と同
様であるため、ここでは説明を省略する。
【0074】次に、ファクシミリ部2−1がビジーか否
かを判断し、ビジー状態でなければステップS702へ
進む。
【0075】一方、ビジー状態の時にはファクシミリビ
ジーシーケンス(図11)に移行する。ファクシミリビ
ジーシーケンスでは、LANに接続された他のファクシ
ミリ部を使用する旨の指定があれば、その旨をドキメン
トサーバ4に通知し、図7のフローチャートヘ戻り、L
ANに接続されたファクシミリ部を使用しない場合は、
本体内のファクシミリ部がビジーである旨を表示してフ
ァクシミリ送信ジョブを終了する。
【0076】一方、ステップS701で、ファクシミリ
部2−1がビジーでないと判断した場合、もしくはファ
クシミリ部2−1がビジーであってもLANに接続され
た他のファクシミリ部を使用する場合はステップS70
2へ進む。ステップS702においては、ファクシミリ
送信の初期化設定が行われる。続くステップS703に
おいて、操作パネル300よりのキー入力を読み込み、
ファクシミリ送信条件を設定する。
【0077】そして、リーダ部1−1が使用可能である
場合は、ステップS704でスキャナビジーフラグを立
てるとともにジョブ処理に要する時間もセットする。ま
た、ファクシミリ部2−1が使用可能であれば、ステッ
プS705でファクシミリ部ビジーフラグ(スキャナビ
ジーフラグ)を立てるとともにジョブ処理に要する時間
もセットする。
【0078】そして、S706において、スタートキー
303の入力を待ち、該スタートキーが押下されると、
ステップS707へ進み、リーダ部1−1を使用する場
合にはリーダ部1−1より原稿を読み取る。また、LA
N上の他のスキャナを使用する場合は、ドキメントサー
バ4の制御を介してLAN上の外部のスキャナより画像
データの取り込みを行う。画像データの取り込を終了し
た後、ステップS708においてステップS704でセ
ットしたスキャナビジーフラグをリセットする。
【0079】次に、ファクシミリ部2−1が使用可能で
あれば、ステップS709で、取り込んだ画像データを
ファクシミリ部2−1に送る。
【0080】なお、ファクシミリ部2−1は設定された
様式と決められたプロトコルに従ってファクシミリ送信
を行う。また、ステップS709において、ファクシミ
リ部2−1が使用可能でない場合は、ドキメントサーバ
4を介して、LAN上の他のファクシミリ部へ画像デー
タを転送し、ファクシミリ送信を実行する。即ち、ドキ
メントサーバ4に対して、送信すべき画像データとステ
ップS703で設定された送信条件を出力する。
【0081】そして、ファクシミリ送信を終了するとス
テップS710へ進む。ステップS710では、ステッ
プS705でセットしたスキャナビジーフラグをリセッ
トする。
【0082】以上のように、画像処理装置100で発生
したジョブを、ネットワーク上の他の入出力装置を介し
て処理することが可能となり、ネットワーク上の資源を
有効に利用できる。
【0083】〔最適機器検索〕以下に、プリンタがビジ
ー状態で、ネットワーク上の他のプリンタよりプリント
出力する際に、最適なプリンタの検索方法の一例を説明
する。
【0084】〔コンピュータからのプリント〕また、本
ドキメントサーバ4によれば、コンピュータ9よりコン
ピュータインタフェース部2−4を介して入力された印
刷データをフォーマッタ部2−5で展開して印刷するこ
とができる。このとき、プリンタ部1−2がビジーであ
れば、上述と同様に、ドキメントサーバ4を介してLA
N上の他のプリンタを用いて印刷することができる。
【0085】次に、図8に示すフローチャートを参照し
て、図5に示したファイルジョブ要求処理について説明
する。
【0086】図8は、本発明に係る画像形成装置におけ
る第4の画像処理手順の一例を示すフローチャートであ
り、図5に示したファイルジョブ要求処理手順に対応す
る。なお、S801〜S812は各ステップを示す。
【0087】まず、ファイル部2−2がビジー状態かど
うかを判定し、ビジー状態でなければステップS802
へ進む。
【0088】一方、ビジー状態の時にはファイル部ビジ
ーシーケンス(図14)に移行する。ファイル部ビジー
シーケンスでは、LANに接続された他のファイル部を
使用する旨の指定があれば、その旨をドキメントサーバ
4に通知し、図8のフローチャートヘ戻り、LANに接
続されたファクシミリ部を使用しない場合は、本体内の
ファイル部がビジーである旨を表示してファイル部ビジ
ー処理を終了する。
【0089】一方、ステップS801で、ビジー状態で
なければステップS802へ進み、ファイル部の初期設
定が行われる。次に、ステップS803において、ファ
イル部ビジーフラグをたて、ステップS804におい
て、モード選択状態が記録か検索かのいずれであるかを
判定し、モード選択が記録であると判定した場合には、
ステップS805で、記録条件を設定し、ステップS8
06で画像を読み取り、ステップS807で、ファイル
部2−2に記録し、ステップS808で、ステップS8
03でセットしたビジーフラグをリセットして、ファイ
ルジョブ要求待ちに戻る。
【0090】一方、ステップS804で、モード選択が
検索であると判定した場合には、ステップS809で、
検索条件を設定し、ステップS810で、ファイルを部
2−2を検索して、ステップS811で、要求されるデ
バイスに出力して、ステップS812で、ステップS8
03でセットしたビジーフラグをリセットして、ファイ
ルジョブ要求待ちに戻る。
【0091】〔外部装置からのジョブ要求〕次に、LA
N上の外部装置よりのジョブ要求を受信した場合につい
て説明する。
【0092】図9は、本発明に係る画像形成装置におけ
る第5の画像処理手順の一例を示すフローチャートであ
り、図5に示した外部入力ジョブ処理手順に対応する。
なお、S901〜S906は各ステップを示す。ここで
は、外部入力ジョブとして、ドキメントサーバ4を介し
て印刷コマンドデータが入力された場合を説明する。
【0093】まず、ステップS901において、ドキメ
ントサーバ4より、コマンドデータをLANインタフェ
ース部2−6で受信する。ステップS902において、
このデータを統合コントローラ3を経由してフォーマッ
タ部2−8に送り、データを解釈し、ビットマップメモ
リヘ展開する。
【0094】続いて、ステップS903では、プリンタ
がビジーか否か判断する。プリンタ部1−2がピジーで
はないと判断した場合には、ステップS904へ進み、
適切な用紙を選択し、用紙の供給を開始する。
【0095】即ち、図2に示した用紙カセット204、
205から用紙が供給されて転写位置206に移動す
る。ステップS905では、ステップS902の処理に
おいてピットマップメモリに展開された画像を読み出
す。ここで、用紙の向き、サイズなどの情報により、必
要に応じて後述する方法を用いて画像情報の回転処理を
行う。読み出された画像情報は露光制御部201へ送ら
れ、供給された用紙上へ印刷される。データの出力が終
了するとメインフローに戻る。
【0096】一方、ステップS903において、プリン
タがビジーと判断された際には、ステップS906へ進
む。ステップS906において、プリンタ部1−2がビ
ジー状態のため当該プリント依頼を受け付けられないこ
とをネットワーク上のドキメントサーバ4に通知して、
メインフローに戻る。
【0097】〔ファクシミリ受信ジョブ〕図10は、本
発明に係る画像形成装置における第6の画像処理手順の
一例を示すフローチャートであり、図5に示したステッ
プS511におけるファクシミリ受信ジョブの処理手順
に対応する。なお、S1001〜S1004は各ステッ
プを示す。
【0098】まず、ステップS1001において、ファ
クシミリ部2−1においてファクシミリ送信されたデー
タを受信する。ステップS1002において、プリンタ
部1−2がビジー状態か否かが判定される。ここで、プ
リンタ部1−2がビジー状態でなければステップS10
