JP2002057824A - 情報処理システム及び情報処理方法 - Google Patents

情報処理システム及び情報処理方法

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JP2002057824A
JP2002057824A JP2000243324A JP2000243324A JP2002057824A JP 2002057824 A JP2002057824 A JP 2002057824A JP 2000243324 A JP2000243324 A JP 2000243324A JP 2000243324 A JP2000243324 A JP 2000243324A JP 2002057824 A JP2002057824 A JP 2002057824A
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program
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Yoshinori Abe
喜則 阿部
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Canon Inc
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

Abstract

(57)【要約】 【課題】 クラスタリング(重連)を行なう装置におい
て、一定の時間使用されないと自動的にスリープ動作に
入るが、スリープ動作の省エネ動作が装置毎に行われて
いるために実際に動作を開始する際の起動時間が長くな
るという問題を解決し、効率の良い復帰動作を可能とす
る。 【解決手段】 装置のウォームアップ時間、装置が処理
可能な機能が登録したり、各装置のスリープ状態に入っ
た時間を管理している事でクラスタリング(重連)を行
なう際に予め指定された条件により検索サーバに登録さ
れた各装置の情報、各装置の使用時間から最も効率良く
スリープ状態から復帰動作を行なう装置が選択され、通
常動作に復帰する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報処理システム及
び情報処理方法に関し、例えばマルチファンクション動
作が可能な情報処理システム及び情報処理方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、複写(コピー)を行なうべき
元原稿を読み取り、読み取った画像データをハードィス
クなどの記憶装置に記憶し、ネットワークを介して他の
プリンタ装置などに出力して印刷する機能を備えたデジ
タル複写機が知られている。これらのデジタル複写機
は、外部のコンピュータから印刷データを入力し、プリ
ントアウトするプリント機能や公衆回線からのフアクシ
ミリ(FAX)受信機能などの本来の複写機能のほかに
複数機能を搭載したものも登場してきており、このよう
な複数機能を有するものをマルチファンクション装置と
呼んでいる。
【0003】このマルチファンクション装置は、単機能
の複写機あるいはFAX機器と比べて省スペースでかつ
高機能であり、将来の拡張性も高い構成となっている。
【0004】また、これらのマルチファンクション装置
を複数台ネットワークに接続し、高速にプリントアウト
処理を行ったり、また他の処理を高速に行なうクラスタ
リング(重連)の機能を有するシステムも知られてい
る。
【0005】この様なマルチファンクションシステム
は、拡張性が高い反面、不必要のアプリケーションプロ
グラムやデータ等を予め機器内部に記憶しておく必要が
あり、仕様あるいは機能が増えるに従って搭載するメモ
リ容量の増加になっていた。
【0006】また、多くのデータを記憶するためにハー
ドディスク等の大容量メモリ装置を備えなければならな
かった。さらに、多機能がゆえに設置時に複雑な設置手
順が必要となり、設置時間が長くなったり、設置手順書
など膨大な資料が必要になったり、あるいはオンライン
マニュアルにおいても多くのデータをダウンロードし記
憶しておく必要があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、クラス
タリング(重連)を行なう装置においては、一定の時間
使用されないと自動的にスリープ動作に入り、装置の消
費電力を下げる省エネ機能が設けられているが、省エネ
動作が装置毎に行われているために実際に動作を開始す
る際の起動時間が長くなるという問題があった。
【0008】逆に短時間で動作可能な状態にさせるに
は、常に装置を動作可能状態にする必要があり、省エネ
動作が出来ない事になってしまうという欠点になってし
まう。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上述した課題を
解決することを目的としてなされたもので、係る目的を
達成する一手段として例えば以下の構成を備える。
【0010】即ち、マルチファンクション動作可能な情
報処理システムにおいて、マルチファンクション装置で
動作するシステムプログラムを記憶するファイルサーバ
と、システムプログラムのファイルの格納位置のデータ
ベースを持つ管理サーバと、前記マルチファンクション
装置とから構成され、クラスタリング可能なマルチファ
ンクション装置がスリープ状態に入っている際に、予め
指定された条件に合った装置から順にスリープ動作から
復帰することを特徴とする。
【0011】そして例えば、前記指定された条件は、接
続されたクラスタリング実行可能な装置の中で最も最近
まで動作していた装置であることを特徴とする。
【0012】又例えば、前記指定された条件は、接続さ
れたクラスタリング実行可能な装置の中で指定されたジ
ョブに対して必要な機能を持った装置であることを特徴
とする。あるいは、前記指定された条件が、接続された
クラスタリング実行可能な装置の中で最もウォームアッ
プ時間の短い装置であることを特徴とする。
【0013】又は、マルチファンクション装置で動作す
るシステムプログラムを記憶するファイルサーバと、シ
ステムプログラムのファイルの格納位置のデータベース
を持つ管理サーバと、前記マルチファンクション装置と
から構成され、マルチファンクション動作可能な情報処
理システムであって、前記マルチファンクション装置が
スリープ状態に入っている際に、予め指定された条件に
合った装置から順にスリープ動作から復帰することを特
徴とすることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
に係る一発明の実施の形態例を詳細に説明する。以下の
説明は、主にネットワークに接続されたマルチファンク
ション装置からのクラスタリング(重連)の制御方法に
ついて行なう。
【0015】[第1の実施の形態例]図1は、本発明に
係る一発明の実施の形態例のシステム構成を示す図であ
り、マルチファンクション装置とサーバ、コンピュータ
等がネットワークで接続された状態を示している。
【0016】図1において、100はマルチファンクシ
ョン装置であり、主に画像の入出力などの機能を有して
おり、画像データに対しての処理が行われる。
