JP2002012970A - スパッタ装置及びスパッタ方法 - Google Patents
スパッタ装置及びスパッタ方法Info
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Abstract
ともに、成膜中の基板の昇温を防止することにより基板
材質の制約を受けることなくスパッタを行う。 【解決手段】 ターゲット2と基板9との間に配置さ
れ、スパッタ粒子をイオン化させる熱陰極方式のイオン
化手段6を備え、イオン化手段6近傍に磁場発生手段7
を配置して、磁場発生手段7により発生させた磁場によ
り、イオン化手段6から発生させた熱電子をターゲット
2側へ導くようにしている。これにより、主としてター
ゲット側でプロセスガスの励起が行われることとなり、
基板側へのプラズマの拡散が抑止することができる。そ
して、ターゲット近傍におけるスパッタ粒子が増加し
て、スパッタの効率を向上するため基板表面における成
膜速度を高めることができ、且つ、基板近傍へのプラズ
マの拡散を抑止することにより、基板温度の上昇を最小
限に抑えることが可能となる。
Description
どの製造において使用する成膜装置および成膜方法に関
するものであり、特に、スパッタ粒子をイオン化して基
板表面に堆積膜を形成するスパッタ装置及びスパッタ方
法に関する。
層間絶縁膜、および光磁気ディスクの磁性層等を形成す
る際に成膜プロセスが用いられている。その際に使用さ
れる成膜装置には種々の性能が求められるが、最近、基
板に形成されたホールの内面、特にボトム部分のカバレ
ージ性の改善が求められている。
をとり説明する、従来の光磁気ディスクやコンパクトデ
ィスクでは、ディスク上に溝(グルーブ)が同心円状に
形成されており、その溝の部分は情報を記録するために
使用されていなかった。しかしながら、磁壁移動型の光
ディスクでは溝の底のボトム部分(グルーブ)も記録す
る部分とするために、溝以外の平坦部分(ランド)と同
様機能膜を形成する必要がある。しかも、グルーブとラ
ンドの間で干渉しないように境界面である溝側面では光
磁気信号がでないようにしなければならず、溝側壁面へ
の着膜量を可能な限り少なくしなければならない。
はボトムカバレッジ率(溝の周囲の面への成膜速度に対
する溝底面への成膜速度の比)の高い膜形成が必要とさ
れている。
て、低圧遠隔スパッタやコリメートスパッタ、および特
開平10−259480号公報で提案されている高周波
プラズマアシストイオン化スパッタ(略称)等の手法が
開発されてきた。
の圧力よりも低くして平均自由行程を長くしスパッタ粒
子が散乱せずまっすぐに飛行するようにするとともに、
ターゲットと基板との距離を長くして基板に垂直に飛行
しているスパッタ粒子を基板に堆積させる手法である。
板との間に基板に垂直の方向に多数の穴が空いた円筒状
の筒(コリメーター)を設置し、基板に垂直に飛行する
スパッタ粒子のみを基板に到達、堆積させる手法であ
る。
パッタ法は、基板に高周波電圧を印加し基板近傍でプラ
ズマを形成し飛行してくるスパッタ粒子をプラズマ空間
内でイオン化して、プラズマにより基板表面に発生する
マイナス電圧(セルフバイアス)でイオン化したスパッ
タ粒子を基板に対して垂直の方向に引き込み、堆積させ
る手法である。
隔スパッタ法は基板との距離を長くするため成膜速度が
低下し、原材料(ターゲット)の利用効率が低いという
問題があり、量産ではアスペクト比で4程度までのデバ
イスが限界であるといわれている。
ーの部分にスパッタ粒子が堆積して損失になるため成膜
速度が低下し、原材料の利用効率が低いという問題があ
り、アスペクト比3程度までのデバイスが限界である。
法は、基板に高周波電圧を印加しプラズマを発生させる
ため、プラズマ中の荷電粒子が基板に飛び込み基板を加
熱してしまうことから、コンパクトディスクや光磁気デ
ィスク等で基板材料として用いられている樹脂等の低融
点材料に成膜することができないという問題がある。