03へ進む。ステップS1003では、受信したデータ
を複合化してイメージデータに展開し、このイメージデ
ータをプリンタ部1−2に送出することで印刷が実行さ
れる。
【0099】一方、ステップS1002でプリンタ部2
がビジー状態であると判定した場合には、ステップS1
004へ進み、受信データがファクシミリ部2−1のハ
ードディスクに格納される。そして、ステップS100
2へ戻り、プリンタ部1−2がビジー状態でなくなるの
を待ち、該プリンタ部1−2がビジー状態でなくなる
と、ステップS1003へ進み、当該データのプリント
アウトが実行される。
【0100】〔ファクシミリビジー状態の処理〕図11
は、本発明に係る画像形成装置における第7の画像処理
手順の一例を示すフローチャートであり、図7に示した
ステップS701において、ファクシミリ送信する際に
ファクシミリ部2−1がビジー状態であった場合の処理
手順に対応する。なお、S1101〜S1103は各ス
テップを示す。
【0101】まず、ステップS1101において、当該
ファクシミリ送信をネットワークで接続された外部のフ
ァクシミリ装置に依頼するか否かを判定する。該依頼の
指示は、操作パネル300よりのキー入力により判断す
る。当該ファクシミリ送信をネットワークで接続された
外部のファクシミリに依頼する場合はステップS110
2へ進む。
【0102】ステップS1102では、ネットワーク上
のドキメントサーバ4にファクシミリ送信ジョブを依頼
し、本処理の呼び出しもとのルーチンヘ戻る。また、フ
ァクシミリ送信をネットワークで接続された外部のファ
クシミリ装置に依頼しない場合は、ステップS1103
へ進む。ステップS1103においては、ファクシミリ
部2−1がビジー状態のため当該ファクシミリ送信は受
け付けられない旨のメッセージを操作パネル300の表
示部301へ表示し、メインルーチンに戻る。
【0103】〔プリンタビジー状態の処理〕図12は、
本発明に係る画像形成装置における第8の画像処理手順
の一例を示すフローチャートであり、プリンタ部1−2
がビジー状態の場合の処理手順に対応する。なお、S1
201〜S1203は各ステップを示す。
【0104】まず、ステップS1201において、当該
プリントアウトをネットワークで接続された外部のプリ
ンタに依頼するか否かを判定する。外部のプリンタヘの
処理の依頼の指示は、操作パネル300よりのキー入力
によりなされる。
【0105】プリントアウトをネットワークで接続され
た外部のプリンタに依頼する場合はステップS1202
へ進む。ステップS1202において、ネットワーク上
のドキメントサーバ4にプリントアウトジョブを依頼し
た後、本ルーチンの呼び出し元の処理へ戻る。
【0106】一方、プリントアウトをネットワークで接
続された外部のプリンタに依頼しない場合はステップS
1203へ進む。ステップS1203では、プリンタ部
1−2がビジー状態のためプリントジョブを受け付けら
れない旨のメッセージを操作パネル300の表示部30
1に表示し、ネットワーク上の他の最適なプリンタを検
索する検索表示を表示し、メインルーチンに戻る。
【0107】〔リーダビジー状態の処理〕図13は、本
発明に係る画像形成装置における第9の画像処理手順の
一例を示すフローチャートであり、図6に示したステッ
プS602において、リーダ部1−1がビジー状態の場
合の処理手順に対応する。なお、S1301〜S130
3は各ステップを示す。
【0108】まず、ステップS1301において、画像
の読み取りをネットワークで接続された外部のスキャナ
に依頼するか否かを判定する。画像の読み取りを外部の
スキャナヘ依頼するか否かは、操作パネル300よりの
キー入力により指示される。画像読み取りをネットワー
クで接続された外部のスキャナに依頼する場合はステッ
プS1302へ進む。
【0109】ステップS1302では、ネットワーク上
のドキメントサーバ4にスキャナジョブを依頼し、本ル
ーチンの呼び出し元のルーチンヘ戻る。
【0110】一方、画像読み取りをネットワークで接続
された外部のスキャナに依頼しない場合はステップS1
303へ進む。ステップS1303では、リーダ部1−
1がビジー状態のため画像の読み取り(スキャナジョ
ブ)を受け付けられない旨のメッセージを表示部301
に表示し、メインルーチンに戻る。
【0111】〔ファイル部ビジー処理〕図14は、本発
明に係る画像形成装置における第10の画像処理手順の
一例を示すフローチャートであり、図8に示したステッ
プS801で、ファイル部2−2がビジー状態の場合の
処理手順に対応する。なお、S1401〜S1403は
各ステップを示す。
【0112】まず、ステップS1401にて、ファイリ
ングをネットワークで接続された外部のファイル部に依
頼するか否かを判定する。外部のファイル部ヘジョブを
依頼するか否かは、操作パネル300よりのキー入力に
より指示される。ファイリングをネットワークで接続さ
れた外部のファイル部に依頼する場合はステップS14
02へ進む。
【0113】ステップS1402において、ネットワー
ク上のドキメントサーバ4に当該ファイリングジョブを
依頼し、本処理の呼び出し元のルーチンヘ戻る。
【0114】一方、ステップS1401で、ファイリン
グをネットワークで接続された外部のファイル部に依頼
しないと判断した場合は、ステップS1403へ進む。
ステップS1403においては、ファイル部2−2がビ
ジー状態のためファイリングは受け付けられない旨のメ
ッセージを操作パネル300の表示部301に表示し、
メインルーチンに戻る。
【0115】〔操作パネルからのモードの設定〕以上の
各モードは、操作パネル300よりのキー入力による選
択、ファクシミリ部2−1による受信、コンピュータイ
ンタフェース部2−4やLANインタフェース部2−6
による外部からのコマンドの検出等により実行される。
尚、上述の処理は、同時に組み合わせて実行が可能であ
り、また、独立して実行することも可能である。
【0116】〔ドキメントサーバ動作〕次に、上述のよ
うな環境におけるドキメントサーバ4の動作について図
15に示すフローチャートおよび図16に示すテーブル
を参照して説明する。
【0117】図15は、本発明に係る画像形成装置にお
ける第11の画像処理手順の一例を示すフローチャート
であり、本実施形態のドキメントサーバ4の処理手順に
対応する。なお、S1501〜S1506は各ステップ
を示す。
【0118】ステップS1501において、LAN上の
各デバイスについて、独立して使用可能な入出力部と、
夫々の使用状況をステータス情報として獲得し、図16
に示すデバイステーブルに格納する。
【0119】図16は、図1に示したドキメントサーバ
4が備えるデバイステーブルのデータ構成例を表わす図
であり、図1に示したネットワーク構成において得られ
るデバイステーブルに対応する。
【0120】図において、装置名1601はネットワー
ク上の各デバイスを特定する情報である。入出力部16
02は、各装置が有する使用可能なデータ入出力部及び
データ処理部を示す情報である。ステータス1603
は、各入出力部もしくは処理部がビジーかレディーかを
表わす情報とともに、ビジーである際のジョブ処理時間
情報である。
【0121】そして、LAN上のある装置より、ジョブ
の要求があると、ステップS1502からステップS1
503へ進む。ステップS1503では、図16のデバ
イステーブルを参照して、当該ジョブ要求を処理可能な
デバイスを選択する。ユーザにより最適なデバイスが選
択され、ステップS1504よりステップS1505へ
進む。ステップS1505において、ジョブの要求元の
デバイスに対して接続可能である旨のステイタス情報を
送信するとともに、要求元の装置(統合コントローラ)
と選択された装置(統合コントローラ)を接続する。
【0122】一方、ステップS1504で、NOの場合
はステップS1506で選択不可を要求元デバイスに報
知して、ステップS1501に戻る。