【0017】マルチファンクション装置100におい
て、190はユーザが各種指示などを操作入力するため
の操作部、191は操作部190、ホストコンピュータ
330、ユーザコンピュータ340等からの指示に従っ
て画像を入力するスキャナ部、192はスキャナ部19
1からの画像データを印刷出力するとともに、コンピュ
ータ330,340からのデータを印刷出力するプリン
タ部、193は操作部190やコンピュータ330,3
40からの指示に基づいてスキャナ部191、プリンタ
部192、メモリ194、ハードディスク195、もし
くはコンピュータ330,340との間で画像データの
入出力などの制御を行なうデバイスコントローラであ
り、例えばスキャナ部191から読み込んだ画像データ
をメモリ194やハードディスク195に記憶したり、
コンピュータ330あるいは340に出力したり、ある
いはプリンタ部192で印刷するなどの制御及び画像処
理などのデータ処理を行なう。
【0018】本実施の形態例のマルチファンクション装
置100は、単に原稿画像を複写するという事だけでな
く、原稿画像に種々の画像処理を施して複写する事も可
能に構成されている。例えば、原稿の白黒を反転させる
ネガボジ反転処理、原稿の一部のみを複写するトリミン
グ処理、複数の原稿を縮小して1枚の出力用紙上に合成
する縮小レイアウト処理、などといった多様な処理を行
なう事が可能である。
【0019】また、原稿の複写以外にスキャナ部191
で読み込んだ画像データをLAN10(ネットワーク)
経由でコンピュータ330あるいは340に転送した
り、逆にコンピュータ上で作成した文章をプリンタ部1
92でプリント出力させたりする事も可能である。また
ファックス送受信機能を備えて原稿画像を遠隔地のファ
ックス機器へ送信したり、受信したりする事も可能であ
る。
【0020】これは、デバイスコントローラ193内に
内蔵している不図示のコンピュータハードウエア機能あ
るいはファイルサーバ300などに記憶されているドラ
イバソフト及び制御ソフト等の構成により実現出来る機
能である。
【0021】また図1において、300はファイルサー
バであり、後述するマルチファンクション装置100の
ためのシステムプログラム(アプリケーション、ジョブ
制御プログラム、デバイスドライバプログラム、デバイ
スのファームウエア等)が記憶されている。
【0022】310は検索サーバでありファイルサーバ
300に記憶されたプログラムファイルの格納先情報が
記憶されている。またこの検索サーバ310には、LA
N10に接続されたマルチファンクション装置100や
410で実現可能な機能項目及び装置名が登録されてい
る。
【0023】320はLANネットワークで接続された
各機器の管理や、ユーザ管理、課金情報などのデータの
管理などを行なう機器管理サーバである。また、機器管
理サーバ320は、クラスタリング(重連)が可能な装
置の使用時間や装置寿命、ウォームアップ時間などの機
器情報も管理されている。
【0024】330は端末装置として接続されたホスト
コンピュータであり、後述するインターネット500を
介してウェブサーバ501から提供された情報を閲覧し
たり、画像データをマルチファンクション装置100や
プリンタ400に出力することができる。このコンピュ
ータ330は、主としてネットワーク全体を管理する管
理者用として用いられファイルサーバに対してシステム
プログラムの登録等を行なう事が出来る。
【0025】340も同様に端末装置として接続された
ユーザコンピュータでありマルチファンクション装置1
00を使って作成したファイルをプリントアウトした
り、スキャナ部191を使って画像データを入力する事
が出来る。このコンピュータ340は、主としてユーザ
用として一般に仕様されているもので、通常は数台から
数10台がネットワークに接続され、マルチファンクシ
ョン装置100を複数人で用いる事を可能としている。
【0026】400はプリンタであり、コンピュータ3
30,340、ファイルサーバ300からの画像データ
を記録媒体上にプリントすることができる。410は、
マルチファンクション装置100と機能が同じでLAN
10上に接続されている第2のマルチファンクション装
置である。
【0027】本実施の形態例においては、マルチファン
クション装置は1台だけでプリントあるいはコピー動作
を行なうだけでなく複数台の装置をあたかも高速の1台
の装置として扱うクラスタリング(重連)を行なう事が
可能である。例えば50枚/分で処理できる装置が2台
で100枚/分の装置に相当する。
【0028】500はインターネットなどの通信網であ
る。501はウェブサーバであり、インターネット上に
接続されインターネットユーザに特定のサービスを提供
する。502は個人ユーザの端末とインターネット50
0との接続処理を行なうサービスプロバイダである。5
03はファイアーウォールであり、これにより図示した
LANネットワーク内部(LAN10)と外部通信網
〈インターネット)とを接続し、セキュリティー管理な
どが行われている。
【0029】なお、ファイアーウォール503から下の
構成は、サービスプロバイダ502を介してインターネ
ット500につながっている個人ユーザのもとにあって
もよい。
【0030】以下、以上の構成を備える本実施の形態例
の情報処理システムの動作を図2〜図5を参照して説明
する。以下の説明は、主にファイルサーバ300とマル
チファンクション装置のシステムプログラムの転送の動
作について説明する。
【0031】図2は、本実施の形態例におけるマルチフ
ァンクション装置上で動作可能なプログラムをネットワ
ーク上に接続されたファイルサーバに登録するネットワ
ーク動作を説明するための図である。
【0032】マルチファンクション装置100はローカ
ルエリアネットワーク(LAN)10へ、例えばRJ4
5を持つ10BaseT等のLANインタフェースを介
して接続されている。またホストコンピュータ330等
の複数のホストコンピュータおよびハードィスクなどの
記録デバイスに記憶されたファイルのアクセスを管理す
るファイルサーバ300等の複数のサーバもLAN10
に接続されており、マルチファンクション装置100と
通信を可能に構成されている。
【0033】ホストコンピュータ330では、マルチフ
ァンクション装置100上で動作可能なプログラムファ
イルを作成すると、LAN10を介して作成したプログ
ラムファイルをファイルサーバ300へ転送する(Reji
stry)。ホストコンピュータ330で作成されるプログ
ラムファイルは、好ましくはHTML,Java等のイ
ンターネット(Internet)アプリケーション言語に従っ
たファイルである。
【0034】ファイルサーバ300では、ホストコンピ
ュータ330より送信されたプログラムファイルを不図
示の具備された記録デバイスに記憶する。さらにホスト
コンピュータ330は、ファイルサーバ300へ転送さ
れたプログラムファイルの格納先情報を検索サーバ31
0へ対して通知する。好ましくは、HTTPプロトコル
で用いられるURLの書式に従ったものである。例えば
ファイルサーバ300のアドレス"www.pipit.canon.co.