に成されたものであり、熱陰極イオン化機構を用いたイ
オン化スパッタ方法において、基板への堆積膜を形成す
る速度を向上すること、および成腹中の基板の昇温を防
止することにより基板材質を問わずに成膜を可能とする
イオン化スパッタ装置及びイオン化スパッタ方法を提供
することを目的とする。
は、排気系を備えたスパッタチャンバーと、前記スパッ
タチャンバー内にプロセスガスを導入するためのガス導
入手段と、前記スパッタチャンバー内に配置されたター
ゲットとを備え、前記ターゲットから蒸発させたスパッ
タ粒子を基板表面に堆積させるスパッタ装置であって、
前記ターゲットと前記基板との間に配置され、前記スパ
ッタ粒子をイオン化させる熱陰極方式のイオン化手段
と、イオン化した前記スパッタ粒子が前記基板に入射さ
れるよう、前記基板近傍に電界を形成するための電界発
生手段とを備え、前記イオン化手段近傍に磁場発生手段
を配置して、前記磁場発生手段により発生させた磁場に
より、前記イオン化手段から発生させた熱電子を前記タ
ーゲット側へ導くようにしている。
て、前記磁場発生手段は、前記ターゲットと前記基板を
結ぶ方向に磁力線を形成する機能を有する。
て、前記磁場発生手段は、前記ターゲットと前記イオン
化手段との間に設けられた第1の磁石と、前記ターゲッ
トに対して前記基板と反対側の位置に設けられた第2の
磁石とから構成されている。
て、前記ターゲットは前記基板に対向して配置され、前
記イオン化手段、前記第1の磁石及び前記ガス導入手段
を前記基板と前記ターゲットとの間に配置し、前記ター
ゲット側へ導いた電子により前記ガス導入手段から導入
される前記プロセスガスを励起するようにしている。
は、前記ガス導入手段が前記ターゲットと前記磁場印加
手段との間、あるいは当該磁場印加手段と前記イオン化
機構の間に設けられている。
は、前記ガス導入手段が円管状のパイプの中心側面にガ
ス吹き出し穴が多数形成された構造で、前記イオン化空
間の中心部を取り囲むように配置されている。
は、前記第1の磁石と前記ターゲットの間であって前記
ターゲットの中心から30mmの位置における前記磁場
の磁束密度を、150ガウス以上300ガウス以下とし
ている。
て、前記電界発生手段は、接地電位に対して0又は負極
性の周期的に変動する電圧を与えられて前記電界を形成
する。
蒸発させたスパッタ粒子をイオン化し、基板表面に形成
された電界に沿って前記スパッタ粒子を基板に入射させ
て前記基板表面に堆積膜を形成させるスパッタ方法であ
って、前記イオン化を行うイオン化空間の近傍に磁場を
形成し、前記イオン化空間に形成されるプラズマが前記
基板方向に拡散することを防止しながら前記堆積膜を形
成するようにしている。
は、前記イオン化空間の近傍に形成した磁場により、前
記イオン化空間にて生成された熱電子を前記ターゲット
の方向に導く。
は、前記磁場を、前記ターゲットと前記基板を結ぶ方向
の磁力線によって構成している。
は、ガス導入手段が前記ターゲットと前記磁場印加手段
との間、あるいは当該磁場印加手段と前記イオン化機構
の間に設けられ、前記ガス導入手段から導入されるプロ
セスガスを励起させ、前記堆積膜を形成する。
は、前記ガス導入手段が円管状のパイプの中心側面にガ
ス吹き出し穴が多数形成された構造で、前記イオン化空
間の中心部を取り囲むように配置され、前記ガス導入手
段から導入されるプロセスガスを励起させ、前記堆積膜
を形成する。
バーと、前記スパッタチャンバー内にプロセスガスを導
入するためのガス導入手段と、前記スパッタチャンバー
内に配置されたターゲットとを備え、前記ターゲットか
ら蒸発させたスパッタ粒子を基板表面に堆積させるスパ
ッタ装置であって、前記ターゲットと前記基板との間に
配置され、前記スパッタ粒子をイオン化させるイオン化
手段と、前記基板近傍に電界を形成するための電界発生
手段とを備え、前記イオン化手段近傍に磁場発生手段を
配置している。
蒸発させたスパッタ粒子をイオン化し、前記スパッタ粒