【0123】〔統合コントローラとの接続〕ここで、ド
キメンサーバ4による統合コントローラの接続方法とし
ては、ジョブの要求元の統合コントローラに対して当該
ジョブを処理可能な統合コントローラを通知するように
する。この通知を受けた統合コントローラは、処理可能
な統合コントローラに対してジョブの送信を行うととも
に、必要に応じて処理結果の受信を行う。また、統合コ
ントローラの接続方法としてはこれに限らず、例えば次
のような方法を用いることもできる。
【0124】即ち、統合コントローラはドキメントサー
バ4に対してジョブを送信し、ドキメントサーバ4は受
信したジョブを、当該ジョブを処理可能な他の統合コン
トローラヘ転送する。そして、必要に応じて、他の統合
コントローラで処理された結果を受信し、これを当該ジ
ョブの要求元の統合コントローラヘ転送する。
【0125】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、データに所定の処理を施す場合に、ネットワーク1
0上の各デバイスのデータ処理部の使用状態を検出し、
その使用状態の情報、配置場所、機器の性能機能、課金
に対して、使用者が設定した優先順位項目に応じて最適
なデバイスを自動検索可能とし、その中から使用者が選
択したデバイスにネットワークを介して該データを送信
して処理するということが可能となる。
【0126】このため、システム内の各機器の機能を最
大限に利用することができる。また、1つの機器に複数
のジョブが重なった場合でも、待ち時間を最少とするこ
とができ、使用者の欲する最適な機器による情報処理を
可能とする情報処理システムを提供することができる。
【0127】なお、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても1つの機器からなる装置に適用
しても良い。また、本発明はシステム或いは装置に本発
明により規定される処理を実行させるプログラムを供給
することによって達成される場合にも適用できることは
いうまでもない。
【0128】次に、画像情報を回転して読み出す方法に
ついて図17を用いて説明する。
【0129】図17は、図2に示したイメージメモリ部
2−7上での画像展開処理状態を説明する模式図であ
り、上述した図9に示すステップS902の処理でビッ
トマップメモリに展開した画像に対応する。
【0130】図において、この展開例はA4のサイズの
例で、縦297mmに対する画素数4622、横210
mmに対する画素数3296のビットマップのメモリで
ある。まず、回転しないで読み出す場合には、図17の
(a)の様に(0,0)→(0,4622)、(1,
0)→(1,4622)の方向に順に読み出す。また、
180度回転して読み出す場合には、図17の(b)の
様に、(a)の場合とは逆に(3296,4622)→
(3296,0)、(3296,4622)→(329
6,0)の方向に順に読み出すことにより180度回転
して出力できる。
【0131】また−90度回転して読み出す場合には、
図17の(c)の様に読み出す方向を縦横入れ換え、
(0,4622)→(3296,4622)、(0,4
621)→(3296,4621)の方向に順に読み出
すことにより−90度回転して出力できる。また90度
回転して読み出す場合には、図17(c)の様に読み出
す方向を縦横入れ換え、(3296,0)→(0,
0)、(3296,1)→(0,1)の方向に順に読み
出すことにより90度回転して出力できる。このような
回転制御は図示していないがフォーマッタ部8に構成さ
れている。
【0132】〔処理概要の説明〕次に、上記構成おける
実施形態におけるサーバ側での画像形成処理について説
明する。また、説明を簡単にするため、以下ではドキメ
ントサーバ4においてプリントさせる場合を説明する。
【0133】本実施形態ではクライアント側であるサー
バに、例えばOSが米国マイクロソフト社のMS−WI
NDOWS等を使用している場合(勿論これに限定され
るものではない)、如何なるアプリケーション(ワープ
ロアプリケータションや図形処理アプリケーション等)
を使用したとしても共通なプリンタドライバを介して印
刷が行われる。プリンタドライバの処理としては、アプ
リケーション側からOSを通じて渡されたデータを該当
するプリンタに適した言語に変換し、それをOSを通じ
て出力する処理を行う。これは実施形態でも同様であ
る。
【0134】しかし、本実施形態では、そのプリンタド
ライバでは、環境設定用のウインドウ画面を表示し(図
示せず)、その中でネットワーク上のパーソナルコンピ
ュータ,スキャナ,サーバ,プリンタが接続されたネッ
トワーキングに於いて、所望のプリントのプリントジョ
ブをスピーディーにスケジューリングするように予め設
定しておく。
【0135】そして、サーバのプリンタドライバは、実
際にアプリケーション等からプリント指示があった場
合、最適なプリンタを検索する際の設定画面の一例を図
18に示す。
【0136】図18は、図1に示したネットワーク上の
機器の操作部画面の一例を示す図である。なお、以下に
説明する表示画面の表示は、操作者が操作を行った機器
への表示画面である。従って、例えば図1に示したパー
ソナルコンピュータ7からの操作であればそのパーソナ
ルコンピュータ操作画面であり、例えば、プリンタ8の
操作部からの操作検索であればそのプリンタの操作画面
である。なお、F1は優先設定項目エリアを示す、F2
は詳細設定項目エリアを示す。
【0137】図示の如く、操作者が最適なプリンタを選
択するための優先設定を当該画面上で設定する。この
際、設定は複数項設定可能で、本実施形態では、優先設
定項目エリアF1には、配置場所、処理時間、解像度、
プリント価格、プリントスピードの中からどの項目IT
M1〜ITM5を優先させるか優先順位を番号で入力設
定する。この項目について以下に説明すると、項目IT
M1の配置場所とは、サーバAの配下のプリンタを意味
し、これは予め、サーバとアプリケーションであるとこ
ろのパーソナルコンピュータ,プリンタ等の配置を近傍
に設置していることを前提としている。したがって、配
置場所を優先させる事により、操作者がプリント指示し
た場所から近いプリンタが選択される事となる。
【0138】次に、項目ITM2の処理時間について以
下に説明する。
【0139】ジョブスケジュールが予めスケジューリン
グされていないプリンタ、またはネッワーク上の全ての
プリンタで複数ジョブスケジュールされていた際には、
このジョブスケジュールについても考慮し、はじめに検
索したプリンタよりもプリントスピードが遅くとも、最
終的なプリントアウト終了時間が短いプリンタを検索す
る。
【0140】次に、項目ITM3の解像度についてであ
るが、ここでの解像度とはプリンタの解像度を意味す
る。次に、項目ITM4のプリント価格とは、各プリン
タ毎に1枚当たりのプリント単価がより安価なプリンタ
である。最後に、項目ITM5のプリントスピードにつ
いては、より高速のプリンタを検索する。
【0141】本実施形態では、処理時間優先で検索を行
うため、処理時間の項目に「1」を入力し、最適なプリ
ンタを検索するために検索ボタンBT11を操作画面よ
りクリックする。
【0142】図19は、図1に示したネットワーク10
上の機器の操作部画面の一例を示す図であり、図18に
示した検索指示に基づく検索結果画面に対応する。
【0143】図18に示した検索項目からより最適なプ
リンタを検索すると、図19に示す検索結果画面が表示
されるものとする。検索結果の表示項目は、最適度,プ
リンタ名,場所,解像度,プリント速度,処理時間,プ
リント価格等を含む場合を示す。
【0144】同図に示す通り、最適なプリンタとして、
最適度「1〜5」までを検索し、それぞれ、最適「1」
はプリンタ:LBPxxxx,場所:A2F−02,解
像度600×600dpi,プリントスピード14cp
m,処理時間0分待ち…となり、最適「2」はプリン