jp"、ファイルサーバ300の記憶デバイス内部でのプ
ログラムファイルの記憶位置を示すパスが"pmfp/japan
/"、さらにプログラムファイル名"index.html"といった
ものでありこれらが検索サーバ310に記憶される(En
try)。
【0035】同時に記憶位置を示すパスは、プログラム
ファイルが動作可能なマルチファンクション装置の識別
子を兼ねており、検索サーバ310は、ホストコンピュ
ータ330より通知されるプログラムファイル格納先情
報を効率的に記憶し、マルチファンクション装置100
等から要求されるプログラムファイル格納先の照会に応
答すべく動作する。
【0036】図3は、本実施の形態例におけるマルチフ
ァンクション装置100がネットワーク上に接続された
ファイルサーバの記録デバイスに格納されたプログラム
ファイルを検索する場合におけるネットワーク構成の一
例を示した図である。
【0037】マルチファンクション装置100が電源起
動時ないしは初期化状態時等、マルチファンクション装
置100上で動作可能なプログラムファイルの格納先が
不明な状態の場合であることを検知すると、ローカルエ
リアネットワーク(LAN)10上にプログラムファイ
ルの格納先を問い合わせるパケットを送出する(Quer
y)。このパケットは、送信元の装置識別子が含まれて
おり、ブロードキャストないしはマルチキャスト方式に
よる宛先不特定として送出される。
【0038】マルチファンクション装置100から送出
されたパケットをネットワーク上に接続された検索サー
バ310が受信し、パケットに含まれている送信元の装
置識別子と、図2で説明した検索サーバ310に記憶さ
れたプログラムファイル格納先情報に基づいてマルチフ
ァンクション装置100が要求しているプログラムファ
イルの格納先を照会し、その結果をマルチファンクショ
ン装置100へLAN10を介して通知する(Repl
y)。
【0039】例えばマルチファンクション装置100が
装置識別子として、Device Type:=pmfp,Country:=
Japanを含んだパケットをLAN10上に送信し、検索
サーバ310が装置識別子であるpmfpおよびJap
anに合致するプログラムファイルを検索し、合致する
データが存在した場合には、プログラムファイルの格納
先を示すアドレス(URL)データをマルチファンクシ
ョン装置100に対して送信する。
【0040】図4は、本実施の形態例におけるマルチフ
ァンクション装置上で動作可能なプログラムをネットワ
ーク上に接続されたファイルサーバから取得し、実行す
る場合におけるネットワーク構成の一例を示した図であ
る。ファイルサーバ300の記録デバイスにマルチファ
ンクション装置100上で動作可能なプログラムファイ
ルが格納されており、先の図3で説明した手順あるいは
予めマルチファンクション装置100上に接続された操
作パネル(不図示)等からの操作によりプログラムファ
イル格納先の情報を取得し、そのプログラムファイル格
納先情報に基づいてファイルサーバ300へ対し、プロ
グラムファイルの取得要求を行なうパケットを送出する
(Get HTML File)。
【0041】例えば、要求パケット内に"http://www.pi
pit.canon.co.jp/pmfp/_japan/index.html"を記述する
ことによってファイルサーバ300のアドレスおよび記
憶デバイス内のプログラムファイルの格納先を指示す
る。ファイルサーバ300では、マルチファンクション
装置100から受信した取得要求パケットの内容に応じ
て、記憶デバイスからプログラムファイル(例ではinde
x.html)を送信する。
【0042】マルチファンクション装置100では、フ
ァイルサーバ300より転送されたプログラムファイル
をマルチファンクション装置100内部のCPUおよび
ROM等に格納されたプログラムファイルインタプリタ
により翻訳処理され実行される。
【0043】ファイルサーバ300より取得したプログ
ラムファイルは図5で示したHTML書式に従って記述
されていることが好ましい。図5の例では取得したプロ
グラムファイル(Index.html)は、操作部の表示される
メニューを制御するプログラムであり、マルチファンク
ション装置100の操作部に"Account","job Contro
l","Service Maintenance"を表示する。
【0044】またプログラムファイルは、他のプログラ
ムファイルを関連付け(リンク)することが可能であ
り、例えばサブプログラムを格納先情報をプログラムフ
ァイルに記述しておくことで、サブプログラムが必要に
なった時点で格納先情報に応じてプログラムを取得する
といった制御を実現する。
【0045】以上の通信動作を行なうマルチファンクシ
ョン装置100の詳細構成を以下に説明する。図6は本
実施の形態例におけるマルチファンクション装置100
の断面図でありスキャナ部191及びプリンタ部192
を含んでいる。
【0046】スキャナ部191の原稿給送装置101は
原稿を最終頁から順に1枚ずつプラテンガラス102上
へ給送し、原稿の読み取り動作終了後、プラテンガラス
102上の原稿を排出するものである。原稿がプラテン
ガラス102上に搬送されると、ランプ103を点灯す
る。
【0047】そしてスキャナユニット104の移動を開
始させて、原稿を露光走査する。この時の原稿からの反
射光は、ミラー105,106,107、及びレンズ1
08によってCCDイメージセンサ(以下CCDとい
う)109へ導かれる。このように走査された原稿の画
像はCCD109によって読み取られる。
【0048】CCD109から出力される画像データ
は、所定の処理が施された後、プリンタ部192へ転送
される。プリンタ部192のレーザドライバ221はレ
ーザ発光部201を駆動するものであり、スキャナ部1
91から出力された画像データに応じたレーザ光をレー
ザ発光部201に発光させる。
【0049】このレーザ光は感光ドラム202に照射さ
れ、感光ドラム202にはレーザ光に応じた潜像が形成
される。この感光ドラム202の潜像の部分には現像器
203によって現像剤が付着される。そして、レーザ光
の照射開始と同期したタイミングで、カセット204及
びカセット205のいずれかから記録紙を給紙して転写
部206へ搬送し、感光ドラム202に付着された現像
剤を記録紙に転写する。
【0050】現像剤の乗った記録紙は定着部207に搬
送され、定着部207の熱と圧力により現像剤は記録紙
に定着される。定着部207を通過した記録紙は排出ロ
ーラ208によって排出されソータ220は排出された
記録紙をそれぞれのピンに収納して記録紙の仕分けを行
なう。
【0051】なお、ソータ220は仕分けが設定されて
いない場合は最上ピンに記録紙を収納する。また、両面
記録が設定されている場合は、排出ローラ208のとこ