子を基板に入射させて前記基板表面に堆積膜を形成させ
るスパッタ方法であって、前記イオン化を行う空間の近
傍に磁場を形成し、前記スパッタ粒子を蒸発させるため
のプラズマが前記基板方向に拡散することを防止しなが
ら前記堆積膜を形成するようにしている。
手段から発生させた熱電子が磁場発生手段によってター
ゲットの方向に導かれることとなり、主としてターゲッ
ト側でプロセスガスの励起が行われるため、基板側への
プラズマの拡散が抑止されることとなる。従って、ター
ゲット近傍におけるスパッタ粒子が増加して、スパッタ
の効率を向上するため基板表面における成膜速度を高め
ることができ、且つ、基板近傍へのプラズマの拡散を抑
止することにより、基板温度の上昇を最小限に抑えるこ
とが可能となる。
を適用した具体的な実施の形態について説明する。図1
は、本実施形態に係るイオン化スパッタ装置を説明する
模式図である。
ット2から放出されるスパッタ粒子をイオン化機構6で
イオン化し、基板9表面のマイナス電界11によりイオ
ン化されたスパッタ粒子を基板面に垂直に入射させ、基
板の温度を上昇させることなくボトムカバレッジ良く成
膜する手法である。
係るイオン化スパッタ装置の構成について説明する。ス
パッタチャンバー1はステンレス又はアルミ等の金属製
容器であり、電気的に接地されており、不図示のゲート
バルブにより気密が保てるようになっている。
33×10-5Pa程度まで排気可能な複合排気システム
であり、不図示のオリフィスまたはコンダクタンスバル
ブ等の排気速度調整器により排気速度の調整が可能とな
っている。
3インチ(76.2mm)程度の円盤形状とされ、バッ
キングプレートおよび絶縁物を介してスパッタチャンバ
ー1内に設置されている。バッキングプレートは水冷に
より冷却されている。ターゲット2の背後には磁石機構
3が設置されており、マグネトロンスパッタを行なえる
ようになっている。
2に印加するものであり、電圧は200〜600(V)
のマイナスの直流電圧が印加されるようになっている。
スパッタ放電用のガス(プロセスガス)を導入するもの
で、円環状のパイプの中心側面にガス吹き出し穴を形成
した構造となっており、ターゲット2直上に均一にガス
が供給されるように配置されている。
ものであり、ターゲット2から基体9へのスパッタ粒子
の飛行経路に設定されたイオン化空間60fにおいて、
熱陰極から放出された熱電子をスパッタ粒子及びスパッ
タ放電用のガスの粒子に衝突させてスパッタ粒子をイオ
ン化するものである。詳しくは、スパッタ粒子のイオン
化は、熱陰極より放出された熱電子がスパッタ粒子に衝
突してイオン化される。また、別のスパッタ粒子は、熱
電子がスパッタ放電用のガス粒子に衝突し、生成された
スパッタ放電用のガスの励起種またはイオンがスパッタ
粒子に衝突することによりイオン化されるものである。
示す模式図である。図2の例では、イオン化機構6と磁
石機構7の間にガス導入手段5を配置している。イオン
化機構6、磁石機構7及びガス導入手段5の各機能は図
1のイオン化スパッタ装置と同様である。
である。具体的には、イオン化機構6は、直列につなが
れたフィラメント60aに直流電源60dより電流を流
し加熱して熱電子を放出させる。グリッド60bは網目
構造であり、直流電源60eによりプラスの電圧が印加
されることにより、フィラメント60aから放出された
熱電子がグリッド60bに向かって加速される。
り抜けスパッタ粒子の軌道であるイオン化空間60fに
至り、ターゲット2方向に導かれながらスパッタ粒子及
びアルゴン粒子と衝突し、スパッタ粒子及びアルゴン粒
子をイオン化又は励起した後に最終的にターゲット2直
上のシース部およびグリッド60bに捕捉される。
粒子がターゲット2から放出されたスパッタ粒子に衝突
し、スパッタ粒子をイオン化する。
W,W、等の熱電子放出係数の大きなものが採用され、
グリッド60bは巾1mm、ピッチ3mm程度の網目構
造のものが採用されている。
ド60bの片側、磁石機構7はケーシング60cと同電