タ:LBPxxxx,場所:A2F−05,解像度60
0×600dpi,プリントスピード12cpm,処理
時間5分待ち…となり、最適「3」はプリンタ:COP
Yxxxx,場所:A2F−04,解像度1200×1
200dpi,プリントスピード30cpm、処理時間
7分待ち……のように検索される。
【0145】そして、同図に示すように、上記の検索さ
れたプリンタの中から操作者も最適と思われるプリンタ
として最適「1」であるプリンタLBPxxxxを、例
えば検索画面から選択すると、図20に示す選択したプ
リンタの印刷設定画面が表示され、ページ指定、印刷部
数を入力し、OKキーをクリックする事でプリントジョ
ブスタートする。
【0146】図20は、図1に示したネットワーク10
上の機器の操作部画面の一例を示す図であり、図19に
示した画面上で選択された印刷候補先の印刷設定画面の
一例を示す図である。
【0147】図21は、図1に示したネットワーク10
上の機器の操作部画面の一例を示す図であり、リアルタ
イムガイド表示例に対応する。
【0148】図において、21−1は、上述した最適プ
リンタを選択し、プリントアウトジョブを1度スケジュ
ーリングされたプリンタに対してあらかじめ決められた
優先順位の高い第2の操作者からプリントアウト要求が
発生した際のガイド表示画面である。
【0149】21−2は上述した最適プリンタを選択
し、プリントアウトジョブを1度スケジューリングされ
たプリンタが何らかのエラーを発生した際のガイド表示
画面である。
【0150】図22は、図1に示したネットワーク10
上のプリンタ資源のランキング状態を示す図であり、そ
れぞれのプリンタを選択する項目別にランキングしたも
のである。
【0151】例えばプリント要求のあった端末から一番
近い順のプリンタは、第1番目はLBP A2F−0
1,第2番目はLBP A2F−05,第3番目はLB
P A2F−02……であり、ジョブ予約の少ないすな
わち処理時間の短いプリンタは、第1番目はLBP A
2F−02、第2目はLBP A2F−05、第3番目
はCOPY A2F−04……等である。
【0152】図23は、図22に示したランキングに基
づいて算定される選択すべきプリンタの最適順位の一例
を示す図であり、本実施形態で、所望のプリンタを検索
する際の優先設定項目として、第1に処理時間を、第2
に配置場所を、第3にプリント単位をこの順に設定され
た際、最適なプリンタを検索する1実施形態を示したも
ので、優先順位が「2」のものは重みづけとしてプラス
「6」、優先順位が「3」のものは重みづけをプラス
「7」とする。
【0153】例えば優先順位が第1の処理時間の短いプ
リンタは第1番目はLBP A2F−02,第2番目は
LBP A2F−05,第3番目はCOPY A2F−
04……である。
【0154】次に、優先順位が第2の配置場所の近いプ
リンタには、プラス「6」の重みづけをするので、例え
ばLBP A2F−02は配置場所の近い順としては
「3」であるが、重み「6」であるので「3+6=9」
となる。
【0155】同様に、優先順位が第3のプリント価格に
ついては、LBP A2F−02は順位「1」であり、
重み「7」であるため「1+7=8」ということにな
る。
【0156】よって、最適度としては「1+9+8=1
8」となる。同様に、LBP A2F−05の最適度は
「2+8+9=19」,COPY A2F−03は「3
+11+12=26」,COPY A2F−03は「3
+11+12=26」,……となり、最適なプリンタの
順位は1番目がLBP A2F−02,2番目がLBP
A2F−05,3番目がLBP A2F−01……と
なる。
【0157】このようにネットワーク環境下でのプリン
トジョブスケジューリングを、操作者が所望する最適な
プリンタを自動検索し、検索結果を操作者が操作する機
器画面にガイド表示可能とする。
【0158】また、トラブル、割り込み時には再び最適
なプリンタを再検索可能とし、リアルタイムな状況変化
に応じて最適なプリンタを再び検索可能とする。
【0159】図24は、図1に示したネットワーク10
上のプリンタ資源のランキング状態を示す図であり、1
度ジョブスケジューリングし、プリントアウトを開始し
た後におけるランキング状態に対応する。
【0160】以下、図24を参照して、1度ジョブスケ
ジューリングし、プリントアウトを開始した後に、この
プリンタの動作状態に応じて、ドキメントサーバ配下の
他のプリンタに自動的にプリントジョブを振り替える際
の再検策方法について以下に説明する。
【0161】図25は、図24に示したランキングに基
づいて再算定される選択すべきプリンタの最適順位の一
例を示す図であり、上述した最適なプリンタであるLB
PA2F−02でプリントアウトを開始した後に、この
プリンタが紙無となった際、ネットワーク上でのドキメ
ントサーバ4の配下の他のプリンタ動作状態等を示す。
【0162】図25において、最適なプリンタとしてL
BP A2−02検索した時点とネットワーク上でドキ
メントサーバ配下の他のプリンタのジョブ待ち時間が刻
々と変化している。この条件下で上記で設定済みの項目
によりLBP A2F−02が例えば紙無しとなった
際、ネットワーク上でのドキメントサーバ配下の他のプ
リンタ中から最適なプリンタの再検索を開始する。
【0163】これにより、図25に示すように再検後の
順位は第1番目がLBP A2F−01で、第2番目が
LBP A2F−05となり、第3番目がCOPY A
2F−03……となる。
【0164】図26は、図1に示したネットワーク10
上の機器の操作部画面の一例を示す図であり、選択すべ
きプリンタの自動振り替え設定画面に対応する。
【0165】図示の通り検索したプリンタでプリントア
ウト中に何らかのトラブル、割り込みが生じた際に、他
のプリンタヘ自動振り替えするか否かを、ボタンBT2
1,BT22により設定する。
【0166】図27は、図1に示したネットワーク10
上の機器の操作部画面の一例を示す図であり、図26に
示した自動振替え設定を有効とするため時間設定画面に
対応し、本例では、自動振り替え時間設定を実行させる
ための振り替え開始設定時間が、例えば分単位に設定可
能に構成されている。
【0167】図において、上述した検索したプリンタで
プリントアウト中にどのトラブル、割り込みが生じた際
に、他のプリンタへ自動振り替え検索を開始する時間を
フィールドF31に設定する。なお、BT31,BT3
2はボタンで、フィールドF31内の設定時間を有効と
させる場合あるいは取り消す場合に押下される。
【0168】図28は、図1に示したネットワーク10
上の機器の操作部画面の一例を示す図であり、自動的に
出力先を振り替えたプリンタの出力先のプリンタ名情報
を表示する画面例に対応する。
【0169】このようにネットワーク環境下でのプリン
トジョブスケジューリングを、操作者が所望する最適な
プリンタを自動検索し、検索結果を操作者が操作する機
器画面にガイド表示をした後、トラブル、割り込み時に
は自動的に再び最適なプリンタを再検索する事により、
リアルタイムな状況変化に対しても常に最適なプリンタ
により最適なプリントジョブが実行が可能となる。
【0170】以下、図29,図30に示すフローチャー
トを参照して、図1に示したドキメントサーバ4による
画像データ転送処理動作について説明する。
【0171】図29は、本発明に係る画像出力制御装置
における第12のデータ処理手順の一例を示すフローチ
ャートである。なお、S2901〜S2911は各ステ
ップを示す。
【0172】まず、ステップS2901で、選択すべき
画像形成装置の検索条件および自動転送開始時間等の転
送制御条件を表示されるダイアログに基づき入力、例え
ばパーソナルコンピュータ7より入力し、該入力に基づ
き選択可能な画像形成装置をドキメントサーバ4が検索
し、ステップS2902で、画像形成装置の検索が終了
したら、ステップS2903で、検索した画像形成装置