ろまで記録紙を搬送した後、排出ローラ208の回転方
向を逆転させ、フラッパ209によって再給紙搬送路へ
導く。多重記録が設定されている場合は、記録紙を排出
ローラ208まで搬送しないようにフラッパ209によ
って再給紙搬送路へ導く。再給紙搬送路へ導かれた記録
紙は上述したタイミングで転写部206へ給紙される。
【0052】図7は、本実施の形態例のマルチファンク
ション装置100の内部構成図である。特にデバイスコ
ントローラ193の構成を示している。701はCP
U、702はプログラムが記憶されたROMである。1
94はメモリ、195はハードディスク(HD)であ
る。
【0053】703はビデオ入力I/Fボード、704
はビデオ出力I/Fボードで画像処理ユニット705に
接続されている。画像処理ユニット705はスキャナ部
191、プリンタ部192に接続されおりスキャナ19
1からの入力された画像データを処理してビデオ入力I
/Fボード703を介して内部バスに入力される。
【0054】また内部バスからビデオ出力I/Fボード
704を介して画像処理ユニット705に入ったデータ
は必要に応じて処理が行われてプリンタ部192に出力
される。190はユーザから操作するための操作部であ
る。706はFAXボードであり公衆回線707を介し
て画像の送信あるいは受信が行われる。
【0055】708はネットワークインターフェースカ
ード(NIC)で、ネットワーク(LAN10)で接続
されているコンピュータ330,340やファイルサー
バ300との通信制御を行なう。709はメモリ194
あるいはハードディスク195に記憶する際にデータ量
を減らす為の画像圧縮及び伸張を行なう画像圧縮・伸張
回路である。これらの機能ボードは内部バスを介してお
互いに接続されておりCPU701により画像データの
転送あるいは受信、各機能ボードに対して制御が行われ
ている。
【0056】内部バスには、全体の制御を行なうシステ
ムプログラムが流れる以外に、画像データも同じバスを
時分割に転送されている。
【0057】図8は、図7に示す構成を備える本実施の
形態例のマルチファンクション装置100の制御ソフト
構造を説明するための図であり、図7のCPU701に
より制御されている。 図8中、801はマルチファン
クション装置100のアプリケーションプログラムであ
り、コピー、FAX、スキャン、プリント等のアプリケ
ーションプログラム群が位置するブロックである。
【0058】802はアプリケーションプログラムイン
ターフェース(以下API)であり、アプリケーション
とジョブ制御のインタフェースである。
【0059】803はジョブ制御であり、コピー、FA
X、スキャン、プリント等のジョブを制御するプログラ
ムが位置するブロックである。804はデバイスドライ
バインターフェースであり、ジョブ制御とデバイスドラ
イバのインタフェース(以下DDI)である。
【0060】805はデバイスドライバプログラムであ
り、デバイスを制御するプログラム群が位置する。80
6はデバイスドライバプログラムで制御されるデバイス
群である。
【0061】図8において、スキャナドライバはスキャ
ナ、プリンタドライバはプリンタ、画像処理ドライバは
画像処理、FAXドライバはFAXボード、UIドライ
バーはUI(操作部のこと)、N/WドライバーはN/
Wカードをそれぞれ制御する。これらのシステムプログ
ラムは、ファイルサーバにより必要に応じてマルチファ
ンクション装置100がダウンロードする事で各種機能
を実現することが可能である。
【0062】図9は本実施の形態例のマルチファンクシ
ョン装置100のコピー処理を説明するためのフローチ
ャート図である。既に、コピー機能に必要なシステムプ
ログラムがマルチファンクション装置にダウンロードさ
れているものとして以下の説明を行なう。
【0063】ステップS901で操作部190からコピ
ー操作指示が入力されるとステップS2の処理に進み、
スキャナ部191において原稿がスキャンされて原稿が
読み込まれ、読み込みデータが対応するデジタルデータ
に変換される。変換されたデジタルデータは、画像処理
705で所定の画像処理が施され、処理画像情報はビデ
オ入力I/F703を介してメモリ194に記憶され
る。
【0064】続いてステップS903において、メモリ
194に記憶された画像データは、ビデオ出力I/F7
04、画像処理705を介してプリンタ部192に送ら
れる。そしてプリント速度に同期してプリンタ部192
より印刷出力される。
【0065】また、通常は複数部の複写動作あるいはF
AX動作やネットワークへの画像データ転送を行なう為
に画像の圧縮・伸張が行われて大容量メモリであるハー
ドィスク195の書き込みあるいは読み出しが行われ
る。なお、ファクシミリ送信の場合には一般的には画像
の圧縮処理が行われる。
【0066】次に図10、図11を用いて本実施の形態
例におけるFAX情報の送受信について説明する。図1
0は本実施の形態例のFAX送信処理を説明するための
フローチャート、図11は本実施の形態例のFAX受信
処理を説明するためのフローチャートである。
【0067】まず図10を参照して本実施の形態例のF
AX送信処理におけるメモリ送信時の処理を説明する。
【0068】ステップS1001で操作部190からF
AX送信指示の操作が行われるとステップS1002に
進み、スキャナ部191により原稿スキャン動作が開始
されて原稿が読み取られ、読み取りデータが対応するデ
ジタルデータに変換される。続いてステップS1003
に進み、画像データは、画像処理705、ビデオ入力I
/F703を介してメモリ194に記憶される。
【0069】メモリ194に記憶されたデータは、続く
ステップS1004において圧縮伸張回路709に読み
出され、必要に応じた画像圧縮/伸張が行われる。そし
てステップS1005において処理データがハードィス
ク195に蓄積される。次にステップS1006ですべ
ての原稿スキャンが行われ、全ページのハードディスク
195への格納が終了したか否かを調べる。まだ読み込
むべき原稿が残っていうる場合にはステップS1002
に戻り次の原稿の読み込みを行なう。
【0070】一方、ステップS1006でスキャナ部1
91で全ての原稿がハードィスク195に蓄積されると
原稿スキャン動作を終了してステップS1007に進
む。そして、ハードィスク195に記憶されている画像
データを順次読み出し、FAXボード706、公衆回線
707を介して所望の送信先が発呼され、発呼先が応答
するとFAX送信が行われる。
【0071】FAX送信時においては、送信されるデー
タの送信速度によっては、ハードィスク195から一度
メモリ194に入れてから送信される場合もある。
【0072】次に図11を参照して本実施の形態例のF
AX受信処理を説明する。