位であり、ケーシング60cは直流電源60gにより任
意の直流電圧を印加することが可能な構成となってお
り、本実施形態ではマイナスの直流電圧を印加してい
る。
石機構7の機能について詳細に説明する。本実施形態の
磁石機構7は中心部分が空洞のドーナツ型の電磁石であ
り、ターゲット2とイオン化機構6の間に配置されてお
り、イオン化機構6に固定されている。
は、磁石機構7の中心の空洞部を通り、イオン化空間に
至りイオン化され基板9に堆積する。磁石機構7により
形成される磁場は、本実施形態においてはターゲット2
側がN極、イオン化機構6側がS極となっている。
石が存在しない場合に磁石機構7により形成される磁場
は図4に示すようになり、同心円状の磁力線38が形成
されるが、本実施形態においてはマグネトロンスパッタ
用の磁石機構3が近傍に存在するため、図5に示すよう
な磁力線48が形成される。
電磁石を用いているが、同様の磁場を形成できる永久磁
石を用いることも可能である。
はグリッド60bに向かって加速され高エネルギーの電
子となり、磁力線48に沿って螺旋運動をしながらター
ゲット2の方向に導かれアルゴン粒子と衝突しアルゴン
イオンおよびアルゴン励起種を生成する。
タ粒子のイオン化に使われるのではなく、一部はアルゴ
ンイオンのまま電子の動きに追従し、ターゲット2の方
向に導かれる。従って、ターゲット2近傍のアルゴンイ
オンの密度が増しターゲットに入射するアルゴンイオン
の数が増加することから、スパッタされるスパッタ粒子
の量が増加し、結果として基板9の成膜速度を大きくす
る効果が得られる。
ゴンイオンがターゲット2方向に導かれることから、基
板9方向へのプラズマの拡散が防止され、イオン化空間
60fにおいて高密度プラズマが維持されている。
防止されていることから、基板9への電子の入射が防止
され基板9の昇温が抑制される効果がある。
たとおりイオン化機構6の下部に接するかたちか、ある
いはイオン化機構6の外周に接する状態で配置すること
が望ましく、ターゲット2表面より20mm〜80mm
程度の距離を隔てて配置することが望ましい。また、磁
場強度については、ターゲット2の中心より30mm程
イオン化機構6側の位置において、150ガウス〜30
0ガウス程度の磁束密度の磁場を設定することが望まし
い。
ッタチャンバー1に気密に設置されており、ターゲット
2に対して平行に基板9を保持できるようになってい
る。基板ホルダー10と基板9との間には絶縁物を介し
て、好ましくは基板9に対して平行に引込電極12が取
付けられている。
ンシンセサイザー)13と電力増幅器14により構成さ
れた電圧印加手段が接続されている。この電圧印加手段
により基準電位である接地電位に対して負極性の周期的
に変動する矩形波の電圧が引込電極12に印加される。
図6は、引込電極12に印加されるバイアス電圧の一例
を示している。バイアス電圧は、所定の周期で、0又は
負極性の最小電圧(基準電位に対して振幅が最小になる
電圧)V1と、負極性の最大電圧(基準電圧に対して振
幅が最大になる電圧)V2とに変化する電圧である。こ
のバイアス電圧により、基体表面に基板9に垂直な方向
に電界11が形成され、イオン化したスパッタ粒子が電
界11に沿って(基体7に対して垂直に)加速され基板
9に到達するようになっている。
る電圧により形成されていることから、基板9として誘
電体基板を用いてもチャージアップ現象が発生せず電界
11が形成され、イオン化したスパッタ粒子を基板9に
対して垂直に引き込むことが可能となっている。
ン化成膜方法の動作について説明する。基板ホルダー1
0に基板9をセットし複合排気系16によりスパッタチ
ャンバー内を少なくとも5.0×10-5Pa程度まで排
気する。次に磁石機構7を動作させ磁力線8を形成する
とともにイオン化機構6を動作させる。
ーゲット2とイオン化機構6の間のA点において150
ガウス〜300ガウス程度の磁束密度が得られるように
設定するとともに、フローティング用直流電源60gを