をランク別に表示する。
【0173】そして、ステップS2904で、画像デー
タを転送すべき画像形成装置が選択されたら、ステップ
S2905で、画像データを選択された画像形成装置に
転送する。
【0174】次いで、ステップS2906で、各画像形
成装置の動作状態情報を通信により取得するのを待機
し、該動作状態情報を取得したら、ステップS2907
で、該取得した画像形成装置の動作状態を表示する。次
に、ステップS2908で、再検索が選択されているか
どうかを判定して、NOならばステップS2905に戻
り、YESならばステップS2909に進み、ステップ
S2909で、画像データ転送開始時間が指定されてい
るかどうかを判定し、NOならばステップS2911へ
進み、YESならば、ステップS2910で、指定時間
が経過するのを待機し、該指定時間が経過したら、ステ
ップS2911で、画像データを他の画像形成装置に自
動転送して、処理をリターンする。
【0175】図30は、本発明に係る画像出力制御装置
における第13のデータ処理手順の一例を示すフローチ
ャートである。なお、S3001〜S3003は各ステ
ップを示す。
【0176】まず、ステップS3001で、各画像形成
装置にステータスを要求し、ステップS3002で、各
画像形成装置からステータスを受信し、ステップS30
03で、各画像形成装置から受信したステータスを解析
して、処理をリターンする。
【0177】なお、図26〜図28における表示処理
は、操作を要求した機器の操作部であれば、パーソナル
コンピュータ7に限定されるものではなく、ネットワー
ク上の機器で実行されればよい。
【0178】以下、図31に示すメモリマップを参照し
て本発明に係る画像処理装置を適用可能なネットワーク
システムで読み出し可能なデータ処理プログラムの構成
について説明する。
【0179】図31は、本発明に係る画像処理装置を適
用可能なネットワークシステムで読み出し可能な各種デ
ータ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップ
を説明する図である。
【0180】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0181】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、各種プロ
グラムをコンピュータにインストールするためのプログ
ラムや、インストールするプログラムが圧縮されている
場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もあ
る。
【0182】本実施形態における図5〜図15に示す機
能が外部からインストールされるプログラムによって、
ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そし
て、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD
等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外
部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置
に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
【0183】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
【0184】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0185】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピーディスク,ハードディ
スク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,C
D−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,RO
M,EEPROM等を用いることができる。
【0186】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0187】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0188】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の発明によれば、機能処理が異なる複数の画像形成装置
と通信していずれの画像形成装置に対しても画像データ
を転送可能な画像出力制御装置であって、前記画像デー
タを転送すべき画像形成装置を検索するための検索条件
を設定する検索条件設定手段と、前記検索条件設定手段
により設定された前記検索条件に基づいて前記画像デー
タを処理可能な画像形成装置を検索する検索手段と、前
記検索手段により検索された検索結果をランク別に表示
する第1の表示手段と、前記第1の表示手段によりラン
ク別表示された前記複数の画像形成装置の中から前記画
像データを転送すべき所望の画像形成装置を選択する第
1の選択手段と、前記第1の選択手段により選択された
画像形成装置に前記画像データを転送する転送手段と、
前記検索手段により検索されたまたは前記第1の選択手
段により選択された画像形成装置の動作状態情報を通信
により取得する取得手段と、前記取得手段により取得し
た各画像形成装置の動作状態情報を表示する第2の表示
手段と、前記取得手段により取得した各画像形成装置の
動作状態情報を解析して前記検索手段により前記検索条
件設定手段により設定された前記検索条件に基づいて前
記画像データを処理可能な画像形成装置を再検索させる
検索制御手段と、前記検索制御手段により再検索された
画像形成装置に対して転送処理開始時間を設定する転送
時間設定手段と、前記転送時間設定手段により設定され
た前記転送処理開始時間経過後、前記検索制御手段によ
り再検索された画像形成装置に対して転送処理中の前記
画像データを前記第1の選択手段により選択された画像
形成装置とは異なる画像形成装置に自動転送する転送制
御手段とを有するので、設定された検索条件を満たす画
像形成装置により画像データを出力処理中に当該画像形
成装置の動作状態が変動して画像データを出力できない
状態に遷移しても、当該画像データを設定された検索条
件を満たす他の画像形成装置を自動検索して最適な出力
先を自動的に決定して、同一の画像データをユーザに設
定された出力スケジュールに適応して転送させるように
最適化させることができる。
【0189】第2の発明によれば、前記転送制御手段に
よる前記画像データの自動転送に対する実行の可否を選
択する第2の選択手段を有するので、ユーザが画像デー
タを処理する画像形成装置の動作状態が変動した場合
に、他の画像形成装置により画像データを出力させるか
否かを選択でき、ユーザが意図する画像データ出力環境
を自在に設定することができる。
【0190】第3の発明によれば、前記転送制御手段に
よる前記画像データの自動転送開始タイミングを指定す
る指定手段を有し、前記転送制御手段は前記指定手段に
より指定された前記自動転送開始タイミングに基づい
て、前記検索制御手段により再検索された画像形成装置
に対して転送処理中の前記画像データを前記第1の選択
手段により選択された画像形成装置とは異なる画像形成
装置に自動転送するので、ユーザが画像データを処理す
る画像形成装置の動作状態が変動した場合でも、当該画
像データを他の画像形成装置に代替出力させるかどうか
を決定するまでに要する時間を的確に指定できるため、
最初に選択された画像形成装置から他の画像形成装置に
よる画像データを転送するまでのユーザが意図する猶予
期間を自在に設定できる。
【0191】第4の発明によれば、前記動作状態情報
は、トラブル情報であるので、選択した画像形成装置の