【0073】公衆回線707、FAXボード706を介
して装置に対する被呼が検出されるとこれに応答し、被
呼がファクシミリ通信である場合には図11の処理に移
行する。阻止お手ステップS1101において、公衆回
線707、FAXボード706を介してFAX受信デー
タを受信する。受信したファクシミリデータはステップ
S1102において順次ハードィスク195に格納され
る。このようにしてデータの取り込みが行われ。続くス
テップS1103でファクシミリ通信が終了し全てのデ
ータがハードディスクに蓄積されたかどうかをチェック
する。まだファクシミリ通信が続いており、次の受信情
報がある場合にはステップS1101に戻り、次のファ
クシミリデータを受信する。
【0074】一方、ステップS1103でファクシミリ
通信が終了相手すべてのファクシミリデータを受信した
場合にはステップS1104に進み、ハードディスク1
95に蓄積されたデータを読み出して圧縮・伸張回路7
09により必要に応じた圧縮/伸張処理が行われる。一
般的には受信画像情報の伸張処理が行われる。
【0075】次にステップS1105においてメモリ1
94に例えば伸張されたデータが書き込まれる。その後
ステップS1006においてビデオ出力I/F704、
画像処理705で受信データと記録解像度の変換処理が
行われてプリンタ部192に送られプリントアウトされ
る。
【0076】次に、図12を参照して本実施の形態例の
ファイルサーバ300のファイルの内容を説明する。図
12は本実施の形態例のファイルサーバ300のファイ
ルの内容を示す図である。ファイルサーバ300のファ
イル構成は、検索サーバ310で管理されている。
【0077】図12において、1201は共有ファイル
であり、ネットワークで共有して使えるファイル群を持
つ。
【0078】1205,1209はそれぞれ特定のグル
ープ内で共有して使えるファイル群で、ログインのID
No.で管理されている。
【0079】1213,1217はそれぞれ個人で使え
る固有のファイル群で、ログインのIDNo.によって
管理されている。
【0080】共有ファイル、グループファイル、個人フ
ァイル群は、各々アプリケーションプログラムファイル
群、デバイスドライバプログラムファイル群、データベ
ースのファイル群より構成されている。
【0081】本実施の形態例においては、このような構
成でファイルが管理されているので、ログイン時のID
番号が入力されると、そのログインID番号で予め決め
られた、共有ファイル、グループファイル、個人ファイ
ル群にアクセス可能になる。
【0082】図13は本実施の形態例のマルチファンク
ションシステムの起動時の動作を説明するためのフロー
チャート図である。
【0083】マルチファンクション装置100の電源が
投入されると、図13の処理に移行し、ステップS13
01のログイン待ちの状態になる。このときには操作部
190は例えば図14に示すように、IDNo.の待機
状態となり、右側の10キーより、IDNo.を入力
し、STARTキーでシステムへの入力を行なう入力待
ちの状態となる。
【0084】ここで、図14に示す操作部190からロ
グインIDが入力されるとステップS1302に進み、
マルチファンクション装置100からプログラムファイ
ルの格納先を問い合わせるパケットをLAN10に送出
する。このパケットを検索サーバ310が受信し、ID
No.の確認を行い、入力されたIDNo.が属すファ
イル群、個人ファイル群を確認し、このIDで使える機
能ファイルの格納先を照合し、その結果をマルチファン
クション装置100に通知する。
【0085】マルチファンクション装置100は、その
ファイルの格納先情報に基づき、ファイルサーバ300
に対し、プログラムファイルの取得要求を行なうパケッ
トを送出する。一方、ファイルサーバ300では、マル
チファンクション装置100から受信した取得要求パケ
ットの内容に応じて、記憶デバイスからプログラムファ
イルを送出する。
【0086】従って、マルチファンクション装置100
は続くステップS1303において、ファイルサーバ3
00より送出されたプログラムファイルをマルチファン
クション装置100内部のプログラムインタプリタによ
り翻訳処理され実行される。この場合、ログインのID
No.で仕様可能な機能一覧が、例えば図15に示すよ
うに操作部190に表示される。図15において、15
01はコピー機能、1502はFAX機能、1503は
SCAN機能、1504はオプション機能を示してい
る。
【0087】その後続くステップS1304に進み、操
作部190に対する入力待機状態となる。ここで機能ボ
タン1501から1504うちのどれかのボタンが押さ
れるとステップS1305に進み、マルチファンクショ
ン装置100から押されたボタンの機能、および、マル
チファンクション装置100に接続されたスキャナ部1
91、プリンタ部192、画像処理705、FAXボー
ド706、操作部190等のデバイスID、および、ス
キャナ部191に接続されるフィーダーやプリンタ部1
92に接続されるフィニッシャー等のアクセサリのI
D、に対応するプログラムファイルの格納先を問い合わ
せるパケットをLAN10に送出する。
【0088】続いてステップS1306において、この
パケットを検索サーバ310が受信し、このマルチファ
ンクション装置100で使えるファイルの格納先を照合
し、その結果をマルチファンクション装置100に通知
する。マルチファンクション装置100は、そのファイ
ルの格納先情報に基づき、ファイルサーバ300に対
し、プログラムファイルの取得要求を行なうパケットを
送出する。ファイルサーバ300では、マルチファンク
ション装置100から受信した取得要求パケットの内容
に応じて、記憶デバイスからプログラムファイルを送出
する。
【0089】マルチファンクション装置100は、続く
ステップS1307において、ファイルサーバ300よ
り送出されたプログラムファイルをマルチファンクショ
ン装置100内部のプログラムインタプリタにより翻訳
処理され実行される。この場合、機能ボタンで選択され
た機能が、操作部190に表示される。
【0090】コピー機能が選択された場合には、複写倍
率や記録紙サイズ、各種画像処理や編集処理に関係する
操作画面が表示され、FAX機能が選択された場合に
は、FAXのアドレス表示や送信モードを選択する画面
が表示される。
【0091】次に、図16を用いてマルチファンクショ
ン装置の設置時に必要なオンラインマニュアルのデータ
をファイルサーバからダウンロードする場合の制を説明
する。図16はマルチファンクション装置をネットワー
クに接続した際にオンラインマニュアルのデータをダウ
ンロードし、設置後に自動的に削除する場合の動作を説
明するためのフローチャート図である。
【0092】マルチファンクション装置100をネット