動作し任意の値に設定し、フィラメント用直流電源60
dを動作しフィラメント60aを加熱し、グリッド用直
流電源60eによりグリッド60bに10V〜200V
程度のプラスの直流電圧を印加し、イオン化空間60f
に熱電子を放出させる。
が、スパッタ粒子が十分にイオン化されるようにグリッ
ド60bに流れ込む電流(エミッション)の値は成膜中
において5A以上に設定することが望ましい。
等のプロセスガスを導入し、複合排気系16の排気速度
調整器を制御してスパッタチャンバー1内を0.2Pa
〜10Pa程度に維持し、スパッタ電源4を動作しスパ
ッタリング放電を生じさせ、スパッタを開始する、同時
に、信号発生器13と電力増幅器14を動作し引込電極
12に高周波電圧を印加し、基板表面で基板9に垂直な
方向に引込み用電界11を形成する。
例えば前述したように図6に示すような矩形波を用い、
矩形波の基準電圧0Vに近い負の最小電圧V1では電子
が入射可能となるように浮遊電位(電気的に絶縁された
基体がプラズマ中に置かれた場合にプラズマにより発生
する基体の電位である。本実施形態では引込電極12に
電圧を印加しない場合に基体7に発生する電位)よりも
若干正になるようにする。具体的には負の最小電圧V1
の値を0Vから−10Vの範囲から選択するとよい。矩
形波の負の最大電圧V2は逆スパッタの効果が発生し成
膜速度が著しく減少しないようにするため−20Vから
−100Vの範囲から選択される値に設定することが望
ましい。また、基体のチャージアップを防止しながらイ
オンを効率良く入射させるために、周波数は100KH
z以上とし、更には波形のデューティーは1対50以
上、即ち、V2に印加している時間に対するV1を印加
している時間の比が50分の1以下となるように設定す
ることが望ましい。
タを行なった後に、基板シャッター15を開け成膜を開
始する。スパッタ放電によりスパッタされた粒子は、イ
オン化空間60fでイオン化されて基板9に向かって飛
行し、基板表面の引込電界11により加速され基板9に
対して垂直に引き込まれ、基板9に形成されている溝の
底面に効率よく堆積する。
後、シャッター15を閉じ、信号発生器13、電力増幅
器14、スパッタ用電源4、およびガス導入手段5を停
止させ、次に、イオン化機構6のフィラメント電源60
4、グリッド電源605、フローティング電源607、
電磁石用電源701を停止させる。最後に不図示のゲー
トバルブを閉じスパッタチャンバー1をリークさせ、基
板9を基板ホルダー10より取り外す。
態において以下のような条件でスパッタを行った。 ・ターゲット2の材質:アルミニウム ・ターゲット寸法:φ76.2*t3mm ・ターゲット2への投入電力:300W ・ターゲット⇔基板間距離:155mm ・基板:Siウエハ ・基板寸法:φ76.2mm ・膜厚:2000Å ・スパッタチャンバー内圧力:1.0Pa ・プロセスガス種:アルゴン ・プロセスガス流量:143sccm ・イオン化機構グリッド電圧:50V ・イオン化機構グリッド電流:15A ・イオン化機構フローティング電源電圧:−40V ・引込電極交流電圧:最小値0V、最大値−30V ・引込電極交流電圧周波数:500kHz ・引込電極交流電圧デューティー:1対100
電源70aを可変し、イオン化機構6の近傍に形成され
る磁場を変えて成膜を行ない、基板温度を測定した値を
示した図である。図中の横軸は、ターゲット2とイオン
化機構6の間のA点における磁束密度の値である。図7
に示すとおり、本発明の実施形態のイオン化スパッタ方
法およびイオン化スパッタ装置によると、成腹中の基板
温度の上昇が大幅に軽減されている。例えば、A点にお
ける磁束密度を150G以上とした場合では基板温度を
50℃以下で成膜することが可能である。この結果は、
低融点材料の基板への成膜が可能であることを意味して
おり、低融点材料の基板磁壁移動型光磁気ディスク等の
製作において極めて有効であることを示している。
件において、同様に電磁石用電源70aを可変しイオン
