JP2002008767A - 防水用シールリング付き角型コネクタ - Google Patents

防水用シールリング付き角型コネクタ

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JP2002008767A
JP2002008767A JP2000184255A JP2000184255A JP2002008767A JP 2002008767 A JP2002008767 A JP 2002008767A JP 2000184255 A JP2000184255 A JP 2000184255A JP 2000184255 A JP2000184255 A JP 2000184255A JP 2002008767 A JP2002008767 A JP 2002008767A
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JP
Japan
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seal ring
groove
cross
sectional shape
shape
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000184255A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Endo
宏 遠藤
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Original Assignee
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 防水用シールリング付き角型コネクタのシー
ルリングがリング溝に沿って回わらないようにする。 【解決手段】 溝1の一部範囲長Lの断面形状を他の部
分の形状、例えば半円溝8と異なった形状、例えば角形
溝9とし、この部分に当接するシールリング3の断面形
状も角形溝9の形状に合わせた形状とすることにより、
形状間の段差を造りこの段差をシールリングの周わり止
め手段とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プラグ側にシー
ルリングを具備する防水角型コネクタの防水技術の分野
に属する。
【0002】
【従来の技術】防水角型コネクタは、図2に示すように
プラグ4にシールリング5が装着されている。このシー
ルリング5は合成ゴムのような弾力性のある材質からな
り、その形状は、角型のプラグ4に合わせた角型リング
であり、その切断面はほぼ円形をしている。プラグ4の
方にはこのシールリング5を図2のように嵌め込むため
の溝6がプラグを1周するように設けられている。溝6
の断面形状はシールリング5の断面円に合わせて半円状
となっている。シールリング5の1周の寸法は溝6の1
周寸法と同じになっており、嵌め込むときはシールリン
グの弾力性を利用してやや伸ばして溝6に嵌め込む。そ
うすると、シールリング5の外周側の半円の円弧部分が
プラグ4の表面より盛り上る(突出する)ような状態に
なる。
【0003】図3は、防水角型コネクタの嵌合説明図で
ある。(a)はレセプタクル7の側断面図であり、
(b)は図2のプラグ4の側面図である。レセプタクル
7の内孔寸法DR はプラグ4のシールリング5の寸法D
Pより小さく設定されているが、プラグ4をレセプタク
ル7に押し込むとシールリング5の弾力性によりレセプ
タクル7の内壁に押し潰される形でシールリング5とレ
セプタクル7の内壁およびシールリング5とプラグ4の
溝6との間が密着し、防水機能を果すことになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、シール
リング5がプラグ4の表面より盛り上って(突出して)
いるために、コネクタの取り扱い時に、シールリング5
に手指が触れるなどしてシールリング5が溝6に沿って
動いて(回わって)しまうことがある。ところが、シー
ルリング5は、角型のプラグ4の外周に合わせて角型リ
ングに成形されているため、これが正しい装着位置から
回わってしまうと、図4に示すようにシールリング5の
角の部分が溝6の平らな部分に来ることとなり、弾力性
があるとは言え、溝に密着する程度は平らな部分が平ら
な部分に密着する場合に較べて低下し、防水機能が低下
するという問題がある。
【0005】本発明の目的は、上記従来技術の問題点に
鑑みて、コネクタの取り扱い時に、手指がシールリング
に触れてもシールリングが回わらないようにした防水角
型コネクタを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の防水用シールリング付き角型コネクタは以
下のような構成を有する。第1の構成は、角型コネクタ
の中心軸に垂直な面と交わる外周に沿って防水シールリ
ング嵌め込み用の溝を有し、この溝に嵌め込まれ且つコ
ネクタ表面より予め定めた寸法だけ突出する断面寸法の
シールリングを具備する角型コネクタにおいて、溝の一
部範囲長の断面形状を他の部分と異なった形状とし、こ
の部分に当接するシールリングの断面形状も溝の断面形
状に合わせた形状としたことにより、シールリングが溝
に沿って回わらないようにしたものである。
【0007】第2の構成は、第1の構成のものにおい
て、溝の断面形状が一部範囲長では角形で他の部分では
半円形であり、シールリングも溝に嵌まる内側部分の断
面形状が前記一部範囲長に当接する範囲では角形でその
他の部分では半円形であり、外側部分の断面形状は半円
形としたものである。
【0008】第3の構成は、第2の構成のものにおい
て、コネクタ外周を1周する溝のうち長辺の溝の一部範
囲長の断面形状を角形としたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明は、従来の防水用シールリ
ング付き角型コネクタのシールリング溝とシールリング
の溝に嵌まる部分の断面形状が溝の全周に渡って同一形
状であるため、シールリングが外力によって回わってし
まうという問題を解決するためのものである。従って、
本発明の実施の形態としては、溝の形状および対応する
シールリングの形状を全周に渡って同一ではなく一部異
なる部分がある種々の形態を有することとなる。溝の一
部範囲長の断面形状を他の部分と異なった形状とすると
いう実施の形態としては、幅を変える形態、深さを変え
る形態、或いはその両者をともに変える形態、或いは円
形と角形というように、単に幅、深さではなく形そのも
のを変える形態、また深さと形を変える究極的な形態と
して、幅方向や深さ方向に突起とそれに対応する凹部を
設けるなど種々の形態が考えられる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は、本発明の実施例の形状を示す斜視図であ
って、(a)はプラグのシールリング用の溝を示す斜視
図であり、(b)はシールリング3の斜視図である。
(a)においては、溝1がプラグ2の外周を1周してい
るが、このうち上側および下側の長辺の一定範囲長Lの
部分において、幅は連続する溝と同じであるが溝の形が
角形の角形溝9となっており、その他の部分は溝の形が
半円の半円溝8となっている。
【0011】(b)のシールリング3は、(a)の溝1
の形状に適合するように、上辺および下辺の内側が一定
範囲長において角形となっており他の部分は円形となっ
ている。これを(a)の溝1に嵌め込むと溝1とシール
リング3における嵌合の角形と半円形の段差部分がシー
ルリング3の溝1に沿った移動を阻止することになり回
わり止めの機能を果すことになる。
【0012】このシールリング3をプラグ2に装着した
外観は図2の通りであり、外観上は従来のものと変わり
はない。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の防水用シ
ールリング付き角型コネクタは、シールリング溝の一部
範囲長の断面形状を他の部分と異なる形状とし、この部
分に当接するシールリングの形状も溝の前記形状に合わ
せた形状としているので、一部範囲長とその他の部分の
形状間段差がシールリングの溝に沿った移動を阻止する
こととなり、従来の角型コネクタのようにシールリング
が移動することによって防水効果が低下するというよう
なことがなくなるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の防水用シールリング付き角型コネクタ
の実施例の形状を示す斜視図である。
【図2】シールリングをプラグに装着した外観斜視図で
ある。
【図3】防水角型コネクタの嵌合説明図である。
【図4】従来の防水角型コネクタにおいてシールリング
が回わってしまった場合の説明図である。
【符号の説明】
1 溝 2 プラグ 3 シールリング 4 プラグ 5 シールリング 6 溝 7 レセプタクル 8 半円溝 9 角形溝

