JPH0416957Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0416957Y2
JPH0416957Y2 JP1984148766U JP14876684U JPH0416957Y2 JP H0416957 Y2 JPH0416957 Y2 JP H0416957Y2 JP 1984148766 U JP1984148766 U JP 1984148766U JP 14876684 U JP14876684 U JP 14876684U JP H0416957 Y2 JPH0416957 Y2 JP H0416957Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case body
band
rotation
mount
pivot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984148766U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6163185U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1984148766U priority Critical patent/JPH0416957Y2/ja
Priority to US06/781,250 priority patent/US4626107A/en
Priority to DE19853534610 priority patent/DE3534610A1/de
Priority to GB08524209A priority patent/GB2165672B/en
Publication of JPS6163185U publication Critical patent/JPS6163185U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0416957Y2 publication Critical patent/JPH0416957Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Clocks (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (a) 産業上の利用分野 本考案は、車、二輪車等の運転中の時刻の視認
性を向上させることができる時計の回転側に関す
るものであり、特にそのクリツク構造に関するも
のである。
(b) 従来技術 従来のこの種の回転側の構造としては、実開昭
59−98385号公報に示されているようなものがあ
つた。これは、第9図に示すように、文字板、
針、ムーブメント等からなる時計表示部を内蔵す
る上胴1に袋穴1aを設け、この袋穴1aの中に
ばね2とボール3を装着し、また下胴4の上胴1
との合わせ面に第10図に示すような放射状の溝
4aを形成し、この溝4aとボール3とが係合す
ることによりクリツク操作感を生じさせるもので
あつた。
(c) 考案が解決しようとする問題点 このような構造からなる従来の回転側において
は、クリツク構造は設けられているが、下胴4に
対して上胴1が360度回転するように設定されて
いるため、文字板の12時の指標を目立つものにし
ておかなければ、12時の位置が不明になることが
あつた。
また、車等の運転中に操作する場合、上胴1を
止める位置の選択がむずかしいという問題点もあ
つた。本考案は上記従来例の問題点に鑑みなされ
たものであり、その目的は、操作性を向上すると
共に構成部品の位置等の自由度を増すことを目的
とする。
(d) 問題点を解決するための手段 本考案は、時計表示部がバンドに対して回転す
る回転側において、バンドが取り付けられるバン
ド取付台と、時計表示部を内蔵しかつバンド取付
台に自在に回転できるように嵌合されるケース本
体と、バンド取付台とケース本体の対向する面の
一方に埋設された先端に弾性的に出入するボール
を有するピボツトと、バンド取付台とケース本体
の対向する面の他方にケース本体の一定の回転角
度に対応するように複数設けられケース本体を回
転させたときにピボツトのボールを押し込むクリ
ツク溝と、バンド取付台とケース本体の対向する
面の一方に設けられた回転規制溝と、回転規制溝
が設けられた面に対向するバンド取付台又はケー
ス本体の面に設けられ回転規制溝内に突出してケ
ース本体を回転させたときに回転規制溝の縁に当
接してケース本体の回転を規制する突出部材と、
から構成されている。
(e) 実施例 以下図面に基いて本考案の実施例を説明する。
第1図は本考案の第1実施例に係るバンド取付
台の平面図、第2図は第1実施例に係るケース本
体の底面図である。
第1図に示すバンド取付台11は略リング状を
なし、バンド取付部11a、11bが12時、6時
に位置に設けられている。
第2図に示すケース本体12も略リング状をな
すものであり、時計表示部を内蔵している。
このバンド取付台11とケース本体12とは、
後述する押えリング15を介して自在に回転でき
るように嵌合されるものである。
このように、バンド取付台11とケース本体1
2とを嵌合させたときにこのケース本体12に対
向するバンド取付台11の上面11cには、放射
状に複数配列されたクリツク溝11dと、バンド
取付台11の形状に沿つて形成された回転規制溝
11eがそれぞれ12時、6時の位置に設けられて
いる。
このクリツク溝11d及び回転規制溝11e
は、図に示すように、12時又は6時の位置を中心
にして左右に30度開いた範囲に設けられている。
一方、ケース本体12のバンド取付台11に対向
する下面12aからは、バンド取付台12のクリ
ツク溝11dと回転規制溝11eにそれぞれ適合
するピボツト13と突出部材としてのピン14が
突出するように埋設されている。
このバンド取付台11とケース本体12とを嵌
合させたときの12時の位置の部分断面と6時の位
置の部分断面をそれぞれ第3図及び第4図に示
す。第3図に示すように、バンド取付台11とケ
ース本体12とは、ケース本体12の下方段部1
2cに適合する押えリング15を、裏蓋16の周
縁部16aによりケース本体12の段部12cに
押し付けて、この押えリング15の段部15aと
ケース本体12の下面12aとの間にバンド取付
台11の係合部11fを適合させることにより回
転可能に嵌合されている。
このケース本体12は、バンド取付台11に対
して自在に回転することができるものであるが、
押えリング15の外周環状溝15b内に収納され
ているパツキン17により適度にその回転が抑制
されるように設定されている。
ケース本体12には、下面12a側に開口する
穴12bが設けられており、この穴12bにピボ
ツト13が圧入されている。
このピボツト13は、管13aと、この管13
a内に収納されたバネ13bと、このバネ13b
により押圧されるボール13cとから構成されて
おり、少なくともこのボール13cがケース本体
12の穴12bの開口部から突出するように設定
されている。
従つて、ケース本体12を回転させると、バネ
13bにより押圧されているボール13cがバン
ド取付台11のクリツク溝11dに落ちたり上面
11c上に上がつたりしてクリツク操作感を生じ
させるものである。
一方、第4図に示すように、ケース本体12の
6時の位置にも、下面12a側に開口する穴12
dが設けられており、この穴12dにピン14が
圧入されている。