化機構6の近傍に形成される磁場を変えて成膜を行な
い、基板9に堆積する膜の形成速度を測定した。
軸はターゲット2とイオン化機構6の間のA点における
磁束密度の値を示しており、縦軸は堆積膜の形成速度を
示している。図8に示すとおり、本発明の実施形態のイ
オン化スパッタ方法およびイオン化スパッタ装置によれ
ば、A点における磁束密度を所定の値に設定することに
より、堆積膜の形成速度を向上させることができる。例
えば、A点における磁束密度を150G以上とした場合
では、磁場を形成しない場合と比較して50%以上堆積
膜の形成速度が増加している。
件において、基板のボトムカバレッジ率を測定した。具
体的には、イオン化機構6の近傍に形成される磁場をタ
ーゲット2とイオン化機構6の間のA点において200
Gとし、ボトム幅0.25μm、アスペクト比4のサン
プル基板に成膜を行ない、基板のボトムカバレッジ率を
測定したところ、40%と良好なボトムカバレッジ率が
得られた。
態を示す概略断面図である。図9に示すように、溝10
4が高アスペクト比で形成された基板9に成膜した場合
であっても、本実施形態によるイオン化スパッタ装置に
よれば、凸部103上にスパッタ膜100を形成すると
ともに、溝104の底面及び側面101にもスパッタ膜
102を確実に形成することができ、良好なボトムカバ
レッジ率を得ることができた。
ゲット2としてSiO2、Alを用い、リアクティブイ
オンエッチングにより形成されたボトム巾0.25μm
でアスペクト比4の溝が形成されているAl基板のサン
プルに、SiO2:1000Å、Al:2000Åの順
番でイオン化スパッタを行い、Al基板と上層のAl膜
との間の絶縁耐圧を測定したところ、50Vと良好な絶
縁耐圧が得られた。
製した。 ・ターゲット2の材質:Fe ・ターゲット寸法:φ76.2×t3 mm ・ターゲット2への投入電力:400W ・ターゲット⇔基体間距離:155mm ・基体寸法:φ2" (50.8mm) ・膜厚:2000Å ・スパッタチャンバー内圧力:1Pa ・スパッタ放電用ガス種:アルゴン ・A点における磁束密度:200G ・イオン化機構グリッド電圧:50V ・イオン化機構グリッド電流:20A ・イオン化機構フローティング電源電圧:−40V ・引込電極電圧:最小値0V、最大値−60V ・引込電極電圧周波数:500kHz ・引込電極電圧デューティー:1対100 ・A点における磁場強度:150G
量及び複合排気系16のコンダクタンスバルブを固定する
ことによりスパッタチャンバー1内の圧力Pを2Pa、アル
ゴンガスのスパッタチャンバー1内の滞留時間τを0.3se
cとして、ボトム巾0.25μm、アスペクト比4のサンプル
基体に試料を作成した。
と磁場発生手段7間のターゲット2の直上に移動したこと
を除いて、上記の実施例5と同じ条件にてボトム巾0.25
μm、アスペクト比4のサンプル基板に試料を作成し
た。
ン化機構6と基体ホルダー10の間に移動したことを除い
て、上記の実施例5と同じ条件にてボトム巾0.25μm、ア
スペクト比4のサンプル基板に試料を作成した。
造とせず、一つの穴から噴出す構造としたこと除いて、
上記の実施例5と同じ条件にてボトム巾0.25μm、アスペ
クト比4のサンプル基板に試料を作成した。
発生手段7の外周より10cm離れたところに移動したこと
を除いて、上記の比較例2と同じ条件にてボトム巾0.25
μm、アスペクト比4のサンプル基板に試料を作成し
た。
いてボトムカバレッジ率を測定した。
位置を本実施例の位置に設置すること、また円環状の複
数穴の開いた構造にすることによって、比較例よりもボ
トムカバレッジ率が向上している。また従来例の低圧遠
隔スパッタでボトム巾0.25μm、アスペクト比4の基板
に成膜した場合には、ボトムカバレッジ率は16%程度と
なり、低圧遠隔スパッタと比較しても高ボトムカバレッ
ジ率の膜が得られていることがわかる。
ーゲットにCu(銅)を用い、同様に成膜を行った。