ワークLAN10に接続して装置の電源が投入される
と、図16のステップS1601の処理に移行し、ネッ
トワーク接続待ちの状態になる。そしてネットワーク接
続が行われるとステップS1602に進み、次にログイ
ン待ちの状態になる。これは、図14に示す操作部19
0のように、IDNo.の待機状態となる。ここで右側
の10キーより、IDNo.を入力し、STARTキー
でシステムへの入力を行なうとステップS1603に進
む。
【0093】ログインIDが入力されるとステップS1
603において、マルチファンクション装置100から
プログラムファイルの格納先を問い合わせるパケットを
LAN10に送出する。このパケットを検索サーバ31
0が受信し、IDNo.の確認を行い、入力されたID
No.が属すファイル群、個人ファイル群を確認し、こ
のIDで使える機能ファイルの格納先を照合し、その結
果をマルチファンクション装置100に通知する。
【0094】マルチファンクション装置100は、その
ファイルの格納先情報に基づき、ファイルサーバ300
に対し、プログラムファイルの取得要求を行なうパケッ
トを送出する。ファイルサーバ300では、マルチファ
ンクション装置100から受信した取得要求パケットの
内容に応じて、記憶デバイスからプログラムファイルを
送出する。
【0095】マルチファンクション装置100は、続く
ステップS1603において、ファイルサーバ300よ
り送出されたプログラムファイルをマルチファンクショ
ン装置100内部のプログラムインタプリタにより翻訳
処理され実行される。この場合、ログインのIDNo.
で使用可能な機能一覧が、図15に示すように操作部1
90に表示され、ステップS1604に進み、操作部1
90に対する入力待機状態となる。
【0096】図15に示すよ1501はコピー機能、1
502はFAX機能、1503はSCAN機能、150
4はオプション機能を示している。
【0097】機能ボタン1501から1504うちのど
れかのボタンが押されるとステップS1605に進み、
マルチファンクション装置100から、機能ボタンおよ
び、マルチファンクション装置100に接続されたスキ
ャナ部191、プリンタ部192、画像処理705、F
AXボード706、操作部190等のデバイスID、お
よび、スキャナ部191に接続されるフィーダーやプリ
ンタ部192に接続されるフィニッシャー等のアクセサ
リのIDに対応するプログラムファイルの格納先を問い
合わせるパケットをLAN10に送出する。このパケッ
トを検索サーバ310が受信し、このマルチファンクシ
ョン装置100で使えるファイルの格納先を照合し、そ
の結果をマルチファンクション装置100に通知する。
【0098】マルチファンクション装置100は、その
ファイルの格納先情報に基づき、ファイルサーバ300
に対し、プログラムファイルの取得要求を行なうパケッ
トを送出する。ファイルサーバ300では、マルチフテ
ンクション装置100から受信した取得要求パケットの
内容に応じて、記憶デバイスからプログラムファイルを
送出する。
【0099】マルチファンクション装置100は、続く
ステップS1606において、ファイルサーバ300よ
り送出されたプログラムファイルをマルチファンクショ
ン装置100内部のプログラムインタプリタにより翻訳
処理され実行される。この場合、機能ボタンで選択され
た機能が、操作部190に表示される。
【0100】コピー機能が選択された場合には、複写倍
率や記録紙サイズ、各種画像処理や編集処理に関係する
操作画面が表示されFAX機能が選択された場合には、
FAXのアドレス表示や送信モードを選択する画面が表
示される。以上が、基本的な操作部タブファイルのファ
イル検索及び取得に関する動作である。
【0101】その後設置のためのオンラインマニュアル
をダウンロードするために、パケットを検索サーバ31
0が受信し、このマルチファンクション装置100で使
えるオンラインマニュアルデータファイルの格納先を照
合し、その結果をマルチファンクション装置100に通
知する。
【0102】マルチファンクション装置100は、その
ファイルの格納先情報に基づき、ファイルサーバ300
に対し、オンラインマニュアルのデータの取得要求を行
なうパケットを送出する。ファイルサーバ300では、
マルチファンクション装置100から受信した取得要求
パケットの内容に応じて、記憶デバイスからオンライン
マニュアルのデータを送出する。
【0103】その後ステップS1607において、操作
部190に表示されたオンラインマニュアルに従い、マ
ルチファンクション装置100の初期設定や機能の確認
を行なう。このため、ここで設置が終了するのを待ち、
全ての設置手順の作業が終了したらステップS1608
に進。
【0104】ステップS1608では、マルチファンク
ション装置100は、既に不必要なオンラインマニュア
ルのファイルを自動的に削除が行われる。それと同時に
ステップS1609において設置した事とをネットワー
ク上の装置に対して知らせるために、検索サーバ310
に対して装置の機体番号や実現可能な機能リストあるい
は、両面コピーユニットや出力紙の帳合を行なうフィニ
ッシャー装置が取り付けられているかどうかの項目を登
録させておく。また、装置が動作する際のウォームアッ
プ時間および装置寿命も登録される。
【0105】さらに、続いて図17を参照してクラスタ
リング(重連)を行なう装置の省エネ動作から復帰する
際の動作を説明する。図17はクラスタリング(重連)
を行なう装置の省エネ動作から復帰する際の動作を説明
するためのフローチャート図である。
【0106】図17において、まずステップS1701
において、複数の装置がスリープ状態である時に新しい
ジョブがスプールされたかを判定する。新しいジョブが
入力された場合には後段の条件によりクラスタリングに
必要な装置をスリープ状態から復帰させる処理を行な
う。このためまずステップS1702において、新しい
ジョブが入力された際にすでに動作可能な装置があるか
否かをチェックする。新しいジョブが入力された際にす
でに動作可能な装置が存在する場合にはステップS17
03に進み、クラスタリング可能な複数の装置にジョブ
を分配させて実行させ当該処理を終了する。
【0107】一方、ステップS1702において新しい
ジョブが入力された際にすでに動作可能な装置が無い場
合、あるいはあっても台数が少ない場合にはステップS
1704に進み、復帰条件を取得する。具体的には、予
め機器管理サーバ320に設定されているスリープ条件
からの復帰条件を取得するもので、最も最近まで動作し
ていた装置、ウォームアップ時間の短い装置、必要な機
能を持つ装置などが設定可能になっている。
【0108】効率良く各装置をスリープ状態から実動作
可能な状態に復帰させる為には複数の設定を行っても良
い。以下に説明する本実施の形態例では最も最近まで動