トラブル情報をユーザに明示できるとともに、該トラブ
ル情報から当該画像データを出力させるべき画像形成装
置を再検索させるかどうかを的確に判定することができ
る。
【0192】第5の発明によれば、前記動作状態情報
は、操作者以外の画像出力要求である割り込み情報であ
るので、画像形成装置を共有する画像出力環境における
緊急性の高い画像出力要求とそれ以外の画像出力要求と
を満足させながら各ユーザからの画像データを効率よく
処理することができる。
【0193】第6の発明によれば、前記動作状態情報
は、画像形成装置の転写用紙無し情報であるので、画像
データを転送していた画像形成装置の紙無し状態を捉え
て適時に他の画像形成装置への画像データの再転送を行
え、紙無し状態が解除有無に左右されることなく意図す
る画像データの他の画像形成装置から得ることができ
る。
【0194】第7の発明によれば、前記動作状態情報
は、画像形成装置の転写用紙無し予告情報であるので、
画像データを転送していた画像形成装置の紙無し予告状
態を捉えて紙無しが発生する以前の適時に他の画像形成
装置への画像データの再転送を行え、意図する画像デー
タの他の画像形成装置から迅速に得ることができる。
【0195】第8の発明によれば、前記画像出力制御装
置は、物理的に離隔して配置されている機能処理が異な
る複数の画像形成装置と所定の通信媒体を介して通信可
能なドキメントサーバであるので、各画像形成装置の動
作状態を一元管理して画像データが転送された画像形成
装置の動作状態が刻々と変動しても検索条件を満たす最
適な画像形成装置を適時に再検索でき、ユーザから要求
される画像データを最善の画像形成装置に転送して効率
よく出力させることができる。
【0196】第9,第16の発明によれば、機能処理が
異なる複数の画像形成装置と通信していずれの画像形成
装置に対しても画像データを転送可能な画像出力制御方
法であって、あるいは機能処理が異なる複数の画像形成
装置と通信していずれの画像形成装置に対しても画像デ
ータを転送可能なコンピュータが読み出し可能なプログ
ラムを格納した記憶媒体であって、前記画像データを転
送すべき画像形成装置を検索するための検索条件を設定
する検索条件設定工程と、前記検索条件設定工程により
設定された前記検索条件に基づいて前記画像データを処
理可能な画像形成装置を検索する検索工程と、前記検索
工程により検索された検索結果を操作部にランク別表示
させる第1の表示工程と、前記第1の表示工程によりラ
ンク別表示された前記複数の画像形成装置の中から前記
画像データを転送すべき所望の画像形成装置を選択する
第1の選択工程と、前記第1の選択工程により選択され
た画像形成装置に前記画像データを転送する転送工程
と、前記検索工程により検索されたまたは前記第1の選
択工程により選択された画像形成装置の動作状態情報を
通信により取得する取得工程と、前記取得工程により取
得した各画像形成装置の動作状態情報を前記操作部に表
示させる第2の表示工程と、前記取得工程により取得し
た各画像形成装置の動作状態情報を解析して前記検索工
程により前記検索条件設定工程により設定された前記検
索条件に基づいて前記画像データを処理可能な画像形成
装置を再検索させる再検索工程と、前記再検索工程によ
り再検索された画像形成装置に対して転送処理開始時間
を設定する転送時間設定工程と、前記転送時間設定工程
により設定された前記転送処理開始時間経過後、前記再
検索工程により再検索された画像形成装置に対して転送
処理中の前記画像データを前記第1の選択工程により選
択された画像形成装置とは異なる画像形成装置に自動転
送する再転送工程とを有するので、設定された検索条件
を満たす画像形成装置により画像データを出力処理中に
当該画像形成装置の動作状態が変動して画像データを出
力できない状態に遷移しても、当該画像データを設定さ
れた検索条件を満たす他の画像形成装置を自動検索して
最適な出力先を自動的に決定して、同一の画像データを
ユーザに設定された出力スケジュールに適応して転送さ
せるように最適化させることができる。
【0197】第10,第17の発明によれば、前記再転
送工程による前記画像データの自動転送に対する実行の
可否を選択する第2の選択工程を有するので、ユーザが
画像データを処理する画像形成装置の動作状態が変動し
た場合に、他の画像形成装置により画像データを出力さ
せるか否かを選択でき、ユーザが意図する画像データ出
力環境を自在に設定することができる。
【0198】第11,第18の発明によれば、前記再転
送工程による前記画像データの自動転送開始タイミング
を指定する指定工程を有し、前記再転送工程は前記指定
工程により指定された前記自動転送開始タイミングに基
づいて、該再検索された画像形成装置に対して転送処理
中の前記画像データを前記第1の選択工程により選択さ
れた画像形成装置とは異なる画像形成装置に自動転送す
るので、ユーザが画像データを処理する画像形成装置の
動作状態が変動した場合でも、当該画像データを他の画
像形成装置に代替出力させるかどうかを決定するまでに
要する時間を的確に指定できるため、最初に選択された
画像形成装置から他の画像形成装置による画像データを
転送するまでのユーザが意図する猶予期間を自在に設定
できる。
【0199】第12,第19の発明によれば、前記動作
状態情報は、トラブル情報であるので、選択した画像形
成装置のトラブル情報をユーザに明示できるとともに、
該トラブル情報から当該画像データを出力させるべき画
像形成装置を再検索させるかどうかを的確に判定するこ
とができる。
【0200】第13,第20の発明によれば、前記動作
状態情報は、操作者以外の画像出力要求である割り込み
情報であるので、画像形成装置を共有する画像出力環境
における緊急性の高い画像出力要求とそれ以外の画像出
力要求とを満足させながら各ユーザからの画像データを
効率よく処理することができる。
【0201】第14,第21の発明によれば、前記動作
状態情報は、画像形成装置の転写用紙無し情報であるの
で、画像データを転送していた画像形成装置の紙無し状
態を捉えて適時に他の画像形成装置への画像データの再
転送を行え、紙無し状態が解除有無に左右されることな
く意図する画像データの他の画像形成装置から得ること
ができる。
【0202】第15,第22の発明によれば、前記動作
状態情報は、画像形成装置の転写用紙無し予告情報であ
るので、画像データを転送していた画像形成装置の紙無
し予告状態を捉えて紙無しが発生する以前の適時に他の
画像形成装置への画像データの再転送を行え、意図する
画像データの他の画像形成装置から迅速に得ることがで
きる。
【0203】従って、機能が異なる複数の画像形成装置
を共有する画像処理システムにおいて、ユーザの検索条
件を満たす画像形成装置を検索し、該検索された画像形
成装置中から選択された画像形成装置に対して画像デー
タを転送中に、該画像形成装置の動作状態が動的に変動
しても、先に設定された検索条件を満たす画像形成装置
を適時に再検索することができ、ユーザによる検索処理
負担を大幅に軽減してユーザが意図する画像データをユ
ーザによりあらかじめ設定された時間経過後に、出力で
きる画像出力処理環境を自在に構築することができる等
の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置を適用可能な情報処
理システムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示した情報処理システム内の1つの統合
コントローラが制御する画像形成装置と内部装置の構成
を説明するブロック図である。
【図3】図2に示したリーダ部およびプリンタ部の構成
を示す断面図である。
【図4】図3に示したリーダ部1にある操作パネルの構
成例を示す平面図である。
【図5】本発明に係る画像形成装置における第1の画像
処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図6】本発明に係る画像形成装置における第2の画像