条件において、ターゲットにCu(銅)を用い、同様に成
膜を行った。
いてボトムカバレッジ率を測定した。
位置を本実施例の位置に設置すること、また円環状の複
数穴の開いた構造にすることによって、ボトムカバレッ
ジ率が向上している。
ーゲットにTbFeCoの3元合金のターゲットを用いて同様
に成膜を行った。
の条件において、ターゲットにTbFeCoの3元合金を用
い、同様に成膜を行った。
いてボトムカバレッジ率を測定した。
位置を本実施例の位置に設置すること、また円環状の複
数穴の開いた構造にすることによって、ボトムカバレッ
ジ率が向上している。
パッタ用電源4にRF電源、ターゲットにSiO2を用いて同
様に成膜を行なった。
条件において、スパッタ用電源4にRF電源、ターゲット
にSiO2を用い、同様に成膜を行った。
いてボトムカバレッジ率を測定した。
位置を本実施例の位置に設置すること、また円環状の複
数穴の開いた構造にすることによって、ボトムカバレッ
ジ率が向上している。
ば、イオン化機構6から発生させた熱電子を磁石機構
3,7によって形成した磁場(磁力線48)によって、
ターゲット2の方向に導くため、ターゲット2の近傍に
おけるプロセスガスの励起を促進してターゲット2の近
傍にてプラズマを集中的に生成することができる。これ
により、基板9の近傍にプラズマが拡散することを抑止
することができ、基板9の温度の上昇を低減することが
でき、また、ターゲット2近傍におけるプラズマの生成
を促進することによりスパッタの効率を向上させること
が可能となる。
用いたイオン化スパッタにおいて、基板への堆積膜を形
成する速度が向上し、成腹中の基板の昇温を防止するこ
とにより基板材質を問わずに成膜が可能となる。これに
より、高アスペクト比の溝又はホールを形成することが
でき、良好なボトムカバレッジ率が求められるデバイス
ヘの堆積膜の形成を効率良く行なうことができる。従っ
て、特に次世代DRAM等のデバイス、及び磁壁移動型
の光磁気ディスク等の製作に適用することが可能とな
る。
置の構成を示す模式図である。
置の別の構成例を示す模式図である。
置におけるイオン化機構の構成を示す平面図である。
置において、ターゲットとイオン化機構との間に配置さ
れた磁石機構が単体で形成する磁力線を示す模式図であ
る。
置において、ターゲットとイオン化機構との間に配置さ
れた磁石機構と、ターゲットの下部に配置された磁石機
構により形成される磁力線を示す模式図である。
置において、引込電極に印加する交流電圧の波形を示す
特性図である。
置において、具体的な実験例の評価結果を示す特性図で
ある。
置において、具体的な実験例の評価結果を示す特性図で
ある。
置による成膜により、ボトムカバレッジ率が向上した状
態を示す模式図である。
Claims (15)
- 【請求項1】 排気系を備えたスパッタチャンバーと、 前記スパッタチャンバー内にプロセスガスを導入するた
めのガス導入手段と、 前記スパッタチャンバー内に配置されたターゲットとを
備え、 前記ターゲットから蒸発させたスパッタ粒子を基板表面
に堆積させるスパッタ装置であって、 前記ターゲットと前記基板との間に配置され、前記スパ
ッタ粒子をイオン化させる熱陰極方式のイオン化手段
と、 イオン化した前記スパッタ粒子が前記基板に入射される
よう、前記基板近傍に電界を形成するための電界発生手
段とを備え、 前記イオン化手段近傍に磁場発生手段を配置して、前記
磁場発生手段により発生させた磁場により、前記イオン
化手段から発生させた熱電子を前記ターゲット側へ導く
ようにしたことを特徴とするスパッタ装置。 - 【請求項2】 前記磁場発生手段は、前記ターゲットと
前記基板を結ぶ方向に磁力線を形成する機能を有するこ
とを特徴とする請求項1に記載のスパッタ装置。 - 【請求項3】 前記磁場発生手段は、前記ターゲットと
前記イオン化手段との間に設けられた第1の磁石と、前
記ターゲットに対して前記基板と反対側の位置に設けら
れた第2の磁石とから構成されていることを特徴とする