作しており復帰時間が短いと予測される装置から復帰動
作に入る場合について説明する。ステップS1705で
は装置Aがスリープからの復帰動作条件に合致するかを
チェックしている。装置Aがスリープからの復帰動作条
件に合致しない場合にはステップS1706に進み、次
の装置Bについてスリープからの復帰動作条件に合致す
るかをチェックする。
【0109】ステップS1706で装置Bがスリープか
らの復帰条件に合致した場合にはステップS1708に
進み、復帰動作を実行して当該処理を終了する。
【0110】一方、ステップS1706で装置Bがスリ
ープからの復帰条件に合わない場合で、他に装置が接続
されていない場合には省エネ復帰動作チェックを終了す
る。
【0111】さらに、ステップS1705で装置Aがス
リープからの復帰動作条件に合った場合にはステップS
1707に進み、装置Aの復帰状態になるように設定を
行なう。例えばハードディスクにスタンバイ状態にさせ
るコマンドを与えてスピンドルモータを起動したり、プ
リンタ部の定着装置の正規の温度に達するまでの温度調
節動作、装置内部の制御基板上のメインCPU以外の電
源をONして初期設定して当該処理を終了し、実動作状
態に入る。こうする事で装置全体でスタンバイ状態する
事になる。
【0112】また、スリープから復帰する条件は、新し
いジョブのクラスタリングの実行の際に効率よく短時間
に開始できる様に設定される。例えば一つのジョブでの
プリント枚数が少ない様なクラスタリングを行なうシス
テムにおいては、ウォームアップ時間が短いものから優
先的にスリープする、あるいは最も最近まで動作してい
た装置を選択するようにすれば、立ち上げ時間が少なく
なりすぐにプリント結果を出力する事が可能となり効率
が良い。
【0113】以上説明したように本実施の形態例によれ
ば、マルチファンクション装置の設置時の設置手順書を
装置をネットワークに接続した時に、ファイルサーバが
自動的にダウンロードし、装置の操作部にオンラインマ
ニュアルとして表示あるいは操作ボタンを表示させ、設
置が終了時には自動的にオンラインマニュアルのデータ
を消去する事で通常の動作時には不必要なプログラムを
常駐させることなく使用する事が出来る。
【0114】また、設置終了時には、ネットワーク上の
検索サーバにマルチファンクション装置の機体番号や使
用可能な機能リスト、動作電力、処理速度を自動的に登
録し管理する事を可能にした。
【0115】また、クラスタリング(重連)を行なうマ
ルチファンクション装置において、予め省エネ動作から
復帰する際の優先する条件を設定可能として効率良く複
数の装置を省エネモードにする事を可能にする。
【0116】即ち、ネットワーク上に接続されたファイ
ルサーバからユーザが使用するアプリケーションや関係
するデータのみマルチファンクションシステムにダウン
ロードする事で、システムに必要なメモリ容量を減らす
事を可能にしている。
【0117】また、共通のファイルサーバにアプリケー
ションあるはドライバソフトを登録して共有させる事
で、ソフトウェアの資源を有効に使用する事が可能にな
り、バージョンアップ等の作業も1つのサーバに対して
のみ行なえば良く常に最新のソフトウェアを提供する事
が可能になった。
【0118】また、設置時に自動的にファイルサーバか
らオンラインマニュアルのデータをダウンロードする事
で従来に比べて設置作業の時間を短縮する事が可能にな
った。また、設置作業終了後に、自動的に設置手順のオ
ンラインマニュアルのデータを削除することで実動作に
不必要なファイルあるいはデータを装置内に記憶する必
要がなくなり搭載されているメモリを有効に利用する事
が可能になった。
【0119】また、オンラインマニュアルのデータを削
除する際に、自動的にマルチファンクション装置の機体
番号や使用可能な機能リストやアクセサリ名を検索サー
バに登録させる事でネットワークに接続された他の装置
からも有効に利用する事が可能になった。
【0120】また、装置のウォームアップ時間、装置が
処理可能な機能が登録したり、各装置のスリープ状態に
入った時間を管理している事でクラスタリング(重連)
を行なう際に予め指定された条件により検索サーバに登
録された各装置の情報、各装置の使用時間から最も効率
良くスリープ状態から復帰動作を行なう装置が選択され
ることになる。
【0121】[他の実施の形態例]以上に説明した実施
の形態例では、ネットワーク上にあるファイルサーバを
介してシステムプログラムの登録、検索、取得する場合
について説明したが、インターネット上のウッブサーバ
を使用してシステムプログラムの登録、検索、取得を行
っても良い。
【0122】実施の形態例では、システム全体を制御す
るためのシステムプログラム(ドライバソフトを含む)
をダウンロードする場合について説明したが、マルチフ
ァンクション装置で使用するOCR、色変換、階調補正
などの画像処理プログラムをダウンロードする場合も同
様に実現する事も可能である。
【0123】実施の形態例では、マルチファンクション
装置の機体番号をネットワーク上の検索サーバ310に
登録する場合について説明したが、機器管理サーバ32
0に登録しても同様の効果を得られる。
【0124】実施の形態例では機器管理サーバ320に
省エネ動作の条件を機器が設定する際に自動的に設定さ
れる場合について説明したが、機器の操作部から管理者
がスリープする条件を設定しておき、機器管理サーバが
一定時間毎に設定された条件を読み出してチェックして
も良い。
【0125】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0126】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納された
プログラムコードを読み出し実行することによっても、
達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体
から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施
形態の機能を実現することになり、そのプログラムコー
ドを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実
行することにより、前述した実施形態の機能が実現され
るだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、
コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステ
ム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0127】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0128】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明した各フローチャートに対応
するプログラムコードが格納されることになる。
【0129】
【発明の効果】以上説明したよう本発明によれば、装置
のウォームアップ時間、装置が処理可能な機能が登録し
たり、各装置のスリープ状態に入った時間を管理してい
る事でクラスタリング(重連)を行なう際に予め指定さ
れた条件により検索サーバに登録された各装置の情報、
各装置の使用時間から最も効率良くスリープ状態から復
帰動作を行なう装置が選択されることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一発明の実施の形態例のシステム
構成を示す図である。
【図2】本実施の形態例におけるマルチファンクション
装置上で動作可能なプログラムをネットワーク上に接続
されたファイルサーバに登録するネットワーク動作を説
明するための図である。
【図3】本実施の形態例におけるマルチファンクション
装置がネットワーク上に接続されたファイルサーバの記
録デバイスに格納されたプログラムファイルを検索する
場合のネットワーク構成を示す図である。
【図4】本実施の形態例におけるマルチファンクション
装置上で動作可能なプログラムをネットワーク上に接続
されたファイルサーバから取得し、実行する場合のネッ
トワーク構成を示した図である。
【図5】本実施の形態例におけるファイルサーバより取
得したプログラムファイルのHTML書式の記述例であ
る。
【図6】本実施の形態例におけるマルチファンクション
装置の断面図である。
【図7】本実施の形態例におけるマルチファンクション
装置のハードウエア構成を示す精細図である。
【図8】本実施の形態例におけるマルチファンクション
装置の制御ソフト構造を説明するための図である。
【図9】本実施の形態例におけるマルチファンクション
装置のコピー処理を説明するためのフローチャート図で
ある。
【図10】本実施の形態例におけるFAX送信処理にお
けるスキャン処理を説明するためのフローチャート図で
ある。
【図11】本実施の形態例におけるFAX受信処理を説
明するためのフローチャート図である。
【図12】本実施の形態例におけるファイルサーバのフ
ァイル内容を説明するための図である。
【図13】本実施の形態例におけるマルチファンクショ
ン装置の起動時の動作を説明するためのフローチャート
図である。
【図14】本実施の形態例における操作部の構成を説明
するための図である。
【図15】本実施の形態例における操作部の機能ボタン
の詳細を示す図である。
【図16】本実施の形態例におけるオンラインマニュア
ルのデータをダウンロードし、設置後に自動的に削除す
る場合の動作を説明するためのフローチャート図であ
る。
【図17】本実施の形態例におけるクラスタリング(重
連)を行なう装置の省エネ動作から復帰する際の動作を
説明するためのフローチャート図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B011 DA01 EA02 EB06 KK03 LL06 LL14 5B021 AA01 CC06 EE05 MM02 5B089 GA11 GA26 GB06 JB15 KA05 LB12 MB01 5C062 AA05 AB40 AB42 AB46 AC22 AC61

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マルチファンクション動作可能な情報処
    理システムにおいて、 マルチファンクション装置で動作するシステムプログラ
    ムを記憶するファイルサーバと、 システムプログラムのファイルの格納位置のデータベー
    スを持つ管理サーバと、 前記マルチファンクション装置とから構成され、 クラスタリング可能なマルチファンクション装置がスリ
    ープ状態に入っている際に、予め指定された条件に合っ
    た装置から順にスリープ動作から復帰することを特徴と
    する情報処理システム。
  2. 【請求項2】 前記指定された条件は、接続されたクラ
    スタリング実行可能な装置の中で最も最近まで動作して
    いた装置であることを特徴とする請求項1記載の情報処
    理システム。
  3. 【請求項3】 前記指定された条件は、接続されたクラ
    スタリング実行可能な装置の中で指定されたジョブに対
    して必要な機能を持った装置であることを特徴とする請
    求項1記載の情報処理システム。
  4. 【請求項4】 前記指定された条件が、接続されたクラ
    スタリング実行可能な装置の中で最もウォームアップ時
    間の短い装置であることを特徴とする請求項1記載の情
    報処理システム。
  5. 【請求項5】 マルチファンクション装置で動作するシ
    ステムプログラムを記憶するファイルサーバと、システ
    ムプログラムのファイルの格納位置のデータベースを持
    つ管理サーバと、前記マルチファンクション装置とから
    構成され、マルチファンクション動作可能な情報処理シ
    ステムにおける情報処理方法であって、 前記マルチファンクション装置がスリープ状態に入って
    いる際に、予め指定された条件に合った装置から順にス
    リープ動作から復帰することを特徴とすることを特徴と
    する情報処理方法。
  6. 【請求項6】 前記指定された条件は、接続されたクラ
    スタリング実行可能な装置の中で最も最近まで動作して
    いた装置であることを特徴とする請求項1記載の情報処
    理方法。
  7. 【請求項7】 前記指定された条件は、接続されたクラ
    スタリング実行可能な装置の中で指定されたジョブに対
    して必要な機能を持った装置であることを特徴とする請
    求項1記載の情報処理方法。
  8. 【請求項8】 前記指定された条件が、接続されたクラ
    スタリング実行可能な装置の中で最もウォームアップ時
    間の短い装置であることを特徴とする請求項1記載の情
    報処理方法。
  9. 【請求項9】 請求項5乃至請求項8のいずれかに記載
    の情報処理を行なうためのコードが記憶されたコンピュ
    ータ可読記憶媒体。
  10. 【請求項10】 前記請求項1乃至請求項8のいずれか
    1項に記載の機能を実現するコンピュータプログラム
    列。
  11. 【請求項11】 前記請求項1乃至請求項8のいずれか
    1項に記載の機能を実現するコンピュータプログラムを
    記憶したコンピュータ可読記憶媒体。
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