処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図7】本発明に係る画像形成装置における第3の画像
処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図8】本発明に係る画像形成装置における第4の画像
処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図9】本発明に係る画像形成装置における第5の画像
処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図10】本発明に係る画像形成装置における第6の画
像処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図11】本発明に係る画像形成装置における第7の画
像処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図12】本発明に係る画像形成装置における第8の画
像処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図13】本発明に係る画像形成装置における第9の画
像処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図14】本発明に係る画像形成装置における第10の
画像処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図15】本発明に係る画像形成装置における第11の
画像処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図16】図1に示したドキメントサーバが備えるデバ
イステーブルのデータ構成例を表わす図である。
【図17】図2に示したイメージメモリ部上での画像展
開処理状態を説明する模式図である。
【図18】図1に示したネットワーク上の機器の操作部
画面の一例を示す図である。
【図19】図1に示したネットワーク上の機器の操作部
画面の一例を示す図である。
【図20】図1に示したネットワーク上の機器の操作部
画面の一例を示す図である。
【図21】図1に示したネットワーク上の機器の操作部
画面の一例を示す図である。
【図22】図1に示したネットワーク上プリンタ資源の
ランキング状態を示す図である。
【図23】図22に示したランキングに基づいて算定さ
れる選択すべきプリンタの最適順位の一例を示す図であ
る。
【図24】図1に示したネットワーク上プリンタ資源の
ランキング状態を示す図である。
【図25】図24に示したランキングに基づいて再算定
される選択すべきプリンタの最適順位の一例を示す図で
ある。
【図26】図1に示したネットワーク上の機器の操作部
画面の一例を示す図である。
【図27】図1に示したネットワーク上の機器の操作部
画面の一例を示す図である。
【図28】図1に示したネットワーク上の機器の操作部
画面の一例を示す図である。
【図29】本発明に係る画像出力制御装置における第1
2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであ
る。
【図30】本発明に係る画像出力制御装置における第1
3のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであ
る。
【図31】本発明に係る画像処理装置を適用可能なネッ
トワークシステムで読み出し可能な各種データ処理プロ
グラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図
である。
【符号の説明】
1 画像形成装置 2 内部デバイス 3 統合コントローラ 4 ドキメントサーバ 5 スキャナ 6 ファクシミリ装置 7,9 パーソナルコンピュータ 8 プリンタ

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機能処理が異なる複数の画像形成装置と
    通信していずれの画像形成装置に対しても画像データを
    転送可能な画像出力制御装置であって、 前記画像データを転送すべき画像形成装置を検索するた
    めの検索条件を設定する検索条件設定手段と、 前記検索条件設定手段により設定された前記検索条件に
    基づいて前記画像データを処理可能な画像形成装置を検
    索する検索手段と、 前記検索手段により検索された検索結果をランク別に表
    示する第1の表示手段と、 前記第1の表示手段によりランク別表示された前記複数
    の画像形成装置の中から前記画像データを転送すべき所
    望の画像形成装置を選択する第1の選択手段と、 前記第1の選択手段により選択された画像形成装置に前
    記画像データを転送する転送手段と、 前記検索手段により検索されたまたは前記第1の選択手
    段により選択された画像形成装置の動作状態情報を通信
    により取得する取得手段と、 前記取得手段により取得した各画像形成装置の動作状態
    情報を表示する第2の表示手段と、 前記取得手段により取得した各画像形成装置の動作状態
    情報を解析して前記検索手段により前記検索条件設定手
    段により設定された前記検索条件に基づいて前記画像デ
    ータを処理可能な画像形成装置を再検索させる検索制御
    手段と、 前記検索制御手段により再検索された画像形成装置に対
    して転送処理開始時間を設定する転送時間設定手段と、 前記転送時間設定手段により設定された前記転送処理開
    始時間経過後、前記検索制御手段により再検索された画
    像形成装置に対して転送処理中の前記画像データを前記
    選択手段により選択された画像形成装置とは異なる画像
    形成装置に自動転送する転送制御手段と、を有すること
    を特徴とする画像出力制御装置。
  2. 【請求項2】 前記転送制御手段による前記画像データ
    の自動転送に対する実行の可否を選択する第2の選択手
    段を有することを特徴とする請求項1記載の画像出力制
    御装置。
  3. 【請求項3】 前記転送制御手段による前記画像データ
    の自動転送開始タイミングを指定する指定手段を有し、 前記転送制御手段は前記指定手段により指定された前記
    自動転送開始タイミングに基づいて、前記検索制御手段
    により再検索された画像形成装置に対して転送処理中の
    前記画像データを前第1の記選択手段により選択された
    画像形成装置とは異なる画像形成装置に自動転送するこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像出力制御装置。
  4. 【請求項4】 前記動作状態情報は、トラブル情報であ
    ることを特徴とする請求項1記載の画像出力制御装置。
  5. 【請求項5】 前記動作状態情報は、操作者以外の画像
    出力要求である割り込み情報であることを特徴とする請
    求項1記載の画像出力制御装置。
  6. 【請求項6】 前記動作状態情報は、画像形成装置の転
    写用紙無し情報であることを特徴とする請求項1記載の
    画像出力制御装置。
  7. 【請求項7】 前記動作状態情報は、画像形成装置の転
    写用紙無し予告情報であることを特徴とする請求項1記
    載の画像出力制御装置。
  8. 【請求項8】 前記画像出力制御装置は、物理的に離隔
    して配置されている機能処理が異なる複数の画像形成装
    置と所定の通信媒体を介して通信可能なドキメントサー
    バであることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記
    載の画像制御装置。
  9. 【請求項9】 機能処理が異なる複数の画像形成装置と