請求項1又は2に記載のスパッタ装置。 - 【請求項4】 前記ターゲットは前記基板に対向して配
置され、 前記イオン化手段、前記第1の磁石及び前記ガス導入手
段を前記基板と前記ターゲットとの間に配置し、 前記ターゲット側へ導いた電子により前記ガス導入手段
から導入される前記プロセスガスを励起するようにした
ことを特徴とする請求項3に記載のスパッタ装置。 - 【請求項5】 前記ガス導入手段が前記ターゲットと前
記磁場印加手段との間、あるいは当該磁場印加手段と前
記イオン化機構の間に設けられていることを特徴とする
請求項4に記載のスパッタ装置。 - 【請求項6】 前記ガス導入手段が円管状のパイプの中
心側面にガス吹き出し穴が多数形成された構造で、前記
イオン化空間の中心部を取り囲むように配置されている
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の
スパッタ装置。 - 【請求項7】 前記第1の磁石と前記ターゲットの間で
あって前記ターゲットの中心から30mmの位置におけ
る前記磁場の磁束密度を、150ガウス以上300ガウ
ス以下としたことを特徴とする請求項3又は4に記載の
スパッタ装置。 - 【請求項8】 前記電界発生手段は、設置電位に対して
0又は負極性の周期的に変動する電圧を与えられて前記
電界を形成することを特徴とする請求項3又は4に記載
のスパッタ装置。 - 【請求項9】 ターゲットから蒸発させたスパッタ粒子
をイオン化し、基板表面に形成された電界に沿って前記
スパッタ粒子を基板に入射させて前記基板表面に堆積膜
を形成させるスパッタ方法であって、 前記イオン化を行うイオン化空間の近傍に磁場を形成
し、前記イオン化空間に形成されるプラズマが前記基板
方向に拡散することを防止しながら前記堆積膜を形成す
るようにしたことを特徴とするスパッタ方法。 - 【請求項10】 前記イオン化空間の近傍に形成した磁
場により、前記イオン化空間にて生成された熱電子を前
記ターゲットの方向に導くことを特徴とする請求項9に
記載のスパッタ方法。 - 【請求項11】 前記磁場を、前記ターゲットと前記基
板を結ぶ方向の磁力線によって構成したことを特徴とす
る請求項9又は10に記載のスパッタ方法。 - 【請求項12】 ガス導入手段が前記ターゲットと前記
磁場印加手段との間、あるいは当該磁場印加手段と前記
イオン化機構の間に設けられ、前記ガス導入手段から導
入されるプロセスガスを励起させ、前記堆積膜を形成す
ることを特徴とする請求項9に記載のスパッタ方法。 - 【請求項13】 前記ガス導入手段が円管状のパイプの
中心側面にガス吹き出し穴が多数形成された構造で、前
記イオン化空間の中心部を取り囲むように配置され、前
記ガス導入手段から導入されるプロセスガスを励起さ
せ、前記堆積膜を形成することを特徴とする請求項12
に記載のスパッタ方法。 - 【請求項14】 スパッタチャンバーと、 前記スパッタチャンバー内にプロセスガスを導入するた
めのガス導入手段と、 前記スパッタチャンバー内に配置されたターゲットとを
備え、 前記ターゲットから蒸発させたスパッタ粒子を基板表面
に堆積させるスパッタ装置であって、 前記ターゲットと前記基板との間に配置され、前記スパ
ッタ粒子をイオン化させるイオン化手段と、 前記基板近傍に電界を形成するための電界発生手段とを
備え、 前記イオン化手段近傍に磁場発生手段を配置したことを
特徴とするスパッタ装置。 - 【請求項15】 ターゲットから蒸発させたスパッタ粒
子をイオン化し、前記スパッタ粒子を基板に入射させて
前記基板表面に堆積膜を形成させるスパッタ方法であっ
て、 前記イオン化を行う空間の近傍に磁場を形成し、前記ス
パッタ粒子を蒸発させるためのプラズマが前記基板方向
に拡散することを防止しながら前記堆積膜を形成するよ
うにしたことを特徴とするスパッタ方法。
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