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 角型コネクタの中心軸に垂直な面と交わ
    る外周に沿って防水シールリング嵌め込み用の溝を有
    し、この溝に嵌め込まれ且つコネクタ表面より予め定め
    た寸法だけ突出する断面寸法のシールリングを具備する
    角型コネクタにおいて、溝の一部範囲長の断面形状を他
    の部分と異なった形状とし、この部分に当接するシール
    リングの断面形状も溝の断面形状に合わせた形状とした
    ことにより、シールリングが溝に沿って回わらないこと
    を特徴とする防水用シールリング付き角型コネクタ。
  2. 【請求項2】 溝の断面形状が一部範囲長では角形で他
    の部分では半円形であり、シールリングも溝に嵌まる内
    側部分の断面形状が前記一部範囲長に当接する範囲では
    角形でその他の部分では半円形であり、外側部分の断面
    形状は半円形である請求項1記載の防水用シールリング
    付き角型コネクタ。
  3. 【請求項3】 コネクタ外周を1周する溝のうち長辺の
    溝の一部範囲長の断面形状を角形とした請求項2記載の
    防水用シールリング付き角型コネクタ。
JP2000184255A 2000-06-20 2000-06-20 防水用シールリング付き角型コネクタ Pending JP2002008767A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004172009A (ja) * 2002-11-21 2004-06-17 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 機器用コネクタ
JP6005806B1 (ja) * 2015-07-07 2016-10-12 日本航空電子工業株式会社 防水コネクタ組立体

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