    通信していずれの画像形成装置に対しても画像データを
    転送可能な画像出力制御方法であって、 前記画像データを転送すべき画像形成装置を検索するた
    めの検索条件を設定する検索条件設定工程と、 前記検索条件設定工程により設定された前記検索条件に
    基づいて前記画像データを処理可能な画像形成装置を検
    索する検索工程と、 前記検索工程により検索された検索結果を操作部にラン
    ク別表示させる第1の表示工程と、 前記第1の表示工程によりランク別表示された前記複数
    の画像形成装置の中から前記画像データを転送すべき所
    望の画像形成装置を選択する第1の選択工程と、 前記第1の選択工程により選択された画像形成装置に前
    記画像データを転送する転送工程と、 前記検索工程により検索されたまたは前記第1の選択工
    程により選択された画像形成装置の動作状態情報を通信
    により取得する取得工程と、 前記取得工程により取得した各画像形成装置の動作状態
    情報を前記操作部に表示させる第2の表示工程と、 前記取得工程により取得した各画像形成装置の動作状態
    情報を解析して前記検索工程により前記検索条件設定工
    程により設定された前記検索条件に基づいて前記画像デ
    ータを処理可能な画像形成装置を再検索させる再検索工
    程と、 前記再検索工程により再検索された画像形成装置に対し
    て転送処理開始時間を設定する転送時間設定工程と、 前記転送時間設定工程により設定された前記転送処理開
    始時間経過後、前記再検索工程により再検索された画像
    形成装置に対して転送処理中の前記画像データを前記第
    1の選択工程により選択された画像形成装置とは異なる
    画像形成装置に自動転送する再転送工程と、を有するこ
    とを特徴とする画像出力制御方法。
  10. 【請求項10】 前記再転送工程による前記画像データ
    の自動転送に対する実行の可否を選択する第2の選択工
    程を有することを特徴とする請求項9記載の画像出力制
    御方法。
  11. 【請求項11】 前記再転送工程による前記画像データ
    の自動転送開始タイミングを指定する指定工程を有し、 前記再転送工程は前記指定工程により指定された前記自
    動転送開始タイミングに基づいて、該再検索された画像
    形成装置に対して転送処理中の前記画像データを前記第
    1の選択工程により選択された画像形成装置とは異なる
    画像形成装置に自動転送することを特徴とする請求項9
    記載の画像出力制御方法。
  12. 【請求項12】 前記動作状態情報は、トラブル情報で
    あることを特徴とする請求項9記載の画像出力制御装方
    法。
  13. 【請求項13】 前記動作状態情報は、操作者以外の画
    像出力要求である割り込み情報であることを特徴とする
    請求項9記載の画像出力制御方法。
  14. 【請求項14】 前記動作状態情報は、画像形成装置の
    転写用紙無し情報であることを特徴とする請求項9記載
    の画像出力制御方法。
  15. 【請求項15】 前記動作状態情報は、画像形成装置の
    転写用紙無し予告情報であることを特徴とする請求項9
    記載の画像出力制御方法。
  16. 【請求項16】 機能処理が異なる複数の画像形成装置
    と通信していずれの画像形成装置に対しても画像データ
    を転送可能なコンピュータが読み出し可能なプログラム
    を格納した記憶媒体であって、 前記画像データを転送すべき画像形成装置を検索するた
    めの検索条件を設定する検索条件設定工程と、 前記検索条件設定工程により設定された前記検索条件に
    基づいて前記画像データを処理可能な画像形成装置を検
    索する検索工程と、 前記検索工程により検索されたの検索結果を操作部にラ
    ンク別表示させる第1の表示工程と、 前記第1の表示工程によりランク別表示された前記複数
    の画像形成装置の中から前記画像データを転送すべき所
    望の画像形成装置を選択する第1の選択工程と、 前記第1の選択工程により選択された画像形成装置に前
    記画像データを転送する転送工程と、 前記検索工程により検索されたまたは前記第1の選択工
    程により選択された画像形成装置の動作状態情報を通信
    により取得する取得工程と、 前記取得工程により取得した各画像形成装置の動作状態
    情報を前記操作部に表示させる第2の表示工程と、 前記取得工程により取得した各画像形成装置の動作状態
    情報を解析して前記検索工程により前記検索条件設定工
    程により設定された前記検索条件に基づいて前記画像デ
    ータを処理可能な画像形成装置を再検索させる再検索工
    程と、 前記再検索工程により再検索された画像形成装置に対し
    て転送処理中の前記画像データを前記第1の選択工程に
    より選択された画像形成装置とは異なる画像形成装置に
    自動転送する再転送工程と、を有することを特徴とする
    コンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記
    憶媒体。
  17. 【請求項17】 前記再転送工程による前記画像データ
    の自動転送に対する実行の可否を選択する第2の選択工
    程を有することを特徴とする請求項16記載のコンピュ
    ータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体。
  18. 【請求項18】 前記再転送工程による前記画像データ
    の自動転送開始タイミングを指定する指定工程を有し、 前記再転送工程は前記指定工程により指定された前記自
    動転送開始タイミングに基づいて、該再検索された画像
    形成装置に対して転送処理中の前記画像データを前記第
    1の選択工程により選択された画像形成装置とは異なる
    画像形成装置に自動転送することを特徴とする請求項1
    6記載のコンピュータが読み出し可能なプログラムを格
    納した記憶媒体。
  19. 【請求項19】 前記動作状態情報は、トラブル情報で
    あることを特徴とする請求項16記載のコンピュータが
    読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体。
  20. 【請求項20】 前記動作状態情報は、操作者以外の画
    像出力要求である割り込み情報であることを特徴とする
    請求項16記載のコンピュータが読み出し可能なプログ
    ラムを格納した記憶媒体。
  21. 【請求項21】 前記動作状態情報は、画像形成装置の
    転写用紙無し情報であることを特徴とする請求項16記
    載のコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納し
    た記憶媒体。
  22. 【請求項22】 前記動作状態情報は、画像形成装置の
    転写用紙無し予告情報であることを特徴とする請求項1
    6記載のコンピュータが読み出し可能なプログラムを格
    納した記憶媒体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007280390A (ja) * 2006-03-31 2007-10-25 Ricoh Co Ltd 印刷サーチ機能を有するプリンタドライバ
JP2009533745A (ja) * 2006-04-13 2009-09-17 三星電子株式会社 Xhtmlデータ生成方法及び装置
JP2011065368A (ja) * 2009-09-16 2011-03-31 Canon Inc 印刷制御装置、印刷制御方法、及びコンピュータプログラム

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