このピン14は、バンド取付台11に設けられ
ている回転規制溝11e内に向かつて突出してお
り、ケース本体12を回転させたときにその回転
角度が限界に達するとピン14が回転規制溝11
eの縁に当接してその回転を規制するように構成
されている。
第5図は本考案の第2実施例に係るバンド取付
台の平面図、第6図は第2実施例に係るケース本
体の底面図である。
第5図に示すバンド取付台21にも、第1実施
例のものと同様にバンド取付部21a,21b及
びクリツク溝21dが設けられている。
本実施例におけるクリツク溝21dの周囲に
は、前述した第1実施例の回転規制溝11eと同
じように作用しかつクリツク溝21dよりも浅い
回転規制溝21eが設けられている。
一方、第6図に示すケース本体22には、12時
の位置にピボツト23のみが設けられている。
このバンド取付台21とケース本体22とを第
1実施例と同じ押えリング15と裏蓋16を用い
て自在に回転できるように嵌合すると、第7図に
ら示すような状態になる。
図に示すように、ケース本体22の下面22a側
に開口する穴22bには、管23aバネ23b、
ボール23cからなるピボツト23がそのボール
23cと管23aの端部が穴22bの開口部から
突出するように圧入されている。
このため、ボール23cは、ケース本体21を
回転させたときに、バンド取付台21のクリツク
溝21dに落ちたり、回転規制溝21eの底面上
に上がつたりしてクリツク操作感を生じさせ、穴
22bから突出したピボツト23の管23aの端
部は、ケース本体22の回転角度が限界に達する
と上面21cよりも低い回転規制溝21eの縁に
当接して回転を規制するように設定されている。
従つて、この管2,3,aも前述した突出部材と
してのピン14同様の作用をする。
第8図は本考案の第3実施例を示す部分断面図
である。本考案においては、ケース本体32の外
周面32a又は下面32b等のバンド取付台31
に対向する面にクリツク溝32dを回転角度が最
大60度程度になる範囲に設け、さらに前述した第
1、第2実施例における回転規制溝も同様にして
外周面32a又は下面32b等に設けている。ま
た、本実施例においては、バンド取付台31の穴
31bにピボツト33を圧入して装着しており、
このピボツト33によりクリツク操作感が生じる
ように設定している。
尚、いずれの実施例においても、クリツク溝を
設ける範囲をケース本体が左右に各30度回転でき
る程度に設定しているが、これは適宜変更しても
良い。
但し、車、2輪車等の運転中の時刻の視認性を
高めるためには、12時の位置を左右に約30度ずつ
傾けることができれば十分であり、これ以上ケー
ス本体を回転させることが必要な場合は極めてま
れである。
また、回転規制溝を設けずに、クリツク感の有
無により回転角度が最大に達したか否かを使用者
に認知されることもできる。
(f) 考案の効果 本考案によれば、ケース本体の回転角度を一定
の範囲内に制限することにより、車等の運転中に
おける操作性を向上させることができ、目で位置
を確認することなく極めて容易に最適位置にセツ
トすることができる。
また、クリツク溝等をバンド取付台やケース本
体の一部に設けるだけで良いので、クリツク溝等
を設ける面をその一部に確保すれば良いことにな
る。従つて、バンド取付台においては、バンド取
付部付近のみを利用すれば良いので、バンド取付
部以外の部分の外形を小型化し厚みを削除するこ
とができる。
さらに、本考案においては押えリングを設けて
いるので、バンド取付台のケース本体に対する軸
方向位置を自由に変更することができ、バンド取
付台とケース本体間の隙間の調整や、バンド取付
台あるいはケース本体の外形変更や、ピボツトの
位置変更をする際に、裏蓋の形状を変更するより
も容易に対処することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例に係るバンド取付
台の平面図、第2図は第1実施例に係るケース本
体の底面図、第3図は第1図及び第2図に示すバ
ンド取付台とケース本体とを嵌合させたときの12
時位置の部分断面図、第4図は第1図及び第2図
に示すバンド取付台とケース本体とを嵌合させた
ときの6時位置の部分断面図、第5図は本考案の
第2実施例に係るバンド取付台の平面図、第6図
は第2実施例に係るケース本体の底面図、第7図
は第5図及び第6図に示すバンド取付台とケース
本体とを嵌合させたときの12時位置の部分断面
図、第8図は本考案の第3実施例を示す部分断面
図、第9図は従来の回転側の構造を示す断面図、
第10図は第9図に示す下胴の平面図である。 11,21,31……バンド取付台、12,2
2,32……ケース本体、13,23,33……
ピボツト、14……ピン、15……押えリング、
16……裏蓋。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 時計表示部がバンドに対して回転する回転側
    において、 前記バンドが取り付けられるバンド取付台
    と、 前記時計表示部を内蔵し、前記バンド取付台
    に自在に回転できるように嵌合されるケース本
    体と、 前記バンド取付台とケース本体の対向する面
    の一方に埋設され、先端に弾性的に出入するボ
    ールを有するピボツトと、 前記バンド取付台とケース本体の対向する面
    の他方に前記ケース本体の一定の回転角度に対
    応するように複数設けられ、前記ケース本体を
    回転させたときに前記ピボツトのボールを落と
    込むクリツク溝と、 前記バンド取付台とケース本体の対向する面
    の一方に設けられた回転規制溝と、 該回転規制溝が設けられた面に対向する前記
    バンド取付台又はケース本体の面に設けられ、
    前記回転規制溝内に突出して、前記ケース本体
    を回転させたときに前記回転規制溝の縁に当接
    して前記ケース本体の回転を規制する突出部材
    と、 からなることを特徴とする時計の回転側におけ
    るクリツク構造。 (2) 前記ケース本体はその外周下方に設けられた
    下方段部と裏蓋とを有し、前記下方段部と裏蓋
    の縁間に設けられた押えリングの段部と前記ケ
    ース本体の下面との間にバンド取付台の係合部
    を挟むことにより、時計ケース本体が回転可能
    にバンド取付台に嵌合されることを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の時計の回
    転側におけるクリツク構造。
JP1984148766U 1984-10-01 1984-10-01 Expired JPH0416957Y2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984148766U JPH0416957Y2 (ja) 1984-10-01 1984-10-01
US06/781,250 US4626107A (en) 1984-10-01 1985-09-27 Structure of rotating mechanism for watch case
DE19853534610 DE3534610A1 (de) 1984-10-01 1985-09-28 Drehmechanismus fuer eine uhr
GB08524209A GB2165672B (en) 1984-10-01 1985-10-01 A rotatably mounted watch case

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984148766U JPH0416957Y2 (ja) 1984-10-01 1984-10-01

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6163185U JPS6163185U (ja) 1986-04-28
JPH0416957Y2 true JPH0416957Y2 (ja) 1992-04-15

Family

ID=30706969

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984148766U Expired JPH0416957Y2 (ja) 1984-10-01 1984-10-01

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0416957Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5089364U (ja) * 1973-12-18 1975-07-29
JPS5998385U (ja) * 1982-12-22 1984-07-03 セイコーエプソン株式会社 携帯時計側の構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6163185U (ja) 1986-04-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6599009B2 (en) Wristwatch case having a rotary bezel
JPH0416957Y2 (ja)
CN1637665B (zh) 便携式时计
US5237546A (en) Timepiece with a rotating bezel
GB2165672A (en) A rotatably mounted watch case
JP2007093219A (ja) 時計装置
JPS63134991A (ja) 時計の回転ベゼル構造
JP3730173B2 (ja) 回転式べゼル装置及びこれを備えた携帯時計
US7485996B2 (en) Position retention device
JPH044233Y2 (ja)
JPH05188159A (ja) レジスターリングの保持構造
JPH071040U (ja) ヘルメット
JPH028234Y2 (ja)
JP2503190B2 (ja) ヘルメット
JP3881912B2 (ja) アンテナ回転機構
JPH0626868Y2 (ja) 飾リング体の回転構造
JP3546907B2 (ja) 時計のベゼル構造
JPH09303610A (ja) ダイヤフラム弁のハンドル兼用カバー
JPS6029910B2 (ja) 腕時計ケ−スの構造
JPH0781523A (ja) ボールジョイント部構造
JP3050788B2 (ja) 時計体の指針修正機構
JP2019120598A (ja) 携帯型電子機器
JP4170716B2 (ja) トランスミッション・ジョイント用スパイダ組立体および対応するトランスミッション・ジョイント
JPS592556Y2 (ja) 携帯時計ケ−スの防水構造
JPH0672935B2 (ja) 時計の回転ベゼル構造